JPS6010177B2 - 内燃機関用チョ−ク制御装置 - Google Patents

内燃機関用チョ−ク制御装置

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JPS6010177B2
JPS6010177B2 JP51076963A JP7696376A JPS6010177B2 JP S6010177 B2 JPS6010177 B2 JP S6010177B2 JP 51076963 A JP51076963 A JP 51076963A JP 7696376 A JP7696376 A JP 7696376A JP S6010177 B2 JPS6010177 B2 JP S6010177B2
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plate
thermally responsive
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engine
choke
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ジエームズ、ジヨセフ、アームストロング、ザサード
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Texas Instruments Inc
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M1/00Carburettors with means for facilitating engine's starting or its idling below operational temperatures
    • F02M1/08Carburettors with means for facilitating engine's starting or its idling below operational temperatures the means to facilitate starting or idling becoming operative or inoperative automatically
    • F02M1/10Carburettors with means for facilitating engine's starting or its idling below operational temperatures the means to facilitate starting or idling becoming operative or inoperative automatically dependent on engine temperature, e.g. having thermostat
    • F02M1/12Carburettors with means for facilitating engine's starting or its idling below operational temperatures the means to facilitate starting or idling becoming operative or inoperative automatically dependent on engine temperature, e.g. having thermostat with means for electrically heating thermostat

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Means For Warming Up And Starting Carburetors (AREA)
  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は内燃機関用チョーク制御装置に関し、特にエン
ジン温度に敏感に応答できる改善された加熱冷却特性を
有するチョーク制御装置に関する。
従来の自動車チョーク制御装置は、エンジンに熱的に結
合されたサーモスタット金属コイルを使用しており「
このサーモスタット金属コイルによって、エンジンが暖
まるにつれて「キャブレ外こ流入する空気をより多くす
