JPH0572169B2 - - Google Patents

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JPH0572169B2
JPH0572169B2 JP60161195A JP16119585A JPH0572169B2 JP H0572169 B2 JPH0572169 B2 JP H0572169B2 JP 60161195 A JP60161195 A JP 60161195A JP 16119585 A JP16119585 A JP 16119585A JP H0572169 B2 JPH0572169 B2 JP H0572169B2
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JP
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circuit
slice level
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sll
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Shigeto Oda
Hideo Noguchi
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は一般に電力系統の保護システムに関
し、特に励磁突入電流或いは電力系統の過渡電流
による誤動作対策を施した位相比較継電器を備え
た電力系統の保護システムに関する。
〔従来の技術〕
第3図Aは、特開昭59−99924号公報に掲載さ
れた従来の電力系統の保護システムの位相比較継
電器の構成を示すブロツク図である。
第3図Aにおいて、1は送電線電流を位相比較
器継電器内に導入させるための電流変成器(以
下、CTという)、2は前記CT1の2次電流を電
圧信号に変換する補助変成器、3は前記補助変成
器2から出力された電圧信号中に含まれる高周波
成分を除去して送電線の基本周波数成分だけ通過
させるフイルタF,4は前記フイルタF3から出
力された信号のうち第3図Bにて図示する第1
のスライスレベル値SLHより正側に大きい部分
だけを第3図Bにて図示するごとく矩形波信号
としてスライスレベルSLH信号を出力する第1
のスライスレベルSLH回路、5は前記スライス
レベルSLH回路4と同様に、前記フイルタF3
から出力された信号のうち前記第3図Bにて図
示する前記第1のスライスレベル値SLHより低
レベルの第2のスライスレベル値SLLより正側に
大きい部分だけを第3図Bにて図示するごとく
矩形波信号としてスライスレベルSLL信号を出力
する第2のスライスレベルSLL回路である。この
スライスレベルSLL回路5は、出力するスライス
レベルSLL信号を相手端位相比較継電器RYへ伝
送するように構成されている。
6は前記相手端位相比較継電器RYから伝送さ
れたきた相手端のスライスレベルSLL信号を再生
するスライスレベルSLL信号再生回路、7aはス
ライスレベルSLL信号再生回路6から出力された
スライスレベルSLL信号と前記スライスレベル
SLH回路4から出力された自端のスライスレベ
ルSLH信号との論理積をとつて出力するAND回
路、8は前記AND回路7aから論理レベル「H」
の信号が出力されたとき、この信号のオンタイム
時間幅が予め設定されている計時時間t1より長い
ときに位相比較継電器RYを動作させる動作タイ
マ回路、9は前記動作タイマ回路8によつて動作
させられた前記位相比較継電器RYを、予め設定
されている計時時間t2の経過とともに復帰させる
復帰タイマ回路であり、前記動作タイマ回路8と
で処理回路を構成している。
上述した位相比較継電器は、送電線のA端およ
びB端に設けられ、信号が相手端から伝達されて
くるまでの所謂伝送遅延時間を無視した構成とな
つているとともに、前記スライスレベル値SLH
及びスライスレベル値SLLは、通常第3図Bに
て図示したようにSLH>|SLL|,SLL<0の
関係が成立するように設定されている。
次に上述した構成の動作を主に送電線が健全な
状態にあるときのタイミングチヤートを示す第3
図Bを併用して以下に説明する。第3図Bのよ
うにこの位相比較継電器RYによつて区間ABの
送電線を保護する場合を考える。電源端をA端と
して、送電線の健全時に電流がAからBに向かつ
て流れるとすれば、A端、B端の各CT1A,1
Bが相互に逆極性に接続されているので前述した
補助変成器2の出力信号は第3図BのごとくA
端、B端で略180°位相がずれた電圧波形となる。
該電圧波形が入力されたことによる前記A端、B
端の夫々のスライスレベル値SLH,SLLの信号
は第3図B及び第3図Bにて図示するごとく
である。第3図にて図示したSLL信号は、第3
図Bにて図示するごとく夫々伝送装置を介して
相手端に伝送され、AND回路7aにおいて自端
スライスレベルSLH信号との間で論理積をとら
れる。第3図Bと第3図Bとを参照して明ら
かなように、前述した自端スライスレベルSLH
信号と相手端スライスレベル値SLL信号との間に
