JPS60101327A - デイスクブレーキキヤリパ - Google Patents
デイスクブレーキキヤリパInfo
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- JPS60101327A JPS60101327A JP58208120A JP20812083A JPS60101327A JP S60101327 A JPS60101327 A JP S60101327A JP 58208120 A JP58208120 A JP 58208120A JP 20812083 A JP20812083 A JP 20812083A JP S60101327 A JPS60101327 A JP S60101327A
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- JP
- Japan
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- caliper
- alloy
- bridge
- disc
- disc brake
- Prior art date
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D55/00—Brakes with substantially-radial braking surfaces pressed together in axial direction, e.g. disc brakes
- F16D55/02—Brakes with substantially-radial braking surfaces pressed together in axial direction, e.g. disc brakes with axially-movable discs or pads pressed against axially-located rotating members
- F16D55/22—Brakes with substantially-radial braking surfaces pressed together in axial direction, e.g. disc brakes with axially-movable discs or pads pressed against axially-located rotating members by clamping an axially-located rotating disc between movable braking members, e.g. movable brake discs or brake pads
- F16D55/224—Brakes with substantially-radial braking surfaces pressed together in axial direction, e.g. disc brakes with axially-movable discs or pads pressed against axially-located rotating members by clamping an axially-located rotating disc between movable braking members, e.g. movable brake discs or brake pads with a common actuating member for the braking members
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D55/00—Brakes with substantially-radial braking surfaces pressed together in axial direction, e.g. disc brakes
- F16D2055/0004—Parts or details of disc brakes
- F16D2055/0016—Brake calipers
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D2250/00—Manufacturing; Assembly
- F16D2250/0007—Casting
- F16D2250/0015—Casting around inserts
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Braking Arrangements (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（イ）産業上の利用分野
