JPS6010014B2 - 1,1,1−トリハロゲノ−4−メチル−3−ペンテン−2−オ−ルの製造法 - Google Patents
1,1,1−トリハロゲノ−4−メチル−3−ペンテン−2−オ−ルの製造法Info
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- JPS6010014B2 JPS6010014B2 JP50080600A JP8060075A JPS6010014B2 JP S6010014 B2 JPS6010014 B2 JP S6010014B2 JP 50080600 A JP50080600 A JP 50080600A JP 8060075 A JP8060075 A JP 8060075A JP S6010014 B2 JPS6010014 B2 JP S6010014B2
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- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P20/00—Technologies relating to chemical industry
- Y02P20/50—Improvements relating to the production of bulk chemicals
- Y02P20/52—Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts
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- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は1,1,1ートリハロゲノ−4ーメチル−3ー
ベンテンー2ーオールの製造法に関し、さらに詳しくは
1,1,1−トリハロゲノー4ーメチル−4−ペンテン
−2ーオールの異性化により1,1,1ートリハロゲノ
ー4ーメチルー3−ペンテン−2ーオールを製造する方
法に関する。
ベンテンー2ーオールの製造法に関し、さらに詳しくは
1,1,1−トリハロゲノー4ーメチル−4−ペンテン
−2ーオールの異性化により1,1,1ートリハロゲノ
ー4ーメチルー3−ペンテン−2ーオールを製造する方
法に関する。
本発明の方法により得られる1,1,1ートリハロゲノ
ー4ーメチルー3ーベンテンー2−オールは除草剤の共
力剤として、また生理活性物質としての効果が期待され
る物質である。またとくにこの化合物は顕著な毅虫力を
有する2,2−ジメチルー3一(2,2ージハロゲノビ
ニル)シクロプロパンカルボン酸ェステル類〔持関昭4
9−47531号公報、D.G.Brownetal.
,J.A亀.FoodChem.,21,No.5、7
67(1973)参照〕の醸成分の合成における出発原
料として有用である。すなわち該1,1,1−トリハロ
ゲノー4ーメチルー3ーベンテンー2ーオールを酸触媒
の存在下にオルト酢酸ェステルと反応させて得られる3
,3−ジメチルー4,6,6ートリハロゲノー5ーヘキ
セン酸ェステルを塩基性物質で処理することにより、公
知の方法に比較して簡単かつ安価に2,2ージメチルー
3−(2′,2ージハロゲノビニル)シクロプロパンカ
ルボン酸ェステルを合成することがきる。1,1,1ー
トリハロゲノー4ーメチル−3ーベンテン−2−オール
のうち1,1,1ートリクロルー4ーメチルー3−ペン
テンー2−オールは公知の物質であり、従来は次式に示
すグリニャ−ル法により合成されている(J.Chem
.Soc.,(C),1960670)。(式中、Xは
Cぞ、Brなどのハロゲン原子を示し、は または 基を示す。
ー4ーメチルー3ーベンテンー2−オールは除草剤の共
力剤として、また生理活性物質としての効果が期待され
る物質である。またとくにこの化合物は顕著な毅虫力を
有する2,2−ジメチルー3一(2,2ージハロゲノビ
ニル)シクロプロパンカルボン酸ェステル類〔持関昭4
9−47531号公報、D.G.Brownetal.