るようにチョーク弁を開いている。
この方法によって「従来のチョーク制御装置は「エンジ
ン始動時に濃い混合気をエンジンに供給してエンジンの
始動を容易にしている。一方、エンジンが通常の動作温
度に達した後は〜もっとも薄に混合気を供給することに
よって燃料の経済性が高められる。しかしながらトこの
チョーク制御装置はもある条件すなわち高地においては
必ずしも十分な性能を発揮せずトー般的に応答性が不十
分である。チョーク制御装置を改良するために自己調節
式の抵抗ヒータが使用されており「 コイルにより良好
な応答性が達成されて濃い混合気を供給する時間をでき
るだけ少なくすることができる。
自己調節式の抵抗ヒータを使用することによってチョ−
ク制御装置の性能は大幅に改善されたが〜チョ−ク制御
装置からその周囲のチョークハウジングに逃げる熱損失
の問題は依然として残されている。この熱損失はチョー
ク制御装置の加熱応答時間を遅らせるとともに冷却速度
を増加させ「 これらの現象はともにチョーク制御装置
の適正な働きを阻害する。これらの欠点を除去するため
には大容量のヒータが必要となりそのため高価となる。
従っても本発明の目的は〜加熱冷却特性を改善した新規
な自動車用チョーク制御装置を提供することにあり、こ
れによって自動車のエンジンから排出される大気汚染物
質の量をできるだけ少なくすることができる。本発明の
別の目的は「加熱冷却特性を改善することに加えて「信
頼性のある長寿命のチョーク制御装置を提供することあ
り「 さらに簡単な構造で安価で頑丈なチョーク制御装
置を提供することにある。上記の目的を達成するために
、本発明のチョーク制御装置は「熱応答コイル装置とト
電気抵抗ヒータ装橿と、特に改善されたヒートシンク部
材とを有する。
ヒートシンク部材は「電気抵抗ヒータ装置から熱応答コ
イル装置に熱を伝える役割を果たし、電気抵抗ヒータ装
置が取り付けられている板と、熱応答コイル装置が取り
付けられているブッシングとを有する。前記板の外縁部
は約900の角度で折り曲げられてアースに接続され、
板の外縁部の端面のみが電気的に接続されることによっ
て電気的接続部からの熱の逃げが最小に抑えられる。さ
らに、板の外側枠部分は断熱ガスケツトによって支持さ
れる。また、板の内側ヒータ部分と外側枠部分との間の
位置には溝穴が形成され、内側ヒータ部分から外側枠部
分への熱の逃げが抑えられる。以下添付図面を参照して
本発明の実施例を詳細に説明する。
第1図及び第2図において「符号1Wま「本発明によて
提供されるL新規でかつ改良された自動車用チョーク制
御装置を示す。制御装置18‘ま「本体部分14と突起
部分量6とを備える(ウジング】2を有する。本体部分
14は内部空洞事蟹と底部くぼみ部分20とを有する。
ハウジング亀2はフェノール樹脂などの高い剛性を有す
る絶縁材で作るのが好ましい。本発明によればト制御装
置君川ま「ほぼ円形の板24を有するヒートシンク部材
22を有し、この板盈鮒ま内側ヒータ部分23と外側枠
部分25を有する。
この外側枠部分26を介して板2恥まハウジング12に
装着される。板24は底部くぼみ部分2Qを閉じている
。第3図に最もよく示されるように、板24‘ま折り曲
げられた外縁部26を有しもこの外縁部26はハウジン
グ亀2の底部を取り囲んでいる。板24鼻ままた、2個
の区弧状の溝穴289 30を有し、これらの溝穴は内
側ヒータ部分23と外側枠部分25の間に設けられト半
径方向に流れる熱損失を防止する。半径方向の熱損失に
ついては後に詳しく述べる。板24はさらにも円弧状の
溝穴28,38の端部の間に設けられた2個の穴329
34を有し「これらの穴円弧状の溝穴28,38の延
長線よりわずかに半径方向外方に配置するのが好ましい
。これらの穴3公 3Wま外側枠部分25に設けられ、
板24をハウジング色2に固定するためのりペット36
,藷函を受容する。特に第2図に示されるように、ヒー
トシンク部材22はブッシング4Qを有し、このブッシ
ング40はヒートシンク部材2舞とは別個に作ってこれ
をかしめ接合または溶接接合などによってヒートシンク
部材22に固定してもよいし「 またはヒートシンク部
材22と一体に形成してもよい。ヒートシンク部材22
は大きな熱伝導率を有する金属で作るのが好ましく、特
にブツシング40をしんちゆうで作り残りのヒートシン
ク部材22を袷間圧延鋼材で作るのが好ましい。本発明
のチョーク制御装置においては、ヒートシンク部材22
