JPS5999421A - カメラの自動焦点調節装置 - Google Patents

カメラの自動焦点調節装置

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Publication number
JPS5999421A
JPS5999421A JP573083A JP573083A JPS5999421A JP S5999421 A JPS5999421 A JP S5999421A JP 573083 A JP573083 A JP 573083A JP 573083 A JP573083 A JP 573083A JP S5999421 A JPS5999421 A JP S5999421A
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JP
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light
distance
subject
electrode
optical system
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Application number
JP573083A
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English (en)
Inventor
Masaaki Takagi
正明 高木
Tomio Kurosu
富男 黒須
Tetsuo Harano
原野 徹夫
Yukio Yoshikawa
幸雄 吉川
Kunio Matsumoto
松本 国夫
Akita Namioka
波岡 顕太
Toyonori Sasaki
佐々木 豊徳
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Nidec Precision Corp
Original Assignee
Nidec Copal Corp
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B7/00Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements
    • G02B7/28Systems for automatic generation of focusing signals
    • G02B7/34Systems for automatic generation of focusing signals using different areas in a pupil plane

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Focusing (AREA)
  • Automatic Focus Adjustment (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、測距光学光による発光パターンの結像状態、
所謂ボケを検知して被写体までの距離を検出するカメラ
の自動焦点検出装置に関する。
従来、自動焦点検出装置としては、三角測量によるもの
と、コントラスト検出によるものが多く提案されでいる
三角測量方式は、ある基線長を持たせた、赤外線発光ダ
イオード(以’Fl几りと記述する)等の発光素子を備
えた発光器と、被写体上に照射された発光々を検知する
シリコンホトダイオード(以下S P ])と記述する
)4の受光素子を備えた受光器とを必要とし、受光器に
含まれる受光素子が一つの場合には、発光器と受光器の
光学系の光軸の成す角を何等かの方法で掃引する必要が
あり、また、発光器、受光器を固定するならば、受光器
の受光素子を分割して複数にしなければならない。
そして、光軸の成す角を掃引する方式では、機械的動作
が介在して信頼性を低下させており、また、受光素子を
複数に分割する方式では、受光部光学系の構成によシ測
距グーンと基線長が決貰ってしまうため、凡用性に乏し
い。この外、三角測量方式では、基線長が離れた二つの
光学系による画像を一致させて測距させる、所謂二重像
合致的な方法もあるが、受光素子の故が多く、コスト的
に高くなるばかりか、被写体のパターンに左右され易い
という欠点がある。いずれにしても、三角測量方式では
、前述の欠点の外に、基線長の必要なことが、カメラデ
ザイン上の欠点になっている。
一方、コントラスト検出による方式は、撮影レンズによ
る結像について検出でき、撮影レンズの焦点距離を選ば
ないが、受光素子の細分化が必要で、コスト的に可成シ
高くなシ、また、レンズの焦点が合った位置を検出する
ので、レンズを動かし焦点位置を変化させて検知する必
要があり、速写性に乏しくスナップ写真用のレンズシャ
ッタ付カメラには不向きである。
本発明の目的は、上記従来例の欠点を考慮し、安価で、
基線長を選ばない信頼性の高いカメラの自動焦点調節装
置を提供するものである。
以下、本発明を図面に示した実施例に基づいて説明する
第1図は本発明の焦点調節装置の基本構成の一実施例を
示した外観図で、1は本装置ユニットの本体、2は発光
用非球面レンズ、3は受光用非球面レンズでちる。
第2図は他の実施例を部分的に示した外観図で、発光ブ
ロック(2)と受光ブロック(3)の間にファ・インダ
ブロック(ファインダ対物レンズ4)を配置したもので
ある。この様に、基線長が存在する場合でも本発明の測
距システムでは即座に応答できることが後に述べられて
いる。
第3図は測距ブロックの一実施例を示した斜視図で、2
0はI几D121はIR,Dチップ、22はI几DI!