,J.A亀.FoodChem.,21,No.5、7
67(1973)参照〕の醸成分の合成における出発原
料として有用である。すなわち該1,1,1−トリハロ
ゲノー4ーメチルー3ーベンテンー2ーオールを酸触媒
の存在下にオルト酢酸ェステルと反応させて得られる3
,3−ジメチルー4,6,6ートリハロゲノー5ーヘキ
セン酸ェステルを塩基性物質で処理することにより、公
知の方法に比較して簡単かつ安価に2,2ージメチルー
3−(2′,2ージハロゲノビニル)シクロプロパンカ
ルボン酸ェステルを合成することがきる。1,1,1ー
トリハロゲノー4ーメチル−3ーベンテン−2−オール
のうち1,1,1ートリクロルー4ーメチルー3−ペン
テンー2−オールは公知の物質であり、従来は次式に示
すグリニャ−ル法により合成されている(J.Chem
.Soc.,(C),1960670)。(式中、Xは
Cぞ、Brなどのハロゲン原子を示し、は または 基を示す。
)この従来の方法では原料として用いるグリニヤール化
合物の製造が容易でないこと、および化学量論量のグリ
ニャール化合物を必要とするための経済性に乏しいこと
などの欠点がある。
合物の製造が容易でないこと、および化学量論量のグリ
ニャール化合物を必要とするための経済性に乏しいこと
などの欠点がある。
本発明者らは容易かつ安価に1,1,1ートリハロゲノ
−4−メチル一3ーベンテン−2ーオールを製造しうる
方法を鋭意検討した結果、1,1,1ートリハロゲノー
4−メチル−4ーベンテンー2ーオールを酸触媒の存在
下に加熱して、二重結合の異性化反応により1,1,1
−トリハロゲノ−4ーメチル−3ーベンテンー2−オー
ルを製造する方法を見出すに致つた。
−4−メチル一3ーベンテン−2ーオールを製造しうる
方法を鋭意検討した結果、1,1,1ートリハロゲノー
4−メチル−4ーベンテンー2ーオールを酸触媒の存在
下に加熱して、二重結合の異性化反応により1,1,1
−トリハロゲノ−4ーメチル−3ーベンテンー2−オー
ルを製造する方法を見出すに致つた。
本発明方法によれば上記の異性化反応が容易かつ効率的
に行なわれること、および原料として用いる1,1,1
−トリハロゲノ−4−メチル−4ーベンテン−2ーオー
ルは塩化アルミニウムあるいは四塩化スズなどのルイス
酸触媒の存在下にィソブテンとクロラールあるいはブロ
マールなどとを反応させる方法によって容易に製造しう
る物質であることから、従釆法に比較してはるかに容易
にかつ安価に1,1,1−トリハロゲノ−4−メチル−
3−ペンテン−2−オールを製造することができる。
に行なわれること、および原料として用いる1,1,1
−トリハロゲノ−4−メチル−4ーベンテン−2ーオー
ルは塩化アルミニウムあるいは四塩化スズなどのルイス
酸触媒の存在下にィソブテンとクロラールあるいはブロ
マールなどとを反応させる方法によって容易に製造しう
る物質であることから、従釆法に比較してはるかに容易
にかつ安価に1,1,1−トリハロゲノ−4−メチル−
3−ペンテン−2−オールを製造することができる。
1,1,1−トリハロゲノ−4−メチル−4ーベンテン
−2−オールの1,1,1−トリハロゲノー4ーメチル
ー3ーベンテンー2ーオールへの異性化反応はすでに本
発明者らにより、触媒の不存在下に加熱することによっ
ても進行することが見出されているが、本発明における
ように酸触媒を用いるならば、二重結合の異性化速度は
著しく遠くなり、平衡組成またはそれ以前の所望の転化
率に達するまでの反応時間を大幅に短縮することができ
る。
−2−オールの1,1,1−トリハロゲノー4ーメチル
ー3ーベンテンー2ーオールへの異性化反応はすでに本
発明者らにより、触媒の不存在下に加熱することによっ
ても進行することが見出されているが、本発明における
ように酸触媒を用いるならば、二重結合の異性化速度は
著しく遠くなり、平衡組成またはそれ以前の所望の転化
率に達するまでの反応時間を大幅に短縮することができ
る。
本発明で用いることのできる酸触媒の基本例としてはo
