JPS60108346A - 低軟化点ホ−ロ−フリツト - Google Patents

低軟化点ホ−ロ−フリツト

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JPS60108346A
JPS60108346A JP21435483A JP21435483A JPS60108346A JP S60108346 A JPS60108346 A JP S60108346A JP 21435483 A JP21435483 A JP 21435483A JP 21435483 A JP21435483 A JP 21435483A JP S60108346 A JPS60108346 A JP S60108346A
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enamel
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frit
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JP21435483A
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English (en)
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Masaki Ikeda
正樹 池田
Hajime Oyabu
大薮 一
Shuzo Tokumitsu
修三 徳満
Yoshiyasu Nobuto
吉保 延藤
Yukinobu Hoshida
幸信 星田
Atsushi Nishino
敦 西野
Yoshihiro Watanabe
善博 渡辺
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は低温焼成可能なホーローフリットに関するもの
であシ、ホーロー加工の省資源、省エネルギーをもたら
すものである。
従来例の構成とその問題点 一般に、鉄ホーローの焼伺温度は800〜870°Cと
鉄のA1変態点(723℃)より高いので、焼付けに際
して鉄の結晶型がα鉄からγ鉄に変態し、鉄板が熱歪み
によシ変形し易く、焼成加工後の寸法精度が悪く不良率
が大きくなる。従って板厚を厚くしなければならない。
また鉄板を高温で加熱すると、鉄板に吸着あるいは吸蔵
されている水素ガヌ等の発生が著しくなる。またクリッ
プ中の水分や鉄板上の水分は、焼成温度域そは鉄板中の
炭素と反応して炭酸ガスを発生し、ホーロー表面に泡、
ピンホール等の欠陥が生じやすくなる。
例えば、オープン庫内壁を板厚0.6鮎の鋼板にSOO
〜870℃で鉄ホーローを焼付けた場合、成形物の変形
が大きく、泡、ピンホール等の発生も多いので、不良率
が大きい。一方、A、変態点以下の低温でホーローを焼
成できれば、熱歪みによる変形が少なく、ガス発生によ
る泡、ピンホールの欠陥も少なくなるので、板厚が0.
4M程度の薄板の使用が可能になシ、さらに複雑な形状
のものにもホーロー加工がしやすい。
近年、省資源、省エネルギーが重要な問題点となってい
る。ホーローの焼成温度を下げることによシ、燃料費の
節減が図れ、薄板の使用が可能になることによシ、基材
の材料費の節減が図れる。
このように低温で燃成する低融ポーロー加工技術はすぐ
れた利点を持っているにもがかわらず、現状の高温で焼
成する普通ホーローに取って代るほどの特性を有してい
す、未だ不十分なものである。
その理由の一つとして、ホーローは耐熱性、耐食性等の
基材の表面保護機能と同時に、装飾的機能が要求される
ものであるが、従来の低融点フリットである鉛系フリッ
トでは両機能とも満足するものがなかったからである。
その中で特に、装飾機能上要求される事項として、ホー
ロー表面の表面状態、光沢等のほかに、各種色調の発色
性、安定性などがあげられるが、従来の低融ホーローフ
リットは発色性2色調の安定性等に問題があった。
そこで本発明者らは、特願昭67−19243に記した
ように、鉄もしくは鉄基合金のA1 変態点以下で焼成
でき、しかもすべての色調にわたって発色させることが
でき、化学的にも安定な低軟化点のホーローフリットを
開発シタ。
しかしながら、それらには次のような問題点が残されて
いた。
