JPS60104643A

JPS60104643A - 平板状部品の研磨装置

Info

Publication number: JPS60104643A
Application number: JP21219983A
Authority: JP
Inventors: Shunsuke Yoshikawa; 吉川　俊介; Iwao Tokura; 十倉　巌
Original assignee: Showa Denko KK
Current assignee: Resonac Holdings Corp
Priority date: 1983-11-11
Filing date: 1983-11-11
Publication date: 1985-06-10
Also published as: JPH042386B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は自動車のエアーコンプレッサー用バルブシート
、歯車、その他の平板状部品Ｃ以下単に被加工品という
。〕の研磨装置に関するもので、上記のごとき被加工品
の表裏両面の粗研磨から最終仕上げ研磨までを迅速且つ
自動的に行うことができ、さらに単なる平面研磨のみで
はなく、バレル仕上げ及びホーニング工程を省略できる
ことを特徴とするものである。

上記のごとき被加工品は一般に打抜きによシ構成される
。

例えば、第４図には自動車のエアーコンプレッサー用バ
ルフシートが示されているが、その製作に当っては外郭
線（α）と内部の透孔（ｂ）が同時に打抜かれる。

したがって、外郭線（α）部及び透孔（ｂ）部にはいわ
ゆるパリが残されておシ固形砥石で平面研磨しただけで
は完成品とはならず、従来は周面のバレル仕上げ、透孔
（ｂ）部の（液体）ホーニング等を必要としていた。

本発明では平面研磨作業中において上記パリを同時に除
去するものである。そのため、本発明では弾性を有する
円板状研磨輪が使用される。

ここで、弾性を有する円盤状研磨輪とは出願人の関連会
社の所有する特許オ８２６０８１号（特公昭５０−３９
５９０号）のごとく、熱硬化性樹脂によシ砥粒を固着せ
しめた適当厚さのフェルト状不織布をロール状にしたも
のを円盤状あるいはドーナツ状に構成したもので本発明
ではその周面ではなく、側平面を使用するものである。

Ｃ＋ｑｙｔｚｇｖ＋ｔ、−１１４’Ｔ　Ｉ−ｔ＝ｔ＝、
）さらにまた、本発明は表裏両面の粗研磨から最終仕上
げ研磨までを迅速且つ自動的に行うことを特徴とする。

そのため、本発明では間欠駆動するターンテーブルの複
数の対向位置にそれぞれ被加工品の載置保持部が構成さ
れ、一つの対向位置にある載置保持部の一方外側に被加
工品をその載置保持部から搬出し、さらに搬入するロボ
ットを配置し、他方外側に被加工品を裏返すロボットを
配置したレイアウトが採用される。

したがって、上記一つの対向位置の載置保持部によって
ターンチーフルが二分割され、その両側には同じ回転範
囲が残され、その回転範囲内において表面の粗研磨から
仕上げ研Ｍまでと、裏面の粗研磨から仕上げ研磨までを
順次極めて効率的に行うことができるものである。

以下に本発明の一実施例を図面について詳細に説明する
。

第１図、之・２図示のごとく、間欠駆動するターンチー
フル（１）が設けられる。

すなわち、ターンチーフル（１）の下方にはモータ（２
）が設けられ、該モータ（２）の駆動がタイミンクベル
ト（３）を介して間欠駆動位置（４）に伝達され、間欠
駆動装置（４）によ“ν駆動される間欠伝達軸（５）が
上記ターンチーフル（１）の中心部に連結されている。

つぎに、上記ターンチーフル（１）の複数の対向位置に
は被加工品ｆＣ）の載置保持部が構成される。

図面実施例の場合、上記被加工品（Ｃ）の載置保持部は
被加工品（Ｃ）を２個ずつ同時に研磨するだめ、２個ず
つ近接させて設けて８ケ所、すなわち（６）と（６α）
　、　（７）と（７ａ）　、　（８）と（８ａ）及び（
９）と（９α）をそれぞれ対向させて設けている。

上記被加工品（Ｃ）の載置保持部（６）と（６α）乃至
（９）と（９α）はいずれもその外側部に一段低い段部
（１０１が構成され、後に述べる被加工品（ｃ）の挑ン
出、搬入及び裏返しのロボットによる挟持が容易に行わ
れるよう構成されてｈる。

