JPS60102126A

JPS60102126A - 枝打機のチエンソ−姿勢変更装置

Info

Publication number: JPS60102126A
Application number: JP21008083A
Authority: JP
Inventors: 菱川　寿彦; 藤原　金一; 敏彦山根
Original assignee: Seirei Industry Co Ltd
Current assignee: Yanmar Agribusiness Co Ltd
Priority date: 1983-11-08
Filing date: 1983-11-08
Publication date: 1985-06-06

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は、枝打機のチェンソーを退避姿勢から進出枝切
断姿勢に幹に対して所望上昇した途中から姿勢変更でき
る枝打機のチェンソー姿勢変更装置に関するものである
。

従来より、木の幹の周囲を適当数の駆動車輪と遊動車輪
によって接当抱持し、所望する上昇高さに応じて任意の
高さに設定できるとともに、上昇に対応して回転する所
望上昇高さ設定ダイヤルと、駆動車輪用伝動糸路中途に
組込んだ正逆切換機構とを連動し、この切換機構の切換
により原動機の動力を駆動車輪に正逆転伝達し、正逆転
駆動することによって幹に対して上昇下降する一方、前
記幹表面に沿って上方へ起立状に位置する進出枝切断姿
勢と、幹表面から離反した退避姿勢とに上昇および下降
時に自動的に姿勢変更可能にチェンソーを装着し、進出
枝切断姿勢時に、上昇途中の枝を切断する枝打機がある
。

すなわち、この種枝打機は、上昇時つまり上昇当初から
所望する枝打したい最大上昇高さまでは自動的にチェン
ソーが進出枝切断姿勢となっていたことから、木の下方
の枝のない幹に対してもチェンソーが進出枝切断姿勢で
上昇していた。

したがって、枝のない木の下方に対して、チェンソーが
樹皮に当たり損傷を与えたり、また、この間に曲がり部
やコブ状の膨田部がある際には、テエンソーがこの部所
に喰込みエンストする等の不具合があった。

そこで、本発明は、前記欠点を解消せんとするもので、
所望上昇高さ設定ダイヤルに形成した所要数の係合部に
、一端を回動自在に主枠等に取付けた姿勢規制アームの
遊動他端部を選択係合してチェンソーを強制退避姿勢と
なし、上昇に対応した前記設定ダイヤルの回転によりこ
の係合を離脱することで、通常上昇時の進出枝切断姿勢
に自動的に姿勢変更し、枝のない木の下方をチェンソー
を退避姿勢にして上昇できる枝打機のチェンソー姿勢変
更装置を提供しようとするものである。

以下本発明の具体的な実施例ｔｔａ：面を参照して説明
する。

本発明を実施した枝打機は、駆動車輪（２）・・・を装
着した主枠（１）と遊動車輪（４）・・・を装着した巻
イ１枠（３）とを相互に接近させるようバ４（５）で引
起し、木の幹（６）を囲包できる概略円形枠を形成し、
これら車輪（２）（１）によって幹１６）の外周を弾性
（Ｘ当抱持する一方、前方上下配置の駆動車輪（２１（
２）を駆動する垂直駆動車軸（７）を中心に伝動反力に
よって水平向でスイングするスイングミッションケース
（８）に」１方に起立状にチェンジ−（９）を装着して
いるものである。

原動機００の動力は、これを数個けた前記ケース（８）
内のチェンソー用伝動系路＋１１１を経て前記チェンジ
−（９）に伝達される他、駆動車輪用伝動系路ｕｚを経
て駆動車輪（２）・・・にも伝達されるよう構成されて
いる。

なお、この車輪用伝動系路＠中の垂直駆動車軸（７）に
は正逆切換クラッチ機構（１３が組込まれていて、この
正逆切換クラッチ（１４＋を切換えることにより駆動車
輪（２）・・・が正転若しくは逆転するように構成され
ている。そして、このクラッチ０４）の正逆自動切換は
、車輪用伝動系路σ４中途から動力を経て駆動車輪（２
）・・・の回転と関連回転するウオームホイル等の円板
ｕＧとこの所望任意位ｉｉりで係脱できる係脱手段を有
する所望上昇高さ設定ダイヤルα０とをこれで係合する
ことによりこのダイヤルＱυが連動回転するとともにこ
の係脱手段が所望上昇高さ設定位置まで回転してきたと
きに作業するフォークａηを介してなされる。もつとも
、前記ダイヤルαＧとして、車輪用伝動系路叫中途から
何ら動力を貰わず、独自の時間タイマーを設け、所望上
昇高さに要する時間を予め設定できるこのタイマーに付
設した所望時間設定ダイヤルを用い、この設定ダイヤル
の回転復帰によってフォークＵηを作動させて行なう構
成としてもよい。さらに、１ｉｉＪ記クラツチａ４は、
手動レバー（ト）操作によっても、正転位置（ｒ＋、逆
転位置（均および中立位置（Ｎ）に手動でＦＪＪ換でき
るようになっている。