本発明は、ディスクブレーキ用キャリパ、特に、ディス
クロータを中心に対向配置した対のパッド、の一方を、
シリンダに挿入したピストンで押圧し、他方のパッドは
、その反力をブリッジ部を介してシリンダ部に連なるア
ウター爪に伝達して押圧するＡＩ！又はＡ７合金製のツ
イスト型フローティングキャリパに関する。
クロータを中心に対向配置した対のパッド、の一方を、
シリンダに挿入したピストンで押圧し、他方のパッドは
、その反力をブリッジ部を介してシリンダ部に連なるア
ウター爪に伝達して押圧するＡＩ！又はＡ７合金製のツ
イスト型フローティングキャリパに関する。
（ロ）従来技術とその問題点
ディスクブレーキの軽量化の要求が高まっている昨今、
Ａ／又はＡＩ！合金製のキャリパが検討されている。ツ
イスト型フローティングキャリパもその例に漏れないが
、従来のＡ／又はＡＩ！合金製キャリパは、高級鋳鉄製
のものと比較して高温強度が不足し、機械的性質も劣っ
ており、このため、ディスクロータに近接するブリッジ
部が高温のディスク熱に晒された状態でブレーキ力が負
荷されると、シリンダ部とアウター爪が相対的に離反す
る方向に押し開かれてキャリ１−、ａパの永久変形もし
くは破壊につながる可能性がある。このようなことから
、ＡＩ！又はＡ／合金製のＦＳキャリパにおいては、特
に高温強度を改善することが重要な課題となっているが
、現時点ではその有効な対策が見い出されておらず、従
って、取付スペース等の関係でキャリパブリッジ部の肉
厚が制限されるとき等は、軽量化の要求に添えないのが
実情である。
Ａ／又はＡＩ！合金製のキャリパが検討されている。ツ
イスト型フローティングキャリパもその例に漏れないが
、従来のＡ／又はＡＩ！合金製キャリパは、高級鋳鉄製
のものと比較して高温強度が不足し、機械的性質も劣っ
ており、このため、ディスクロータに近接するブリッジ
部が高温のディスク熱に晒された状態でブレーキ力が負
荷されると、シリンダ部とアウター爪が相対的に離反す
る方向に押し開かれてキャリ１−、ａパの永久変形もし
くは破壊につながる可能性がある。このようなことから
、ＡＩ！又はＡ／合金製のＦＳキャリパにおいては、特
に高温強度を改善することが重要な課題となっているが
、現時点ではその有効な対策が見い出されておらず、従
って、取付スペース等の関係でキャリパブリッジ部の肉
厚が制限されるとき等は、軽量化の要求に添えないのが
実情である。
（ハ） 問題点を解決するだめの手段
本発明は、上記の課題解決を目的としてキャリパの鋳造
時即ちＡＪ又はＡＩ！合金を鋳型に鋳込む際にＮ１を主
成分とする三次元不規則網状構造の発泡金属をブリッジ
部に埋込み、制動時に曲げ応力を受ける当該ブリッジ部
を強化したものである。
時即ちＡＪ又はＡＩ！合金を鋳型に鋳込む際にＮ１を主
成分とする三次元不規則網状構造の発泡金属をブリッジ
部に埋込み、制動時に曲げ応力を受ける当該ブリッジ部
を強化したものである。
なお、本発明に採用する発泡金属１は、第３図に示ずよ
うに、三次元不規則網状の骨格２間に多数の空孔３を有
する空孔率の高い金属で、この発泡金属はディスク熱を
受けるブリッジ部の少なくとも内面側に埋設すればよく
、このようにして得られたキャリパは、発泡金属１の空
孔３がＡ／又はＡＩ！合金溶湯の含浸によって埋められ
、キャリパの主材料であるＡｌ又はＡＩ！合金中にＮｉ
を主成分とする強化物質が均一に分散されるため機械的
強度が向上する。
うに、三次元不規則網状の骨格２間に多数の空孔３を有
する空孔率の高い金属で、この発泡金属はディスク熱を
受けるブリッジ部の少なくとも内面側に埋設すればよく
、このようにして得られたキャリパは、発泡金属１の空
孔３がＡ／又はＡＩ！合金溶湯の含浸によって埋められ
、キャリパの主材料であるＡｌ又はＡＩ！合金中にＮｉ
を主成分とする強化物質が均一に分散されるため機械的
強度が向上する。
また、発泡金属のＮｉとＡＡ’等は、はぼ７００〜９０
０℃の範囲下にある溶湯の温度により相互拡散して反応
し、このため、耐熱強度等に優れるＮ ｉ −Ａ ｌの
金属間化合物が生成され、かつＮｉとＡ７は強固に一体
化されることになる。従って、高温にも耐え得るものと
なって発明の目的が達成される。
０℃の範囲下にある溶湯の温度により相互拡散して反応
し、このため、耐熱強度等に優れるＮ ｉ −Ａ ｌの
金属間化合物が生成され、かつＮｉとＡ７は強固に一体
化されることになる。従って、高温にも耐え得るものと
なって発明の目的が達成される。
そのほか、生成される金属間化合物の量は、発泡金属１
の骨−格の太さを調整することによって自由に変えるこ
とができ、また、発泡金属の骨格の太さは、Ｎｉ又はそ
の他の金属粉末を塗布するなどして調整でき、従って、
ブリッジ部の強度や耐熱特性等の性状をコントロールし
てブリッジ部の薄肉化を計ることも可能になる。
