JPS6011134B2 - フレキシブルタイプレピア織機 - Google Patents

フレキシブルタイプレピア織機

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JPS6011134B2
JPS6011134B2 JP54054261A JP5426179A JPS6011134B2 JP S6011134 B2 JPS6011134 B2 JP S6011134B2 JP 54054261 A JP54054261 A JP 54054261A JP 5426179 A JP5426179 A JP 5426179A JP S6011134 B2 JPS6011134 B2 JP S6011134B2
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Japan
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wheel
strip
magnet
loom
fixed
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準三 長谷川
行 川端
貴一 河野
鉄三 井上
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    • D03WEAVING
    • D03DWOVEN FABRICS; METHODS OF WEAVING; LOOMS
    • D03D47/00Looms in which bulk supply of weft does not pass through shed, e.g. shuttleless looms, gripper shuttle looms, dummy shuttle looms
    • D03D47/27Drive or guide mechanisms for weft inserting
    • D03D47/275Drive mechanisms
    • D03D47/276Details or arrangement of sprocket wheels
    • DTEXTILES; PAPER
    • D03WEAVING
    • D03DWOVEN FABRICS; METHODS OF WEAVING; LOOMS
    • D03D47/00Looms in which bulk supply of weft does not pass through shed, e.g. shuttleless looms, gripper shuttle looms, dummy shuttle looms
    • D03D47/27Drive or guide mechanisms for weft inserting
    • D03D47/271Rapiers
    • D03D47/272Rapier bands
    • DTEXTILES; PAPER
    • D03WEAVING
    • D03DWOVEN FABRICS; METHODS OF WEAVING; LOOMS
    • D03D47/00Looms in which bulk supply of weft does not pass through shed, e.g. shuttleless looms, gripper shuttle looms, dummy shuttle looms
    • D03D47/27Drive or guide mechanisms for weft inserting
    • D03D47/277Guide mechanisms

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  • Textile Engineering (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 シャツトルレス織機のなかで、緯糸が搬送用把持臭の往
復運動によりひ道に挿入される型式の織機は一般的にレ
ピア織機と称され「 またこの搬送用把持臭の往復運動
を往復回転するホイールと弾力性のある可榛条帯を介し
て行う織機を、通常フレキシブルタイプレピア織機と呼
んでいる。
フレキシブルタイプレピア織機の一般的な構成を第1図
