JPS60106104A - 高分子感温体 - Google Patents
高分子感温体Info
- Publication number
- JPS60106104A JPS60106104A JP21324683A JP21324683A JPS60106104A JP S60106104 A JPS60106104 A JP S60106104A JP 21324683 A JP21324683 A JP 21324683A JP 21324683 A JP21324683 A JP 21324683A JP S60106104 A JPS60106104 A JP S60106104A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- temperature
- polyamide
- heat
- nickel iodide
- weight
- Prior art date
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- Granted
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- Measuring Temperature Or Quantity Of Heat (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Thermistors And Varistors (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、特定のポリアミド樹脂組成物力)らなる熱感
応性材料、特に電気容量成分を一つの制御因子として熱
制御する装置における熱感応性材料の温度に対する抵抗
値やインピータンスの挙動が改善された材料に関するも
のである。
応性材料、特に電気容量成分を一つの制御因子として熱
制御する装置における熱感応性材料の温度に対する抵抗
値やインピータンスの挙動が改善された材料に関するも
のである。
従来から、温度による電気的性質の変化の大きい有機高
分子材料、例えば、ポIJ [化ビニル、ポリアミドな
どを熱感応性素子として使用することは、電気毛布、電
気カーペットなどの例によって知られている。熱感応性
素子の制御因子としては、直流体積固有抵抗、比誘電率
および体積固有インピータンスなどがあり、これらの一
つまたはそれ以上の組合せでもって制御回路を作動させ
ることができる。′したがって、熱感応性素子に要求さ
り。
分子材料、例えば、ポIJ [化ビニル、ポリアミドな
どを熱感応性素子として使用することは、電気毛布、電
気カーペットなどの例によって知られている。熱感応性
素子の制御因子としては、直流体積固有抵抗、比誘電率
および体積固有インピータンスなどがあり、これらの一
つまたはそれ以上の組合せでもって制御回路を作動させ
ることができる。′したがって、熱感応性素子に要求さ
り。
る特性としては、温度による電気的性質の変化が大きい
こと、吸湿による電気的性質の変化が小さいこと、ヒー
トサイクルによる電気的性質の経時的変化がなく安定で
あることなどが挙げられる。
こと、吸湿による電気的性質の変化が小さいこと、ヒー
トサイクルによる電気的性質の経時的変化がなく安定で
あることなどが挙げられる。
これ才で、この種の目的に合うようにするため、上記の
有機高分子材料に添加剤として界面活性剤などのイオン
電導性物質を添加したり(特開昭35−] 4179)
、イオン解離しゃすいハロケン化銅などを添加していた
(特開昭56−3904)。
有機高分子材料に添加剤として界面活性剤などのイオン
電導性物質を添加したり(特開昭35−] 4179)
、イオン解離しゃすいハロケン化銅などを添加していた
(特開昭56−3904)。
ところがこれら組成物の電導キャリヤは当然イオン性物
質であるため、直流型場合印加すると分極を起こ踵イン
ピーダンスの大きな経時変化を引iき起こしてしまい、
また特に前者は耐熱性の点て劣るため、後述のような感
熱ヒーターの感温体としては使用できなかった。
質であるため、直流型場合印加すると分極を起こ踵イン
ピーダンスの大きな経時変化を引iき起こしてしまい、
また特に前者は耐熱性の点て劣るため、後述のような感
熱ヒーターの感温体としては使用できなかった。
そこで本発明は、上述した実用上のいくつかの問題点を
解決すべく鋭意検討した結果、特定のポリアミド樹脂と
特定の添加剤の組合せにより、上記要求性能を満足する
熱感応性材料を作り得ることを見出し、本発明に到達し
た。
解決すべく鋭意検討した結果、特定のポリアミド樹脂と
特定の添加剤の組合せにより、上記要求性能を満足する
熱感応性材料を作り得ることを見出し、本発明に到達し
た。
すなわち、本発明は炭素原子数100個当りのアミド基
数が14個以下のポリアミド樹脂にヨウ化ニッケルr、
Q、1〜10.0重量部配合したポリアミド組成物から
なる熱感応性材料を提供するものである。
数が14個以下のポリアミド樹脂にヨウ化ニッケルr、
Q、1〜10.0重量部配合したポリアミド組成物から
