JPS6010435Y2 - リクライニング装置 - Google Patents
リクライニング装置Info
- Publication number
- JPS6010435Y2 JPS6010435Y2 JP8562981U JP8562981U JPS6010435Y2 JP S6010435 Y2 JPS6010435 Y2 JP S6010435Y2 JP 8562981 U JP8562981 U JP 8562981U JP 8562981 U JP8562981 U JP 8562981U JP S6010435 Y2 JPS6010435 Y2 JP S6010435Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- impeller
- reclining
- backrest
- rotation
- seat
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Chairs For Special Purposes, Such As Reclining Chairs (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はリクライニング装置、詳しくはリクライニング
機構を有する座席において背もたれ部が後方より戻る時
のスピードが減速されるリクライニング装置に関する。
機構を有する座席において背もたれ部が後方より戻る時
のスピードが減速されるリクライニング装置に関する。
一般に、第1図に示すような座席1のリクライニング装
置2は、リターンスプリング(図示せず)を使用し、背
もたれ部3が第1図Aの起立状態の位置あるいは第1図
Bの最後傾の位置より前方へ戻るように設定されている
。
置2は、リターンスプリング(図示せず)を使用し、背
もたれ部3が第1図Aの起立状態の位置あるいは第1図
Bの最後傾の位置より前方へ戻るように設定されている
。
上記リターンスプリングは通常背もたれ部3が起立状態
の位置を基準としてトルク設定しており、つまり背もた
れ部3が起立状態の位置より前方へ倒れるのに必要なト
ルクを上記リターンスプリングに設定しているため、背
もたれ部3が最後傾の位置にある場合には背もたれ部3
が起き上るために必要なトルクより上記リターンスプリ
ングの戻り力が大きくなり、背もたれ部3が起き上って
くると起立状態付近での背もたれ部3の起き上がるスピ
ードが必要以上に速くなり危険であった。
の位置を基準としてトルク設定しており、つまり背もた
れ部3が起立状態の位置より前方へ倒れるのに必要なト
ルクを上記リターンスプリングに設定しているため、背
もたれ部3が最後傾の位置にある場合には背もたれ部3
が起き上るために必要なトルクより上記リターンスプリ
ングの戻り力が大きくなり、背もたれ部3が起き上って
くると起立状態付近での背もたれ部3の起き上がるスピ
ードが必要以上に速くなり危険であった。
本考案は上記従来の欠点を改善するためになされたもの
であり、リクライニング機構を有する座席の背もたれ部
が後方より戻る場合の背もたれ部のスピードが減速され
るリクライニング装置を提供することを目的とする。
であり、リクライニング機構を有する座席の背もたれ部
が後方より戻る場合の背もたれ部のスピードが減速され
るリクライニング装置を提供することを目的とする。
以下本考案を図示の好適な実施例に基づいて説明する。
第2図に示す本考案の一実施例であるリクライニング装
置は、座席を構成する座部4の後端部にアーム6の下端
部がリクライニング回動軸Pを中心に回動自在に取付け
られ、アーム6の上部は背もたれ部5に一体に取付けら
れ、リクライニング回動軸Pを中心に取付けられたリク
ライニング機構(図示せず)によってアーム6が座席の
前後方向に傾動可能に保持されて、背もたれ部5を座者
の好みの位置に合わせることが可能となっている。
置は、座席を構成する座部4の後端部にアーム6の下端
部がリクライニング回動軸Pを中心に回動自在に取付け
られ、アーム6の上部は背もたれ部5に一体に取付けら
れ、リクライニング回動軸Pを中心に取付けられたリク
ライニング機構(図示せず)によってアーム6が座席の
前後方向に傾動可能に保持されて、背もたれ部5を座者
の好みの位置に合わせることが可能となっている。
さらに座部4の側部には平板状のベース板7が取付けら
れている。
れている。
このベース板7の上端から右端部にかけてリクライニン
グ回動軸Pを中心とした円弧上に、外周に歯を有するラ
ック8が設けられている。
グ回動軸Pを中心とした円弧上に、外周に歯を有するラ
ック8が設けられている。
また、アーム6側にはこのラック8と噛合するピニオン
9が、第2図Bに示すように、アーム6に回動自在に挿
通されている回動軸11に固着されている。
9が、第2図Bに示すように、アーム6に回動自在に挿
通されている回動軸11に固着されている。
