JPS6011092A - 伝熱器およびこれを利用した蓄熱装置並びに熱捕集装置 - Google Patents
伝熱器およびこれを利用した蓄熱装置並びに熱捕集装置Info
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- JPS6011092A JPS6011092A JP58118874A JP11887483A JPS6011092A JP S6011092 A JPS6011092 A JP S6011092A JP 58118874 A JP58118874 A JP 58118874A JP 11887483 A JP11887483 A JP 11887483A JP S6011092 A JPS6011092 A JP S6011092A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、熱を一方向のみに流すようにすると共に所定
の温度以上になったときだけに伝熱するようにしだ熱流
の方向性と温度篩分り機能を備えた伝熱器に係り、さら
には、この伝熱器を利用した効果的な蓄熱装置並びに熱
捕集装置に関する。
の温度以上になったときだけに伝熱するようにしだ熱流
の方向性と温度篩分り機能を備えた伝熱器に係り、さら
には、この伝熱器を利用した効果的な蓄熱装置並びに熱
捕集装置に関する。
熱を取り扱う分野において、異種流体間の伝熱をいかに
効率よ（達成するかも重要な課題であるが、その伝熱の
きいに、所望の熱だ＆Ｊを選択的に取り出せるようにす
ると好都合の場合がある。例えば、一方の流体から他方
の流体に伝熱する場合に、一方の流体の温度が経時変化
するような状況下にあっては、他方の流体への伝熱量も
経時変化して熱機器の効率的な運転ができなくなったり
。
効率よ（達成するかも重要な課題であるが、その伝熱の
きいに、所望の熱だ＆Ｊを選択的に取り出せるようにす
ると好都合の場合がある。例えば、一方の流体から他方
の流体に伝熱する場合に、一方の流体の温度が経時変化
するような状況下にあっては、他方の流体への伝熱量も
経時変化して熱機器の効率的な運転ができなくなったり
。
場合によっては、一方の流体の温度が他方のそれより低
くなるようなことがあると、熱の逆流が生じてｆ％＞
＋２１器そのものの機能が崩壊することにもなりかねな
い。このことは、一方の流体の温度が経時変化すること
のほか、伝熱面積内においてその場所によって温度差が
生じているようなときにも当てはまる。すなわちこのよ
うな場所によって温度差がある熱源から熱を取り出す場
合に高温部分からは熱が取り出せても低温部分では逆に
熱の放熱が生じてしまうこともある。従って、一方から
他方に伝熱を意図する場合に、一方の状況がどのようで
あろうと、他方で必要とする熱だけを選択して伝熱でき
るような熱面的な一方向性の伝熱面が形成出来れば、ま
ことに都合がよい。
くなるようなことがあると、熱の逆流が生じてｆ％＞
＋２１器そのものの機能が崩壊することにもなりかねな
い。このことは、一方の流体の温度が経時変化すること
のほか、伝熱面積内においてその場所によって温度差が
生じているようなときにも当てはまる。すなわちこのよ
うな場所によって温度差がある熱源から熱を取り出す場
合に高温部分からは熱が取り出せても低温部分では逆に
熱の放熱が生じてしまうこともある。従って、一方から
他方に伝熱を意図する場合に、一方の状況がどのようで
あろうと、他方で必要とする熱だけを選択して伝熱でき
るような熱面的な一方向性の伝熱面が形成出来れば、ま
ことに都合がよい。
本発明はこの要求を満たずことを目的としてなされたも
のである。
のである。
どの要求を満たず伝熱器として１本発明は、気密空間内
に作動流体を封入したセルの多数を、各セルの一側面が
管内流体との熱交換面を形成するように、管の外壁に取
付りた伝熱器であって、この管を鉛直方向にしたときの
該セルの底内面が水平面よりも傾斜し且つこの底面を形
