JPS60100641A - ガスタービン用溶接構造Ni基ノズルとその製造方法 - Google Patents
ガスタービン用溶接構造Ni基ノズルとその製造方法Info
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- JPS60100641A JPS60100641A JP20849083A JP20849083A JPS60100641A JP S60100641 A JPS60100641 A JP S60100641A JP 20849083 A JP20849083 A JP 20849083A JP 20849083 A JP20849083 A JP 20849083A JP S60100641 A JPS60100641 A JP S60100641A
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- Japan
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の利用分野〕
本発明は、850C〜900Cにおける高温引張強さ、
耐熱疲労性、耐食性に優れ、かつ溶接性も良好なガスタ
ービン用溶接構造ノズルに関するものでおる。
耐熱疲労性、耐食性に優れ、かつ溶接性も良好なガスタ
ービン用溶接構造ノズルに関するものでおる。
ガスタービンは900〜1300Cの高温で腐食性ガス
にさらされる。このような高温腐食環境に耐え得る耐熱
合金としてはNi基合金あるいはCO基合金が考えられ
る。特にガスタービンに用いられる溶接構造ノズルは、
第1図に示すように複数の翼部1と両端に設けたサイド
ウオール2゜3から構成されている。
にさらされる。このような高温腐食環境に耐え得る耐熱
合金としてはNi基合金あるいはCO基合金が考えられ
る。特にガスタービンに用いられる溶接構造ノズルは、
第1図に示すように複数の翼部1と両端に設けたサイド
ウオール2゜3から構成されている。
第2図は第1図のA−A線の断面図であって、翼部1の
内周にはコア4が内張され、その一端部5が封じられて
おシ、コア4の側部には多数の細孔6が穿設されて二重
構造になっている。さらに翼部1は第3図に示すように
一端側にノズル溝7が設けられ、コア4の細孔6と連通
されている。
内周にはコア4が内張され、その一端部5が封じられて
おシ、コア4の側部には多数の細孔6が穿設されて二重
構造になっている。さらに翼部1は第3図に示すように
一端側にノズル溝7が設けられ、コア4の細孔6と連通
されている。
翼部1の根元周辺部8にはコア4がすみ肉溶接されてい
ると共に、翼部1の先端周辺部9にはメクラ板10がす
み肉溶接されて溶接構造ノズルが一体に形成される。
ると共に、翼部1の先端周辺部9にはメクラ板10がす
み肉溶接されて溶接構造ノズルが一体に形成される。
このように構成されてなるガスタービン用ノズルは、各
部材を溶接して一体に形成されている。
部材を溶接して一体に形成されている。
ノズル翼部に適用する合金は耐熱疲労性、高温引張特性
および高温耐食性が優れていることが要求されるととも
に、溶接性が良好でおることが要求される。
および高温耐食性が優れていることが要求されるととも
に、溶接性が良好でおることが要求される。
このようなガスタービン用ノズルは、第2図に示すよう
にノズル溝7すなわちトレイリングエツジ11の反対側
のリーディングエツジ12側がら燃焼ガス13を供給し
、ノズル翼部1の上部に設けた冷却空気室14に空気供
給口15がら空気16を供給し、リーディング17を通
ってコア4内に導入され、コアの細孔6およびノズル溝
7を経てトレイリングチフジ11側に噴出される。
にノズル溝7すなわちトレイリングエツジ11の反対側
のリーディングエツジ12側がら燃焼ガス13を供給し
、ノズル翼部1の上部に設けた冷却空気室14に空気供
給口15がら空気16を供給し、リーディング17を通
ってコア4内に導入され、コアの細孔6およびノズル溝
7を経てトレイリングチフジ11側に噴出される。
この冷却空気14は、翼部1内部を冷却すると共に、ノ
ズル表面温竺を=850 C以下に冷却している。ノズ
ル表面温度を850C以下に冷却するには多量の空気を
流す必要がある。しかし、多量の空気を流したのでは燃
焼ガス温度を下げ、ガスタービンの効率を下げるので好
ましくない。
ズル表面温竺を=850 C以下に冷却している。ノズ
ル表面温度を850C以下に冷却するには多量の空気を
流す必要がある。しかし、多量の空気を流したのでは燃
焼ガス温度を下げ、ガスタービンの効率を下げるので好
ましくない。
ランド用ガスタービンでは使用中における内外の温度差
によシ、また起動−停止の繰返しによる温度変動により
、熱応力が発生し、熱疲労割れを起すおそれがある。従
来のガスタービン用ノズルでは主にトレイリングエツジ
部11に割れが発生している。
によシ、また起動−停止の繰返しによる温度変動により
、熱応力が発生し、熱疲労割れを起すおそれがある。従
来のガスタービン用ノズルでは主にトレイリングエツジ
部11に割れが発生している。
第4図は燃焼温度が950Cである2MWガスタービン
におけるノズル羽根のリーディングエツジ部の起動−停
止に伴う温度変化と発生応力との関係を示す線図でおる
。ノズルの温度は300〜850Cの範囲で変動し、そ
の温度変化を有限要素法解析によってめた。ノズルに発
生する熱応力は温度勾配によるノズル各部の自然膨張、
圧縮の差から有限要素により弾性解析してめた。
におけるノズル羽根のリーディングエツジ部の起動−停
