JPS6010315A - 水溶液のpH値制御装置 - Google Patents

水溶液のpH値制御装置

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JPS6010315A
JPS6010315A JP12010583A JP12010583A JPS6010315A JP S6010315 A JPS6010315 A JP S6010315A JP 12010583 A JP12010583 A JP 12010583A JP 12010583 A JP12010583 A JP 12010583A JP S6010315 A JPS6010315 A JP S6010315A
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JP
Japan
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aqueous solution
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water tank
tank
acidic aqueous
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JP12010583A
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English (en)
Inventor
Mamoru Uchimizu
内水 護
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    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05DSYSTEMS FOR CONTROLLING OR REGULATING NON-ELECTRIC VARIABLES
    • G05D21/00Control of chemical or physico-chemical variables, e.g. pH value
    • G05D21/02Control of chemical or physico-chemical variables, e.g. pH value characterised by the use of electric means

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Automation & Control Theory (AREA)
  • Control Of Non-Electrical Variables (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、水槽内で曝気攪拌している水溶液のpH値
を代謝産物が最大となるように外的に制御する水溶液O
pHpH値装置に関する。
この発明の出願人は、先に、特願昭58−26785号
等において、有機性物質を含む廃水の生物反応による処
理方法を提案した。この発明は、汚泥培養工程において
、細菌群の活動による代謝産物を可能な限り増量したの
ちに、有機性物質を含む原廃水がすでに供給されている
生物反応工程へ供給して混合し、廃水中の可溶性物質の
化学反応による結合、粒子化、凝集、縮合、重合、並び
に微細汚泥の巨大化を急速に進行させると同時に、汚泥
状物質による可、溶性成分の吸着、急蔵吸着を進展させ
てから、汚泥状物質の表層を酸化させ、その後、混合溶
液を固液分離することをその要旨とするものである。
しかしながら、前記汚泥培養工程においては、汚泥を含
む水溶液内に生息する細菌群の生息、増殖に適した物理
化学条件、例えば、溶存酸素濃度、攪拌条件、温度条件
を保持し、細菌群による代謝産物を可能な限り増殖して
から生物反応工程へ供給するようにするものであるが、
この細菌群による代謝産物を可能な限り増殖するのは前
記条件に適した状態において、できるだけ長時間に亘っ
て汚泥培養工程に滞留させておくことにより可能なこと
が実験的に判明している。すなわち、この汚泥培養工程
における汚泥を含む水溶液のPH値の時間的変化は、第
1図に示されるように、9H値が7.0より高いAn 
Bnを一周期とする変化を繰り返しつつ、最終的にはp
H値が6.5乃至7.0の範囲内に収束してゆき、この
収束した範囲内のpH値において、代謝産物が最大に増
殖している。これを更に詳しく第1図に基づいて説明す
ると、Anによって示されるpH値の上昇期は、水溶液
中に含まれる細菌群が活発に増殖している期間であり、