■ 低グレード前処理(酸洗処理減量値およびニッケル
処理付着量が著しく少ない場合)における密着性 ■ ホーロー釉薬の長期保存性 ■ ディッピング特性 ■の密着性に関する問題は以下のとおりである。
ホーロ一層と素地金属が強固に密着するためには、焼成
過程中に起こる素地金属の熱酸化が大きく影響する。
例えば、鋼板ホーローを例にとると、焼成過程中に形成
された鉄酸化物がホーロ一層中に溶解。
拡散し、いわゆる化学結合でホーロ一層が金属に強く密
着している。
普通ホーローの場合、焼成温度が800℃以上と非常に
高いため、前述の鉄酸化物の生成が多く、この酸化物が
ホーロ一層中に溶解、拡散し、ホーロ一層の密着が強固
となる。それに対し、低軟化点ホーローフリットの場合
、従来ホーローより約100〜160℃低い温度で焼成
するだめ、前述の鉄酸化物の生成量が少なく、従来ホー
ローに比べて密着性に劣る。
そこで改善策について検討した結果、前処理条件、たと
えば酸洗減量値あるいはニッケル付着量を増加させるこ
とによシ、前記先願の低軟化点ホーローフリットを用い
ても、従来ホーローに劣らない密着性を得ることが確認
された。しかし、酸洗減量値あるいはニッケル付着量を
増加させるためには、酸洗処理時間あるいはニッケル処
理時間を増加させる必要が1、生産性、コスト性の観点
から問題があった。
■の低軟化点ホーローフリットを用いたホーロー釉薬の
長期保存性に関する問題は次のとおシである。ホーロー
フリットの軟化温度を下げるためには、アルカリ成分(
Na、、O,K2O,Li2O等)をガラ7中に添加す
る必要があり、従来の普通ホーロー用フリットに比べ、
アルカリ成分の量全増大させることは避けられない。前
記先願の低軟化点ホーローフリットを用いて、ホーロー
釉薬を作製し、長期間保存しておくと、ガラヌフリット
からアルカリ成分が徐々に溶出し、釉薬に悪影響を及ば
ず。この長期間保存した釉薬の施釉、焼成を行うと、ホ
ーロ一層にゆず肌、亀裂、コツパーへラド等の重大欠陥
の発生が見られた。
■のディッピング特性は施釉法、すなわち釉薬中に器物
を浸して施釉するディップ法における問題であるが、釉
薬のチクソトロピー性、ガラスフリットの流動性が重要
なポイントと々る。前記先願の低軟化点ホーローフリッ
トは、主としてスプレー法用のガラスフリットであシ、
ディップ法で行うと、ホーロ一層にピンポール、ヒケ等
が発生し、好ましくなかった。
発明の目的 本発明は、鉄もしくは鉄基合金の人、変態点(723℃
)以下で焼成でき、しかも低グレード前処理条件でも密
着性が良好で、釉薬の長期保存化が図れるとともに、デ
ィッピング特性に優れた低軟化点ホーローフリットを提
供することを目的とする。
発明の構成 本発明のフリットは、少なくとも5in2. B203
NIL、、01 K20+ Li2O,Bad、Cab
、ZnO。
F2 、’II 2os k J: ヒZr O2ト、
Ni Ok 、1: (f Mo0よシなる群から選択
さ・れる少なくとも1種の密着性酸化物とから構成され
、5in2を32〜46重量%、B2O3を7N20重
量%、Na2Oを14〜22重量%、K2Oを0.4〜
5重量%、Li2Oを0.3P−2重量係、BaOを3
〜16重量%、CaOを6〜16重量%、ZnOを0.
2〜5重量%、F2を2〜9重量%、Al2O,を1〜
5重量%、ZrO2を0.5〜4.5重量俤、前記密着
性酸化物を1〜6重量%の範囲で含有するものである。
実施例の説明 ホーローフリットに要求される重要な要件の1つは、素
地金属との熱膨張係数のバランスである。
11mg、!:しては、鉄、ステンレス鋼、アルミナイ
ズド鋼、アルミニウムなどが代表的であシ、従、て次の
様な加算式が便宜的に用いられている。
α二ΣanPn ここでαはフリントの酸化物成分による熱膨張係数因子
、Pは各成分の重量百分率である。フリットの組成を決
定する場合、この加算式を参考にして、適当な膨張係数
となるよう組成を決定しなければならない。
例えば、素地金属が鋼板の場合、通常一般ホーローでは
、膨張率が(86へ10S) X 10””d6g−’
のフリットを選択しなければならない。こ霧串する。ま
た、フリットの膨張率が106×10−0−7de’ 
よシ大きいと、素地金属が凹変形したシ、焼成後冷却時
にボーロ一層が剥離したシするような現象が生じる。一
方鉄のA、変態点以下の温度で焼成するフリットの場合