重なり部分がないときには前記AND回路7aか
らは論理レベル「H」の信号は出力されない(第
3図B参照)。即ちAND回路7aから論理レベ
ル「H」の信号が出力されなければ、送電線が健
全な状態にあることを意味しているのである。上
記とは逆に、A端、B端間に故障がある場合に
は、B端に流れる故障電流が逆になるため、A
端、B端での補助変成器2の出力電圧が略同極性
となり、AND回路7aからはオンタイム時間幅
がSLH信号の幅を持つた論理レベル「H」の信
号が出力されるので該信号のオンタイム時間幅が
前記t1よりも大きいとトリツプとなる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従来の電力系統の保護システムは以上のように
構成されているので、送電線が健全状態にあると
きにはA端、B端の位相比較継電器内の補助変成
器2の2次電圧波形が逆相となり、一方、送電線
が故障したときには上記2次電圧波形が同相とな
らねばならない。
しかしながら、送電線がケーブルで構成されて
いる場合や或いは長距離送電線の場合などには、
該送電線の対地容量Cが無視できなくなり、例え
ば、B端側変圧器TRの外部の地絡事故Fの復旧
時には送電線及び変圧器のリアクタンス分と対地
容量分との間で共振現象が生じ、該共振現象のた
めに位相比較継電器RYが誤動作するおそれがあ
る。即ち、前記共振現象によつて第4図にて図
示するごとくA端とB端とで発生する高周波成分
が異なることがあると、例えばA端側では基本波
と同じ波高値を持つ第2及び第3高調波が重畳
し、一方B端側では基本波と同じ波高値を持つ第
2高調波が重畳することがある。該高周波成分の
周波数は、実系統においては対地容量Cが大きい
と数150Hzのオーダにまで下がつており、変圧器
の励磁突入電流の周波数は約100Hz付近になつて
いる。又、持続時間も数100msから数s程度のオ
ーダにもなることが観測されている。
そこで、前記A端側、B端側での共振条件の違
いにより夫々異なつた波形の高周波成分が発生
し、このような高周波成分が前記第3図Aにて図
示したごとき位相比較継電器RY内のフイルタF
3に入ると、該フイルタF3は周波数が基本波に
近い数150Hz程度の入力信号については完全には
カツトすることができずに出力してしまうので、
第4図にて図示するようにA端側スライスレベ
ルSLH信号とB端側スライスレベルSLLB信号と
がAND回路7aにおいて重なつてA端側の位相
比較継電器RYが誤動作するおそれがあり、同様
にB端側スライスレベルSLH信号とA端側スラ
イスレベルSLLA信号とがAND回路7aにおい
て重なつてB端側の位相比較継電器RYも誤動作
するおそれがある等、システム全体として信頼性
のより一層の向上を図ることが困難であるという
問題点があつた。
この発明は上記のような問題点を解消するため
になされたもので、高周波が重畳することによつ
て生ずる誤動作を防止し、もつて信頼性のより一
層の向上を図ることが可能な電力系統の保護シス
テムを得ることを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明に係る電力系統の保護システムは、送
電線のA端に設ける位相比較継電器は、送電線の
A端で検出した送電電流がSLH>|SLL|,
SLL<0の関係が成立するように設定されている
スライスレベル値SLHより正側に大きいとき矩
形波信号を出力する第1のA端スライスレベル回
路と、前記送電電流が前記スライスレベル値SLL
より正側に大きいときに矩形波信号を出力する第
2のA端スライスレベル回路と、前記送電線の電
圧低下を検出する不足電圧検出回路と、前記第2
のA端スライスレベル回路の出力と前記不足電圧
検出回路の出力との論理積を得る第1のAND回
路と、この第1のAND回路の出力をB端へ伝送
する伝送装置と、前記第1のA端スライスレベル
回路の出力と前記伝送装置を介して前記B端から
伝送された出力との論理積を得る第2のAND回
路と、この第2のAND回路の出力を処理する処
理回路と、この処理回路の出力と前記不足電圧検
出回路との論理積によつてトリツプ信号を得る第
3のAND回路とからなり、前記送電線のB端に
設ける位相比較継電器は、送電線のB端で検出し
た送電電流が前記スライスレベル値SLHより正
側に大きいとき矩形波信号を出力する第1のB端
スライスレベル回路と、前記送電電流が前記スラ
イスレベル値SLLより正側に大きいとき矩形波信
号を出力し前記伝送装置を介してA端へ伝送する
第2のB端スライスレベル回路と、前記第1のB
端スライスレベル回路の出力と前記伝送装置を介
して前記A端から伝送された出力との論理積を得
る第4のAND回路と、この第4のAND回路の出
力を処理してトリツプ信号を得る処理回路とから
なることを特徴とする。
〔作用〕
この発明における電力系統の保護システムは、
送電線のA端側に設置する位相比較継電器に、送
電線の電圧低下を検出する不足電圧検出手段を設
け、この不足電圧検出手段からの出力信号を第2
のスライスレベル回路からの出力信号との論理積
をとつて上記送電線のB端側に伝送するとともに
該不足電圧検出手段の出力信号に基づいてトリツ
