JPS60102924A - ホウ素同位体の濃縮法 - Google Patents

ホウ素同位体の濃縮法

Info

Publication number
JPS60102924A
JPS60102924A JP58212245A JP21224583A JPS60102924A JP S60102924 A JPS60102924 A JP S60102924A JP 58212245 A JP58212245 A JP 58212245A JP 21224583 A JP21224583 A JP 21224583A JP S60102924 A JPS60102924 A JP S60102924A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
boric acid
sulfuric acid
anion exchange
exchange resin
water
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP58212245A
Other languages
English (en)
Inventor
Masao Kosuge
小菅 正夫
Junji Fukuda
純二 福田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Kasei Corp
Original Assignee
Mitsubishi Kasei Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Kasei Corp filed Critical Mitsubishi Kasei Corp
Priority to JP58212245A priority Critical patent/JPS60102924A/ja
Publication of JPS60102924A publication Critical patent/JPS60102924A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin
    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ホウ素同位体の濃縮方法に関するものである
ホウ素は天然にホウ素lθ(”B )が約−〇チ、ホウ
素//(”B)が約go%の割合で存在し、このうちI
OBは原子核反応等により生成する中性子の吸収材とし
て秀れた特性を有し、各種の原子炉において制御棒等の
中性子吸収材として使用され、原子力産業において必要
不可欠の物質である。゛ 然るに10Bは上記の如く、天然存在比がλθチで残り
は中性子吸収能力の殆んどない11Bであるため原子炉
等において効率的に中性子吸収を行なってこれを制御す
るためには10BとiiBの同位体混合物である天然ホ
ウ素から10Bを分離濃縮して用いることが必要である
従来から、アミノポリオール型陰イオン交換樹脂層に示
つ酸吸着帯を形成させ、これを硫酸水溶液によシクロマ
ド展開し、IIBからなるホウ酸を吸着帯の前端に、そ
してIOBからなるホウ酸を後端に濃縮する方法が知ら
れている(フランス特許第13コ0!21号明細書)。
しかし乍ら、上記フランス特許記載の方法は。
使用するアミノポリオール型陰イオン交換樹脂全アルカ
リ溶液によシ遊離アミン形としたのちホウ酸を吸着させ
、次いで硫酸水溶液でホウ酸吸着帯を展開し、さらにア
ルカリ溶液で該樹脂を遊離アミン形としホウ酸を吸着さ
せると言う操作を行っている。
本発明は、上記フランス特許記載の方法のアルカリ溶液
による遊離アミン形とする工程を省略し、ホウ酸吸着帯
を展開させ、次いで樹脂を水または稀硫酸水溶液で処理
した後、ホウ酸を吸着させる簡便なホウ素同位体の濃縮
方法の提供を目的とするものである。
すなわち、本発明はアミノポリオール型陰イオン交換樹
脂を、硫酸形とし、水または稀硫酸水溶液で処理し1次
いで、ホウ酸吸着帯を形成させた後、硫酸水溶液によシ
骸ホウ酸吸着帯をクロマト展開すること′t−特徴とす
