JPS6010400Y2 - 細胞培養容器 - Google Patents

細胞培養容器

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JPS6010400Y2
JPS6010400Y2 JP11977279U JP11977279U JPS6010400Y2 JP S6010400 Y2 JPS6010400 Y2 JP S6010400Y2 JP 11977279 U JP11977279 U JP 11977279U JP 11977279 U JP11977279 U JP 11977279U JP S6010400 Y2 JPS6010400 Y2 JP S6010400Y2
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Japan
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container
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cell culture
petri dish
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JP11977279U
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JPS5637900U (ja
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正雄 井沢
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オリンパス光学工業株式会社
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12MAPPARATUS FOR ENZYMOLOGY OR MICROBIOLOGY; APPARATUS FOR CULTURING MICROORGANISMS FOR PRODUCING BIOMASS, FOR GROWING CELLS OR FOR OBTAINING FERMENTATION OR METABOLIC PRODUCTS, i.e. BIOREACTORS OR FERMENTERS
    • C12M23/00Constructional details, e.g. recesses, hinges
    • C12M23/02Form or structure of the vessel
    • C12M23/10Petri dish
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12MAPPARATUS FOR ENZYMOLOGY OR MICROBIOLOGY; APPARATUS FOR CULTURING MICROORGANISMS FOR PRODUCING BIOMASS, FOR GROWING CELLS OR FOR OBTAINING FERMENTATION OR METABOLIC PRODUCTS, i.e. BIOREACTORS OR FERMENTERS
    • C12M23/00Constructional details, e.g. recesses, hinges
    • C12M23/02Form or structure of the vessel
    • C12M23/08Flask, bottle or test tube