、現在一般的に使われている鉄用フリットの膨張率の適
正範囲(as ヘ106) Xl 0−0−76e’ 
よシ大きめの値(85〜116) X 10−’ do
g−’ が最適範囲であった。その理由は、一般ホーロ
ーと比べて、位1itim 庁f:欽10n 、% O
nrs ’r trc+−a−y −awr、+、 八
属にかかる熱応力が小さく、膨張率の適正範囲が一層ホ
ーローフリットより大きくなるからである。
このように、ホーロー焼成温度によっても、選択される
フリットの膨張率が規定される。
また、低温でホーローを焼成するには、フリットの軟化
点を下げ、焼成温度でフリットが軟化流動し、鋼板の表
面をぬらすようにすることが必要である。例えば、鋼の
人、変態点以下の低rE1でホーロー被覆し、素地金属
の変形や泡、ピンホール等の欠陥を防ぐ場合は、ホーロ
ーの焼付温度を720’C以下にする必要がある。素地
金属がアルミクラツド鋼板やアルミクラッド鋼板の場合
、600’C以上になるとアルシミニウム層ト鉄層(7
) 間に人β−Fe合金属の成長が著しくなり、このA
l−Fe合金層が成長すると、ホーローと素地金属の密
着性が低下するので、焼成温度は600℃以下にする必
要がある。素地金属がアルミニウムの場合、アルミニウ
ムの融点は668℃でちるため、素地金属の熱変形を生
じさせないように、焼付湿度は600℃以下にするこ2
が必要となる、このように、使用する素材金属の種類に
よっても、フリッ1−の軟化点が規定される。
さらに、本発明の目的を達成するためには、以下の事を
配慮しなければならない。
イ)ホーローの密着性 前述したように、先願の低軟化点ポーローフリットの密
着性は前処理条件にょシ大きく影響され、酸洗減量、ニ
ッケル付着量を多くする必要があり、その値としては酸
洗減量が2oo+y/dm2以上、ニッケル伺着量がγ
my / d 、l以」二である。
通常のホーロー用極低炭素鋼(spp鋼板)は上記の数
値を管理して使用することも可能であるが、l’、!:
してspp鋼板のがわりにホーロー用リムド鋼(spc
c鋼板)が使用される場合は、基材組成のバラツキが大
きく、前処理条件(浴温度、液組成1時間など)を同一
にしても、酸洗減量値? ニッケル付着量のバラツキが
大きく、数値管理することが困難である。したがって、
前記数値以下の前処理条件でも密着良好なホーローフリ
ットが要求される。通常、普通下釉ホーローにおいて、
密着性を向上させる拐料としてはホーローフリット中に
Coo、NiOなとの遷移金属酸化物を添加している。
通常、遷移金属酸化物は軟化温度を」二げる傾向があシ
、その種類、量は本発明の重要なファクターとなる。ガ
ラスフリットの色調は遷移金属酸化物特有の色調となる
。最終ホーロー製品などの色調を要求されるかも考慮し
て添加する種類、量が決定される。
口)ホーロー釉薬の長寿命性およびディッピング特性 前述したように、低軟化点フリットはアルカリ成分の増
大を余儀なくされている関什、」二、ガラスフリットの
化学耐久性がポイントとなυ、化学耐久性を向上させる
成分の種類あるいは量の検討が必要である。それと同時
にアルカリ成分の他に選択的に溶解ジる成分のチェック
も必須であシ、これらの検討がホーロー釉薬の長寿命性
をもたらす。
ディッピング特性に影響を与える因子の一つは、ガラス
フリットの化学耐久性である。その理由は次のとおシで
ある。ホーロー釉薬にミル添加物として蛙目粘土を添加
するが、蛙目粘土の添加の目的は、゛フリットを浮遊さ
せる懸濁剤として働かせることおよび施釉したホーロー
釉薬の乾燥膜の強化である。この粘土粒子あるいはガラ
スフリットかスリップ中で水−く懸濁しているか、ある
いは凝集して粗大粒子となり沈澱するか否かは、スリッ
プ中に存在するイオンの吸着によって左右される。
すなわち、ガラスフリットから溶出する成分によって、
その状態が変化するので、好ましくはガラスフリットか
ら成分溶出が極端に少ない、化学耐久性にすぐれたガラ
スフリットを選択するのが良い。化学耐久性の悪いガラ
スフリットを用いると、スリップ中の粘度が増加し、作
業性の悪い、しかもホーロー特性の好ましくないものと
なる。
また、ディッピング特性に影響を与えるもう一つの因子
として、ガラスフリットの流動性が挙げられる。その理
由は次のとおシである。
ディッピング施釉を行う場合、作業性の観点から施釉膜