成する材料の一部または全部が断熱性の材料から構成さ
れた伝熱器を開発したものである。
に作動流体を封入したセルの多数を、各セルの一側面が
管内流体との熱交換面を形成するように、管の外壁に取
付りた伝熱器であって、この管を鉛直方向にしたときの
該セルの底内面が水平面よりも傾斜し且つこの底面を形
成する材料の一部または全部が断熱性の材料から構成さ
れた伝熱器を開発したものである。
以下にまず本発明の伝熱器の原理並びに構成を第１図〜
第９図に従って具体的に説明する。
第９図に従って具体的に説明する。
第り図〜第３図は円筒の管１の外壁に独立したセル２を
連設した本発明例を示している。各セルは、管１の外側
に径大の外管３を同軸に配置し。
連設した本発明例を示している。各セルは、管１の外側
に径大の外管３を同軸に配置し。
この管１と外管３との間に傘型の隔壁１１を互いに間隔
をあげて同方向に並設することによって、形成されてい
る。すなわち、管１を鉛直にして見た場合、各セル２は
、その底面が水平方向とは傾斜した傘型の隔壁４によっ
て形成されると共に、その上面も一段上の隔壁４によっ
て底面と同じ傾斜をもって形成され、内側の側壁ば管１
の外壁面。
をあげて同方向に並設することによって、形成されてい
る。すなわち、管１を鉛直にして見た場合、各セル２は
、その底面が水平方向とは傾斜した傘型の隔壁４によっ
て形成されると共に、その上面も一段上の隔壁４によっ
て底面と同じ傾斜をもって形成され、内側の側壁ば管１
の外壁面。
外／ＪＩＩＪの側壁は外管３の内壁面によって形成され
ている。傘型の隔壁４は熱伝導性の低い材料（断熱材９
例えばプラスチックス等の合成樹脂を用い２管１と外管
３は熱伝導性の良好な材料例えば金属用いて構成する。
ている。傘型の隔壁４は熱伝導性の低い材料（断熱材９
例えばプラスチックス等の合成樹脂を用い２管１と外管
３は熱伝導性の良好な材料例えば金属用いて構成する。
各セル２の一方の側壁である管１は一方の伝熱面となり
、他方の側壁である外管３は他方の伝熱面となって９両
伝熱面の間は隔壁４によっては実質上伝熱しないように
構成されている。このようにして底上面が傾斜して管１
の周囲に気密に形成された各セル２の中には１作動流体
５ （第２〜３図）が封入される。
、他方の側壁である外管３は他方の伝熱面となって９両
伝熱面の間は隔壁４によっては実質上伝熱しないように
構成されている。このようにして底上面が傾斜して管１
の周囲に気密に形成された各セル２の中には１作動流体
５ （第２〜３図）が封入される。
第２図と第３図は両方とも第１図に示したのと同し伝ｐ
Ｈ４＞器であるが、上下逆にした状態を示しζいる。ず
なわら、第２図では、傘型の隔壁４の領ネ、１が管１か
ら外側にゆくにつれて上方に（ｌＪ’ｊ斜するようにこ
の伝熱器を鉛直にした状態の断面を、第３１ｙ１ではこ
れを上下逆にした状態の…ｉ面を、示しており、各セル
２の底面がこのように傾斜することになるので、各セル
２内の作動流体５の液体骨が第２図では管１の側に、第
３図では外管３の側に電力で集液されることになる。こ
の作動流体５は、この伝熱器の使用温度で凝縮と蒸発が
おこるような、水、アルコール類、有機または無機の物
質群から選択する。
Ｈ４＞器であるが、上下逆にした状態を示しζいる。ず
なわら、第２図では、傘型の隔壁４の領ネ、１が管１か
ら外側にゆくにつれて上方に（ｌＪ’ｊ斜するようにこ
の伝熱器を鉛直にした状態の断面を、第３１ｙ１ではこ
れを上下逆にした状態の…ｉ面を、示しており、各セル
２の底面がこのように傾斜することになるので、各セル
２内の作動流体５の液体骨が第２図では管１の側に、第
３図では外管３の側に電力で集液されることになる。こ
の作動流体５は、この伝熱器の使用温度で凝縮と蒸発が
おこるような、水、アルコール類、有機または無機の物
質群から選択する。
この構成によって、第２図の状態では管ｌ内部から外管
３の外部に向けて、また第３図の状態では外管３の外部
から管１の内部に向けて、熱流が一方向性に流れること