したがって、この枝打機を幹（６）に装着し、クラッチ
α４１を中立にして枝打所望高声へ１）口記タイヤルα
Ｇをセットし原動機００を始動した後、手動レバーに）
によってクラッチ（１４１を止転側に切換え、駆動車輪
（２）・・・を正転駆動して幹に対して本機を螺旋状に
上昇させると、垂直駆動車軸（７）周りにこの伝動反力
によって前記ケース（８）に装着したチェンジ−（９）
が平面視時計方向に自動的に回動じて幹表面に沿って上
方へ起立状に位置する進出枝切断姿勢（第１．２図実線
参照）となって」二昇途中の枝を切断することをこなる
。そして、予め設定した高さまで枝打作業をしながら上
昇すると前記クラッチｏ４が逆転側に切換り、垂直駆動
車軸（７）を逆転し、これに伴って駆動車輪（２）・・
・が逆転駆動されるとともに上昇時と逆の伝動反力によ
り自動的にチェンソーが退避姿勢に回動され螺旋状に下
降してくるのである。

ところで、本発明に係るチェンソー姿勢変更装置（Ｎは
、まず、前記ダイヤル（１０の全外周縁部若しくはその
近傍に一定ピッチで所要数の凹形状等の係合部叫・・・
を形成している。なお、このダイヤル０５Ｌｔ、前述の
ように、幹に対して」二昇するに伴って漸次回転するの
であるが、枝打を９ｉＪ始したい高さにくるまでに半回
転しないように考慮して設計することが好ましい。

次に、前記ダイヤルα０の近傍位置で、がっ、チェンソ
ー（９）が退避姿勢から進出枝切断姿勢に姿勢変更する
側の主枠（１）若しくはこれに固定した部材の適所に固
着した数個片（４）に、回動１」在に姿勢規制アームａ
Ｄ一端を軸＠着し、この遊動他端部＠をこのアームＱＤ
側の所定範囲内にある係合部ｕ９・・・に選択係合して
チェンソーを強制退避姿勢にできるように構成している
。なお、遊動他端部（２）は、実施例に示すようなＹ字
状に形成して両先端を球面形状にしたもの等前記係合邪
曲・・・と係合可能な適宜形状に形成されている。特に
、本実施例のように他端部■をＹ字状に形成した場合に
は、この両先端のうちいずれの先端でも所定範囲内にあ
る係合部と係合できるように係合部形状と凹凸形状等の
係合形状にし、しかも、両先喘と同時に、隣り合う係合
部同志あるいは１個若しくは数個隔てた係合部同志と係
合できるように考慮して設計される。

この使用に際しては、機体を上昇させる前に前記ダイヤ
ル（至）を所望する枝打したい最大高さに設定する等の
従来操作作業１こ加えて、前述のようにアームＩ２１）
の遊動他端部■を、枝打を開始したい高さに対応する所
定範囲内の係合部ａ９・・・に選択係合操作して前記垂
直駆動車軸（７）周りにスイングする前記ケース（８）
を介してチェンソーを退避姿勢（第２区１の鎖線、第４
図の実線参照）にした後、機体を幹に対して螺旋上昇さ
せると、この係合状態を維持しつつ前記ダイヤルαＧは
漸次回転し、やがて、前述の枝打を開始１．／ｒこい設
定ｉＷｉさ位置にくると係合部から遊動他端部は離脱す
る。（この離脱位置は常に一定位置であるので、この位
置を基準に上手側にいって係合させていたものほどより
高い位置でチェンソーの姿勢変更がなされることになる
）この離脱により前述の伝動反力によってチェンソー（
９）は自動的に進出枝切断姿勢に姿勢変更され、枝打作
業がその設定高さからなされることになる。

なお、図中、（至）はテエンソ−（９）を嵌合案内する
チェンソーバー、（至）はチェンソーを駆動するチェシ
ソ−駆動用スプロケット、α）は進出枝切断姿勢時に幹
表向とチェンソーとの間隔を好５０に確保すチェンソー
ハーーに取付けた当てである。