および第2図に基し、て説明すると、前記の緯糸の把持
臭7は常態において直線状をなす弾力性の可榛条帯1の
一端に固定され〜織機本体亀0に固定された直線状ガイ
ド11に前記条帯1が案内されることによってひ道内を
往復動せしめられる。該条帯1の他端は「織機本体10
1こ固定されたホイールカバ−の支持ブラケット12内
において回転自在に設けられたホイール2の外周面部に
固定され「ホイール2の一方向の回転により条帯1をホ
イール2の外周面に沿って捲きとり「あるいはホイール
2の他方向の回転により条帯1を織機本体10に固定さ
れた接線方向ガイド9によって離脱せしめてホイール2
の接線方向へ繰り出すことによって、前記縞糸把持臭を
ひ道内において往復動せしめる。弾力性ある可榛条帯を
ホイール外周面に轡曲させて捲きとり、かつ該条帯をホ
イールの接線方向に繰り出すためには、一般的には「第
2図に示すように、ホイール外周の外側位置にホイール
の外周面の曲率より僅かに大きな曲率をもつガイド13
,14,15,竃6,i7,18,19を支持プラケッ
ト12に固定し、このガイド亀3等と前記接線方向ガイ
ド9および直線状ガイド11とによって条帯1を案内す
る構成をとることになる。
この構成によると、ホイール2の往復回転による条帯1
の往復動に伴い、運動中の遠心力、ホイールに沿い円弧
状に鯵曲するときの条帯1の反力、ならびにホイール2
と条帯1の固定点における送り出し、巻きとり時の力の
成分などによって、条帯1はホイール2の外周面に密着
して往復動することなく、支持ブラケット12に固定さ
れているガイド13等の内側面に部分的に当接摺動する
とともに接線方向ガイド9に当授摺動することとなる。
この当援摺動は高摩擦であり、条帯の加熱ならびに条帯
やガイドの摩耗が生じ、動力の損失も箸るしい÷ この
影響は機械が高速になるほど顕著になり、レピア織機の
高速化を妨げる大きな原因の1つとなっている。この影
響を知る目的を以て、本発明者らは次の実験的例証を行
った。
即ち第2図に示す装置をレピア織機にとりつけて運転し
、運転中に条帯が固定ガイド13,14,亀5,】67
17を垂直に押圧する力を計測した。この実験におい
ては経糸および緯糸を使用せずに織機を運転した。その
一例を第3図に示す。第3図から明らかなように、条帯
1のホイール2に対する固定機に近い固定ガイドほど強
い押圧力を受けている。また議しピア織機の全負荷運転
での消費動力Aと、条帯1を取り外した状態で運転した
場合の消費動力Bを、機械の回転数を変更して計測した
結果を第4図に示す。
図から明らかな如く、全負荷運転時の消費動力Aは、条
帯を取り外して運転した場合の消費動力Bより著るしく
大であり、その叢A−Bは条帯の運転に基づく消費動力
であって「その大部分は固定ガイド13ないし17との
間の摺敷摩擦抵抗、即ち一種の条帯の走行に対する固定
ガイドのブレーキ作用に基づく動力損失である。第4図
を検討すると、全負荷運転での動力損失のうちで、50
%以上が条帯の運転に基づくものであることがわかる。
しかも条帯の運転による動力損失の大部分が超動摩擦抵
抗であるから「動力消費の改善ならびに条帯や固定ガイ
ドの耐久性を向上させるには、条帯と固定ガイドの間の
摩擦抵抗を減らすことが極めて有効であり、かつレピア
織機の高速化へつながるものといえる。上記情勤摩擦抵
抗を減らす試みとして、米国特許第2810403号明
細書に記載された発明がある。
この発明は、前記ホイールの外周面側方に非磁性体の薄
板よりなるリムを環状に張り出させて固定し、前記条帯
の一端を該リムに固定して該条帯を該リムの周面に捲き
とるようにするとともに、一方、織機本体に固定されホ
イールカバーの取付具を兼ねる支持ブラケットに、多数
の磁石(永久磁石または電磁石)を円形に取付け、これ
ら磁石が前記リムの直径方向内側に配置され、かつこれ
ら磁石の両極が前記リムの内側面に若干の間隙を遣し・
て対向するように取付けられたものである。上記の発明
によれば、磁性体の条帯がホイールのリムの曲率に沿っ
て轡曲しているときは該リムの直径方向内側位置にブラ
ケットに固定されている磁石の吸引力によってリムの外
周面に吸引保持されるので、条帯がリムの曲率上にある
ときは固定ガイドと接触しないので、両者間の摺動摩擦
抵抗をなくそうとするものである。しかしながら、往復
移動する条帯と固定の磁石との間の摺動摩擦抵抗、換言