極、26は平行平面板で、光軸と垂直な互いに直交する
二つの軸の周りを回転可転に配置されている。30は受
光回路ブロック、31は円形の8 I) D、32は該
8PD31の周りに配置された8’FDである。そして
、受光回路ブロック30は光軸方向に移動可能に配置さ
れている。
第4図は第1図に対応した中央水平断面図で、第5図は
平行平面板26ブロツクの斜視図である。
I RD f yグ21を封入したIRD20は、バネ
座金41と支持板42との関係で光軸方向に枦久可動可
能に配置されている。
平行平面板26は、基本的には光軸と垂直関係に置かれ
る軸(X軸)26aを備えていて、該軸26aによシ保
持枠27上で回転自在に支持されていると共に、腕26
bを形成している。また、該保持枠27は、基本的には
光軸と垂区、且っ軸26aと直交関係に置かれる軸(Y
軸)27ai備えていて、該軸27aにょシ本体l上で
回転自在に支持されていると共に、平行平面板26の腕
26bをくiシぬけさせる窓27bと腕27cとを形成
している。更に、第1図でも示している様に、該腕26
bと腕27cとは、本体1に形成された窓1a、lbを
くy夛ぬけて本体1の外側に突出している。
そして、保持枠27は、本体1の裏ブタ5に螺合支持さ
れたネジ28を出入調整することにょシ枠の下部が操作
されて軸27aを中心にして回転させられ、また、平行
平面板26は、保持枠27の腕27cに螺合支持された
ネジ29を出入調整することにより腕z6bが操作され
保持枠27上において軸26aを中心にして回転させら
れる。
従って、平行平面板26は、光軸に対してそれに垂直な
X軸、Y軸方向に複合的に調整される。
33はプリント基板、34は電磁気的外乱を防止するシ
ールド板、35は可視光を遮断して赤外光のみを透過さ
せる■几フィルタであシ、受光回路ブロック30から該
フィルタ35までの一体物は、光軸方向に移Bib可能
に配置された合板36上に支持されている。
そして、該合板36は、裏ブタ5に螺合支持されたネジ
37を出入調整することによシ光軸方向に移動させられ
、従って、5PD31.32の光軸方向の位置が調叶さ
れる。
なお、ネジ28.29及び37の戻り(出)方向に対す
る平行平面板26.保持枠27及び台板36の追従運動
は、図示していないバネによシ制御される様になってい
るものである。
第6図〔(a)は正面図、(b)は底面図〕は1几D2
0の詳細図で、赤外光が発光するのは■几りテップ21
面であシ、円形のIRD電極22は遮光性があって該電
極22部からの発光は無い。
第7図〔(a)は正面図、(b)は底面図jは5PD3
1.32の詳細図で、分割された5PD31とそれをと
り囲む5PD32とは互いに干渉しない様に分離されて
いる。
こ\で、5PD31の径は、I几Dチップ21而からの
赤外光が発光用非球面レンズ2によシ投光され、その投
光々の内径が円形のI RD電極22の外径に対心して
いるので、相対的に該電極22が被写体上に結像すると
みなせ、その結像した被写体上のIRDプロフィルを受
光用非球面レンズ3により5PD31,32上に結像さ
せ、5PD31.32上に結像したIRDチップ21上
のIRD電極22の像が8PD31と一致する様に設定
されている。
即ち、IRDチップ21上のIRD電極22の径をΦD
、8PD31の径をΦd・、発光用非球面レンズ2の焦
点距離をF、電光用非球面レンズ3の焦点距離をfとす
ると、 d= −−I)          (1)となる様に
設定されている。
壕だ、8PD32は、I)LDチップ21面からの赤外
光が結像する程度の大きさで良い。
次に、第9図に基づいて本発明の原理について説明する
。なお、説明を簡単にするために、発光用非球面レンズ
2と受光用非球面レンズ3の光軸を一致させておシ、従
って、基線長は零である。
91はIRDチップ21と5FD31.32の光軸を分
離するだめのスプリッターで、第9図の理屈を合わせる
ように配置しである。
さて、第9図の(a)sにおいて、iRDチッグ21.