になる。具体的に説明すると、まず第２図の場合には、
管１の壁面がセル２内の作動流体を蒸発さゼるに十分な
温度になり且つ外管３の壁面がセル２内の作動流体を凝
縮させるような温度となっている状況下では、管１の壁
面でこれに接して滞留している作動流体の液が芸発し、
その蒸気が外管３の壁面で凝縮して液下しこれが傾斜底
面に沿って再び管１の側に集液するという一方向性のザ
イクルを繰り返す。従って。
３の外部に向けて、また第３図の状態では外管３の外部
から管１の内部に向けて、熱流が一方向性に流れること
になる。具体的に説明すると、まず第２図の場合には、
管１の壁面がセル２内の作動流体を蒸発さゼるに十分な
温度になり且つ外管３の壁面がセル２内の作動流体を凝
縮させるような温度となっている状況下では、管１の壁
面でこれに接して滞留している作動流体の液が芸発し、
その蒸気が外管３の壁面で凝縮して液下しこれが傾斜底
面に沿って再び管１の側に集液するという一方向性のザ
イクルを繰り返す。従って。
例えば管１内の流体から外管３の外に熱を取り出ずのに
、この伝熱器を第２図のような状態で使用すると、この
管ｌ内の流体の温度が所定温度以上となったときに外管
３の外に熱流が流れ、管１内の流体の温度が外管３の外
の温度より低いときには、ごの外から内には（管１内の
流体には）熱流体は実質的に流れないので、この管１内
を流す流体の温度が犬き（」二下に経時変化するような
場合にあっても、所定温度以上の熱の取り出しが可能と
なり、且つ外からこの管１内の流体への熱の移動は制止
できることになる。一方、第３図の場合には、第２図の
場合とは逆に、外管３の外から管１の方向にしか熱流が
流れないので、外管３の外の温度が経時変化したり、あ
るいは、上下で温度差があるような場合にも、所定温度
以上の熱だけが選択的に且つ一方向的に外管３の外から
管１の中（管内流体）に流れることになる。
、この伝熱器を第２図のような状態で使用すると、この
管ｌ内の流体の温度が所定温度以上となったときに外管
３の外に熱流が流れ、管１内の流体の温度が外管３の外
の温度より低いときには、ごの外から内には（管１内の
流体には）熱流体は実質的に流れないので、この管１内
を流す流体の温度が犬き（」二下に経時変化するような
場合にあっても、所定温度以上の熱の取り出しが可能と
なり、且つ外からこの管１内の流体への熱の移動は制止
できることになる。一方、第３図の場合には、第２図の
場合とは逆に、外管３の外から管１の方向にしか熱流が
流れないので、外管３の外の温度が経時変化したり、あ
るいは、上下で温度差があるような場合にも、所定温度
以上の熱だけが選択的に且つ一方向的に外管３の外から
管１の中（管内流体）に流れることになる。
第４図〜第７図に示した本発明の伝熱器は、前記第１図
〜第３図で説明した伝熱器とその基本原理並びに構成は
変わらないが、管１として１円筒形状の変わりに、方形
のボックス形状のものを使用したものである。すなわち
、第４図にその全体図の一例を示すように、全体の外観
としては板状に見える伝熱器を構成するもので、その軸
に直角 。
〜第３図で説明した伝熱器とその基本原理並びに構成は
変わらないが、管１として１円筒形状の変わりに、方形
のボックス形状のものを使用したものである。すなわち
、第４図にその全体図の一例を示すように、全体の外観
としては板状に見える伝熱器を構成するもので、その軸
に直角 。
方向の断面が長方形のボックス形状となるような管１を
使用し、この管１の広面積側の両側面に。
使用し、この管１の広面積側の両側面に。
やはりボックス形状の外管３を気密に取付けたものであ
る。そして、この管１と外管３との間の空間に傾斜する
隔壁４を並設することによって各々独立したセル２を構
成してあり１ この各セル２の中に前例と同様に作動流
体５が封入しである。このセル２の底面と上面を構成す
る各隔壁４は前例と同様に断熱材を使用し、その傾斜は
、この伝熱器牽鉛直にしたときに管１がら離れるに従っ
