JPS60103130A - 摩擦圧接部の高周波焼戻し方法 - Google Patents
摩擦圧接部の高周波焼戻し方法Info
- Publication number
- JPS60103130A JPS60103130A JP20962783A JP20962783A JPS60103130A JP S60103130 A JPS60103130 A JP S60103130A JP 20962783 A JP20962783 A JP 20962783A JP 20962783 A JP20962783 A JP 20962783A JP S60103130 A JPS60103130 A JP S60103130A
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- Japan
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- tempering
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-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C21—METALLURGY OF IRON
- C21D—MODIFYING THE PHYSICAL STRUCTURE OF FERROUS METALS; GENERAL DEVICES FOR HEAT TREATMENT OF FERROUS OR NON-FERROUS METALS OR ALLOYS; MAKING METAL MALLEABLE, e.g. BY DECARBURISATION OR TEMPERING
- C21D9/00—Heat treatment, e.g. annealing, hardening, quenching or tempering, adapted for particular articles; Furnaces therefor
- C21D9/50—Heat treatment, e.g. annealing, hardening, quenching or tempering, adapted for particular articles; Furnaces therefor for welded joints
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は摩擦圧接された異種金属間接合部材の高周波焼
戻し方法に関するものである。
戻し方法に関するものである。
(従来技術)
摩擦圧接においては、圧接後に(1)継手性能の改善、
(2)バリ切削性の改善等を目的として高周波焼戻しが
実施されることが多い。この摩擦圧接された異種金属部
材の高周波焼戻しにおいて、従来では一定の加熱条件に
よる焼戻しを行ない、拉臣りの自不H−卆の6社かモニ
よ−Lで一訛定範囲にあるか否か判断していた。
(2)バリ切削性の改善等を目的として高周波焼戻しが
実施されることが多い。この摩擦圧接された異種金属部
材の高周波焼戻しにおいて、従来では一定の加熱条件に
よる焼戻しを行ない、拉臣りの自不H−卆の6社かモニ
よ−Lで一訛定範囲にあるか否か判断していた。
このような方法では、たとえば第1図および第2図で示
すように、2a類の金属1.2を摩擦圧接するとバリ3
を生じるが、このバリ6は圧接時の寄りしるの大小によ
り大きさが異なシ。
すように、2a類の金属1.2を摩擦圧接するとバリ3
を生じるが、このバリ6は圧接時の寄りしるの大小によ
り大きさが異なシ。
高周波焼戻し用コイル4とバリ6との距離を!とすると
、第1図の場合のように寄シしろが小さく、バリ3も小
さいときには距MJが大きく、第2図の場合のように寄
シしろが大きく、バリ6も大きいときには距離lが小さ
くなる。従って、一定の加熱条件で焼戻しを行なった場
合。
、第1図の場合のように寄シしろが小さく、バリ3も小
さいときには距MJが大きく、第2図の場合のように寄
シしろが大きく、バリ6も大きいときには距離lが小さ
くなる。従って、一定の加熱条件で焼戻しを行なった場
合。
距離lが小さいものほど工作物の温度上昇が高く、逆に
距離lが大きいものほど工作物の温度上昇が低くなるた
め、焼戻し後の硬さが工作物によシ異なシ、一定した硬
さを得ることができない。
距離lが大きいものほど工作物の温度上昇が低くなるた
め、焼戻し後の硬さが工作物によシ異なシ、一定した硬
さを得ることができない。
このように、摩擦圧接においては、いわゆる寄シしろの
バラツキが生じるため、バリの太きさも一定ではなく、
一定のコイル径を持つ高周波焼灰し用コイルとバリ部と
の相対距離が工作物によシ異なるため、一定の加熱条件
