JPS60111624A - 高水分有機物のコンポスト化装置 - Google Patents

高水分有機物のコンポスト化装置

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JPS60111624A
JPS60111624A JP58220077A JP22007783A JPS60111624A JP S60111624 A JPS60111624 A JP S60111624A JP 58220077 A JP58220077 A JP 58220077A JP 22007783 A JP22007783 A JP 22007783A JP S60111624 A JPS60111624 A JP S60111624A
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chamber
fermentation
container
fermentation chamber
stirring
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    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
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    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
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  • Non-Flushing Toilets (AREA)
  • Processing Of Solid Wastes (AREA)
  • Treatment Of Sludge (AREA)
  • Fertilizers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は尿尿とピートモス等(以下添加物という)との
混合物を好気性発酵によって分解し、かつ、その発酵熱
に」;って水分を蒸発して混合物を粉状に近い小容積に
変し、一方2発酵による昇温て病原菌や寄生虫等を死滅
させて、もって、簡易に衛生的に土壌環元等によって処
分可能とする装置に拘るものである。
まず、第1図に示す本発明の1実施例について説明する
。(1)は容器であり、(2)はその1端部に開口する
投入管、(3)はその他端部に開口する採出口。
(4)は便器、(5)は容器(1)を横断する仕切板、
(6)は(5)と管(2)との間の容器け)上部に設け
た補助仕切板。
(7)は板(6)の通気孔、(8)は板(6)と相対の
底面に在る堰、(9)は前発酵室、00は主発醇室、(
]旧ま貯留室て。
(9)(!Oと0刀はおのおの容器(1)が(61(8
)と(5)で仕切られて成る。(12は板部)」三方の
開り、(13は容器(1)を縦貫する撹拌器、04は(
4)に装着した多数の掻爪、0υは同様の類型で、爪u
4a’sは相互に近接せぬよう回1IIJ:面」二に配
列されたものを第1図では展開図として示しである。0
0はモータ、 a′7)は減速IL(113は軸組;手
でタイマー等によりaoa’usてo3を間けっに低速
駆動する。([9は換気扇、 ’20 ハlJl気IJ
 、 (JJ) ハ弁、閲は通気管であり、 uqt2
oおよび21122はおのおの室(11)に装着されて
いる。
つぎに本発明の作用について説明する。I<尿は(4)
から(2)を経て(1)内へ落下投入され、がっ、定期
的(数口毎等)あるいは用便毎に定量の添加物を(2)
から(1)内へ投入し、a3の低速回動で撹拌混合する
。その際、(13に装着した掻爪u4は相隣する一群が
同方向に曲折していて、投入物を回動しつつ曲折方向へ
若干移送し、また、 (141より小径の類型0υは相
隣する一群が04と相反の同方向へ曲Jaiしてぃて、
投入物を回動しつつ(14と反対方向へ移送し。
投入物はuJttsで太き(移動して良く混合される。
添加物はピートモス等の易分解性低含水率の有機物であ
って、床尿との混合で平均含水率65%以下となる充分
量が投入される。撹拌器(13は1例えば3時間毎に1
5分作動し2作動時に投入物を混合してポーラスにする