止に伴う温度変化と発生応力との関係を示す線図でおる
。ノズルの温度は300〜850Cの範囲で変動し、そ
の温度変化を有限要素法解析によってめた。ノズルに発
生する熱応力は温度勾配によるノズル各部の自然膨張、
圧縮の差から有限要素により弾性解析してめた。
図から明らかなように、最大応力は700〜750Cの
範囲で発生し、60にグf /NIL ”を超えている
。
範囲で発生し、60にグf /NIL ”を超えている
。
ノズル用構造部材としては、ノズルのm性変形を抑えて
、熱疲労割れを防止するために700C以上の温度で、
少なくとも0.2チ耐力が65Kff/w”以上である
ことが要求される。
、熱疲労割れを防止するために700C以上の温度で、
少なくとも0.2チ耐力が65Kff/w”以上である
ことが要求される。
一般に、ランド用ガスタービンは電力のビークロード時
に電力を供給するために使用される。そのため、起動−
停止を繰シ返して運転されるのが通例である。最も厳し
い条件では1日2回の起動−停止を繰シ返す。したがっ
てガスタービンの定期点検を1年に1回とすれば、約7
30回の熱サイクルを受けることになる。ノズルに用い
る構造部材としては安全性を考慮して最低1000回以
上の熱サイクルに耐えることが要求される。
に電力を供給するために使用される。そのため、起動−
停止を繰シ返して運転されるのが通例である。最も厳し
い条件では1日2回の起動−停止を繰シ返す。したがっ
てガスタービンの定期点検を1年に1回とすれば、約7
30回の熱サイクルを受けることになる。ノズルに用い
る構造部材としては安全性を考慮して最低1000回以
上の熱サイクルに耐えることが要求される。
従来、この種のガスタービン用溶接構造ノズルに用いる
構造材料としては、CO基合金あるいはNi基合金、特
にCO基合金が広く用いられている。
構造材料としては、CO基合金あるいはNi基合金、特
にCO基合金が広く用いられている。
CO基合金ではガスタービンの長期運転によシ加熱脆化
を起こし、熱疲労割れが短期に発生し、ガスタービンの
信頼を著しく低下させている。
を起こし、熱疲労割れが短期に発生し、ガスタービンの
信頼を著しく低下させている。
CO基合金製ノズル羽根では、主にトレイリングエッジ
部11で熱疲労割れが発生している。
部11で熱疲労割れが発生している。
従来、この種のガスタービン用ノズルにCo基合金が一
般に用いられてきたのは、比較的延性が高く耐熱疲労性
に優れているためである。従来、材料の耐熱疲労性は延
性が大きいほど良好であると考えられていた。しかしな
がら、Co基合金は、700C以上の温度において0.
2%耐力が最大35に7 f /lcs”であり、ガス
タービン用ノズルの熱疲労割れを防止する材料として不
適当である。
般に用いられてきたのは、比較的延性が高く耐熱疲労性
に優れているためである。従来、材料の耐熱疲労性は延
性が大きいほど良好であると考えられていた。しかしな
がら、Co基合金は、700C以上の温度において0.
2%耐力が最大35に7 f /lcs”であり、ガス
タービン用ノズルの熱疲労割れを防止する材料として不
適当である。
一方、γ′析出強化型のNi基合金は、高温での0.2
$i=l力が大きいので、ガスタービン用ノズルに適用
された例もある。
$i=l力が大きいので、ガスタービン用ノズルに適用
された例もある。
しかしながら、従来のNi基合金では、Sをほとんど含
有しない高品質燃料を使用するジェットエンジンあるい
はLNGを燃料とする発電用ガスタービンの構造部材と
して用いられていた。
有しない高品質燃料を使用するジェットエンジンあるい
はLNGを燃料とする発電用ガスタービンの構造部材と
して用いられていた。
ランド用ガスタービンではS含有量の高い軽油。
重油が燃料として使用される一方、海岸附近に設置され
るため、SおよびNaの侵食環境下にさらされる。
るため、SおよびNaの侵食環境下にさらされる。
従来のNi基合金では耐高温腐食性に劣るため、ランド
用ガスタービン構造部材として不適当である。
用ガスタービン構造部材として不適当である。
また、ガスタービン用ノズルは溶接構造であり、溶接性
に優れていることが要求される。
に優れていることが要求される。
従来のγ′析出型Ni基合金では十分な強度があシ、高
Cr化すると共にYを添加すれば耐食性も改善されるが
、溶接性が劣るのでノズル用構造部材としては不適当で
ある。
Cr化すると共にYを添加すれば耐食性も改善されるが
、溶接性が劣るのでノズル用構造部材としては不適当で
ある。
本発明の目的は、γ′析出型Ni基合金を改良し、高温
引張強さ、耐熱疲労性、耐食性に優れ、かつ溶接性にも
優れたガスタービン用溶接構造ノズルを提供するにある
。
引張強さ、耐熱疲労性、耐食性に優れ、かつ溶接性にも
優れたガスタービン用溶接構造ノズルを提供するにある
。
本発明はγ′析出強化型Ni基合金において、(:’r
、y、Scその他希土類元素を添加して高温引張強さ耐
熱疲労性および耐高温腐食性を向上させると共に、At
およびTiをAt+Ti量で5.7%以下添加して溶接
性を改善し、溶接により形成したガスタービン用溶接構
造ノズルである。
、y、Scその他希土類元素を添加して高温引張強さ耐
熱疲労性および耐高温腐食性を向上させると共に、At
およびTiをAt+Ti量で5.7%以下添加して溶接
性を改善し、溶接により形成したガスタービン用溶接構
造ノズルである。
さらに詳しくは、重量比でC:0.2%以下、S i
二 1% 以下、 Cr 二 2 0〜3 0 % %
Co ;10〜20%、WおよびMOのうち少なくと
