JPS60104996A - ドツトマトリクス型表示装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 この発明は例えばＩＪＤ、　ＬＣＤなどの表示素子を用
いたドツトマトリクス型表示装置、特にその表示制御方
式に関するものである。

〔従来技術〕

第１図は従来のこの種ドツトマトリクス型表示装置の構
成を示す図であり９図においてＴｌ）はマトリクス表示
器、（２）は表示器電源、（３）は信号発生器である。

マトリクス表示器（１１には画素がＭ行Ｎ列から構成さ
れ、各画素の表示を行なうための制御回路と駆動回路も
含まれる。（２）はマトリクス表示器ｆｉｌに電力を供
給するための表示器電源、（３）はマトリクス表示器（
１）に表示するデータを発生する信号発生器である。

従来のドツトマトリクス型表示装置は上記のように構成
されるが、マトリクス表示器（１）の画素数ＭＸＮは、
その用途に応じて数十Ｘ数十から千×千程度まで種々あ
り、その合計画素数は最大巨万程度に及ぶ。従ってマ）
　ＩＪクス表示器（１）の最大消費電力は、全画素同時
点灯のときに発生し、各画素の消費電力が微々たる値（
例ｉｍＡ）であっても。

合計電力は膨大な値（例ＬＯＯＯＡ）になる。このため
、この種の表示装置は第２図に示すように線画（１〜数
画素の太さの点又は直線で表示する画）を線順次走査方
式で描くことが多い。

第２図は、線画を線順次走査方式で表示する場合の一例
を示し、（４）は表示線画、（５）は表示選択行。

（６）は点灯画素を示す。線順次走査方式では表示選択
行（５１は点灯が許された画素列を示し、一定時間ごと
に例えば上から下へ一行づつ順に移動していく方式であ
る。従って表示線画（４１のうち表示選択行（５）上に
ある画素のみが同時に点灯することになり点灯画素（６
）はこれを示す。このようにして表示線画（４）は順に
点灯しているのであるが１通常はこの動作を人間の目の
蓄積時間より高速に行なうので目視ではちらつきのない
連続的に点灯している一枚の表示線画（４１として見え
る。

なお、この例では説明のため表示選択線が一本の場合を
示したが、ちらつきのない表示に必要な表示リフレッシ
ュレイトと表示輝度の要求により。

第３図に示すようにＭ行×Ｎ列画素のマ）　ＩＪクス表
示器（１）を更にｍＸｎ個の制御ブロック（７）に分け
。

マ）　ＩＪクス表示器（１）上での表示選択行（５１の
数をｍ本に増やして制御するのが最も一般的な方法であ
った。

第３図において、（５）は表示選択行、（７）は制御ブ
ロックを示す。第３図に示した制御ブロック（７）は。

信号制御器（３）からのデータ転送単位および表示選択
行（５１の移動範囲を示している。なお１行１＝１〜ｍ
１列ｊ−１〜ｎである。

ところで第３図に示したマトリクス表示器の場合１表示
器電源（２）に要求される性能について考えると以下の
ようになる。

第４図はマトリクス表示器（１）上に描かれた表示線画
（４）の−例を示す図である。

第５図に第４図の表示例のとき表示器電源（２）がマ）
　ＩＪクス表示器（１１に供給する電力の時間変化を示
す。第５図において、（８）は表示選択周期、（９）は
表示選択時間、σ〔はピーク電力、Ｑυは最小電力。

Ｑ２は平均電力を示す。第５図のピーク電カニＨｕＱは
。

表示線画（４）のうち９表示選択行（５）と一致する上
下の辺を点灯するときに生じ、その他の時間に比べて著
しいピークを示すことがわかる。具体的な数値例を以下
に示す。

マトリクス表示器（１）の画素　１０００行ｘｔｏｏｏ
列制御ブロック（７）の数　１０行ＸＩＯ列単位画素に
流す電流　（１，（＋５Ａ 表示選択周期＋８１　２０ｍθ 表示線画（４１の大きさ　５００画素画素ｓｏｏ画素こ
れらの数値より次の数値が算出される。

ピーク電カニＨ叫　（電流）２５Ａ 最小電カニＬＯ＋１　（電流）　０．６０Ａ平均電カニ
ａＱ３　（電流）　０．７ＯＡ表示選択時間ｔ　ｆ９１
　９．７　ｍｓこの数値および第５図に示した電力変化
は、第４図の表示例についてのものであるが９表示器電
源（２）に必要な性能は通常の電源と異なり特殊なもの
であることがわかる。なお９表示器電源（２）に必要な
最大出力電力と最小電力は以下となる。