なる熱感応性材料を提供するものである。
本発明における熱感応性材料よりなる熱感応性素子によ
れば、温度に対する電気的性質の変化率が著しく大きく
、界面活性剤のようにブリードアウトしたり、劣化した
りして経時変化することもないため、電気的性質の安定
性がすぐれており、更には信号導体に用いらhるアルミ
ニウム、銅などの金属線または金属箔を腐食することが
なく、耐熱性が優れ、またポリアミド樹脂とヨウ化ニノ
11ルとの混練が容易であるなどの利点が得られる。
れば、温度に対する電気的性質の変化率が著しく大きく
、界面活性剤のようにブリードアウトしたり、劣化した
りして経時変化することもないため、電気的性質の安定
性がすぐれており、更には信号導体に用いらhるアルミ
ニウム、銅などの金属線または金属箔を腐食することが
なく、耐熱性が優れ、またポリアミド樹脂とヨウ化ニノ
11ルとの混練が容易であるなどの利点が得られる。
本発明で使用するポリアミド樹脂とは、ポリアミノウン
デカミド(ナイロン11)あるいけポリω−ラウロラク
タム(ナイロン12)で代表されるアミド基濃度の低い
ポリアミド、更に詳しく述べるならば炭素原子数100
個当りのアミド基数が14個以下のホモポリアミドまた
はコポリアミドである。
デカミド(ナイロン11)あるいけポリω−ラウロラク
タム(ナイロン12)で代表されるアミド基濃度の低い
ポリアミド、更に詳しく述べるならば炭素原子数100
個当りのアミド基数が14個以下のホモポリアミドまた
はコポリアミドである。
本発明における熱感応性素子用ポリアミ1−′組成物の
添加削成、分であるヨウ化ニッケルの添加量は、0.1
〜1.0.0重量部、好ましくは0.5〜5.0重量部
が適当であり、0.1重量部以下では電気的性質の温度
に対する変化が十分てなく、10.0重量部以上ではポ
リアミド樹脂の機械的性質が低下してしまうため好ま、
シくない。
添加削成、分であるヨウ化ニッケルの添加量は、0.1
〜1.0.0重量部、好ましくは0.5〜5.0重量部
が適当であり、0.1重量部以下では電気的性質の温度
に対する変化が十分てなく、10.0重量部以上ではポ
リアミド樹脂の機械的性質が低下してしまうため好ま、
シくない。
ヨウ化ニッケルをポリアミド樹脂に添加する方法は特に
限定されず、ポリアミ1−′の重合段階で添加する方法
、ポリアミドの粉末とヨウ化ニッケルを機械的に混合す
る方法、あるいは、ボリアミトペレソトとヨウ化ニッケ
ルを混合後押出機で溶融混練する方法など任意の方法が
実施できる。
限定されず、ポリアミ1−′の重合段階で添加する方法
、ポリアミドの粉末とヨウ化ニッケルを機械的に混合す
る方法、あるいは、ボリアミトペレソトとヨウ化ニッケ
ルを混合後押出機で溶融混練する方法など任意の方法が
実施できる。
ヨウ化ニッケルを含有するポリアミド組成物は、通常更
に押出機などによって線あるいはシートの形状に成形し
て熱感応性素子とされる。
に押出機などによって線あるいはシートの形状に成形し
て熱感応性素子とされる。
以下本発明の効果を実施例をもって説明する。
実施例1
ナイロン12ペレット(タイセルヒュルス製「タイアミ
ドLI901J )100重量部に対し、ヨウ化ニッケ
ル1重量部をドライプレシトした後、押出機を用いてこ
れらヲ溶融混練し、ペレタイザーlこよってペレット化
した。このペレッ)、v22o。
ドLI901J )100重量部に対し、ヨウ化ニッケ
ル1重量部をドライプレシトした後、押出機を用いてこ
れらヲ溶融混練し、ペレタイザーlこよってペレット化
した。このペレッ)、v22o。
で圧縮成形により厚み約0.5rnrnのシートラ作成
した。このシートの1000)izにおける体積固有イ
ンピータンスの温度依存性を測定した。その結果は、第
1図の曲線Aて示すように非常に大きな勾配が得られた
。
した。このシートの1000)izにおける体積固有イ
ンピータンスの温度依存性を測定した。その結果は、第
1図の曲線Aて示すように非常に大きな勾配が得られた
。
実施例2
ヨウ化ニッケルを水に完全に溶解した後、ナイロン6・
12粉末(タイセルヒュルス製「タイアミドD1700
J )100重量部に対し、ヨウ化ニッケルを5重量部
の割合でヘンシェルミキサーで混合した後、水を完全に
蒸発させた。この粉末を220°で圧縮成形jごより厚
み約0.5 mmノシー)を作成し、実施例1と同様に
して体積固有インピーダンスを測定した。結果は第1図
の曲線Bで示すように、実施例1と同様良好な温度勾配
を持っている。
12粉末(タイセルヒュルス製「タイアミドD1700
J )100重量部に対し、ヨウ化ニッケルを5重量部
の割合でヘンシェルミキサーで混合した後、水を完全に
蒸発させた。この粉末を220°で圧縮成形jごより厚
み約0.5 mmノシー)を作成し、実施例1と同様に
して体積固有インピーダンスを測定した。結果は第1図
の曲線Bで示すように、実施例1と同様良好な温度勾配
を持っている。
比較例1
実施例1においてナイロン12ペレットにヨウ化ニッケ
ルを混入しないこと以外は実施例1と全く同様にして厚