すればホイールあるいはリムと磁石との間の情勤摩擦抵
抗をなくすためには、条帯と磁極との間にかなりの空隙
を必要とする。一般に磁石の吸引力を利用して磁性体を
吸引しその位置に保持せしめようとする場合、磁性体と
磁石の磁極間に空隙が存在すると、磁石の吸引力は空隙
の距離の二乗に比例して減少する。
磁極に磁性体を密着させて吸引する場合に比較すると吸
引力の低下は馨るしい。上記米国特許に記載の発明にお
いて、現在一般に用いられている幅25燭厚さ0.8側
の金属の条帯をホイールの曲率に沿ってリムの外周面に
保持するためには相当な吸引力を要し、しかも織機の運
転に伴うホイールの往復回転が与えられると、条帯はホ
イールの直径方向および周方向に振動するので、支持ブ
ラケツトに固定された磁石の磁極との間隙が変化するの
で、磁石の吸引力は大幅に変動し「ホイールのリムの外
周面に条帯を保持することは至難である。本発明はフレ
キシブルタイプレピァ織機において、織機の運転中条帯
をホイールに固定した磁石により確実にホイールの外周
面に保持せしめることを目的とするもので、本発明によ
ればホイールに条帯が捲きつく範囲においては条帯は他
の固定ガイドの作用を受けず、その結果固定ガイドを殆
んど不要とし、条帯と固定ガイドとの間の摩擦を必然的
に減少させ、動力消費の改善、条帯の発熱防止、耐久性
の向上を達成し得るものである。
即ち、本発明は、前記したホイールを回転自在に支承す
るとともに、一端に縞糸把持臭を設けた弾性体よりなる
条帯の池端を前記ホイールの筒面に沿わせて固定し「該
ホイールを往復回転駆動することにより前記条帯を織機
のひ道に挿入脱出自在に往復動させて緯糸を挿入するシ
ャツトルレス織機、特にフレキシブルタイプレピァ織機
の改良に係るものであって、前記条帯を磁性体よりなる
可鏡性のものにより構成し、前記ホイールの外周に適宜
間隔を隔てて磁石を固定するとともに、該磁石の正およ
び負の両極が前記ホイールの周面の付近に現れるように
配置し、もって前記ホイールの周面に沿う前記条帯と前
記磁石とで磁路の閉回路を形成するようにしたことも特
徴とするものである。本発明は、第1図にその正面概要
図を示す一般的なフレキシブルタイプレピア織機におい
て、ホイールを改良し、前記条帯を捲きとるべき該ホィ
−ルの外周面に「 その全周に整列配置または適宜の間
隔を隔てて磁石を遣し、該磁石はホイールと一体に回転
運動せしめるとともに、磁性体である条帯を該ホイール
の外周面に吸引保持せしめようとするものである。
また前記磁石の正および負の両極はホイールの周面の付
近に現われるように配置されるため磁石と条帯とにより
閉回路を形成し、しかも条帯と磁極との間の空隙は実質
的に存在せず、充分に大きな吸引力によって条帯を保持
し得る。特に磁極をホイールの外周面と同一の曲率に形
成するときは、条帯と磁極の当接面が大きく形成される
ので極めて大なる吸引力を得られる。本発明のホイール
は、従来使用されているリムとスポークとからなる車輪
型のものに限らず、円板形状のものでも、一定の曲率お
よび幅の外周面を有する回転体で「機械的に充分な強度
を有し、慣性モーメントの小なる設計のものであればよ
い。
またホイールは非磁性体の材質から作られる。以下本発
明の実施例について説明する。
本発明によるフレキシブルタイプレピア織機の正面概要
図は、第1図に示す一般的なものと特に変るところはな
い。第5図に示す本発明のホイールの一実施例は、磁性
体より成る可孫性の条帯21の一端を固定すべきホイー
ル22は、往復回転駆動される軸Rに取付けられる基部
23と、環状リム24および該基部23およびIJム2
4を連結するスボーク25よりなるもので、前記条帯2
1の一端は前記リム24の外周面にボルト等の係止具2
6によって固着され、該条帯21はその長さの方向がリ
ム24の外周面に捲きとられる方向に配置される。
条帯21はばね鋼などの弾力性と可榛性に富む磁性体に
より作られ、自由状態において直線状を維持する平板状
に形成され、その自由機には、緯糸把持臭27が固着さ
れる。該ホイール22の環状リム24には、条帯21の
固着点に近い位置から、ホイール22の回転中心に関し
中心角ほぼ30度ないし45度の角度を隔てた位置に磁
石を包含する磁力吸引装置28を複数個配設する。
該磁力吸引装置は第6図に示す上面図および第7図に示
す断面図から明らかなように、厚さ方向に正および負の
磁極を着磁した永久磁石29を2枚の継鉄板30で球特