なお、ラック8は、背もたれ部5の最後傾位置から起立
位置の間の回動に伴い移動するピニオン9が噛合するよ
うに設けられている。
位置の間の回動に伴い移動するピニオン9が噛合するよ
うに設けられている。
つまり、ピニオン9は、背もたれ部5が最後傾位置から
起立位置の間を回動する場合にラック8に案内されて、
ラック8に沿って移動しながら自転するようになってい
る。
起立位置の間を回動する場合にラック8に案内されて、
ラック8に沿って移動しながら自転するようになってい
る。
また、ピニオン9が固着されている回動軸11もピニオ
ン9と共に上記範囲で移動しながら自転することとなる
。
ン9と共に上記範囲で移動しながら自転することとなる
。
このように回転する回動軸11は、アーム6のピニオン
9と対向する側にねじ止め等により取付けられた減速装
置10に挿入されている。
9と対向する側にねじ止め等により取付けられた減速装
置10に挿入されている。
この減速装置10によって背もたれ部5が後方より戻る
時のスピードを減速するわけであるが、次に減速装置1
0について詳述する。
時のスピードを減速するわけであるが、次に減速装置1
0について詳述する。
第3図および第4図に示す第1の実施例において、減速
装置10は箱体12の内部に回動軸11、円板状の伝達
部材13、羽根14cを有して短筒状の羽根車14およ
びスプリング15が収納されて構成されている。
装置10は箱体12の内部に回動軸11、円板状の伝達
部材13、羽根14cを有して短筒状の羽根車14およ
びスプリング15が収納されて構成されている。
上記ピニオン9に固着された回動軸11は箱体12の前
面から後面にかけて挿入されている。
面から後面にかけて挿入されている。
この回動軸11には、ビニオン9側から順に、ます伝達
部材13がその円心部で固着され、次に羽根車14の中
心孔14aが回動自在となるように挿入され、最後にス
プリング15か挿入されている。
部材13がその円心部で固着され、次に羽根車14の中
心孔14aが回動自在となるように挿入され、最後にス
プリング15か挿入されている。
このように回動軸11を中心として伝達部材13、羽根
車14、スプリング15が箱体12内に収納されるとと
もに、箱体12内にはオイル等の粘性の高い流体16が
封入されている。
車14、スプリング15が箱体12内に収納されるとと
もに、箱体12内にはオイル等の粘性の高い流体16が
封入されている。
また伝達部材13の羽根車14側の側面には、形状があ
たかも球体を1ハに分割した如くの凸部13aが同心円
上に等間隔を置き配設されている(第4図では4つの凸
部13aが配設されている)。
たかも球体を1ハに分割した如くの凸部13aが同心円
上に等間隔を置き配設されている(第4図では4つの凸
部13aが配設されている)。
この凸部13aは、その切り立った断面部が第4図の矢
印e方向に向くように配設されている。
印e方向に向くように配設されている。
この矢印eの方向は背もたれ部5が最後類の位置あるい
は最後類と起立状態との中間位置より前方へ戻る際の動
きに伴いラック8に案内されてピニオン9が回転する方
向である。
は最後類と起立状態との中間位置より前方へ戻る際の動
きに伴いラック8に案内されてピニオン9が回転する方
向である。
さらに羽根車14には、上記凸部13aと嵌合する凹部
14bが形成されている。
14bが形成されている。
ここで第3図に示すように羽根車14はスプリング15
によって常に伝達部材13側に押されている。
によって常に伝達部材13側に押されている。
したがって伝達部材13が第4図の矢印e方向に回転す
る場合には、羽根車14の凹部14bと伝達部材13の
凸部13aが嵌合して羽根車14は伝達部材13の回転
に伴い回転する。
る場合には、羽根車14の凹部14bと伝達部材13の
凸部13aが嵌合して羽根車14は伝達部材13の回転
に伴い回転する。
また伝達部材13が矢印eと逆の方向に回転する場合に
は、つまり背もたれ部5が起立状態の位置あるいは起立
状態と最後類の中間位置から最後類の位置に向い倒れる
際には、伝達部材13の凸部13aと羽根車14の凹部
14bにはそれぞれ矢印eと逆の方向に向いテーパがつ
けられているため、凸部13aと凹部14bが嵌合して
も互いに係合、係止する部分がなく、嵌合は伝達部材1
3の回転に伴い解除され、羽根車14には伝達部材13
の回転は伝達しない。
は、つまり背もたれ部5が起立状態の位置あるいは起立
状態と最後類の中間位置から最後類の位置に向い倒れる
際には、伝達部材13の凸部13aと羽根車14の凹部
14bにはそれぞれ矢印eと逆の方向に向いテーパがつ
けられているため、凸部13aと凹部14bが嵌合して
も互いに係合、係止する部分がなく、嵌合は伝達部材1
3の回転に伴い解除され、羽根車14には伝達部材13
の回転は伝達しない。
上記のように伝達部材13と羽根車14とは、背もたれ
部5が最後類の位置あるいは最後類と起立状態との中間