厚は60〜120μで、ヌプレー施釉の膜厚120〜2
00μに比べて少なくなるため、膜厚の小の箇所がどう
してもピンホール等の発生が出やすくなる。このためガ
ラスフリット自体が所定の焼成温度で十分流動するよう
な選択が重要である。
以上のような配慮のもとに構成された本発明によるホー
ローフリットの組成について以−トに説明する。
第1表に本発明者らが検討した主なフリットの組成を示
し、第2表にその性質およびホーロ一層の表面状態、特
性、ディッピング特性などの評価結果を示1゜ フリットはガラス原料調合後、ルツボに入れ1000℃
で45分間溶融を行って作製した。
表中の熱水溶解量は、200〜350メツシ。
のフリット6y−を10OCCの蒸留水に浸漬し、1時
間煮沸した後、その上澄み液を取り、メチルオレンジ指
示薬を用いて、溶出したアルカリ成分を0、1 N−H
2SO4で滴定し、その消費量を溶出アルカリ量の尺度
とした。○印は0. I H−H2SO4の消費量が1
 ml以下、Δ印は1〜3ゴ、×はそれ以上を示す。
また、ガラスフリットの原動性は、粒径200メソシユ
以下のフリット2y、を採取し、それを金型に入れ、1
1/c、(で直径12.7M、nクブレットに成形し、
その試別を鋼板の」−にのせ、690°Cで6分間熱処
即を行い、試料の流動径をノギスで測定し、その径が1
88以上のものを○、14〜18期、のものを△、14
ffJ+以下のものを×で示した。
ホーロー釉薬は、フリット1000重量部、粘土60重
量部、ケイ石粉60重量部、ベン1−ナイ110重量部
、亜硝酸ソーダ1重量部、顔料10重量部、水620重
量部をボールミル 3時間ミル引きを行うことによシ調製した。その釉薬中
に、前処理を施した大きさ10o×100−厚さ0. 
6 を間のspcc鋼板 (酸洗減量50mg/dQn
″,ニッケル付着量2 ++y / (1−IK”)を
浸漬し、ディップ法によシ施釉を行った。その後、乾燥
し、710℃で5分間焼成して試験板を作成した。
ホーロ一層の表面状態(ゆず肌、ピンホール、亀裂など
)は、試験板のホーロー表面を目視観察を行った結果で
あり、○印はゆず肌、ピンポール、亀裂が認められない
ことを示し、X印は認められることを示す。
光沢は試験板に入射角45°、反射角45°で光を当て
、光の反射率を測定したものであシ、○印は反射率80
以上、△印ilー1:80〜7o、X印は70以下を示
す。
ホーロ一層の而」水性は、試験板を98℃熱水中に1時
間浸漬し、前後あ重量差が10■/clJ以下のものを
O、10〜3oη/d−のものを△、30■/d−以上
のものを×で示した。
ホーロ一層の密着性は、PHI密着試験機を用いて、評
価を行い、その値が90%以上のものは○、70〜90
%のものはΔ、70%以下のものを×で示した。
さらに、このヌリップをポリエチレン容器に入れ、35
℃の恒温水槽中に10日間浸漬し、その後ディップ法に
よシ施釉し焼成してザンプルを作成し、その表面状態の
評価を行った。
また、総合評価として本発明の目的に合致し、有効なも
のは○印、有効でないものをX印で示した。
以」二の結果から、フリットの各成分の含有量について
は以下のように考えられる。
1) Sin,、成分 一般にガラヌやフリット中のSiO2量が大きくなると
熱膨張係数は小さくなり、軟化点は高くなる。したがっ
て低軟化点のフリットを作成するには、SiO2量を少
なくする必要があるが、後述するR2O成分,R′0成
分との関係からその量が決定される。
第1表のフリット別1〜扁5はSi02量を変化させた
ものであるが、S102の量が32%以下になると第2
表に示したように熱水への溶解度が大きくなるとともに
、ヌリソプ寿命特性も低下する。
逆に46%以上になると、低温で焼成することが不可能
となる、、これらの点からSin2の割合は32〜46
%の範囲が適切である,SiO2成分原料としては、け
い石,長石などを用いる。
2) B203成分 B203の原料としては主にホウ砂(Na2B407・
10H20)、無水ホウ砂(Na2B40, ) 、ボ
ウ酸(H3BO3)が用いられる。これは、フリットの
各原料を混合し、1200℃以上に加熱して溶融ガラス
化させる時、例えばホウ砂の場合、その融点は747°
Cと非常に低いので、フリットの各成分を溶融化させる
上で重要な役割を果たしている。