Bnによって示されるpH値の低減期は、細菌数の低減
並びに水溶液中における有機酸の増量期であると同時に
、この期間においては、細菌群による代謝産物の生成が
活発になされる。従って、前記廃水の処理方法において
活用されるのに適した水溶液としては、Bnn期末末期
代謝産物が増量された状態が好ましい。この、An B
nを一周期とする時間的変化は、図示からも明らかなよ
うに、段々と長時間になり、且つ、pH値の変化は、段
々と小さくなり、遂にはpH値が6.5乃至7.0の範
囲に収束する。この収束した状態においては、代謝産物
が最大に生成された状態になっているが、かなりの長時
間を要するために、実際の処理には適さない。従って、
Bn期の末期における代謝産物が増量された状態で取り
出すのが好ましいが、第何周期目のBn期末期で取り出
すかは、汚泥を含む水溶液の使用目的、基質の種類、装
置容量等を総合的に判断して行わなければならない。こ
の場合において、第n周期目のBn期末期をp)lメー
タで測定して制御装置によってコントロールして取り出
す方法も考えられるが、An Bnの周期を何周期か経
過した後は、外的に水’1g液のpH値をコントロール
して、6.5乃至7.0の範囲となるようにしても、代
謝産物の増殖量は、自然の状態のBn期の末期状態とほ
ぼ同量の量が増殖されることが判明した。従って、この
An Bnの周期を何周期経過させるのが最も適当でか
つそれに要する時間はどの位かかるかは、前記水溶液の
使用目的、基質の種類、装置容量等々によってあらかじ
め判明するために、この時間を指定すれば、自動的に水
溶液のpH値を6.5乃至7.0の範囲にコントロール
することができる。
この発明は上記事情に鑑みてなされたものであって、水
溶液の91(値を代謝産物が最大となるように制御する
水溶液のpH値制御装置を提供することを目的とする。
この発明の一実施例を以下第3図の記載に基づい・て説
明する。
この発明は、水溶液を曝気攪拌する曝気攪拌機1を具備
した水槽2と、該水槽2内へ供給する酸性水溶液を貯溜
する酸性水溶液槽3と、前記水槽2内の水溶液のpH値
を常時測定するためのp11メータ4と、該pHメータ
4と前記酸性水溶液槽3の酸性水溶液を水槽2へ供給す
る供給管5に設けた電磁弁6にそれぞれ配線7,8によ
って電気的に接続し、且つ、入力部9を有する制御装置
10から構成される。 − 前記水槽2の曝気攪拌機1は、図示のように、円筒1a
に小穴1bを多数孔設したも−のをモータ11で回転さ
せるものであっても、水槽2内に回転する羽根を設け、
下方から曝気するものであってもよく、その曝気攪拌機
1の種類は問われない。
又、酸性水溶液は、塩酸、硫酸等の酸性の水溶液であれ
ばよく、その種類や濃度は一切制限されない。この酸性
水溶液を貯溜する酸性水溶液槽3を設けたのは、この液
を徐々に水槽2に供給することによって、水槽2内の水
溶液のp)l値を低下させるためである。制御装置lO
は、配線7,8によって、前記pHメータ4及び電磁弁
6と接続されており、ここからの指令によって電磁弁6
が開閉制御される。又、この制御装置10には、キーボ
ード等の入力部9を有しており、ここから指定時間を入
力することが可能となっている。尚、前記水槽2には、
水溶液を供給する水溶液供給管12、並びに水溶液を排
出するための排水管13がそれぞれ設けられている。
以上のような構成からなるこの発明装置による制御につ
いて、第2図及び第4図の記載に基づいて説明する。
まず、水溶液供給管12より所定量の水溶液が水槽2内
へ供給された後に、曝気攪拌機1によって曝気攪拌され
る。この曝気攪拌は緩速攪拌とすることによって第1図
に示されるAn Bnを一周期とするpH値の変化曲線
が現れる。しかし、高速攪拌による場合には、このAn
 Bnを一周期とする変化曲線は現れず、ある時間まで
pH値が7.0より高い値でほぼ一定して経過し、その
後所定時間に達すると、直線的にpH値が6.5乃至7
.0の範囲に下降し、その後はそのままその値を持続し
てゆく。
このような、直線グラフによるpH値を取る場合には、
攪拌の速度を緩くするようにして、前記AnBnを一周
期とする変化曲線を画くようにすることが望ましいが、
しかし、この状態であっても代謝産物がpH値6.5乃
至7.0の範囲で最大に増殖されるので、この発明の装
置を利用することが可能である。
水溶液が所定量分だけ水槽2内に供給し得えると、入力
部9より指定時間txを入力する。そして、曝気攪拌機
1を作動させつつ、pHメータ4によって、水槽2内の
pH値を刻々測定し、tx待時間至るまでのt1時にお
けるpH値の最小値pHMINを制御装置10内に設け
た記憶部に記憶する。そしてtx待時間で曝気攪拌を続
