JPS60104495A - 船舶推進機の緩衝装置 - Google Patents
船舶推進機の緩衝装置Info
- Publication number
- JPS60104495A JPS60104495A JP58209968A JP20996883A JPS60104495A JP S60104495 A JPS60104495 A JP S60104495A JP 58209968 A JP58209968 A JP 58209968A JP 20996883 A JP20996883 A JP 20996883A JP S60104495 A JPS60104495 A JP S60104495A
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- Japan
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- drive shaft
- connecting body
- torque
- propeller
- drive
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[技術分野]
本発明は、船内外機、船外機等に用いられて好適な船舶
推進機のwt衝装置に関する。
推進機のwt衝装置に関する。
[背景技術]
従来、船舶推進機は、プロペラのプロペラモ11に装着
される内筒とボス部との間にダンパ部材を介装し、航走
時に石床、流木等の水−ヒ浮遊物がプロペラの翼部に衝
突した場合、それによってプロペラに作用する衝撃トル
クをダンパ部材の変形によって吸収し、エンジンの各部
を破損から保3!’ Of能としている。
される内筒とボス部との間にダンパ部材を介装し、航走
時に石床、流木等の水−ヒ浮遊物がプロペラの翼部に衝
突した場合、それによってプロペラに作用する衝撃トル
クをダンパ部材の変形によって吸収し、エンジンの各部
を破損から保3!’ Of能としている。
しかしながら、上記ダンパ部材の変形による衝撃トルク
の吸収能は比較的小さく、プロペラに過大な衝撃トルク
が作用する場合には、該衝撃トルクがエンジン側に伝わ
り、エンジンの各部に破損を生ずるおそれがある。
の吸収能は比較的小さく、プロペラに過大な衝撃トルク
が作用する場合には、該衝撃トルクがエンジン側に伝わ
り、エンジンの各部に破損を生ずるおそれがある。
なお、水出願人は、特願昭57−372f13号におい
て、船外機の駆動軸を上下に分割し、下駆動軸と下駆動
軸との間に振動減衰部材を介装してなる船外機を提案し
ている。しかしながら、上記船外機は、エンジン振動の
ケーシングへの伝達を遮断し、振動、騒音の発生を抑制
可能とするものであり、プロペラに作用した衝撃トルク
のエンジン側への伝達を遮断するものでなく、従って、
# M I・ルクからエンジンの各部を保:H4f i
1f能とするものではない。
て、船外機の駆動軸を上下に分割し、下駆動軸と下駆動
軸との間に振動減衰部材を介装してなる船外機を提案し
ている。しかしながら、上記船外機は、エンジン振動の
ケーシングへの伝達を遮断し、振動、騒音の発生を抑制
可能とするものであり、プロペラに作用した衝撃トルク
のエンジン側への伝達を遮断するものでなく、従って、
# M I・ルクからエンジンの各部を保:H4f i
1f能とするものではない。
[発明の目的]
本発明は、プロペラに作用する過大な衝撃トルクを緩衝
し、エンジンの各部を保護することを目的とする。
し、エンジンの各部を保護することを目的とする。
[発明の構成]
上記目的を達成するために、本発明は、エンジン側の第
1駆動軸とプロペラ側の第2駆動軸との接続部に設けら
れる船舶拍進機の緩衝装置であって、第1駆動軸と第2
駆動軸の一方に螺合されるとともに、第1駆動軸と第2
駆動軸の他方に係合可能とされる接続体と、第1駆動軸
にトルクが作用する際に接続体が螺動する方向の駆動軸
と接続体との間に介装される弾発体とを備え、第1駆動
軸の回転を制動する方向に第2駆動軸に所定値以」〕の
トルクか作用する時、接続体を弾発力が増す方向に螺動
可能とするようにしたものである。
1駆動軸とプロペラ側の第2駆動軸との接続部に設けら
れる船舶拍進機の緩衝装置であって、第1駆動軸と第2
駆動軸の一方に螺合されるとともに、第1駆動軸と第2