また、ホーロー焼成後のフリットと素地金属の密着性や
表面の光沢を向上させるにも重要な役割を持つ。
第1表の扁1〜6の比較で、B203が20%以上にな
ると、水への溶解性に問題があり、好捷しくないことが
わかる。また7チ以下になると、ホーロー表面の光沢、
ディッピング特性に問題がちシ、好ましくない。したが
って、B203の適当な範囲は7〜20%である。
3) F2成分 F2成分の原料としては、はたる石(CaF2)、氷晶
石(3NaF − AIF3’) 、7ノ化ナトリウム
(NaF)、フッ化カリウム (KF)、フン化リチウ
ム(LiF)、フッ化ア/レミニウム(AAF5)、ケ
イフッ化ソーダ(Na2SiF6) 、ケイフッ化カリ
 (K2SiF6)などが用いられる。
F2成分は一般的に、間接乳濁剤および溶融剤として重
要な成分である。
扁6〜.彌9の比較によシ、F2成分は2〜9%が好ま
しいことがわかる。F2成分はフリット製造時に理論調
合量の20〜50係飛散する性質を持っているが、本発
明のF2成分の最適範囲は生成したフリット内に含有さ
れているF2刊である。
F2成分量が2%以下の場合、ディンピング性に必要な
、ガラスの流動性が得られず好ましくない。9%以J:
、は、ホーロー而に無数のガス泡が発生し、外観不良と
なると同時に、フリット製造時にルツボが浸食されやず
く、工業的にも不利である。
4) R,、O成分 L20成分とは、ここではアルカリ性成分のNa2O、
F20 、 Li2Oを表す。R2o成分i(1強力な
溶融剤で89、溶融した釉薬の流動性を増し、フリット
中にあっては軟化点を下げる重要な成分である。しかし
、R20成分の使用量によっては水溶液に対する抵抗性
を減少し、風化に対する抵抗性を減少させる。捷だ、デ
ィンピング特性に重要な影響を与える成分でもあシ、)
!J ノt・の膨張率を大きく変化させる成分でもある
これらL20成分の中で軟化点を下げる効果としては、
Li2O) Na、、O) F20 の順であシ、スリ
ップ寿命タディッピング特性にすぐれた低軟化点フリソ
1−を得るだめには、R2o量もさることながら、どの
成分を選択するかが重要な問題である。
次に各成分の含有割合であるが、Na2O成分はフリッ
トの易溶性を上げる効果があるが、フl)ソトの化学耐
久性、スリップ寿命、ディンピング特性に対して悪影響
を与える成分である。
、110〜13の比較において、表面状、帖、光沢・耐
水性、スリップ寿命の観点から14〜22%の範囲が好
ましい。
F20成分は易溶性を上げるとともに、ホーロ一層の光
沢を上げる有効な成分である。篇14〜!61了の比較
において、K2Oは。、4〜5係が好ましい。0.4%
以下ではホーロ一層に光沢が得られず、また5%以上で
は、化学耐久伯、スリップ寿命に与える影響が犬である
ため好ましくない。
捷たに20はNa2Oより価格が高いため、好寸しくけ
0.4〜3係である。
L120成分ハ前述のNa2O,に2o成分に比べて、
フリソ1〜の易溶性を上げる一番効果的な成分であり、
特に、L120は少量の添加で著しく軟化点を下げるこ
とができ、本発明の必須成分である。しかし、光沢2表
面状態に悪影響を及ぼしやすい成分でもあるため、その
添加量については注意しなければならない。
iF5.18〜A、 21の比較において、Li2O量
を増加するにつれ、フリットの流動性は大きく低下する
が、2チ以上になると、ホーロ一層の表面状態、特にゆ
ず肌の発生が顕著で、それに伴い光沢か低下するととが
わかる。これらの点より、L120は0.3〜4チが好
捷しい。
次にL20成分の原料について述べる。Na2O成分と
してはNa2Go3.NaNO3のような単独の成分か
ら持ってくることもできるが、硼砂、ケイフッ化ソーダ
、水晶石、長石からも入ってくる。
同様にに20成分はKNO,、に2Go3の他にケイフ
ッ化カリウム、長石がある。Li2O成分は工業試薬と
してLi2C0,、があるが、高価であるブ’cめ、天
然鉱石、たとえばヌボジュ=メンなどを使用するのかよ
い。
5) R’O成分 R’O成分とは、ここではアルカリ土類金属酸化物のC
aO、ZnO、BaO、MgO等を表す。R’O成分は
アルカリ金属酸化物はどではないが、溶融剤として働き
、フリットの軟化点も下ける性質を持っている。また弾
性率、引っばり強度などの機械的性質を向上させる。さ
