JPS5999924A - 位相比較継電器 - Google Patents

位相比較継電器

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JPS5999924A
JPS5999924A JP57208218A JP20821882A JPS5999924A JP S5999924 A JPS5999924 A JP S5999924A JP 57208218 A JP57208218 A JP 57208218A JP 20821882 A JP20821882 A JP 20821882A JP S5999924 A JPS5999924 A JP S5999924A
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circuit
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重遠 尾田
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、ザージ電流による誤動作対策を施した位相
比較継電器に関するものである。
従来、位相比較継電器とj〜で第1図(A)に示すもの
があった。1は送電線電流を継電器内に導入させる為の
電流変成器(以下、CTと略す)、2はCTIの2次電
流を電圧信号に変える補助変成器、3はこの電圧信号中
に含まれる高周波成分を除去して送電線の基本周波数成
分だけを通過させるフィルタ?、4はフィルター出力の
うちスライスレベル(SLH)よりIE側に大きいもの
だけり矩形波信号に1〜で出力するスライスレベル(8
1゜H)回路、5はスライスレベル(8L H)回路4
と同様に、フィルター3のフィルター出力のうちスライ
スレベルS L Lより正側に大きいものだけを矩形波
信号にして出力するスライスレベルSLL回路で、その
矩形波出力信号を相手端継電器RYへ伝送する。6は逆
に相手端から伝送されてきた相手端のスライスレベルS
 L L信号再生回路であって、これとスライスレベル
SLH回路4の自端のSL)!信号をAND回路7aで
合成し、そのAND出力信号を出す。この出力を動作タ
イマー回路Ba、復帰タイマー回路9aに導入する。A
ND出力幅が動作タイマー回路8aの計時時間t1より
長ければ継電器RYは動作するに到る。伺、通常、スラ
イスレベルSLH回路およびスライスレベルS L L
 回路の各スライスレベル値SLHおよびS L Lは
、それぞれ5LH)18LLl。
S■、L〈0の関係に設定する。
第1図(B)とともに動作について次に説明する。
第1図(I3Hi)のようにこの継電器RYによって区
間A、Hの送電線を保護する場合を考える。強電原端を
A端として、送電線が健全時電流がAからBへ流れると
すると、A、端、B端の各CT 1A。
1Bが相互に逆極性に接続されているので補助変成器2
の出力信号は同図(11)の様にA端、B端でほぼ18
0°位相がずれた電圧波形となる。A端、B端の夫々の
スライスレベル値8 IJl−1,S L Lノミ号は
同図(iii )および(iv)となる。同図(V)は
、相手端から伝送されてきたスライスレベルS L L
信号。さらに同図(vl)は、A、 N D回路7aの
AND出力信号で、自端スライスレベルS L Hと相
手端スライスレベル8 L Lとの間に重なり部分がな
い時には、出力信号は出ない。これは送電線が健全時で
あることを意味し、第1図(B)は、この健全状態のタ
イムチャートを示すが、逆にA端、B端間に故障がある
場合には、B端に流れる故障電流が逆になる為、A端、
B端での補助変成器2の出力電圧がほぼ同極性となり、
AND回路7aのAND出力信号として5L)I信号の
幅が出力されるのでその幅がt!より大きいとトリップ
となる。
従来の位相比較継電器は以上のように構成されているの
で、健全時にはA端、B端の継電器内の補助変成器20
2次電圧波形が逆相となり、故障時にはこれが同相とな
らねばならない。しかし、送′Fit線がケーブルで構
成されている場合、あるいは長距離送電線の場合などに
は、送電線の対地容@Cが無視できなくなり、遮断器C
BAを投入する場合には、送電線のりアクタンス分と対
地容量分の間で共振現象が生じる。第2図は、このとき
の様T−を示す位相継電器の動作タイムチャートを示し
ている。第2図(ii)に示す−ようにAll B端ど
ちらか一方にだけ、高周波成分が発生することがある。
第2図ではA端側に発生した様子を示す。
実系統においては、この高周波成分の周波数は、はぼ5
〜20 KHzにもなり、持続時間も5〜10m5にも
なることが観測されている。このような高周波成分が第
1図に示した様な継電器内のフィルター回路3に入ると
、フィルター回路3が演算増幅器(図示せず)により構
成されている場合には、通常、数KHz以」=の入力に
対しては、その演算増幅器が正常の動作をせずに出力が
低下し、第2図(iv)で示すようにスライスレベルS
LL信号として斜線部のように高周波人力の原因により
異常信号が出力される場合が生じる。このため、この異
常信号がB端へ伝送され、第2図(V)、 (Vi)に
示すようにスライスレベル8 L l(信号とA端スラ
イスレベル5SLA信号とが重なり、B端の継電器RY
が誤動作に到ることが考えられるなどの欠点があった。
この発明は、」二記のような高周波入力重畳による位相
比較継電器の誤動作を解決する為になされたもので、上
述した正側のスライスレベル8 L H信号だけでなく
