JPS6011263B2 - 自動変速機用制御装置の異常検出装置 - Google Patents

自動変速機用制御装置の異常検出装置

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JPS6011263B2
JPS6011263B2 JP54124818A JP12481879A JPS6011263B2 JP S6011263 B2 JPS6011263 B2 JP S6011263B2 JP 54124818 A JP54124818 A JP 54124818A JP 12481879 A JP12481879 A JP 12481879A JP S6011263 B2 JPS6011263 B2 JP S6011263B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は自動変速機用電子制御装置、特に変速判断を、
エンジン負荷と車速との電気的検出結果に基づき変速段
選択判断回路で行なう自動変速機用電子制御装置におい
て、車速に対応する信号の異常の有無を検出する異常検
出装置に関するものである。
ここで、従来の自動変速機およびその電子制御装置の概
要を説明する。
第1図Aは、通常用いられる前進3段後進1段の自動変
速機用動力伝達系である。
トルクコンバータ100は、エンジンクランクシヤフト
101に連結されたポンプィンベラ104と、ィンプッ
トシャフト107に連結されたタービンランナ103と
、ワンウェイクラツチ105を介して固定部に取付けた
ステータ102とで構成され、遊星歯車機構12川こ回
転力を伝える。遊星歯車機構120Gま2組の遊星歯車
組と5つの摩擦要素で構成される。2組の遊星歯車組に
ついては既に周知であり、第1図Aに示す如く以下の回
転メンバ、即ちフロントキヤリア112、リアキヤリア
112′、フロントインタナルギア111、リアインタ
ナルギア111′、フロントピニオン114、リアピニ
オン114′「サンギア113で構成される。
摩擦要素は締結時にサンギア113を固定するバンドブ
レーキ108、トルクコンバータ100五こより駆動さ
れる中間藤IQ7からサンギア113への動力の断続を
行なうフロントクラッチ109、中間軸107からフロ
ントインターナルギア111への動力の断続を行なうリ
アクラッチ110、締結時にIJァキャリア112′を
固定するローリバースブレーキ115、エンジンクラン
クシャフト101の回転方向への回転のみを許すリアキ
ヤリア112′のワンウエイクラツチ105からなる。
遊星歯車機構120からはアウトプットシャフト118
に回転力が伝達される。オイルポンプ106はトルクコ
ンバータ100への作動油、各軸受、歯車部の潤滑油、
各摩擦要素108,109,110,115と、後述す
る油圧回路とへ作動油を供給する。パーキングポール1
16は後述するシフトレバーのP(駐車)レンジにおい
てパーキングギア外歯117と噛み合い、アウトプット
シャフト118を固定する。第1図Bは、第1図Aの自
動変速機の各摩擦要素に油圧を供給するための制御油圧
回路である。
なお、本図において、各管路内の圧力が等しい所につい
ては、各管路に同符号(算用数字)を付して説明の便を
計り、以下この符号を用いて説明する。また各弁装置の
作動原理は周知であるので詳細説明は省くこととする。
定圧弁(プレッシャレギュレータバルブ)131は、ポ
ンプ106から吐出された作動油圧を所望の油圧(ライ
ン圧6)に保つ。
オイルポンプ106から吐出された作動油は、管路18
を通ってバルブスプールのランド131aに作用し、バ
ルブスプールをバルブスプリング131bに対抗して押
し下げ、符号×を付したドレンポートよりドレンする。
この繰返し‘こよってライン圧6はスプリング131b
との釣合状態に保たれる。管路20はトルクコンバータ
1001こ通じ、トルクコンバータ100内を所要圧力
に保つと共に、作動油の1部をボール弁によって漏らし
、フロントクラッチ109、リヤクラツチ110の潤滑
に用いるようになっている。アクセルペダル(図示せず
)を踏み込むと後述するようにスロットル圧15が高く
なり、これがプラグ131cの一方のランドの下面に作
用してスプリング131bのばね力を助勢し、バルブス
プールを押し上げるため符号×のドレンポートへの隙間
が減少し、ライン圧6は上昇する。
同様の作用によって、後述する手動弁132がR(後限
)レンジに操作される時には、管路5よりライン圧6が
前記プラグ131cの他方のランドの下面に作用し、ス
プリング131bのばね力を更に助勢し、ライン圧6を
更に高める。
手動弁(マニュアルバルブ)132はそのバルブスプー
ル132aを手動レバー(図示せず)と機械的に連結し
、往復運動するようになっており、ライン圧6を各管路
1,2,3,4,5から次のように配圧する。
管路1→1−2シフトバルブ133、2−3シフトバル
ブ134、リアクラツチ110、管路2→2−3シフト
バルブ134、 管路3→スロットルバツクアップバルブ136、管路4
→ェマージヱンシーバルブ137、管路5→ブレッシャ
レギュレータバルブ131、1−2シフトバルブ133
、これらの各菅路は、手動レバーの各操作位置(レンジ
)においてライン圧6を下表の○印で示すよう適宜供給
される。
なお、上表から明らかなようにN(中立)レンジでは、
ライン圧6はすべて、手動弁132の符号×で示したド
レンポートよりドレンされる。
ライン圧調整弁(バキュームスロットルバルブ)135
は、ライン圧6からエンジン負荷に比例したスロツトル
圧15を生じさせて、このスロットル圧を前述したよう
に定圧弁131のバルフスプールのランド131dに作
用させライン圧6をエンジン負荷に比例して調整するも
のである。このライン圧調整弁135のバルブスプール
135aは、負圧作動のダイヤフラム式のァクチュェー
タ14川こ連結されて作動する。ダイヤフラム140a
に作用する負圧が小さい時(エンジン負荷が大きい時)
にはバルブスプール135aがアクチユエータ140内
のスプリング140Mこより押し下げられて下降位置(
図の右半分で示す位置)にあり、ライン圧6はスロツト
ル圧15として定圧弁131に伝えられ、高いライン圧
6が得られる。ダイヤフラム140aに作用する負圧が
大きい時(エンジン負荷が小さい時)にはバルフスプー
ル135aはダイヤフラム140aで引き上げられて上
昇位置(図の左半分に示す位置)にあり、ライン圧6は
管路16へ流れた分だけ低くなってスロットル圧15と
して定圧弁131に伝えられ低いライン圧6が得られる
。エンジンのマニホールド負圧は、チェックバルブ13
9を介して負圧タンク138に貯蔵されており、通電時
に開くソレノィドバルブ144を介してアクチユエータ
140のダイヤフラム140aに導かれる。
さらにこのダイヤフラム140aには、通電時に大気を
導入するソレノィド弁143からの大気圧を導びく。両
ソレノィド弁143,144を制御してダイヤフラム1
40aに作用する負圧をエンジン負荷に対応させ、即ち
エンジン負荷が大である程ダイヤフラム140aに作用
する負圧を小さくして、これによりスロットル圧15を
エンジン負荷に対応させるようになっている。スロット
ルバックアップバルブ136は、手動弁132をDレン
ジからロレンジあるいはDレンジから1レンジへ操作し
た瞬時にライン圧6が管路3へ通じてバルブスプール1
36aをスプリング136bのばね力に抗して図の左半
分に示す位置まで押し上げ、ライン圧の1部を符号×の
ドレンポートへ漏らしつつライン圧6よりも低いバック
アップ圧16を生じさせる。
このバックアップ圧16は、前述した油圧調整弁(バキ
ュームスロツトルバルブ)135のバルブスプール13
5aが上昇位置にある時(エンジン負荷が低い時)、ス
ロットル圧15として定圧弁(プレッシャレギュレータ