らにアルカリ金属酸化物と大きく異なる性質としては、
アルカリ土類金属酸化物の添加によシ、フリットの耐水
性、化学的耐久性を向上させるという性質を有している
。アルカリ土類金属酸化物の耐水性および耐酸性の大き
な順に示すと次のようになる。
耐水性 ZnO) MgO) CaO) BaO耐酸性
 ZnO) ChO) MgO) Ba0R’O成分中
の各成分の挙動については、122〜ノFli36に示
した。以下に各成分の挙動をより具体的に説明する。
ZnO成分は耐水性、耐酸性を向上させるとともに、光
沢を上げる性質を有しておシ、本発明のホーローフリッ
トにとって重要な成分であり、必須のものとなっている
。特にホーロ一層の耐水性は微量の流力Oによっても著
しく向上する。ZnO成分が0.1%以下では、その効
果が顕著でなく好ましくない。逆に5%以上では、フリ
ットの流動性が低下し、ディッピング施釉では、表面状
態の好ましいものが得られなかった。以上の理由によシ
ZnOは0.1〜5%の範囲内にあることが必要であシ
、好ましくは0.5〜3チである。
CaO成分はスリップのチクソトロピー性を維持する傾
向があシ、スリップの寿命特性あるいはディッピングの
作業性を向上させる傾向があシ、本発明のホーロー表面
ノ1−に必須の成分となっている。
CaO成分が5%以下では、スリップの寿命特性に影響
を与え、本発明の目的に反し好ましくない。
逆に、15%以上ではガラスフリットの易溶性を減少さ
せ、ディッピング施釉に好ましくない。以上の理由によ
pcaoは6%〜15チである。C1aO成分は他の成
分に比べ、比較的安価であるだめ、量的には多量添加し
た方がコスト的に有利であシ、好ましくは10〜15%
である。
BaO成分はR2O成分程ではないが、ガラ7フリフト
の流動性を向上させる成分であり、またその添加量を多
くしても、アlレカリ成分はど耐水性が劣化することが
なく、本発明のガラスフリットに有効な成分である。し
かしながら、BaO成分は溶融ルツボを浸食させやすい
ため、その添加量には留意する必要がある。
BaO成分が3%以下では、本発明の目的に合致したホ
ーローフリットか得られず、ディ、ツブ施釉では表面状
態の好ましいものが得られなかった。
逆に、16係以上では特性的には本発明の目的に合致し
たが、備考に示したように、/レツポの浸食が激しく、
工業的な見地から好ましくなかまた。
以上の理由により、BaO成分は3〜15襲の範囲が良
い。BaO成分は比較的、高価であるのと前述のルツボ
浸食性の観点から極力少なくすべきであるから、よシ好
ましくは3〜8チである。
MgO成分は本発明の必須成分ではないが、機械的性質
を向上させる意味で、一部置換して用いることも可能で
ある。その含有割合は6チ以下にしなければならない。
その理由は、5チ以上ではホーロー面の光沢が減少する
ためと、ディッピング施釉での表面状態が悪くなるため
である。
R’O成分の原料について述べると、ZnO成分原判と
して亜鉛華、炭酸亜鉛などを用いる。CaO成分として
炭酸カルシウム、水酸化カルシウムなどの単独の成分か
ら持ってくることもできるが、はたる石、ドロマイトか
らも入ってくる。MgO成分として、炭酸マグネシウム
、マグネシアの他にドロマイトも必要に応じて用いるこ
とができる。
BaO成分として、炭酸バリウム、硝酸バリウム。
フン化バリウムなどが用いられる。
6) 中間酸化物成分 中間酸化物成分としては、k1205. Zr O7゜
Tie、、などがある。これらの成分はフリットの熱水
溶解や、酸性溶液などへの溶解量を減少するのに効果が
ある。しかし、あまシ多量に入れると、フリットの軟化
点を上け、ホーロー表面の光沢あるいは表面状態を低下
させるので、その急、種類の選択は重要である。含有量
を変化させた結果は、ノ[37〜l651に示されてい
る。
jJ20.成分は、特にフリットの化学耐久性を向上さ
せる成分であり、本発明に必須の成分である。A/12
0.成分が1%以下では、フリットの耐水性が劣化する
とともに、スリップの寿命特性あるいはホーローの耐水
性に悪影響を及はし好ましくない。逆に、5%以上では
フリットの流動性が低下し、ディッピング施釉に不適当
なものとなシ、本発明の目的に反し、好ましくない。
以上の理由によシ、A7!203成分は1〜6%の範囲
が良い。
ZrO□成分は、k1203 成分はどフリットの化学
