JPS60101168A - 蓄熱材 - Google Patents
蓄熱材Info
- Publication number
- JPS60101168A JPS60101168A JP20852383A JP20852383A JPS60101168A JP S60101168 A JPS60101168 A JP S60101168A JP 20852383 A JP20852383 A JP 20852383A JP 20852383 A JP20852383 A JP 20852383A JP S60101168 A JPS60101168 A JP S60101168A
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- JP
- Japan
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- thermal energy
- heat storage
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明はパンシブソーラハウスの暖房等に使用される蓄
熱材に関するものである。
熱材に関するものである。
従来例の構成とその問題点
冬期の昼間の太陽熱を夜間の暖房に使用するパッシブソ
ーラハウスにおいては、昼間の太陽熱を一時貯えておく
必要がある。従来コンクリートブロック等に蓄熱する方
法が検討されて来たが、蓄熱体の容積を小型、軽量化す
る目的で最近では蓄熱密度の高い潜熱蓄熱利を用いる研
究が行なわれつつある。潜熱蓄熱材を昼間の太陽熱で融
解せしめて蓄熱状態にし、夜間凝固する際の放熱を暖房
に供しようとするものである。斯かる潜熱蓄熱材には、
不燃性であること、無毒であること、腐蝕性のないこと
、安価であること、大量に入手可能であること等が要求
されるが、蓄熱特性の面からは融解潜熱が大きいこと、
融点が２５℃乃至３０℃にあることが望まれる。硫酸ナ
トリウム１０水塩（Ｎａ２Ｓ０４＠１ｏＨ２ｏ）は約６
０ ｃａＱ／ｙ の大きな融解潜熱を示す有望な蓄熱材
候補の１つであるが、融点が約３２℃とバソシブソーラ
ノ・ウスへの適用には若干高く、これを３０℃以下に調
整することが望捷れてきた。
ーラハウスにおいては、昼間の太陽熱を一時貯えておく
必要がある。従来コンクリートブロック等に蓄熱する方
法が検討されて来たが、蓄熱体の容積を小型、軽量化す
る目的で最近では蓄熱密度の高い潜熱蓄熱利を用いる研
究が行なわれつつある。潜熱蓄熱材を昼間の太陽熱で融
解せしめて蓄熱状態にし、夜間凝固する際の放熱を暖房
に供しようとするものである。斯かる潜熱蓄熱材には、
不燃性であること、無毒であること、腐蝕性のないこと
、安価であること、大量に入手可能であること等が要求
されるが、蓄熱特性の面からは融解潜熱が大きいこと、
融点が２５℃乃至３０℃にあることが望まれる。硫酸ナ
トリウム１０水塩（Ｎａ２Ｓ０４＠１ｏＨ２ｏ）は約６
０ ｃａＱ／ｙ の大きな融解潜熱を示す有望な蓄熱材
候補の１つであるが、融点が約３２℃とバソシブソーラ
ノ・ウスへの適用には若干高く、これを３０℃以下に調
整することが望捷れてきた。
発明の目的
本発明の目的はＮａ２５Ｑ４＠１ｏＨ２０の融点３２℃
を２６℃乃至３０℃の間に調整し、パッシブソーラ・・
ウスの暖房に適した蓄熱材を提供することにある。
を２６℃乃至３０℃の間に調整し、パッシブソーラ・・
ウスの暖房に適した蓄熱材を提供することにある。
発明の構成
本発明は上記目的を達成するだめになされたもので、硫
酸ナトリウム１ｏ水塩（Ｎａ２ＳＱ４・１０Ｈ２０）と
尿素（（ＮＦ２）２ＣＯ）を含み、Ｎａ２ＳＯ４・１０
Ｈ２０１モルに対する（ＮＦ２）２ＣＯの添加量を０．
３モル乃至０．７モルにした蓄熱材を提供するものであ
る。コノ場合（ＮＦ２）２ＣＯはＮａ２５Ｏ４ｅ１０Ｈ
２０の融点調整のだめに添加されたものであるが、これ
以外に使用される過冷却防止剤や相分離防止のためのゲ
ル化剤の添加は本発明の主旨を逸脱するものではない。
酸ナトリウム１ｏ水塩（Ｎａ２ＳＱ４・１０Ｈ２０）と
尿素（（ＮＦ２）２ＣＯ）を含み、Ｎａ２ＳＯ４・１０
Ｈ２０１モルに対する（ＮＦ２）２ＣＯの添加量を０．