るホウ素同位体の濃縮法をその要旨とするものである。
いてこれを特定のアミンと反応させることにより製造さ
れる。
ハロメチル基を有する架橋共重合体は、公知の方法によ
シ、たとえば、スチレンのようなモノビニル芳香族モノ
マーとジビニルベンゼンのようなポリビニル芳香族モノ
マーとを、共重合させて得られるゲル状共重合体をクロ
ロメチルメチルエーテルと反応させる方法、あるいは上
記モノマーを共重合させる際にポリスチレンのような芳
香族線状ポリマーの共存下に共重合させた後肢線状ポリ
マーを溶媒によシ抽出除去して得られる多孔性共重合体
をクロロメチルメチルエーテルと反応させる方法、ある
いは、上述のモノマーは溶解するが、生成した架橋共重
合重量−程度加えて重合を行い、生成した架橋共重合体
を前述の方法によp/′−ロメチル化する方法等によっ
て製造される。
上記方法で用いられるモノビニル芳香族モノ−=r−,
!:してH、スチレンの外にビニルトルエン、エチルス
チレン、ビニルアニソール、ビニルナフタリンのような
芳香族ビニル化合物が有用である。またポリビニル芳香
族モノマーとしては、ジビニルベンゼンの外にジビニル
エチルベンゼン、ジビニルトルエン、ジビニルナフタレ
ン、ジビニルキシレン、ジビニルエーテル、エチレング
リコールジメタクリレート、エチレングリコールジアク
リレート、ジビニルケトンポリアリルエーテル等が有用
であり、その使用量は広い範囲で変え得るが好ましくは
全モノマーに対しコ〜50重蛍チである。
上述の方法の外、ハロメチル基を有する芳香族架橋重合
体はクロルメチルスチレンのようなハロメチル化された
芳香族モノビニル化合物と、ジビニルベンゼンのよう浸
ポリビニル化合物とを前述の方法に従って架橋共重合す
る方法によっても製造することができる。
上記ハロメチル基を有する架橋共重合体とを反応させる
特定のアミンとしては、下記一般式[) 〔但し、式中、nは/ないし乙の整数を示し、Rは水素
原子、炭素数lないしょのアルキル基、または−CH,
fc’H(OH)+i]1CH,OH(式中mはθ%l
ないし6の整数を示す)を示す〕で表わされるものであ
る。
上記特定のアミンとしては、具体的には、N−グルカミ
ン、N−ガラクタミン、N−マンノサミン、N−アラビ
チルアミン、N−メチル−グルカミン、N−エチル−グ
ルカミン、N−メチルーガラクタミン、N−エチルーガ
ラクタミン、N−メチル−マンノサミン、N−エチル−
マンノサミン、ジーアラビチルアミン等を挙げることか
できる。
これらの樹脂は、その官能基のためキレート性を有する
ものである。
これらの樹脂は、三菱化成工業株式会社および米(5)
ローム・アンド・ハース社から、各々ダイヤイオン■C
RB9JおよびアンバーライトIRA−793(商品名
)として市販されている。
本発明に使用する陰イオン交換樹脂は、以上のようにし
、て製造されたものを、さらに、アルカリ溶液で処理し
て遊離アミン形とし、次いで加熱処理されたものをも使
用することができる。
遊離アミン形とする際に使用する薬剤としては、一般に
使用するアルカリ溶液、たとえば、水酸化カリウム、水
酸化ナトリウム等のアルカリ金属水酸化物、あるいは、
水酸化アンモニウム等の水溶液を挙げることができる。
遊離アミン形とされた樹脂は、次いで加熱処理されるが
、この加熱処理は、水、水酸化ナトリウム等のアルカリ
性溶液、エチレングリコール、プロピレングリコール、
ポリエチレングリコール等の(ポリ)アルキレンクリコ
ール類、エタノールアミン、ジェタノールアミン、プロ
パツールアミン等のアルコールアミン類又はグリセリン
の媒体中でおこなわれる。これらの媒体は単独で使用し
ても混合状態で使用してもよい。
加熱処理方法としては、上述により得られた遊離アミン
形樹脂を上記媒体中で、A O−,200Cの温度、好
ましくは、700〜/ !;Ocの温度で処理する方法
が採用される。加熱処理に要する時間は、加熱温度によ
り異なり、たとえば100〜/!;01’:の温度範囲
では、θ、S〜り0時間が適当である。
加熱処理に要する時間は、加熱処理の方法によシ異なり