耐久性を向上させる成分ではないが、ジルコン溶融炉の
浸食の観点から、本発明のフリットにとって必須成分で
ある。
ガラス溶融炉は通常、長期間使用に耐えられるヨウジル
コン製が使用されている。このジルコン溶融炉の浸食防
止のためにガラスフリットにZrO2成分を含有するこ
とが好ましい。 ゛ ZrO2成分が0.5%以下では、ジルコン溶融炉の浸
食を防吐する効果は少ない。逆に、4.6係以上では、
フリットの流動性が低下し、ディッピンク施釉に不適で
ある。
以上、の理由により、ZrO2成分の量は0.5〜4・
5係の範囲にする必要がある。
TiO2成分は本発明の必須成分ではないが、添加する
ととも可能である。その含有割合は5係以−1:でなけ
ればならない。その理由はAl2O3,ZrO2成分と
同様な理由と、フリットが乳濁することによる。
次に中間酸化物成分の原料について述べると、ZrO2
成分としては、天然産のものはFe2O3などの不純物
を含み、まだ精製したものは高価であるため、ZrO2
とSin、、との化合物であるジルコン(ZrO2・n
5io2)を用いるのがよい。このジルコンは単に価格
が安いばかりでなく、フリット溶解時にZrO2単独よ
りも溶融しやすい。
TiO7成分としてはアナクーゼ型とルチル型があるが
、原tJ Itとして用いる場合はどちらでもよい。A
l2O2成分としてはアルミナ、水酸化アルミニウムの
ように単独のものを用いてもよいが、氷晶石、長石など
からも入ってくる場合があるので、組成比に応じて、適
宜選択する。
7) 密着性酸化物 通常、一般ホーローの下ぐずシ用フリッ1−には、酸化
コバルトが密着性酸化物として効果を発揮すると言われ
ており、Cooは高価なため、N10あるいはMnO2
と併用して用いられている例が多い。
本発明の密着性酸化物の検討結果を馬52〜if。
83に示した。
本発明のフリット組成の範囲において、単独で使用する
と、一般ホーローで胃われでいる程、C00は有効では
なかった。たしかにCoo成分は密着性がすぐれている
が、添加によって、ホーロー表面にゆず肌が発生し、好
寸しくない。本発明のフリットにおいて、密着性に有効
な成分はNiO又はMob、であった。したがって、本
発明のホーローフリットは少なくともNiO又はMob
、を含有する。
その含有量は1〜6チの範囲内にする必要がある。その
含有量が1%以下では、密着性に優れたガラスフリット
が得られない。逆に、5%以」−では、ガラスフリット
の流動性が低下し、ディンピンク施釉用ホーローフリッ
トとして好まし7くない。
Cub、Mn○、、 、 Fe2O3,V2O,、、S
nO2,0r203成分は、それらを単独あるいは併用
で使用しても密着性に優れたホーローフリットを得るこ
とはできないが、M o Os又はNiOと併用して用
いると密着性にすぐれたホーローフリットが得られ、い
わゆる密着性酸化物としての働きを有する。NiOある
いはMob3はコスト的に高価であるため、前述の成分
を一部置換して使用することも可能である。
密着11酸化物の原料としてMOO3成分は単独のMO
酸化物、二ケイ化モリブデン、二硫化モリブデン、モリ
ブデン酸アンモンなどから得られる。
NiO成分は通常NiOあるいはNi、、O,から用い
るのが良い。
CuO成分は単独のCuOあるいは炭酸銅を原料とする
。MnO2成分はマンガン酸化物、Fe2O。
成分はべんがら等を用いる。
以上のような、本発明のフリットを用いれば、従来の高
温型ホーローでは焼成時の熱歪み、変形の観点から用い
ることができなかった薄板鋼板の使用も可能である。以
下それについて説明する。
第1表扁3のフリットを用いて、素柑の板厚を種々変化
させ、焼成歪みを測定し、従来の高錨1型ホーローのそ
れと比較した。
焼成歪みの測定法を第1図及び第2図に示す。
試験板として、所定の板厚を有し、歪のない大きさ60
X300懇の素材1の両面にホーロー膜厚が100μに
なるように、ホーロー釉薬2を塗布したものを用い、第
1図に示すように、支持具3によって250 M□の間
隔で水平に支持し、所定の温度で焼成し、放冷した。第
2図に示す様な歪が生じたならば、歪の量として、中火
部の元の水平線からの変位量βを測定した。βの値が1
 mm以下の場合は○、1〜3 M、の時は△、3M、
以」−の場合は×で示した。
なお本発明のフリットを用いた場合の最適焼成条件は7