せしめたものを単位磁石31とし、該単位磁石31をリ
ムの両側縁およびリムに形成した溝32の3個所に配置
し、ボルトおよびナットでリム24に止着せしめ、該単
位磁石31の上縁はリム24の外周縁と同一面内にある
ように配置される。各単位磁石31は、第8図に示す上
面図および第9図に示す側面図から明らかなように、平
板の継鉄板30は上緑がホイール22のリム24の外周
面と同一の曲率を有せしめ、かつ永久磁石29はその上
緑に内接するように配置せしめられている。
本実施例では永久磁石として希土類コバルト磁石を用い
、その寸法を直径1物吻厚さ1.5帆の円板状のものと
して厚さ方向に正および負の磁極を着磁したものを用い
、継鉄板30として外周の直径458側、内周の直径4
34側、厚さ1柳の磁性板を外周長5仇肌こ切断したも
のを用いた。
また第6図および第7図においては、永久磁石29を3
個並列せしめて挟着した単位磁石をリム24の両側面に
、また永久磁石1個を挟着した単位磁石をリム24の中
央の溝32に夫々配置して、磁力吸引装置28を構成し
た。従って一個所の磁力吸引装置28の磁石の構成は、
継鉄板6枚、永久磁石7個である。本実施例においては
、かかる磁力吸引装置28を第5図に示すように7箇所
に形成せしめてある。上記の本実施例によれば、第5図
においてホィール22を反時計方向へ回転すると、条帯
21を図において左方へ移動させ、緯糸把持臭27をひ
道から脱出させ、ホイール22を時計方向へ回転すると
、条帯21を接線方向ガイド33により離脱させ、直線
状固定ガイド34に沿って右方へ直線状に繰り出し、緯
糸把持具27をひ道に挿入する。
これらガイド33,34は第2図のガイド9,11と同
じ位置に取付けられる。この際、条帯21はホイール2
2に対する係止金具26による固定端からホイール22
の外周面(リム24の外周面)に沿って、磁力吸引装置
28により吸引保持され、接線方向ガイドに接触してホ
イールから離れ、直線状ガイド34に僅かに接触する以
外には織機本体または固定ガイド等の固定物に接触摺動
することはない。直線状固定ガイド34に磁石36を固
定して条帯21を吸引せしめると、条帯21をホイール
の直径方向に剥離させ、接線方向カイド33との摩擦を
軽減する。第10図は、第2図に示す従来から使用され
ている磁石の取りつけられていないホイールと、第5図
に示す本発明の一実施例のホイールとを同一のレピア織
機に交互に取り付けて、両者を同一条件で運転してその
際の動力消費を測定した結果を示す。
この実験の場合も第4図の実験と同様経糸、緯糸を使用
せずに織機を運転したものである。第10図から明らか
なように、従来型のホィ−ルを使用した場合の消費動力
曲線Cと、本発明によるホイールを使用した場合の消費
動力曲線Dとの対比から、本発明によるホイールは動力
消費が著るしく低いことがわかる。
このことは、従来型の織機のホイールカバーの取付ブラ
ケツト12には第2図に示すように複数個の固定ガイド
13,14,15,16,17,18が固定されており
、従来型のホイールも本発明によるホイールも、この固
定ガイドの内側において回転駆動されたにも拘らず、従
来型のホイールを使用し運転した場合には、条帯1がホ
イールのリム外周面から離れて固定ガイドに塵擬摺動し
たのに対し、本発明によるホイールを使用して運転した
場合には、磁石の吸引力により条帯がホイール22のリ
ム24の外周面に保持され、固定ガイドとの間の摺動抵
抗が前者に比し箸るしく減少したものといえる。また従
来型のホイールに取り付けられた条帯1は摩擦熱により
箸るしく高温となったが、本発明によるホイールに取り
付けられた条帯21はほとんど加熱されていない。以上
の事実により本発明のレピア織機においては、条帯21
を接線方向に指向せしめる接線方向ガイドおよびこれを
ひ道に案内する直線状固定ガイド以外には固定ガイドは
一切不要にできる。第11図に示すホイールは前記第5
図に示したホイールの変形例を示すものであった、アル
ミニウム合金などの非磁性体材料によりリム41、基部
42、スポーク状突出条43および基部環状突起44を
一体に突出させた側壁45を鋳造により成形したもので
、リム41には所要の間隔を隔てて大曲率面部46およ
び小曲率面部47を交互に形成して一体に造形せしめて
ある。
(突出条43をスポークとして側壁46を省略すること
も可能である。)この変形例においては磁力吸引装置4
8は小曲率面部47上に取付具49により取付けられる