、たとえば、核樹脂を1記媒体中に浸漬する所謂バッチ
処理の方法では、loθ〜/!θCの温度でθ0.5′
〜λθ時間が適当で加熱温度が高い程時間は短かくて良
い。
一方該樹脂をイオン交換塔に充填し、これに゛上記媒体
を流しながら加熱処理する所謂流通方法においては装置
の耐熱温度の問題等から60〜lOθCの温度で:20
−700時間が適当であり、この場合も温度が高い程熱
処理に要する時間は短かくて良い。
本発明に使用する上記陰イオン交換樹脂の平均粒子直径
としてはgo〜300μmの範囲を挙げることができる
本発明のホウ素同位体濃縮は、上述の方法で得られた陰
イオン交換樹脂を充填した塔に1硫酸水溶液を流通させ
、該陰イオン交換樹脂を硫酸形とし、そして硫酸形とな
った該陰イオン交換樹脂に2床容量(bed volu
me)以上、望ましくは3床容量以上の水を、またはp
H−以上の稀硫酸水溶液を流通させて該樹脂を充分通液
洗浄し、次いでホウ酸水溶液を流通させてホウ酸吸着帯
を形成させ、次いで硫酸水溶液を流通させてホウ酸吸着
帯’を展開させるカラムクロマトグラフィーによって行
なわれる。
本発明において硫酸形陰イオン交換樹脂を洗浄する水と
しては、脱塩水を使用するのが望ましい。
本゛発明において、ホウ酸吸着帯を形成させるためのホ
ウ酸水溶液の濃度としては、O0λ〜2.0モル(M)
 / lの範囲を挙げることができる。
硫酸水溶液の濃度としては、0.2〜コ、θM/1の範
囲を挙げることができる。
鉱酸水溶液の流通速度(LV)としては、0.3〜.2
0.Om/hrの範囲を挙げることができる。
本発明は、アミノポリオール型陰イオン交換樹脂層に特
定のホウ酸水溶液を流通させてホウ酸吸着帯を形成させ
、次いで特定の鉱酸水溶液を流通させてホウ素同位体を
ホウ酸の形ちで濃縮する方法に関するものであるが、と
れらの操作を行う際の温度としては、1IO−/θθC
の範囲を挙げることができる。
次に、本発明の陰イオン交換樹脂を充填したイオン交換
塔を用いたホウ素同位体の分離濃縮方法について説明す
ると、本発明に使用する分離濃縮方法としては、クロマ
トグラフィーに採用されている公知の方法、たとえば、
■逆プレ−ジスルー法、■置換展開法および■逆ブレー
クスルー法と置換展開法を併用した方法等を挙げること
ができる。
■ 逆ブレークスルー法(Bull、Chem、 Bo
a、 、 JPN。
53巻7号、/ざ60頁) 第1図により逆ブレークスルー法を使用した本発明方法
の7例を説明する。第1図のC。
からC6は前述の本発明に使用する陰イオン交換樹脂全
充填したイオン交換塔である。この塔内温度は、供給液
を加温し、かつ塔にジャケラトラ設は温水等を循環する
か、断熱材を設けることにより一定に保たれる。vll
からv16は塔に液を供給するための溶液切替パルプで
あシ、v21からVt16は塔から排出される液の仕分
けを行なうだめの溶液切替パルプで、M、からMa F
iホウ酸酸層着帯監視用検出器示す。
先ずC,からC6の各イオン交換塔を水酸化ナトリウム
、水酸化アンモニウム等のアルカリ溶液で再生し、次い
で脱塩水で水洗後、clからCo kシリーズに接続し
s Vt6から排液しつつ、vII からホウ酸溶液を
供給して該樹脂に平衡になる迄ホウ酸溶液を供給する。
然る後にvll から酸溶液で該樹脂に吸着しているホ
ウ酸を展開しなから■2゜から排液する。酸による展開
を続はホウ酸吸着帯後端界面がC1塔へ移った所で酸の
供給ffi Vt2に切り替え酸吸着形となったC1塔
は■11からアルカリ溶液を供給してv2Iから排液す
ることにより再生し、次いで■8.から脱塩水を供給し
、v2Iから排液して洗浄し、次いで、vll からホ
ウ酸溶液を供給し、■!+ から排液してC3塔内樹脂
に)Y衡となる量のホウ酸全通液する。このC0塔の再
生、水洗、ホウ酸吸着の工程は、酸で展開しているホウ
酸吸着帯の後端界面がC7塔から03塔に移るまでに終
了するように行ガい、ホウ酸吸漸帯後端界面がC8塔に
移った時点で酸の供給をv、3に切り替え、Vt1lを
■。に連結し、ホウ酸吸着帯の展開の排液をv21から