けると、その時のpH値のpHXを測定して記憶すると
共に、前記pHM’INとこのpHXを比較し、pHX
の値がpHMINよりも高い場合には、制御装置10か
らは何の指令も発せず、そのまま曝気攪拌を継続し続け
る。pHXの値がpl(MINと等しいか又は低い場合
、あるいは、tx時間経過後における前記曝気攪拌によ
って、t2時間においてpIIMINと等しいか又は低
くなった際には、制御装置10からの指令によって、電
磁弁6を開放して、酸性水溶液槽3内の酸性水溶液を供
給管5を通じて水槽2内へ徐々に供給される。
これによって、水槽2内の水溶液のpH値は徐々に低下
して、t2+△を時においてその値が6.5乃至7.0
の範囲内に入った時、制御装置10の指令によって、電
磁弁6が閉鎖されて、酸性水溶液の水槽2への供給が停
止される。これにより、水槽2内の水溶液のpH値は、
曝気攪拌を継続し続けても増減することなく、そのまま
の値を取り続ける。
この状態に達すると、水槽2内の水溶液は代謝産物が最
大に増殖されているとみなして、水槽2に設けた排出管
13より取り出して、次工程へと送る。
制御装置10で以上のような制御を行うことによって、
水槽2内の水溶液のpH値を外的にコントロールするこ
とにより、自然状態におけるのとほぼ同様の代謝産物を
水溶液内に得ることができるのである。前記制御におい
て、tx待時間おけるpH値pHXがt1時間における
最低値pHMINよりも高い場合において、そのまま曝
気攪拌を継続してpHMINの値までpH値が減少する
のを待機するのは。
酸性水溶液の添加によるpH値の低下率が大きすぎると
、自然状態における代謝産物の生成率が少なすぎるため
に、良好な代謝産物がpH6,5乃至7.0の範囲にお
いて生成されなくなるためである。
以上の説明からも明らかなように、この発明装置による
と、水槽2内で曝気攪拌機1により曝気攪拌されている
水溶液のpH値を、指定時間経過後に外的にコントロー
ルするために、自然状態に近い状態で代謝産物を増殖す
ることが可能となると共に、代謝産物を生成する時間を
大幅に減少することが可能となる。この結果、廃水処理
時間を短縮することができる効果を得ることができる。
尚、以上の説明においては、前記出願人が先に提案した
特願昭58−26785号の発明の汚泥培養工程におけ
る汚泥を含む水溶液について説明したが、同様にして、
同発明における生物反応工程において使用してもよく、
更には、他の有機性水溶液並びに廃水を含む有機性水溶
液の処理系により生成される有機性汚泥(ケーキ)につ
いてもそのまま適用可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は水槽内の水溶液のpH値の変化曲線例を示すグ
ラフ、第2図はこの発明の装置によって水溶液のpHを
制御する場合のpH値の変化曲線を示すグラフ、第3図
はこの発明装置の概略説明図、第4図はこの発明装置の
一構成要素である制御装置のコントロールのフローチャ
ートをそれぞれ示す。 1−・−曝気攪拌機、2−水槽、3−酸性水溶液槽、4
−pHメータ、5−供給管、6−電磁弁、7.8−配線
、9−人力部、1〇−制御装置。 特許出願人 内 水 護 代理人 弁理士渡辺三彦 第3図 第4図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、水溶液を貯溜すると共に該貯溜した水溶液を曝気攪
    拌する曝気攪拌機を具備した水槽と、該水槽内へ供給す
    る酸性水溶液を貯溜する酸性水溶液槽と、前記水槽内の
    水溶液のp)lを測定するpnメータと、該pHメータ
    と前記酸性水溶液槽の酸性水溶液を水槽へ供給する供給
    管に設けた電磁弁にそ、れぞれ電気的に接続し、且つ、
    入力部を有する制御装置から構成され、前記制御装置に
    おいては、入力部から入力された指定時間よりも以前の
    水槽内の水溶液の最低pH値を演算記憶すると共に、前
    記指定時間より以後において水槽内の水溶液のpH値が
    前記最低pH値と等しくなった時に、前記電磁弁を開放
    して酸性水溶液槽内の酸性水溶液を水槽内へ供給し、水
    槽内のpH−値が6.5乃至7.0の値になった時に前
    記電磁弁を閉鎖するように制御するプログラミングを内
    蔵したことを特徴とする水溶液のpi(値制御装置。
JP12010583A 1983-06-29 1983-06-29 水溶液のpH値制御装置 Pending JPS6010315A (ja)

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