のブツシング40‘こ溝42を形成し、熱応答コイル装
置すなわちサーモスタット金属コイル44の一端を溝4
2にはめ込んである。サーモスタット金属コイル4Wま
、異種の金属から成る多層のサーモスタット金属ストリ
ップを渦巻き状に巻いたものであり、その両端には、コ
イルの半径方向外方に突出するように突出端46を設け
てある。このサーモスタット金属コイル44は2層また
は3層の材料から成りトこれらの層のひとつは比較的大
きな熱膨張係数を有し、他の層は比較的小さな熱膨張係
数を有する。サーモスタット金属コイル44の一端をブ
ツシング40の溝42にはめ込むことによって「このサ
ーモスタット金属コイル44をヒートシンク部材22に
しっかりと取り付けることができ、サーモスタット金属
コイル44のこの一層は固定状態に維持される。このよ
うな配置において〜サーモスタット金属コイル44が加
熱されると、渦巻き状の金属コイルは巻きが解かれてゆ
き、突出端46が動く(すなわち第1図においてチョ−
ク制御装置に対して時計方向に回転する)。本発明によ
れば、ブッシング40の底部にフランジ48がかしめ接
合、溶接接合またはリベット鼓合などによって固定され
る。
このフランジ48は、第2図及び第7図に最もよく示さ
れるように、ヒmトシンク部材22の一部となっている
。フランジ48はサーモスタット金属コイル44の一方
の端面をほぼ覆うように延びており、板24はサーモス
タット金属コイル44の他方の端面に沿って延びている
。フランジ48は大きな熱伝導率を有する剛性の金属で
作るのが好ましく「 このうな材料を使用することによ
ってサーモスタット金属コイル44の損傷を防止し、ま
たチョーク制御装置亀0の温度特性を改善することがで
きる。チョーク制御装置10の温度特性については後に
述べる。自己調節式の電気抵抗ヒータ篤Qがヒートシン
ク部材22の底部くぼみ部分2Q内に固定されている。
このヒータ5川まヒートシンク部材22を介してサーモ
スタット金属コイル44に熱的に縞合されている。ヒー
タ5川ま、第2図に示すように、2個の抵抗ヒータ52
,64を有することが好ましく、抵抗ヒータ52,54
は抵抗性の金属でできた本体部分52。,,54.,を
有する。これら本体部分52。,? 54。,はその両
端面に金属表面層52。2,52山3及び54。
2,54.3を有し、これら金属表面層はヒートの電気
接続部とな。
金属表面層52.3,54‘3 はヒートシンク部村2
2に固定するのが好ましく、この固定には、金属を充満
させた電導性ェポキシ接着剤等を使用してもよく、また
は所望ならばろう付けで固定してもよい。抵抗ヒート5
2,54の本体部分52.,,54。,は正の抵抗温度
特性を有する材料で作るのが好ましく、さらにこのヒー
タ材料は、室温において非常に低い電気抵抗を示すもの
であるのが好ましい。ただし、このヒート材料は自己加
熱されて非常に短時間で変態温度に達するものであり、
この変態温度でヒータ材料の電気抵抗は急激に増加する
ものである。抵抗ヒータ52,54‘ま、第4図に示さ
れるように、単一のヒータ素子56の中に包含されてお
り、きわめて経済的に製造される。ヒータ素子56は、
代表的には、ランタンを添加したチタン酸バリウムで作
られ、その組成は経験式として母.斑7ね.の3Ti0
3で与えられる。ヒータ素子56の金属表面56.2は
シルクスクリーン印刷法を用いてヒータ本体部分56.
,の上面の必要な部分に形成される。この金属表面56
.2は、第4図に示されるように、2個の接触表面から
成り、それぞれが抵抗ヒータ52,54の金属表面層5
2.2と54.2に対する。また他の方法によっても、
金属表面56.2 を2つの部分に形成することができ
よう。この種の抵抗ヒータは自己調節的であり、抵抗ヒ
ータがその変態温度に達すると電気抵抗が急激に増加し
、抵抗ヒータを流れる電流は減少する。従って、抵抗ヒ
ータの温度は変態温度付近で安定し、抵抗ヒータを流れ
る電流は抵抗ヒータを変態温度付近の温度に保つ働きを
する。この種の自己調節式ヒータは、入力電圧が6〜1
6V(直流)の範囲内において、電圧変動に比較的影響
されずもかつ通常の電圧の1の音のサージ電圧に耐える
ことができる。従って「 この種の抵抗ヒータ材料は自
動車の電気系統に使用するのに適している。本発明によ
れば「上述の自己調節式の抵抗ヒータ52と54は「そ