l几l)電極22と8PD31,32は、互いにレンズ
2とレンズ3から光学的に等距離にあり、また、レンズ
2.3は、■几Dチップ21上の円形のIRD電極22
の実像がレンズ2,3より5mの位置に結像する様に配
置されている。
従って、5PD31,32の実家も同様にレンズ2.3
よF)5mの位置に結像し、換言すれば、5mの距離に
ある被写体が8PD31.32に実像として結像するこ
とになる。この場合、レンズ2とレンズ3は共通のため
、前記(1)式から、電極22の径と5PD31の径は
等しく設定されることになる。
そして、電極22にパルス通電がなされると、チップ2
1面がパルス発光するが、電極22の径方向に発光強度
をプロットすると、(b)部に示す様な発光パターンと
なる。(b)部で、横軸りは、電極22の中心(光軸)
を通るIRD20の全体の径方向の線分を表わし、縦軸
Pは、光強度を表わしている。発光パターンが、光軸を
中心にして円形、の電極22の径D0に相当する所だけ
急激に光量が落ちているのは、電極22が遮光性である
ためであシ、また、光軸からある程度離れた両側の所で
滑らかに強度が落ちているのは、チップ21の端面に相
当しており、更に、光軸から離れると再び光強度が犬き
くなっているが、これはI 14 D 20の支持部材
におけるパラボラ(第3図符号23参照)によるもので
める。
発光用非球面レンズ2と受光用非球面レンズ3が1哩想
的で回折現象を考えなければ、5mの距離にある被写体
上には(b)部で示すのと相似なパターンが結像される
筈である。その像の大きさは、発光光学系が拡大系であ
るために大きくなり、被写体までの距離γL、レンズ2
,3の焦点距離をfとすると、その5mの距離での成極
22の酸の径DAは、 】)A−−・ D o        (2)となる。
従って、f =20 mm 、 t=s mとすれば、
で、250倍の拡大率であシ、また、その5mの距離で
結像した像の単位面積当シの光量P A h 5IRD
20の元元グロフィル(発光パターンで社ない)と、レ
ンズ2の開口径及びf、L、被写体反射率比によp決ま
るが、発光光学系は固定されているので、結局各距離位
置での電極22の像の径D+と発光パターンの像の単位
面積当シの光量PiL、t、 2 1) i oc l、 、 p i ocR−L   
   (31の関係式となる。
距離5mの被写体上の発光パターンは、(e )部に示
す様に、失弧電極22の像のコントラストが高く結像す
る。しかし、被写体が5mからレンズ2,3の方へ近付
いてくると、発光光学系がチップ21.電極22の像を
5mの距離で結像させる様に設定されているために、発
光パターンは結像されなくなシ、所謂ビ/ボケ状態にな
ってぐる。
例えば、距ps2 、3 mの被写体上では(d)部に
、距離1.4mの被写体上では(c)部に夫々示す様に
ボケ、チップ21上の電極22の像のコントラストが低
下して行く。
一方、5PD31.32上にこれら被写体上に発光パタ
ーンが結像される訳けであるが、被写体が距離5mにあ
る場合には、被写体上の発光パターンは完全に5Pl)
31.32上に結像される。
即ち、チップ21 、 r(i醜22の発光パターンが
そのま\SJ’1)31.32上に結像されることKな
る。しかし、被写体がレンズ2,3の方へ近付い−C(
ると、被写体像の結像が5PD31.32の面からずれ
てくるので、所謂ピンボケとなる。っまシ、レンズから
被写体までの距離が近くなるに従って被写体上の発光パ
ターンがボケ、″電極22のコントラストは低下し、更
に5PI)31.32上に結像する発光パターンがよシ
ボヶて、電極22のコントラストは発光光学系によるボ
ケと受光光学系によるボケの相乗効果として一層低下す
る。
8PD31.32上に結像される発光パターンの大金さ
け、発光光学系と受光光学系の距離りが共通のため、前
述の如くレンズ2,3の焦点距離のみに依存し、従って
、被写体までの距離を変化させても変わらない。また、
8PD31.32上に結像される発光パターンの単位面
積当シの光量は、距離りの2乗に反比例する。
従りて、8PD31,32上に結像される電極22の平
均径psは、 D s = D 6                
(4)(レンズ2,3の焦点距離が等しい時)となる。
また、8PD31.32上に結像される発光パターンの
単位面積当シの光強度Psは、ボケが無いとすれば、 P s ocRaL            (5)と