−,m−またはp−トルエンスルホン酸、ベンゼンスル
ホン酸、ナフタリンスルホン酸、ラウリルスルホン酸、
4ークロル−2−メチループタン−2ースルホン酸など
のスルホン酸類;スルホン酸基あるいはカルボキシル基
を交換基とするイオン交換樹脂;硫酸,リン酸,塩酸な
どの無機酸を挙げることができ、好ましくはベンゼンス
ルホン酸、pートルェンスルホン酸、アンバーリスト(
日型)、硫酸、リン酸などである。
−,m−またはp−トルエンスルホン酸、ベンゼンスル
ホン酸、ナフタリンスルホン酸、ラウリルスルホン酸、
4ークロル−2−メチループタン−2ースルホン酸など
のスルホン酸類;スルホン酸基あるいはカルボキシル基
を交換基とするイオン交換樹脂;硫酸,リン酸,塩酸な
どの無機酸を挙げることができ、好ましくはベンゼンス
ルホン酸、pートルェンスルホン酸、アンバーリスト(
日型)、硫酸、リン酸などである。
これらの酸触媒の使用量は用いる酸の種類にもよるが原
料の1,1,1−トリハロゲノ−4ーメチル−4−ペン
テンー2−オールに対し約0.1〜3の重量%であり、
好ましくは0.1〜5重量%である。この異性化反応に
おいて反応溶媒は必ずしも必要としないが、nーヘキサ
ン、n−オクタン、ベンゼン、トルヱン、キシレン、ジ
ーn−ブチルエーテル、四塩化炭素、クロロホルム、酢
酸などが反応に関与しないものを用いることができる。
料の1,1,1−トリハロゲノ−4ーメチル−4−ペン
テンー2−オールに対し約0.1〜3の重量%であり、
好ましくは0.1〜5重量%である。この異性化反応に
おいて反応溶媒は必ずしも必要としないが、nーヘキサ
ン、n−オクタン、ベンゼン、トルヱン、キシレン、ジ
ーn−ブチルエーテル、四塩化炭素、クロロホルム、酢
酸などが反応に関与しないものを用いることができる。
反応温度は約50つCから約250qCの範囲で行なう
ことができるが、好ましくは60q0から170ooま
での範囲である。60qoより低い温度では異性化速度
が遅く、また170qoより高い温度では1,1,1−
トリハロゲノー4−メチル−3ーベンテン−2−オール
生成の選択率が低下する。
ことができるが、好ましくは60q0から170ooま
での範囲である。60qoより低い温度では異性化速度
が遅く、また170qoより高い温度では1,1,1−
トリハロゲノー4−メチル−3ーベンテン−2−オール
生成の選択率が低下する。
この異性化反応は加熱時間の経過とともに進行するが、
生成する1,1,1−トリハロゲノー4ーメチルー3ー
ベンテンー2−オールを反応系外に取り出さないかぎり
、最終的には1,1,1ートリハロゲ/−4−メチル−
4−ペンテンー2−オールと1,1,1ートリハロゲノ
ー4ーメチル−3ーベンテンー2−オールとは約15:
85の平衡組成に達する。この異性化反応は回分式およ
び連続式のいずれの方法によっても行なうことができる
。
生成する1,1,1−トリハロゲノー4ーメチルー3ー
ベンテンー2−オールを反応系外に取り出さないかぎり
、最終的には1,1,1ートリハロゲ/−4−メチル−
4−ペンテンー2−オールと1,1,1ートリハロゲノ
ー4ーメチル−3ーベンテンー2−オールとは約15:
85の平衡組成に達する。この異性化反応は回分式およ
び連続式のいずれの方法によっても行なうことができる
。
選択率良くこの異性化反応を進行させるためには原料の
1,1,1−トリハロゲノー4ーメチルー4ーベンテン
−2ーオールの純度を良くし、かつ反応を窒素あるいは
他の不活性ガス雰囲気下に行なうことが望ましい。以下
、本発明を実施例および参考例によって説明するが、本
発明はこれらの実施例および参考例によって制限を受け
るものではない。
1,1,1−トリハロゲノー4ーメチルー4ーベンテン
−2ーオールの純度を良くし、かつ反応を窒素あるいは
他の不活性ガス雰囲気下に行なうことが望ましい。以下
、本発明を実施例および参考例によって説明するが、本
発明はこれらの実施例および参考例によって制限を受け