バルブ)131に作用し、高めのライン圧6を得て、ブ
レーキバンド108またはローアンドリバースブレーキ
115の作動遅れを防止する。またさらに1レンジにお
いて、後述する1一2シフトバルブ133が、第1遠側
に移動した時には、手動弁132から管路1を経て導か
れたライン圧6が管路8へ通じる。
又、この1レンジにおいては手動弁132から管路4を
経て後述するェマジエンシーバルブ137のバルブスプ
ール137aにライン圧6が作用し、このバルブスプー
ル137aを図の左半分に示すように押し下げられてい
る。従って、上述のように管路8へ通じたライン圧6は
管路9に導かれる。このようにして管路9を経てライン
圧6はスロットルバックアップバルブ136のバルブス
プール136aをその上限位置に押し上げて、管路16
を符号×のドレンポートへ運通し、バックアップ圧16
を発生させないようにして、過剰なライン圧の発生を防
止する。ェマ−ジェンシーバルブ137は、前述した1
レンジで1速の時の作用に加えて、R(後退)レンジの
時も管路4を経て導かれたライン圧によってバルブスプ
ール137aを押し下げられた位置にある。
これによりRレンジでは手動弁132から管路5を経て
導かれたライン圧が管路19へ通じ、フロントクラッチ
109とブレーキバンド108の解放側へ作用するよう
になっている。1一2シフトバルブ133、2一3シフ
トバルブ134は共に、手動弁132からN(中立)、
P(駐車)、R(後退)レンジ以外のレンジで管タ路1
を経て常時供給されるライン圧6を、1一2シフトソレ
ノイド141、2一3シフトソレノイド142によりそ
の非通電時オリフイス133a,134aから夫々ドレ
ィンされ、スプール133c,134cをスプリング1
33b,1340bによって図の右半分に示す位置に保
たれる。
しかし、シフトソレノィド141,142の通電時には
これによりオリフィス133a,134aを閉じてライ
ン圧を各バルブスプール133c,134cの上端に作
用させ、これらを図の左半分に示す位置に押し下げるこ
とにより各摩擦要素(リヤクラツチ110、ブレーキバ
ンド108、ローアンドリバースブレーキ115)に配
圧することができる。* 以上により手動弁132の各
操作位置において、シフトソレノィドおよび各摩擦要素
の作動の組合せは下表の通りである。
上表中、ONは通電、OFFは非通電を示し、0印は該
当要素の作用を示す。
なおバンドサーボは作動、解放共に油圧が作用する時は
受圧面積の関係上解放となる。以に、以上に述べた自動
変速機を制御する電子装置、すなわちエンジン負荷と車
遠に応じて変速位置を判断し、シフトソレノィド141
,142を通電または非通電とすると共に、アクチュェ
ータ140に作用する負圧を大気ソレノィド143、負
圧ソレノイド144の通電または非通電によって制御し
、所要のライン圧を保つ電子制御装置について説明する
なお、本発明の理解に際し、この電子制御装置の具体的
な回路構成は必要がないので、その制御方式についての
み説明し、詳細説明は略した。
このような電子制御装置の回路構成は、先に本願出願人
が提案した特糠昭54一41345号明細書、特願昭5
4−39351号明細書に説明されているものを用いて
もよい。第2図は、電子制御装置208の概略を示し、
シフトソレノィド141,142を通電または非通電と
することにより変速段を決定する変速段選択判断回路2
09と、負圧ソレノィド143及び大気ソレノィド14
4を通電または非通電とすることによりライン圧を制御
する油圧制御判断回路210とから構成されている。
変速段選択判断回路209は、手動レバー位置信号(D
レンジ信号202、ロレンジ信号203、1レンジ信号
204)によって第3図A、第3図Bに示すようなエン
ジン負荷と車遠との関係を定めた変速線を選択し、車遠
信号205およびエンジン負荷信号206と比較するこ
とによって、変速段を決定し、前記表に示したように各
変速段に対応してシフトソレノイド141,142を出
力信号141′,142′により通電または非通電とす
る。
第3図A、第3図Bに示した変速線の1例は、第3図A
がDレンジ用で、第3図Bがロレンジ、1レンジ用であ
る。
例えばDレンジであれば、第3図Aの変速線を用いて、
点X,からX2へエンジン負荷一定のまま、車遠が増加
して変速線aを越えた時変速段は1遠から2遠へ変速さ
れる。変速線bは、同様に2途から3速への変速を定め
る。2速から1速、3遠から2遠への変速は夫々、変速
線a′,b′をもとに決定し、これら変速線は第3図A
から明らかなように、より低車速側とし、ダウンシフト
時のヒステルシスを設定している。
又、ロレンジと1レンジでは第3図Bの変速線のうち夫
々d,d′とc,c′を用いて同様にして変速判断を行
なう。次に油圧制御判断回路210は、エンジン負荷信
号206とライン圧に対応する値のライン圧信号207
とを入力されて、ライン圧信号207のライン圧値と、
第4図に示すエンジン負荷に対する要求ライン圧特性か
ら得られるエンジン負荷に対応したライン圧値とを比較
して、エンジン負荷の大きさに対応したライン圧となる
ように前述したように負圧ソレノィド143と大気ソレ
ノイド144を出力信号143′,144′により通電
または非通電とし、油圧調整弁135を作動する。
なお、第4図において、斜線を付した領域は、この領域
内では両ソレノィド143,144が共に通電しないよ
うにして不要な電力消費を防ぐ不惑帯である。前述した
手動レバー位置信号202〜204は、手動レバーが各
位層を占めた時ONとなるスイッチ等のセンサによって
得られる。
車遠信号205は変速機の出力軸と共に回転する磁石に
よってON,OFF作動を繰り返すリードスイッチ等の
センサによって得られる。またエンジン負荷信号206
は、エンジンのスロツトル開度をポテンシオメータ式セ
ンサによって検出したり、ィンテ−クマニホールド負圧
をダイヤフラムによって受けて、その変位をポテンシオ
メータ式センサによって検出する等して得られる。ライ
ン圧信号207は、直接油圧を受けるダイヤフラムの変
位をポテンシオメー夕で検出して得られる他、ライン圧
調整弁135のアクチュェータ140に作用する負圧を
受けるダイヤフラムとその変位を検出するポテンシオメ
ータ式センサとで検出して得ることもできる。従来の自
動変速機とその電子制御回路は上述の如く構成されてい
るが、次のような問題があった。
電子制御回路208が、故障または電源の不良によって
作動しない時には、シフトソレノィド133,134が
非通電となって非作動であっても、前述した手動弁13
2の操作によってDレンジでは3遠、Dレンジでは2速
、1レンジでは1遠を使って走行可能である。
またこの時にはライン圧調整弁135の各ソレノィド1
43,144も非通電となりライン圧は保持されるため
通常の走行に際し支障はない。しかし、電子制御回路2
08への各入力信号202〜207に異常を生じた時は
走行に際し以下の如く大きな問題を生じる。すなわち、
各入力信号線の断線または短絡、各センサの故障が発生
してる時は対応する入力信号が異常値となり、この異常
値に基づいて、誤った変速判断あるいはライン圧制御が
行なわれていることになる。例えば車速信号205の入
力信号線やセンサに異常があれば、適切な変速が不可能
となる。本発明は、以上に述べた自動変速機の電子制御
装置の問題点に着目してなされたもので、電子制御装置
の車遠センサからの車遠信号に対する入力部に異常値検
出回路を設けて車遠信号が異常値である場合これを検出
して異常検出信号を発する異常検出装置を提供しようと
するものである。なお、以下の実施例では、この異常検
出信号を他の入力信号に関する異常検出信号と共に受け
て、変速段選択判断回路及び油圧制御判断回路に夫々異
常時処理信号を発し、所定の変速段と所定の高ライン圧
を保持させるようにした自動変速機用電子制御装置の異
