JPS5998738A - 脱硝触媒の再生方法 - Google Patents
脱硝触媒の再生方法Info
- Publication number
- JPS5998738A JPS5998738A JP57207135A JP20713582A JPS5998738A JP S5998738 A JPS5998738 A JP S5998738A JP 57207135 A JP57207135 A JP 57207135A JP 20713582 A JP20713582 A JP 20713582A JP S5998738 A JPS5998738 A JP S5998738A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- catalyst
- regeneration
- citric acid
- acid solution
- denitration
- Prior art date
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- Pending
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- Exhaust Gas Treatment By Means Of Catalyst (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はアンモニア接触還元法による乾式排煙脱硝装置
で使用する脱硝触媒の再生方法に関する。
で使用する脱硝触媒の再生方法に関する。
ボイラ燃焼排ガスなどの窒素酸化物ＮＯｘを含む排ガス
に２５０〜４００℃の温度域でアンモニアを注入した後
、触媒層を通し、 ４ＮＯ＋４．ＮＨ３＋０７→４ Ｎ２ ＋ ６ Ｎ２０
の反応により、ＮＯを無害なＮ２とＮ２０に還元するこ
とを脱硝といい、上記反応を効率よく行なわせるための
ものを脱硝触媒という。
に２５０〜４００℃の温度域でアンモニアを注入した後
、触媒層を通し、 ４ＮＯ＋４．ＮＨ３＋０７→４ Ｎ２ ＋ ６ Ｎ２０
の反応により、ＮＯを無害なＮ２とＮ２０に還元するこ
とを脱硝といい、上記反応を効率よく行なわせるための
ものを脱硝触媒という。
油、石炭焚き用排煙脱硝触媒は、排ガス中の灰に含まれ
るアルカリ金属（ナトリウム、カリウム等）の影響によ
り、触媒中のアルカリ金属濃度が経時的に増加し、その
増加に従って脱硝性能が低下してゆく。
るアルカリ金属（ナトリウム、カリウム等）の影響によ
り、触媒中のアルカリ金属濃度が経時的に増加し、その
増加に従って脱硝性能が低下してゆく。
触媒中のアルカリ金属の増加により脱硝性能が低下した
触媒の、従来の再生処理方法としては、触媒の高温での
再焼成、水洗、アンモニア水溶液への浸漬、硫酸水溶液
への浸漬、過酸化水素水溶液への浸漬等があるが、これ
らは脱硝性能の回復度、触媒に与える影響、実用的規模
での取り扱い、再生使用後の溶液の後処理の点のどれを
も充分に満足する再生方法ではない。
触媒の、従来の再生処理方法としては、触媒の高温での
再焼成、水洗、アンモニア水溶液への浸漬、硫酸水溶液
への浸漬、過酸化水素水溶液への浸漬等があるが、これ
らは脱硝性能の回復度、触媒に与える影響、実用的規模
での取り扱い、再生使用後の溶液の後処理の点のどれを
も充分に満足する再生方法ではない。
本発明は、上述の従来の再生方法の欠点を除去する目的
でなしたものであり、弱酸性であり腐食作用の低いクエ
ン酸を再生溶液として用いることにより、多量の再生溶
液のとり扱いを容易とした脱硝触媒の再生方法にかかる
ものである。
でなしたものであり、弱酸性であり腐食作用の低いクエ
ン酸を再生溶液として用いることにより、多量の再生溶
液のとり扱いを容易とした脱硝触媒の再生方法にかかる
ものである。
以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説明する。
第１図は本発明を実施するための装置の−例であり、（
１）はハニカム状の触媒、（２）は前記ハニカム状触媒
（１）を収納したバスケット、（３）は再生槽である。
１）はハニカム状の触媒、（２）は前記ハニカム状触媒
（１）を収納したバスケット、（３）は再生槽である。
再生槽（３）に旧（Ｗ／Ｗ ） ％クエン酸水溶液を予
め調製しておき、脱硝性能の経時的に劣化した触媒（１
）を充填したバスケット（２）を図示していない脱硝反