さらに、上記段部（１０）を除いた上面には被加工品（
Ｃ）の内部の透孔（Ａ）と適合するセットピン旧）が植
設されている。

なお、当然のことながら、上記セットピン（印は被加工
品（ｃ）の透孔（Ａ＋に合わせて植設され、さらに被加
工品（ｃ）の上面より突出しない長さとされる。

さらに、図面実施例の場合、上記被加工品（ｃ）の載置
保持部（６）と（６ａ）乃至（９）と（９ａ）の下面に
はそれぞれ油圧アクチェーターａ２が設けらｆ″Ｉ−必
要に応じて被加工品（ｃｌの載置保持部（６）　（６ａ
）乃至（９１（９ａ）を半転あるいは回転させ、研磨方
向を変えて研磨線を消去できるよう構成さヵている。

もつとも、上記載置保持部のうち、後に述べる被加工品
（ｃ）の搬出、線入及び裏返しを行うロボット位置に来
た時には油圧アクチェーター（Ｉ２）は駆動せず、所定
の位置にあるよう構成さハてＡる。

図中（１３）は被加工品（Ｃ１の載置保持部（６）　（
６α）乃至（９）（９ａ）の下方に構成した排水シュー
ト、■は排水ホースであり、研磨時に供給した油（水）
を収集排出するためのものである。

つぎに、上記被加工品（Ｃ）の載置保持部ｆ６１　（６
α）乃至ｆ９１　（９ａ）のうち、一つの対向位置の載
置保持部ｆ６）　（６α）を除いて、その両側にある各
々の載置保持部（７）　（７ａ’）乃至（９１（９ａ）
の間欠停止位置上方には弾性を有する円都状ω１＠輪（
１−５ｉ　（１５ａ）、（１６１（１６ｄ）　。

（１７）（１７ａ）が上下動及び回転自在に設けらハる
。

図面実施例の場合−上記円雅状研磨輪（１５）（１５ａ
）乃至（１７１（１７ａ）はドーナツ状に構成され、そ
れぞれフランジ０８）の下面に取替え自在に取付けらｉ
−さらに必要に応じて分割してその間に間隙（１９）を
設けて目詰りの防止及び研削油（水）が均一に研磨面に
供給されるよう構成される。

さらに、対向する被υＤ工品（Ｃ）の載置保持部（７）
（７α）の上方の円盤状研磨輪（１５１（１５ａ）は荒
研磨用、被加工品（ｃ）の載置保持部（８）　（Ｆ！ｉ
ｘ’）の上方の円盤状研磨輪（１６１（１６ａ’）は中
研磨用、被加工品（ｃ）の載置保持部（９）　（９ａ）
の上方の円盤状研磨輪（１η（１７ａ）はそれぞれ仕上
げ研磨用として砥粒の番数が調整される。

つぎに、上記円盤状研磨輪（１５１（１５ｃｔ’）乃至
ｆ１７）　（１７ａ）の上下動及び回転自在構成につい
て述べれば。

そｈぞれフランジｆ１８）Ｋスピンド、ル（２０）が連
結さｈ、該スピンドル（２０）の下半分を油圧で上下動
するようスピンドルヘッド０１）に支持に、スピンドル
（２０）の上端にプーリ（２２）を固着してモータ（２
３）により回転自在に構成しである。

つぎに、残された上記一つの対向位置の載置保持部（６
）（６α）の一方性側、具体的には載置保持部（６）の
外側には研磨済みの被加工品（ｃ）をその載置保持部（
６）から搬出し、さらに未研磨の被加工品（ｃ）をその
載置保持部（６）に搬入するロボット（２４）が設けら
れる。

該ロボット（２４）は被加工品（ｃ）の挾持アームを有
し、さらに該挾持アームが進出復帰、水平旋回及び上下
動するタイプものが使用される。

さらに、上記載置保持部（６）と対向する載置保持部（
６α）の外側には被加工品（Ｃ１を裏返すロボット（２
５）が設けられる。

該ロボット（２５）は被加工品（ｃ）の挾持アームを有
し、さらに該挾持アームが進出復帰１反転及び上下動す
るタイプのものが使用される。

図面実施例の場合、上記ロボット（２４）及び（２５）
はいずれも同時に二個の被加工品（Ｃ）を俯出、搬入及
び裏返すものとされている。

図中（２６）は円盤状研ＰＡ　’Ｆｍ　（１５）　（１
５ａ）乃至ｆ１７）　（１ｅａ）のドレッサーである。

すなわち、研磨を続行すると、上記円盤状研１＞３　’
ｍ　（＋５１　（１５ａ）乃至（１７）　（１７ａ）は
被加工品（ｃｊとの接触面のみ摩耗し、他の部分が残さ
れて突出し、該突出部分が被加工品（ｃ））の載置保持
部ｆ６）　（６ａ）乃至ｆ９１　（９ｃｔ’）あるいは
さらにターンテーブル（１）側を研磨することになる。