の骨−格の太さを調整することによって自由に変えるこ
とができ、また、発泡金属の骨格の太さは、Ｎｉ又はそ
の他の金属粉末を塗布するなどして調整でき、従って、
ブリッジ部の強度や耐熱特性等の性状をコントロールし
てブリッジ部の薄肉化を計ることも可能になる。
に） 実施例
第１図は、この発明のキャリパを採用したディスクブレ
ーキをディスクロータ外周部からディスク中心に向かっ
て見た平面図で、符号１０が、シリンダ部１１、ブリッ
ジ部１２、アウター爪１３、スライド部１４から成るツ
イスト型キャリパであり、このキャリパは、一端部が固
定部材１５に螺合されたスライドボルト１６により、デ
ィスクＤ（第２図）の回転軸方向にスライド自在に支持
されている。また、そのシリンダ内には、第２図に示す
ようにピストン１７が挿入されており、このピストンが
前進して対向パッドのうちの一方のパッド１８をディス
ク端面に押圧する・と、反力によってキャリパがピスト
ン側にスライドし、アウター爪１３１こ支持されたパッ
ド１８も反対側のディスク端面に押圧される。なお、第
１図の符号１９はキャリパスライド部を保護するダスト
ブーツ、第２図の符号２０はピストンのりトラクト機能
をもつシールリングである。
ーキをディスクロータ外周部からディスク中心に向かっ
て見た平面図で、符号１０が、シリンダ部１１、ブリッ
ジ部１２、アウター爪１３、スライド部１４から成るツ
イスト型キャリパであり、このキャリパは、一端部が固
定部材１５に螺合されたスライドボルト１６により、デ
ィスクＤ（第２図）の回転軸方向にスライド自在に支持
されている。また、そのシリンダ内には、第２図に示す
ようにピストン１７が挿入されており、このピストンが
前進して対向パッドのうちの一方のパッド１８をディス
ク端面に押圧する・と、反力によってキャリパがピスト
ン側にスライドし、アウター爪１３１こ支持されたパッ
ド１８も反対側のディスク端面に押圧される。なお、第
１図の符号１９はキャリパスライド部を保護するダスト
ブーツ、第２図の符号２０はピストンのりトラクト機能
をもつシールリングである。
このキャリパ１ｏは、第１図のパッチングを入れたブリ
ッジ部の内面側にのみ、発泡金属１を配し、その後、鋳
型内にＡＩ！又はＡＩ！合金の溶湯を鋳込んで得られた
もので、第２図の符号１２２Ｌで示す部位即ちピストン
防護ブーツ２１の取付部からパッド１８′の上部を押圧
すアウター爪の上方部迄がＡＩ！等と発泡金属の反応し
た強化部となっている。なお、この強化処理を肉厚Ｈで
示すブリッジ部１２の全体に施してもよい。
ッジ部の内面側にのみ、発泡金属１を配し、その後、鋳
型内にＡＩ！又はＡＩ！合金の溶湯を鋳込んで得られた
もので、第２図の符号１２２Ｌで示す部位即ちピストン
防護ブーツ２１の取付部からパッド１８′の上部を押圧
すアウター爪の上方部迄がＡＩ！等と発泡金属の反応し
た強化部となっている。なお、この強化処理を肉厚Ｈで
示すブリッジ部１２の全体に施してもよい。
（ホ）効果
以−Ｆの通り、この発明のキャリパは、Ｎｉを主成分と
する三次元不規則網状構造の発泡金属を埋めてブリッジ
部を強化したので、制動熱と制動力に起因する永久変形
もしくは破壊の問題がなくなる。
する三次元不規則網状構造の発泡金属を埋めてブリッジ
部を強化したので、制動熱と制動力に起因する永久変形
もしくは破壊の問題がなくなる。
また、上記の強化処理によってブリッジ部の肉厚Ｈを薄
くすることが可能になるため、ディスクロータの径を大
きくしてブレーキ容量を増大させることもできる。
くすることが可能になるため、ディスクロータの径を大
きくしてブレーキ容量を増大させることもできる。
第１図はこの発明に係る一実施例キャリパの組付状態を
示す平面図、第２図は同上のＩＩ−ＩＩ線に沿った断面
図、第３図は、本発明に採用する発泡金属の一例を示す
拡大斜視図である。 １・・・発泡金属、１０・・・キャリパ、１１・・・シ
リンダ部、１２・・・ブリッジ部、１２ａ・・・強化部
、１３・・・アウター爪、１４−・・スライド部。 特許出願人 住友電気工業株式会社 同 代理人 鎌 １） 文 二 第１図 第２図 手続補正書（峠） 昭和５９年８月２２日 特許庁長官志賀 学殿 ２、発明の名称 ディスクブレーキキャリパ ３、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住所 大阪市東区北浜５丁目１５番地 氏名（幻ね （２１３） 住友電気工業株式会社す。 昭和 年 月 日 （発送日） 明 細 書 １、発明の名称 ディスクブレーキキャリパ ２、特許請求の範囲 ディスクロータを中心に対向配置した対のパッドを抑圧
機構によりディスクに押圧するＡ、又はＡ／合金製のデ
ィスクブレーキキャリパにおいて、ディスクを越えて押
圧反力をうけるブリッジ部の少なくとも内面側にＮｉを