るものではない。
なお実施例および参考例中の部は重量部を意味する。実
施例 1 n−へキサン10碇部‘こ1,1,1−トリクロル−4
−メチル−4−ペンテン−2−オール5碇郭およびn−
トルェンスルホン酸1.碇都を加え1虫時間加熱還流し
た。
施例 1 n−へキサン10碇部‘こ1,1,1−トリクロル−4
−メチル−4−ペンテン−2−オール5碇郭およびn−
トルェンスルホン酸1.碇都を加え1虫時間加熱還流し
た。
この内容物のガスクロマトグラフイ‐では反応の転化率
85%、選択率96%で目的の1,1,1ートリクロル
ー4ーメチルー3ーベンテン−2ーオールの生成が認め
られた。この内容物は放冷することにより結晶が析出し
、この結晶は下記の性状を有する1,1,1ートリクロ
ルー4−メチル−3ーベンテンー2−オールであり、櫨
週の操作により31部得られた。mP:8300 IRスペクトル(KBr錠剤); 1670肌‐1(CニC)、3270肌‐1(〇H)N
MRスペクトル(6のMHZ)6輪之4:1.78(s
)組、2.63(bs)IH、4.60(d、J;9H
Z)IH、5.29(W、J=9HZ)IH元素分析値
(カッコ内は理論値);C% 35.56(35.41
)、H% 4.47(4.46)なお上記の櫨過を行な
ったさし、の母液は1,1,1ートリクロルー4ーメチ
ル−4−ペンテンー2ーオールと1,1,1ートリク。
85%、選択率96%で目的の1,1,1ートリクロル
ー4ーメチルー3ーベンテン−2ーオールの生成が認め
られた。この内容物は放冷することにより結晶が析出し
、この結晶は下記の性状を有する1,1,1ートリクロ
ルー4−メチル−3ーベンテンー2−オールであり、櫨
週の操作により31部得られた。mP:8300 IRスペクトル(KBr錠剤); 1670肌‐1(CニC)、3270肌‐1(〇H)N
MRスペクトル(6のMHZ)6輪之4:1.78(s
)組、2.63(bs)IH、4.60(d、J;9H
Z)IH、5.29(W、J=9HZ)IH元素分析値
(カッコ内は理論値);C% 35.56(35.41
)、H% 4.47(4.46)なお上記の櫨過を行な
ったさし、の母液は1,1,1ートリクロルー4ーメチ
ル−4−ペンテンー2ーオールと1,1,1ートリク。
ルー4−メチル−3−ペンテンー2ーオールとのほぼ1
:1の混合物であり、これは引き続きそのまま加熱還流
を行なうことにより、ほゞ2:8の異性体比まで異性化
を進行させることができた。実施例 2 トルェン25部に1,1,1ートリブロムー4−メチル
一4−ペンテン−2ーオール5部およびpートルェンス
ルホン酸0.1部を加え4時間加熱還流した。
:1の混合物であり、これは引き続きそのまま加熱還流
を行なうことにより、ほゞ2:8の異性体比まで異性化
を進行させることができた。実施例 2 トルェン25部に1,1,1ートリブロムー4−メチル
一4−ペンテン−2ーオール5部およびpートルェンス
ルホン酸0.1部を加え4時間加熱還流した。
この内容物のガスクロマトグラフィ‐では反応の転化率
80%、選択率92%で目的の1,1,1−トリブロム
ー4ーメチルー3ーベンテン−2−オールの生成が認め
られた。そこでこの内容物はジェチルェーテルで希釈し
、活性炭で処理することにより脱色したのち減圧下に低
沸点物を蟹去し、得られた結晶は石油エーテルで再結晶
して下記の性状を有する1,1,1−トリプロム−4−
メチル一3ーベンテンー2−オールを3.2部得た。b
p;120〜12〆。
80%、選択率92%で目的の1,1,1−トリブロム
ー4ーメチルー3ーベンテン−2−オールの生成が認め
られた。そこでこの内容物はジェチルェーテルで希釈し
、活性炭で処理することにより脱色したのち減圧下に低
沸点物を蟹去し、得られた結晶は石油エーテルで再結晶
して下記の性状を有する1,1,1−トリプロム−4−
メチル一3ーベンテンー2−オールを3.2部得た。b
p;120〜12〆。
/1肋Hgmp:81.る5〜820
NMRスペクトル(60MHZ)6字忌〆4:1.80