、新たに負側のスライスl/ベルSL H信号を監視す
るととによって前述のような誤動作を防ぐことのできる
位相比較継電器を提供することを目的としている。
以下、この発明の一実施例を第3図について説明する。
第3図は、この発明の一実施例による位相比較継電器の
構成ブロック図を示している。同図中、第1図、第2図
と同一符号は同−又は相当部分を示しているので詳しい
説明は省略する。第3図において、4は正側スライスレ
ベルSLH+回路で、第1図のスライスレベルSLH回
路4と同じである。10は負側スライスレベル8 L 
l−T −回路で、フィルター回路3の出力のうち負側
にこのスライスレベルS L 1−I−値より大きい場
合に矩形波信号を出力する。11は信号反転回路で、相
手端からのスライスレベルSLL信号再生回路6の相手
端スライスレベルSLL信号を反転させ、負側スライス
レベル8 L H−回路10のスライスレベル8LH+
信号と共にAND回路7bに導入され、続いて動作タイ
マー8bと復帰タイマー9bに導入される。この出力信
号すと従来の位相比較継電器のトリップ信号aをAND
回路7CでAND条件をつくりこの出力ドリップ信号C
により継電器動作とする構成である。ここで各スライス
レベル値SLL、5LI−E+、8LH−の間には、S
LH+=lSLH−1>l5LLI、  SLL<00
関係を有する。
同位相比較継電器を適用した電力系統を示す概略系統図
で、今、時点t=0でA端側の遮断器CBAが開→閉に
なったとする。するとA端から13端へ負荷電流が流れ
る。同時に送電線の充電電流も流れるが、この充電電流
ばA端にしか流れないので、スライスレベル値sLH,
SLLのレベル整定かこの充を電流値より大きく整定し
てやるとこの充電電流による影響を無視することができ
る。
叩ち、ここでは遮断器CBAの操作による高周波電流が
A端継′市器にのみ流入する場合について考えることに
する。
第4図(ii)が第3図に示す補助変成器2の出力信号
波形図である。この出力信号がさらに第3図のフィルタ
ー回路3に入力されるが、フィルター回路3内の演算増
幅器(図示せず)の周波数特性により、5〜20KHz
O高周波に対しては応答しない特性を有するため、各ス
ライスレベル回路4゜10.5の出力はそれぞれ第4図
(iii)、 (iv)、 (v)の様な出力信号波形
になる。同図(V)のスライスレベルS L L信号の
斜線部が高周波による異常信号である。同図(vl)が
相手端より伝送されたスラィスレベ# S L L信号
で、同図(vii ) 、 (1ix)は、夫々第3図
に示したAND回路7a、7bの出力端P、Q点の出力
信号となる。そこで、B端側P点のAND出力信号に高
周波入力による異常動作信号が出力されるが同側9点に
はこのような異常動作信号は出力されない。そのため結
局、継電器としては動作せずトリップに到らない。した
がって、位相比較継電器に於てけ、いずれかの端所で発
生する高周波入力が原因で生ずる誤動作が、AND回路
7Cの出力ドリップ信号を使用すれば防止できることに
なる。
なお、上記の実施例では、夫々相手継電器にスライスレ
ベルSLL信号の1つの伝送信号しか送らない所謂1チ
ヤンネル伝送系について開示して来たが、スライスレベ
ルSLL信号についても本実施例のスライスレベル8L
H信号と同様に正側、負側SLL+、5LL−を設けて
それぞれ2チヤンネル伝送系にして構成しても良く、夫
々正側、負側スライスレベル信号による動作判定のため
にAND条件で動作させる比較方式をとってもよい。
以上のようにこの発明によれば、系統送電電流の電流波
形に基づき正側、負側波形信号について動作判定させる
ように構成1〜たので、遮断器操作時に発生する高周波
成分が重畳するような電力系統の保護にも使用すること
ができ、極めて信頼性が高くなる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図(A)および(B)は、それぞれ従来の位相比較
継電器の構成ブロック図及び動作タイムチャートを示す
タイミング図を、第2図は従来の位相比較継電器に高周
波入力信号が重畳されたときの動作タイムチャートを示
すタイミング図を、第3図はこの発明の一実施例による
位相比較継電器の構成ブロック図を、さらに第4図は第
3図実施例の動作タイムチャートを示すタイミング図を
それぞれ示している。 1・・・電流変成器又はCT、  2・・・補助変成器
、3・・・フィルター回路、  4・・・正側スライス
レベル8LH十回路、  5・・・スライスレベルS 
L L回路、6・・・スライスレベル8LL信号再生回
路、7a。 7 b 、 7 c−A、ND回路、  sa、sb・
・・動作タイマー、  9a、9b・・・復帰タイマー
、  10・・・負側スライスレベル5LH−回路、 
 11−・信号反転回路。 なお、図中同一符号は同−又は相当部分を示す。 代理人   葛  野  信  −(ほか1名)第 1
 図(A/) 第1図(β) 早 2 回 ty>tl  ◆ トリ、・2プ 令4 図 手続補正書(自発) 1、事件の表示   特願昭57−208218号  
     :3、補正をする者 名 称  (601)E菱電機株式会社代表者片由仁八
部 5、補正の対象 明細書の発明の詳細な説明の欄 6、補正の内容 明細書第3頁第12行目の「尚、」とあるのを「但し、
ここでは信号が相手端から伝達されてくるまでのいわゆ
る伝送遅延時間ビ無視した構成にしている。尚、」と補
正する。 以上