駆動軸の他方に係合可能とされる接続体と、第1駆動軸
にトルクが作用する際に接続体が螺動する方向の駆動軸
と接続体との間に介装される弾発体とを備え、第1駆動
軸の回転を制動する方向に第2駆動軸に所定値以」〕の
トルクか作用する時、接続体を弾発力が増す方向に螺動
可能とするようにしたものである。
[発明の詳細な説明]
以下9本発明の実施例を図面を参照して説明する。
第1図は本発明の第1実施例が適用されてなる船内外機
10を示す側面図、第2図は第1図の要部を一部破断し
て示す拡大図である。
10を示す側面図、第2図は第1図の要部を一部破断し
て示す拡大図である。
船内外機10の推進ユニット11は図示されない船体に
転舵可能に、かつチルトアップii[能に支持可能とさ
れている。船体内に収容されている411m 用エンジ
ンの出力は、タプルカルタン継手12、入力ギヤ13を
正逆転切換手段14を介して第1駆動軸15に伝達可能
とされている。ここで、正逆転切換手段14は、第1駆
動+lib l 5に相対回転l」在に支持されている
前進ギヤ16および後進ギヤ17と、第1駆動軸15に
スプライン結合されてその軸方向に往復移動可能とされ
ているクラッチ18と、クラツチ18を移動操作+i)
能とする図示されないシフト部層とからなっている。
転舵可能に、かつチルトアップii[能に支持可能とさ
れている。船体内に収容されている411m 用エンジ
ンの出力は、タプルカルタン継手12、入力ギヤ13を
正逆転切換手段14を介して第1駆動軸15に伝達可能
とされている。ここで、正逆転切換手段14は、第1駆
動+lib l 5に相対回転l」在に支持されている
前進ギヤ16および後進ギヤ17と、第1駆動軸15に
スプライン結合されてその軸方向に往復移動可能とされ
ているクラッチ18と、クラツチ18を移動操作+i)
能とする図示されないシフト部層とからなっている。
すなわち、シフト装置の作動により、クラッチ18を中
立位置から、前進ギヤ16または後進ギヤ17に噛み合
わせることにより、i1駆動軸15を止転すなわぢ前進
回転、または逆転すなわち後進回転i+J能としている
。
立位置から、前進ギヤ16または後進ギヤ17に噛み合
わせることにより、i1駆動軸15を止転すなわぢ前進
回転、または逆転すなわち後進回転i+J能としている
。
第1駆動軸15の下端部には、後述する緩衝装置19を
介して第2駆動輔20が接続可能とされている。第2駆
動輔20の下端部には駆動ギヤ21が固定されている。
介して第2駆動輔20が接続可能とされている。第2駆
動輔20の下端部には駆動ギヤ21が固定されている。
第1駆動軸15から緩衝装置19を介して第2駆動輔2
0に伝達される[・ルクは、駆動ギヤ21と常時噛み合
っている被動ギヤ22、被動ギヤ22か固定されている
プロペラ軸23を介して、プロペラ24に伝達+i(能
とされている。
0に伝達される[・ルクは、駆動ギヤ21と常時噛み合
っている被動ギヤ22、被動ギヤ22か固定されている
プロペラ軸23を介して、プロペラ24に伝達+i(能
とされている。
ここで、緩衝装置19は第2図に拡大して示すように構
成されている。すなわち、第1駆動軸15の下端側には
右ねし部25か螺設され、右ねし部25には接続体26
の−1一端側か螺合されている。また、第2駆動IhI
+20の上端側にはスプライン部27が形成され、スプ
ライン部27には接続体26の下端側か係合されている
。
成されている。すなわち、第1駆動軸15の下端側には
右ねし部25か螺設され、右ねし部25には接続体26
の−1一端側か螺合されている。また、第2駆動IhI
+20の上端側にはスプライン部27が形成され、スプ
ライン部27には接続体26の下端側か係合されている
。
さらに、第1駆動輔15の中間部には係止リング28が
係着され、係止リング28によって背u’+i支持され
る受部材29と接続体26との間には圧縮ばねからなる
弾発体30が介装されている。すなわち、この緩衝装置
19は、第1駆動輔15に実線矢印で示す正転トルクが
作用する際に接続体26が螺動する方向の駆動軸、従っ
て第1駆動輔15と接続体26との間に弾発体30を介
装し、第1駆動軸15の上記正転を制動する方向に第2
駆動軸20に破線矢印で示す所定値以上のトルクが作用
する時、接続体26を弾発体30の弾発力か増す方向に
螺動rjf能としている。