て水平方向よりも上方または下方に一斉に傾くような傾
斜であり、第５図では管１がら離れるに従って水平方向
よりも上方に一斉に傾いた状態を示している。第６図と
第７図は、第４〜５図の伝熱器の縦断面を示しているが
、互いに上下逆にした状態を示している。第６図の状態
での作動原理は前記の第２図の場合と同様であり、第７
図の場合は前記の第３１図の場合と同様に機能すること
になる。
る。そして、この管１と外管３との間の空間に傾斜する
隔壁４を並設することによって各々独立したセル２を構
成してあり１ この各セル２の中に前例と同様に作動流
体５が封入しである。このセル２の底面と上面を構成す
る各隔壁４は前例と同様に断熱材を使用し、その傾斜は
、この伝熱器牽鉛直にしたときに管１がら離れるに従っ
て水平方向よりも上方または下方に一斉に傾くような傾
斜であり、第５図では管１がら離れるに従って水平方向
よりも上方に一斉に傾いた状態を示している。第６図と
第７図は、第４〜５図の伝熱器の縦断面を示しているが
、互いに上下逆にした状態を示している。第６図の状態
での作動原理は前記の第２図の場合と同様であり、第７
図の場合は前記の第３１図の場合と同様に機能すること
になる。
第８図と第９図の例は、第１〜３図の場合と同様に円筒
状の管１の外側に底面の１頃斜したセル２を多数取付＋
）る点では共通ずるが５各セル２の外側の側面を形成す
る伝熱面として第１〜３図のように各セル共通の外管３
をとくに設けない例であり２通當の伝熱面においてその
伝熱面積の増大を図るために設けられるフィンのように
、各セル２を管１の外側に連設した構造を示している。
状の管１の外側に底面の１頃斜したセル２を多数取付＋
）る点では共通ずるが５各セル２の外側の側面を形成す
る伝熱面として第１〜３図のように各セル共通の外管３
をとくに設けない例であり２通當の伝熱面においてその
伝熱面積の増大を図るために設けられるフィンのように
、各セル２を管１の外側に連設した構造を示している。
このフィン状の各セル２は各々独立しており、この中に
は、前記同様に作動流体が各々封入される。
は、前記同様に作動流体が各々封入される。
第８図と第９図のいずれの場合にも、管１の壁が一方の
伝熱面となり、外側の他方の伝熱面は各々のセル２を構
成する壁面であって外部に露出する面がこれを構成する
。そして、この一方の伝熱面と他方の伝熱面との間の直
接的な熱の伝導（セル２の壁面材を通じての熱の伝導）
が生じないように、各セル２の底面の一部（図例では底
面は一段下のセ、ルの上面と実質的に共通するから上面
の一部でもある）は断熱材６で構成する。図示のように
、この第８〜９図の伝熱器を鉛直にしたときに各セル２
の底面が管１から離れるに従って水平よりも下方に傾斜
する状態での使用を意図する場合において、各セル２の
外側に露出する壁（外側の伝熱面）で囲われるくぼみ内
に作動流体の液５が受け止められるようにすると、この
液と外側伝熱面との接触面積が増大するので、さらには
、外側伝熱面自身の面積も増大するので、第１〜３図の
場合よりも、熱交換効率が高まることになる。
伝熱面となり、外側の他方の伝熱面は各々のセル２を構
成する壁面であって外部に露出する面がこれを構成する
。そして、この一方の伝熱面と他方の伝熱面との間の直
接的な熱の伝導（セル２の壁面材を通じての熱の伝導）
が生じないように、各セル２の底面の一部（図例では底
面は一段下のセ、ルの上面と実質的に共通するから上面
の一部でもある）は断熱材６で構成する。図示のように
、この第８〜９図の伝熱器を鉛直にしたときに各セル２
の底面が管１から離れるに従って水平よりも下方に傾斜
する状態での使用を意図する場合において、各セル２の
外側に露出する壁（外側の伝熱面）で囲われるくぼみ内
に作動流体の液５が受け止められるようにすると、この
液と外側伝熱面との接触面積が増大するので、さらには
、外側伝熱面自身の面積も増大するので、第１〜３図の
場合よりも、熱交換効率が高まることになる。