行なってホウ酸吸着帯の酸による展開を続ける。ここで
02塔は先のC8塔と同様に再生、水洗、ホウ酸吸着を
行なう。この方法を繰シ返すことにより、ホウ酸吸着帯
の後端界面に10Bが濃縮される。10B濃縮度が所望
の#度に到達した時点で例えば10B濃縮界面がイオン
交換塔下部の排液パルプから抜出すことにより10B濃
縮物の生産が行なわれる。
■ 置換展開法(J、Am、Chem、 Soc、、 
? 7巻。
412夕頁) 上述の■逆ブレークスルー法と同様の陰イオン変換樹脂
及び装置を使用し、第1図により説明する。すなわち、
C,からC6のイオン交換塔を水酸化ナトリウム等のア
ルカリ溶液で再生後脱塩水で水洗しC,塔からCj塔ま
でシリーズに連結してvIIからホウ酸溶液を供給し、
v2.から排液して完全に平衡状態となるまでホウ酸溶
液を通液する。次いでcl 塔からC1塔まで連結して
vIt から酸溶液を供給してホウ酸吸着帯の置換展開
を行なう。ホウ酸吸着帯の後端界面が02 塔に移った
時点で酸の供給kvoからVIllに切り替、え同時に
06塔を連結して排液を■2ffからVt6へ切シ替え
て置換展開を続行する。一方酸による展開が終了したC
!塔はvllからアルカリ溶液を供給しvlllから排
液して再生【、7、同様に次いで水洗し、次の展開に備
える。このC3塔の再生、水洗の操作はホウ酸吸着帯の
後端界面がC8塔に移る迄に終了するように行なう。ホ
ウ酸吸酒帯の後端界面が03塔に移った時点で酸の供給
をV12から”13に切り替えC0塔の次にC1塔を連
結して排液をVt1から行なって置換展開を続行する。
この間にC2塔は再生、水洗を行なう。この方法を繰り
返すこと、によシホウ酸吸着帯の前端界面に11Bが後
端界面にtOBが濃縮され、各々が所望の濃縮度に到達
した時に、例えば各々の界面がイオン交換塔下部の排液
パルプ全通過する際に抜出し、その抜出量に見合うモル
数のホウ酸をイオン交換塔上部のホウ酸給液パルプから
ホウ咳吸着帯中の原料ホウ酸と同位体組成比的に同一の
所がそのバルブを通過する際にホウ酸給液を供給する方
法により10Bおよび11B濃縮物の生産と原料ホウ酸
の供給が行なわれる。
■ 逆ブレークスルー法と置換展開法を併用した方法。
この方法の1例について同じく第1図を用いて説明する
。例えばC,からC6のイオン交換塔を水酸化ナトリウ
ム等のアルカリ溶液で再生し、次いで脱塩水で洗浄後、
cl塔がらC4塔までシリーズに連結して、vt1から
ホウ酸溶液を供給してvt4から排液して完全に平衡状
態となるまでホウ酸溶液を通液する。次に■の逆ブレー
クスルー法と同様に■11から酸溶液で該樹脂に吸着し
ているホウ酸を展開しながら、vt4から排液する。こ
の時C3塔にはv4からホウ酸溶液全供給してV2Il
から排液してC3塔に完全に平衡になるまでホウ酸溶液
を通液する。vIlから酸を供給して展開を続け、ホウ
酸吸着帯後端界面がC1塔へ移った所で酸の供給kvn
からv、!へ切り替え、同時に04塔の後にC5塔を接
続してvtsから排液することで展開を行なう。ここで
ホウ酸吸着帯後端界面がC3塔を進行する間に、C6塔
にV、6からホウ酸溶液を供給しv26から排液してC
6塔へのホウ酸吸着全行ない、展開が終了して酸吸着形
となったC、塔はvIlからアルカリ溶液を供給してv
t、から排液して再生し、次いで脱塩水で洗浄する。次
いで酸によるホウ酸吸着帯展開の後端界面が03塔に移
った所で酸の供給をvt3に切り替え、C1塔の後に0
6塔を接続しV26から排液して展開金紗け、この時C
I塔はホウ酸の吸着そしてC2塔は再生、水洗を行なう
。このような操作を繰シ返すことでホウ酸吸着帯の後端
界面にtoBが濃縮されてくる。10Bが目的濃度ない
しはその近傍壕で濃縮された時点でホウ酸吸着帯を酸に
より、シリーズに展開しているイオン交換塔の前のイオ
ン交換塔へのホウ酸吸着全停止し、イオン交換塔をダ塔
シリーズから5塔シリーズに切シ替えて■の置換展開を
行なう。ホウ酸吸着帯の置換展開と辰開済の塔の再生、
水洗を繰シ返し、ホウ酸吸着帯の後端には更K 10B
濃縮が進行し、前端界面に置換展開に切り替えてから後