係着され、係止リング28によって背u’+i支持され
る受部材29と接続体26との間には圧縮ばねからなる
弾発体30が介装されている。すなわち、この緩衝装置
19は、第1駆動輔15に実線矢印で示す正転トルクが
作用する際に接続体26が螺動する方向の駆動軸、従っ
て第1駆動輔15と接続体26との間に弾発体30を介
装し、第1駆動軸15の上記正転を制動する方向に第2
駆動軸20に破線矢印で示す所定値以上のトルクが作用
する時、接続体26を弾発体30の弾発力か増す方向に
螺動rjf能としている。
また、第1駆動軸15の下端部にはボルト31によって
受部材32か固定され、受部材32と接続体26との間
には、圧縮ばねからなる弾発体33が介装されている。
受部材32か固定され、受部材32と接続体26との間
には、圧縮ばねからなる弾発体33が介装されている。
すなわち、この緩衝装置19は、第1駆動輛15に実線
矢印と反対方向の逆転トルクか作用する際に、接続体2
6が螺動する方向の駆動軸、従って第2駆動輔20と接
続体26との間に弾発体33を介装し、第1駆動輔15
の上記逆転を制動する方向に第2駆動軸20に破線矢印
と反対方向の所定イ1fi以」二のトルクか作用する時
、接続体26を弾発体33の弾発力か増す方向に螺動可
能としている。
矢印と反対方向の逆転トルクか作用する際に、接続体2
6が螺動する方向の駆動軸、従って第2駆動輔20と接
続体26との間に弾発体33を介装し、第1駆動輔15
の上記逆転を制動する方向に第2駆動軸20に破線矢印
と反対方向の所定イ1fi以」二のトルクか作用する時
、接続体26を弾発体33の弾発力か増す方向に螺動可
能としている。
次に、−1−配力1実施例の作用について説明する。
船内外4j1.l Oの通常航走時における正転時には
、第1駆動軸15に作用する止転トルクに基づく接続体
26の螺動111進力と弾発体30の弾発力とが均衡す
る状態で、接続体26が第1駆動軸15に対して螺動す
ることのない所可位置に保持され、第1駆動輔15に作
用する正転I・ルクを第2駆動輔20に伝達し、ひいて
はプロペラ24を正転可能とする。また、船内外機10
の通常航走時における逆転時には、第1駆動輔15に作
用する逆転トルクに基づ〈接続体26の螺動推進力と弾
発体33の弾発力とか均衡する状態で、接続体26が第
1駆動輛15に対して螺動することのない所定位置に保
持され、第1駆動輔15に作用する逆転トルクな第2駆
動軸20に伝達し、ひいてはプロペラ24を逆転可能と
する。
、第1駆動軸15に作用する止転トルクに基づく接続体
26の螺動111進力と弾発体30の弾発力とが均衡す
る状態で、接続体26が第1駆動軸15に対して螺動す
ることのない所可位置に保持され、第1駆動輔15に作
用する正転I・ルクを第2駆動輔20に伝達し、ひいて
はプロペラ24を正転可能とする。また、船内外機10
の通常航走時における逆転時には、第1駆動輔15に作
用する逆転トルクに基づ〈接続体26の螺動推進力と弾
発体33の弾発力とか均衡する状態で、接続体26が第
1駆動輛15に対して螺動することのない所定位置に保
持され、第1駆動輔15に作用する逆転トルクな第2駆
動軸20に伝達し、ひいてはプロペラ24を逆転可能と
する。
他方、船内外機10の通常航走時における正転状態にお
いてプロペラ24に流木等による過大な衝撃トルクが作
用する場合には、第2駆動輔20に作用する所定値以上
の衝撃トルクに基づく接続体26の螺動推進力が弾発体
30の弾発力に打ち勝って、接続体26が第1駆動輔1
5に対して螺動すなわち相対的な位相のずれを生じ、第
1駆動軸15と第2駆動軸20との間のトルク伝達を不
能とし、プロペラ24に作用した衝撃トルクのエンジン
側への伝達を緩衝、遮断し、エンジンの各部を破損の発
生から保護可能とする。また、船内外機10の通常航走
時における逆転状態においてプロペラ24に流木等によ
る過大な衝撃トルクが作用する場合には、tJt2駆動
輔20に作用する所定値以上の衝撃トルクに基づく接続
体26の螺動推進力が弾発体33の弾発力に打ち勝って
、接続体26が第1駆動輔15に対して螺動すなわち相
対的な位相のずれを生じ、第1駆動輔15と第2駆動軸
20との間のトルク伝達を不能とし、プロペラ24に作
用した衝撃トルクのエンジン側への伝達を緩衝、遮断し
、エンジンの各部を破損の発生から保護uf能とする。