。この磁力吸引装置48は特に図示しないが、上面を開
放した連体50中に第8図および第9図に示す単位磁石
31を充填し、該崖体50の開放面と単位磁石31の上
縁とが一致するようにされ、かつ隆体50の開放面はリ
ム41の外周面と同一曲率面上にあるように配置される
。第12図は第5図に示すホイールにおいて、磁力吸引
装置28に代えU字状永久磁石51を適当数適宜間隔を
隔てて接着等の手段により環状リム24に固着した変形
例を示す。
これらの変形例においても第5図のものとほぼ同じ効果
を達成できる。また永久磁石に代え電磁石を使用して適
宜手段で励磁せしめても同一効果を達成できる。第13
図ないし第16図は、ホイールに形成した磁力吸引装置
の吸引力を可変にした本発明の他の実施例の要部を示す
。これらの実施例は、条帯がホイールの外周面に沿って
轡曲保持される位置にある磁力吸引装置には吸引力を保
有させ、ホイールが回転して条帯がホイールの外周面か
ら接線方向に移動すべき位置、すなわち直線状固定ガイ
ド34の直下もしくはこれより織機本体に近い位置に磁
力吸引装置が移動したときには、その吸引力をなくそう
とするものである。第13図に示す実施例は、第5図に
図示したホイール22の環状リム24に、U字状の磁心
52に励磁コイル53を捲回した電磁石54を、その正
および負の磁極が該リム24の外周面に一致するように
リム24に固着したもので、該励磁コイル53に通電す
ることにより条帯をホイール22の外周面に吸着保持で
きる。
本実施例において励磁コイル53に通電するには、ホイ
ール22の基部23に絶縁的に円弧状電極を取り付け、
固定ブラシを該電極に接触させ電源から電流を供給する
本実施例において該電磁石54がホイールの回転に伴っ
て直線状固定ガイド34の直下もしくはこれより織機本
体に近い位置に移動したとき励磁コイル53への通電を
絶つと電磁石54は消磁され、条帯はその弾力により直
線状になろうとし、直線状固定ガイドを介しひ道内での
直線状往復運動に移行する。
このようにするときは、条帯がホイール外周面における
磁力による吸引力に抗して接線方向に移動する抵抗を減
らし、かつ動力の節減にもなるものである。また、本実
施例においてU字状の磁心52を永久磁石で構成すると
きは、励磁コイル53に通電しないときは、条帯は永久
磁石の磁力によりホイール22のリム24の外周面に吸
着保持されるが、該永久磁石が直線状固定ガイド34の
直下もしくはこれより織機本体に近い位置に移動したと
きに励磁コイル53に通電すると、永久磁石の磁力は消
滅し、条帯は容易に環状リム24の外周面から離れるこ
とができる。
また逆にひ道から条帯を脱出させホイールの外周面に捲
きつけるに際し/ては直線状固定ガイド34の直下付近
から励磁コイル53の通電を解くことにより、永久磁石
の磁力が条帯の吸引を開始することになる。励磁コイル
53への通電および解除は、ホイール22の基部23に
絶縁的に円弧状電極を取り付け、固定のブラシと該電極
が接触する回転角度のみ通電するようにし、この回転角
度を前記励磁コイル63への通電位置に合わせればよい
。またホイールの往復動回転角は大きくないので可榛・
性の電線を用いてもよい。第14図ないし第16図は、
第11図に図示したホイール41を用い、磁力吸引装置
として電磁石55をボルトなどの取付具56で前記ホイ
ール41の小曲率薗部47に取り付け固着したものであ
る。
この電磁石55は、第15図に示す平面図、第16図に
示す断面図から明らかなように、中心に極板57を有し
一面を開放した一体の総鉄綾体58の中心極板57の周
囲に励磁コイル59を捲回したものであり、該簾体58
の中心極板57の高さはリム41の大曲率面部46の曲
率と−致するようにホイールに取り付けられる。この構
造の電磁石は磁束の洩れが少く、消費電力も少し、ので
経済的である。この実施例においては、ホイールの基部
42に絶縁的に取り付けた円弧状の電極と固定のブラシ
を介する等の手段により励磁コイル59を励磁するもの
で、織機の運転中常時励磁コイル59を励磁するときは
第11図に示す実施例と同一の効果を奏するほか、第1
3図に示す実施例について説明したと同様に、励磁コイ
ル59が直線状ガイド34の直下ないいまこれより織機
に近接する位置に移動したとき励磁コイル59を消滋す
るようにすることができる。
以上詳細に説明したように、本発明はホイールに一端を