端界面に蓄積した10Bの濃縮量に見合うijBが濃縮
してくる。この後適当な間隔で例えばホウ酸吸着帯の前
端および後端界面が各々塔下部の排液バルブを通過する
際にfiB濃縮物および16B濃縮物を抜出しその抜出
モル数に見合うモル数の原料ホウ酸をイオン交換上部の
ホウ酸溶液給液バルブからホウ酸吸着帯中の原料ホウ酸
と同位体組成比的に同一の所が、そのパルプ全通遍する
際にホウ酸溶液を供給する方法により、10BおよOI
IB TM縮物の生産と原料ホウ酸の供給を行なう。こ
の方法は10B濃縮物特に高濃縮物の生産に適した方法
である。
本発明方法によれば、使用する陰イオン交換樹脂を常時
硫酸吸着形において操作できるので、樹脂の体積変イヒ
が実質的に生じないため安定したクロマトグラフ操作を
行うことができる。
以下に実施例を挙げて本発明をさらに説明するが、本発
明は以下の実施例に限定されるものではない。
実施例1 スチレンqoy、ss%ジビニルベンゼン//fに、沈
澱溶媒として1−オクタン90 t1膨潤溶媒としてト
ルエン30?を添加して重合した架橋共重合物をクロロ
メチルメチルエーテルでクロロメチル化し、これに1J
−メチル−D−グルカミンを官能基として導入した陰イ
オン交換樹脂(酸吸着食コ、 g meq / f−樹
脂、水分650g力、平均粒径iooμm1均−係数八
3体積変fヒ率itr%)を遊離アミン形とし、この/
 000 mlとlθo o meの脱塩水とを1.2
1のガラス容器に入れ、これを、オートクレーブ中でl
−〇CにS時間保持して熱処理を行なった。
熱処理後の樹脂は常法によりコンディショニングを行っ
た。この陰イオン交換樹脂の体積変化 ・率は3.2チ
であった。ここで得られた陰イオン交換樹脂soOml
を内径!O■、長さ200簡のカラムに充填し、0.4
49 M/Lの硫酸水溶液2SθOrnl f流速(L
V)jm/hr で通液し、該樹脂を硫酸吸着形とし、
脱塩水2に00112で水洗した。
この水洗操作は、次いで行なわれるクロマト操作時の陰
イオン交換樹脂の体積と、できるだけ等して体積にする
ための操作であシ、これを行うことにより、樹脂の不必
要な圧密化や、チャンネリングを防ぐことができる。
得られた水洗浄硫酸吸着形陰イオン交換樹脂を内径10
wtn、長さ11000trrのジャケット付ガラスカ
ラム6塔に1 りr、omiずつ充填し、これ全シリー
ズに接続した。次にジャケットにtroCの恒温水を通
してカラム内をgOCに保ち、goCに予熱したθ、4
t? y/lの硫酸水溶液1000111ef流速(L
V)jm/hr で通液し、次いで同一流速でgoCに
予熱した脱塩水i3s;。
mlf通して水洗後、逆ブレークスルー法によシホウ素
同位体の濃縮を行なった。すなわち、先ずgOCに予熱
した0、1 MIlのホウ酸水溶液のコθoo―を流速
(LV) 3 m/hrで通液し、6塔の樹脂にホウ酸
を吸着させた。この時ホウ酸の吸着容量はへ9mm0j
!/f−樹脂であった。次いで、gocに予熱した0、
’I 9 MIlの硫酸水溶液を流速(LV ) / 
m/ hrで通液し、樹脂に吸着しているホウ酸の展開
を行ない、を塔目から流出するホウ酸水溶液2 s m
eずつ分取し、ホウ酸濃度全分析した所、0.!; ?
 MIlであった。この時0.99 M//、の硫酸水
溶液による展開開始から終了までに要した時間は/ 0
.1時間でホウ酸吸着後婦の界面は約3備の長さにわた
り、その移動速度は、り6.りCm /’ h rであ
った。更に、展開前後での層高の変化はtlとんど無か
った。一方、分取した、ホウ酸水溶液中のl0B10B
のホウ素同位体比の測定を、パリアンマット社製、CH
−、tfi固体固体分針分析計なった結果、ホウ酸吸庸
帝後端のi0B濃度は最初に樹脂に吸着させた天然組成
の10B濃ytq、gs51rに対しコテ。5チであシ
、約J!cmの長さにわたって10Bがホウ酸吸着帯の
後端界面付近に濃縮されていた。
これから計算される分離係数は八0/にであつ実施例1
と同一の熱処理した樹脂3001を実施例1と同様の方
法により硫酸吸着形とした後、脱塩水、2jθo ml