れぞれ同一のヒートシンク部村22を加熱することにな
るが、異なる条件で作動する。
ハウジング12の底部くぼみ部分20内において、電導
性金属材料から成る2個のばね接触部材58,59がハ
ウジング12に固定され、これらのばね接触部材58,
59は抵抗ヒータ52,54にそれぞれ接触する。ばね
接触部材58は「第2図に示すように、リベット6肌こ
よってハウジング母2に固定されへりペット60‘まハ
ウジング12を貫通して電気接続板62に係合し〜これ
と電気的に結合する。電気接続板62は端子部分64を
有し「 この端子部分64は自動車の電源に接続される
。リベット6Q‘ま、一方で、リベット68と協働して
絶縁板66をハウジング12に固定する。これらリベッ
ト6館,68をハウジング12に固定する前に「ハウジ
ング奪2の溝72に○リング70が挿入され「周囲の湿
気に対して内部空洞亀8が密閉される。もう一方のばね
接触部材59は、電導性金属リベット7叫こよって底部
くぼみ部分20内に固定される。
リベット74の一端はハウジング角蟹の内部空洞18内
に延びて電気接点78として働く。ハウジング官2の内
部空洞18内にはスナップ動作をするサーモスタット金
属板す蚤が配置されLサーモスタット金属板78の外周
は内部空洞88内のハウジング肩部鏡25と戦っている
。サーモスタット金属板ず舞は中央に関口蟹蟹を有する
。内部空洞官軍内のサーモスタット金属板す覇の上方に
もくもの形をした別のさまね接触部村84が配置される
。ばね接触部村銭亀の中央には電気接点蟹6が固定され
t この電気接点86はサーモスタット金属板7函の閉
口蚤肌こ係合する。電気接続板62と絶縁板6鰍ぷ「ゥ
ジング亀塁の内部空洞18を覆い、内部空洞軍蚤内には
サーモスタット金属板78とばね接触部材蟹4が収容さ
れる。サーモスタット金属板番川ま適当なバイメタル材
料で作られ、通常の方法で適当な皿形にされる。サーモ
スタット金属板ず8:まt例えば周囲温度が15.6q
o(600F)以下のときに〜第2図に示す状態にあっ
てtGまね接触部材蟹亀の電気接点登辱をリベットを4
の電気接点?6から離している。一方周囲温度がi5,
600(600F)以上のときは「 サーモスタット金
属板?舷まスナップ動作を伴って逆向きの皿形の状態と
なり、ばね接触部材84の電気接点86をリベット74
の電気接点76に接触させる。このとき電気接続板62
と抵抗ヒータ54が電気的に接続する。従って、サーモ
スタット金属板78は「本発明のチョーク制御装置10
において、周囲温度検出スイッチとして働く。もしエン
ジンが15.6oC(600F)以上の周囲温度のもの
とで作動するならば〜サーモスタット金属板7乳ま「エ
ンジン作動中にト抵抗ヒータ54に電気0を供聯合する
ことになる。このような周囲温度条件においては、抵抗
ヒ*夕52と54は協働してヒートシンク部村22を加
熱し、単に抵抗ヒータ52のみが作動するときよりも急
速にヒートシンク部材22を加熱する。その結果「サー
モスタット金属コイル母4は「非常に急速に、突出端4
6を動かすに必要な温度まで加熱され、突出機46は第
2図に示すようにベルクランク85を動かす。従って「
エンジンが始動した後にチョーク弁は十分に開きトェン
ジンから排出される大気汚染物質はできるだけ抑えられ
る。制御装置亀肌ま一般的には、第5図及び第6図に示
すように「金属製のチョークハウジング蚤8内に収容さ
れ「チョークハウジング8餅まエンジン88‘こ装備さ
れる。
板24とチョークハウジング8蚤の間には断熱ガスケッ
トg8が設けられ、チョーク制御装置軍Q‘まチョーク
ハウジング蟹蟹から熱的に絶縁される。板2亀の折り曲
げられた外縁部舞8の端面は「第5図に示されるように
も電気伝導部材耳82に接触してアースと電気的に接続
されトもって電気回路が完結する。電気伝導部村韓Q2
は〜チョーク制御装置をチョークハウジング蟹8の取り
付け部分電■ローこ装着する役割も果たす。チョークハ
ウジング881ま、チョーク弁鶴亀を含むキャブレタ9
2の近くにありもチョーク弁941まバタフライ型であ
るのが好ましい。チョーク弁945ま燃料と空気から成
る混合気の混合比を制御するものであり〜混合気はキャ
ブレ夕g認‘こよって通路93を経由してエンジン9Q
‘こ送られる。サーモスタット金属コイル44の突出端
亀6が温度変化に応答して動くことにより、ベルクラン
タ登覇とIJンク部材覇7が回転し、枢動板鰭富が回転