固着され池端に緯糸把持具を設けた条帯をひ道内に挿入
あるいは脱出を自在にするようにホイールを往復回転す
るフレキシブルレピア織機において、該ホイールの外周
に磁石を固定して該磁石がホイールとともに一体的に回
転するようになし、かつ該磁石の磁極がホイールの外周
面の付近に現われるように配置して、ホイールの周面に
沿う前記条帯と前記磁石とで磁路の閉回路を形成するよ
うにしたものであるから、ホイールの外周面に沿う条帯
はホイールの往復回転駆動に伴う加速度や遠心力に抗し
て磁力によりホイールの外周面に吸引保持され、しかも
条帯はホイールの外周面において磁石の正および負の両
極にほぼ当緩されて吸引保持されるから、その吸引力は
強大であるため、ホイールの回転駆動に伴うホイールの
直径方向または周面方向への条帯の移動や振動は極めて
小さくなり、織機の運転時の動力損失を従来のものに比
して箸るしく減少せしめることがで、き、レピァ織機の
高速運転を可能にするものである。
しかも、従来のフレキシブルタイプレピア織機において
は条帯がホイールの半径方向への移動を防止するために
固定ガイドが必要であり、かつ固定ガイドと条帯との間
の港動摩擦抵抗が著大であったが、本発明においては磁
石の吸引力により条帯をホイールの外周面に吸引保持す
るものであるため、条帯をホイール外周面から離して直
線状にひ道へ挿入するために必要な接線方向ガイドおよ
び直線状固定ガイドはこれを必要とするが、それ以外の
固定ガイドは一切不要となるので、条帯と固定ガイドと
の間の摩擦抵抗を顕著に減少せしめ、かっこのことは条
帯の摩擦による発熱や摩耗を箸るしく減少せしめるから
、織機の耐摩耗性、耐久性を増大せしめる効果を奏する
とともに、織機の高速運転を可能にするものである。
本発明において磁石として永久磁石を使用する場合は、
板状の磁性体の両面に正および負の両極を着磁せしめ、
これを2枚の総鉄板中に荻特せしめたものを単位磁石と
として用い、この単位磁石を必要数だけホイール外周面
の所要個所にとりつけるときは、正および負の両極が短
かし・間隔を隔ててホイールの外周面に並列せしめられ
、その結果条帯と前記磁石とで形成される磁路の閉回路
が強力となり、本発明の実施にあたり好ましいものであ
る。
磁石はホイールのほぼ全周に設けても差支えない。また
永久磁石を使用する場合に織機本体に設けた直線状固定
ガイドに別に永久磁石を固着し、条帯がホイールを離脱
する際に固定ガイド側からその磁力で吸引すると、条帯
はホイールに固定された永久磁石の吸引力にかかわらず
容易にホイールから離脱し、接線方向ガイドとの摩擦を
減少することができる。また磁石として励磁回路を有す
るものを使用すれば、条帯を吸引保持していた磁石が直
線状ガイドの直下位置またはこれより織機本体に近接す
る位置にあるときに磁石を消磁せしめることにより、条
帯がホイールから離れるに際し磁石の磁力の影響を受け
ることなく、容易に直線状固定ガィド‘こ導かれてひ道
内を往復動することを可能とするものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明ならびに従来のフレキシブルタイプレピ
ア織機の正面概要図、第2図は従来の織機に使用されて
いるホイールおよび条帯を示す平面図、第3図および第
4図は従来の織機を状態を変えて運転した場合の力及び
消費動力を測定した説明図、第5図は本発明に用いられ
るホイールおよび条帯の一実施例における正面図、第6
図は第5図の要部上面図、第7図は第6図の断面図、第
8図は該実施例に用いる単位磁石の上面図、第9図はそ
の側面図、第10図は本発明のホイールと従来のホイー
ルを同一条件で運転した場合の消費動力を比較した線図
、第11図は第5図に示すホイールの変形例を示す平面
図、第12図および第13図は本発明の他の実施例にお
けるホイールの要部の斜面図、第14図は本発明の他の
実施例におけるホイールの菱部の側面図、第15図はそ
の正面図、第16図はその電磁石の断面図である。 図中符号、1,21は条帯、2,22,41はホイール
、29,51は永久磁石、54,55は電磁石を夫々示
すものである。※1愚 鰭2翼 簾3凶 ※ム凶 ※5凶 麓6凶 鷺7翼 ※8凶 鱗9凶 匁10凶 ※ 11 蝿 ※12母 鱗 13 口 籍 15 8 ※16母 ※仏函

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 織機本体にホイールを回転自在に支承し、一端に緯
