JPS599598B2 - 液状の炭化水素燃料組成物 - Google Patents

液状の炭化水素燃料組成物

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JPS599598B2
JPS599598B2 JP49127932A JP12793274A JPS599598B2 JP S599598 B2 JPS599598 B2 JP S599598B2 JP 49127932 A JP49127932 A JP 49127932A JP 12793274 A JP12793274 A JP 12793274A JP S599598 B2 JPS599598 B2 JP S599598B2
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    • C10PETROLEUM, GAS OR COKE INDUSTRIES; TECHNICAL GASES CONTAINING CARBON MONOXIDE; FUELS; LUBRICANTS; PEAT
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    • C10L1/00Liquid carbonaceous fuels
    • C10L1/10Liquid carbonaceous fuels containing additives
    • C10L1/14Organic compounds
    • C10L1/22Organic compounds containing nitrogen
    • C10L1/222Organic compounds containing nitrogen containing at least one carbon-to-nitrogen single bond
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、優れた分散性ならびに着氷防止性およびさ
び止め性を有する新規な液状炭化水素燃料に関する。
さらに詳しくいうとこの発明は、多量の液状炭化水素燃
料と、その中に溶解または実質的に安定に分散した少量
の少なくとも一種のマンニツヒ塩基の塩もしくはその誘
導体とからなる燃料組成物に関する。性能や清浄性等の
観点から内燃機関に対して常にされている増大する諸要
求のため、そこに使用される燃料としてさらに優れたも
のの開発が必要となつてきている。
とくに、そのような燃料は次のような性質をもつている
ことが望ましい。すなわち、不溶性不純物の機関部への
沈着やそれにひきつづいて起る摩耗をなくすため、その
ような不溶性不純物を分散させることができること、低
温時での着氷がないことで、そして機関部をさびさせた
り腐食させたりする傾向が少ないことである。そのため
に、これまで、燃料にこのような性質を与えるいろいろ
な添加剤が開発されている。この発明の目的は内燃機関
その他に用いるための液状炭化水素燃料組成物を提供す
ることにある。この発明の他の目的は、分散性やさび止
め性に優れ、低温時での着氷性の少ない燃料組成物を提
供することにある。
さらにこの発明の目的は、燃料に上記の性質を付与する
添加剤を含有する燃料組成物を提供することにある。
既述のように、上記目的は、ある特定のマンニツヒ塩基
の塩またはその誘導体を含有する燃料組成物を提供する
ことによつて達成される。
このマンニツヒ塩基の塩は式(この式で、R1はモノも
しくはポリヒドロキシ置換の芳香族基、アルキル芳香族
基または置換アルキル芳香族基、R2は水素基、低級ア
ルキル基またはヒドロキシ置換低級アルキル基、R3は
ヒト/R6ロキシ置換低級アルキル基または−R5N基
、\R7R4は水素基または低級アルキル基、R5は低
級アルキレン基、R6は水素基、低級アルキル基または
ヒドロキシ置換低級アルキル基、R7はヒドロキシ置換
低級アルキル基、Zは1当量の陰イオン、そしてxはR
1の原子価数である)で表わされる。
上記したように、R1はヒドロキシ置換芳香族基その他
である。したがつてそれはフエノール、カテコール、レ
ゾルシノール、アルフアナフトールまたはベータナフト
ールのような化合物から誘導されうる。これらの化合物
から誘導されたアルキル芳香族基がとくに好ましく、こ
とに、アルキル基が少なくとも約30個、好ましくは約