な)、それにボケの要素が入って(f)部の様になる。
但し、(f)部のP軸は、各被写体距離におけるボケ具
合の比較ができる様に、L 、−5mのものは(5/1
−4)”倍、L=2.3mのものは(2、3/1 、4
 )1倍だけL= 1 、4 mのものに対してスケー
ルを大きくしである。
この様にして結像したチップ21.電極22の発光パタ
ーンを5FD31.32によ)検矧するが、8PD31
O9dは電極22の結像の径1)sに等しくしているの
で、5PD31は電極22の、また、8PD32はチッ
プ21の発光部の結像光量を横用していることになる。
IfLD電極22の像は、理想的には暗黒であシ、従っ
て、5PD31には耐電流及びノイズのみで、被写体距
離りによらず一定であるが、現実には光学系の収差や内
面反射、1極22の表面の反射等による周辺からの回シ
込みにより、電極22の結像は暗黒にならず、5PD3
1には若干の光電出力が生じる。
ζ\で、被写体距離りの変化により電極22と発光パタ
ーンの結像にボケが生じないとすれば、前記の(5)式
によシ、8PD31,32に発生する光起電流1(Ia
、I’b)は、夫々比例係数が異なるが、 16’R−L−”+0          (6)の関
係式が成シ立つ、Cは暗鑞流、ノイズ成分であり、充分
8/N比が大きいとすれば無視でき、8PD32に発生
する光起電流lは、 I−几・L((7) と書ける。
こ\で、被写体距離りが変化することによりボケが生じ
る場合について考えると、(f)部に示す様に、5mよ
シ被写体が近くなると、電極22の像のコントラストが
低下して像のエツジがなだらかになってくるため、5P
I)31の領域の周辺の光が入り込んでくることになっ
て、このボケによる光量の増加は、几・L−2の関数よ
り単調増加となり、一方、5PD32の領域の光量は減
少し、几・L−2の関数より単調減少となる。
従へて、L (5y+tにおける単調増加の関数をg(
L)、単調減少の関数をh(L)で表わすならば、8P
D31.32に発生する光起電流Ia。
Ibは、 Iaoc几・L−”・g(5−L)十C(8)I b 
−CR−L−”  ・h (5−L )     (9
)で表わされる。
さて、第9図で説明したものは、基線長が零であったが
、実際には第1図及び第2図に示した如く、基線長が少
からず存在する場合がある。その場合は、被写体が5m
よシ近イq′<”;cつれて、■几Dチップ21上のI
RD電極22の結像は、ボケると同時に5PJ331か
ら横にずれて行き、5PD31にはボケによる以上の光
f増加が見込まれる。この光量増加は、被写体距離りが
5mから近付くにつれてR−L−2の関数より単調増加
となシ、ある距離以下になると再び減少して行くが、減
少を始める距離は、好適考えられる基線長では測距範囲
外であり、また、IRD20のパラボラにより発光パタ
ーンを拡げれば良い。
即ち、実用測距範囲において、基線長が存在し三角測量
的!&I素を倉んでも、5PD31の光起電@ I a
がル・1.−2の関数より単調増加であるならば、結局
光起電流Iaは前記の(8)式に帰着できる。同様にし
て、光起電流1bは前記の(9)式に帰着できる。
第10図は、ボケや三角測量の効果を考えない前記の(
7)式の光起電流■と、前記(8)及び(9)式の光起
電流1a及びIbを、被写体距離りとの関係で対数によ
り表わした被写体距離−光起電流の変化特性図でおる。
但し、L=5mで同じ櫨になる様に規格化している。
さて、5p1)ato−jt、sw流(出力)Ia及び
5PD32の光起電流(出力)Ibは、距gILによっ
て几・枦の@数より単調増加及び単調減少するが、との
ま\では被写体反射率Rに依存しておシ、測距できない
そこで、回路的に演算してIa / I bを求めると
、 Ib     K、3 拳R−I;”  會h(5−L
)となる。
こ\で、g(5−L)は、L=’5mの時、零であ夛、
また、h(5−L)は、L = 5 mの時、極太をと
り、(10)式右辺の第2項は第1項にズ1して無視で
きないが、元来0は暗慮流、ノイズ成分であるから、そ
の第2項は非常に小さい値である。従って、被写体距離
りが5mから近付くと、g(5−L)は増加し、h(5
−L)は減少するため、即座にその第21J4は無視で
きるようになる。
つまり、I a / I bが実際に測距検出できる領
域では、(10)式の右辺第2項が無視できることにな
シ、(10)べ1耘 (但し、Kは一定) と畜けろう 前述の如く、距離りが近付くにつれて測距範囲ではg(