する。従って「周囲温度がサーモスタット金属板?覇の
スナップ作動温度以下のときはもエンジンが始動したと
きに抵抗ヒータ52だけがサーモスタット金属コイル4
4を加熱する。
しかしながら、もし周囲温度がサーモスタット金属板7
8のスナップ作動温度以上であれば、抵抗ヒータ52と
54の両方がサーモスタット金属コイル44を加熱する
。抵抗ヒータ52,54からの熱はヒートシンク部材2
2を介してサーモスタット金属コイル44に伝えられる
。サーモスタット金属コイル44が敏感に応答するため
には、サーモスタット金属コイル44の全ての部分が同
時にかつ一様に加熱されることが大切である。一様な加
熱の重要性は、特に比較的小さな熱伝導率を有する従来
の2層式バイメタルコイルを使用したときに顕著である
。本発明では、円弧状の溝穴28,30を有する板24
「ブツシング40及びフランジ48を使用することによ
って、一様な加熱が得られる。サーモスタット金属コイ
ル44はプツシング40によって第2図の上下から加熱
されることになり、すなわち板24によって上から加熱
されフランジ48によって下から加熱され、加熱時間が
改善される。また「サーモスタット金属コイル44が上
下から加熱されるために、ブツシング401こ対するサ
ーモスタット金属コイル44の傾きが加熱特性に与える
影響を最小にすることができる。サ−モスタット金属コ
イル44の各部分が加熱源から離れる平均距離は、本発
明により、きてめて一様になる。従って、各制御段階で
チョーク制御装置の性能の一様性が保証される。板24
に設けられた円弧状の溝穴28,30は、熱伝導性のチ
ョークハウジング88に向かって板24内を半径方向外
方に流れる熱の流れを止める働きをする。
溝穴28,3川ま内側ヒータ部分23と外側枠部分26
の間に設けられ、サーモスタット金属コイル44の本体
は溝穴28,30の半径方向内方に配置される。従って
、ヒートシンク部材22に伝えられた熱は内側ヒータ部
分23内に保持され、抵抗ヒータ52,54で発生した
熱のうちサーモスタット金属コイル44を加熱するのに
使われる熱を最大にすることができる。チョークの応答
時間を短縮するためには〜抵抗ヒータで発生する熱を最
大限に有効に利用することが重要である。さらに「熱の
有効利用によって「小型でかつ安価なヒータを使用する
ことができる。また一方で「 ヒータの加熱を停止した
ときに、熱が急速には失われないことが大切である。理
想的には、チョーク制御装置106まエンジンと同じ割
合で冷却されるのが好ましい。チョーク制御装置10が
冷却されると、チョークはエンジンが再始動するための
正しい位置に戻る。板24の溝穴28と30は、熱が板
24の半径方向外方に流れて熱伝導性のチョークハウジ
ング88に流れ込むのを防止し「板24が急速に冷却さ
れるのを防止する。フランジ48は、一様かつ急速な加
熱を可能にするこに加えて、チョーク制御装置10の急
速な冷却を防止する。
チョークハウジング88内にはサーモスタット金属コイ
ル44を冷却するような対流が発生し、フランジ48は
この対流からサ−モスタツト金属コイル44を保護し、
フランジ48の熱容量によってサーモスタット金属コイ
ル44の冷却を遅らせる。チョーク制御装置10をチョ
ークハウジング88から熱的に絶縁するために断熱ガス
ケット98を使用しているが、この断熱ガスケット98
もサーモスタット金属コイル44の急速加熱と緩遠冷却
に役立つ。
また、板24の折り曲げられた縁26も、チョークハウ
ジング88との電気接続を可能にするとともに、チョー
クハウジング88への熱の移動を最小にする。すなわち
、約900の角度で折り曲げられた外縁部26の端面が
電気伝導部材に当援するように構成されているので、外
縁部26と電気伝導部材の接触面積はきてめて小さくな
り、その接触面積を通過する熱移動が最小限に抑えられ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のチョーク制御装置の平面図、第2図は
第1図の線2−2で切断した断面図、第3図は第2図に
示すチョーク制御装置に使われるヒートシンク部材の拡
大平面図、第4図は第2図に示すチョーク制御装置に使
われるヒータ素子の拡大平面図、第5図は自動車のチョ
ークハウジングに収容されている本発明のチョーク制御
装置の部分断面図、第6図は従来の内燃機関と本発明の
チョーク制御装置を備えたキャブレタとの一部を破断し