と共に、混合物に空気を接触させ酸素を含有させる。し
かるときは、03の静止時に活発に発酵して78℃近(
まで昇211Mし2次の作動時には盛んに水分を蒸fl
、換気扇09によって排気口eOから放出し、混合物は
発酵熱で順次に乾燥する。投入量が発酵室(9)(1,
C1内に蓄積増加すると。
仕切板(5)の」二端開1」02を溢流して貯留室O℃
へと移送されるが2発酵密(9)(10は混合物か充分
に発酵乾燥されるに足る滞留期間(5〜40日位)に相
応の容積を持ち、含水率38%位となって貯留室u])
へ移送され、(11)」でさらに乾燥しつつ貯留して、
数ケ月位毎に口(3)から含水率2096近くにて採出
される。
なお、補助仕切板(6)は投入物が(2)から02へと
直送するを防ぎ、室1)+tIQ内で充分に撹拌され発
酵した後(12から室0刀へと移送するよう機能する。
堰(8)は(2)からの投入物が不完全混合時に水分が
(1)の底面へ流下した場合でも室(10へは流入ぜす
、室(9)内で充分に撹拌混合して後に室ooへと移送
するよう機能する。また、扇o9による点線矢印の如き
換気作用に支障なきよう仮(6)には通気孔(7)があ
り、弁21+は撹拌器03の作動的に閉し静止時に開く
よう連動装置され、よって、室(9)00の」二面はf
13の作動的に大風量が静止的に小風量が通る。第」図
では管caが室+II)ニ開IJ シ”Cイルカ、室o
llを出”’Cja+f (1!3 ヘ至ル間の管路へ
開口1していても同様に機能するは事明である。
つぎに本発明の詳細な説明する。犀尿は1人1[1平均
大便]、3C17小便1,31であって用紙を合せても
水分量が多く、撹拌すると液状をなす。これを発酵処理
して粉状にまでするには、添加物と良く混合して平均含
水率65%以下とし、がっ、酸素供給と水蒸気搬出およ
び保温の条件を要する。本発明においては簡単にして確
実に、その必要条件のすべてを111γしうる。ずなゎ
ち、容器け)を仕切板(5)によって室+9+noと(
11)とに2分する時、室(9)(10は裸出投入の如
何によらず常に必要定容積を保ち。
よって、容器(1)外への放熱が多少伴う条件下でも発
酵熱が蓄熱して芯部から容易に昇温し、糖分分解IX1
とセルロース分解菌との継承で78℃位にまで。
到達し、撹拌器(/1)の間歇作動で室(9)α0内は
均一に高温度に必要11.5間作用される。50”Cに
5時間以上置かれる時は病原菌のすべてか死滅するので
、室+10内はその条件を充分に具(+iiiする。補
助仕切板(6)を置くことで、犀尿が管(2)から口0
2へ直送されることを防ぎ、爪(8)(9)で充分に撹
拌され、室0o内に必要11.1間以上滞留する条件を
より確実にすることかできる。さらに、堰(8)を置く
ことで室(9)にて充分に撹拌混合後に室OQへと移送
し、がっ、その間の発酵熱によって室00の平均含水率
を室(9)に相対して低減し、乾燥した混合物を室(1
1)へと移送しうる。第2に、板(5)によって室(9
)QOと室Ql)とに区分して室0のから採出すること
により、必ず室(9)(toでの充分なる発酵熱処理を
経過した後に裸出することとなり、衛生管理が保証でき
る。また、含水率38%以下では水分条件不足から発酵
が不活性化するが、室(9)(toでは3896以上に
保って活溌に発酵し。
室吋では長期間の発酵によって乾燥して裸出時20%程
度の粉状にまでなしうる。また、室+91(1(Jでは
充分な撹拌の必要」二から爪(lJusを密に配するを
要すが、室(l])では爪(141のみを粗に配して装
置を簡易にし7合計所要動力を減することができる。第
3に、尿尿中には異物(例、タオル、下着、ゴム製品等
)が混入して撹拌不能となる場合が起る。本発明では、
爪(141(1Bのほぼ全長に後退角(回転面で法線に
対する遅れ角)を持たせうるので、爪への異物の巻き付
きによる支障が無(、順次に室1)+ (I O旧)へ
と移送しつつ発酵分解できる。第4に、爪Q41と卸と
の相隣する一部の曲折方向を各々相反する同一方向にす
ることにより、上記第2項の効果を持ちつつリボン撹拌
機のように大きく移動させて良く混合することが可能と
なって、前記第1項の効果を発揮できる。とくに、第1
図の1実施例の々11(爪uJ(1!jの曲折方向を配
列するときは、室(9)内で掻爪04によりよく撹拌し