なお、この第８〜９図の伝熱器も、上下逆にして使用で
きることは、第１〜３図および第４〜７図と同様であり
、前例と同し作動原理のもとで一方から他方への一方向
性の熱流を選択的に取り出すことができる。
きることは、第１〜３図および第４〜７図と同様であり
、前例と同し作動原理のもとで一方から他方への一方向
性の熱流を選択的に取り出すことができる。
第１０図は９本発明の伝熱器の特性を利用することによ
って効果的な蓄熱装置並びに熱捕集装置を構成する例を
説明するためのもので、第１０図の左半分（八）は、水
槽８内に本発明の伝熱器９を鉛直にして挿入して構成し
た蓄熱装置の例を、また第１０図の右半分（Ｂ）は、水
槽８内に本発明の伝熱器９を鉛直にして挿入した構成し
た熱捕集装置の例を示している。
って効果的な蓄熱装置並びに熱捕集装置を構成する例を
説明するためのもので、第１０図の左半分（八）は、水
槽８内に本発明の伝熱器９を鉛直にして挿入して構成し
た蓄熱装置の例を、また第１０図の右半分（Ｂ）は、水
槽８内に本発明の伝熱器９を鉛直にして挿入した構成し
た熱捕集装置の例を示している。
蓄熱装置を構成する場合には、この第１Ｏ図の左半分（
、Ａ ＞に示すように、前記の伝ｊ；；１器９をその各
セル２の底面が管１から怨れるに従って上方Ｇこ向けて
水平面よりも傾斜する状態（第２図も第５図のような状
態）にして、蓄熱槽８内の蓄熱媒体例えば水１１の中に
縦にして挿入する。そして、この伝熱器９の管１の内部
に熱源流体を通液する。
、Ａ ＞に示すように、前記の伝ｊ；；１器９をその各
セル２の底面が管１から怨れるに従って上方Ｇこ向けて
水平面よりも傾斜する状態（第２図も第５図のような状
態）にして、蓄熱槽８内の蓄熱媒体例えば水１１の中に
縦にして挿入する。そして、この伝熱器９の管１の内部
に熱源流体を通液する。
この熱源流体として２例えば図示のように、太陽熱集熱
器１０を経て加温されるような温度が経時変化する流体
を流すようにすると、この流体の温度か所定の温度以上
になったときにこの流体から蓄熱楕円の水に伝熱され、
この蓄熱槽内の水温よりこの流体温度の方が低くなるよ
うな事態が生じても、蓄熱槽内の熱がこの伝熱器９内を
通過する／、１５体に奪われるような熱の逆流現象（放
熱現象）６よ生じなくなるので、非常に効果的な蓄熱運
転ができる。
器１０を経て加温されるような温度が経時変化する流体
を流すようにすると、この流体の温度か所定の温度以上
になったときにこの流体から蓄熱楕円の水に伝熱され、
この蓄熱槽内の水温よりこの流体温度の方が低くなるよ
うな事態が生じても、蓄熱槽内の熱がこの伝熱器９内を
通過する／、１５体に奪われるような熱の逆流現象（放
熱現象）６よ生じなくなるので、非常に効果的な蓄熱運
転ができる。
またこの種の蓄熱槽では、特別の処置を施す場合は別と
して２通常は、糟の下部と上部では熱媒体（水）に温度
差が生じる（下部では低温となり上部では高温となる）
が、このような温度差があったとしても９本蓄熱装置の
場合には、たとえ上部の高温部よりも伝熱器９内の流体
温度が低くなフてもこの蓄熱槽からこの流体への熱の伝
導は起こらず、下部の低温部の水に対してこの流体から
の熱が効果的に伝導されるので、蓄熱運転のすｊ率の向
上はもとより、蓄熱効率を高める点からも非常に有効に
作用する。
して２通常は、糟の下部と上部では熱媒体（水）に温度
差が生じる（下部では低温となり上部では高温となる）
が、このような温度差があったとしても９本蓄熱装置の
場合には、たとえ上部の高温部よりも伝熱器９内の流体
温度が低くなフてもこの蓄熱槽からこの流体への熱の伝
導は起こらず、下部の低温部の水に対してこの流体から
の熱が効果的に伝導されるので、蓄熱運転のすｊ率の向
上はもとより、蓄熱効率を高める点からも非常に有効に
作用する。
より具体的に述べれば、伝熱器９内０こ流れる流体の温
度が、第１１図のように、所定の温度′Ｆを境にして時
間ｔの経過によって上下に変動しても。
度が、第１１図のように、所定の温度′Ｆを境にして時