も1種であって2〜8%、At:1〜4チ、Ti11〜
4%、Z r : 0.1〜0.5%さらに、Y、Sc
その他の希土類元素のうち少なくとも1つを0.1〜0
.5%含有し、残部NiからなるNi基合金からなり、
特にAtおよびTiをA7+Tiの合計量で5.7チ以
下含有せしめたことを特徴とするガスタービン用溶接構
造ノズルである。
二 1% 以下、 Cr 二 2 0〜3 0 % %
Co ;10〜20%、WおよびMOのうち少なくと
も1種であって2〜8%、At:1〜4チ、Ti11〜
4%、Z r : 0.1〜0.5%さらに、Y、Sc
その他の希土類元素のうち少なくとも1つを0.1〜0
.5%含有し、残部NiからなるNi基合金からなり、
特にAtおよびTiをA7+Tiの合計量で5.7チ以
下含有せしめたことを特徴とするガスタービン用溶接構
造ノズルである。
ガスタービン用溶接構造ノズルを構成するNi基合金を
上記のように成分限定した理由を次に示す。
上記のように成分限定した理由を次に示す。
C:0.2%以下
Cは高温引張強さを向上させるに必要な元素であシ、2
チを越えれば溶接性も劣化させるので2チ以下とした。
チを越えれば溶接性も劣化させるので2チ以下とした。
5illチ以下
Siは脱酸剤として必要であると共に、溶鋼の流動性を
改良し鋳造性を良好にする元素であるが、1%を越える
と非金属介在物が増し、鋼の清浄度を害するので1チ以
下とした。
改良し鋳造性を良好にする元素であるが、1%を越える
と非金属介在物が増し、鋼の清浄度を害するので1チ以
下とした。
Cr:20〜30%
Crは耐高温腐食性を改善する元素でおって、20%未
満では耐高温腐食性を改善する効果が小さく、高温腐食
特に粒界腐食を起して、応力集中の起点となりき裂を生
ずる。また30%を越えると耐高温腐食に寄与するが、
かえって高温強度を低下させるのでCr量を20〜30
チの範囲に限定した。
満では耐高温腐食性を改善する効果が小さく、高温腐食
特に粒界腐食を起して、応力集中の起点となりき裂を生
ずる。また30%を越えると耐高温腐食に寄与するが、
かえって高温強度を低下させるのでCr量を20〜30
チの範囲に限定した。
Co:10〜20%
Coはマトリックス中に固溶し、高温強化を向上させる
と共に、耐食性に寄与する元素であるが、10チ未満で
はその効果が小さい、一方、20%を越えると、高温で
の坏相析出を助長し、かえって高温強度を劣化させるの
で、10〜20チの範囲に限定した。
と共に、耐食性に寄与する元素であるが、10チ未満で
はその効果が小さい、一方、20%を越えると、高温で
の坏相析出を助長し、かえって高温強度を劣化させるの
で、10〜20チの範囲に限定した。
W+Mo:2〜8チ
WとMOは高温強度を向上させる元素である。
WおよびMOのうち少なくとも1種であって、2〜8チ
で添加することが好ましい。2チ未満ではその効果が小
さく1.また8チを越えると耐酸化性と溶接性を悪くす
るので、3〜8−の範囲に限定した。特に4〜6チが好
ましい。
で添加することが好ましい。2チ未満ではその効果が小
さく1.また8チを越えると耐酸化性と溶接性を悪くす
るので、3〜8−の範囲に限定した。特に4〜6チが好
ましい。
A7:1〜4%、Ti1l〜4チであって、At+Ti
の合計量で5.7%以下である。
の合計量で5.7%以下である。
AtおよびTiはr′析出すなわちN i量(T s
rA4)を析出させて高温強度に寄与する重要元素であ
ると共に、溶接性を改善する元素でもある。
rA4)を析出させて高温強度に寄与する重要元素であ
ると共に、溶接性を改善する元素でもある。
本発明では十分な耐熱疲労性を得るため7000以上で
の0.2%耐力をできるだけ大きくしたことが1つのポ
イントである。第5図はAt+T i量と750Cの0
.2%耐力との関係を示す線図であって0.2%耐力6
5縁f / l11m ”以上を得るには、At+T
iの合計量で3.5%以上を添加する必要である一方、
At+Tiの合計量が5.7チを越えると、溶接割れを
起して好ましくない。さらに、At+T iの量を増加
すれば最大溶接割れ長さが貞t−,V+負くなるので、
A/!、+Tiの含量を5.7チ以下とした。
の0.2%耐力をできるだけ大きくしたことが1つのポ
イントである。第5図はAt+T i量と750Cの0
.2%耐力との関係を示す線図であって0.2%耐力6
5縁f / l11m ”以上を得るには、At+T
iの合計量で3.5%以上を添加する必要である一方、
At+Tiの合計量が5.7チを越えると、溶接割れを
起して好ましくない。さらに、At+T iの量を増加
すれば最大溶接割れ長さが貞t−,V+負くなるので、
A/!、+Tiの含量を5.7チ以下とした。
Zr:0.1〜0.5%
ZrはAtおよびTiと同様に溶接性を改善すると共に
、炭化物を析出して結晶粒を微細化する元素であるが0
.1チ未満ではその効果が小さく、また0、 5%を超
えるとかえって耐食性を劣化させるので0.1〜0.5
%の範囲に限定した。
、炭化物を析出して結晶粒を微細化する元素であるが0
.1チ未満ではその効果が小さく、また0、 5%を超
えるとかえって耐食性を劣化させるので0.1〜0.5
%の範囲に限定した。
y、scその他の希土類元素のうち少なくとも1つを0
.1〜0.5% Y、SCその他の希土類元素は耐高温腐食性と溶接性に
寄与する重要元素である。y、scその他の希土類元素
のうち少なくとも1つを0.1%以上添加する必要が4
.p、0.5%を越えるとその効果は飽和し、かえって
溶接割れを生ずるので0.1〜0、5%の範囲に限定し
た。両特性を総合すると特に0.15〜0.3チが好ま