いてプロペラ24に流木等による過大な衝撃トルクが作
用する場合には、第2駆動輔20に作用する所定値以上
の衝撃トルクに基づく接続体26の螺動推進力が弾発体
30の弾発力に打ち勝って、接続体26が第1駆動輔1
5に対して螺動すなわち相対的な位相のずれを生じ、第
1駆動軸15と第2駆動軸20との間のトルク伝達を不
能とし、プロペラ24に作用した衝撃トルクのエンジン
側への伝達を緩衝、遮断し、エンジンの各部を破損の発
生から保護可能とする。また、船内外機10の通常航走
時における逆転状態においてプロペラ24に流木等によ
る過大な衝撃トルクが作用する場合には、tJt2駆動
輔20に作用する所定値以上の衝撃トルクに基づく接続
体26の螺動推進力が弾発体33の弾発力に打ち勝って
、接続体26が第1駆動輔15に対して螺動すなわち相
対的な位相のずれを生じ、第1駆動輔15と第2駆動軸
20との間のトルク伝達を不能とし、プロペラ24に作
用した衝撃トルクのエンジン側への伝達を緩衝、遮断し
、エンジンの各部を破損の発生から保護uf能とする。
第3図は本発明の第2実施例が適用されてなる船外機4
0を示す側面図、第4図は第3図の要部を一部破断して
示す拡大図である。
0を示す側面図、第4図は第3図の要部を一部破断して
示す拡大図である。
船外機40のケーシング41は、スイヘルプラケント4
2、クランププラケント43を介して、船体の船尾板に
固定可能とされる。ケーシング41の上部にはエンジン
44か搭載され、エンジン44の出力は、そのクランク
輔45に直結されている第1駆動軸46に伝達可能とさ
れている。第1駆動軸46の下端部には、後述する緩衝
装置47を介して第2駆動軸48が接続可能とされてい
る。第2駆動軸48の下端部には駆動ギヤ49か固定さ
れている。また、プロペラ50のプロペラ軸51には、
図示されないクラッチのシフト操作によって係11;9
自在とされる前進ギヤ52、後進ギヤ53が装着され、
前進ギヤ52および後進ギヤ53は駆動ギヤ49と常時
1111み合いされている。
2、クランププラケント43を介して、船体の船尾板に
固定可能とされる。ケーシング41の上部にはエンジン
44か搭載され、エンジン44の出力は、そのクランク
輔45に直結されている第1駆動軸46に伝達可能とさ
れている。第1駆動軸46の下端部には、後述する緩衝
装置47を介して第2駆動軸48が接続可能とされてい
る。第2駆動軸48の下端部には駆動ギヤ49か固定さ
れている。また、プロペラ50のプロペラ軸51には、
図示されないクラッチのシフト操作によって係11;9
自在とされる前進ギヤ52、後進ギヤ53が装着され、
前進ギヤ52および後進ギヤ53は駆動ギヤ49と常時
1111み合いされている。
すなわち、第1駆動軸46から緩衝装置47を介して第
2駆動輔48に伝達されるトルクは、駆動ギヤ49と常
時噛み合っている前進ギヤ52、後進ギヤ53のいずれ
かをフランチのシフト操作によって選択的にプロペラ軸
51に係合させることにより、プロペラ50に伝達可能
とされている。
2駆動輔48に伝達されるトルクは、駆動ギヤ49と常
時噛み合っている前進ギヤ52、後進ギヤ53のいずれ
かをフランチのシフト操作によって選択的にプロペラ軸
51に係合させることにより、プロペラ50に伝達可能
とされている。
ここで、緩衝装置47は第4図に拡大して示すように構
成されている。すなわち、第1駆動輔46の下端部には
右ねし部54が螺設され、右ねじ部54には接続体55
の上端側が螺合されている。また、第2駆動軸48の上
端側にはスプライン部56が形成され、スプライン部5
6には接続体55の下端側が係合されている。
成されている。すなわち、第1駆動輔46の下端部には
右ねし部54が螺設され、右ねじ部54には接続体55
の上端側が螺合されている。また、第2駆動軸48の上
端側にはスプライン部56が形成され、スプライン部5
6には接続体55の下端側が係合されている。
さらに、第1駆動軸46の中間部には係止リング57か
係着され、係止りング57によって背面支持される受部
材58と接続体55との間には圧縮ばねからなる弾発体
59が介装されている。なお、第1駆動軸46の下端部
には、ナツト60によって、接続体55の脱落を防止す
る受部材61が固定されている。すなわち、この緩衝装
置47は、第1駆動軸46に実線矢印で示すトルクか作
用する際に、接続体55が螺動する方向の駆動軸、従っ