最大出力電力　（電流）　５００Ａ 最小出力電力　（電流）　ＯＡ このように、従来のドツトマトリクス型表示装置におい
て１表示器電源１２＋は必然的に大型化１重量化する欠
点があり、マトリクス表示器（１１と同一筐体内に設置
することが多いこと、およびマトリクス表示器（１）と
して小型軽量化要求が強いことを考え合わせると改善す
る必要があった。

〔発明の概要〕

この発明は、かかる欠点を改善する目的でなされたもの
で、マトリクス表示器（１）内の複数の制御ブロック（
７）の各表示選択行（５）の位置を列ごとに異なるよう
に制御することにより、ピーク電カニＨｏｅが発生する
表示直線と表示選択行（５）が一致す名画素数を減らし
ピーク電カニＨＱ［Ｉを大巾に減らすドツトマトリクス
型表示装置を提案するものである。

〔発明の実施例〕

第６図はこの発明の一実施例を示すマ）　ＩＪクス表示
器（１１０図であり１ｍｍ行列をなし、（５Ｉは列ごと
に位置が異なる表示選択行、（７）は制御ブロックであ
る。第６図から明らかなように１表示選択行（５）の方
向と一致する水平線表示時に発生するピーク電力Ｉ　Ｈ
ｌｌｌはｈに軽減できることがわかる。

ピーク電力ＩＨＱＩがスになると表示器電源（２）が大
巾に小屋・軽量化でき表示器電源（２）とマ）　ＩＪク
ス表示器＋１３の一体化設計が容易になりこの種装置に
重要な装置外観を焚口りすることも可能となる。

またピーク電カニＨＯ（ｌが　１／、になることにより
。

表示器電源（２）と各画素間のラインドロップによるロ
スはｈ２に減少するので電源利用効率の改善と。

各制御ブロック（７）間の供給電圧バランスの改善も計
ることができる。

第７図は、この発明の他の実施例を示す図で。

表示選択行（５）を列の他に行方向にも位置が異なるよ
うに制御する場合を示す。この場合にも同じ改善効果が
得られる。

ところで、上記説明では表示選択行（５）の位置が列ま
たは行に順に変化する場合を示したが、ランダムに変化
させても同じ効果が得られることは言うまでもない。

また、上記説明では表示選択行（５）の移動方向が行方
向（−Ｆ下）の場合を示したが１列方向（左右）の場合
も同様な効果が得られ、また行および列方向を混存させ
て用いても同じ効果が得られることは言うまでもない。

また、上記説明では表示選択行（５）を−行づつ順に移
動する場合について説明したが９通常のテレビ走査線の
ように表示選択行（５）を−行おきに移動して画面を構
成する場合についても、この発明による制御方法が適用
でき同じ効果が得られることは言うまでもない。

１：発明の効果」 この発明は以上説明したとおり、マ）　ＩＪクス表示器
（１）内にある複数の制御ブロック（７）の各表示選択
行（５）の位置を列又は行ごとに変えることにより表示
器電源（２）に必要なピーク電力ＩＨＯＩ）を大巾に減
らすことができ９表示器電源（２）の小型軽量化と各制
御ブロック（７）間の供給電圧バランスの改善を行なう
効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来のドツトマトリクス型表示装置の概略構成
図、第２図は線画を線順次走査方式で表示する場合の一
例を示す図、第３図はマトリクス表示器を制御ブロック
に分割して制御する方式を示す図、第４図は表示線画の
一例を示す図、第５図は表示器電源が供給する電力の時
間変化の一例を示す図、第６図はこの発明による装置の
マトリクス表示器の制御方法を示す図、第７図はこの発
明によるマトリクス表示器の制御方法の他の一例を示す
図である。 図において、０）はマ）　ＩＪクス表示器、（２）は表
示器電源、（５１は表示選択行、（７）は制御ブロック
、叫はピーク電力である。 なお９図中同一符号は同一または相当部分を示すものと
する。 代理人大岩増雄 第１図 竿２図 第３図 ７ 第４図 第　５ｖ４

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 表示素子をドツトマトリクス状に配列し、線順次走査方
   式により表示するマトリクス表示器と。 このマ）　ＩＪクス表示器に電力を供給するための表示
   器電源と１表示のためのデータを発生する信号発生器と
   で構成されるドツトマトリクス型表示装置において、上
   記マトリクス表示器を複数個の制御ブロックに分け、各
   ブロックの表示選択行または表示選択列の位置を列、ま
   たは行あるいはブロックごとに異なるように制御するこ
   とを特徴とするドツトマトリクス型表示装置。