しい。
.1〜0.5% Y、SCその他の希土類元素は耐高温腐食性と溶接性に
寄与する重要元素である。y、scその他の希土類元素
のうち少なくとも1つを0.1%以上添加する必要が4
.p、0.5%を越えるとその効果は飽和し、かえって
溶接割れを生ずるので0.1〜0、5%の範囲に限定し
た。両特性を総合すると特に0.15〜0.3チが好ま
しい。
第6図は209ppmのNaを含む燃焼ガス中で900
CX500hr保持した場合の腐食減量とY添加量との
関係を示す線図であって、Yを添加すれば耐高温腐食を
改善するが0.5チを越えるとその効果が飽和すること
がわかる。
CX500hr保持した場合の腐食減量とY添加量との
関係を示す線図であって、Yを添加すれば耐高温腐食を
改善するが0.5チを越えるとその効果が飽和すること
がわかる。
第7図はY量と溶接割れ長さくm)との関係を示す線図
であって、Yを添加すれば溶接性を改善するが、Yの添
加量が多すぎるとかえって溶接割れを生ずることがわか
る。
であって、Yを添加すれば溶接性を改善するが、Yの添
加量が多すぎるとかえって溶接割れを生ずることがわか
る。
残部Ni
Niは本発明に係るガスタービン用溶接構造ノズルの基
地となる元素であシ、特に高温強度および耐熱疲労性を
得るために必要なγ′相(Nisμ。
地となる元素であシ、特に高温強度および耐熱疲労性を
得るために必要なγ′相(Nisμ。
Ti))を構成する元素である。
以上のような化学組成の範囲からなるNi基合金はさら
に電子空孔間隙数(NvO値)が次式で247以下にな
るように成分調整することが好ましい。
に電子空孔間隙数(NvO値)が次式で247以下にな
るように成分調整することが好ましい。
Nv=(0,66Ni+1.71CO+2.66Fe+
3.66Mn+4.66(MO+W)+6.66Si+
4.66(Cr−(にのNv値はNi基合金中にσ相を
析出し易さの目安となる。使用温度が800〜1000
t:’の範囲では、Nv値が2.5以上であれば、片状
の脆いσ相が容易に析出するため熱疲労き裂が早期に発
生する。σ相の析出を抑制するにはNv値を2.5よシ
小さくすることが必須の条件である。
3.66Mn+4.66(MO+W)+6.66Si+
4.66(Cr−(にのNv値はNi基合金中にσ相を
析出し易さの目安となる。使用温度が800〜1000
t:’の範囲では、Nv値が2.5以上であれば、片状
の脆いσ相が容易に析出するため熱疲労き裂が早期に発
生する。σ相の析出を抑制するにはNv値を2.5よシ
小さくすることが必須の条件である。
本発明のガスタービン用溶接構造ノズルは、以上のよう
なNi基合金から各構造部品を精密鋳造あるいは機械加
工で作製した後、各構造部品を溶接して一体に形成する
ものである。溶接施工は必須の条件である。
なNi基合金から各構造部品を精密鋳造あるいは機械加
工で作製した後、各構造部品を溶接して一体に形成する
ものである。溶接施工は必須の条件である。
この溶接する際には、被溶接機を1000〜1200C
で溶体化処理した後に溶接し、次いで時効してマトリッ
クス中にγ′相を分散析出させることが好ましい。
で溶体化処理した後に溶接し、次いで時効してマトリッ
クス中にγ′相を分散析出させることが好ましい。
熱処理条件は溶接性との関係において重要である。熱疲
労強度を高めるためには微細なCOO1ingγ′相を
多量析出させる必要がある。しかしながらγ′相が小さ
いと溶接が困難となるため溶接はCool ingγ′
相を析出させる以前にする必要がある。まず、1100
t:’〜1200Cで溶体化処理をする。この時点では
Cool ing r’相は析出せず粗大なnorma
lγ′相だけが析出しているので溶接が容易である。こ
こで溶接してノズルの溶接部を形成する。その後γ′相
を調整し、Cool ingγl相を析出させるため時
効処理を施す。この時効処理によp高温引張強度、クリ
ープ強度が増し熱疲労強度を上げることができる。時効
処理はγ′相の急激な成長を抑え、γ′相を均質に分散
させるため何段階かに分けて行うことが好ましい。例え
ば1回目を950〜1050 Cで、2回目を850〜
900Cで、最後に700〜750Cで時効処理を施す
方法である。この方法では第1段階でγ′相の形状と配
列の規則化を図ム第2段階でγ′相の形状を球状化し、
最後にn o rma lγ′相の間に微細なCool
ingγ′相を析出させる。さらに、ノズルを溶接する
際には、被溶接母材を538〜650Cに予熱し、溶接
電流×溶接時間−412000A′(8)以下で、且つ
、重量比でCr:25〜30チ。
労強度を高めるためには微細なCOO1ingγ′相を
多量析出させる必要がある。しかしながらγ′相が小さ
いと溶接が困難となるため溶接はCool ingγ′
相を析出させる以前にする必要がある。まず、1100
t:’〜1200Cで溶体化処理をする。この時点では
Cool ing r’相は析出せず粗大なnorma
lγ′相だけが析出しているので溶接が容易である。こ
こで溶接してノズルの溶接部を形成する。その後γ′相
を調整し、Cool ingγl相を析出させるため時
効処理を施す。この時効処理によp高温引張強度、クリ
ープ強度が増し熱疲労強度を上げることができる。時効
処理はγ′相の急激な成長を抑え、γ′相を均質に分散
させるため何段階かに分けて行うことが好ましい。例え
ば1回目を950〜1050 Cで、2回目を850〜
900Cで、最後に700〜750Cで時効処理を施す
方法である。この方法では第1段階でγ′相の形状と配
