JPS6010776Y2 - 鋳型パンチアウト装置 - Google Patents
鋳型パンチアウト装置Info
- Publication number
- JPS6010776Y2 JPS6010776Y2 JP6595680U JP6595680U JPS6010776Y2 JP S6010776 Y2 JPS6010776 Y2 JP S6010776Y2 JP 6595680 U JP6595680 U JP 6595680U JP 6595680 U JP6595680 U JP 6595680U JP S6010776 Y2 JPS6010776 Y2 JP S6010776Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- head body
- mold
- flasks
- out device
- guide pin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Casting Devices For Molds (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は注湯済の鋳型を鋳枠内から押し出し解枠するい
わゆる鋳型パンチアウト装置の改良に関する。
わゆる鋳型パンチアウト装置の改良に関する。
従来のパンチアウト装置は、一般に、昇降可能に配設さ
れたヘッド本体の下面に鋳型を突き砕く突起部を設ける
と共にその外周面にブラシ部材とスフレバ部材とを張り
出させて設けて、注湯済の鋳型を内蔵した鋳枠がヘッド
本体の下方に移送されてきた時、尚該ヘッド本体を下降
して鋳枠内に挿入し、ヘッド本体で鋳型を突き落とすと
共にスフレバ部材とブラシ部材とで鋳枠の内壁面に付着
した鋳砂を掻き落とすように構成されている。
れたヘッド本体の下面に鋳型を突き砕く突起部を設ける
と共にその外周面にブラシ部材とスフレバ部材とを張り
出させて設けて、注湯済の鋳型を内蔵した鋳枠がヘッド
本体の下方に移送されてきた時、尚該ヘッド本体を下降
して鋳枠内に挿入し、ヘッド本体で鋳型を突き落とすと
共にスフレバ部材とブラシ部材とで鋳枠の内壁面に付着
した鋳砂を掻き落とすように構成されている。
上記のようなパンチアウト装置を設置した注湯ラインに
おいて、大型ローラコンベアにより移送されてきた鋳枠
は、ストッパ部材に衝突して定位置に停止されるように
なっているが、現実には注湯済鋳型を内蔵した重量のあ
る鋳枠がストッパ部材に衝突した場合は反作用が起り鋳
枠は定位置よりも若干位置ずれして停止ることがある。
おいて、大型ローラコンベアにより移送されてきた鋳枠
は、ストッパ部材に衝突して定位置に停止されるように
なっているが、現実には注湯済鋳型を内蔵した重量のあ
る鋳枠がストッパ部材に衝突した場合は反作用が起り鋳
枠は定位置よりも若干位置ずれして停止ることがある。
この結果、ヘッド本体を鋳枠内に押し込んだ時に鋳枠の
内壁面とスフレバ部材、ブラシ部材の先端部との間に隙
間ができて鋳砂の落ちない内壁面が発生し、その後の造
型工程等において種々不都合が起きていた。
内壁面とスフレバ部材、ブラシ部材の先端部との間に隙
間ができて鋳砂の落ちない内壁面が発生し、その後の造
型工程等において種々不都合が起きていた。
本考案は上記の事情に鑑みてなされたもので、鋳枠が多
少ズして停止してもヘッド本体を鋳枠の中心に合わせて
確実に挿入させることが可能であると共に構造が簡単な
パンチアウト装置を提供することを目的とする。
少ズして停止してもヘッド本体を鋳枠の中心に合わせて
確実に挿入させることが可能であると共に構造が簡単な
パンチアウト装置を提供することを目的とする。
以下に本考案の一実施例について図面に基づき詳細に説
明する。
明する。
1は左右に延びて敷設された鋳枠移送用のローラコンベ
ヤで、該ローラコンベア1のつば付ローラ2,2上に載
架されれた上下鋳枠3力釦−シコンベヤ1上“に間欠的
に移動せしめられて注湯・冷却ラインが構成されている
。
ヤで、該ローラコンベア1のつば付ローラ2,2上に載
架されれた上下鋳枠3力釦−シコンベヤ1上“に間欠的
に移動せしめられて注湯・冷却ラインが構成されている
。
モして該ローラコンベヤ1における注湯・冷却ラインの
末端位置には、ローラコンベヤ1を股いて凹型フレーム
4が設置され、該凹型フレーム4の天井中央部には下向
きのシリンダ5が装備されている。
末端位置には、ローラコンベヤ1を股いて凹型フレーム
4が設置され、該凹型フレーム4の天井中央部には下向
きのシリンダ5が装備されている。
該シリンダ5のピストンロンドの下端部には四角柱状の
昇降フレーム6の中央部が固着され、該昇降フレーム6
の左右面外側面にはブラケット7.7が突設されている
。
昇降フレーム6の中央部が固着され、該昇降フレーム6
の左右面外側面にはブラケット7.7が突設されている
。