プ信号の出力を制御することにより、上記不足電
圧検出手段が動作しない場合は、A端側だけでな
くB端側のトリツプ信号の出力を阻止する。この
結果、簡単な構成によつて、高周波が重畳するこ
とによつて生ずる誤動作を防止し、信頼性の向上
を図ることができる。
〔実施例〕
以下この発明の一実施例を図について説明す
る。第1図はこの発明の一実施例に従う電力系統
の保護システムに用いられる位相比較継電器の構
成を示すブロツク図、第2図はこの発明の一実
施例に従う電力系統の保護システムの概要図、第
2図〜はこの発明の一実施例に従う電力系統
の保護システムの動作を示すタイミングチヤート
である。なお、第1図における参照番号1,2,
3,4,5,6,7a,8,9は、前記第3図A
にて図示したものと全く同一であるので説明は省
略する。
第1図において、10は送電線のA端側電圧を
位相比較継電器RY入力用の電圧に変換する電圧
変換器PT、11は前記電圧変換器PTからの出力
電圧を位相比較継電器RY内部回路用信号に変換
する補助電圧トランス、12はA端側の位相比較
継電器RYに備えられた不足電圧検出手段即ち不
足電圧検出器UV、7bは前記スライスレベル
SLL回路5から出力されたSLL信号と不足電圧検
出器UVからの出力信号との論理積をとつて出力
する第1のAND回路、7cは前記不足電圧検出
回路UVからの出力信号と、前述した復帰タイマ
回路からの出力信号との論理積をとつて出力する
第2のAND回路である。
次に上述した構成の動作を主に各部の動作タイ
ミングチヤートを示す第2図〜第2図を併用
して以下に説明する。
時刻t=0で第2図にて図示するF点に継続
していた地絡事故が復旧したとすると、送電線及
び変圧器TRのリアクタンス分と対地容量分との
間で共振現象が生ずる。この共振現象によつて第
2図にて図示するごとくA端とB端とで発生す
る高周波成分が異なることがあると、A端側では
基本波と同じ波高値を持つ第2及び第3高調波が
重畳し、一方B端側では基本波と同じ波高値を持
つ第2高調波が重畳することとなる。前述したよ
うに、該高周波成分の周波数は、実系統において
は対地容量Cが大きいと数150Hzのオーダにまで
下がつており変圧器TRの励磁突入電流の周波数
は約100Hz付近になつており、持続時間も数
100msから数s程度のオーダにもなることが観測
されている。このような高周波成分が夫々前記第
1図にて図示したごときA端側とB端側とに配設
された位相比較継電器RY内のフイルタF3に入
ると、該フイルタF3は周波数が基本波に近い数
100Hz程度の入力信号については完全にはカツト
することができないから、該フイルタF3からス
ライスレベルSLH回路4、スライスレベルSLL
回路5には前記第2図にて図示した波形が略そ
のまま入力されてしまうこととなる。前記第2図
にて図示するA端側入力信号は、スライスレベ
ルSLH回路4において該第2図にて図示する
スライスレベル値SLHより正側に大きい信号部
分だけを第2図にて図示するごとく矩形波信号
としてA端側位相比較継電器RYのAND回路7
aに出力されるとともに、スライスレベルSLL回
路5においてスライスレベルSLLより正側に大き
い信号部分だけを第2図にて図示するごとく矩
形波信号としてA端側位相比較継電器RYの
AND回路7bに出力される。前記第2図にて
図示するB端側入力信号についてもB端側位相比
較継電器RYにおいて前述したA端側と同様な信
号処理が施され、B端側のスライスレベルSLH
回路4からは第2図にて図示するごとき矩形波
信号が、又、スライスレベルSLL回路5からは第
2図にて図示するごとき矩形波信号夫々出力さ
れることになる。
前述したF点での地絡事故が復旧するとそれま
で低下していた送電線電圧が元に戻るので、前記
不足電圧検出器UV12は第2図にて図示する
ように動作復帰する。該不足電圧検出器UV12
からの出力信号はAND回路7b,AND回路7c
に夫々出力される。前述したB端側のスライスレ
ベルSLL回路5から伝送路、伝送装置を介してA
端側位相比較継電器RYに伝送された第2図に
て図示するSLLB信号は、AND回路7aにおい
て前記第2図にて図示するA端側のSLH信号
との間で論理積をとられ、前記AND回路7aか
ら第2図にて図示するごときオンタイム時間幅
をもつた信号がタイマ8、タイマ9を介して前記
AND回路7cに出力される。この第2図にて
図示した信号と前記不足電圧検出器UV12から
出力された第2図にて図示した信号は前記
AND回路7cにおいて論理積をとられる。第2
図のA端側と第2図のA端側とを参照して明
らかなように、両方の信号のオンタイム時間幅が
時間的に重なり合う部分を持たないためトリツプ
は生じない。従つて前記AND回路7cからの出
力信号は、第2図A端側にて図示するごとくで
ある。
一方、前記第2図にて図示した不足電圧検出
器UV12と前記第2図にて図示したA端側の
スライスレベルSLL信号とはA端側のAND回路
7bにおいて論理積をとられる。この論理積によ
つてAND回路7bから出力された第2図にて
図示するSLLA信号は、伝送路及び伝送装置を介
してB端側位相比較継電器RYに伝送され、B端