位置より前方へ戻る場合にのみ、伝達部材13の回転が
羽根車14に伝わるようになっている。
部5が最後類の位置あるいは最後類と起立状態との中間
位置より前方へ戻る場合にのみ、伝達部材13の回転が
羽根車14に伝わるようになっている。
つまり羽根車14は背もたれ部5が最後類の位置あるい
は最後類と起立状態との中間位置より前方へ戻る場合だ
け回転するようになっている。
は最後類と起立状態との中間位置より前方へ戻る場合だ
け回転するようになっている。
そして羽根車14が箱体12内で回転する際には箱体1
2内に封入された流体16による抵抗力か羽根14cに
かかるため、羽根車14の回転は減速される。
2内に封入された流体16による抵抗力か羽根14cに
かかるため、羽根車14の回転は減速される。
この羽根車14の回転は、ラック8、ピニオン9、回t
lI軸11および伝達部材13を介して背もたれ部5の
回動が伝達されたちのである。
lI軸11および伝達部材13を介して背もたれ部5の
回動が伝達されたちのである。
したがって上記の如くに羽根車14の回転が流体16に
より減速されると、それに伴い背もたれ部5の最後類の
位置あるいは最後類と起立状態との中間位置からの前方
へ戻るスピードも減速されるわけである。
より減速されると、それに伴い背もたれ部5の最後類の
位置あるいは最後類と起立状態との中間位置からの前方
へ戻るスピードも減速されるわけである。
ここで背もたれ部5の最後類の位置あるいは最後類と起
立状態との中間位置よりの前方へ戻るスピードの調節は
、羽根車14の羽根14cに孔を形威しこの孔の寸法の
大小により流体16から受ける抵抗力の増減を図れば自
在である。
立状態との中間位置よりの前方へ戻るスピードの調節は
、羽根車14の羽根14cに孔を形威しこの孔の寸法の
大小により流体16から受ける抵抗力の増減を図れば自
在である。
なお、背もたれ部5の回動を減速装置10に伝える機構
をラック・ビニオンとじてかその他の機構でよいことは
勿論である。
をラック・ビニオンとじてかその他の機構でよいことは
勿論である。
さらにリクライニング機構、減速装置10等の取付は位
置も上述に限定されるものではない。
置も上述に限定されるものではない。
次に第2の実施例として第5図に示すものを説明する。
これは回動軸11に羽根車17を固着したものである。
この羽根車17の羽根17aには孔17bが形成されて
おり、この孔17bには弁17cが取付けられている。
おり、この孔17bには弁17cが取付けられている。
このように構成された羽根車17は、第1の実施例と同
様に流体16が封入された箱体12内に収納される。
様に流体16が封入された箱体12内に収納される。
なお第2実施例における構成は上記以外は第1の実施例
と同様てあり、説明を省略する。
と同様てあり、説明を省略する。
上記羽根車17の弁17cは、第5図の矢印f方向に羽
根車17が回転した場合には閉じるように、矢印fと逆
方向に羽根車17が回転した場合には開くように取付け
られている。
根車17が回転した場合には閉じるように、矢印fと逆
方向に羽根車17が回転した場合には開くように取付け
られている。
この矢印fは背もたれ部5か最後類の位置あるいは最後
類と起立状態との中間位置より前方へ戻る場合にラック
8に案内されるビニオン9の回転方向である。
類と起立状態との中間位置より前方へ戻る場合にラック
8に案内されるビニオン9の回転方向である。
したがって、背もたれ部5が最後類の位置あるいは最後
類と起立状態との中間位置より前方へ戻る場合にのみ、
羽根車17の弁17cか閉まり、羽根17aは流体16
の抵抗を受けることとなる。
類と起立状態との中間位置より前方へ戻る場合にのみ、
羽根車17の弁17cか閉まり、羽根17aは流体16
の抵抗を受けることとなる。
また、逆に背もたれ部5が最後類の位置に向い倒れる場
合には、羽根車17の弁17cは開き、羽根17aにか
かる流体16の抵抗力が少なくなり、通常とほぼ同じ速
度で背もたれ部5が後方へ倒れることとなる。
合には、羽根車17の弁17cは開き、羽根17aにか
かる流体16の抵抗力が少なくなり、通常とほぼ同じ速
度で背もたれ部5が後方へ倒れることとなる。
なお羽根車17の孔17bの大きさを変えることにより
、背もたれ部5の戻る速度を調節できることは勿論であ
る。
、背もたれ部5の戻る速度を調節できることは勿論であ
る。
このように、第2の実施例では箱体12に収納されるの
は羽根車17のみであり、ゆえに減速装置自体をコンパ
クトとすることが可能である。
は羽根車17のみであり、ゆえに減速装置自体をコンパ
クトとすることが可能である。
なお第1.2実施例ではベース板7に設けられるラック
8は背もたれ部5が最後傾位置から起立位置までの範囲
としたが、背もたれ部5の起立位置と最後傾位置との中
間部から起立位置までの範囲とし、背もたれ部5の戻る
スピードを起立位置の手前から減速するようにしてもよ
い。