    糸把持具を設けた弾性体よりなる条帯の他端を前記ホイ
    ールの周面に沿わせて固定し、該ホイールを往復回転駆
    動することにより前記条帯を織機のひ道内に挿入または
    これより脱出自在に往復運動させ、緯糸を挿入するシヤ
    ツトルレス織機において、 前記条帯を磁性体より成る
    可撓性のものにより構成し、 前記ホイールの外周に磁
    石を固定するとともに、該磁石の正および負の両極が前
    記ホイールの外周面の付近に現われるように配置し、
    前記ホイールの周面に沿う前記条帯と前記磁石とで磁路
    の閉回路を形成するようにしたことを特徴とするフレキ
    シブルタイプレピア織機。 2 前記磁石は、前記ホイールの外周のほぼ全周に固定
    したことを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載のフ
    レキシブルタイプレピア織機。 3 前記磁石は、磁性体の薄板の両面に正および負の磁
    極を着磁せしめた永久磁石と、該永久磁石の両側を挾持
    せしめた継鉄板とより成るものを単位磁石とし、該単位
    磁石を1個または複数個並列せしめて構成することを特
    徴とする特許請求の範囲第1項に記載のフレキシブルタ
    イプレピア織機。 4 前記条帯が前記ホイールより離脱する位置に織機本
    体に設けた直線状固定ガイドに磁石を固定し、該磁石の
    吸引力を前記条帯に及ばせるようにしたことを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項に記載のフレキシブルタイプレ
    ピア織機。 5 前記磁石は、U字状の磁心に励磁コイルを捲回した
    電磁石、または中心に極板を有する一面を開放した一体
    の継鉄筐体であって中心極板の周囲に励磁コイルが捲回
    された電磁石であり、該励磁コイルは適宜手段で電源に
    接続されていることを特徴とする特許請求の範囲第1項
    に記載のフレキシブルタイプレピア織機。 6 織機本体にホイールを回転自在に支承し、一端に緯
    糸把持具を設けた弾性体よりなる条帯の他端を前記ホイ
    ールの周囲に沿わせて固定し、該ホイールを往復回転駆
    動することにより前記条帯を織機のひ道内に挿入または
    これより脱出自在に往復運動させ、緯糸を挿入するシヤ
    ツトルレス織機において、 前記条帯を磁性体より成る
    可撓性のものにより構成し、 前記ホイールの外周に、
    U字形磁心に励磁コイルを捲回した電磁石、または一面
    を開放した中心に極板を一体に形成した磁性体に該中心
    の極板の周囲に励磁コイルを捲回した電磁石を固定して
    、 該電磁石の正および負の両極が前記ホイールの外周
    面付近に現われるように配置し、 前記ホイールの周面
    に沿う前記条帯と前記電磁石とで磁路の閉回路を形成さ
    せるとともに、 前記電磁石の各々に対し、ホイールの
    回転中心からの所定の角度位置にあるとき励磁コイルに
    通電するようにしたことを特徴とするフレキシブルタイ
    プレピア織機。
JP54054261A 1979-05-02 1979-05-02 フレキシブルタイプレピア織機 Expired JPS6011134B2 (ja)

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US06/143,335 US4344466A (en) 1979-05-02 1980-04-24 Flexible type rapier loom
IT21732/80A IT1131117B (it) 1979-05-02 1980-05-02 Telaio senza navetta a lancia di tipo felssibile

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JPS55148251A (en) 1980-11-18
US4344466A (en) 1982-08-17
IT1131117B (it) 1986-06-18
IT8021732A0 (it) 1980-05-02

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