列の規則化を図ム第2段階でγ′相の形状を球状化し、
最後にn o rma lγ′相の間に微細なCool
ingγ′相を析出させる。さらに、ノズルを溶接する
際には、被溶接母材を538〜650Cに予熱し、溶接
電流×溶接時間−412000A′(8)以下で、且つ
、重量比でCr:25〜30チ。
W+MO:8〜10%、Nb+Ta :3〜5%。
Fe:1〜5%+ S i :0.2〜1iMn :0
.2〜1チ残部Niからなる溶加材を用いてTIG法(
Inert Qas 5hielded Tugste
ri A)’e Welding)で行うことが好まし
い。
.2〜1チ残部Niからなる溶加材を用いてTIG法(
Inert Qas 5hielded Tugste
ri A)’e Welding)で行うことが好まし
い。
溶接部の強度、耐食性がノズル母材に比べて著しく劣る
のは問題がある。そこで上記のように溶加材の成分を限
定した。以下、その限定理由を述べる。
のは問題がある。そこで上記のように溶加材の成分を限
定した。以下、その限定理由を述べる。
Cr:25〜30%
Crは溶接材料の耐酸化性、耐食性を向上させるため2
5%以上必要である。しかしながらCr量が多過ぎると
溶接部の強度が低下し、又、使用中の高温脆化をもたら
す原因ともなるので30%以下に抑える必要がおる。
5%以上必要である。しかしながらCr量が多過ぎると
溶接部の強度が低下し、又、使用中の高温脆化をもたら
す原因ともなるので30%以下に抑える必要がおる。
MO+W:8〜10%
W+MOは溶接部の高温強度を高めるために必要元素で
、8%以上添加されるが、10%以上になると高温延性
及び耐酸化性を悪くするので8〜10%とした。
、8%以上添加されるが、10%以上になると高温延性
及び耐酸化性を悪くするので8〜10%とした。
Nb+Ta83〜5%
NbとTaも高温強度を高めるために必要な元素である
。Nb+Taの添加により高温での組織変化が抑えられ
クリープ強度が上昇する。しかしこれらの元素は5チを
越えると介在物の形成を多くし溶接割れを加速する。又
、耐酸化性を著しく悪くする。従ってNb+Taの成分
範囲を3〜5チとした。
。Nb+Taの添加により高温での組織変化が抑えられ
クリープ強度が上昇する。しかしこれらの元素は5チを
越えると介在物の形成を多くし溶接割れを加速する。又
、耐酸化性を著しく悪くする。従ってNb+Taの成分
範囲を3〜5チとした。
Fe:1〜5%
FeはW、Nbなどを添加する際に、添加の歩留まシを
高めるのに必要であシ、溶接性を高めるためにも有効で
1チ以上必要である。しかし5%以上となると高温強度
が下がり耐酸化性も劣るようになるので5%以下に抑え
た。
高めるのに必要であシ、溶接性を高めるためにも有効で
1チ以上必要である。しかし5%以上となると高温強度
が下がり耐酸化性も劣るようになるので5%以下に抑え
た。
S i 、 Mn : 0.2〜1 %8i及びMnは
溶接性向上のための必要元素である。十分な効果を得る
には0.2チ以上必要であるが、1%を越えると逆に溶
接性を低下させるので1チ以下とした。
溶接性向上のための必要元素である。十分な効果を得る
には0.2チ以上必要であるが、1%を越えると逆に溶
接性を低下させるので1チ以下とした。
以下、本発明の実施例について説明する。
実施例1
第1表には溶製した供試材の化学成分(重量%)を示す
。屋1〜A6,49〜Allは比較のための合金でI)
F) 、& 7 、 A 8は本発明による合金であ
る。
。屋1〜A6,49〜Allは比較のための合金でI)
F) 、& 7 、 A 8は本発明による合金であ
る。
第1表A1〜&3はCr炭化物析出強化型のCO基合金
、44〜煮11はγ′析出強化型のNi基合金である。
、44〜煮11はγ′析出強化型のNi基合金である。
A1−A3はAr雰囲気溶解した後、Ar雰囲気鋳造し
て、遥4〜A11は10−!torr真空溶解した後、
真空鋳造して、各各60圏φX 10rrrm t 、
80mmX35’O簡×8閣tの供試材素材とした。
て、遥4〜A11は10−!torr真空溶解した後、
真空鋳造して、各各60圏φX 10rrrm t 、
80mmX35’O簡×8閣tの供試材素材とした。
60mφX10mtの供試素材から長手中間部の肉厚が
10口で画先端部の肉厚が1咽である試験片を機械加工
で作製し、熱疲労試験に供した。熱疲労試験は流動床熱
疲労試験装置を用いた。流動床試験装置は高温炉と低温
炉よシな9、試験片を高温炉と低温炉との間で交互に往
復させることによシ熱疲労試験を行った。
10口で画先端部の肉厚が1咽である試験片を機械加工
で作製し、熱疲労試験に供した。熱疲労試験は流動床熱
疲労試験装置を用いた。流動床試験装置は高温炉と低温
炉よシな9、試験片を高温炉と低温炉との間で交互に往
復させることによシ熱疲労試験を行った。
高低温炉中には試肢片への熱伝達を高めるためAl2O
5砂を流動させている。試験の加熱冷却サイクルは実機
の起動一定常運転−停止に伴う熱サイクルを模擬した8
50tl:’X30分保持した後300Cに冷却する操
作を1サイクルとした。この温度条件で上記の試験片の
応力、−ひすみ状態は実機とほぼ同等である。この流動
床試験装置は実機条件に近い条件で試験のできることが
大きな特徴として一般に知られている。
5砂を流動させている。試験の加熱冷却サイクルは実機
の起動一定常運転−停止に伴う熱サイクルを模擬した8
50tl:’X30分保持した後300Cに冷却する操
作を1サイクルとした。この温度条件で上記の試験片の
応力、−ひすみ状態は実機とほぼ同等である。この流動