100個までの炭素原子を含有するモノアルキル芳香族
基が好ましい。この発明において、置換アルキル基は上
記アルキル基と全く等価なものと考えられる。
この意味での[置換アルキル基」とはアルキル基の特性
や反応性を大きく変えることのない置換体を含んでいる
アルキル基のことである。そのような置換体の例を以下
列挙する。エーテル基(ことに低級アルコキシ基) ケト基 エステル基(ことに低級カルボアルコキシ基)アミノア
シル基(アミド基)ニトロ基 、チオエーテル基 スルホン基 スルホン酸のエステル、アミド等。
アルキル基の炭素原子10個毎にこのような置換体はせ
いぜい約3個、好ましくはせいぜい1個存在しているの
が一般である。
この発明の燃料組成物に用いられることに好ましい化合
物においてR1は、アルキル基が約10ないし20個の
炭素原子を含有しているモノヒドロキシ置換アルキル芳
香族基である。
整数xは通常1または2(もつとも、置換されてないか
ぎり芳香族炭素原子の数であつてもよい)、好ましくは
1である、つまりこの発明の好ましい添加剤化合物は芳
香族もしくはそれに類似の前記物質のモノ一(マンニツ
ヒ塩基類)の塩類である。好ましい化合物においてR2
およびR3のそれぞれはヒドロキシ置換低級アルキル基
である。
ここで用いた「低級アルキル」とは炭素原子数7以下の
アルキル基のことである。この基がヒドロキシエチル基
であるのが好ましい。このような基によつて満たされて
いない窒素原子の原子価は水素または低級アルキル基に
よつて満たされている。このマンニツヒ塩基の塩類は通
常アミン塩(R4が水素の場合)または第4級アンモニ
ウム塩(R4が低級アルキル基、通常メチル基の場合)
である。同様にこの発明の燃料に使用される化合物は/
1tR3が−R5N(ここで、R5は低級アルキレ\
D7ン基(通常はエチレン基)、R6は水素または低
級アルキル基もしくはヒドロキシ置換低級アルキル基で
あつて通常はヒドロキシエチル基であり、R7はヒドロ
キシ置換低級アルキル基であつて通常はヒドロキシエチ
ル基である)であるものである。
このタイプの化合物は2−(2アミノエチルアミノ)エ
タノールのようなヒドロキシアル置換アルキレンジアミ
ン類から誘導される。陰イオンZは塩素イオン、亜硝酸
イオン、硫酸イオン、酢酸イオン、ステアリン酸イオン
等どのようなイオンであつてもかまわない。
しかしながら、少なくとも約10個、通常は約100個
まで、好ましくは約14ないし24個の炭素原子を含有
する一もしくは多塩基性のカルボン酸から、またはこの
ような酸から誘導された酸アミド、アミン塩もしくはエ
ステルから誘導されたものが好ましい。この後者のタイ
プの化合物の例としては、約10ないし20個の炭素原
子を含有する脂肪族基もしくは置換脂肪族基を含むコハ
ク酸類のモノエステル類がある。この発明の燃料組成物
に用いられる塩類に転化されるマンニツヒ塩基類は、適
当なヒドロキシ芳香族化合物等、ホルムアルデヒドもし
くはその可逆重合体(例えば、パラホルムアルデヒド、
トリオキサン)、および式/ N HNのアミンとのマンニツヒ反応によつて\ NA 都合よく得られる。
この反応は室温ないし約225℃、通常約50ないし2
00℃の温度でおこなわれ、各試薬の量はヒドロキシ芳
香族化合物とホルムアルデヒドとアミンのモル比が約1
:1:1ないし約1:3:3となるような量である。こ
の反応を容易にするために、脂肪族もしくは芳香族の炭
化水素(例えば、石油留分、トルエン、キシレン)のよ
うな不活性希釈剤を用いるのがしばしば好都合である。
このマンニツヒ塩基類を製造するための好適な方法が米
国特許第2033092号および同第3297597号
に記載されている。マンニツヒ塩基の塩類は既述のよう
に通常の塩または第4級塩である。前者は通常マンニツ
ヒ塩基を適当な酸で中和することによつて、後者はヨウ
化メチルやヨウ化エチルのような物質で第4級化するこ
とによつてそれぞれ得られる。この発明の燃料に用いて
同様に好適なものは、少なくとも1種のエポキシドと上
記1種もしくはそれ以上のマンニツヒ塩基の塩との付加
物である。
このような付加物は燃料に対し前記した諸特性の他に解
乳化性を付与する。上記付加物を製造するために用いら
れるエポキシドは、例えば、酸化エチレン、酸化プロピ
レン、グリシジルエーテル類、エポキシステアリン酸ブ
チルあるいは約11ないし14個の炭素原子を含有する