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)A端側およびB端側での各送電電流を検出し、A
    端側送電電流を第1のスライスレベル値で、またB端側
    送電電流を第2のスライスレベル値でそれぞれ比較し、
    各出力スライドレベル信号のAND条件判定信号により
    トリップする位相比較継電器において、該第1のスライ
    スレベル値をさらに正側スライスレベル値と負側スライ
    スレベル値とに分け、該正側スライスレベル値より得ら
    れる正側の該AND条件判定信号と、該負側スライスレ
    ベル値より得られる負側の該A N ’D条件判定信号
    とのそれぞれのA N I)条件によりトリップを制御
    されたことを特徴とする位相比較継電器。
  2. (2)B端側より伝送される該出力スライドレベル信号
    を1チヤンネル伝送し、該出力スライドレベル信号を反
    転し−CC負負側スライドレベル値ともに負側の該A 
    N I)条件判宇信号を確保したことを特徴とする特許
    請求の範囲第1項記載の位相比較継電器。
  3. (3)  上He M 2のスライスレベル値をさらに
    正側スライスレベル値と負側スライスレベル値とに分け
    ることにより相互に独立して2チヤンネル伝送に基づい
    て判定を行うことを特徴とする特許請求の範囲第1項記
    載の位相比較継電器。
JP57208218A 1982-11-26 1982-11-26 位相比較継電器 Granted JPS5999924A (ja)

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JP57208218A JPS5999924A (ja) 1982-11-26 1982-11-26 位相比較継電器

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JPH0139300B2 JPH0139300B2 (ja) 1989-08-21

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6223314A (ja) * 1985-07-23 1987-01-31 三菱電機株式会社 電力系統の保護システム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6223314A (ja) * 1985-07-23 1987-01-31 三菱電機株式会社 電力系統の保護システム
JPH0572169B2 (ja) * 1985-07-23 1993-10-08 Mitsubishi Electric Corp

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