JPS60105502A - 断熱材の成形方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、機械部品、特にエンジン部品の断熱材の成
形方法に関するものである。

従来、この種の成形方法としては、単に断熱材料をメツ
シュ状の型に吸引し、剥離したものを製品としていた、
しかしこの方法によると寸法精度が出なかった。その原
因と考えられる点は、（１）メツシュ状の型の製作精度
が悪いこと、（２）吸引ムラが出来るため厚み精度が悪
いこと、（３）薄物５博以下のものは剥離の時変形する
こと等、このため精度の必要な場合は成形乾燥後、機械
加工をする必要があった。

この発明は、上記の問題点に鑑みなされたものであって
、セラミック繊維と糊料とを水に分散した断熱材料を成
形型内に注入してメツシュ状の型を介して真空吸引し、
メツシュ状の型に一定の厚みの断熱材層を析出する工程
と、該断熱材層をメツシュ状の型よシ剥離する工程と、
メツシュ状の型と同形状の成形型でプレス整形する工程
を採用することによって、簡単な方法によって厚みの厚
薄に関係なく寸法精度の高い断熱成形体を得ることを目
的としたものである。

この発明の方法を図面に示す実施例について、以下詳細
に説明する。第１実施例として第１図に示すような成形
ｆｉ（１１内にメツシュ状の型（２）を配設し、該型（
２）を挟んで一方の底面にドレン（３）ヲ、また他方の
底面に吸引パイプ（４）を取付ける。この成形型（１）
内に断熱材料囚を注入するが、断熱材料船は主成分Ｍ、
０．５６チＨＢＩｏｗ　４４チからなるセラミックファ
イバーｉｏｏｗｔ部と、血糊５Ｗｔ部。

シリカゾル（Ｓｉｎ、固型分２０％）５０Ｗｔ部を水に
均一に分散したものよりなる。この断熱月相（５）を上
方より注入し、吸引バイブ（４）によって吸引すると、
該断熱材料的はメツシュ状の型（２）に断熱材層（Ｄが
形成され、一定時間後に吸引を止め、ドレン（３）から
断熱材料（Ａ）の残液を排出する。次に再び吸引し７て
メツシュ状の型（２）に形成された断熱材層（Ｉ（ｌの
残存水分を５チ以下にした後、エアー圧力によってメツ
シュ型から断熱相馬（ＩＩを離型し、第２図に示すよう
な半乾燥の成形体（０を得る。さらに第３図に示すよう
なメツシュ状の型（２）と同形状の成形型（５）が形成
されている金属製のプレス型（６）内に上記成形体（（
）を挿入（２て、再びプレスして乾燥させることによっ
て断熱材の成形品を得る。

また、プレス型（６）の代りに第２実施例として第４図
に示すようなプラスチック製のプレス型（７）を用いて
も良い。このプレス型（７）には成形型（８）は外気と
連通ずる微細な空孔（９）が穿設されている。この成形
型（８）内に成形体（０を挿入して、プレスすると共に
、誘電加熱例えば電子レンジ等によって加熱して乾燥し
、断熱材の成形品を得る。

このようにして成形された成形品と従来の成形品を第５
図における成形品の（Ｉ）部分の厚みと、（ＩＩ）部分
の直角度を比較すると、 ■　（ｎ） 従　来　品　２簡±１闘　９０　±１９第１実施例　２
哨士Ｑ、７ｍ　９０　±７上記の表にみられるように、
この発明の方法によれば高寸法精度の製品が得られた。

以上、詳述したように、この発明は従来の方法にプレス
工程、乾燥工程を付加することによって、従来にみられ
ない高精度の寸法の製品を得ることができ、特に厚薄に
影響されることなく高精度の寸法の成形品を得ることが
できる等の優れた効果を生ずるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の方法を第１実施例の成形型の断［１
１図、第２図は同じく成形型より剥離した成形体の断面
図、第３図は同じくプレス型の断面図、第４図は同じく
第２実施例のプレス型の断面図、第５図は成形品の断面
図を示す。 （１）・・・成形型、（２）・・・メツシュ状の型、（
３）・・・ドレン、（４）・・・吸引パイプ、（５１・
・・プレス型。 特許出願人　代理人弁理士蔑木三幸

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. セラミック繊維と糊料とを水に分散した断熱材料を成形
   型内に注入してメツシュ状の型を介して真空吸引し、メ
   ツシュ状の型に一定の厚みの断熱材層を析出する工程と
   、該断熱材層をメツシュ状の型より剥離する工程と、メ
   ツシュ状の型と同形状の成形型でプレス整形する工程と
   よシなる断熱材の成形方法。