10℃、5分間であるのに対し、従来の高温型ホーロー
の場合の最適焼成条件は82o℃、6分間である。この
条件における、それぞれの素利扱厚と焼成歪みの関係を
めた。その結果を第3表に示した。
第3表 第3表から明らかなように、従来の8QO°C以上の高
温焼成型ホーローでは焼成時の歪の関係から、0.6記
以上の厚板を用いる必要があり、ホーロー加工品もおの
ずと重たいものとなる。
それにり1し、本発明のホーローフリットを用いれば、
鉄のA1変態点以下で焼成することができるので、焼成
による熱歪みがないため、0.4m。
0、511A等従来のホーローフリットでは用いること
ができなかった薄板拐が使用でき、得られたホーロー加
工品が軽量化される。
さらに、焼成温度を従来のホーローよりも約100〜1
50°C下げることによって、ホーロー加工時の省エネ
ルギーが図れ、その焼成に要する燃費を25〜35%低
減することができる。
また、従来の低融ホーローの問題点とされていた釉薬の
寿命特性、ディッピング特性、ホーロ一層の密着性が改
善でき、実用可能なフリットを提供することができる。
また、比較的軟化点が低いフリットを用いれば、通常の
ホーロー用鋼板のみならず、アルミナイヌド鋼板にも使
用でき、膨張率等を考慮すれば、ヌテンレヌ鋼、鋳鉄な
どにも使用可能である。
さらに本発明のフリッ1〜は、単に装飾用としてばかシ
でなく、種々の基板の絶縁性を向上させる目的で、使用
することも可能である。
発明の効果 本発明のホーローフリットは、鉄のA+ 変り点である
723°C以下の温度で焼成可能であるとともに、ホー
ロ一層の密着性、釉薬の保存性、ディッピング特性にも
優れ、軽量ホーロー加工品の実用化を可能とするもので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は、ホーロー加工時における焼成歪み
の測定法を示す断面図である。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名第1

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)少なくとも5i02. B2O3・ N″20.
    に20゜Li2O,Bad、Cab、ZnO,F、、、
    ムβ203及びZrO2と、M2O3及びNiOよシな
    る群から選択される少なくとも1′種の密着性酸化物と
    から構成され、SiO2を32〜45重量%、B2O3
    を7〜20重量%、N a 20を14〜22重量%、
    K2Oを0.4〜6重量%、L120を0.3〜2重量
    %、BaOを3〜15重量%、CaOを6〜15重量%
    、ZnOを0.2 A−6重量%、F2を2〜9重量%
    、Al2O3を1〜5重量%、ZrO7を0.5〜4.
    6重電チ、前記密着性酸化物を1〜6重量−の範囲で含
    有する低軟化点ホーローフリット。
  2. (2)密着性改善材として、Cub、MnO2゜Fe2
    O3,M2O5,5n02.C00及びCr2O3より
    なる群から選択される少なくとも1種を3重量%以下の
    範囲で含有する特許請求の範囲第1項記載の低軟化点ホ
    ーローフリット。
  3. (3) MgO及びTie、、よシなる群から選択され
    る少なくとも1種を5重量%以下の範囲で含有する特許
    請求の範囲第1項記載の低軟化点ホーローフリット。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN106396638A (zh) * 2016-08-31 2017-02-15 福建省德化县煌明陶瓷有限公司 低温轻质白灰渐变釉陶瓷及其制作工艺
KR20190071660A (ko) * 2019-06-14 2019-06-24 엘지전자 주식회사 법랑 조성물, 그 제조방법 및 조리기기

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60108344A (ja) * 1983-11-11 1985-06-13 Matsushita Electric Ind Co Ltd 低軟化点ホ−ロ−フリツト

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