JPS5999362A - 電力ケ−ブルの誘電体損測定法 - Google Patents
電力ケ−ブルの誘電体損測定法Info
- Publication number
- JPS5999362A JPS5999362A JP20981082A JP20981082A JPS5999362A JP S5999362 A JPS5999362 A JP S5999362A JP 20981082 A JP20981082 A JP 20981082A JP 20981082 A JP20981082 A JP 20981082A JP S5999362 A JPS5999362 A JP S5999362A
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- Japan
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- dielectric loss
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- power cable
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、電カケープルの絶縁体に交流電圧を加えた時
に生じる誘電体損失を測定する方法に関りるものである
。
に生じる誘電体損失を測定する方法に関りるものである
。
・電カケープルの絶縁体に交流電圧を加えた時、その絶
縁体中には誘電体損が発生し、その損失は熱となって放
散する。一般に@電体損Wdは、絶縁体の静電容量CX
と印加電圧Vの2乗、角周波数ω並びに誘電正接tan
δ(損失電流成分の静電容量充電電流成分に対する割合
)の積で示される。
縁体中には誘電体損が発生し、その損失は熱となって放
散する。一般に@電体損Wdは、絶縁体の静電容量CX
と印加電圧Vの2乗、角周波数ω並びに誘電正接tan
δ(損失電流成分の静電容量充電電流成分に対する割合
)の積で示される。
このうち、静電容HCxは、絶縁体の比誘電率εγと各
寸法から求められる。又、印加電圧並びに各周波数は、
電カケープル使用系統で決められることから電カケープ
ルの誘電体損の人き8の指標としては一般にεγ・ta
nδで表わされる。従来の電カケープル誘電体損は、こ
のtanδを無損失コンデンサと並列に被測定電カケ−
プルを接続して、電圧を印加し、両者の低圧側に流れ込
む電流位相あるいは電圧位相差を測定していた。
寸法から求められる。又、印加電圧並びに各周波数は、
電カケープル使用系統で決められることから電カケープ
ルの誘電体損の人き8の指標としては一般にεγ・ta
nδで表わされる。従来の電カケープル誘電体損は、こ
のtanδを無損失コンデンサと並列に被測定電カケ−
プルを接続して、電圧を印加し、両者の低圧側に流れ込
む電流位相あるいは電圧位相差を測定していた。
しかし、この測定法では、電力り゛−プルとill<列
に無損失のコンデンサを接続する必要がある事、更に電
カケープルの低圧側は接地から開放されている事などが
必要である。さらに、tanδが0.0(11以下の小
さな値を有する電力グープルの測定は、測定リード線抵
抗あるいは、電流、電圧位相測定容器のインダクタンス
により測定誤差を生じる恐れがある。又、運転状態での
電カケープル17) tanδ測定は、接地系の開放が
出来ないことから一般に高電圧側の電流、電圧位相を測
定づる方法がとられているが、この場合の電流、電圧位
相の測定は高電圧で行なうため、大変危険な測定となる
欠点があった。
に無損失のコンデンサを接続する必要がある事、更に電
カケープルの低圧側は接地から開放されている事などが
必要である。さらに、tanδが0.0(11以下の小
さな値を有する電力グープルの測定は、測定リード線抵
抗あるいは、電流、電圧位相測定容器のインダクタンス
により測定誤差を生じる恐れがある。又、運転状態での
電カケープル17) tanδ測定は、接地系の開放が
出来ないことから一般に高電圧側の電流、電圧位相を測
定づる方法がとられているが、この場合の電流、電圧位
相の測定は高電圧で行なうため、大変危険な測定となる
欠点があった。
本発明の目的は、前記した従来技術の欠点を解消し、簡
単、且つ安全に電カケープルの誘電体損を測定すること
にある。
単、且つ安全に電カケープルの誘電体損を測定すること
にある。
ずなわら、本発明の要旨は、電カケープルの最外周表面
の湿度と、熱抵抗が既知の熱媒体をケーブル最外層表面
に介して、その熱媒体表面の温度をリーーモカップル等