で焼戻しを行なっても工作物の昇温温度が一定とならず
、結果として焼戻し硬さのバラツキを生じ、所望の焼戻
し硬さが安定して得られないという問題点があった。
バラツキが生じるため、バリの太きさも一定ではなく、
一定のコイル径を持つ高周波焼灰し用コイルとバリ部と
の相対距離が工作物によシ異なるため、一定の加熱条件
で焼戻しを行なっても工作物の昇温温度が一定とならず
、結果として焼戻し硬さのバラツキを生じ、所望の焼戻
し硬さが安定して得られないという問題点があった。
(発明の目的)
本発明は上記問題点を解消させるためになされたもので
、異種金属部材の摩擦圧接部の高周波焼戻し時に、部材
温度が所定の温度に上昇した時に高周波加熱を停止させ
ることにより、常に一定した焼戻し硬さを得ることがで
きる摩擦圧接部の高周波焼戻し方法を提供するものであ
る。
、異種金属部材の摩擦圧接部の高周波焼戻し時に、部材
温度が所定の温度に上昇した時に高周波加熱を停止させ
ることにより、常に一定した焼戻し硬さを得ることがで
きる摩擦圧接部の高周波焼戻し方法を提供するものであ
る。
(発明の構成)
本発明の特徴は、加熱によシ生じる異種金属部材間の熱
起電圧を測定し、該測定Mt圧が所定の温度に対応する
熱起電圧に達した時に、高周波加熱を停止させることで
ある。
起電圧を測定し、該測定Mt圧が所定の温度に対応する
熱起電圧に達した時に、高周波加熱を停止させることで
ある。
(実施例)
以下、本発明の実施例を図により説明する。
第3図で示すように、ガスタービン用のニッケル合金製
フイ15とfi製ロータ6を摩擦圧接した工作物を、両
センタ7.8で挾持し、摩擦圧接部すなわちパリ部9の
近傍に高周波焼戻し用コイル10を配置する。両センタ
7.8と電圧計11との間を結線し、電圧計11と高周
波発信器のコントロール装置12とを結線して、異種金
属部材間に生じた熱起電圧を電圧計11によシ測定し、
その結果を高周波発信器のコントロール装置12に伝送
できるようにする。
フイ15とfi製ロータ6を摩擦圧接した工作物を、両
センタ7.8で挾持し、摩擦圧接部すなわちパリ部9の
近傍に高周波焼戻し用コイル10を配置する。両センタ
7.8と電圧計11との間を結線し、電圧計11と高周
波発信器のコントロール装置12とを結線して、異種金
属部材間に生じた熱起電圧を電圧計11によシ測定し、
その結果を高周波発信器のコントロール装置12に伝送
できるようにする。
この状態で、図示しない高周波発信装置から出力した電
流によりコイル10を介してコイル10近傍の部材5
、6 、’9を加熱する。この時、工作物は異種金属の
接合部を有するため、接合部の加熱温度に応じて部材5
.6間に熱起電圧を生じる。この時生じた熱起電圧を両
センタ7.8を介して結線された電圧計11により測定
し、あらかじめ設定された温度に対応する電圧値に達す
ると、その信号を高周波発信器のコントロール装置12
に伝送し、その信号を受けたコントロール装置12が図
示しない高周波発信器の発振を止めて、高周波加熱を停
止させる。
流によりコイル10を介してコイル10近傍の部材5
、6 、’9を加熱する。この時、工作物は異種金属の
接合部を有するため、接合部の加熱温度に応じて部材5
.6間に熱起電圧を生じる。この時生じた熱起電圧を両
センタ7.8を介して結線された電圧計11により測定
し、あらかじめ設定された温度に対応する電圧値に達す
ると、その信号を高周波発信器のコントロール装置12
に伝送し、その信号を受けたコントロール装置12が図
示しない高周波発信器の発振を止めて、高周波加熱を停
止させる。
このようにして、パリの大小によυノ(り部9とコイル
10との相対距離の差が生じても、圧接部は常に一定温
度まで加熱されるため、焼戻し硬さを一定にすることが
できるようになる。
10との相対距離の差が生じても、圧接部は常に一定温
度まで加熱されるため、焼戻し硬さを一定にすることが
できるようになる。
これにより、異種金属部材の摩擦圧接部に対する高周波
焼戻しが容易に一定の焼戻し温度に制御され、その結果
として一定の焼戻し硬さ、金属組織が得られ、(1)圧
接品質(静的強度、疲労強度、衝撃強度等)、(2)切
削性、(3)耐摩耗性が著しく安定するようになる。
焼戻しが容易に一定の焼戻し温度に制御され、その結果
として一定の焼戻し硬さ、金属組織が得られ、(1)圧
接品質(静的強度、疲労強度、衝撃強度等)、(2)切
削性、(3)耐摩耗性が著しく安定するようになる。
(発明の効果)
以上のように本発明は、加熱時に異種金属部材間に生じ
る熱起電圧を測定し、所定の焼戻温度に対応する熱起電
圧に達した時に高周波加熱を停止させることができるよ
うにしたため、一定温度で焼戻しができ、その結果とし
て焼戻し硬さを一定にすることができるようになる。