で水洗した。得られた硫酸吸着形陰イオン交換樹脂を実
施例1と同じカラム6塔に各々tsvlずつ充填した。
次に、ジャケットにざOCの恒温水を通してカラム内を
ざOCに保ち、goCに予熱した0、II ? y/l
の硫酸水溶液/ o o o atを流速(I、V)!
m/hrで通液し、次いで同一流速でgoCに予熱した
脱塩水’I!;Omeを通して水洗後、逆ブレークスル
ー法によシ、実施例1と同様のホウ素同位体の濃縮を行
なった。0.4 MIlのホウ酸水溶液によるホウ酸吸
着容量は、θ、4tmmot/f−樹脂で、O,ダq 
MIlの硫酸水溶液で展開した時の流出ホウeRm度扛
θ、l−M/lであった。展開開始から終了まで要した
時間は約&、j一時間で、ホウ酸吸着帯後端の界面は約
35cmの長さにわたり、その移動速度は約lざ3α/
hrであった。また、展開前後での層冒の変化はほとん
ど見られなかった。一方、分取したホウ酸水溶液中の1
0B/11Bのホウ素同位体比を測定した結果、ホウ酸
吸着帯の 後端の10B#度は2 o、y %で約30
儂の長さにわたって10Bが、ホウ酸吸着帯の後端付近
に濃縮されていた。これから計算される分離係数は八O
θ3であった。
【図面の簡単な説明】
第7図は本発明を実施するためのイオン交換樹脂塔、そ
の配管及びパルプを示す概念図である。 自〜C6:陰イオン交換塔 vII〜vI6:パルプ V□〜v、6:パルプ MI−M6 :検出器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) アミノポリオール型陰イオン交換樹脂を、硫酸
    形とし、水または稀硫酸水溶液で処理し、次いで、ホウ
    酸吸着帯を形成させた後、硫酸水溶液により該ホウ酸吸
    着帯をクロマト展開することを特徴とするホウ素同位体
    の濃縮法。 (2、特許請求の範囲第1項記載のホウ素同位体の濃縮
    法において、アミノポリオール型陰イオン交換樹脂が、
    遊離アミン形において、水、アルカリ性溶液、(ポリ)
    アルキレングリコール類、アルコールアミン類またはグ
    リセリン中で、300以上、2ooC以下の温度で加熱
    処理されたものであることを特徴とする方線法において
    、水または稀硫酸水溶液が、−床答量以上の水またはp
    H2以上の稀硫酸水溶液であることを特徴とする方法。
JP58212245A 1983-11-11 1983-11-11 ホウ素同位体の濃縮法 Pending JPS60102924A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58212245A JPS60102924A (ja) 1983-11-11 1983-11-11 ホウ素同位体の濃縮法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58212245A JPS60102924A (ja) 1983-11-11 1983-11-11 ホウ素同位体の濃縮法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS60102924A true JPS60102924A (ja) 1985-06-07

Family

ID=16619374

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP58212245A Pending JPS60102924A (ja) 1983-11-11 1983-11-11 ホウ素同位体の濃縮法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS60102924A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108982646A (zh) * 2018-08-01 2018-12-11 中国地质科学院矿产资源研究所 一种通过碳酸盐岩硼同位素组成重建中新元古代海水硼同位素组成的方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108982646A (zh) * 2018-08-01 2018-12-11 中国地质科学院矿产资源研究所 一种通过碳酸盐岩硼同位素组成重建中新元古代海水硼同位素组成的方法