5−L)は単調増加で、h(5−L)は単調減少である
ため、I a / (bは被写体の反射率几に無関係に
、被写体が近付くにつれて単調増力nとなる。〔距離り
に対しては、g(L):単調減少#h(L):単調増加
なので、I a / I b ij:L:0−5で単調
減少J さて、これまで、発光光学系と受光光学系の結像位置f
 5 mに設定していたが、実際には無限遠或はマイナ
スの距離つまり虚像を作る光学構成を設定しても同様の
(測距範囲は5m以上に広がる)結論が導かれる。
第11図は、(、)が距1lllIL = 5 tnに
結像する場合、(b)かωの位置に結像す゛る場合につ
いて夫々I a / I bをグラフに示している。
第11図は三点のゾーンフォーカスに対応した場合で、
例えば、三つのゾーンの境界距離を、1.8mと3.2
mにとったとすると、グラフで対応するI a / I
 bの値r1.rz を設定すれば、(1a / I 
b ) ) r I の時は近距離。
1’I≧(I a / I b )≧「2の時は中距離
(I a / I b ) (r 2の時は遠距離とす
れば艮い。
但し、発光光学系、受光光学系の結像位置を5mとした
ものでは、距11m!Lが5m以上でl a / I 
bが’1r’2 になる点があるが、その時の被写体位
置は1.8mや3.2mに比較すると可成り遠いので、
5PIJ32の出力IbはI b −c L−”から非
常に小さい。そこで、この場合には、Ibが設定値以下
になった時には遠距離とすれば良い。また、発光・受光
光学系をどの様に設定していても被写体距離がある程度
遠くになると、8PD31や8PD32は出方が少く、
或は無くなシ、i a / l bの演算ができない。
そこで、8PD32の出力1bをモニターして置き、出
力Ibが設定値以下になった時は遠距離と認識する必要
かめる。
2A12図は第11図に対応して二点ゾーンフォーカス
の場合のグラフを示したもので、ゾーンのマン 境が距離を2605として、それに対応するI a /
 よりの値rを設定したもので、原理は同じである。
仄に、発光光学系、受光光学系の結1象位置を、測距範
囲の近距離側、例えば、距離L=1mにした時を考える
と、1. a 、 よりは、よりxR1,;” ・g(
L)+Q      (12)g(L):L41 mに
おいて単調増加IboeR1IL−2・II(L)  
     (13)h(L):L七1mにおいて単肖減
少 となる。従って、la/Ibは、 (I a/I b )−R9(g (L)/h (L)
 ) (14)となシ、I a / l bは、距離り
が1mがら遠ざかるのにつれて単調増加となる。即ち、
rtil記(7)式の光起電流■と、前記(12)及び
(13)式の光起電流Ia及びIbを、被写体距mLと
の関係で対数によシ表わした被写体距離−光起電ル叱変
化特性図である、第13図に基づいて、距離L = 1
 ’ntで結像するI a / I bの三点ゾーンフ
ォーカスのグラフである第14図の例では、(I a 
/ I b ) (−の時は近距離。
「1≦(I a/’I b )≦r!の時は中距離。
’鵞<(l a/I b )或ハl b L、o o 
時114 距1mとすれば良い。
また、被写体距離T、が1mよシ近い時は、Ibは相当
大きな値上なるので、Ibがある設定値より大きくなっ
た時は、極近距離の警報を出すようKしてもよい。
なお、これまで三点、二点ゾーンフォーカスの例を示し
たが、同様にしてゾーンの故は増やすことができること
は明白であろう。
さて、以上で測距原理について説明したが、実際に測距
するためには、各種の調整が必要となる。
そこで、既に発光光学系及び受光光学系の焦点調整方法
については述べたので、こ〜では光軸に直交する平面内
での位置調整(l几りチヅグ21上の1几DiE極22
の像を5PD31に重ねる)について説明する。
+:発明における位@i、11整は、第3図乃至第5図
で説Qll Lだ様に、光軸に対して直角に位置してい
る平行平面板26を傾けて、光軸をずらすことによシ行
っている。
その調整を、第8図により詳細に説す−する。
平行平面板26の板厚をt、屈折率をn1該板26の而
の垂線と光軸の成す角度を0とすると、その時の光軸の
ずれ△Xは、 電 で表わされる。
一方、その時の焦点位置の光軸方向のずれ△fは、 となる。
例えば、t = 1 m mとすると、θとΔX、Δf
の関係は、表1の如くになシ、ΔX(光軸のずれ)K対