つつ類型0!3で順次に室(IOへと移送し、さらに室
(IO内へと類型0!′3で誘引し。
かつ、室aO内での撹拌移送を2分し、主流として図示
のA B CD E Fの順に除々に移送する如くして
2発酵乾燥ににる含水率差を室fc+)(10内で段階
的に保持し、目標38%まで乾燥した混合物を室(1℃
へと移送しうる。第5に、」1記の第1〜4項の効果を
1軸の撹拌器(I−によって可能とし、装置を簡易化で
きたことである。一般家庭に設置する場合なとは安価で
あることか普及の成否を決するので。
その効果は絶大である。かつ、1軸になしえたことには
混合物の移送上の支障(例、架橋、固結。
冷却等)を排し1作動を確実にする効果がある一0第6
に、弁e刀と撹拌器(13の連動は、撹拌時に大風量を
容器(1)1力水間に通して水蒸気を容器外へ搬出し、
一方、非撹拌時には小風量にして室(91(IQの過冷
を防ぎつつ管(2)等からの臭気を便器(4)の反対方
向へと吸引排出することができる。以上、第1〜6の効
果は2本発明をもって初めて達しうる事柄である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の1実施例をなす装置の一部展開の側断
面図、第2図はその要部の横断面図、第3図は他の要部
の横断面図である。 (1):容器 (2)二枚入口 (3):採出1」(4
)二便器 (5):仕切板 (6):補助仕切板(7)
二連気孔 (8):堰 (91: llif発酵室α0
:主発酵室 01):貯留室 (12=開口03:撹拌
器 (I4:掻爪 (1!3:類型(10:モータ (
17:減速機 (1日:軸組=手(1g=換気扇 eO
:排気口 は:弁(22=通気管 特許出願人 −牙31刀 手続補止1’−::(的) 5 昭和6011.2月μ 昭和58 年’時 許Eg 7.220077 ;;2
、開明の名称 コンポストトイレ装置1′t 3、補正をすると iK件との関係特許出願人 住所(020−01)盛岡市上田AM1丁目24−19
氏名 71′I 水 后 4、代理人 5、 補正命令の日にJ 6、 袖市により増加する発明の数 8、補正の内容 (1)下記のとおり全文を補正する。 I゛ 明 細 書 1、発明の名称 コンポストトイレ 2、特許請求の範囲 (1)発酵室の一側上部には投入管2を接続し。 投入管?より遠方側には上部に溢流口12を持つほぼ垂
直なる壁5を設け、発酵室1内には間けつ回転するIW
拌輪軸13装置し、該攪拌軸13にはねじれ角を持つ撹
拌爪14を取付け、該爪14は発酵室のほぼ全容積に作
用するように取付けてなるコンポストトイレ装置。 (2、特許請求の範囲第1項に記載のもので、筒状の発
酵室lの一側上部に投入管2を接続し、他側上部に採出
口3を形成し、上方に溢流口12を持つほぼ垂直なる壁
5により前記発酵室l内を発酵室と貯留室とに区分し、
前記投入管2は発酵室9上に、前記採出口3は貯留室1
1上に設け、かつ、発酵室l内には間けつ回転する攪拌
軸13を装置し、該攪拌軸13にはねじれ角を持つ撹拌
爪14を取付け、該爪14が発酵室のほぼ全容積に作用
するを必須としてなるコンポストトイレ装置。 (3)特許請求の範囲第1項に記載のもので、投入管2
と壁5の間の発酵室l内底面に水害の補助壁8を設は発
酵室を前発酵室9と主発酵室lOとに区分してなるコン
ポストトイレ装置。 (4)特許請求の範囲第1項に記載のもので、攪拌軸1
3を発酵室1の横断面が回転面となる横+11bロータ
リ一式とし、かつ、ねじれ角とほぼ全長に後道角とを1
、一つ長い撹拌爪14と同様の短い撹拌爪15を設け、
撹拌爪14と撹拌爪15とのおのおのーA;Iの曲折方
向を相反する同一方向としてなるコンポストトイレ装置
。 3、発明の詳細な説明 (産業上の利用分野) 本発明は、尿尿厨芥等をコンポスト化する装:l<(、
に係るものである。 (従来技術) 従来のコンポストトイレは、例えばUSP4、196,
477の如く、大小便の貯留容器内に,網棚を設け、網
棚内に攪拌装置を設け、網棚から篩い落とされた固形分
と網棚を濾過した液分とを下方の皿上に受けて温風乾燥
後に側方へ取出していた。また、他側では、採尿と添加
物とを便器から移送過程で攪拌混合して発酵槽へは落下
堆積させるだけの装置であった。 (問題を解決するための手段) 本発明は、容器内に発酵室、貯留室、溢流口を持つ壁、