該ブラケット7.7には上下に延びる長孔8,8が透設
され、該長孔8,8には接手ピン9,9を介してリンク
10,10が左右揺動自在に懸吊されている。
され、該長孔8,8には接手ピン9,9を介してリンク
10,10が左右揺動自在に懸吊されている。
該リンク10.10の下端部間には、接手ピン11,1
1、ブラケット12.12および張出部材13,13を
介してヘッド本体14が左右揺動自在に懸吊されており
、該ヘッド本体14は上下鋳枠3の内側寸法より所要程
度中さい外側寸法を有する四角柱状を威しかつ、その下
面中央部には鋳型を突き砕く突起部15が形成されてい
ると共に、その外周面には水平方向へ張り出すブラシ部
材16およびゴム製のスフレバ部材17が上下に適宜の
間隔をおいて取り付けられている。
1、ブラケット12.12および張出部材13,13を
介してヘッド本体14が左右揺動自在に懸吊されており
、該ヘッド本体14は上下鋳枠3の内側寸法より所要程
度中さい外側寸法を有する四角柱状を威しかつ、その下
面中央部には鋳型を突き砕く突起部15が形成されてい
ると共に、その外周面には水平方向へ張り出すブラシ部
材16およびゴム製のスフレバ部材17が上下に適宜の
間隔をおいて取り付けられている。
なお、ブラシ部材16およびスフレバ部材17の外周寸
法は上下鋳枠3の開口寸法より若干大きくなっている。
法は上下鋳枠3の開口寸法より若干大きくなっている。
また前記ヘッド本体4の張出部材13.13の先端部下
面にはヘッド本体4の突起部15より適宜長さ下方に延
びるガイドピン18゜18が上下鋳枠3のフランジ部に
透設されたそれらのガイドピン嵌入孔19,19の間隔
と同一の間隔をおいて垂設されている。
面にはヘッド本体4の突起部15より適宜長さ下方に延
びるガイドピン18゜18が上下鋳枠3のフランジ部に
透設されたそれらのガイドピン嵌入孔19,19の間隔
と同一の間隔をおいて垂設されている。
20.20は昇降フレーム6の左右両側上面に立設され
たガイドピンで、門型フレーム4の天井部に設けられた
ガイドピンホルダ21,21に上下摺動自在に嵌合され
ている。
たガイドピンで、門型フレーム4の天井部に設けられた
ガイドピンホルダ21,21に上下摺動自在に嵌合され
ている。
このように構成されたものは、注湯済鋳型を内蔵した上
下鋳枠3がローラコンベヤ1のつば付ローラ2,2上を
移動されてヘッド本体14の下方位置で一旦停止すると
、シリンダ5が伸長作動して昇降フレーム6等が下降す
る。
下鋳枠3がローラコンベヤ1のつば付ローラ2,2上を
移動されてヘッド本体14の下方位置で一旦停止すると
、シリンダ5が伸長作動して昇降フレーム6等が下降す
る。
該昇降フレーム6等の下降に伴って、まずガイドピン1
8.18が上下鋳枠3の嵌入孔19,19に嵌入してヘ
ッド本体14等が左右方向に適宜揺動せしめられて、ヘ
ッド本体14、ブラシ部材16およびスフレバ部材17
は、上下鋳枠3の中心に移動修正されて上下鋳枠3の中
心に位置すると共に修正された所定位置をガイドピン1
8.18により維持された状態で下降し、続いて突起部
15により鋳型を突き砕くと共にヘッド本体14により
砕かれた鋳型を上下鋳枠3内から突き落とし、その後、
スフレバ部材17およびブラシ部材16により上下鋳枠
3の内壁面に付着した鋳砂を的確に掻き落とす。
8.18が上下鋳枠3の嵌入孔19,19に嵌入してヘ
ッド本体14等が左右方向に適宜揺動せしめられて、ヘ
ッド本体14、ブラシ部材16およびスフレバ部材17
は、上下鋳枠3の中心に移動修正されて上下鋳枠3の中
心に位置すると共に修正された所定位置をガイドピン1
8.18により維持された状態で下降し、続いて突起部
15により鋳型を突き砕くと共にヘッド本体14により
砕かれた鋳型を上下鋳枠3内から突き落とし、その後、
スフレバ部材17およびブラシ部材16により上下鋳枠
3の内壁面に付着した鋳砂を的確に掻き落とす。
なお、突起部15により鋳型を突き砕いたり、ヘッド本
体14により鋳型を上下鋳枠3から突き落とすことは、
ヘッド本体14等の重量をもって行われるが、鋳型の抵
抗が大きい場合には、接手ピン9,9が長孔8,8内を
上方へ逃げて昇降フレーム6がヘッド本体14に当接し
それを押して行われることになる。
体14により鋳型を上下鋳枠3から突き落とすことは、
ヘッド本体14等の重量をもって行われるが、鋳型の抵
抗が大きい場合には、接手ピン9,9が長孔8,8内を
上方へ逃げて昇降フレーム6がヘッド本体14に当接し
それを押して行われることになる。
こうしてブラシ部材16等が所要位置まで下降して鋳枠
3内の鋳砂を掻き落としたのち、シリンダ5を短縮作動
して昇降フレーム6、ヘッド本体14等を上昇させて元
位置に戻し、鋳型のばらし作業を終了する。
3内の鋳砂を掻き落としたのち、シリンダ5を短縮作動
して昇降フレーム6、ヘッド本体14等を上昇させて元
位置に戻し、鋳型のばらし作業を終了する。
上記の作動を繰り返すことにより鋳型のばらしを間欠的