まｒこ、本発明は、チェンソーを幹表向に沿って上方に
起立状に位置させる進出枝切断姿勢と、幹表ｔ７ｉｉか
ら上方にいくほどチェンソーを１１１８反するように傾
倒させて退避させる退避姿勢とに姿勢変更可能に構成し
ている枝打機に対しても適用できる。

以上の説明から明らかなように本発明によると、木の下
方の枝のない間ｔこ対して、位置規制アームｔ２Ｄの遊
動他端部■を、枝打を開始したい高さに対応する所定範
囲内の所望上昇高さ設定ダイヤル（至）の係合部叫・・
・に選択係合してチェンソー（９）を強制退避姿勢にし
て上昇でき、しかも、上昇に対応した前記設定ダイヤル
の回転により、この係合を設定高さ位置で離脱しチェン
ソーを進出枝切断姿勢に姿勢変更してこの設定高さから
枝打作業ができるので、木の下方の枝のない間を、従来
のように幹に対してチェンソーが進出枝切断姿勢で上昇
し、この間の樹皮にチェンソーがあｒこり損傷を与えろ
ことがなくなる。特に、この間に曲がり部、膨田部があ
っても、従来のようにこの部所にテエンソーが喰込みエ
ンスト等を生じるトラブルも回避でき、常に円滑確実に
」二昇できる。また、この間の上昇時に、従来のように
チェンソーバー（２）若しくは当て（至）が幹表面ｔこ
対して接当摺動する際に生じていた摺動抵抗がなくなり
、その分円滑に上昇できる。

さらに、本発明は、従来構造の枝打機に設けられている
前記設定ダイヤルαＧに所要数の係合邪曲を形成する他
、主枠（１）等に前記アームＩ２ク一端を回動自在に取
付けるだけの容易な改良で済み、構造が極めて簡単であ
る。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の実施例を示すもので、第１図は本発明を
枝打機に装着しｔこ場合のｉｌＥ而図面第２図は同平面
囚、第３図は同要部一部破断断面図（実線はスイングミ
ッションケースに装着され垂直駆動車軸周りにスイング
するものを示す）、第４図は要部拡大斜視図である。（符　号）（１）・・・主枠　（２）（１）・・・車輪（（２）・
・・駆動車輪、（４）・・・遊動車ｆｉｉｉｉ　）　ｆ
６）・・・幹　（７）・・・垂直駆動車軸　（９）・・
・チェンジ−（１（１・・・原動機（１２・・・（駆動
）車輪用伝動系路　（１：Ｑ・・・正逆切換機構　αＧ
・・・所望上昇高さ設定ダイヤル日・・・係合部　ｆ２
Ｎ）・・・姿勢規制アーム■・・・遊動他端部竺１し１第２図

Claims

【特許請求の範囲】

木の幹（６）の周囲を適当数の車輪（２）・・・、（１
）・・・によって接当抱持し、所望する上昇高さに応じ
て任意の高さに設定できるとともに、上昇に対応して回
転する所望上昇高さ設定ダイヤルαＧと、車輪用伝動系
路叫中途に組み込んだ正逆切換機構（１３とを連動し、
この切換機構の切換により原動機（１０の動力を少なく
とも前記−車輪（２）・・・以上に正逆転伝達し、正逆
転駆動することによって前記幹に対して上昇下降する一
方、前記幹表面に沿って上方へ起立状に位置する進出枝
切断姿勢と、幹表向から離反した退避姿勢とに上昇およ
び下降時に自動的に姿勢変更可能にチェンソ−（９）を
装着し、進出枝切断姿勢時に、上昇途中の枝を切断する
枝打機においテ、前記ダイヤル（２）の外周縁部若しく
はこの近傍に所要数の係合部ａｔａ・・・を形成する一
方、遊動他端部＠を所定範囲内にある前記係合部叫・・
・に選択係合し前記チェンソーを退避姿勢に姿勢規制で
きる姿勢規制アーム２１）一端を主枠（１）若しくはこ
れに装着した部材に回動自在に取付け、上昇に対応した
前記ダイヤルαＧの所要回転により、前記係合部と係合
させた前記アームを離脱可能に構成し、この離脱により
チェンソーを進出枝９１断姿勢に姿勢変更可能にした枝
打機のチェンソー姿勢変更装置。