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  • Apparatus Associated With Microorganisms And Enzymes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は細胞を静置培養するのに用いる容器に関するも
のである。
細胞の静置培養においては、従来第1図に示すようなシ
ャーレ形の容器1が一般に使用されている。
コノシャーレ形の容器1(以下シャーレと称する)を用
いる細胞の培養手法は、゛先ず培養の種になる細胞を、
クリーンベンチ内でシャーレ1内に培養液と共に注入し
、蓋2をして封入する。
次にこのシャーレ1を特定のガス雰囲気に保たれたふ卵
器内に載置して静置培養する。
なお、培地としては一般にBME、MEM等が用いられ
る。
ふ卵器内で増殖した細胞はシャーレの底面に層状に付着
する。
ふ卵器内で所定の増殖が完了した後、このシャーレを再
びクリーンベンチ内に持ち来たし、ここで増殖した細胞
を新たなシャーレに植換える。
増殖した細胞を新たなシャーレに植換えるには、先ず所
定の増殖を完了したシャーレ内の培養液をピペットによ
り廃棄し、PBs等の緩衝液をピペットにより注入して
シャーレ底面に着床増殖した細胞を洗浄する。
次にピペットにより緩衝液を廃棄してから、ピペットに
よりトリプシン等の酵素液を注入して着床増殖した細胞
を剥離し易い状態にする。
その後、酵素液をピペットにより廃棄してから、再び蓋
をしてふ卵器内でm分程度静置させて、シャーレ底面か
ら増殖細胞を剥離する。
次にこのシャーレをクリーンベンチに持ち来たし、BM
E等の新たな培養液をピペットにより注入し、このピペ
ットにより培養液の吸引−吐出を繰り返し行なって攪拌
し、増殖した細胞を剥離・単個化して培養液中に浮遊さ
れてから、新たなシャーレ内にピペットにより分注する
以後上述したと同様な操作を繰り返し行なうことにより
、所望量の細胞を増殖する。
上述したようにシャーレを用いる場合には蓋の取り外し
やピペットによる操作が極めて多いため操作が面倒であ
る。
ピペットによる操作が多いのは、シャーレの底が浅く、
培養液、緩衝液、酵素液の廃棄や細胞浮遊液の分注等を
シャーレを傾けて行なうと、シャーレの周辺が汚れてし
まうからである。
また、シャーレの底が浅いため、ふ卵器とクリーンベン
チとの間でシャーレを移動する際に、静かに移送しない
と収容物がシャーレの周辺に付着して汚染する恐れがあ
ると共に、着床増殖した細胞をピペットにより攪拌・剥
離する際に収容物がこぼれる恐れがある。
更にふ卵器内でシャーレに蓋をすると、結露してシャー
レ内に観察できなくなる欠点がある。
本考案の目的は、上述した欠点を除去し、ピペットによ
る操作を少なくできる、したがって培養操作が簡単に行
なえると共に、収容物による容器周辺の汚染を有効に防
止し得るよう適切に構威した細胞培養容器を提供せんと
するにある。
本考案は細胞の静置培養容器において、収容した細胞の
静置培養状態でほぼ水平に載置される載置部・この載置
部より上方に位置しほぼ垂直な段部を介して載置部に連
結されると共に載置部とほぼ平行に延在する張出部を有
する底面部と、この底面部に連続し底面部とほぼ対向す
る上面部とを具え、前記底面部の張出部と上面部のこの
張出部と対向する部分とで開口部を構威し、この開口部
の端面に開口を形成し、前記底面部の載置部と上面部と
で画成される空間の、前記開口とは反対側の端部を端面
部で閉塞し、この端面部を前記開口を上向きにしたとき
に容器を安定に静置できる形状とし、前記上面部を下向
きにして容器を傾けたときに容器内の収容物を前記開口
を経てスムーズに注出できるように上面部を滑らかに構
威したことを特徴とするものである。
以下図面を参照して本考案を詳細に説明する。
第2図は本考案細胞培養容器の一例の構成を示す斜視図
である。
本例に示す細胞培養容器11はプラスチック材料により
箱状に一体成形したものであり、収容する細胞をふ卵器
内で静置培養するときに、ふ卵器内の載置台上に載置さ
れる平坦な載置部12と、この載置部12よりも上方に
位置し、はぼ垂直な段部13を介して載置部12に連結
されると共に載置部12をほぼ平行に延在する張出部1
4とより成る底面部15を具える。
この底面部15には、これと連続しかつほぼ対向するよ
うに上面部1を連結する。
本例では全体の形状を箱状とするため、この上面部16
を平坦な両側面17.18と平坦な頂面19とで構威し
た。
また底面部15の張出部14と、この張出部が上面部1
6と対向する部分とで開口部2oを構威し、この開口部
の端面に開口21を形成する。
更に、底面部15の載置部12と上面部16とで画成さ
れる空間の、前記開口21とは反対側の端部は、平坦な
端面部22で閉塞する。
更にまた、開口21の周辺で、張出部14およびこれに
対向する頂面19には適当な数のっぽ23,24.25
を設ける。
かかる細胞培養容器11によれば、従来のシャーレのよ
うに蓋を用いてなくても、ふ卵器内に載置するときには
、第2図い示すように、載置部12を下側とし、これを
ほぼ水平にして載置することにより、開口21からゴミ
等の侵入を有効に防止することができる。
したがって蓋の取り外し操作を省くことができると共に
、ふ卵器内での容器11内の結露も起らないから細胞の
増殖状態を容易に観察することができる。
また、クリーンベンチとふ卵器との間で容器11を持ち
運ぶときは、開口21を上向きにすれば、底が深くなる
と共に、段部13の形成により開口部2oの断面積は端
面部22のそれよりも小さいから、多少手荒に持ち運ん
でも収容物が開口21からこぼれたり、飛散したにする
ことはない。
更に、容器11内に収容した培養液、緩衝液、酵素液を
廃棄するときには、ピペットを用いることなく載置部1
2を下側にして開口部20を下方に傾ければ、細胞は段
部13の部分に集まるから廃棄すべき液のみを開口部2
0および開口21に形成したっば23を経て排出するこ
とができる。
更にまた、容器11内に培養液、緩衝液、酵素液を注入
するときは、クリーンベンチ内において端面部22を下
側にして載置すれば、容器11を安定に静置することが
できるから、この状態でピペットにより所望の液を開口
21から注入すればよい。
なお、この状態では底が深いから、ピペットにより所望
の液を勢よく注入しても液が開口21から飛散すること
はない。
更にまた、増殖した細胞を攪拌によって培養、液中に単
個化して浮遊させる場合には、ピペットによる吸排を行
なうことなく、開口21を上側にして容器11を揺動さ
せればよい。
また、このとき細胞浮遊液が開口21から飛散すること