8は背もたれ部5が最後傾位置から起立位置までの範囲
としたが、背もたれ部5の起立位置と最後傾位置との中
間部から起立位置までの範囲とし、背もたれ部5の戻る
スピードを起立位置の手前から減速するようにしてもよ
い。
また、背もたれ部5の回動を減速装置10に伝える機構
をラック・ビニオンとしたが、例えばアーム6のリクラ
イニング回動軸Pを直線減速装置1oの回動軸11とし
て使用するなど種々の手段が実施できる。
をラック・ビニオンとしたが、例えばアーム6のリクラ
イニング回動軸Pを直線減速装置1oの回動軸11とし
て使用するなど種々の手段が実施できる。
さらに減速装置10内の羽根車を板材としたり、流体1
6の種類も水としなりするなど種々の変更が可能である
。
6の種類も水としなりするなど種々の変更が可能である
。
その他の構成も上述の実施例に限定されるものでないこ
とは勿論である。
とは勿論である。
以上説明したように本考案においては、座席のリクライ
ニング機構と連動する回動軸に羽根車を取付け、この羽
根車を流体が封入された箱体内に収納し、羽根車にかか
る流体の抵抗によりリクライニング機構の作動が減速さ
れるようにしたものである。
ニング機構と連動する回動軸に羽根車を取付け、この羽
根車を流体が封入された箱体内に収納し、羽根車にかか
る流体の抵抗によりリクライニング機構の作動が減速さ
れるようにしたものである。
したがって背もたれ部が後方よりゆるやかに戻るため、
座者に衝撃を与えず安全である。
座者に衝撃を与えず安全である。
また回動軸に伝達部材を設け、背もたれ部が後方より起
立状態へ戻る場合にのみ、回動軸の回転を伝達部材を介
して羽根車に伝え、リクライニング機構の作動が減速さ
れるものにおいては、背もたれ部の後方より戻る時のス
ピードを減速するだけであり、その外はリクライニング
装置と同様の作動を示すため便利である。
立状態へ戻る場合にのみ、回動軸の回転を伝達部材を介
して羽根車に伝え、リクライニング機構の作動が減速さ
れるものにおいては、背もたれ部の後方より戻る時のス
ピードを減速するだけであり、その外はリクライニング
装置と同様の作動を示すため便利である。
さらに減速装置自体も、羽根車の回転が一方向のみて済
み、耐久性が向上するものである。
み、耐久性が向上するものである。
なお本実施例では、背もたれ部が後方より戻る場合にの
みリクライニング機構の作動が減速されるようにしたが
、背もたれ部の回動が前方、後方のどちらであってもリ
クライニング機構の作動が減速されるようにしてもよい
。
みリクライニング機構の作動が減速されるようにしたが
、背もたれ部の回動が前方、後方のどちらであってもリ
クライニング機構の作動が減速されるようにしてもよい
。
第1図は従来のリクライニング装置において、それぞれ
背もたれ部がA起立状態、B最後類状態にある場合の側
面図、第2図A、 Bは本考案の一実施例を示すリクラ
イニング装置であってAはその正面図、Bはその側面図
、第3図は第2図のリクライニング装置の拡大断面図、
第4図は第2図のリクライニング装置の分解斜視図、第
5図は本考案の第2実施例を示すリクライニング装置に
使用される減速装置の分解斜視図である。 4・・・・・・座部、5・・・・・・背もたれ部、8・
・・・・・ラック、9・・・・・ゼニオン、10・・・
・・・減速装置、11・・・・・・回動軸、12・・・
・・・箱体、13・・・・・・伝達部材、14.17・
・・・・・羽根車、16・・・・・・流体、P・・・・
・・リクライニング回動軸(中心)。
背もたれ部がA起立状態、B最後類状態にある場合の側
面図、第2図A、 Bは本考案の一実施例を示すリクラ
イニング装置であってAはその正面図、Bはその側面図
、第3図は第2図のリクライニング装置の拡大断面図、
第4図は第2図のリクライニング装置の分解斜視図、第
5図は本考案の第2実施例を示すリクライニング装置に
使用される減速装置の分解斜視図である。 4・・・・・・座部、5・・・・・・背もたれ部、8・
・・・・・ラック、9・・・・・ゼニオン、10・・・
・・・減速装置、11・・・・・・回動軸、12・・・
・・・箱体、13・・・・・・伝達部材、14.17・
・・・・・羽根車、16・・・・・・流体、P・・・・
・・リクライニング回動軸(中心)。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 ■ リクライニング機構を有する座席において、このリ
クライニング機構の作動に伴い回転する回動軸と、この
回動軸と連動する羽根車と、この羽根車を封入し、かつ
流体が封入された箱体とからなり、上記羽根車がリクラ
イニング機構の作動に伴い上記回動軸を介して回転し、
上記流体からの抵抗を受けることによりリクライニング
機構の作動が減速されるように構成されたことを特徴と
するリクライニング装置。 2 上記回動軸が上記座席の背もたれ部のリクライニン
グ回動中心であることを特徴とする実用新案登録請求の
