JPS6010738Y2 - ダイクツシヨン装置のストロ−ク上限停止装置 - Google Patents

ダイクツシヨン装置のストロ−ク上限停止装置

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Publication number
JPS6010738Y2
JPS6010738Y2 JP3947980U JP3947980U JPS6010738Y2 JP S6010738 Y2 JPS6010738 Y2 JP S6010738Y2 JP 3947980 U JP3947980 U JP 3947980U JP 3947980 U JP3947980 U JP 3947980U JP S6010738 Y2 JPS6010738 Y2 JP S6010738Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dashpot
upper limit
cushion
stopper
piston
Prior art date
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Expired
Application number
JP3947980U
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English (en)
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JPS56142822U (ja
Inventor
晴二 関
将夫 谷家
Original Assignee
株式会社小松製作所
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Publication date
Application filed by 株式会社小松製作所 filed Critical 株式会社小松製作所
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はプレス機械におけるグイクッション装置のスト
ローク上限停止装置に関するもので、特にタイクッショ
ンストローク上限ストッパの衝突時のショックを少なく
できるようにしたグイクッション装置のストローク上限
停止装置に係るものである。
従来よりグイクッションストローク上限ストッパ衝突時
のショック防止のための液圧ダッシュポットを使用して
上限衝突時の速度を遅くしてストッパに当てることによ
り衝突力を緩和している。
第1図は油圧ダッシュポットを設けたグイクッション装
置の一例を示し、第2図は油圧ダッシュポット部分の詳
細を示すもので、ロッド1はグイクッションパッド2に
締結されており、プレス作動力とこれに対するグイクッ
ション押上刃により上下動する。
ピストン3はロッド1に締結されてオリ、グイクッショ
ンの押上刃によりピストン3の上面がストッパ4の下面
に設けたダッシュポット5の底面に当接することにより
上限停止するが、上限付近でピストン3の外周がストッ
パ4の内径部を通過するとき、その狭い隙間6よりスト
ッパ4とピストン3に囲まれた油が流れ出る。
このときダッシュポット5内の油が隙間6を流出する際
の粘性抵抗によりロッド1の上昇速度を急速に減速させ
適正なる速度でピストン3をストッパ4に当てるように
して上限時の衝撃力を緩和している。
しかしながらこの従来の装置にあっては、長時間使用し
ていると摩擦熱等で油タンク7内の油温か上昇してくる
ため油の粘度が低下し、隙間6を流出する流速が速まる
ためダッシュポット効果が低下するという不具合があっ
た。
本考案は上記のことにかんがみなされたもので、油タン
ク内の油の温度変化と共に、ピストンの外径とストッパ
内径間の隙間を自動的に変えることができるようにして
、ダッシュポット効果を油温に関係なく常に良好に得る
ことができるようにしたグイクッション装置のストロー
ク上限停止装置を提供しようとするものである。
以下その構成を第3図に示した実施例に基づいて説明す
る。
なおこの実施例において、従来例と同−構成の部品は従
来例と同一符号で示し説明を省略する。
ストッパ4のダッシュポット5に嵌合するピストン8の
上部に、ストッパ4の材料より熱膨張係数の大きい材料
、例えば銅合金よりなるプレート9を取付ける。
そしてこのプレート9の外径トダッシュポット5の内径
との間の隙間6は基準温度(′、−気温)のときに適正
間隔となるようにしである。
しかしてタイクッションを長時間継続して使用する場合
、時間の経過と共に油温か上昇してくる。
そしてこれと共にストッパ4とプレート9も温度上昇し
て膨張する。
すなわち、ストッパ4が膨張すると、これの内径が増加
するが、プレート9を膨張してこれの外径が増加する。
このとき、プレート9の方が熱膨張係数が大きいため、
プレート9の熱膨張増加量の方がストッパ4の熱膨張増
加量より大きくなり、温度上昇に従って上記隙間6は狭
くなる。
かくすると温度上昇により粘度低下によりダッシュポッ
ト5内の油の単位時間当りの流量の変化が少なくなり、
粘度低下状態におけるダッシュポット効果を充分発揮す
ることができる。
第4図は本考案例と従来例との油温とストッパ上昇速度
との関係を示す線図で、図中aは従来例、bは本考案の
実施例の場合を示す。
この図から明らかなように、本考案に係るものは、従来
例のものに比較して温度上昇に対する上昇速度の増加が
少なく、ダッシュポット効果が良好に得られていること
がわかる。
本考案は以上のようになり、油タンク7内のストッパ4
の下面にダッシュポット5を設け、このダッシュポット
5にロッド1の下端部に固着したピストン8の上部が嵌
合し、このときのダッシュポット5の内径面とピストン
8の外径面との間の隙間6からダッシュポット5内の油
が流出する際の粘性抵抗にてダイクッションのストロー
ク上限時の衝撃緩和を図るようにしたグイクッション装
置ノストローク上限停止装置において、ピストン8の上
部でダッシュポット5に隙間6を有して嵌入する部分を
、ストッパ4の材料より熱膨張係数の大きい材料にて構
成したから、油タンク7内の油の温度変化と共にストッ
パ8とダッシュポット5の内径との間の隙間6の間隔を
自動的に変えることができ、ダッシュポット効果を油温
に関係なく常に良好に得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はグイクッション装置を示す概略的な構成説明図
、第2図は油圧ダッシュポット部の従来例を示す断面図
、第3図は本考案に係る装置の油圧ダッシュポット部を
示す断面図、第4図はダッシュポット効果を示す線図で
ある。 1はロッド、4はストッパ、5はダッシュポット、6は
隙間、7は油タンク、8はピストン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 油タンク7内のストッパ4の下面にダッシュポット5を
    設け、このダッシュポット5にロッド1の下端部に固着
    したピストン8の上部が嵌合し、このときのダッシュポ
    ット5の内径面とピストン8の外径面との間の隙間6か
    らダッシュポット5内の油が流出する際の粘性抵抗にて
    グイクッションのストローク上限時の衝撃緩和を図るよ
    うにしたグイクッション装置のストローク上限停止装置
    において、ピストン8の上部でダッシュポット5に隙間
    6を有して嵌入する部分を、ストッパ4の材料より熱膨
    張係数の大きい材料にて構成したことを特徴とするグイ
    クッション装置のストローク上限停止装置。
JP3947980U 1980-03-27 1980-03-27 ダイクツシヨン装置のストロ−ク上限停止装置 Expired JPS6010738Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS56142822U JPS56142822U (ja) 1981-10-28
JPS6010738Y2 true JPS6010738Y2 (ja) 1985-04-11

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07308386A (ja) * 1993-11-15 1995-11-28 Phase Medical Inc 医療器具を挿入しその後保護する安全装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07308386A (ja) * 1993-11-15 1995-11-28 Phase Medical Inc 医療器具を挿入しその後保護する安全装置
JP2588375B2 (ja) * 1993-11-15 1997-03-05 フェイズ・メディカル・インコーポレーテッド 医療器具を挿入しその後保護する安全装置

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JPS56142822U (ja) 1981-10-28

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