常処理装置に組込んで本発明装置を説明する。以下、本
発明を実施例に従って説明する。
第5図は、本発明の第1実施例になる異常検出装置を具
えた自動変速機用電子制御装置の異常処理装置を示し、
この装置の詳細を第6図〜第10図に示す。
なお、第5図においては、先に第2図につき説明した従
来例と同様の部分を同一符号で示し、説明を省略した。
また自動変速機については、第1図に示した従来例と同
じものとして説明する。第5図において、202〜20
4は夫々、Dレンジ、0レンジ、1レンジに対応するシ
フトしバ−位置信号で、選択されているレンジに対応す
る信号は高レベル(以下「1」と略す)の信号入力であ
り、他の選択されていないレンジに対応する信号は低レ
ベルの信号入力(以下「0」信号と略す)である。
205は、車遠信号であって車速に対応する電圧値とし
て入力され、同様に206,207は、夫々エンジン負
荷に対応する信号、ライン圧信号であって、各々エンジ
ン負荷、ライン圧に対応する電圧値として入力される。
エンジン負荷に対応する信号206は、エンジン負荷が
ェソジンのスロットル関度又は吸入負圧によって代表さ
れることから、スロットル開度を検出してこれに対応し
た電圧値を出力するポテンシオメータ式スロツトル開度
センサ、又はインテークマニホルド負圧に応動するダイ
ヤフラムの変位をポテンシオメータにより検出して吸入
員圧に対応した電圧値を出力する負圧センサを可とする
エンジン負荷センサによって得ることができる。又車遠
信号205は、変速機の出力軸と共に回転する磁石によ
りオン、オフを繰返すリードスイッチ等で構成した車遠
センサによって得ることができる。更にシフトレバー位
置信号202〜204は、手動弁132(第1図B参照
)の各位暦D「 ロ、1において閉じるスイッチ等で構
成した位置スイッチによって得ることができる。変速段
選択判断回路209とライン圧制御判断回路210は、
第2図について説明したと同様に夫々1一2シフトソレ
ノイド141と2一3シフトソレノィド142への駆動
信号、負圧ソレノィド143と大気ソレノィド144へ
の駆動信号を発する。
異常値検出回路100川ま本発明の検出対象である車途
信号205の他に、手動レバー位置信号202〜204
、エンジン負荷信号としてのスロットル開度信号206
、ライン圧信号207を入力され、各信号の異常値を検
出し、異常値検出信号1052aを発する。異常値検出
回路100川ま、詳しくは後述するが、本発明による車
遠信号異常値検出回路1030の他に、手動レバー位置
信号異常値検出回路1010、スロットル関度信号異常
値検出回路1020、およびライン圧信号異常値検出回
路1040を具え、これらで構成する。
これらの異常値検出回路1010〜1040の出力10
10a〜1040aはOR回路1052に入力され、こ
れら回路の少なくとも1つから異常判断を示す「1」の
信号が発せられると、OR回路1052は異常処理回路
1051へ「1」の異常値検出信号1052aを発する
。なお、タイマ1060は、クロツク信号1060aを
各異常値検出回路IQIO〜1040へ送り、これら回
路はクロツク信号1060aが入力した時毎に作動する
異常処理回路1051は、異常値検出信号1052aを
入力されると、変速段選択判断回路209とライン圧制
御判断回路210からの信号の何如に拘わらず、シフト
ソレノィド141,142を非通電に保つと共に、負圧
ソレノィド143も非通電に保ち、大気ソレノィド14
4のみ通電する。すなわち、この時、前述した第1図の
自動変速機の説明から明らかなように、変速段は3速、
ライン圧は高圧力に保たれることになる。したがって、
1遠、2遠は手動弁132を手動レバーで1レンジ、0
レンジ位置に操作すれば夫々得られるので、1〜3速が
手動で得られることになり、修理するまでの間も走行が
可能となり、この間ライン圧は高圧力に保たれているの
で摩擦要素の滑りを生じる恐れもない。第6図は異常処
理回路1051の具体的な構成例を示す。
変速段選択判断回路209、ライン圧制御判断回路21
0からの信号を各々一方の入力端子に入力される3個の
2入力AND回路1051A〜1051Cおよび2入力
OR回路1051Dを有し、これらAND回路1051
A〜1051Cの他方の入力端子にはィンバータ105
1Eを介して、又OR回路1051Dには直接フリップ
フ。ツプ回路1051Fの出力端子Qからの信号を入力
する。フリツプフロツプ回路1051Fは、セット端子
S、リセット端子Rがいずれもエッジトリガされるもの
で、端子Sが入力信号の立上りでトリガされ、端子Rが
入力信号の立下りでトリガされる。
端子Rにはエンジンのイグニッションスィッチ1053
を介しバッテリを接続し、走行中は常時スイッチ105
3が閉じているので、バッテリからの所定電圧が印加さ
れている。端子Sには、OR回路1052の出力が入力
され、「1」の異常値検出信号1052aが入力された
時、フリップフロップ回路1051Fは「1」の出力信
号を発する。このような構成から明らかなように異常処
理回路1051は次の作用を行なう。
即ち、異常値検出信号1052aを入力された時、フリ
ップフロップ回路1051Fから「1」の信号が出力さ
れ、この信号がインバータ1051Eで反転されるため
、AND回路1051A〜1051Cは他の入力信号の
何如に拘わらずシフトソレノィド141,142、負圧
ソレノィド143を非通電とし、OR回路1051Dは
直接フリップフロップ回路1051Fの「1」の出力信
号を入力されるので、他の入力信号の何如にかかわらず
大気ソレノィド144を通電とする。この状態は、停車
のためイグニツションスイツチ1053が開かれ、フリ
ツプフロツプ回路1051Fがリセットされるまで継続
される。第7図は、手動レバー位置信号異常値検出回路
1010の具体的構成を例示する。
手動レバー位置信号202〜204は手動レバー位置信
号判別回路1011に入力され、この回路1011はク
ロック信号1060aを入力される分周回路1014と
共にカウンタ1012に接続され、カウンタ1012は
比較器1013に接続する。手動レバー位置信号判別回
路1011は2つ以上の手動レバー位置信号が「1」の
信号である時、すなわち2つ以上の手動レバー位置が選
択されていると判別したとき「1」の信号を出力する。
分周回路1014はクロツク信号1060aをシフトレ
バー位置信号の異常検出に十分な周期をもった周波数に
分周し、クロツク信号1014aを出力する。カウンタ
ー012は判別回路1011が「1」の信号を出力して
いる間、クロック信号1014aに同期して積算カウン
トし、比較器1013はカウンター012の出力が一定
カウント値に達したとき「1」の信号1010aをOR
回路1052へ出力する。なお、このようにカウンター
012に一定カウント値まで積算カウントさせることに
よって、手動レバーの操作過程で過渡的に2つのシフト
レバー位置信号が「1」の信号になるのを異常と見倣す
ような誤った異常検出を防止できる。第8図は、スロッ
トル開度信号異常値検出回路1020の具体的構成を例
示する。
車速信号205は微分回路1021に入力され、スロツ
トル開度信号206は関数設定回路1022および比較
回路1024に入力され、クロツク信号1060aは分
周回路1028に入力される。微分回路1021および
関数設定回路1022は比較回路lo23に接続され、
比較回路1023,1024はOR回路1025に、O
R回路1025および分周回路1028はカウンタ10
26に、又カウンタ1026は比較回路1027に夫々
接続される。微分回路1021は車速信号205を微分
して車両の加速度に対応する値の電圧を出力し、関数設
定回路1022はスロットル関度信号206に応じた設
定電圧を出力する。
比較回路1023は微分回路1021、関数設定回路1
022の出力信号を比較し微分回路1021の出力電圧