攪拌軸を構成し、地下あるいは床下等へほぼ水平に設置
して、前記発酵室内にて採尿へピートモス等(以下添加
物という)を添加させた混合物を好気性発酵させて分解
し、かつ、その発生する発酵熱によって水分を蒸発して
混合物を粉状に近い小容積に変じ、一方、発酵による昇
温で病原菌や寄生虫等を死滅させて、もって、簡易に衛
生的に土壌還元等によって処分可能の状態とし、これを
溢流口から貯留室に移動させて熟成しつつ貯留する装置
に係るものである。 第1図に示す本発明の一実施例について説明する。■は
横筒状の発酵室であり、2はその一側上部に接続する投
入管、3はその他側上部に開1」する採出口、4は投入
管2の上部に設置した便器、5は発酵室1を横断するほ
ぼ垂直の壁で上方に後述の溢流口12を具備する。6は
壁5と投入管2どの間で、発酵室l内の上部に設けた垂
直の補助41f、であり、その下端は後述する補助壁8
に達しない。7は補助壁6の上部寄りに形成した通気1
」、8は補助壁6の下方位置とほぼ相対する底面上に取
付けた水布の補助壁、9は補助壁6、補助壁8によって
形成された前発酵室で+Sij記投入竹2を接続し、1
oは壁8と壁5とによって区分し形成された同主発酵室
、11は前記壁5により仕切られ採出口3を接わ°こし
た貯留室である。即ち、発酵室9、)i、酵室lOと貯
留室11はおのおの発酵室lが補助jii 5、補助壁
8と壁5で仕切られて形成される。12は壁5」三方の
溢流1コであって、溢流1」12によって発酵室lOと
貯留室11とが接続している。13は発酵室1に装置し
た攪拌軸、14は攪拌軸に装着した多数の長い撹拌爪、
15は同様の短い撹拌爪で、撹拌爪14、撹拌爪15は
相互に近接せぬよう回転面上に配列されたものを第1図
では展開図として示しである。なお、爪14と爪15と
は発酵室9と発酵室10とのほぼ全容積に作用するよう
配列してあり、貯留室11内にも装置可能であるが必須
ではない。 また、爪14と爪15とはねじれ角をもって曲折してい
て、そのねじれ角を持った爪部分が連続したスパイラル
式をなしても良い。16はモータ、17は減速機、18
は軸継手で、タイマー等によりモータ16、減速機17
と軸継手18で攪拌軸13を間けつに低速駆動する。1
9は換気扇、20は刊気口であって換気扇19に接続し
、21はブ「、22は通気管であって弁21に接続し、
共に、貯留室11に装着されている。 なお、1個の発酵室1を壁5によって、発酵室9、発酵
室10と貯留室11と2分した実施例として説明してい
るが、2個の発酵室lが溢流口12を備えて接続した実
施例でも、接続面が壁5を形成して、本発明と同一であ
ることを附記する。また、IS!拌軸13は発酵室lを
横貫し、発酵室1内全部に撹拌爪14、IW拌爪15が
作用する実施例として示しているが、黄件としては、発
酵室10に撹拌爪14.15か作用すれば足りるので、
従って、攪拌軸13は、例えば発酵室10内に縦設した
実施例であっても本発明に該当する。 (作用) 次に作用を述べる。 凍原は用便のたびに便器4から投入債2を経て発酵室l
内へ落下投入される。厨芥等有機廃棄物を同様に便器4
から投入しても良い。しかして、本発明は、定期的(数
日毎等)あるいは用便毎に定量の添加物を投入管2から
発酵室1内へ投入するものであり、投入された添加物と
凍原とは攪拌軸13の低速回動で攪拌混合される。その
際、攪拌軸13に装着した撹拌爪14は相隣する一部が
同方向へ曲折していて、投入物を回動しつつ曲折方向へ
若干移送し、また、撹拌爪14より小径の撹拌爪15は
相隣する一部が撹拌爪14と相反の同方向へねじれ角を
持って曲折していて、投入物を回動しつつ撹拌爪14と
反対方向へ移送し、投入物は撹拌爪14、撹拌爪15で
大きく移動して良く混合される。この作用は爪14と爪
15とのねじれ角をなす爪部分が連続するスパイラル式
であっても同一である。添加物はピーi・モス等の易分
解性低含水率の有機物であって、深床との混合で平均含
水率65%程度以下となる充分量が投入される。攪拌軸
13は、例えば3時間毎に15分作動し、作動時には投
入物を良く混合してポーラスにすると共に、混合物に空
気を接触させ酸素を含有させる。しかるときは、IW拌
輔13の静止時にも活発に発酵して最高78°C位まで
y1温し、次の作動時には盛んに水分を蒸散し、換気扇