側のAND回路7aに与えられる。該SLLA信号
と前述したB端側のスライスレベルSLH回路4
から出力された第2図にて図示するSLH信号
は、前記B端側とのAND回路7aにおいて論理
積をとられる。第2図のB端側と第2図のB
端側とを参照して明らかなように、両方の信号の
オンタイム時間幅が時間的に重なり合う部分を持
たないためトリツプは生じない。従つて、前記
AND回路7aからの出力信号は、第2図のB
端側にて図示するごとくである。
上述したこの発明に従う一実施例では、送電線
のA端側位相比較継電器RYのトリツプ制御とし
て不足電圧検出器UV12の出力をAND回路7
cに与えることとしたが、この不足電圧検出器
UV12の出力をA端側のAND回路7aに与え
ることとしても同様の効果を奏する。
〔発明の効果〕
以上のように、この発明によれば、A端の位相
比較継電器における不足電圧検出手段からの出力
信号と伝送装置を介して与えられるB端の位相比
較継電器からの出力信号とに基づいて送電線の故
障を検知するとともに、A端の位相比較継電器か
らの出力信号を前記不足電圧検出手段からの出力
信号により前記伝送装置を介してB端の位相比較
継電器に出力することとしたので、高周波が重畳
することによつて生ずる誤動作を防止し、もつて
信頼性のより一層の向上を図ることが可能な電力
系統の保護システムが得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例に従う電力系統保
護システムに用いられる位相比較継電器の構成を
示すブロツク図、第2図はこの発明の一実施例の
保護システムの説明図、第3図A、第3図Bは従
来の電力系統の保護システムに用いられる位相比
較継電器の構成を示すブロツク図及びその動作を
示すタイミングチヤート、第4図は送電線の一端
側と他端側とで夫々異なる高周波成分が入力され
たときの従来の電力系統の保護システムの動作を
示すタイミングチヤートである。 図において、1は電流変成器又はCT、2は補
助変成器、3はフイルタF、4はスライスレベル
SLH回路、5はスライスレベルSLL回路、7a
はAND回路、7bはAND回路、7cはAND回
路、8は動作タイマ、9は復帰タイマ、10は電
圧変換器又はPT、11は補助電圧トランス、1
2は不足電圧検出器UV,RYは位相比較継電器
である。なお、各図中、同一符号は同一又は相当
部分を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 送電線のA端で検出した送電電流がSLH>
    |SLL|,SLL<0の関係が成立するように設定
    されているスライスレベル値SLHより正側に大
    きいとき矩形波信号を出力する第1のA端スライ
    スレベル回路と、前記送電電流が前記スライスレ
    ベル値SLLより正側に大きいときに矩形波信号を
    出力する第2のA端スライスレベル回路と、前記
    送電線の電圧低下を検出する不足電圧検出回路
    と、前記第2のA端スライスレベル回路の出力と
    前記不足電圧検出回路の出力との論理積を得る第
    1のAND回路と、この第1のAND回路の出力を
    B端へ伝送する伝送装置と、前記第1のA端スラ
    イスレベル回路の出力と前記伝送装置を介して前
    記B端から伝送された出力との論理積を得る第2
    のAND回路と、この第2のAND回路の出力を処
    理する処理回路と、この処理回路の出力を前記不
    足電圧検出回路との論理積によつてトリツプ信号
    を得る第3のAND回路とからなる位相比較継電
    器を前記送電線のA端に設け、前記送電線のB端
    で検出した送電電流が前記スライスレベル値
    SLHより正側に大きいとき矩形波信号を出力す
    る第1のB端スライスレベル回路と、前記送電電
    流が前記スライスレベル値SLLより正側に大きい
    とき矩形波信号を出力し前記伝送装置を介してA
    端へ伝送する第2のB端スライスレベル回路と、
    前記第1のB端スライスレベル回路の出力と前記
    伝送装置を介して前記A端から伝送された出力と
    の論理積を得る第4のAND回路と、この第4の
    AND回路の出力を処理してトリツプ信号を得る
    処理回路とからなる位相比較継電器を前記送電線
    のB端に設けたことを特徴とする電力系統の保護
    システム。
JP60161195A 1985-07-23 1985-07-23 電力系統の保護システム Granted JPS6223314A (ja)

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JPS5546826A (en) * 1978-09-29 1980-04-02 Hitachi Ltd Power line carrier type carrier relay device
JPS5999924A (ja) * 1982-11-26 1984-06-08 三菱電機株式会社 位相比較継電器

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