さ約0.5m、のシー1− rc作り、温度・インピー
タンス特性を調へたさころ、第1図の曲線Cに示すよう
に、本発明lご比べて勾配がゆるくなっていることがわ
かる。
ルを混入しないこと以外は実施例1と全く同様にして厚
さ約0.5m、のシー1− rc作り、温度・インピー
タンス特性を調へたさころ、第1図の曲線Cに示すよう
に、本発明lご比べて勾配がゆるくなっていることがわ
かる。
比較例2
実施例1において、ナイ1コンロ・12ペレットを使い
、ヨウ化ニッケルを混入しないこと以外は実施例1と全
く同様にして、厚さ約0.5朋のシートラ作り、温度・
インピータンス特性f 調ベタ七ころ第1図の曲線りの
ようになり、本発明に比べ勾配がゆるくなっていること
がわかる。
、ヨウ化ニッケルを混入しないこと以外は実施例1と全
く同様にして、厚さ約0.5朋のシートラ作り、温度・
インピータンス特性f 調ベタ七ころ第1図の曲線りの
ようになり、本発明に比べ勾配がゆるくなっていること
がわかる。
これらの結果かられかるように、本発明の感温体はナイ
ロン12や、ナイロン6・12単独のものに比べ、温度
検知機能、すなわたインピーダンスの温度に対する変化
率が非常に改善されておりすぐわた電気的性質を有して
いる。
ロン12や、ナイロン6・12単独のものに比べ、温度
検知機能、すなわたインピーダンスの温度に対する変化
率が非常に改善されておりすぐわた電気的性質を有して
いる。
第1図は本発明の実施例および比較例により得られた高
分子感温体の体積固有インピーダンスと温度の関係を示
すグラフである。 特許出願人 ダイセル・ヒュルス株式会社20 40
60 80 100 120 140温 度 (℃)
分子感温体の体積固有インピーダンスと温度の関係を示
すグラフである。 特許出願人 ダイセル・ヒュルス株式会社20 40
60 80 100 120 140温 度 (℃)
Claims (1)
- 炭素原子数ioo個当たりのアミド基数が14個り下の
ポリアミド樹脂に、ヨウ化ニッケルをf)、1〜10,
0重量部配合したポリアミド組成物からなる高分子感温
体
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21324683A JPH0244125B2 (ja) | 1983-11-15 | 1983-11-15 | Kobunshikanontai |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21324683A JPH0244125B2 (ja) | 1983-11-15 | 1983-11-15 | Kobunshikanontai |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60106104A true JPS60106104A (ja) | 1985-06-11 |
JPH0244125B2 JPH0244125B2 (ja) | 1990-10-02 |
Family
ID=16635926
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21324683A Expired - Lifetime JPH0244125B2 (ja) | 1983-11-15 | 1983-11-15 | Kobunshikanontai |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0244125B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1996002923A1 (fr) * | 1994-07-13 | 1996-02-01 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Corps en polymere de detection de temperature et element de detection de temperature l'utilisant |
-
1983
- 1983-11-15 JP JP21324683A patent/JPH0244125B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1996002923A1 (fr) * | 1994-07-13 | 1996-02-01 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Corps en polymere de detection de temperature et element de detection de temperature l'utilisant |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0244125B2 (ja) | 1990-10-02 |
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