19によって排気口20から放出し、混合物は発酵熱で
順次に乾燥する。 投入量が発酵室9、発酵室lO内に蓄積増加すると、そ
の略全容積に作用する爪14と爪15との攪拌移送作用
により壁5の上端溢流口12を溢流して貯留室11へと
移送されるが、発酵室9、発酵室lOは混合物が充分に
発酵乾燥されるに足る滞留期間(5〜40日位)に相応
の容積を持ち、含水率38%位となって貯留室11へ移
送され、貯留室ll内でさらに熟成し乾燥されつつ貯留
し貯留室11内にも爪15を装置してあれば、より良く
熟成されて、数ケ月位毎に採出口3がら含水率20%近
くにて採出される。 なお、補助壁6は投入物が投入管2から溢−流口12へ
と直送することを防ぎ、発酵室9、発酵室10内で充分
に攪拌され発酵した後、溢流口12から貯留室11へと
移送するように機能する。補助壁8は水密であって投入
管2からの投入物中の遊離した水分が発酵室lの底面へ
流下した後に発酵室1oへと流入するのを防ぎ、発酵室
9内で充分に攪拌混合した後に発酵室10へと移送する
よう機能する。また、補助壁6の上部寄りには通気ロア
があり、発酵室9、発酵室10中の混合物の堆積面上を
、換気扇19によって矢印のように通気して混合物中の
蒸発水分を排気口20へと排出する。弁21は攪拌軸1
3の作動的に閉じ静止時に開くよう連動装置されている
ので、発酵室9、発酵室10の上面は攪拌軸13の作動
的には大風量が、静止的には小風量が通り、蒸発水分量
と換気量とが適合する。 (効果) 深床は1人1日平均大便で130g小便1.3文位であ
って用紙を合わせても水分星が多く、攪拌すると液状を
なす。これを発酵処理して粉状にまでするには、添加物
と良く混合して平均含水率65%程度以下とし、がっ、
酸素供給と水蒸気搬出および保温の条件を必要とする。 本発明においては、簡単にして確実にその必要条件のす
べてを満足できる。すなわち、発酵室1を壁5によ2て
発酵室lOと貯留室11とに2分し、そのほぼ全容積に
爪14と爪15とを作用させることで発酵室10内堆積
物量は採出役人の如何によらず、溢流口12の高さによ
って規定される必要な定容積を常に保ち、よって、発酵
室1外への放熱が多少伴なう条件下でも発酵熱が堆積物
内に蓄熱して芯部から容易に昇温し、糖分分解菌とセル
ローズ分解菌との継承によって78℃位にまで到達し、
攪拌軸13の間欠作動で発酵室10内は均一な高温度に
必要時間作用される。50°Cで5時間以上置かれる時
は病原菌のすべてが死滅するので1発酵室l。 内はその条件を充分に具備する。加えて、補助壁6を置
くことで、床法が投入管2から溢流口12へ直送される
ことを防ぎ、撹拌爪14、撹拌爪15で充分に攪拌され
、発、酵室lO内に必要時間以上滞留する条件をより確
実にすることができる。さらに、堰の作用をする補助壁
8を置くことで発酵室9内底部へ流下した水分が発酵室
lOへと流入するのを防ぎ、かつ充分に攪拌混合後に発
酵室10へと移送し、発酵室10の平均含水率を発酵室
9に相対して低減し、発酵熱により38%程度にまで乾
燥した混合物を貯留室11へと移送できる。この壁8の
効果は前記壁6の効果よりも重要である。なお、これら
の効果は爪14と爪15とが前記したスパイラル式であ
っても同一である。 第2に、壁5によって発酵室9、発酵室lOと貯留室1
1とに2分して貯留室11から採出することにより、必
ず発酵室9、発酵室10での充分なる発酵熱処理を経過
した後に採出することとなり、行■生管理が保証できる
。また、含水率38%以下では水分条件不足から発酵が
不活性化するが、発酵室9、発酵室10では38%以上
に保って活発に発酵し、貯留室11では熟成によって仕
]二げ乾燥して裸出時には20%程1隻の粉状にまでな
しうる。また、発酵室9、発酵室ioでは充分な攪拌と
口12がらの溢流との必要上から撹拌爪14、撹拌爪1
5をほぼ全容積に配するを要するが、貯留室llでは撹
拌爪14のみを粗に配して装置を簡易にし、あるいは、
貯留室には攪拌軸13の装置せずして4W拌を省略し、
もって、装置を簡略化し、かつ、合計所要動力を減する
ことができる。 第3に採尿中には異物(例、タオル、下着、ゴム製品等
)が混入して攪拌不能となる場合が起りうる。本発明に
おいて、撹拌爪14、撹拌爪15のほぼ全長に後退角(
回転面で法線に対する遅れ角)を持つ多数個の爪とする