の方が大きいとき「1」の信号を出力する。比較回路1
024は、スロットル開度信号206が所定の最大、最
小値相当の値内にないとき「1」の信号を出力する。分
周回路1028はクロック信号1060aを分周し、十
分な周期をもったクロック信号1028aを出力する。
カウンタ1026はOR回路1025から「1」の出力
信号が出力されている間、クロック信号1028aを積
算カウントし、比較回路1027はカウント値が一定値
に達したとき、「1」の信号1020aをOR回路10
52へ出力する。比較回路1024でスロットル開度信
号206と比較する所定の最大値、最小値は、夫々スロ
ットル関度の全開、全閉(真の全閉でなくエンジンのア
イドリングを保つ小関度のこと)に対応する値で、正常
時にはスロットル開度信号206がこれら両値間の値し
か取り得ないことから、異常検出が可能である。
関数設定回路1022の出力電圧値は、車両がやや急な
降坂路を走行している時にスロットル開度に応じて得ら
れる加速度に相当する値、すなわち車両の可能な最大加
速度に近いかなり大きな加速度値に相当する値で、短時
間しか発生し得ない値である。
したがって比較回路1023,1024からの信号が、
カウンター026のカウント値を一定値以上にするまで
継続する時、これを異常と判断することができる。
第9図は、本発明にかかわる車遠信号異常値検出回路1
030の具体的構成を例示する。
手動レバー位置信号判別回路1031は本発明装置の一
部である位置判別回路を構成し、前記位置スイッチから
の手動レバー位置信号202〜204を入力され、これ
により走行レンジD、0、1レンジのいずれかを手動弁
132(第1図B参照)が選択されて走行可能な状態で
あると判別したとき、すなわち手動レバー位置信号20
2〜204のいずれか1つが「1」の信号である時「1
」の信号を出力する。比較回路1032は本発明装置の
一部であるエンジン負荷判別回路を構成し、エンジン負
荷信号としてのスロツトル開度信号206が一定値以上
のとき「1」の信号を出力する。比較回路1033は本
発明装置の一部である車遠判別回路を構成し、前記車遠
センサからの車速信号205が車速零に相当する値のと
き「1」の信号を出力する。比較回路1034も本発明
装置の一部を構成し、これは車遠信号205が最高車速
に相当する値を越えたとき「1」の信号を出力する。分
周回路1039はカウンター037及び比較回路103
8と共に本発明の一部である時限回路を構成し、分周回
路1039はクロック信号1060aを適当な周期をも
ったクロック信号1039aに分周する。AND回路1
035は手動レバー位置信号判別回路1031、比較回
路1032,1033の出力信号を入力されて論理積し
「OR回路1 036は比較回路1034、およびAN
D回路IQ35の出力信号を入力されて論理和する。カ
ウンタ1037‘まOR回路1 036の出力信号が「
1」の信号の間クロック信号i039aに同期して積算
カウントする。比較回路1038はカゥンタ1037の
カウント値が一定値に達したとき「1」の信号1030
aを出力する。以上の構成で比較器1034においては
、最高車速に相当する値を越える車遠信号はあり得ない
のでこの時異常値と判断し、又AND回路1035では
、D、ロ、1レンジでスロツトル関度が所定値以上であ
れば当然駆動力が車輪に伝えられ走行しているべき条件
で車遠が零であることは、あり得ないのでこの時も異常
値と判断し、これら異常値の少なくとも一方が上記時限
回路により設定した所定時間以上続く時、車遠信号に関
する異常値検出信号を出力し得る。第10図はライン圧
信号異常値検出回路1040の具体的構成を例示する。
記憶回路1041は、クロツク信号1060aを分周回
路1050で分周して得られるクロック信号1050a
に同期して、ライン圧信号207をサンプルホールドし
、その値を比較回路1042へ出力する。比較回路10
42は記憶回路1041の出力値とライン圧信号207
とを比較し、これらが一致するとき、すなわちライン圧
が変化してない時「1」の信号を出力する。ソレノィド
制御信号チェック回路1043はクロック信号1050
aに同期してシフトソレノィド143,144のどちら
か一方が通電され、通電を継続して保持している間、「
11の信号を出力する。比較回路1045はライン圧信
号が所定の最大値と最小値との間にないとき「1」の信
号を出力する。AND回路1046は比較回路1042
およびソレノィド制御信号チェック回路1043の出力
信号を入力されて論理積し、OR回路1047はAND
回路1046、比較回路1045の出力信号を入力され
て論理和をとる。カウンター048はOR回路1047
の出力が「1」の信号の間クロック信号1050aに同
期して積算カウントし「比較回路1049はそのカウン
ト値が一定値に達したとき「1」の信号1040aを出
力する。以上の構成で、比較回路1045においては、
ライン圧信号が正常時取り得る値の範囲(上記所定の最
大値と最小値の間)にない時これを異常と判断し、AN
D回路1046では、チェック回路1043で当然ライ
ン圧信号に変化があるべき時に比較回路1042でライ
ン圧信号に変化がない時これを検出し、ライン圧センサ
また入力信号線に異常があると判断することができる。
なお、本発明装置を含む異常処理装置は上述した構成に
代え、マイクロコンピュータで構成することもでき、こ
の場合の構成を以下第11図乃至第17図により説明す
る。
第11図において、50川ま本発明装置を含む異常処理
装置の全体を示し、これにより通常の変速段選択判断制
御、ライン圧制御判断を行い、読取専用メモリ(ROM
)503に異常時検出とその処理を追加記憶させた例で
ある。
第11図において501は中央処理装置(CPU)で、
詳しくは後述するROM503に記憶された制御プログ
ラムに基いて作動する。CPU501は外部あるいは制
御プログラム内に設けたタイマ504の割込信号に同期
して、ディジタル信号である前記した位置スイッチから
の手動レバー位置信号(Dレンジ信号202、ロレンジ
信号203、1レンジ信号204)、またアナログ信号
である前記車速センサからの車遠相当信号205、前記
エンジン負荷センサからのエンジン負荷(スロットル開
度)信号206、ライン圧信号207をそれぞれアナロ
グーデジタル変換する変換器406,407,408を
介し得た2進値信号205′,206′,207′を入
出力インターフヱ−ス回路(PiA)505を介し可変
メモリ(RAM)502に記憶させ、変速段選択判断、
ライン圧制御判断、異常時検出とその処理を行い、前記
1一2および2一3シフトソレノイド141,142の
通電を制御する。シフトソレノイド制御信号141′,
142′、前記負圧ソレノイド143、大気ソレノィド
144の通電を制御するライン圧制御信号143′,1
44′、外部モニタ506へモニタ信号506′を入出
力インターフェイス回路PiA505を介し出力する。
次に制御回路500のROM503に記憶させた制御プ
ログラムのフローチャートを第12図、第13図につき
説明する。
第12図は、先に第2図ないし第4図について説明した
電子制御回路208と同様の制御を行なう制御プログラ
ム700のフローチャートである。
すなわち、第2図の変速段選択判断回路209と同機に
、ROM503に記憶させておいた第3図に示すエンジ
ン負荷と車遠との関係に基づき変速段を決定し、シフト
ソレノィド制御信号141′,142′をRAM502
にセットする変速段選択判断ステップ702と、ライン
圧制御回路210と同様にROM503に記憶させてお
いた第4図に示すライン圧とエンジン負荷との関係に基
づいて、目標とするライン圧値となるようにライン圧制
御信号143′,1 44′をRAM502にセットす
るライン圧制御判断ステップ703とを有している。制
御プログラム70川まさらに、第13図について後述す
