JPS601036A

JPS601036A - シ−トリフタ

Info

Publication number: JPS601036A
Application number: JP58106662A
Authority: JP
Inventors: Kenichi Kazama; 風間　鍵一; Hiroshi Okazaki; 洋岡崎
Original assignee: Aisin Seiki Co Ltd
Current assignee: Aisin Corp
Priority date: 1983-06-16
Filing date: 1983-06-16
Publication date: 1985-01-07
Anticipated expiration: 2009-04-20
Also published as: JPH0628999B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】この発明はシートリフタに関する。ジートリ７りは、運
転者に最適な姿勢を与えるためフロアに対しシートを昇
降させるために用いる。

従来のシートリフタの例を第１図に示す。

この例は、シート下方のフレーム１の前部に前方リンク
２を枢支し、該フレーム１の後部に後方リンク３を枢支
させ、両リンク２．３をトルク伝達リンク４で連結し、
平行リンクを構成する。シートフ・−・５の前後部を両
リンク２．３に夫々枢支させる。かくして、トルク伝達
リンク４のフレーム１に対する平行移動は、シートブレ
ーム５全自動車のフロアに対し昇降させることになる。

シートフレーム５に固定した二方向クラッチ６の駆動部
材側１に操作レバー７を取付け、且つ二方向クラッチ６
の従動部材側をプレート８を介して前方リンク２に連結
させる。９はリクライニング機構である。□ 上記構成において、操作レバー７を矢印（Ａ）方向にニ
オ・向クラッチ６を中心にして回動すると、その駆動部
材が従動部材を追従回動させる。その結果、従動部材が
プレート８を矢印（Ｂ）方向に移動させ、同時に、前方
リンク２を支点１０を中心として矢印（Ｃ）方向に回動
させることｋな為。この前方リンク２の回動け、トルク
伝達リンク４を上方且つ前方へと変位させ、後方リンク
３を矢印（Ｄ）方向に支点１１を中心として回動させる
。前後方リンク２．３の矢印（Ｃ，Ｄ）方向への回動け
、これらリンクに枢支されたシートフレームを上方へ移
動させ、シートを高くする。所望高さを得た後、操作レ
バー７を外すことにより、シートを所望高さに維持する
。；方向クラッチ６は、プレート８を介してその従動部
材へ作用する外力を、駆動部材側へ伝達することなく、
この外力をロックするので、シートに運転者が座りシー
トフレーム５に外力が作用してもシート高さが変化する
ことはない。二方向クラッチ６としては、たとえば、ス
プリングカプラーを用いることができる。

前述した如き平行リンクを組み入れたシートリフタは、
シートフレームに作用する外力を前方リンクは、二方向
クラッチと共に受け又、後方リンクは、それ自身で該外
力を受ける。ところで、シートに運転者が腰掛けると、
その荷重は前方リンクよシ後方リンクに多く作用するに
も拘らず、この荷重を後方リンクそのもので受ける必要
があシ、又、トルク伝達による荷重分散があるにしても
、後方リンクを肉厚にして強度を高めることが成される
。

しかし、バウンドや振動或いは予期しない荷重に耐える
ようにするＫは、従来の平行リンクの剛性で該荷重を持
たせるものでは、後方リンクを含めて高強度に設計する
必要がるシ、重量増加を招き、限られた空間の有効利用
に至らない。

この発明は、前述した従来技術の持つ問題点を解消させ
ることを意図したもので、基本的には、二方向クラッチ
亭の従動部材側と後方リンクとを作動伝達リンクにて連
結し、Ｉ−−−−’　１−−１− シート側部材を前後方リンクに取付けた技術手段音用い
る。シート側部材に作用する乗員の体重等は、作動伝達
リンクを介して二方向クラッチで受ける。

第２図以下を参照してこの発明の詳細な説明する。

シート下方のフレーム２１の前部に二方向クラッチ２２
と同心関係に前方リンク２５を配す。第２−５図に示す
例では前方リンク２５が二方向クラッチ２２のケアース
を兼ねる。二方向クラッチ２２の駆動部材２６側に操作
レバー２７を固定し、その従動部材２８側に作動リンク
２９の一端を枢着させる。作動リンク２９の他端を後方
リンク２４に枢着させる。