そこで、上記突出部分を除去する必要がありそのため、
上記ドレッサー（２Ｇ）を設けたもので。

該ドレッサー（２６）はターンテーブル（１）の被加工
品（ｃ）の載置保持部＋６＋　（６α）乃至＋９＋　（
９α）近くの円盤状研磨輪（１５）　（１詞）乃至（１
７）　ｆ’１７α）の゛回転位置下方に、被加工品（ｃ
）の載置保持部（６）　（６α）乃至（９）　（９ａ’
）の上いる。

上記構成の本発明は当初人手あるいはロボット（２（イ
）により被加工品（ｃ）がターンチーフル（１）上の載
置保持部（６）に搬入される。

つぎに、ターンチーフル（１）が間欠駆動させられ、上
記載置保持部（Ｇ）が円盤状研磨輪（５）の下方に位置
して円盤状研磨輪（１５）により例えば粗研磨が行われ
る。

この段階ではロボット（２４）の位置に被υ口Ｔ品（Ｃ
）の載置保持部（９ａ）が移動しており、該載置保持部
（９ａ）に次の被加工品（、？）がロボットシ４）によ
り線入されている。

同様にして、被加工品（ｃ）が順次線入され、被加工品
（Ｃ）が円盤状研磨輪ｔ１６＋　Ｋより中研磨され、さ
らに円盤状研＠輪（１７）により仕上げ研磨されて。

ロボット（２５）の位置に至る。

こわを確認してロボット（２５）が作動し、表面研磨の
完了した被加工品１ｃ）を裏返す。

そして裏返された被２＋１Ｊ工品（Ｃ）はターンチーフ
ル（１）の間欠駆動に伴い円盤状研磨輪（１５ｃ’）の
下方に位置し１例えば粗研磨が行われ一順次円明井状研
磨輪（１弘）及び（１７α）により中研磨及び、１士上
げ研磨が行われる。

そして、ロボット（２４）の位置に戻ると、該ロボット
圓が作動して、被加工品（Ｃ）を搬出し、つづいて次の
被加工品（Ｃ）が搬入されて連続的にイυＦ磨作業か続
行されるものである。

本発明では上記一連の作動−すなわち、ターンチーフル
（１）の間欠駆動、円盤状研磨輪（１５１（１５α）乃
至（ｉｎ　（１７ａ）の上下動及び回転、ロポ゛ントＬ
２沿（２５＋等の作動は初期段階を除いてすべて自動的
Ｋ　ｆａ制御される。

したがって、被加工品の表裏を極めて効率的に研磨する
ことができるものである。

さらに本発明では、従来の固形砥石と異り一弾性を有す
る円盤状研磨輪が使用さハる。したがって研磨時には平
面のみならず、被加工品の円面及び透孔部にあるパリも
除去することができるものであり、従来のごとく、バレ
ル仕上げ及びボー冊ングを行う必要がないものである。

さらにまた１本発明は間欠駆動するターンチーフルの一
つの対向位置の一方［４加工品の搬出及び搬入を行うロ
ボットを配置し、他方に被加工品を裏返すロボットを配
置したＵイアウドとしたためターンチーフルが二分割さ
ねてその両側に同じ回転範囲が残され、その回転範囲内
において表面の粗研磨か・ら仕上げ研磨までと一裏面の
粗研磨から仕上げ研磨までを順次極めて効率的に行うこ
とができる効果が得られるものである。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の一実施例を示すもので、牙１図は要部の
正面図、牙２図は要部の平面図、矛３図は牙２図Ａ部の
拡大図、牙４図は被加工品の一例を示し、その平面図で
ある。（１）・・・ターンチーフル、（６’）　（６α）　ｌ
’７）　（７ａ）　（８’）（８ａ）（９）（９ａ’）
　”・（被Ｊｒｏ工品）’）　ｅ、置保持部−（１５）
（１５α）　（１６）（１６α）（１７）（１７α）・
・・円盤状研磨輪。（２４）　（２５）・・・ロボット、（ｃ）・・・被加
工品。特許出願人昭和電工株式会社代理人弁理士

Claims

【特許請求の範囲】

間欠駆動するターンテーブルの複数の対向位置には被加
工品の載置保持部がそれぞれ構成され、一つの対向位置
の載置保持部を除いて、その両側にある各々の載置保持
部の間欠停止位置上方には弾性を有する円盤状研暦輪が
上下動及び回転自在に設けられ、残された上記一つの対
向位置の載置保持部の一方外側には被加工品をその載置
保持部から搬出し、さらに搬入するロボットが設けられ
、他方外側には被加工品を製返すロボットが設けられて
なることを特徴とする平板状部品の研磨装置。