た部分分解斜視図、第7図は第2図に示すチョーク制御
装置のヒータ素子、ヒートシンク部村及びサーモスタッ
ト金属コイルの断面図である。 jo……チョーク制御装置、22…・・・ヒートシンク
部材、23……内側ヒータ部分、24……板「 25…
…外側枠部分、26…・・・折り曲げられた外縁部「
40・・・・・・ブッシング、44…・・・サーモスタ
ット金属コイル、亀8・・・・・・フランジ、52,5
4……抵抗ヒータ、88・…けチョークハウジングし
90……エンジン「 93・・・…通路、94・・・・
・〇チョーク弁〜 98……ガスケット、102……電
気伝導部村。 漁。 #。雄池協 姑噂。 3。 均4 #彰数。 洋鞠小 雄物。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 自動車用エンジンの始動後にエンジン温度が上昇す
    るにつれてエンジンのチヨークを調節することのできる
    周囲温度補償特性を有するチヨーク制御装置において、
    (イ)チヨークを調節するために、自己の温度上昇に応
    答して動くことのできる熱応答コイル装置、(ロ)エン
    ジン始動時に前記熱応答コイル装置を加熱するために電
    源から電気を供給されるように構成された電気抵抗ヒー
    タ装置、及び(ハ)前記熱応答コイル装置に対して熱移
    動可能に関係づけられたヒートシンク部材であって、(
    a)前記熱応答コイル装置が取り付けられているブツシ
    ング、(b)前記電気抵抗ヒータ装置が取り付けられて
    いる内側ヒータ部分と、外縁部が約90°の角度で折り
    曲げられている外側枠部分とを有する板(c)前記外側
    枠部分の外縁部が電気的にアース接続されるように、前
    記外縁部の端面に接触して配置された電気伝導部材、(
    d)折り曲げられた前記外縁部に近接して前記外側枠部
    分とチヨークハウジングとの間に配置された断熱ガスケ
    ツト、及び(e)前記板の内側ヒータ部分と外側枠部分
    との間の位置に形成された溝穴、を有するヒートシンク
    部材、 を有することを特徴とするチヨーク制御装置。 2 特許請求の範囲第1項記載のチヨーク制御装置にお
    いて、前記板の片面が前記熱応答コイル装置の一方の端
    面に沿って延び、前記板の他面に前記電気低抗ヒータ装
    置が装着されており、前記ブツシングにはフランジが設
    けられ、該フランジの片面が前記熱応答コイル装置の他
    方の端面に沿って延びることを特徴とするチヨーク制御
    装置。
JP51076963A 1975-06-30 1976-06-29 内燃機関用チョ−ク制御装置 Expired JPS6010177B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US591548 1975-06-30
US05/591,548 US4058097A (en) 1975-06-30 1975-06-30 Choke control

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5231233A JPS5231233A (en) 1977-03-09
JPS6010177B2 true JPS6010177B2 (ja) 1985-03-15

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ID=24366915

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP51076963A Expired JPS6010177B2 (ja) 1975-06-30 1976-06-29 内燃機関用チョ−ク制御装置

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Country Link
US (1) US4058097A (ja)
JP (1) JPS6010177B2 (ja)
DE (1) DE2629437C2 (ja)
GB (1) GB1546141A (ja)
IT (1) IT1062018B (ja)

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