床試験装置は実機条件に近い条件で試験のできることが
大きな特徴として一般に知られている。
第8図に熱疲労き裂発生繰返し数と、75−OCにおけ
る0、2%耐力との関係を示す線図である。
る0、2%耐力との関係を示す線図である。
CO基合金A1〜A3は0.2%耐力が25〜35Kf
f/=”と低く500サイクル前後でき裂が発生する。
f/=”と低く500サイクル前後でき裂が発生する。
一方、γ′析出強化型Ni基合金A7〜Allでは本発
明合金A7.A8も含め0.2チ耐力が70Kgf/w
”と高くき裂発生繰返し数も1500回以上となってい
る。また発生回数の要求値1000回を満たすには0.
2%耐力が50Kff/間2以上である必要がある。
明合金A7.A8も含め0.2チ耐力が70Kgf/w
”と高くき裂発生繰返し数も1500回以上となってい
る。また発生回数の要求値1000回を満たすには0.
2%耐力が50Kff/間2以上である必要がある。
第9図は腐食減量とCr量との関係を示す線図である。
試験片としては、30111IφXIO■tのものを用
いた。腐食試験はガスタービンオイル(軽油10チ、増
粘剤10%、残灯油)の燃焼ガスに塩水をアトマイズ状
に混合したガス中に試験片を保持し900CX50Qh
r保持での腐食減量を見たものである。このガスではS
が0.01 %で、Naが200911mであった。図
から明らかなように、Cr量が高くなるに従い腐食減量
は低下しておシ、特にQr量が高く、Yを添加した本発
明合金A7.A8では耐食性が良好であり、CO基合金
と同等の耐高温腐食性を有していることがわかった。C
O基合金Ai、 1 、 A 2と同等の耐高温耐食性
を得るには最低22チ以上のCr添加量が必要であるこ
とが判明した。
いた。腐食試験はガスタービンオイル(軽油10チ、増
粘剤10%、残灯油)の燃焼ガスに塩水をアトマイズ状
に混合したガス中に試験片を保持し900CX50Qh
r保持での腐食減量を見たものである。このガスではS
が0.01 %で、Naが200911mであった。図
から明らかなように、Cr量が高くなるに従い腐食減量
は低下しておシ、特にQr量が高く、Yを添加した本発
明合金A7.A8では耐食性が良好であり、CO基合金
と同等の耐高温腐食性を有していることがわかった。C
O基合金Ai、 1 、 A 2と同等の耐高温耐食性
を得るには最低22チ以上のCr添加量が必要であるこ
とが判明した。
次に第1表に示した各供試材を用いて溶接試験を行った
。
。
まず、厚さ8■t1幅80鰭、長さ360mの供試素材
から厚さ6rtaa、幅60醐、長さ350rtmの平
板を機械加工し、試料A4−煮7について溶接試験をし
た。溶接はT I G (Inert Gas 8h
−1eld Tungsten Arc Weldin
g)法によった。溶接条件は溶接電流40A、溶接時間
50秒で、シールドガスとしてAr (1at/mix
)、重量比でCr:25〜30%、W+MO: 8〜
1(1゜Nb十Ta:3〜5%y F e: 1〜5
% + S t +。
から厚さ6rtaa、幅60醐、長さ350rtmの平
板を機械加工し、試料A4−煮7について溶接試験をし
た。溶接はT I G (Inert Gas 8h
−1eld Tungsten Arc Weldin
g)法によった。溶接条件は溶接電流40A、溶接時間
50秒で、シールドガスとしてAr (1at/mix
)、重量比でCr:25〜30%、W+MO: 8〜
1(1゜Nb十Ta:3〜5%y F e: 1〜5
% + S t +。
0、2〜0.1%、Mn : 0.2〜1%および残部
Niからなるフィラーワイヤーを選んだ。又X溶接時に
被溶接母材を538〜650Cで予熱し、溶接を行った
。
Niからなるフィラーワイヤーを選んだ。又X溶接時に
被溶接母材を538〜650Cで予熱し、溶接を行った
。
第10図は各試料のAt十Tiの合計量と最大溶接割れ
長さの関係を示したものでおる。At十Ti量の高いA
4.A5はいずれも溶接割れが発生I7たが、Az+T
i量の低いA6.A7は溶接割れが出なかった。ノズル
材としての溶接性の面からAt+Tiの含有量は5.7
%までと制限される。
長さの関係を示したものでおる。At十Ti量の高いA
4.A5はいずれも溶接割れが発生I7たが、Az+T
i量の低いA6.A7は溶接割れが出なかった。ノズル
材としての溶接性の面からAt+Tiの含有量は5.7
%までと制限される。
先に述べた如く、ランド用ガスタービンノズルとしては
耐熱疲労性、耐高温腐食性、溶接性の3条件の良好なこ
とが必須条件である。その観点からみると3条件をすべ
て満足しているのは本発明材A7.A8だけである。A
6は耐熱疲労性、溶接性で優れているが耐高温腐食性に
劣るため使用燃料に制約を受ける。
耐熱疲労性、耐高温腐食性、溶接性の3条件の良好なこ
とが必須条件である。その観点からみると3条件をすべ
て満足しているのは本発明材A7.A8だけである。A
6は耐熱疲労性、溶接性で優れているが耐高温腐食性に
劣るため使用燃料に制約を受ける。
以上の如く、本発明のガスタービン周溶接構造Ni基ノ
ズルは、耐熱疲労性が高く、かつ良好な耐高温腐食性、
溶接性も有している。
ズルは、耐熱疲労性が高く、かつ良好な耐高温腐食性、
溶接性も有している。
実施例2
第1図に示した各ノズルセグメントをロストワックス法
にて真空鋳造した。ノズルに用いたNi基合金の成分は
Coo、14%、Cr : 25%。
にて真空鋳造した。ノズルに用いたNi基合金の成分は
Coo、14%、Cr : 25%。
Co :19.1%、W:2.06%、At:2.01