応器からめき出し、前記クエン酸溶液に約１時間程度浸
漬し、該浸漬後の触媒を流水又は水槽で水洗いし、風乾
させて前記脱硝反応器に再充填する。
め調製しておき、脱硝性能の経時的に劣化した触媒（１
）を充填したバスケット（２）を図示していない脱硝反
応器からめき出し、前記クエン酸溶液に約１時間程度浸
漬し、該浸漬後の触媒を流水又は水槽で水洗いし、風乾
させて前記脱硝反応器に再充填する。
第２図は本発明を実施するための装置の他の例であり、
第３図に示すようなペレット状の触媒（］５をバスケッ
ト（２）に充填し、６．０ （Ｗ／Ｗ ）チクエン酸水
溶液に浸漬するものである。
第３図に示すようなペレット状の触媒（］５をバスケッ
ト（２）に充填し、６．０ （Ｗ／Ｗ ）チクエン酸水
溶液に浸漬するものである。
触媒再生溶液として使用したクエン酸水溶液は、実機規
模での多量な使用量でも、ボイラ火炉内等での焼却処理
が可能であり、廃液処理がきわめて容易である。
模での多量な使用量でも、ボイラ火炉内等での焼却処理
が可能であり、廃液処理がきわめて容易である。
次に、本発明の再生方法で再生した触媒のＮＯｘ転化率
及び再生率について説明する。内径５０晒のガラス管内
に本発明の方法で再生した触媒を充填し、混合ガス（模
擬ガス、組成： Ｎｏ ； １５０７）Ｆ。
及び再生率について説明する。内径５０晒のガラス管内
に本発明の方法で再生した触媒を充填し、混合ガス（模
擬ガス、組成： Ｎｏ ； １５０７）Ｆ。
ＮＨ３； １５０ＦＩＰｍ１０２ ；２％−Ｈ２Ｏ，；
１０％、８０２ ； ｌＯＯ〃ｍ１Ｎ２ ；残余）を
ガス温度３８０℃として前記ガラス管内を通過させ１Ｎ
ｏをＮ２− Ｈ２０に分解する率すなわち転化率を次式
により求めたところ７６．６％であった。
１０％、８０２ ； ｌＯＯ〃ｍ１Ｎ２ ；残余）を
ガス温度３８０℃として前記ガラス管内を通過させ１Ｎ
ｏをＮ２− Ｈ２０に分解する率すなわち転化率を次式
により求めたところ７６．６％であった。
対照として再生処理をしていない新らしい触媒を用い、
前記と同様にＮＯｘ転化率を求め、次式により再生率を
計算したところ、再生率は９６．。
前記と同様にＮＯｘ転化率を求め、次式により再生率を
計算したところ、再生率は９６．。
チであった。
本発明の再生方法で使用するクエン酸水溶液中のクエン
酸濃度は、０．１〜６．０ （Ｗ／Ｗ ）％の範囲であ
るが、３．０〜６．０ （Ｗ／Ｗ ）％の範囲が好まし
い。
酸濃度は、０．１〜６．０ （Ｗ／Ｗ ）％の範囲であ
るが、３．０〜６．０ （Ｗ／Ｗ ）％の範囲が好まし
い。
なお、本発明の脱硝触媒の再生方法は」二述の実施例の
みに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しな
い範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である
。
みに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しな
い範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である
。
以」二述べたように本発明の脱硝触媒の再生方法によれ
ば、下記の如き種々の優れた効果を発揮する。
ば、下記の如き種々の優れた効果を発揮する。
（１）脱硝性能の経時的に劣化した触媒をｏ、１（Ｗ／
ｗ）チ以上のクエン酸水溶液で浸漬処理するようにした
ので、触媒の脱硝性能の回復度が高く、触媒の長期有効
使用が可能となる。従って、触媒交換費が節減できる。
ｗ）チ以上のクエン酸水溶液で浸漬処理するようにした
ので、触媒の脱硝性能の回復度が高く、触媒の長期有効
使用が可能となる。従って、触媒交換費が節減できる。
（１１） クエン酸は弱酸性で且つ腐食作用が低いの
で、再生槽に、従来硫酸水溶液等の強酸性溶液を用いた
場合には耐食性材料を用いる必要があるのに対し、この
ような高価な耐食性材料を用いる必要がなく、設備費が
安価となる。
で、再生槽に、従来硫酸水溶液等の強酸性溶液を用いた
場合には耐食性材料を用いる必要があるのに対し、この
ような高価な耐食性材料を用いる必要がなく、設備費が
安価となる。
ＲＩＤ 再生溶液として使用したクエン酸水溶液はボ
イラ火炉内等での焼却処理が可能であるため、廃液処理
が容易であり、従来必要とされていた廃液処理用として
の大容量の中和装置が不要となり、設備費及び運転費が