ときは、爪への異物の巻き付きによる支障が無く、異物
を順次に発酵室9、発酵室io、貯留室11へと移送し
て採出し、あるいは発酵分解できる。 第4に撹拌爪14と撹拌爪15との相隣する一部の曲折
方向を、各々相反する同一方向にすることにより、上記
第2項の効果を持ちつつリボン攪拌機のように大きく移
動させて良く混合することが0丁能となって、前記第1
項の効果を補強して発揮できる。とくに、第1図の1実
施例の如く撹拌爪14、攪#爪15の曲折方向を配列す
るときは、発酵室9内では撹拌爪14によってよく攪拌
しつつ撹拌爪15で順次に発酵室lOへと移送し、さら
に発酵室10内へと撹拌爪15で誘引し、がっ、発酵室
lo内での攪拌移送を2分し、主流として図示のABC
DEFの順に徐々に移送する如くして、発酵乾燥による
含水率を発酵室9、発酵室10内で傾斜的に保持できる
ので、目標38%まで乾燥した混合物を貯留室11へと
移送できる。 第5に、上記の第1〜4項の効果を1軸の攪拌軸13に
よって可能とし、装置を簡易化できたことである。一般
家庭に設置する場合などは安価であることが許及の成否
を決するので、その効果は絶大である。かつ、1軸にな
しえたことには混合物の移送上での支障(例、架橋、固
結、冷却等)を排除し、作動を確実にする効果があるや 第6に、弁21と攪拌軸13の連動による効果は、攪拌
時に大風量を発酵室l上刃空間に通し、攪拌によって発
生する大量の水蒸気を発酵室1外へ搬出し、一方、非攪
拌時には静置時の発生蒸気の搬出に必要なる小風量に止
めて、発酵室9、発酵室lOの適冷を防ぎ、かつ、臭気
を便器4の反対方向へと吸引排出することができる。以
上第1〜6の効果は、本発明をもって初めて期待しうる
事柄である。 4、図面の簡単な説明 第1図は本発明の一実施例をなす装置の一部展開の側断
面図、第2図はその要部の横断面図、第3図は他の要部
の横断面図である。 符号の説明 1・・・発酵室、2・・・投入管、′3・・・採出口、
4・・・便器、5・・・壁、6・・・補助壁、7・・・
通気口、8・・・補助壁、9・・・発酵室、10・・・
発酵室、11・・・貯留室、12・・・溢流口、13・
・・攪拌軸、14・・・撹拌爪、15・・・撹拌爪、1
6・・・モータ、17・・・減速機、18・・・軸継手
、19・・・換気扇、20・・・排気口、21・・・グ
t、22・・・通気管。」(2)願書の「特許請求の範
囲に記載された発明の数」を「1」と補正する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 け)容器(1)の1端部に投入管(2)を他端部に採出
    口(3)を設け、容器け)内容積のほぼ全体に作用可能
    な間けつ作動の撹拌器(laを設け、かつ、容器(1)
    を横断し」二部に開口(1aを持つ仕切板(5)を設け
    、(5)によってけ)の内容積を設定比に区分して発酵
    室(91QOと貯留室(1])とになしたるコンポスト
    トイレ装置。 (2、特許請求の範囲(1)に記載のもので、投入口(
    2)と仕切板(5)の間の容器け)内に下部が開に1す
    る補助仕切板(6)を設けてなるコンポスi・トイレ装
    置。 (3)特許請求の範囲(1)に記載のもので、投入1」
    (2)と仕切板(5)の間の容器(1)内底面に堰(7
    )を設けてなるコンポストトイレ装置。 (4)特許請求の範囲(1)に記載のもので、撹拌器(
    13を容器(1)の横断面か回転面となる横軸ロータリ
    一式とし、かつ、はぼ全長に後退角をもつ長爪(11j
    Jと同様の短爪(lE3を設け、爪(14と(Iυとの
    おのおの一7rlの曲折方向を相反する同一方向として
    なるコンポストトイレ装置。 (5)特許請求の範囲(1)に記載のもので、換気扇0
    9を介して排気020を貯留室0旧こ連結し、かつ。 弁21+を持つ通気管e2を発酵室(9)(10よりも
    換気扇09側へ近(開口してなるコンポストトイレ装置
JP58220077A 1983-11-22 1983-11-22 高水分有機物のコンポスト化装置 Granted JPS60111624A (ja)

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