る熱起電圧を測定し、所定の焼戻温度に対応する熱起電
圧に達した時に高周波加熱を停止させることができるよ
うにしたため、一定温度で焼戻しができ、その結果とし
て焼戻し硬さを一定にすることができるようになる。
第1図は従来の1しるの小さい場合における高周波焼戻
しを説明する部分断面図、第2図は従来の寄りしるの大
きい場合における高周波焼戻しを説明する部分断面図、
第3図は本発明による高周波焼戻し方法の説明図である
。 5・・・ニッケル合金jlイン 6・・・鋼製ロータ 7,8・・・センタ9・・・パリ
部 10・・・高周波焼戻し用コイル 11・・・電圧計 12・・・高周波発信器のコントロール装置特許出願人
トヨタ自動車株式会社
しを説明する部分断面図、第2図は従来の寄りしるの大
きい場合における高周波焼戻しを説明する部分断面図、
第3図は本発明による高周波焼戻し方法の説明図である
。 5・・・ニッケル合金jlイン 6・・・鋼製ロータ 7,8・・・センタ9・・・パリ
部 10・・・高周波焼戻し用コイル 11・・・電圧計 12・・・高周波発信器のコントロール装置特許出願人
トヨタ自動車株式会社
Claims (1)
- (1)加熱により生じる異種金属部材間の熱起電圧を測
定し、該測定電圧が所定の温度に対応する熱起電圧に達
した時に、高周波加熱を停止させることを特徴とする摩
擦圧接部の高周波焼戻し方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20962783A JPS60103130A (ja) | 1983-11-08 | 1983-11-08 | 摩擦圧接部の高周波焼戻し方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20962783A JPS60103130A (ja) | 1983-11-08 | 1983-11-08 | 摩擦圧接部の高周波焼戻し方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60103130A true JPS60103130A (ja) | 1985-06-07 |
JPH042651B2 JPH042651B2 (ja) | 1992-01-20 |
Family
ID=16575925
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20962783A Granted JPS60103130A (ja) | 1983-11-08 | 1983-11-08 | 摩擦圧接部の高周波焼戻し方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60103130A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0583743U (ja) * | 1992-04-07 | 1993-11-12 | 大日本印刷株式会社 | 使いきりカメラ |
JP2009248090A (ja) * | 2008-04-01 | 2009-10-29 | Toyota Industries Corp | 摩擦圧接方法および摩擦圧接装置 |
CN114799481A (zh) * | 2022-04-27 | 2022-07-29 | 河南中原特钢装备制造有限公司 | 中碳合金结构钢大直径管件摩擦焊接方法 |
-
1983
- 1983-11-08 JP JP20962783A patent/JPS60103130A/ja active Granted
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0583743U (ja) * | 1992-04-07 | 1993-11-12 | 大日本印刷株式会社 | 使いきりカメラ |
JP2009248090A (ja) * | 2008-04-01 | 2009-10-29 | Toyota Industries Corp | 摩擦圧接方法および摩擦圧接装置 |
CN114799481A (zh) * | 2022-04-27 | 2022-07-29 | 河南中原特钢装备制造有限公司 | 中碳合金结构钢大直径管件摩擦焊接方法 |
CN114799481B (zh) * | 2022-04-27 | 2023-09-26 | 河南中原特钢装备制造有限公司 | 中碳合金结构钢大直径管件摩擦焊接方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH042651B2 (ja) | 1992-01-20 |
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