後方リンク２４はベルクランク状をなし、この後方リン
ク２４は、又、シート側部材であるブラケット３０の後
部を枢支する。ブラケット３０の前部を前方リンク２５
に枢支させる。

二方向クラッチ２２として、スプリングカプラーを用い
るとよい。スプリングカプラー２２社、切欠部３１ｆ：
有する駆動部材２６と、該切欠部３１の一方に間隙を持
って配される突起部３２を有する従動部材２８と、両部
材２６．２８を収容する前方リンク２５たるケースと、
および一端が従動部材２８に係止され、他端が駆動部材
２６の切欠部３１に係合し、自由状態時に前方リンク２
５の内周壁に摩擦力をもって接合する対のスプリング３
３を有す。第５図に示すように操作レバ−２７金時計方
向に回動させると、駆動部材２６も時計方向に軸２３と
共に回動する。この際、を鍋曇時計方向に動かし、他方
のスプリング３３をも収縮させ、スプリング３３と前方
り動部材２６の動きは、従動部材２８に伝達される。こ
のため、従動部材２８に連結された作動リンク２９が、
第３図でみて矢印（匂方向へと軸２３を中心として回動
し、後方リンク２４が支点３４を中心にして矢印（ｙ）
方向へと動く。後方リンク２４の矢印（Ｆ′）方向への
回動け、これに枢着されたブラケット３０を持ち上げ浄
トヲ高くする。ブラケット３０の動きは、前方リンク２
５を軸２３を中心として矢印（Ｇ１方向に回動させる。

この際、前方リンク２５Ｉ／ｉスプリングの摩擦力から
解放されているので、仁の前方リンク２５の動きは円滑
に成される。操作レバー２７０回動停止又は多少のもど
しは１．スプリング３３の収縮力を解放させ、スプリン
グ３３を前方リンク２５の内周壁に摩擦係合させること
になるのでシート高さは調整された高さを維持する。こ
の状態で、シートに負荷が作用すると、前方リンク２５
が回動しようとするが、スプリング３３との摩擦係合に
より阻止される。又、作動リンク２９が従動部材２８全
回動させようとするが、・この動きはスプリングを拡大
させることＫよルその摩擦係合力が増大し、作動リンク
２９の動き＃′ｉｍ止される。操作レバー２７の前述と
は逆の動きは、同様な二方向クラッチ２２の作用によシ
シートを降下させる。

Ｍ６−７図に別の実施例を示す。本例では、二方向クラ
ッチ２２のケース３５を別個に設け、前方リンク２５を
、軸２３の端部に配したものである。本例では、前方リ
ンク２５は、二方向クラッチ２２のスプリングの摩擦係
合第１１図は従来例のシートリフタを示す正面図、第２
図はこの一発明の一例のジートリ７りを組み込んだシー
トを示す斜視図、第３ｖ！Ｊはこの発明の一例のシート
リフタの正面図、第４図は第３図の矢視■−■よシみた
断面図、第５図は第４図の矢視Ｖ−Ｖよシみた断面図、
第６図は別の実施例を示す正面図、および第７図は第６
図の矢視Ｍ−Ｍよルみた断面図である。

図中：　２１・・・フレーム、２２・・・二方向クラッチ、２３・・・軸、２４・・・
後方リンク、２５・・・前方リンク、２７・・・操作レ
バー、２９・・・作動リンク、３０・・・ブラケット。

代理人　弁理士　桑　原　英　明

Claims

【特許請求の範囲】

シート下方のフレーム前部に枢支される前拌右に配され
る二方向クラッチと、前記二方向クラッチの駆動部材側
に連結された操作レバーと、前記二方向クラッチの従動
部材側にその一端が連結され且つ前記後方リンクにその
他端が連結式れる作動リンクと、および前記両リンクを
連結させるシート側部材とよりなるジートリ７り。