JPS5998973A - 足場板支持装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は建物のベランダなどの手摺部を利用して手摺部
の外側に作業用足場板を支持するようにした装置に関す
るものである。

建物のベランダなどの手摺部を再塗装するとき、作業者
が再塗装を容易に行うことができるようにするため手摺
部の外側に作業用足場板を設けることがある。この手摺
部の外側に足場板を設ける場合、従来は、例えば一対の
脚立を地上に設置し一対の脚立の間に足場板を掛は渡し
て支持固定している。このものによれば、脚立が設置さ
れる地面の状況によっては脚立の安定性が悪いものとな
って作業者は足場板の上で安全に作業を行なうことがで
きないはか、脚立の高さには制限があるため一定高さ以
上の高所に存するベランダ等の手摺部に対しては脚立が
低すぎて手摺部の外側に足場板を支持できなくなる０ また、パイプ材を立体的に組立ててこの上に足場板を支
持するようにしたものもあるが、このものはパイプ材の
組立・分解作業に多大な手間と時間を要し作業性が悪い
。

本発明は、この点に鑑みてなされたもので、その目的は
、地上から商い所に存するべ２ンダなどの手摺部であっ
ても安定性を失なうことなく足場板を支持固定するよう
にした足場板支持装置を提供することにある。

かかる本発明の特徴は、手摺部の内側から足場板用支持
基板を容易に設置できるよう支持基板の基部上面に、手
摺下部に係合する保合片を設け、支持基板の下面に、手
摺架台の外側面に当接するストッパ片を支持基板の長手
方向に移動可能に設け、前記支持基板の先端部に、上端
部が手摺上部に掛止さ扛るターンバックル付き補強棒の
下端部を着脱可能に掛止させる構成としたところにある
。

以下に、本発明の一実施例を第１図および第２図によっ
て説明すると、１は先端部側に足場板２が固定される平
鋼製支持基板で、支持基板１の基端部には取手６が設け
られている。この支持基板１はベランダの手摺部の下の
コンクリート立上シ部（手摺架台）４に設置されるもの
であって、支持基板１の基部上面には、鉄製手摺下部パ
イプ５に係合する断面コの字形保合片６が溶接等によシ
固定されている、支持基板１の下面には、コンクリート
立上シ部４の外側面に衝合当接可能にストッパ片７が設
けられている。ストッパ片７は支持基板１の長手方向に
廷びる長孔８に沿って移動可能に設けられ、９はこのス
トッパ片７を長孔８の最適位置に位置固定するための調
整ボルトである。

１０は取付アイ部であって、支持基板１の先端部上面に
固設されている。取付アイ部１０には、中間部にターン
バックル１１を有する丸鋼製補強棒１２の下端フック部
１６が着脱可能に掛止されるようになっている。補強棒
１２の上端には、鉄製手摺上部パイプ１４に上方よシ掛
止可能な掛止曲面を有する上端掛止片−１５が固定され
ている。

その他、１６は足場板２を支持基板１に緊縛固定する番
線、１７ａ、１７ｂは足場板２の位置ずれを規制するス
トッパで、ストッパ１７ａ、１７ｂはその対向離間距離
が２枚の足場板２の板幅寸法に見合うように設定して支
持基板１に固設されている。なお、ストッパ７ａについ
ては支持基板１の長手方向に移動・固定可能な構成とす
ることもできる。

上述のように構成された足場板支持装置を使用して足場
板２を支持する手順の一例を説明すると、先ず支持基板
１をコンクリート立上シ部４の上に設置して断面コの字
形保合片６を手摺下部パイプ５に係合し、次いでストッ
パ片７を長孔８に沿って保合片６側に移動させ、ストッ
パ片７をコンクリート立上シ部４外側面に押し当てた状
態で調整ボルト９によって位置固定する。次に、補強棒
１２の下端フック部１３を支持基板１の取付アイ部１ｏ
に掛止するとともに、補強棒１２の上端掛止片１５を手
摺上部パイプ１４に掛止させる。その際、補強棒１２の
中間部に設けたターンバックル１１を一方向に回動操作
させることにより、補強棒１２の長さをこ、れが適度な
緊張状態を有するように長さ調整する。

これによル支持基板１が補強棒１２を介して確実に保持
固定されることとなる。上記同様に前記支持基板１から
適当間隔だけ＃ｌＩれた手摺部に他の支持基板を保持固
定する。その後、この−Ｊｊの支持基板１の上に２枚の
足場板２を並べて掛は渡し、足場板２をストッパ１７ａ
、１７ｂの間に確実に位置決めした上で、足場板２を番
線１６によって緊縛固定することによ）、手摺部の外側
に足場板２が確実に支持固定され、作業者は足場板２の
上で安全に作業を行なうことができることとなる。なお
、第３図は本発明装置を使用して５階のベランダの手摺
部の外側に足場板２を支持させた一例を示す全体概略図
である。

このように本発明の足場板支持装置は、支持基板を手摺
部に直接設置してこれに足場板を確実に支持固定させる
ようにしたので、足場板を地上から支持させる場合とは
相異して、足場十臣の安定性が確実に保持され作業者は
安全に作業を行なうことができるとともに、たとえ手摺
部が地上から旨い所に存在するものであっても、手摺部
の内側から足場板を手摺部の処世りに容易に設置でき、
その作業性が著しく向上するという効果がある。また、
不便用時には補強棒を支持基板から脱着させることによ
シコンパクト化し、格納や運搬等において有利となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す斜視図、第２図は第１
図のものをベランダ側から視た斜視図、 第３図は第１図のものを３階のベランダの手摺部に設置
した一例を示す全体概略図である。 １・・・支持基板　　　　　２・・・足場板４・・・コ
ンクリート立上シ部（手摺架台）５・・・手摺下部パイ
プ　　６・・・保合片７・・・ストッパ片　　　１１・
・・ターンバックル１２・・・補強棒　　　　　１４・
・・手摺上部パイプ特許出願人　　　トヨタ自動車株式
会社才１　■ ４ 才３　回

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）足場板を固定する支持基板の基部上面に、手摺下
   部に係合する保合片を設け、前記支持基板の下面に、手
   摺架台の外側面に当接するストッパ片を前記支持基板の
   長手方向に移動可能に設け、前記支持基板の先端部に、
   上端部が手摺上部に掛止されるターンバックル付き補強
   棒の下端部を着脱可能に掛止させたことを特徴とする足
   場板支持装置。