３モル乃至０．７モルにした蓄熱材を提供するものであ
る。コノ場合（ＮＦ２）２ＣＯはＮａ２５Ｏ４ｅ１０Ｈ
２０の融点調整のだめに添加されたものであるが、これ
以外に使用される過冷却防止剤や相分離防止のためのゲ
ル化剤の添加は本発明の主旨を逸脱するものではない。
実施例の説明
実施例１
Ｎａ２Ｓ０４．Ｈ２Ｏ，（ＮＦ２）２ＣＯを所定量秤量
混合し、Ｎａ２Ｓ０４１１１０Ｈ２０と（ＮＦ２）Ｃｏ
の混合モル比が１ ：０ 、１ ：０．２，１ ：０．
３，１ ：０．５，１ ：０．７゜１：０．８ の６種
の試料を作成した。Ｎａ２ＳＯ４・１０Ｈ２０と（ＮＦ
２）２ＣＯの混合物１００重量部に対し過冷却防止剤と
して四ホウ酸ナトリウム１０水塩（Ｎａ２Ｂ４０７・１
０Ｈ２０）を３重量部、相分離防止剤として架橋型アク
リル酸重合体を１．８重量部添加した。試料約３０ｆを
密閉型ポリエチレン容器につめ、中央部に熱電対を挿入
し、水槽内に入れ、水温を４０℃と６℃の間で変化させ
融解・凝固のプロフィルを測定した。表に各試料の融点
と凝固点を示す。（ＮＦ２）２ＣＯが０．３モル添加さ
れた試料Ａ３の融解・凝固のプロファイルは図の実線で
示すように融点〜２９．６℃、凝固点〜２５．５℃を持
つ相を有している。
混合し、Ｎａ２Ｓ０４１１１０Ｈ２０と（ＮＦ２）Ｃｏ
の混合モル比が１ ：０ 、１ ：０．２，１ ：０．
３，１ ：０．５，１ ：０．７゜１：０．８ の６種
の試料を作成した。Ｎａ２ＳＯ４・１０Ｈ２０と（ＮＦ
２）２ＣＯの混合物１００重量部に対し過冷却防止剤と
して四ホウ酸ナトリウム１０水塩（Ｎａ２Ｂ４０７・１
０Ｈ２０）を３重量部、相分離防止剤として架橋型アク
リル酸重合体を１．８重量部添加した。試料約３０ｆを
密閉型ポリエチレン容器につめ、中央部に熱電対を挿入
し、水槽内に入れ、水温を４０℃と６℃の間で変化させ
融解・凝固のプロフィルを測定した。表に各試料の融点
と凝固点を示す。（ＮＦ２）２ＣＯが０．３モル添加さ
れた試料Ａ３の融解・凝固のプロファイルは図の実線で
示すように融点〜２９．６℃、凝固点〜２５．５℃を持
つ相を有している。
ところがさらに（ＮＦ２）２Ｃｏの添加量が増すと表の
変態温度をもつ相思外に、図の試料應６の融解・凝固の
プロフィルで見られる様に融点〜１８℃。
変態温度をもつ相思外に、図の試料應６の融解・凝固の
プロフィルで見られる様に融点〜１８℃。
凝固点〜１３℃をもつ相が出現しこの相は（ＮＦ２）２
ＣＯの添加量と共に大きくなる。
ＣＯの添加量と共に大きくなる。
表
１ １：０ 〜３２ 〜２つ
２ １：０．２ 〜３０．５〜２７
３ １：０．３ 〜２９．５〜２５．５４ １ Ｈｏ、
６ 〜２７．６〜２３＋６５ １：０．７ 〜２６．６
〜２２．５すなわち、表に示した相変態温度での相変態
に伴なう吸・放熱量は（ＮＦ２）２ＣＯの添加量と共に
小さくなり、試料Ａ８（Ｎａ２ＳＯ４・１０Ｈ２０：（
ＮＦ２）２Ｃｏ。
６ 〜２７．６〜２３＋６５ １：０．７ 〜２６．６
〜２２．５すなわち、表に示した相変態温度での相変態
に伴なう吸・放熱量は（ＮＦ２）２ＣＯの添加量と共に
小さくなり、試料Ａ８（Ｎａ２ＳＯ４・１０Ｈ２０：（
ＮＦ２）２Ｃｏ。
では３０ ｃａｌｌ／ｆ以下となる。低温領域で相変態
を示す相の放熱はパノシブンーラハウスの暖房には使用
困難であるため（〜１３℃で凝固放熱するため被暖房空
間をこれ以上の温度に保持できない）、（ＮＦ２）２Ｃ
Ｏの添加量はＮａ２ＳＯ４・１ｏＨ２０１モルに対して
０．７モル以下が望ましい。一方（ＮＦ２）２ＣＯの添
加量が０．３モル未満では融点が３０℃以下にはならず
、結局望ましい（ＮＦ２）２Ｃ○のｌｕＪ［＋量は０．
３モル乃至０．７モルである。
を示す相の放熱はパノシブンーラハウスの暖房には使用
困難であるため（〜１３℃で凝固放熱するため被暖房空
間をこれ以上の温度に保持できない）、（ＮＦ２）２Ｃ
Ｏの添加量はＮａ２ＳＯ４・１ｏＨ２０１モルに対して
０．７モル以下が望ましい。一方（ＮＦ２）２ＣＯの添
加量が０．３モル未満では融点が３０℃以下にはならず
、結局望ましい（ＮＦ２）２Ｃ○のｌｕＪ［＋量は０．
３モル乃至０．７モルである。
発明の効果
以上袋するに本発明は硫酸ナトリウム１０水塩１モルに