もない。
更にまた、攪拌によって作成した細胞浮遊液を新たな容
器に分注して更に培養する場合には、ピペットを用いる
ことなく、底面部15を上側にして容器11を傾ければ
、細胞浮遊液は平坦な頂面19上をスムーズに流れ、開
口部20および開口21にIJffiしたつば24,2
5を経て、2個の新たな容器に同時に分注することがで
きる。
なお、載置部12の内壁に着床増殖した細胞を洗浄した
後、この洗浄液を廃棄する場合には、細胞は載置部12
の内壁に有効に着床しているから、前述した細胞浮遊液
の分注と同様に上面部16を下側にして排出すればよい
上述したように、第2図に示す本考案に係る細胞培養容
器11を用いれば、ピペットによる操作を少なくするこ
とができるから培養操作が簡単になる。
また、収容物による容器11の外壁の汚染もない。
第3図〜第8図はそれぞれ本考案細胞培養容器の変形例
を示す斜視図である。
第3図〜第7図に示す細胞培養容器31.32.33.
34.35はそれぞれ断面形状が異なるものであり、第
3図は三角形に、第4図は長円形に、第5図は台形に、
第6図は六角形に、第7図は円形にしたもので、第2図
に示す符号と同一符号はそれぞれ同一作用を威す部材を
示す。
なお、第3図では底面部15を除く2面36.37によ
って上面部16を構成し、第4図では2つの円弧面38
.39と底面部15と対向する直線状面40とで上面部
16を構成し、第5図は2つの傾斜面41.42と平坦
面43とで上面部16を構成し、また第6図では載置部
12を除く5つの面44〜48で上面部16を構成し、
開口部20は張出部14と面45〜47とで構成したも
のである。
また第7図では、図示の静置培養状態で培養液を作用す
る部分を底面部15とし、これと連続する他の円弧部分
を上面部16とする。
なお、この細胞培養容器35を用いる場合には、好適に
はふ卵器内に適当な保持部材を設けて、容器35が転が
らないようにする。
また、第8図に示す細胞培養容器51は、断面形状は第
2図のものと同じであるが、端面部22から開口部20
に向けて細くなるようにテーパを付けたものである。
本例においても第2図に示す符号と同一符号は同一作用
を威す部材を示す。
この細胞培養容器51を用いる場合には、ふ卵器内にお
いて例えば第9図に平面図を示すように、各容器51の
側面を合わせて載置することができるから、ふ卵器内の
スペースを極めて効率的に使うこができる。
第3図〜第8図に示す本考案に係る細胞培養容器を用い
れば、第2図において説明したと同様にして培養操作を
行なうことができるから、操作が簡単になり、かつ容器
を汚すこともない。
なお、本考案は上述した例にのみ限定されるものではな
く、幾多の変形または変更が可能である。
例えばつば23〜25は必ずしも設ける必要はないが、
特に張出部14と対向する部分に形成する場合には、増
殖した細胞の植換数に応じて形成することができる。
また、このつばは外壁に突出させることなく、開口部2
0の内壁に溝を穿設して形成してもよい。
また、上述した断面形状の容器の他、更に多角形の断面
形状の容器を構成することもできる。
更に端面部22は、これを下面としたときに容器が安定
に立てばよく、例えばその中央部を開口21に向けて突
出させてもよい。
更にまた開口21の面および段部13は端面部22に対
し任意の方向に傾斜する面であってもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の細胞培養容器を示す斜視図、第2図は本
考案細胞培養容器の一例の構成を示す斜視図、第3図、
第4図、第5図、第6図、第7図および第8図はそれぞ
れ本考案細胞培養容器の変形例を示す斜視図、第9図は
第8図に示す細胞培養容器を複数個静置培養するときの
一例の静置態様を示す平面図である。 11・・・・・・細胞培養容器、12・・・・・・載置
部、13・・・・・・段部、14・・・・・・張出部、
15・・・・・・底面部、16・・・・・・上面部、1
7,18・・・・・・側面、19・・・・・・頂面、2
0開口部、21・・・・・・開口、22・・・・・・端
面部、23,24.25・・・・・・つば、31. 3
2. 33、34.35・・・・・・細胞培養容器、3
6.37・・・・・・面、38.39・・・・・・円弧
面、40・・・・・・直線状面、41.42・・・・・
・傾斜面、43・・・・・・平坦面、44、45.46
.47.48・・・・・・面、51・・・・・・細胞培
養容器。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 細胞の静置培養容器において、収容した細胞の静置培養
    状態でほぼ水平に載置される載置部・この載置部より上
    方に位置しほぼ垂直な段部を介して載置部に連結される
    と共に載置部とほぼ平行に延在する張出部を有する底面
    部と、この底面部に連続し底面部とほぼ対向する上面部
    とを具え、前記底面部の張出部と上面部のこの張出部と
    対向する部分とで開口部を構成し、この開口部の端面に
    開口を形威し1、前記底面部の載置部と上面部とで画成
    される空間の、前記開口とは反対側の端部を端面部で閉
    塞し、この端面部を前記開口を上向きにしたときに容器
    を安定に静置できる形状とし、前記上面部を下向きにし
    て容器を傾けたときに容器内の収容物を前記開口を経て
    スムーズに注出できるように上面部を滑らかに構成した
    ことを特徴とする細胞培養容器。
JP11977279U 1979-09-01 1979-09-01 細胞培養容器 Expired JPS6010400Y2 (ja)

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JP11977279U JPS6010400Y2 (ja) 1979-09-01 1979-09-01 細胞培養容器

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JP11977279U JPS6010400Y2 (ja) 1979-09-01 1979-09-01 細胞培養容器

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Publication Number Publication Date
JPS5637900U JPS5637900U (ja) 1981-04-10
JPS6010400Y2 true JPS6010400Y2 (ja) 1985-04-09

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