%。
%。
T i:3.55%、zr :0.50%、Y:0.1
5%および残部N1である。
5%および残部N1である。
このノズルを1150Cx、ahガス冷却の溶体化処理
を施し、ノズルセグメント本体と5US304のコアと
の端部ですみ肉溶接すると共にノズルセグメント本体と
メクラ板の端部ですみ肉溶接した。
を施し、ノズルセグメント本体と5US304のコアと
の端部ですみ肉溶接すると共にノズルセグメント本体と
メクラ板の端部ですみ肉溶接した。
すなわち、第2図に示すようにメクラ板は、ノズルセグ
メント本体すなわち翼部1の先端周(いわゆるアウター
シュラウド部)に、また、コア4は、ノズルセグメント
本体すなわち翼部1の根元側(いわゆるインナーシュラ
ウド部)に溶接した。
メント本体すなわち翼部1の先端周(いわゆるアウター
シュラウド部)に、また、コア4は、ノズルセグメント
本体すなわち翼部1の根元側(いわゆるインナーシュラ
ウド部)に溶接した。
溶接に用いた溶接棒は1,6φで、組成はC;0.1%
、Cr:20.5%、 Mn : 0.5%、 S i
:0.5%、Fe :4.5%、Mo :9%、Nb
:1.5チ、Ta:2.0%および残部NiからなるN
i基合金からなシ、溶接は600cに予熱してTigに
より行った。
、Cr:20.5%、 Mn : 0.5%、 S i
:0.5%、Fe :4.5%、Mo :9%、Nb
:1.5チ、Ta:2.0%および残部NiからなるN
i基合金からなシ、溶接は600cに予熱してTigに
より行った。
この様にして得られた本発明に係るガスタービン用溶接
構造ノズルは溶接割れはなく、高温における熱疲労性、
耐食性、耐クリープ性に優れていた。
構造ノズルは溶接割れはなく、高温における熱疲労性、
耐食性、耐クリープ性に優れていた。
以上の説明から明らかなように、本発明に係るガスター
ビン用溶接構造ノズルによれば、高温引張シ強さ、耐熱
疲労性、耐高温腐食性に優れていると共に、溶接性が良
好であるため、S、Naを含有する燃料ガスを用いるガ
スタービン、特にランド用ガスタービンにおいても脆化
割れを生ずることがなく、ガスタービンの寿命を著しく
向上させることができるという顕著な効果を有する。
ビン用溶接構造ノズルによれば、高温引張シ強さ、耐熱
疲労性、耐高温腐食性に優れていると共に、溶接性が良
好であるため、S、Naを含有する燃料ガスを用いるガ
スタービン、特にランド用ガスタービンにおいても脆化
割れを生ずることがなく、ガスタービンの寿命を著しく
向上させることができるという顕著な効果を有する。
第1図はガスタービン用ノズルの斜視図、第2図は第1
図A−Aii9’r面図、第3図は第2図B−B断面図
、第4図はガスタービン用ノズルの起動。 停止に伴う温度一応力線図、第5図はAt+Ti量と7
500の0.2 %耐力との関係を示す線図、第6商は
Y量とNaを含む燃料ガスにおける腐食減量との関係を
示す線図、第7図はY量と溶接割れ長さとの関係を示す
線図、第8図は熱疲労き裂発生の繰返し数と750Cの
0.2チ耐力との関係を示す線図、第9図はCr量と腐
食減量との関係を示す線図、第10図はA7+T i量
と溶接割れ長さとの関係を示す線図である。 1・・・翼部、2,3・・・サイドウオール、4・・・
コア、JO・・・メクラ板。 代理人 弁理士 鵜沼辰之 窮10 第2図 溝30 茅 4. 目 ′\ 3θ04ρθ 5θθ lρθ %θ 8ρタ りθθ
@戻 (°C) ・茅 f 目 J4.S ≦ 7a q AI 士<1+−6Tt (wt 7. )タイプ 乙
図 γ量(γ・) 茅7 目 γX (’A) 第δ 目 75θ°C1;八はラ σ、z%断寸力(障子1贋刊2
ジ茅 ヲ 目 C>−里 CWt’l)
図A−Aii9’r面図、第3図は第2図B−B断面図
、第4図はガスタービン用ノズルの起動。 停止に伴う温度一応力線図、第5図はAt+Ti量と7
500の0.2 %耐力との関係を示す線図、第6商は
Y量とNaを含む燃料ガスにおける腐食減量との関係を
示す線図、第7図はY量と溶接割れ長さとの関係を示す
線図、第8図は熱疲労き裂発生の繰返し数と750Cの
0.2チ耐力との関係を示す線図、第9図はCr量と腐
食減量との関係を示す線図、第10図はA7+T i量
と溶接割れ長さとの関係を示す線図である。 1・・・翼部、2,3・・・サイドウオール、4・・・
コア、JO・・・メクラ板。 代理人 弁理士 鵜沼辰之 窮10 第2図 溝30 茅 4. 目 ′\ 3θ04ρθ 5θθ lρθ %θ 8ρタ りθθ
@戻 (°C) ・茅 f 目 J4.S ≦ 7a q AI 士<1+−6Tt (wt 7. )タイプ 乙
図 γ量(γ・) 茅7 目 γX (’A) 第δ 目 75θ°C1;八はラ σ、z%断寸力(障子1贋刊2
ジ茅 ヲ 目 C>−里 CWt’l)
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、重量比でC:0.2チ以下、8i :1%以下、C
r :20〜30%、Co : 10〜20%、Wおよ
びMOのうち少なくとも1種であって2〜8%、A7:
1〜4%、Tl:1〜4チ、Zr:0.1〜0、5%、
さらにY、SCその他の希土類元素のうち少なくとも1
つを0.1〜0,5チ含有し、残部Niからなることを
特徴とする高温耐食性および溶接性に優れたガスタービ
ン周溶接構造Ni基ノズル。 2、特許請求の範囲第1項において、AtおよびTiを
At+Tiの合計量で5.7%以下含有せしめたことを
特徴とする高温耐食性および溶接性に優れ念ガスタービ
ン用溶接構造Ni基ノズル。 3、特許請求の範囲第1項において、合金の電子空孔間