大幅に節減できる。
イラ火炉内等での焼却処理が可能であるため、廃液処理
が容易であり、従来必要とされていた廃液処理用として
の大容量の中和装置が不要となり、設備費及び運転費が
大幅に節減できる。
（１ｖ）触媒を設置場所である現場で簡単な装置により
再生可能であるので、従来のように触媒を別な場所（例
えば触媒メーカの工場）に輸送することが不要であり、
輸送中の破損等は皆無となる。
再生可能であるので、従来のように触媒を別な場所（例
えば触媒メーカの工場）に輸送することが不要であり、
輸送中の破損等は皆無となる。
第１図は本発明の実施に使用する脱硝触媒再生装置の一
例を示す図、第２図は本発明の実施に使用する装置の他
の例におけるペレット状触媒を充填したバスケットの説
明図、第３図は第２図にお１するペレット状触媒の説明
図である。 図中、（Ｉ）ば）は触媒、（２）はバスケット、（３）
は再生槽を示す。 特許出願人 石川島播磨重工業株式会社
例を示す図、第２図は本発明の実施に使用する装置の他
の例におけるペレット状触媒を充填したバスケットの説
明図、第３図は第２図にお１するペレット状触媒の説明
図である。 図中、（Ｉ）ば）は触媒、（２）はバスケット、（３）
は再生槽を示す。 特許出願人 石川島播磨重工業株式会社
Claims (1)
- １）脱硝触媒を０１（重量／重量）チ以上のクエン酸水
溶液で処理することを特徴とする脱硝触媒の再生方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57207135A JPS5998738A (ja) | 1982-11-26 | 1982-11-26 | 脱硝触媒の再生方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57207135A JPS5998738A (ja) | 1982-11-26 | 1982-11-26 | 脱硝触媒の再生方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5998738A true JPS5998738A (ja) | 1984-06-07 |
Family
ID=16534772
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP57207135A Pending JPS5998738A (ja) | 1982-11-26 | 1982-11-26 | 脱硝触媒の再生方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5998738A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2011078084A1 (ja) * | 2009-12-22 | 2011-06-30 | バブコック日立株式会社 | 使用済脱硝触媒の洗浄方法 |
| JP2016507869A (ja) * | 2013-01-08 | 2016-03-10 | アウディ アクチェンゲゼルシャフトＡｕｄｉ Ａｇ | 燃料電池の触媒処理 |
-
1982
- 1982-11-26 JP JP57207135A patent/JPS5998738A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2011078084A1 (ja) * | 2009-12-22 | 2011-06-30 | バブコック日立株式会社 | 使用済脱硝触媒の洗浄方法 |
| JP2011131122A (ja) * | 2009-12-22 | 2011-07-07 | Babcock Hitachi Kk | 使用済脱硝触媒の洗浄方法 |
| US8748332B2 (en) | 2009-12-22 | 2014-06-10 | Babcock-Hitachi Kabushiki Kaisha | Method for cleaning used denitration catalyst |
| JP2016507869A (ja) * | 2013-01-08 | 2016-03-10 | アウディ アクチェンゲゼルシャフトＡｕｄｉ Ａｇ | 燃料電池の触媒処理 |
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