て第1駆動軸46と接続体55との間に弾発体59を介
装し、第1駆動軸46の回転を制動する方向に第2駆動
軸48に破線矢印で示す所定値以上のトルクが作用する
11j、接続体55を弾発体59の弾発力が増す方向に
螺動可能としている。
係着され、係止りング57によって背面支持される受部
材58と接続体55との間には圧縮ばねからなる弾発体
59が介装されている。なお、第1駆動軸46の下端部
には、ナツト60によって、接続体55の脱落を防止す
る受部材61が固定されている。すなわち、この緩衝装
置47は、第1駆動軸46に実線矢印で示すトルクか作
用する際に、接続体55が螺動する方向の駆動軸、従っ
て第1駆動軸46と接続体55との間に弾発体59を介
装し、第1駆動軸46の回転を制動する方向に第2駆動
軸48に破線矢印で示す所定値以上のトルクが作用する
11j、接続体55を弾発体59の弾発力が増す方向に
螺動可能としている。
次に、上記第2実施例の作用について説明する。
船外機40の通常航走時には、第1駆動軸46に作用す
るトルクに基づく接続体55の螺動推進力と弾発体59
の弾発力とか均衡する状態で、接続体55か第1駆動輔
46に対して螺動することのない所定位置に保持され、
第1駆動軸46に作用するトルクを第2駆動軸48に伝
達し、ひいてはプロペラ50を正転゛または逆転0工能
とする。
るトルクに基づく接続体55の螺動推進力と弾発体59
の弾発力とか均衡する状態で、接続体55か第1駆動輔
46に対して螺動することのない所定位置に保持され、
第1駆動軸46に作用するトルクを第2駆動軸48に伝
達し、ひいてはプロペラ50を正転゛または逆転0工能
とする。
他方、船外機40の通常航走状態において、プロペラ5
0に流木等による過大な衝整トルクが作用する場合には
、第2駆動輔48に作用する所定値以」二の衝撃トルク
に基づく接続体55の螺動推進力が弾発体59の弾発力
に打ち勝って、接続体55が第1駆動軸46に対して螺
動すなわち相対的な位相のずれを生じ、第1駆動軸46
と第2駆動軸48との間のトルク伝達を不能とし、プロ
ペラ50に作用した衝撃トルクのエンジン側への伝達を
緩衝、遮断し、エンジン44の各部を破損から保護可能
とする。
0に流木等による過大な衝整トルクが作用する場合には
、第2駆動輔48に作用する所定値以」二の衝撃トルク
に基づく接続体55の螺動推進力が弾発体59の弾発力
に打ち勝って、接続体55が第1駆動軸46に対して螺
動すなわち相対的な位相のずれを生じ、第1駆動軸46
と第2駆動軸48との間のトルク伝達を不能とし、プロ
ペラ50に作用した衝撃トルクのエンジン側への伝達を
緩衝、遮断し、エンジン44の各部を破損から保護可能
とする。
第5因は本発明の第3実施例に係る緩衝装置70を一部
破断して示す拡大図である。この緩衝装置η70は、本
発明における接続体を第1接続体71と第2接続体72
とに分割したものである。すなわち、第1駆動軸73の
下端側には右ねじ部74が螺設され、この右ねし7si
!74には第1接続体71が螺合されている。また、第
1駆動輔73の下端部には、第2接続体72が回転自在
に連結されている。また、第2駆動軸75の上端側には
スプライン部76が形成され、このスプライン部76に
は第2接続体72の下端側が係合されている。ここで、
第1接続体71の下端面と第2接続体72の下端面には
、相互に係脱可能な爪部71A、72Aが形成されてい
る。
破断して示す拡大図である。この緩衝装置η70は、本
発明における接続体を第1接続体71と第2接続体72
とに分割したものである。すなわち、第1駆動軸73の
下端側には右ねじ部74が螺設され、この右ねし7si
!74には第1接続体71が螺合されている。また、第
1駆動輔73の下端部には、第2接続体72が回転自在
に連結されている。また、第2駆動軸75の上端側には
スプライン部76が形成され、このスプライン部76に
は第2接続体72の下端側が係合されている。ここで、
第1接続体71の下端面と第2接続体72の下端面には
、相互に係脱可能な爪部71A、72Aが形成されてい
る。
さらに、第1駆動軸73の中間部には係止りング77が
係着され、係止リング77によって背面支持される受部
材78と第1接続体71との間には、圧縮ばねからなる
弾発体79が介装されている。すなわち、この緩衝装置