隙数(NvO値)が下記の式で2,47以下になること
を特徴とする高温耐食性および溶接性に優れたガスター
ビン周溶接構造Ni基ノズル。 Nv=(0,66Ni+1.71Co+2.66Fe+
3.66Mn+4.66(MO+W)+0.66Si+
4.66〔Cr−(C3 −(Nb+Ti+zr)x−)))xi/100(at
%)4.1000〜120(lで溶体化処理を施した後
に溶接し、次いで時効してマトリックス中にγ′相を分
散析出させたことを特徴とする特許請求の範囲第1項お
よび第3項のガスタービン周溶接構造Ni基ノズル。 5、溶接構造ノズルは538〜650Cの範囲で予熱し
、溶接電流×溶接時間が200OA−IE以下であり、
かつフィラー材として重量比でOr :25〜3(1,
W+MO88〜10%、Nb十Ta :3〜5f)、F
e : 1〜5%、 S i : 0.2〜4%。 Mn:0.2〜1%および残部Niからなる合金を用い
て溶接されることを特徴とする特許請求の範囲第1項記
載のガスタービン用溶接構造ノズル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20849083A JPS60100641A (ja) | 1983-11-07 | 1983-11-07 | ガスタービン用溶接構造Ni基ノズルとその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20849083A JPS60100641A (ja) | 1983-11-07 | 1983-11-07 | ガスタービン用溶接構造Ni基ノズルとその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60100641A true JPS60100641A (ja) | 1985-06-04 |
Family
ID=16557022
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20849083A Pending JPS60100641A (ja) | 1983-11-07 | 1983-11-07 | ガスタービン用溶接構造Ni基ノズルとその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60100641A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6237334A (ja) * | 1985-08-12 | 1987-02-18 | Hitachi Ltd | ガスタービン用ノズル |
US5370497A (en) * | 1991-10-24 | 1994-12-06 | Hitachi, Ltd. | Gas turbine and gas turbine nozzle |
JPH0710401U (ja) * | 1993-07-22 | 1995-02-14 | 三菱重工業株式会社 | ガスタービン静翼 |
JP2004136301A (ja) * | 2002-10-16 | 2004-05-13 | Hitachi Ltd | 溶接材料、溶接構造物、ガスタービン動翼及びガスタービン動翼又は静翼の補修方法 |
US10767246B2 (en) | 2014-08-18 | 2020-09-08 | General Electric Company | Enhanced superalloys by zirconium addition |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5018315A (ja) * | 1973-05-30 | 1975-02-26 | ||
JPS5133717A (en) * | 1974-06-17 | 1976-03-23 | Cabot Corp | Taisankasei niicrra11y gokintosonoseiho |
JPS5845345A (ja) * | 1981-09-11 | 1983-03-16 | Hitachi Ltd | 耐熱疲労性の優れたガスタ−ビン用ノズル |
-
1983
- 1983-11-07 JP JP20849083A patent/JPS60100641A/ja active Pending
Patent Citations (3)
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JPH0442461B2 (ja) * | 1985-08-12 | 1992-07-13 | Hitachi Ltd | |
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US7165325B2 (en) | 2002-10-16 | 2007-01-23 | Hitachi, Ltd. | Welding material, gas turbine blade or nozzle and a method of repairing a gas turbine blade or nozzle |
US10767246B2 (en) | 2014-08-18 | 2020-09-08 | General Electric Company | Enhanced superalloys by zirconium addition |
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