間ｔの経過によって上下に変動しても。
この温度Ｔを越えたときに、各セル２内の管ｌの側に築
成した作動流体がごの七１の壁面からの伝熱によって蒸
発するような伝熱器に構成してお（ならば、流体温度が
１゛以上になったときにだ＋Ｊ。
成した作動流体がごの七１の壁面からの伝熱によって蒸
発するような伝熱器に構成してお（ならば、流体温度が
１゛以上になったときにだ＋Ｊ。
この作動流体が蒸発し、この草気が、ごの温度′Ｉ゛よ
り低温の蓄熱媒体（水）に面する側で凝縮し−ζその潜
熱を放出することになり、第１１図の斜線な付した部分
だけが選択されて２一方向性に伝熱できることになる。
り低温の蓄熱媒体（水）に面する側で凝縮し−ζその潜
熱を放出することになり、第１１図の斜線な付した部分
だけが選択されて２一方向性に伝熱できることになる。
したがって、太陽熱集熱器の、Ｊ：うに１０射ｌＩ：１
１間によって集熱量が経時変化する；１ハ源から蓄ｊ：
ハする場合に、この蓄熱装置はまことに都合よく蓄熱で
きることになり、この蓄熱装置には、温度′■゛よりも
関温の熱をどんどん蓄えることが可能となる。この場合
、たとえ、蓄熱槽内の水温が伝熱器内の流体６１に度よ
り高くなったとしζも（蓄熱運転の続行によっても、あ
るいは、浮力による水の上下の１１υ１度差によっても
、このような状況が出現する）、この伝熱器９は逆の方
向（蓄熱方向とは逆の方向）には熱を伝導しないから、
この伝熱器９を経ての蓄熱の流出（放７！ｓ ）が１ｒ
１１制されることは明らかである。太１楊クハ集４１シ
器にＩ＋ｉらす熱源温度が経時変化するような熱源を利
用して蓄熱することが普通に行われているから、このよ
うな熱源からの蓄熱に対して本発明の蓄熱装置は従来に
ない効果を発揮することができる。
１間によって集熱量が経時変化する；１ハ源から蓄ｊ：
ハする場合に、この蓄熱装置はまことに都合よく蓄熱で
きることになり、この蓄熱装置には、温度′■゛よりも
関温の熱をどんどん蓄えることが可能となる。この場合
、たとえ、蓄熱槽内の水温が伝熱器内の流体６１に度よ
り高くなったとしζも（蓄熱運転の続行によっても、あ
るいは、浮力による水の上下の１１υ１度差によっても
、このような状況が出現する）、この伝熱器９は逆の方
向（蓄熱方向とは逆の方向）には熱を伝導しないから、
この伝熱器９を経ての蓄熱の流出（放７！ｓ ）が１ｒ
１１制されることは明らかである。太１楊クハ集４１シ
器にＩ＋ｉらす熱源温度が経時変化するような熱源を利
用して蓄熱することが普通に行われているから、このよ
うな熱源からの蓄熱に対して本発明の蓄熱装置は従来に
ない効果を発揮することができる。
第１０図の右半身（Ｂ）は、前記の蓄熱の場合とは、同
し伝熱器ではあるがこれを上下逆にして蓄熱槽の熱媒体
（水）の中に挿入することによって熱捕県装置を構成し
た例を示している。この場合は前記の蓄熱の場合とは逆
の方向のｐ、４１．流か流れることになるから、蓄熱槽
内の水の温度が経時変化したり、上下で温度差が生じて
も、伝！；に１器９のゲ１１丙を流れる流体には、所定
温度以上の熱が選択的に捕築できることになる。従って
この伝熱器９に通液する流体を熱交換器１２やその他の
熱器（ｉ：Ｊ １３に循環供給する場合に、この！４１
交換器１２や熱負荷１３には、必要とする所望温度以上
の熱だりか供給されることになる。
し伝熱器ではあるがこれを上下逆にして蓄熱槽の熱媒体
（水）の中に挿入することによって熱捕県装置を構成し
た例を示している。この場合は前記の蓄熱の場合とは逆
の方向のｐ、４１．流か流れることになるから、蓄熱槽
内の水の温度が経時変化したり、上下で温度差が生じて
も、伝！；に１器９のゲ１１丙を流れる流体には、所定
温度以上の熱が選択的に捕築できることになる。従って
この伝熱器９に通液する流体を熱交換器１２やその他の
熱器（ｉ：Ｊ １３に循環供給する場合に、この！４１
交換器１２や熱負荷１３には、必要とする所望温度以上
の熱だりか供給されることになる。