る制御プログラム600で発せられRAM502の所定
アドレスにセットされた各入力の異常値検出状態を示す
異常フラッグの有無を判別するステップ701と、ステ
ップ702,703でRAM502にセットされた各ソ
レノィド141〜144の作動を指示する信号141′
〜144′を出力するようにPiA505に指示するス
テップ704とから成る。
ステップ701で異常フラッグが既にセットされている
判別した時は、ステップ702〜704を行なわず第1
3図に示す制御プログラム600が実行される。
制御プログラム600は、定時間毎にタイマ504より
発生する割込信号により処理を開始し、処理プログラム
700‘ま制御プログラム600が進行している間、ス
テップ702,703の途中であっても実行を休み、プ
ログラム600の最後のRTi(ReTumfronl
ntenupt)処理61 1による処理後もとのとこ
ろから再開する。
各プログラム600,700を連続して、例えばRTi
61 1に引続きステップ701を続けて実行してもほ
ぼ同機の効果が得られるが、プログラム700はステッ
プ702、ステップ703内の処理が複雑で処理時間が
長くかかるので、プログラム6001こよる異常値検出
のためプログラム700が中断されることが多いと、通
常必要な変速段の選択判断と、ライン圧の制御が遅れる
恐れがある。
そこで実際には、前述したようにタイマ504からの割
込信号によってプログラムの600の開始を定め、割込
信号の間隔をプログラム700の処理時間より十分長め
に設定しておくのが好ましい。次に第13図に従って制
御プログラム600の全体と各入力信号202〜207
の異常値検出について説明する。
制御プログラム600‘ま、各入力信号202〜207
の異常値を検出し、異常値検出信号(異常フラッグ)を
発する異常値検出ステップ620と、異常時処理ステッ
プ630とからなり、ステップ630は、異常値検出信
号(異常フラッグ)に対応してシフトソレノィド141
,142を非通電にする指示と、大気ソレノィド144
を通電する指示と、運転者に異常状態であることを示す
モニタを作動する指示とを行なわせるべく各異常時処理
信号(異常時処理の指示)を発する。
異常値検出ステップ620は、各入力信号202〜20
7を夫々RAM502の所定アドレスより取り出し、異
常値の有無を検出する手動レバー位置信号異常値検出ス
テップ601、スロットル開度信号異常値検出ステップ
602、車速信号異常値検出ステップ603、ライン圧
信号異常値検出ステップ604、これら各異常値検出ス
テップ601〜604で異常値が検出された時に2進化
符号の異常値検出信号(異常フラッグ)をRAM502
の所定アドレスにセットする異常フラッグセット・ステ
ップ606と、各異常値検出ステップ601〜604で
異常値が検出されない時、RAM502にセットされた
異常フラッグをクリアする異常フラッグクリアステップ
605とから成っている。又、異常時処理ステップ63
Mま、シフトソレノィド141,142を非通電とする
シフトソレノィド制御信号141′,142′をRAM
502にセットするシフトソレ/イド非通電処理ステッ
プ607と、大気ソレノィド143を通電し負圧ソレノ
ィド144を非通電とするライン圧制御信号1 43′
,144′をRAM502にセットする高ライン圧制御
処理ステップ608と、運転者に異常状態を報告する外
部モニタを作動する信号506′をRAM502へセッ
トする外部モニタ作動処理ステップ609と、これら各
ステップ607〜609でRAM502の各アドレスに
セットされた信号をPiA505を介し出力する出力ス
テップ610とからなっている。処理ステップ607,
608によるシフトソレ/イド141,142の非通電
と、大気ソレノィド143、負圧ソレノィド144の通
電「非通電による効果は第1図〜第10図について述べ
た実施例と効果は同様なので説明は省略する。なお、こ
こで外部モニ夕506は音、あるいは表示、あるいは両
者を組み合せた外部モニタで、異常時にPiA505よ
り出力される信号によって、ドライバに異常発生を伝達
する。
音による警報としてはブザー、チャイム等によるもの、
予めテープに録音した音声によるもの等種々あり、表示
する警報としても発光させるもの、絵を表示するもの等
種々あり、それらのどれを単独で用いても、或いは組合
せて用いてもよい。次に、制御プログラム600の各異
常値検出ステップ601〜604の詳細について説明す
る。
ここで制御プログラム600は、前述の通り例えば時間
間隔△で定時割込みによって処理を開始するが、各異常
値検出ステップ60・1〜604は各々の入力信号20
2〜207の性格によって、必ずしも時間間隔△ですべ
て毎回異常値検出を行なう必要はなく、以下に述べる例
では異常値検出ステップ601,602,603,60
4は夫々a・△、b・△、c・△、d・△時間(a、b
、c、dは正の整数)毎に行なうようにしている。また
各入力信号202,203,204,205,206,
207は、前述したように夫々定時間毎にサンプリング
され、RAM502の各所定アドレスに記憶しておくよ
うになっており、各サンプリング周期は入力信号202
,203,204の場合△a時間、入力信号205,2
06,207の場合夫々△c時間、△b時間、△d時間
である。なお、車遠信号205とライン圧信号207は
、第15図、第17図について後述するが、異常値検出
ステップ602,604での異常値検出の都合上、次の
ように記憶しておく。
即ち、各信号205,207は夫々△c、△d時間毎に
サンプリングされるが、RAM602の各信号205,
207もこ対するアドレスは各2つ用意しておき、△c
、△d時間毎に各信号205,207の新値v、pと、
1つ前のサンプリング周期における旧値v′、p′とを
記憶するようにし、サンプリング周期△c、△d毎に書
き換えるようにする。第14図は、第13図の手動レバ
ー位置信号異常値検出ステップ601の詳細なフローチ
ャートである。本ステップ601においては、RAM5
02の5つの所定アドレスをカウンタA,B,C,Dと
して用いる。カウンタAは、RAM502に所定のサン
プリング周期△a時間毎に記憶される手動レバー位置信
号を、a・△時間毎に異常値検出するための周期の決定
に用いる。すなわちタイマ504から△時間毎に割込信
号が入ると、ステップ601aでカウンタAのカウント
値がaであるかどうかを判別し、カウント値がaでない
時にはステップ601bへ進み、ステップ601bでカ
ウント値に1を加算しスロツトル関度信号異常値検出ス
テップ602へ進む。カウント値がaの時は、ステップ
601cに進み、カウント値を0にリセットし、ステッ
プ601dへ進む。すなわちa回割込信号が入るまでは
ステップ601dは行なわれないようにしてa△時間毎
の異常値検出が行なわれる。ステップ601dでは、2
つのカウンタB,Cを用いる。カウンタBは、第1図〜
第10図について前述した例と同様にDレンジ、0レン
ジ、1レンジのうち選択されているレンジに対応する信
号が「1」となる手動レバー位置信号202′〜204
′をRAM502の所定アドレスのnビット目(本例で
はnは1、2、3)に夫々記憶させておいたビットを指
定するのに用い、カウンタCは、そのカウント値が手動
レバー位置信号202〜204のうち「1」の信号の個
数を指示する。ステップ601dでは、カウンタBのカ
ウント値を1にセットし、カウンタCのカウント値を0
とする。
次いで制御はステップ601eに進み、ここでnビット
目の手動レバー位置信号(例えばn=1ならば信号20
2、n=2ならば信号203、n=3ならば信号204
)が「1」であるかどうかを判別し、「11でなければ
ステップ601gへ、「1」の時ステップ601fに進
む。ステップ601fでは、カウンタCのカウント値に