1vi、’ 70は、第1駆動軸73に実線矢印で示す
トルクが作用する際に、第1接続体71が螺動する方向
の駆動軸、従って第1駆動軸73と第1接続体71との
間に弾発体79を介装し、第1駆動輔73の回転を制動
する方向に第2駆動軸75に破線矢印で示す所定値以上
のトルクが作用する時、第1接続体71を弾発体79の
弾発力が増す方向に螺動u(能としている。
係着され、係止リング77によって背面支持される受部
材78と第1接続体71との間には、圧縮ばねからなる
弾発体79が介装されている。すなわち、この緩衝装置
1vi、’ 70は、第1駆動軸73に実線矢印で示す
トルクが作用する際に、第1接続体71が螺動する方向
の駆動軸、従って第1駆動軸73と第1接続体71との
間に弾発体79を介装し、第1駆動輔73の回転を制動
する方向に第2駆動軸75に破線矢印で示す所定値以上
のトルクが作用する時、第1接続体71を弾発体79の
弾発力が増す方向に螺動u(能としている。
従って、上記第3実施例によれば、通常の航走状態では
、第1駆動+1173に作用するトルクに基づく第1接
続体71の螺動推進力と弾発体79の弾発力とが均衡す
る状m;で、第1接続体71が第1駆動軸73に対して
螺動することのない所定位置に保持され、第1駆動輔7
3に作用するトルクが第1接続体71の爪部71Aと第
2接続体72の爪部72Aとの噛み合いを介して第2駆
動軸75に伝達可能とされる。
、第1駆動+1173に作用するトルクに基づく第1接
続体71の螺動推進力と弾発体79の弾発力とが均衡す
る状m;で、第1接続体71が第1駆動軸73に対して
螺動することのない所定位置に保持され、第1駆動輔7
3に作用するトルクが第1接続体71の爪部71Aと第
2接続体72の爪部72Aとの噛み合いを介して第2駆
動軸75に伝達可能とされる。
他方、上記第3実施例において、プロペラに流木等によ
る過大な衝撃トルクが作用する場合には、第2駆動軸7
5に作用する所定値以J−の衝撃トルクに基づく第1接
続体71の螺動拍進力が弾発体79のり1発力に打ち勝
って、第1接続体71が第1駆動軸73に対して螺動す
なわち相対的な位相のずれを生ずるとともに、第1接続
体71の爪部71Aと第2接続体72の爪部72Aとの
係合が解除され、従って第1駆動軸73と第2駆動軸7
5との間のトルク伝達を不能とし、プロペラに作用した
衝撃トルクのエンジン側への伝達を緩衝、遮断可能とす
る。
る過大な衝撃トルクが作用する場合には、第2駆動軸7
5に作用する所定値以J−の衝撃トルクに基づく第1接
続体71の螺動拍進力が弾発体79のり1発力に打ち勝
って、第1接続体71が第1駆動軸73に対して螺動す
なわち相対的な位相のずれを生ずるとともに、第1接続
体71の爪部71Aと第2接続体72の爪部72Aとの
係合が解除され、従って第1駆動軸73と第2駆動軸7
5との間のトルク伝達を不能とし、プロペラに作用した
衝撃トルクのエンジン側への伝達を緩衝、遮断可能とす
る。
第6図は本発明の第4実施例に係る緩衝装に180を一
部破断して示す拡大図である。この緩衝装置80は、第
1駆動軸81の下端側にスプライン部82を形成すると
ともに、第2駆動輔83の1一端側に左ねじ部84を螺
設し、接続体85の−1一端側をスプライン部82に係
合させ、接続体85の下端側を左ねじ部84に螺合させ
ている。
部破断して示す拡大図である。この緩衝装置80は、第
1駆動軸81の下端側にスプライン部82を形成すると
ともに、第2駆動輔83の1一端側に左ねじ部84を螺
設し、接続体85の−1一端側をスプライン部82に係
合させ、接続体85の下端側を左ねじ部84に螺合させ
ている。
さらに、第1駆動軸81の中間部には係止リング86が
係着−され、係止リング86によって背面支持される受
部材87と接続体85との間には、圧縮ばねからなる弾
発体88が介装されている。
係着−され、係止リング86によって背面支持される受
部材87と接続体85との間には、圧縮ばねからなる弾
発体88が介装されている。
なお、89は、第1駆動軸81に遊装され、受部材87
と?#発鉢体88の間に介在される受部材である。また
、90は、受部材89の移動範囲を規制する係止リング
である。すなわち、この緩衝装置80は、第1駆動軸8
1に実線矢印で示すトルクが作用する際に、接続体85
が螺動する方向の駆動軸、従って第1駆動軸81と接続