主成分とする三次元不規則網状構造の発泡金属をキャリ
パ鋳造時に埋設したことを特徴とするディスクブレーキ
キャリパ。 ａ 発明の詳細な説明 （イ）産業上の利用分野 本発明は、ディスクブレーキ用キャリパ、特にＡ／又は
Ａ１合金製のディスクブレーキキャリパに関する。 （ロ）従来技術とその問題点 ディスクブレーキの軽量化の要求が高まっている昨今、
Ａ／又はＡ１合金製のキャリパが検討されている。とこ
ろが、従来のｋｌ又はＡ／合金製キャリパは、高級鋳鉄
製のものと比較して高温強度が不足し、機械的性質も劣
っており、このため、ディスクロータに近接するブリ′
ツジ部が高温のディスク熱に晒された状態でブレーキ力
が負荷されると、抑圧機構部が相対的に離反する方向に
押し開力してキャリパの永久変形もしくは破壊につなが
る可能性があった。このようなことから、Ａ／ 又はＡ
、１合金製のディスクブレーキキャリパにおいては、特
に高温強度を改善することが重要な課題となっているが
、現時点ではその有効な対策が見い出されておらず、従
って、取付スペース等の関係でキャリパブリッジ部の肉
厚が制限されるとき等は、軽量化の要求に添えないのが
実情である。 （ハ）問題点を解決するための手段 本発明は、上記の課題解決を目的としてキャリパの鋳造
時即ちｋｌ又はＡ１合金を鋳型に鋳込む際にＮｉを主成
分とする三次元不規則網状構造の発泡金属をブリッジ部
に埋込み、制動時に曲げ応力を受ける当該ブリッジ部を
強化したものである。 なお、本発明に採用する発泡金属１は、第３図に示すよ
うに、三次元不規則網状の骨格２間に多数の空孔３を有
する空孔率の高い金属で、この発泡金属はディスク熱を
受けるブリッジ部の少なくとも内面側に埋設すればよく
、このようにして得られたキャリパは一発泡金属１の空
孔３がＡ、又はＡ１合金溶湯の含浸によって埋められ、
キャリパの主材料であるＡ、又はＡ４合金中にＮｉを主
成分とする強化物質が均一に分散されるため機械的強度
が向上する。 また、発泡金属のＮｉとＡ１等は、はぼ７００〜９００
℃の範囲下にある溶湯の温度により相互拡散して反応し
、このため、耐熱強度に優れるＮｉ・Ａｌ の金属間化
合物が生成され、かつＮｉとｋｌは強固に一体化される
ことになる。従って、高温にも耐え得るものとなって発
明の目的が達成される。 そのほか、生成される金属間化合物の量は、発泡金属１
の骨格の太さを調整することによって自由に変えること
ができ−また、発泡金属の骨格の太さは、Ｎｉ 又はそ
の他の金属粉末を塗布するなどして調整でき、従って、
ブリッジ部の強度や耐熱特性等の性状をコントロールし
てブリッジ部の薄肉化を計ることも可能になる。 に）実施例 第１図は、この発明のキャリパを採用したフローティン
グ型ディスクブレーキをディスクロータ外周部からディ
スク中心に向かって見た平面図で、符号１０が、シリン
ダ部１１、ブリッジ部１２、アウター爪１３、スライド
部１４がら成るツイスト型キャリパであり、このキャリ
パはｍ一端部が固定部材１５に螺合されたスライドボル
ト１６により、ディスクＤ（第２図）の回転軸方向にス
ライド自在に支持されている。また、そのシリンダ内に
は、第２図に示すようにピストレ１７が挿入されており
−このピストンが前進して対向パッドのうちの一方のパ
ッド１８をディスク端面に押圧すると、反力によってキ
ャリパがピストン側にスライドし、アウター爪１３に支
持されたパッド１Ｓも反対側のディスク端面に押圧され
る。なお、第１図の符号１９はキャリパスライド部を保
護するダストブーツ、第２図の符号２ｏはピストンのリ
トラクト機能をもつシールリングである。 このキャリパ１０は一第１図のハツチングを入れたブリ
ッジ部の内面側にのみ、発泡金属１を配し、その後、鋳
型内にＡ、又はＡ、合金の溶湯を鋳込んで得られたもの
で、第２図の符号１２ａで示す部位即ちピストン防護ブ
ーツ２１の取付部からパッド１８の上部を押圧するアウ
ター爪の上方部迄がＡ／等と発泡金属の反応した強化部
となっている。なお、この強化処理を肉厚Ｈで示すブリ
ッジ部１２の全体に施してもよい。 本実施例はフローティング型ディスクブレーキのもので
あるが、対向ピストン型ディスクブレーキ（図示せず）
であっても同様である。 （ホ）効果 以上の通り、この発明のキャリパは−Ｎｉ を主成分と
する三次元不規則網状構造の発泡金属を埋めてブリッジ
部を強化したので、制動熱と制動力に起因するキャリパ
の永久変形もしくは破壊の問題がなくなる。 また、上記の強化処理によってブリッジ部の肉厚■］を
薄くすることが可能になるため、ディスクロータの径を
大きくしてブレーキ容量を増大させることもできる。 ４、図面の簡単な説明 第１図はこの発明に係る一実施例キャリパの組付状態を
示す平面図、第２図は同上のＩ［−ＩＩ線に沿った断面
図−第３図は、本発明に採用する発泡金属の一例を示す