1を加え、ステップ601gはカウンタBのカウント値
に1を加える。ステップ601hはカウンタBのカウン
ト値が4以上であるか否かを判別し、4以下の時ステッ
プ601eへ戻り、ステップ601e,601f,60
1g,601hからなるサイクルをカウン夕Bのカウン
ト値が4以上になるまで繰返す。
このサイクルの繰り返しによって信号202〜204は
すべてステップ601eで「1」か否か判別される。ス
テップ601hでカウンタBのカウント値が4以上とな
った時、ステップ601iに進み、ここでカウンタCの
カウント値が2以上か否か判別される。ここでカウンタ
Cのカウント値が2以上であるのは、手動レバーが同時
に2つの位置を選択していることを示し、前述したよう
に手動レバー位置信号202〜204が異常値であるこ
とが判別できる。第1図から第10図の例について前述
したと同様に信号202〜204の過渡的状態を除くた
め、ステップ601jにおいてカウンタDを用いる。
カウンタDのカウント値はステップ601jで、その値
が所定値k以上かどうか判別され、k以上の時、ステッ
プ606へ進み、前述したように異常フラッグがセット
され、異常処理ステップ630が実行されるようになる
。前述した説明から明らかなように、ステップ601i
へは手動レバー位置信号202〜204が継続して異常
値であってもa△時間毎にしか進まないから、結局k・
粉△時間異常値が継続した時ステップ606へ進むこと
になる。カウンタDのカウント値がk未満の時はステッ
プ601kでカウント値に1を加え、スロツトル関度異
常値検出ステップ602へ進む。またステップ601i
でカウンタCのカウント値が2未満の時はステップ60
1 1でカウンタDのカウント値を0に戻しておく。第
15図は、第13図のスロットル関度信号異常値検出ス
テップ602の詳細なフローチャートである。
本ステップ602においては、RAM602の2つの所
定アドレスをカウン夕E,Fとして用いる。カウンタE
は、第14図について前述したカウンタAと同様にステ
ップ602を実行する周期の決定に用いる。すなわちス
テップ602aではカウンタEのカウント値が所定値b
か否かを判別して、所定値bに達しない時はステップ6
02bへ進み、カゥンタEの値に1を加えた後、車送信
号異常値検出ステップ603へ進み、所定値bに達した
時はステップ602cへ進み、カウンタEのカウント値
を0に戻し、ステップ602dへ進む。すなわちスロツ
トル関度信号206′の異常値検出はD・△時間毎に行
なわれる。ステップ602dでは、RAM502より車
遠信号205′の新値vと旧値VOLDとを読み出して
、サンプリング期間b・△時間の車遠変化、すなわち加
速度値Q=v一VOLDを演算し、中央処理装置501
の所定の演算レジスタに納める。次いで制御はステップ
602eへ進む。このステップ602eでは、ROM5
03の所定アドレスに予め納めておいたスロットル関度
信号206が正常な時のスロットル開度信号206′の
最大値8max、最小値8minと、スロットル関度信
号206′の値0とを比較する。スロットル開度信号2
06′が、aminSOSamaxであれば、一応スロ
ットル開度信号206は正常とみなし、ステップ602
fに進む。上記範囲をスロットル関度信号206′が外
れる時、直ちにスロツトル開度信号206が異常と判断
し、後述するステップ602gへ進む。ステップ602
fは、ROM502内の所定アドレスに納めておいた加
速度設定値Qrと中央処理装置501の演算レジスタに
納めておいた加速度ひとを比較し、Q>Qr時にはスロ
ットル関度信号206が異常と判断し、制御はステップ
602gへ進む。Q<Qrの時にはスロットル開度信号
206が正常と判断し、後述するステップ602hへ進
む。前述した加速度設定値Qrは十分大きな加速度に相
当する値とする。
この加速度設定値Qrは1つの値であってもよいが、次
のような設定とするとよい。即ち、第18図は、車速と
、スロットル関度と、駆動力および走行抵抗の関係を示
したものであり、2/&4/&8/8の一定スロットル
開度で速度が変化した時の駆動力を示す各線(実線)と
、車遠の上昇に伴って増加する10〜20%の下り勾配
に相当する走行抵抗を示す線(点線)とが図示されてい
る。この図から明らかなように同一スロットル関度にお
いては低車遠ほど、又同一車遠においては高スロットル
開度ほど駆動力の余裕(R,、R2、R3)、すなわち
車両が得られる加速度は大きくなる。この加速度に対応
する値をROM503の所定アドレスに納めておき、ス
テップ602fでスロットル閥度と車遠からこの所定ア
ドレスを演算してROM503より取り出し加速度設定
値Qrとする。このように加速度設定値Qrを設定して
おくと、実際のスロットル開度よりもスロットル開度信
号206′が小さなスロットル関度に対応する値、すな
わち異常値である時には、実際に得られる加速度Qは設
定値Qrよりも当然大きいので、制御ステップ602g
へ進み、異常値であるのを検知できる。一方、実際のス
ロットル開度よりもスロットル開度信号206′が大き
なスロットル関度に対応する値、すなわち異常値である
時にはステップ602fでQSQrとなって異常値を判
別できるが、この場合は必要以上にライン圧が高く制御
され、また変速制御も狂うが、走行に支障はなく危険は
ないので問題はない。なお、前述したように10〜20
%の下り勾配に相当する走行抵抗をもとにして加速度設
定値を定めるようにしたのは、実際の路面の勾配が種々
あるため、これらの勾配すべてを考慮して加速度設定値
を定めることは不可能なため加速度設定値Qrを比較的
大さめの値として、誤検出が生じる可能性を減じるため
である。
ステップ602gは、RAM502の所定アドレスに設
けたカウンタFのカウント値を判別し、そのカウント値
がi以上の時、ステップ606へ進み前述したように異
常フラッグがセットされ、異常処理ステップ630が実
行されるようになる。
カウンタFのカウント値がi未満の時はステップ602
iでそのカウント値に1を加え車遠信号異常値検出ステ
ップ603へ進む。またステップ6026、さらにステ
ップ602fで異常値が検出されない時にはステップ6
02hでカゥンタFのカウント値を01こ戻してからス
テップ603へ進む。前述した説明から明らかなように
、ステップ602dへはb・△時間毎にしか進まないか
ら、ステップ602gから異常フラッグをセットするス
テップ606へは、仮りにスロツトル開度信号206′
が継続して異常値であってもi・b・△時間毎にしか進
まないことになる。
したがってタイヤと路面の摩擦係数が低く滑り易い路面
における発進時等に際してタイヤが継続的にスリップす
るような時でも、前記カウンタFのカウント値iを大き
く設定すれば、スロットル開度信号206′が異常値で
あると誤検出するのを防止できる。第16図は、第13
図中本発明に係わる車遠信号異常値検出ステップ603
の詳細なフローチャートである。本ステップ603にお
いては、RAM502の2つの所定アドレスをカウンタ
G,日として用いる。カウンタGはRAM502に所定
のサンプリング周期△c時間毎に記憶される車遠信号2
05をc・△時間毎に異常値検出するための周期の決定
に用いる。すなわち、タイマ504から△時間毎に割込
信号が入ると、ステップ603aでカウンタGのカウン
ト値がcであるか否か判別し、カウント値がcでない場
合はステップ603bへ進み、このステップ603bで
カウント値に1を加算し、ライン圧信号異常値検出ステ
ップ604へ進む。カウント値がcの時は、ステップ6
03cへ進み、カウント値を0にリセットし、ステップ
603dへ進む。ステップ603dは本発明装置中比較
回路に対応した機能を行ないこのステップでは、予めR
OM503の所定アドレスに納めておいた車両の最高速
度に相当する値vmaxとRAM503に記憶しておい