に行うことができると共に上下鋳枠の全内壁面の清掃を
適確に行うことが可能である。
に行うことができると共に上下鋳枠の全内壁面の清掃を
適確に行うことが可能である。
なわ、上記の実施例では、ヘッド本体14はブラケット
7.7.12,12、接手ピン9,9.11.11およ
びリンク10.10等から成るリンク機構によって昇降
フレーム6に懸吊されているが、チェーンにより懸吊す
るようにしてもよい。
7.7.12,12、接手ピン9,9.11.11およ
びリンク10.10等から成るリンク機構によって昇降
フレーム6に懸吊されているが、チェーンにより懸吊す
るようにしてもよい。
以上の説明からも明らかなように本考案は、昇降可能に
配設された昇降フレームの下方に、その外周面にブラシ
部材およびスフレバ部材を取り付けたヘッド本体を水平
揺動可能に懸吊し該ヘッド本体の両側部には所要長さ下
方に延びるガイドピンを上下鋳枠のガイドピン嵌入孔の
間隔と同一の間隔をおいて垂設した鋳型パンチアウト装
置であるから、当該パンチアウト装置を注湯・冷却ライ
ンの所要位置に設置することによって、当該パンチアウ
ト装置の下方位置に移送されてきた、注湯済鋳型内蔵の
上下鋳枠が所定位置から多少ズして停止しても、ヘッド
本体等を上下鋳枠の所要位置に適確に挿入することがで
きるので、鋳型をパンチアウトした際、鋳枠の内壁面に
鋳砂が付着して残るようなことは全くなく、しかも構造
が簡単で安価であるなどの優れた実用的効果を奏する。
配設された昇降フレームの下方に、その外周面にブラシ
部材およびスフレバ部材を取り付けたヘッド本体を水平
揺動可能に懸吊し該ヘッド本体の両側部には所要長さ下
方に延びるガイドピンを上下鋳枠のガイドピン嵌入孔の
間隔と同一の間隔をおいて垂設した鋳型パンチアウト装
置であるから、当該パンチアウト装置を注湯・冷却ライ
ンの所要位置に設置することによって、当該パンチアウ
ト装置の下方位置に移送されてきた、注湯済鋳型内蔵の
上下鋳枠が所定位置から多少ズして停止しても、ヘッド
本体等を上下鋳枠の所要位置に適確に挿入することがで
きるので、鋳型をパンチアウトした際、鋳枠の内壁面に
鋳砂が付着して残るようなことは全くなく、しかも構造
が簡単で安価であるなどの優れた実用的効果を奏する。
図面は本考案の一実施例を示す正面図である。
3・・・・・・上下鋳枠、6・・・・・・昇降フレーム
、14・・・・・・ヘッド本体、16・・・・・・ブラ
シ部材、18・・・・・・ガイドピン、19・・・・・
・嵌入孔。
、14・・・・・・ヘッド本体、16・・・・・・ブラ
シ部材、18・・・・・・ガイドピン、19・・・・・
・嵌入孔。
Claims (1)
- 昇降可能に配設された昇降フレーム6の下方に、その外
周面にブラシ部材16およびスフレバ部材17を取り付
けたヘッド本体14を水平揺動可能に懸吊腰該ヘッド本
体14の両側部には所要長さ下方に延びるガイドピン1
8.18を上下鋳枠3のガイドピン嵌入孔19,19の
間隔と同一の間隔をおいて垂設したことを特徴とする鋳
型パンチアウト装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6595680U JPS6010776Y2 (ja) | 1980-05-13 | 1980-05-13 | 鋳型パンチアウト装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6595680U JPS6010776Y2 (ja) | 1980-05-13 | 1980-05-13 | 鋳型パンチアウト装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56165565U JPS56165565U (ja) | 1981-12-08 |
JPS6010776Y2 true JPS6010776Y2 (ja) | 1985-04-11 |
Family
ID=29660065
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6595680U Expired JPS6010776Y2 (ja) | 1980-05-13 | 1980-05-13 | 鋳型パンチアウト装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6010776Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-05-13 JP JP6595680U patent/JPS6010776Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56165565U (ja) | 1981-12-08 |
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