拡大斜視図である。 １・・・発泡金属、１０・・・キャリパ、１１・・・シ
リンダ部、１２・・・ブリッジ部、１２ａ・・・強化部
、１３・・・アウター爪、１４−・・スライド部。 特許出願人 住友電気工業株式会社 同代理人 鎌 １） 文 二
示す平面図、第２図は同上のＩＩ−ＩＩ線に沿った断面
図、第３図は、本発明に採用する発泡金属の一例を示す
拡大斜視図である。 １・・・発泡金属、１０・・・キャリパ、１１・・・シ
リンダ部、１２・・・ブリッジ部、１２ａ・・・強化部
、１３・・・アウター爪、１４−・・スライド部。 特許出願人 住友電気工業株式会社 同 代理人 鎌 １） 文 二 第１図 第２図 手続補正書（峠） 昭和５９年８月２２日 特許庁長官志賀 学殿 ２、発明の名称 ディスクブレーキキャリパ ３、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住所 大阪市東区北浜５丁目１５番地 氏名（幻ね （２１３） 住友電気工業株式会社す。 昭和 年 月 日 （発送日） 明 細 書 １、発明の名称 ディスクブレーキキャリパ ２、特許請求の範囲 ディスクロータを中心に対向配置した対のパッドを抑圧
機構によりディスクに押圧するＡ、又はＡ／合金製のデ
ィスクブレーキキャリパにおいて、ディスクを越えて押
圧反力をうけるブリッジ部の少なくとも内面側にＮｉを
主成分とする三次元不規則網状構造の発泡金属をキャリ
パ鋳造時に埋設したことを特徴とするディスクブレーキ
キャリパ。 ａ 発明の詳細な説明 （イ）産業上の利用分野 本発明は、ディスクブレーキ用キャリパ、特にＡ／又は
Ａ１合金製のディスクブレーキキャリパに関する。 （ロ）従来技術とその問題点 ディスクブレーキの軽量化の要求が高まっている昨今、
Ａ／又はＡ１合金製のキャリパが検討されている。とこ
ろが、従来のｋｌ又はＡ／合金製キャリパは、高級鋳鉄
製のものと比較して高温強度が不足し、機械的性質も劣
っており、このため、ディスクロータに近接するブリ′
ツジ部が高温のディスク熱に晒された状態でブレーキ力
が負荷されると、抑圧機構部が相対的に離反する方向に
押し開力してキャリパの永久変形もしくは破壊につなが
る可能性があった。このようなことから、Ａ／ 又はＡ
、１合金製のディスクブレーキキャリパにおいては、特
に高温強度を改善することが重要な課題となっているが
、現時点ではその有効な対策が見い出されておらず、従
って、取付スペース等の関係でキャリパブリッジ部の肉
厚が制限されるとき等は、軽量化の要求に添えないのが
実情である。 （ハ）問題点を解決するための手段 本発明は、上記の課題解決を目的としてキャリパの鋳造
時即ちｋｌ又はＡ１合金を鋳型に鋳込む際にＮｉを主成
分とする三次元不規則網状構造の発泡金属をブリッジ部
に埋込み、制動時に曲げ応力を受ける当該ブリッジ部を
強化したものである。 なお、本発明に採用する発泡金属１は、第３図に示すよ
うに、三次元不規則網状の骨格２間に多数の空孔３を有
する空孔率の高い金属で、この発泡金属はディスク熱を
受けるブリッジ部の少なくとも内面側に埋設すればよく
、このようにして得られたキャリパは一発泡金属１の空
孔３がＡ、又はＡ１合金溶湯の含浸によって埋められ、
キャリパの主材料であるＡ、又はＡ４合金中にＮｉを主
成分とする強化物質が均一に分散されるため機械的強度
が向上する。 また、発泡金属のＮｉとＡ１等は、はぼ７００〜９００
℃の範囲下にある溶湯の温度により相互拡散して反応し
、このため、耐熱強度に優れるＮｉ・Ａｌ の金属間化
合物が生成され、かつＮｉとｋｌは強固に一体化される
ことになる。従って、高温にも耐え得るものとなって発
明の目的が達成される。 そのほか、生成される金属間化合物の量は、発泡金属１
の骨格の太さを調整することによって自由に変えること
ができ−また、発泡金属の骨格の太さは、Ｎｉ 又はそ
の他の金属粉末を塗布するなどして調整でき、従って、
ブリッジ部の強度や耐熱特性等の性状をコントロールし
てブリッジ部の薄肉化を計ることも可能になる。 に）実施例 第１図は、この発明のキャリパを採用したフローティン
グ型ディスクブレーキをディスクロータ外周部からディ
スク中心に向かって見た平面図で、符号１０が、シリン
ダ部１１、ブリッジ部１２、アウター爪１３、スライド
部１４がら成るツイスト型キャリパであり、このキャリ
パはｍ一端部が固定部材１５に螺合されたスライドボル
ト１６により、ディスクＤ（第２図）の回転軸方向にス
ライド自在に支持されている。また、そのシリンダ内に
は、第２図に示すようにピストレ１７が挿入されており
−このピストンが前進して対向パッドのうちの一方のパ
ッド１８をディスク端面に押圧すると、反力によってキ
ャリパがピストン側にスライドし、アウター爪１３に支
持されたパッド１Ｓも反対側のディスク端面に押圧され