範囲第1項記載のリクライニング装置。 3 上記回動軸にはピニオンが一体に取付けられ、上記
座席の座部側にはピニオンと噛合するラックが設けられ
、このラックとピニオンを介して上記リクライニング機
構の作動に伴い上記回動軸が回転するようにしたことを
特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載のリクラ
イニング装置。 4 上記回動軸に上記羽根車が固着されていることを特
徴とする実用新案登録請求の範囲第1項ないし第3項の
いずれか1項記載のリクライニング装置。 5 上記回動軸に上記羽根車が回動自在に取付けられる
とともに、この羽根車と対向するように伝達部材が一体
に設けられ、上記座席の背もたれ部が後方より起立状態
へ戻る場合にのみ、上記伝達部材が上記回動軸の回転を
上記羽根車に伝達することを特徴とする実用新案登録請
求の範囲第1項ないし第3項のいずれか1項記載のリク
ライニング装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8562981U JPS6010435Y2 (ja) | 1981-06-12 | 1981-06-12 | リクライニング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8562981U JPS6010435Y2 (ja) | 1981-06-12 | 1981-06-12 | リクライニング装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57198950U JPS57198950U (ja) | 1982-12-17 |
JPS6010435Y2 true JPS6010435Y2 (ja) | 1985-04-10 |
Family
ID=29880911
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8562981U Expired JPS6010435Y2 (ja) | 1981-06-12 | 1981-06-12 | リクライニング装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6010435Y2 (ja) |
-
1981
- 1981-06-12 JP JP8562981U patent/JPS6010435Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57198950U (ja) | 1982-12-17 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4733913A (en) | Headrest | |
JPH0592733A (ja) | 差動トルクを有するアンチリバーシブルブレーキを備えた乗り物シート用の内サイクロイド系列機構 | |
JPS60189447U (ja) | 自動車用子供安全シ−ト | |
US5336137A (en) | Seat reclining mechanism | |
US6318806B1 (en) | Vehicle seat having a pivot mechanism | |
EP0367096A3 (en) | Seat reclining device | |
JPS6010435Y2 (ja) | リクライニング装置 | |
US5183447A (en) | Seat reclining mechanism | |
JPH0336291Y2 (ja) | ||
US5013087A (en) | Seat having adjustable lumbar support | |
JPS6312010B2 (ja) | ||
JPS6312011B2 (ja) | ||
US4163322A (en) | Compass with fine adjustment | |
UST103201I4 (en) | Adjustable recline-control mechanism for furniture and furniture comprising the mechanism | |
JPS5826602Y2 (ja) | リクライニングシ−ト機構 | |
JPS60135338A (ja) | シ−トのリクライニング装置 | |
JPS59168816A (ja) | シ−トバツク中間アジヤスタ | |
JPH0336277Y2 (ja) | ||
JPH0336278Y2 (ja) | ||
JPH0742933Y2 (ja) | リヤスポイラ装置 | |
JPS6112834Y2 (ja) | ||
JPH0325636Y2 (ja) | ||
JP2563999B2 (ja) | 自動車用アウターミラー | |
JPH0325637Y2 (ja) | ||
JPH0111085Y2 (ja) |