(s)紺、2.71(d、J=6日2)IH、4.38
〜4.68(m)IH、5.30(bd、J=8HZ)
IHIRスペクトル(KBr錠剤); 1670肌‐1(CニC)、3310伽‐1(〇H)元
素分析値(カッコ内は理論値);C% 21.08(2
1.39)、H% 2.49(2.69)実施例 3〜
71,1,1ートリクロルー4ーメチル−4−ペンテン
−2ーオールの1,1,1−トリク。
(s)紺、2.71(d、J=6日2)IH、4.38
〜4.68(m)IH、5.30(bd、J=8HZ)
IHIRスペクトル(KBr錠剤); 1670肌‐1(CニC)、3310伽‐1(〇H)元
素分析値(カッコ内は理論値);C% 21.08(2
1.39)、H% 2.49(2.69)実施例 3〜
71,1,1ートリクロルー4ーメチル−4−ペンテン
−2ーオールの1,1,1−トリク。
ルー4−メチル−3−ペンテン−2−オールへの異性化
反応において、各種反応条件に対する反応の転化率およ
び1,1,1ートリクロル−4ーメチル−3−ペンテン
ー2ーオ−ルの選択率を実施例1と同様の方法で検討し
、その結果を表1にまとめた。なお表中のアンバーリス
ト−15は強酸性カチオン交換樹脂M旧一日型、オルガ
ノ株式会社製のもの、硫酸は95%、リン酸は85%濃
度のものである。表1 1,1,1−トリクロル−4−
メチル−4−ペンテン−2−オールの異性化参考例 1 クロラール59.碇都、ィソブテン29.群部および石
Z油エーテル8碇部の混合物を−20〜一5℃に冷却し
ておき、無水の四塩化スズ4.2部を徐々に添加し、上
記の温度に保ちながら5時間かきまぜた。
反応において、各種反応条件に対する反応の転化率およ
び1,1,1ートリクロル−4ーメチル−3−ペンテン
ー2ーオ−ルの選択率を実施例1と同様の方法で検討し
、その結果を表1にまとめた。なお表中のアンバーリス
ト−15は強酸性カチオン交換樹脂M旧一日型、オルガ
ノ株式会社製のもの、硫酸は95%、リン酸は85%濃
度のものである。表1 1,1,1−トリクロル−4−
メチル−4−ペンテン−2−オールの異性化参考例 1 クロラール59.碇都、ィソブテン29.群部および石
Z油エーテル8碇部の混合物を−20〜一5℃に冷却し
ておき、無水の四塩化スズ4.2部を徐々に添加し、上
記の温度に保ちながら5時間かきまぜた。
この後、反応液はジェチルェーテルで希釈し、約5戊郡
の水で洗浄し、有機層からの低沸点物を留去Jしたのち
減圧蒸留を行ない、bp;104〜107o0/22肋
Hgの1,1,1ートリクロルー4−メチル−4−ペン
テンー2ーオールを69.2部得た(85%収率)。N
MRスペクトル(60MHz)a輪〆4; 2
1.80(bs)犯、2,0〜3.0(m)がし3.9
〜4。
の水で洗浄し、有機層からの低沸点物を留去Jしたのち
減圧蒸留を行ない、bp;104〜107o0/22肋
Hgの1,1,1ートリクロルー4−メチル−4−ペン
テンー2ーオールを69.2部得た(85%収率)。N
MRスペクトル(60MHz)a輪〆4; 2
1.80(bs)犯、2,0〜3.0(m)がし3.9
〜4。
2(m)IH、4.88(戊)が
上記の1,1,1ートリクロル−4−メチル−4−ペン
テンー2−オール5碇部を実施例1と同様の方法により
処理し、mp;83q○の1,1,1一2トリクロルー
4ーメチルー3−ペンテン−2ーオールの結晶を31部
得た。
テンー2−オール5碇部を実施例1と同様の方法により
処理し、mp;83q○の1,1,1一2トリクロルー
4ーメチルー3−ペンテン−2ーオールの結晶を31部
得た。
参考例 2
トリブロムアセトアルデヒド28.1部、イソプテン1
6.8部、石油エーテル15部の混合物を−10〜一
35℃に冷却しておき、綴水塩化アルミニウム粉末1.
3部を数回に分けて添加し、上記の温度に保ちながら5
時間かきまぜた。
6.8部、石油エーテル15部の混合物を−10〜一
35℃に冷却しておき、綴水塩化アルミニウム粉末1.