る。なお、第１図の符号１９はキャリパスライド部を保
護するダストブーツ、第２図の符号２ｏはピストンのリ
トラクト機能をもつシールリングである。 このキャリパ１０は一第１図のハツチングを入れたブリ
ッジ部の内面側にのみ、発泡金属１を配し、その後、鋳
型内にＡ、又はＡ、合金の溶湯を鋳込んで得られたもの
で、第２図の符号１２ａで示す部位即ちピストン防護ブ
ーツ２１の取付部からパッド１８の上部を押圧するアウ
ター爪の上方部迄がＡ／等と発泡金属の反応した強化部
となっている。なお、この強化処理を肉厚Ｈで示すブリ
ッジ部１２の全体に施してもよい。 本実施例はフローティング型ディスクブレーキのもので
あるが、対向ピストン型ディスクブレーキ（図示せず）
であっても同様である。 （ホ）効果 以上の通り、この発明のキャリパは−Ｎｉ を主成分と
する三次元不規則網状構造の発泡金属を埋めてブリッジ
部を強化したので、制動熱と制動力に起因するキャリパ
の永久変形もしくは破壊の問題がなくなる。 また、上記の強化処理によってブリッジ部の肉厚■］を
薄くすることが可能になるため、ディスクロータの径を
大きくしてブレーキ容量を増大させることもできる。 ４、図面の簡単な説明 第１図はこの発明に係る一実施例キャリパの組付状態を
示す平面図、第２図は同上のＩ［−ＩＩ線に沿った断面
図−第３図は、本発明に採用する発泡金属の一例を示す
拡大斜視図である。 １・・・発泡金属、１０・・・キャリパ、１１・・・シ
リンダ部、１２・・・ブリッジ部、１２ａ・・・強化部
、１３・・・アウター爪、１４−・・スライド部。 特許出願人 住友電気工業株式会社 同代理人 鎌 １） 文 二
Claims (1)
- ディスクロータを中心に対向配置した対のパッドの一方
をシリンダに挿入したピストンで押圧し、他方のパッド
はその反力をブリッジ部を介してシリンダ部に連なるア
ウター爪に伝えて押圧するＡＩ！又はＡＩ！合金製のツ
イスト型フローティングキャリパにおいて、上記ブリッ
ジ部の少なくとも内面側にＮｉを主成分とする三次元不
規則網状構造の発泡金属をキャリパ鋳造時に埋設したこ
とを特徴とするディスクブレーキキャリパ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58208120A JPS60101327A (ja) | 1983-11-04 | 1983-11-04 | デイスクブレーキキヤリパ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58208120A JPS60101327A (ja) | 1983-11-04 | 1983-11-04 | デイスクブレーキキヤリパ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60101327A true JPS60101327A (ja) | 1985-06-05 |
| JPH0556410B2 JPH0556410B2 (ja) | 1993-08-19 |
Family
ID=16550962
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58208120A Granted JPS60101327A (ja) | 1983-11-04 | 1983-11-04 | デイスクブレーキキヤリパ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60101327A (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS55110842U (ja) * | 1979-01-30 | 1980-08-04 | ||
| JPS57156643U (ja) * | 1980-11-14 | 1982-10-01 |
-
1983
- 1983-11-04 JP JP58208120A patent/JPS60101327A/ja active Granted
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS55110842U (ja) * | 1979-01-30 | 1980-08-04 | ||
| JPS57156643U (ja) * | 1980-11-14 | 1982-10-01 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0556410B2 (ja) | 1993-08-19 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
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