た車遠vとを比較する。本ステップ603dでv>v肌
xと判別した時は、この車速があり得ないことから直ち
に車速信号205′が異常値であると判別し、後述する
ステップ603hに進む。一方、v<vmaxの時には
車速信号が一応正常であるからステップ603eへ進む
。ステップ603eとこれに続くステップ603fは、
既に異常値でないことが確認されている手動レバー位置
信号202′〜204′と、スロットル開度信号206
′とを用いて車両が走行しているべき条件を判別し、こ
の時ステップ603gへ進む。ステップ603eは本発
明装置中位層判別回路に対応した機能を行ない、手動レ
バーが前進走行のレンジD、0、1のいずれかにある時
、すなわち前記位置スイッチからの手動レバー位置信号
202′〜204′のいずれかが「1」信号の時ステッ
プ603fへ進み、それ以外の時後述するステップ60
3iへ進む。ステップ603fは本発明装置中負荷判別
回路に対応した機能を行ない、予めROM503の所定
アドレスに納めたスロットル開度の所定値acと比較し
て、スロツトル開度8が828cの時ステップ603g
へ進み、8<8c時ステップ603jへ進む。ここで所
定値ocは車両が十分走行する程度のスロツトル関度に
相当する値とする。したがって、ステップ603e,6
03fを経てステップ603gへ進む時は車両が走行し
ているべき条件を示している。ステップ603gは本発
明装置中車遠判別回路に対応した機能を行ない、RAM
502に記憶されていた車速信号vが車遠oに対応する
か否か判別する。ここで車速信号v=oの時すなわちス
テップ603e,603fで判別した車両が当然走行し
ていなければならない条件でも車両が走行していないと
判別した時、これで車遠信号205′が異常値であると
判断し、制御はカウンタ日の値を判別するステップ60
3hへ進む。ステップ603Mま本発明装置中時限回路
に対応した機能を行ない、カウンタ日のカウント値が所
定値i以上か否か判別し、カウント値が所定値i以上の
時、即ち、ステップ603dで判別した車遠信号値の異
常又はステップ603e〜603gで判別した車遠信号
値の異常が所定時間i・c・△以上続く時、車速信号が
異常であるとして、異常フラッグをセットするステップ
606へ進み、所定値i未満の時はステップ603iへ
進み、カウント値に1を加えてライン圧信号異常値検出
ステップ604へ進む。ステップ603jはステップ6
03e,603f,603gの各々で異常値でないと判
別された時、カウンタ日のカウント値を0とする。以上
のステップ603h,603i,603jによつてj・
c・△時間車速信号205′が継続して異常値と判別さ
れなければステップ606へ進まないので、発進時にお
ける車輪スリップ等の過渡的な状態を誤検出することは
ない。第17図は、第13図のライン圧信号異常値検出
ステップ604の詳細なフローチャートである。
本ステップ604においては、RAM502の2つの所
定アドレスをカウンタ1,Jとして用いる。カウンタ1
は、RAM502に所定のサンプリング周期△d時間毎
に記憶されるライン圧信号207をd・△時間毎に異常
値検出するための周期の決定に用いる。すなわちタイマ
504から△時間毎に割込信号が入ると、ステップ60
4aでカウンタ1のカウント値がdであるか否か判別し
、カウント値がdでない場合はステップ604bへ進み
、このステップ604bでカウンタ1のカウント値に1
を加算し、次のステップ604cへ進む。ステップ60
4cでは、第12図について前述したようにROM50
2内にセットされたライン圧制御信号143′,144
′を取り出し、この信号143′,144′から負圧ソ
レノィド143または大気ソレノィド144のうちいず
れのソレノィドが作動中か判別する。ステップ604d
は、タイマ504から△時間後に割込信号が入ると、ス
テップ604a,604bを経てステップ604cで再
びいずれのソレノィド143または144が作動してい
るかを判別した後、6時間前に作動していたソレノィド
と比較し、両者が同一のソレノイドである時、ステップ
604eへ進み、同一でない時ステップ604fへ進む
。したがってステップ604eは、△時間以上負圧ソレ
ノィド143または大気ソレノィド144が引き続き通
電状態であった時、RAM502内の所定アドレスに1
をセットする。以下、説明の便宜上この所定アドレスの
値をライン圧制御フラッグ(略してCONTFLG)と
呼ぶことにする。一方、ステップ604fでは、△時間
以上ソレノィド143,144のいずれも継続した通電
状態になかったということで、RAM502の前記フラ
ッグCONTFLGの値を0とする。以上によりステッ
プ604eまたはステップ604fが実行されると、制
御は第13図に示したステップ605へ進む。タイマ5
04からの割込信号が入る毎に、上記各ステップ604
b,604c,604d,6046または604fが繰
り返され、カウンタ1の値がdとなったことが、ステッ
プ604aで判別されると、制御はステップ604gへ
進み、このステップ604gでカウンタ1の値は0に戻
され、さらにステップ604hへ進む。ステップ604
hでは、ライン圧信号207の新値pと旧値p′とをR
AM502の各アドレスより読み出し、その差、すなわ
ちライン圧変化分の値△pをCPU501の演算レジス
タ内に一時記憶する。次いでステップ604iでは、予
めROM503の所定アドレスに夫々記憶させておいた
ライン圧の最小値および最大値に相当するライン圧信号
の最小値および最大値と、ライン圧信号207とを比較
し、ライン圧信号207の値が両値の間の値である時は
、ステップ604jへ進み、それ以外の時は、ライン圧
信号207が正常時には取り得ない値であるから直ちに
異常値と判断して後述するステップ6041へ進む。ス
テップ604jでは、先に述べたステップ604eでC
ONTFLGがセットされているか否か、すなわちRA
M502の所定アドレスに1がセットされているか否か
を判別し、1がセットされている時ステップ604Mこ
進み、それ以外の時は後述するステップ604nに進む
ステップ604kでは、ステップ604hで先に求めた
ライン圧変化分の値△pが0か否か、すなわちライン圧
に変化が無かったか否かを判別し、△pェ0すなわちラ
イン圧に変化がなかった時はステップ6041に進み、
△p=0でなくライン圧変化があった時はステップ60
4nへ進む。これらステップ604j,604kでは、
ステップ604iにおいてライン圧信号207が偶然に
最小値と最大値との間の値であっても、ライン圧を変化
させるべく負圧ソレノィド143、大気ソレノィド14
4のいずれかが通電されているのを(CONTFLG=
1の時)をステップ604iで判別すると共に、この時
ステップ604kでライン圧変化がないのを(△p=0
)を判別することによって、ライン圧信号207が異常
値であるのを的確に判別することができる。
ステップ6041は、カウンタJのカウント値が1以上
であるか杏か判別し、1以上の時にはステップ606へ
進み、前述したように異常フラッグがセットされ、異常
処理ステップ603が実行されるようになる。
ステップ6041でカウンタJのカウント値が1に満た
ない時はステップ604mへ進み、カウント値に1を加
算し、第13図に示した異常フラックークリアステツプ
605へ進む。
またステップ604nは、カウンタJのカウント値を0
に戻しておくもので、ステップ604iでCONTFL
G=1でない時ステップ604kを省略して異常値でな
いと判断した時や、ステップ604kでライン圧変化が
あって異常値でないと判断した時に働く。ここで、ステ
ップ6041,604m,604nにおいて、ライン圧
信号207が、1回異常値と判断された時、すなわち時
間にしてd・△・1時間継続して異常値が検出された時
以外、異常処理が行なわれないようにしたのは、瞬間的