3部を数回に分けて添加し、上記の温度に保ちながら5
時間かきまぜた。
反応の進行とともに内容物から結晶が析出したが、反応
の終期にはジェチルェーテルを加え均一溶液としたのち
室温で303分間かきまぜた。この後反応液に水2疎部
を加え有機層を取り、低沸点物を留去したのち減圧蒸留
を行ない、bp;108〜110qo/0.3側Hg、
mp;64〜6500の1,1,1−トリブロムー4ー
メチルー4−ペンテンー2−オールを28.7部得た(
85%収率)。IRスペクトル(KBr錠剤)三 1645流‐1(C=C)、3500の‐1(OH)N
MRスペクトル(60MHZ)6輪〆4;1.82(s
)斑、2.03〜3.05(m)が、3.87〜4.1
0(m)IH、4.88(s)が上記の1,1,1ート
リブoムー4−メチル−4ーベンテン−2−オール5部
を実施例2と同様の方法により処理し、1,1,1ート
リブロムー4−メチル−3ーベンテンー2ーオールを石
油エーテル再結晶後で3.森部得た。
の終期にはジェチルェーテルを加え均一溶液としたのち
室温で303分間かきまぜた。この後反応液に水2疎部
を加え有機層を取り、低沸点物を留去したのち減圧蒸留
を行ない、bp;108〜110qo/0.3側Hg、
mp;64〜6500の1,1,1−トリブロムー4ー
メチルー4−ペンテンー2−オールを28.7部得た(
85%収率)。IRスペクトル(KBr錠剤)三 1645流‐1(C=C)、3500の‐1(OH)N
MRスペクトル(60MHZ)6輪〆4;1.82(s
)斑、2.03〜3.05(m)が、3.87〜4.1
0(m)IH、4.88(s)が上記の1,1,1ート
リブoムー4−メチル−4ーベンテン−2−オール5部
を実施例2と同様の方法により処理し、1,1,1ート
リブロムー4−メチル−3ーベンテンー2ーオールを石
油エーテル再結晶後で3.森部得た。
参考例 3
1,1,1ートリクロル−4ーメチル−4−ペンテンー
2−オール61.2部‘こp−トルエンスルホン酸0.
06部を加え、反応温度11500で1.虫時間かきま
ぜた。
2−オール61.2部‘こp−トルエンスルホン酸0.
06部を加え、反応温度11500で1.虫時間かきま
ぜた。
ここで反応液のガスク。マトグラフィーを行なったとこ
ろ反応の転化率86%選択率96%で1,1,1ートリ
クロル−4ーメチルー3ーベンテンー2ーオールの生成
が認められた。そこで次に上の反応液にオルト酢酸エチ
ル97.3部を加え反応温度130〜145こ0で2時
間、さらに145〜155こ0で4時間かきまぜた。な
お反応中に創生するエタノールは連続的に反応系外に蟹
去した。その後反応液をそのまま減圧蒸留を行ないbp
;83〜8400/0.28肋Hgの油状体留分として
3,3ージメチル−4,6,6ートリクロルー5ーヘキ
セン酸エチルを42.6部得た。原料の1,1,1ート
リクロル−4−メチル−4ーベンテンー2−オールに対
し52%の収率であつた。
ろ反応の転化率86%選択率96%で1,1,1ートリ
クロル−4ーメチルー3ーベンテンー2ーオールの生成
が認められた。そこで次に上の反応液にオルト酢酸エチ
ル97.3部を加え反応温度130〜145こ0で2時
間、さらに145〜155こ0で4時間かきまぜた。な
お反応中に創生するエタノールは連続的に反応系外に蟹
去した。その後反応液をそのまま減圧蒸留を行ないbp
;83〜8400/0.28肋Hgの油状体留分として
3,3ージメチル−4,6,6ートリクロルー5ーヘキ
セン酸エチルを42.6部得た。原料の1,1,1ート
リクロル−4−メチル−4ーベンテンー2−オールに対
し52%の収率であつた。
NMRスペクトル(10■けHZ)6Se〆4;1.0
8(s)斑、1.20(t、Jェ7HZ)知日;2.1
4(d「 J=14HZ)IH:2.42(d、J=1
4HZ)IH;4.01(q、J;7E169)2H;
4.83(d、J=11HZ)IH、5.95(d、J
=11HZ)IH上記の方法により得られた3,3ージ
メチルー4,6,6−トリクロル−5ーヘキセン酸エチ
ル27.$部を、金属ナトリウム4.0部を無水メタノ
ール30の都‘こ溶解した溶液に添加しメタノール還流
下に2時間かきまぜた。
8(s)斑、1.20(t、Jェ7HZ)知日;2.1
4(d「 J=14HZ)IH:2.42(d、J=1
4HZ)IH;4.01(q、J;7E169)2H;
4.83(d、J=11HZ)IH、5.95(d、J
=11HZ)IH上記の方法により得られた3,3ージ
メチルー4,6,6−トリクロル−5ーヘキセン酸エチ
ル27.$部を、金属ナトリウム4.0部を無水メタノ
ール30の都‘こ溶解した溶液に添加しメタノール還流
下に2時間かきまぜた。
Claims (1)
- 1 1,1,1−トリハロゲノ−4−メチル−4−ペン
テン−2−オールを酸触媒の存在下に加熱することを特
徴とする1,1,1−トリハロゲノ−4−メチル−3−
ペンテン−2−オールの製造法。