このように７本発明の伝熱器は、その使用の仕方によっ
て、つまり上斗逆に使い別りるだりで。
て、つまり上斗逆に使い別りるだりで。
蓄熱効率のよい蓄熱装置または望；ｊ７５効率のよい熱
捕簗装置を作ることができる点て＋ ’Ｒｆ”“シな応
用性がある。
捕簗装置を作ることができる点て＋ ’Ｒｆ”“シな応
用性がある。
第１図は本発明の伝熱器の切り欠き斜視図１第２図は第
１図の伝熱器の部分縦１．ｊｌ”ｊ面図。 第３図は第１図の伝熱器を第２図とは上］：逆にした場
合の部分縦断面図。 第４図は本発明の伝！ｊハ器の他の例の外観斜視図。 第５図は第４図の伝熱器の切り欠き斜視図。 第６図は第５図の伝熱器の部分縦断面図。 第７図は第５図の伝熱器を第６図とは」二下逆にした場
合の部分縦断面図 第８図は本発明の伝り（？器の他の例を示ずりＪり欠き
縦断面図。 第９図は本発明の伝熱器のさらに他の例を示ずりＪり欠
き縦断面図。 第１Ｏ図は本発明の伝熱器を使用した蓄熱装置および熱
捕集装置の機器配置状態図。 第１１図は本発明の伝熱器の）；６５流選択性能を説明
するための温度と時間の関係図。 ■・・管、２・・セル、３・・外管。 ４・・傘型の隔壁、５・・液状の作動流体。 ６・・断熱材、 ８・・蓄熱槽、９・・本発明の伝熱器
。 第１図 ］ ４４９− 第３図
１図の伝熱器の部分縦１．ｊｌ”ｊ面図。 第３図は第１図の伝熱器を第２図とは上］：逆にした場
合の部分縦断面図。 第４図は本発明の伝！ｊハ器の他の例の外観斜視図。 第５図は第４図の伝熱器の切り欠き斜視図。 第６図は第５図の伝熱器の部分縦断面図。 第７図は第５図の伝熱器を第６図とは」二下逆にした場
合の部分縦断面図 第８図は本発明の伝り（？器の他の例を示ずりＪり欠き
縦断面図。 第９図は本発明の伝熱器のさらに他の例を示ずりＪり欠
き縦断面図。 第１Ｏ図は本発明の伝熱器を使用した蓄熱装置および熱
捕集装置の機器配置状態図。 第１１図は本発明の伝熱器の）；６５流選択性能を説明
するための温度と時間の関係図。 ■・・管、２・・セル、３・・外管。 ４・・傘型の隔壁、５・・液状の作動流体。 ６・・断熱材、 ８・・蓄熱槽、９・・本発明の伝熱器
。 第１図 ］ ４４９− 第３図
Claims (3)
- （１）、気密空間内に作動流体を封入したセルの多数を
、各セルの一例面が管内流体との熱交換面を形成するよ
うに、管の外壁に取イ」げた伝熱器であって、この管を
鉛直方向にしたときの該セルの底内面が水平面よりも傾
斜し且つこの底面を形成する材料の一部または全部が断
熱性の月料から構成された伝熱器。 - （２）、気密空間内に作動流体を封入したセルの多数を
、各セルの一側面が管内流体との熱交換面を形成するよ
うに、管の外壁に数例けた伝熱器であって、この管を鉛
直方向にしたときの該セルの底内面が管の外壁から離れ
るに従って上方に向けて水平面よりも傾斜し且つこの底
面を形成する材料の一部または全部が断熱性の材料から
構成された伝熱器を、この器内を流れる流体がこの器内
を上下方向に通過するように、蓄熱槽の中に挿入し、こ
の蓄熱槽内の該伝熱器に、温度が経時変化する流体を通
ずるようにした蓄熱装置。 - （３）、気密空間内に作動流体を封入したセルの多数を
、各セルの一側面が管内流体との熱交換面を形成するよ
うに、管の外壁に数例けた伝熱器であって、この管を鉛
直方向にしたときの該セルの底内面が管の外壁から離れ
るに従って下方に向けて水平面よりも傾斜し且つこの底
面を形成する材料の一部または全部が断熱性の材料から
構成された伝熱器を２ この器内を流れる流体がこの器
内を上下刃向に通過するように、温度が経時変化する熱