体85との間に弾発体88を介装し、第1駆動輔81の
回転を制動する方向に第2駆動軸82に破線矢印で示す
所定値以上のトルクが作用する時、接続体85を弾発体
88の弾発力が増す方向に螺動可能としている。
と?#発鉢体88の間に介在される受部材である。また
、90は、受部材89の移動範囲を規制する係止リング
である。すなわち、この緩衝装置80は、第1駆動軸8
1に実線矢印で示すトルクが作用する際に、接続体85
が螺動する方向の駆動軸、従って第1駆動軸81と接続
体85との間に弾発体88を介装し、第1駆動輔81の
回転を制動する方向に第2駆動軸82に破線矢印で示す
所定値以上のトルクが作用する時、接続体85を弾発体
88の弾発力が増す方向に螺動可能としている。
従って、上記第4実施例によれば、通常の航走状態では
、第1駆動輔81に作用するトルクに基づく接続体85
の螺動推進力とりt光体88の弾発力とが均衡する状態
で、接続体85が第1駆動軸81に対して螺動すること
のない所定位置に保持され、第1駆動!jl+ 8 t
に作用するトルクを第2駆動輔83に伝達Ii丁能とす
る。他力、プロペラに流木等による過大な衝撃トルクが
作用する場合には、第2駆動軸83に作用する所定i+
Ii以にの種1撃l・ルクに基づく接続体85の螺動推
進力かりi全体88の弾発力に打ち勝って、接続体85
が第1馴動←ll81に対して螺動すなわち相対的な位
相のずれを生し、第1駆動軸81と第2駆動軸83との
間のトルク伝達を不能とし、プロペラに作用した種■撃
I・ルクのエンジン側への伝達を緩衝、遮断可能とする
。
、第1駆動輔81に作用するトルクに基づく接続体85
の螺動推進力とりt光体88の弾発力とが均衡する状態
で、接続体85が第1駆動軸81に対して螺動すること
のない所定位置に保持され、第1駆動!jl+ 8 t
に作用するトルクを第2駆動輔83に伝達Ii丁能とす
る。他力、プロペラに流木等による過大な衝撃トルクが
作用する場合には、第2駆動軸83に作用する所定i+
Ii以にの種1撃l・ルクに基づく接続体85の螺動推
進力かりi全体88の弾発力に打ち勝って、接続体85
が第1馴動←ll81に対して螺動すなわち相対的な位
相のずれを生し、第1駆動軸81と第2駆動軸83との
間のトルク伝達を不能とし、プロペラに作用した種■撃
I・ルクのエンジン側への伝達を緩衝、遮断可能とする
。
[発明の効果]
以上のように、本発明は、エンジン側の第1駆動→Sl
+とプロペラ側の第2駆動軸との接続部に設けられる船
舶推進機の緩衝装置であって、第1駆動軸と第2駆動軸
の一方に蛛合されるとともに、第1駆動軸と第2駆動軸
の他方に係合可能とされる接続体と、’ftJ1駆動軸
にトルクか作用する際に接続体が螺動する方向の駆動軸
と接続体との間に介装される弾発体とを備え、第1駆動
軸の回転を制動する方向に第2駆動軸に所定イ16以」
二のトルクが作用する時、接続体を弾発力が増す方向に
゛螺動可能とするようにしたものである。従って、プロ
ペラに過大な衝撃l・ルクがfi川すると、接続体か第
1駆動軸と第2駆動軸の一方に対して螺動すなわち相対
的な位相のずれを生じ、第1駆動軸と第2駆動軸との間
のトルク伝達を不能とし、プロペラに作用した衝撃トル
クのエンジン側への伝達を緩衝、遮断し、エンジンの各
部を破損から保護可能とする。
+とプロペラ側の第2駆動軸との接続部に設けられる船
舶推進機の緩衝装置であって、第1駆動軸と第2駆動軸
の一方に蛛合されるとともに、第1駆動軸と第2駆動軸
の他方に係合可能とされる接続体と、’ftJ1駆動軸
にトルクか作用する際に接続体が螺動する方向の駆動軸
と接続体との間に介装される弾発体とを備え、第1駆動
軸の回転を制動する方向に第2駆動軸に所定イ16以」
二のトルクが作用する時、接続体を弾発力が増す方向に
゛螺動可能とするようにしたものである。従って、プロ
ペラに過大な衝撃l・ルクがfi川すると、接続体か第
1駆動軸と第2駆動軸の一方に対して螺動すなわち相対
的な位相のずれを生じ、第1駆動軸と第2駆動軸との間
のトルク伝達を不能とし、プロペラに作用した衝撃トル
クのエンジン側への伝達を緩衝、遮断し、エンジンの各
部を破損から保護可能とする。
第1図は本発明の第1実施例が適用されてなる船内外機
を示す側面図、第2図は第1図の要部を一部破断して示
す拡大図、第3図は本発明の第2実施例が適用されてな