Priority Applications (12)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP50080600A JPS6010014B2 (ja) | 1975-06-30 | 1975-06-30 | 1,1,1−トリハロゲノ−4−メチル−3−ペンテン−2−オ−ルの製造法 |
DE2542377A DE2542377C3 (de) | 1974-10-03 | 1975-09-23 | !,l.l-Trihalogen^-methyl-S-penten-2-ole und Verfahren zu ihrer Herstellung |
US05/616,998 US4113968A (en) | 1974-10-03 | 1975-09-26 | Process for preparation of substituted cyclopropane carboxylic acids and esters thereof and intermediates of said acids and esters |
FR7530114A FR2299300A1 (fr) | 1974-10-03 | 1975-10-01 | Trihalogeno-1,1,1-methyl-4-pentene-3-ols-2 et leur procede de preparation |
DE19752544150 DE2544150A1 (de) | 1974-10-03 | 1975-10-02 | Verfahren zur herstellung von substituierten cyclopropancarbonsaeuren und ihren estern |
SU752176261A SU634660A3 (ru) | 1974-10-03 | 1975-10-02 | Способ получени 1,1,1-тригалоген4-метил-3-пентен-2-олов |
CH1280275A CH609314A5 (ja) | 1974-10-03 | 1975-10-02 | |
GB40354/75A GB1528945A (en) | 1974-10-03 | 1975-10-02 | 1,1,1-trihalo-4-methyl-3-penten-2-ols and their preparation |
NL7511584.A NL160797C (nl) | 1974-10-03 | 1975-10-02 | Werkwijze voor het bereiden van 1,1,1-trichloor- -4-methyl-3-penteen-2-ol of 1,1,1-tribroom-4- -methyl-3-penteen-2-ol. |
NL7511585A NL182475C (nl) | 1973-12-21 | 1975-10-02 | Werkwijze voor het bereiden van gesubstitueerde cyclopropaancarbonzuuresters. |
US05/786,587 US4117247A (en) | 1974-10-03 | 1977-04-11 | Preparation of 1,1,1-trihalogeno-4-methyl-3-penten-2-ol |
US05/891,049 US4190730A (en) | 1974-10-03 | 1978-03-28 | Preparation of 1,1,1-trihalogeno-4-methyl-3-penten-2-ol |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP50080600A JPS6010014B2 (ja) | 1975-06-30 | 1975-06-30 | 1,1,1−トリハロゲノ−4−メチル−3−ペンテン−2−オ−ルの製造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS525705A JPS525705A (en) | 1977-01-17 |
JPS6010014B2 true JPS6010014B2 (ja) | 1985-03-14 |
Family
ID=13722810
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP50080600A Expired JPS6010014B2 (ja) | 1973-12-21 | 1975-06-30 | 1,1,1−トリハロゲノ−4−メチル−3−ペンテン−2−オ−ルの製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6010014B2 (ja) |
-
1975
- 1975-06-30 JP JP50080600A patent/JPS6010014B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS525705A (en) | 1977-01-17 |
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