環境内に設置した熱捕集装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58118874A JPS6011092A (ja) | 1983-06-30 | 1983-06-30 | 伝熱器およびこれを利用した蓄熱装置並びに熱捕集装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58118874A JPS6011092A (ja) | 1983-06-30 | 1983-06-30 | 伝熱器およびこれを利用した蓄熱装置並びに熱捕集装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6011092A true JPS6011092A (ja) | 1985-01-21 |
| JPH0434076B2 JPH0434076B2 (ja) | 1992-06-04 |
Family
ID=14747252
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58118874A Granted JPS6011092A (ja) | 1983-06-30 | 1983-06-30 | 伝熱器およびこれを利用した蓄熱装置並びに熱捕集装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6011092A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63126777U (ja) * | 1987-02-05 | 1988-08-18 | ||
| NL1018449C2 (nl) * | 2001-07-03 | 2003-01-08 | Hei Tech Bv | Warmte-uitwisseling in boilers door middel van warmtepijpen. |
| US6571863B1 (en) * | 2002-08-27 | 2003-06-03 | Compal Electronics, Inc. | Turbulence inducing heat pipe for improved heat transfer rates |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5913876U (ja) * | 1982-07-14 | 1984-01-27 | イ−グル工業株式会社 | 熱交換器 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5913876B2 (ja) * | 1979-12-10 | 1984-04-02 | 株式会社日立製作所 | 工業用ミシンの制御装置 |
-
1983
- 1983-06-30 JP JP58118874A patent/JPS6011092A/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5913876U (ja) * | 1982-07-14 | 1984-01-27 | イ−グル工業株式会社 | 熱交換器 |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63126777U (ja) * | 1987-02-05 | 1988-08-18 | ||
| NL1018449C2 (nl) * | 2001-07-03 | 2003-01-08 | Hei Tech Bv | Warmte-uitwisseling in boilers door middel van warmtepijpen. |
| US6571863B1 (en) * | 2002-08-27 | 2003-06-03 | Compal Electronics, Inc. | Turbulence inducing heat pipe for improved heat transfer rates |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0434076B2 (ja) | 1992-06-04 |
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