る船外機を示す側面図、第4図は第3図の背部を一部破
断して示す拡大図、第5図は本発明の第3実施例を一部
破断して示す拡大図、第6図は未発明の第4実施例を一
部破断じて示す拡大図である。 15.46.73.81・・・第1駆動軸、19.47
.70.80・・・緩秒工装置、20.48.75.8
3・・・第2駆動軸、25.54.74・・・右ねし部
、26.55.71.72.85・・・接続体、27.
56.76.82・・・スプライン部、30.33.5
9.79.88・・・弾発体、84・・・左ねし部。 代理人 弁理士 塩 川 修 冶 第3図 第5図 第6図
を示す側面図、第2図は第1図の要部を一部破断して示
す拡大図、第3図は本発明の第2実施例が適用されてな
る船外機を示す側面図、第4図は第3図の背部を一部破
断して示す拡大図、第5図は本発明の第3実施例を一部
破断して示す拡大図、第6図は未発明の第4実施例を一
部破断じて示す拡大図である。 15.46.73.81・・・第1駆動軸、19.47
.70.80・・・緩秒工装置、20.48.75.8
3・・・第2駆動軸、25.54.74・・・右ねし部
、26.55.71.72.85・・・接続体、27.
56.76.82・・・スプライン部、30.33.5
9.79.88・・・弾発体、84・・・左ねし部。 代理人 弁理士 塩 川 修 冶 第3図 第5図 第6図
Claims (1)
- (1)エンジン側の第1駆動軸とプロペラ側の第2駆動
軸との接続部に設けられる船舶推進機の緩衝装置であっ
て、第1駆動軸と第2駆動軸の一方に螺合されるととも
に、第1駆動軸と第2駆動軸の他方に係合可能とされる
接続体と、第1駆動軸にトルクか作用する際に接続体が
螺動する方向の駆動軸と接続体との間に介装される弾発
体とを備え、第1駆動軸の回転を制動する方向に第2駆
動軸に所定値以上のトルクが作用する時、接続体を弾発
力が増す方向に螺動可能とする船舶推進機の緩衝装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58209968A JPS60104495A (ja) | 1983-11-10 | 1983-11-10 | 船舶推進機の緩衝装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58209968A JPS60104495A (ja) | 1983-11-10 | 1983-11-10 | 船舶推進機の緩衝装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60104495A true JPS60104495A (ja) | 1985-06-08 |
Family
ID=16581659
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58209968A Pending JPS60104495A (ja) | 1983-11-10 | 1983-11-10 | 船舶推進機の緩衝装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60104495A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4747796A (en) * | 1984-04-12 | 1988-05-31 | Sanshin Kogyo Kabushiki Kaisha | Smoothing device for rotation of propeller of boat propulsion machine |
-
1983
- 1983-11-10 JP JP58209968A patent/JPS60104495A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4747796A (en) * | 1984-04-12 | 1988-05-31 | Sanshin Kogyo Kabushiki Kaisha | Smoothing device for rotation of propeller of boat propulsion machine |
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