して△f(焦点位置の移動)は、1ケタ以上少い。従っ
て、平行平面板26を傾けることによシ、結像状態を変
化させずに光軸調整ができることになる。
表1 以上の如く、本発明の自動焦点調節装置は、機械的可動
部が無く、また、基線長を選ばないので、安価にして信
頼性の高いものであるので、カメラに通用して頗る有効
なものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明装置の基本構成の一実施例を示した外観
図、第2図は他の実施例の部分的外観図、第3図は測距
ブロックの斜視図、第4図は第1図に対応した中央水平
断面図、第5図は平行平面板ブロックの斜視図、第6図
はIRDの詳細図、第7図は8PDの詳細図、第8図は
平行平面板のム装置調整の説明図、第9図は本発明の測
距原理の説明図、第10図は被写体距離L=5mで焦点
を結ばせた場合におけるSPDの被写体距離−光起電流
の変化特性図、第14図社第13図の変化特性図に基づ
いて二つのSFDの光起電流の比を三点ゾーンフォーカ
スの成金に対応させて示した説明図、第12図は第1θ
図の変化特性図に基づいて二つの8FDの光層Id流の
比を二点ゾーンフォーカスの場合に対応させて示した説
明図、第13図は被写体距離L=1mで焦点を結ばせる
場合における8PDの被写体距離−光起電流の変化特性
図、第14図社第13図の変化特性図に基づいて二つの
SFDの光起電流の比を三点ゾーンフォーカスの場合に
対応させて示した説明図である。 1・・・・本体、2・・・・発光用非球面レンズ、3・
・・・受光用非球面レンズ、4・・・・ファインダ対物
レンズ、5・・・・裏ブタ、20・・・・I几D121
・・・・IRDfツブ、22・・・・■几り電極、23
・・・・パラボラ、26・・・・平行平面板、27・・
・・保持枠、28.29・・・・ネジ、31.32・・
・・SPD、33・・・・プリント基板、34・・・・
シールド板、35・・・・■l(、フィルり、36・・
・・台板、37・・・・ネジ、91・・・・スプリッタ
ー。 特許出願人 株式会社コパル 第5図 116包    第7図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)発光素子を含む発光光学系と、少くとも二個の受
    光素子を含む受光光学系とからなり、前記発光光学系に
    より被写体上に投光された発光パターンがiη記少くと
    も一つの受光素子上に投映されるようにし、11S記他
    の受光素子を含めた各受光素子の光電出力比を演算して
    被写体距離を検出するものであって、前記光電出力比は
    、被写体距離に応じて生じる、前記発光光学系による被
    写体上の発光パターンの結像乃至はボケと、前記受光素
    子上に投映される発光パターンの結像乃至はボケの相乗
    作用によって決定されることを特徴とするカメラの自動
    焦点調節装置。
  2. (2)発光光学系による被写体上の発光パターンが受光
    素子上に投映された時、ある被写体距離においては、該
    受光素子上に投映された発光パターンの大きさと少くと
    も一つの受光素子の受光範囲とが略同−で且つ重なるよ
    うにしたことを特徴とする特許請求の範囲第一項に記載
    のカメラの自動焦点調節装置。
  3. (3)発光光学系による被写体上の発光ノくターンが受
    光素子上に投映された時、ある被写体距離においては、
    該受光素子上に投影された発光ノζターンの輪舒の一部
    或は全部が、受光素子同志の境界と重なるようにしたこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第一項に記載のカメラの
    自動焦点調節装置。
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5262022A (en) * 1975-11-17 1977-05-23 Bell & Howell Co Closed loop automatic focusing system
JPS5717909A (en) * 1980-07-04 1982-01-29 Minolta Camera Co Ltd Distance measuring unit

Patent Citations (2)

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