の温度検出素子により測定し、その温度差によって電カ
ケープルの誘電体損を求めることにある。
の湿度と、熱抵抗が既知の熱媒体をケーブル最外層表面
に介して、その熱媒体表面の温度をリーーモカップル等
の温度検出素子により測定し、その温度差によって電カ
ケープルの誘電体損を求めることにある。
上記電ツノケーブル最外層表面を覆う物質としては、熱
伝導率が小さくしかも温度によって熱伝導率が変わらな
い材料、例えば空気、コルタ月やその他の有機材料が望
ましいが熱伝導率が既知の材料であれば特に制限はない
。
伝導率が小さくしかも温度によって熱伝導率が変わらな
い材料、例えば空気、コルタ月やその他の有機材料が望
ましいが熱伝導率が既知の材料であれば特に制限はない
。
第1図に本発明の具体的一実施例を示ず。電カケープル
の導体1と金属シース1b間に交流電圧Vを印加し、ケ
ーブル最外層1C並びにケーブル外周を被った熱媒体8
の表面にサーモカップル2および3を設け、そのサーモ
カップル2,3の出力を温度記録計等の温石測定器6で
測定する。
の導体1と金属シース1b間に交流電圧Vを印加し、ケ
ーブル最外層1C並びにケーブル外周を被った熱媒体8
の表面にサーモカップル2および3を設け、そのサーモ
カップル2,3の出力を温度記録計等の温石測定器6で
測定する。
この場合、定常状態に達した時にはサーモカップル2の
温度t1とサーモカップル3の温度【2は、i s −
42=RWdで示される。但しR−熱媒体8の熱抵抗W
d =誘電体j0失である。従って、電カケープル誘電
体損Wdは Wd = (t 1−t 2 ) /R−−−−−(1
)となり、既知の熱抵抗Rどtl、’2を測定する事に
より、直ちに電カケープルの誘電体損が測定できる。ケ
ーブル最外層を被う物質8は、ケーブル周囲の大気温が
一定であれば、空気でも良く、シリコンゴム、ガラスせ
んい等の可撓性が優れ、かつ熱抵抗が大きく温度に対し
、熱抵抗が一定な材料であるのが望ましい。誘電体損W
dが測定できれば、ケープのtanδは tanδ−Wd/ωCV2で求められる。
温度t1とサーモカップル3の温度【2は、i s −
42=RWdで示される。但しR−熱媒体8の熱抵抗W
d =誘電体j0失である。従って、電カケープル誘電
体損Wdは Wd = (t 1−t 2 ) /R−−−−−(1
)となり、既知の熱抵抗Rどtl、’2を測定する事に
より、直ちに電カケープルの誘電体損が測定できる。ケ
ーブル最外層を被う物質8は、ケーブル周囲の大気温が
一定であれば、空気でも良く、シリコンゴム、ガラスせ
んい等の可撓性が優れ、かつ熱抵抗が大きく温度に対し
、熱抵抗が一定な材料であるのが望ましい。誘電体損W
dが測定できれば、ケープのtanδは tanδ−Wd/ωCV2で求められる。
尚、ケーブルの誘電体損が小さい場合、ケーブル最外層
の温度上昇が少なくなり、測定精度上誤差を生じる。こ
の場合は第2図に示した通りケーブル最外層表面1Cの
円周方向に多数のサーモカップル例えば5組70,71
,72,73.74を設け、更に、ケーブル周囲を被っ
た熱媒体8の表面に同数個のサーモカップル60,61
.G2゜63.64を段+j、両者を直列に接続して、
測定リード線4にて測定器6に接続する。このようにJ
ることにより、ケーブル最外層と熱媒体表面の温度差を
サーモカップル個数分即ち518のイ8率で測定する事
ができ、測定精度を上げる小が出来る。
の温度上昇が少なくなり、測定精度上誤差を生じる。こ
の場合は第2図に示した通りケーブル最外層表面1Cの
円周方向に多数のサーモカップル例えば5組70,71
,72,73.74を設け、更に、ケーブル周囲を被っ
た熱媒体8の表面に同数個のサーモカップル60,61
.G2゜63.64を段+j、両者を直列に接続して、
測定リード線4にて測定器6に接続する。このようにJ
ることにより、ケーブル最外層と熱媒体表面の温度差を
サーモカップル個数分即ち518のイ8率で測定する事
ができ、測定精度を上げる小が出来る。
また、熱媒体表面の温度が、大気温の変化あるいは用途
等で一定に保たれない場合は、熱媒体表面上を熱伝導率
が小さな材料で被覆すること、同一熱媒体を複数枚重ね
ねこと、熱媒体の内部の温度を測定すること等の方法を
とればよい。
等で一定に保たれない場合は、熱媒体表面上を熱伝導率
が小さな材料で被覆すること、同一熱媒体を複数枚重ね
ねこと、熱媒体の内部の温度を測定すること等の方法を
とればよい。
以上説明した通り、本発明の測定法によれば、電カケー
プル絶縁体中に生じる誘電体損を無損失のコンデンサを