なライン圧の上昇または下降や各ソレノィド143,1
44の作動に対するライン圧変化の時間遅れを除き、異
常値と誤判断しないようにするためである。以上説明し
たように、第1図に示すような自動変速機に対し第2図
ないし第10図または第11図ないし第17図に示した
ように本発明による電子制御装置の異常検出装置を設け
れば、電子制御装置への車速信号に異常値が生じた時、
異常値検出信号を発し、実施例で説明したようにこの信
号に基づいて異常処理装置が変速段選択判断回路とライ
ン圧制御判断回路に異常処理信号を発して実施例のよう
にシフトソレノイド141,142を共に非通電、大気
ソレノィド144を通電とする等して、所定の変速段と
所定の高ライン圧を保つことにより、車遠信号の異常値
によって生ずる変速段の誤判断あるいはライン圧低下に
もとずく、不都合と危険とを防止することができる。
なお、本発明においては、負圧ソレノィド143、大気
ソレノィド144、シフトソレノィド141,142の
制御を、これらに関連するライン圧制御用の弁や変速段
制御用の弁および管路の構成に応じ、高ライン圧や所定
の変速段を得るのに、適宜実施例と異なる通電、非通電
の組み合わせとしてもよいことはもちろんである。
また、実施例のようにライン圧を電気的に制御せず車遠
信号を変速段選択判断にのみ用いる自動変速機にも本発
明を適用できること明らかである。
【図面の簡単な説明】
第1図Aは自動変速機の一般的なギャトレーン概略図、
第1図Bは同じくその電子式変速制御装置の油圧系統図
、第2図は第1図Bに示す変速制御装置の電子制御部を
示すブロック線図、第3図は自動変速機の変速線を例示
する線図、第4図は自動変速機のライン圧変化特性図、
第5図は第2図の電子制御部に本発明装置を設けて示す
ブロック線図、第6図乃至第10図は夫々本発明装置の
各部を詳細に示すブロック線図、第11図は本発明装置
をマイクロコンピュータにより構成した別の例を示すブ
ロック線図、第12図乃至第17図は同じくその制御プ
ログラムを示すフローチャート、第18図は自動車の下
り勾配路面走行中における駆動力余裕を示す線図である
。 100……トルクコンバータ、101……エンジン出力
軸、106……オイルポンプ、108,109,110
,115・・・・・・摩擦手段、118・・・・・・変
速機出力軸、120・・…・遊星歯車機構、131・・
・・・・定圧弁、132・・・・・・手動弁、135・
・・・・・フィン圧調整弁、138・・・・・・負圧タ
ンク、140……アクチユエータ、141,142……
シフトソレノィド、143・・・・・・員圧ソレノィド
、144・・・・・・大気ソレノィド、202〜204
・・・・・・手動レバー位置信号、205・・・・・・
車速信号、206・・・・・・エンジン負荷信号、20
7・・・・・・ライン圧信号、209・・・・・・変速
段選択判断回路、210・・・・・・油圧制御判断回路
、406〜408・・・…アナログーデジタル変換器、
501…・・・中央処理装置、502・・・・・・可変
メモリ、503・・・・・・諸取専用メモリ、504…
…タイマ、505…・・・入出力インターフェース回路
、506・・…・外部モニタ、1000・・…・異常値
検出回路、1010・・・・・・手動レバー位置信号異
常値検出回路、1020・・・・・・スロットル関度信
号異常値検出回路、1030・・・・・・車遠信号異常
値検出回路、1040・・・・・・ライン圧信号異常値
検出回路、1051……異常処理回路、1052……O
R回路。 第1図(A) 第18図 第1図(B’ 第2図 第3図 第4図 第6図 第12図 第5図 第7図 第8図 第9図 第10図 第11図 第13図 第14図 第15図 第16図 第17図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 エンジン出力軸と連結された変速歯車機構の動力伝
    達経路を流体圧作動の摩擦手段により変更して複数個の
    変速段を得る自動変速機に備えた、エンジン負荷に対応
    するエンジン負荷信号を発するエンジン負荷センサ及び
    車両の走行速度に対応する車速信号を発する車速センサ
    からの各信号を入力されてこれら信号を予め定めたエン
    ジン負荷及び車速の関係と比較し、前記変速段および前
    記摩擦手段の作動を決定する変速段選択判断回路を有す
    る自動変速機用制御装置において、前記車速センサから
    の車速信号を車両の最高車速値に相当する信号と比較し
    、この信号を車速信号が上回った時、信号を発する比較
    回路と、この比較回路からの信号が所定時間以上続く時
    異常値検出信号を発する時限回路とを有することを特徴
    とする自動変速機用制御装置の異常検出装置。 2 エンジン出力軸と連結された変速歯車機構の動力伝
    達経路を流体圧作動の摩擦手段により変更して複数個の
    変速段を得る自動変速機に備えた、前記流体圧を摩擦手
    段に給排して前記変速段の1つ以上を選択可能にする手
    動弁と、この手動弁の選択位置を検出する位置スイツチ
    、エンジン負荷に対応するエンジン負荷信号を発するエ
    ンジン負荷センサ及び車両の走行速度に対応する車速信
    号を発する車速センサからの各信号を入力されてこれら
    信号を予め定めたエンジン負荷及び車速の関係と比較し
    、前記変速段および前記摩擦手段の作動を決定する変速
    段選択判断回路とを有する自動変速機用制御装置におい
    て、前記位置スイツチが車両の走行可能な変速段の1つ
    にあることを判別し、信号を発する位置判別回路と、エ
    ンジン負荷が所定値以上であることを判別し、信号を発
    するエンジン負荷判別回路と、車速信号が実質的に車両
    停止を示す値であることを判別し、信号を発する車速判
    別回路と、これら全回路が信号を所定時間以上発し続け
    る時異常値検出信号を発する時限回路とを有することを
    特徴とする自動変速機用制御装置の異常検出装置。
JP54124818A 1979-09-28 1979-09-28 自動変速機用制御装置の異常検出装置 Expired JPS6011263B2 (ja)

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US06/190,071 US4393732A (en) 1979-09-28 1980-09-23 Abnormality treatment device for automatic transmission control device
FR8020782A FR2466681B1 (fr) 1979-09-28 1980-09-26 Dispositif de traitement des anomalies pour systeme de controle de transmission automatique en particulier pour les vehicules automobiles
DE19803036389 DE3036389A1 (de) 1979-09-28 1980-09-26 Einnrichtung zum verbessern der arbeitsweise bei fehlerhaftem betrieb fuer eine steuereinrichtung fuer ein automatisches getriebe
GB8031378A GB2060793B (en) 1979-09-28 1980-09-29 Abnormality treatment device for automatic transmission control device

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