対し尿素を０．３モル乃至０．７モルの割合で添加した
ことを特徴とする蓄熱材を提供するもので、Ｎａ２ＳＯ
４・１ｏＨ２Ｑ１モルに対して（ＮＦ２）２ＣＯを０．
３モル乃至０．７モル添加することにより、融点が３０
℃以下でかつ蓄熱量が３０ｃａＲ／ｙ 以上のバノシブ
ソーラノ・ウスの暖房に適した蓄熱材が冴られた。
対し尿素を０．３モル乃至０．７モルの割合で添加した
ことを特徴とする蓄熱材を提供するもので、Ｎａ２ＳＯ
４・１ｏＨ２Ｑ１モルに対して（ＮＦ２）２ＣＯを０．
３モル乃至０．７モル添加することにより、融点が３０
℃以下でかつ蓄熱量が３０ｃａＲ／ｙ 以上のバノシブ
ソーラノ・ウスの暖房に適した蓄熱材が冴られた。
本蓄熱材は不燃性であシ、無毒、安価なＮａ２５ｏ４・
、１ｏＨ２０と（ＮＦ２）２ＣＯを主成分トシタモノテ
あり実用的な蓄熱材である。
、１ｏＨ２０と（ＮＦ２）２ＣＯを主成分トシタモノテ
あり実用的な蓄熱材である。
図はＮａ２ＳＯ４曝１０Ｈ２０と（ＮＦ２）２ＣＯをモ
ル比で１：ｏ、３（扁３）と１：０．７（扁５）の割合
で含む試料の融解・凝固のプロフィルを示す図である。
ル比で１：ｏ、３（扁３）と１：０．７（扁５）の割合
で含む試料の融解・凝固のプロフィルを示す図である。
Claims (1)
- 硫酸ナトリウム１０水塩を少なくとも有し、前記硫酸ナ
トリウム１０水塩１モルに対し尿素を０．３モル乃至０
．７モルの割合で添加したことを特徴とする蓄熱材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20852383A JPS60101168A (ja) | 1983-11-07 | 1983-11-07 | 蓄熱材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20852383A JPS60101168A (ja) | 1983-11-07 | 1983-11-07 | 蓄熱材 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60101168A true JPS60101168A (ja) | 1985-06-05 |
Family
ID=16557586
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20852383A Pending JPS60101168A (ja) | 1983-11-07 | 1983-11-07 | 蓄熱材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60101168A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2017036350A (ja) * | 2015-08-06 | 2017-02-16 | パナソニックＩｐマネジメント株式会社 | 潜熱蓄冷材 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58219288A (ja) * | 1982-06-15 | 1983-12-20 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 蓄熱材 |
-
1983
- 1983-11-07 JP JP20852383A patent/JPS60101168A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58219288A (ja) * | 1982-06-15 | 1983-12-20 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 蓄熱材 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2017036350A (ja) * | 2015-08-06 | 2017-02-16 | パナソニックＩｐマネジメント株式会社 | 潜熱蓄冷材 |
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