用いないで測定できるばかりでなく、ケーブルの低圧側
を接地したままで測定できる。
プル絶縁体中に生じる誘電体損を無損失のコンデンサを
用いないで測定できるばかりでなく、ケーブルの低圧側
を接地したままで測定できる。
また、本測定法によれば、サーモカップルをケーブル長
さ方向に数個所分散して設ければ、その部分の誘電体損
を測定することができるしのでその工業的価値は大なる
・bのがある。
さ方向に数個所分散して設ければ、その部分の誘電体損
を測定することができるしのでその工業的価値は大なる
・bのがある。
第1図は、本発明の電カケープル誘電体損測定法の一実
施例を示す説明図、第2図は、誘電体損が小さい場合の
測定法を示り一説明図である。 1:ケーブル棚体、1a:ケーブル絶縁体、1b二ケー
ブル金属シース、 1C:ケーブル最外層、 2.3:サーモカップル、4:測定リード線、6:測定
器、 60〜64:サーモカップル(ケーブル最外層部)70
〜74:サーモカップル(熱媒体表面)、8:熱媒体。
施例を示す説明図、第2図は、誘電体損が小さい場合の
測定法を示り一説明図である。 1:ケーブル棚体、1a:ケーブル絶縁体、1b二ケー
ブル金属シース、 1C:ケーブル最外層、 2.3:サーモカップル、4:測定リード線、6:測定
器、 60〜64:サーモカップル(ケーブル最外層部)70
〜74:サーモカップル(熱媒体表面)、8:熱媒体。
Claims (1)
- 電力クープルの絶縁体に交流電圧を加えた時、発生Jる
誘電体10を測定する方法にJ3いて、り゛−プル最外
層とケーブル最外層に設けられた熱抵抗が既知の熱媒体
表面に温度検出素子を設け、該渇IU検出素子より検出
した両者の温度差から電カケープルの誘電体損を測定す
ることを特徴とする電力グープルの誘電体損測定法
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20981082A JPS5999362A (ja) | 1982-11-30 | 1982-11-30 | 電力ケ−ブルの誘電体損測定法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20981082A JPS5999362A (ja) | 1982-11-30 | 1982-11-30 | 電力ケ−ブルの誘電体損測定法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5999362A true JPS5999362A (ja) | 1984-06-08 |
JPH0331229B2 JPH0331229B2 (ja) | 1991-05-02 |
Family
ID=16578974
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20981082A Granted JPS5999362A (ja) | 1982-11-30 | 1982-11-30 | 電力ケ−ブルの誘電体損測定法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5999362A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103052887A (zh) * | 2010-08-04 | 2013-04-17 | 富士通株式会社 | 电力测定系统以及电力温度转换器 |
CN104678267A (zh) * | 2015-02-11 | 2015-06-03 | 华南理工大学 | 一种间接测量电缆绝缘层介质损耗的方法 |
-
1982
- 1982-11-30 JP JP20981082A patent/JPS5999362A/ja active Granted
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103052887A (zh) * | 2010-08-04 | 2013-04-17 | 富士通株式会社 | 电力测定系统以及电力温度转换器 |
CN104678267A (zh) * | 2015-02-11 | 2015-06-03 | 华南理工大学 | 一种间接测量电缆绝缘层介质损耗的方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0331229B2 (ja) | 1991-05-02 |
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