CN108982646B (zh) * 2018-08-01 2020-09-01 中国地质科学院矿产资源研究所 一种通过碳酸盐岩硼同位素组成重建中新元古代海水硼同位素组成的方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5252653B2 (ja) 焼結体の製造方法
Fu et al. Removing aquatic organic substances by anion exchange resins
US2684331A (en) Separation of substances having different degrees of ionization
US5667693A (en) Exclusion chromatographic separation of ionic from nonionic solutes
US4621103A (en) Aminopolyol anion exchange resins for separation isotopes
FI83529B (fi) Graensskiktpaerlor foer blandbaedd-jonbytarhartser.
US2911362A (en) Separation of water-soluble organic compounds
US3134814A (en) Method of separating non-ionized organic solutes from one another in aqueous solution
EP0133780B1 (en) Analysis of liquid streams using tubing with protuberances on its inner wall
Small Gel liquid extraction.—The extraction and separation of some metal salts using tri-n-butyl phosphate gels
EP0117315B1 (en) Method for removing cesium from an aqueous liquid, method for purifying the reactor coolant in boiling water and pressurized water reactors and a mixed ion exchanged resin bed, useful in said purification
JPS60102924A (ja) ホウ素同位体の濃縮法
JPS60102947A (ja) ホウ素同位体の分離濃縮方法
JPH11352283A (ja) 復水処理方法及び復水脱塩装置
JP3087905B2 (ja) 懸濁性不純物除去用吸着剤および除去方法
JP2000046992A (ja) 復水脱塩装置
EP0104911B1 (en) Column packing material and production thereof
JP4883676B2 (ja) イオン交換装置
JP3248205B2 (ja) 超純水製造用イオン交換樹脂、その製造法、及びこれを用いる超純水の製造法
GB1596913A (en) Water softening
JPH0222904B2 (ja)
JPH0571285B2 (ja)
JPH0571286B2 (ja)
JPS60102948A (ja) ホウ素同位体濃縮用陰イオン交換樹脂
CA1332269C (en) Process for the chromatographic separations of fluid mixtures using ion-exchange resins