アルフアオレフイン類の市販の混合から製造されたエポ
キシドである。
酸化低級アルキレン類、ことに酸化エチレンおよび酸化
プロピレンが好ましい。このエポキシド付加物は二つの
方法で得ることができる。
一つは、マンニツヒ塩基の塩1モルにつきエポキシド約
20モルまでの割合でこれらを混合し、反応が生ずるに
充分な時間適当な温度(通常約25ないし125分C)
に保つことによつておこなわれる。いま一つの方法は、
まずマンニツヒ塩基のエポキシド付加物を製造(上記の
割合と条件を用いる)し、ついでその塩を形成する方法
である。以下の実施例に、この発明の燃料に有用な典型
的な化合物およびその製造方法を記す。
全て部は重量基準である。実施例 1 キシレン900部中テトラプロペン置換フエノール79
8部(3モル)の溶液を100℃に加熱し、ジエタノー
ルアミン462部(4.5モル)を加えた。
この混合物をさらに12『Cに加熱し、パラホルムアル
デヒド198部(6モル)をなるべく泡立ちのないよう
ゆつくりと添加した。パラホルムアルデヒドの添加が終
つてから、混合物を1400Cに10時間加熱し、その
間水を蒸留によつて除去した。ついでこれをろ過して所
望のマンニツヒ塩基の40%キシレン溶液を得た。この
溶液67部を、テトラプロペン置換コハク酸無水物1モ
ルとプロピレングリコール約0.4モルとから製造した
酸エステル33部と混合することによつてこのマンニツ
ヒ塩基の塩を製造した。実施例 2 実施例1のマンニツヒ塩基の溶液約36部、鉱油中ポリ
イソブテニルコハク酸(ポリイソブテニルの分子量10
00)の75%溶液44部およびキシレン20部を混合
して実施例1のマンニツヒ塩基の別の塩を製造した。
実施例 3 キシレン989部中テトラプロペン置換フエノール79
8部(3モル)の溶液を100℃に加熱し、ジイソプロ
パノールアミン598部(4.5モル)を加えた。
この混合物を120℃に加熱し、パラホルムアルデヒド
198部(6モル)をゆつくりと添加した。温度を21
0℃に高め、8時間保持し、水は蒸留によつて除去した
。これをろ過したところ、所望の生成物の60%キシレ
ン溶液を得た。実施例1と同様にしてその塩を製造した
。実施例 4キシレン900部中のテトラプロペン置換
フエノール798部(3モル)の100℃に加熱された
溶液に2−(2−アミノエチルアミノ)一エタノール4
68部(4.5モル)を添加した。
この混合物を120℃に加熱し、パラホルムアルデヒド
198部(6モル)をゆつくりと加えた。水の発生が完
結したのち、混合物を冷却し、キシレンを添加してマン
ニツヒ塩基の60%溶液(ろ過後)を製造した。実施例
1と同様にしてその塩を製造した。実施例 5 キシレン1321部中のポリイソブテン置換フエノール
(このポリイソブテン置換体の分子量は約300)12
57部(3モル)の溶液を90に加熱し、ジエタノール
アミン630部(6モル)を添加し、ついでパラホルム
アルデヒド198部(6モル)をなるべく泡立たないよ
うにゆつくりと加えた。
この混合物を145℃に9時間加熱し、その間水を蒸留
で除去した。ついでこれをろ過して所望のマンニツヒ塩
基のキシレン中60%溶液を得た。実施例2と同様にし
てその塩を製造した。実施例 6鉱油489部中のポリ
イソブテニルフエノール(分子量約1000)625部
の溶液を120に加熱し、パラホルムアルデヒド25部
(0.75モル)をゆつくりと加えた。
この混合物を160℃に1時間加熱し、その間水を蒸留
によつて除去した。ついでこれを90℃に冷却し、ジエ
タノールアミン79部(0.75モル)を添加した。温
度を120℃に高め、さらにパラホルムアルデヒド33
部(1モル)を加えた。温度を160℃に上昇させ6時
間保持し、一方水を蒸留で除去した。ついで、この混合
物をろ過したところ所望のマンニツヒ塩基の鉱油中60
%溶液を得た。実施例1と同様にしてその塩を製造した
。実施例 7 キシレン1358部中のヘブチルフエノール910部(
4.74モル)の溶液を80℃に加熱し、ジエタノール
アミン997部を加えた。
この混合物を110℃に加熱し、パラホルムアルデヒド
313部(9.48モル)をゆつくりと添加した。つい
でこの混合物を140℃に加熱し、その間水を共沸蒸留
によつて除去した。残さを冷却し、ろ過し、ろ過して所
望の生成物をキシレン中60%溶液として得た。実施例
2と同様にしてその塩を製造した。この発明の燃料嶋成
物は既述のマンニツヒ塩基の塩もしくはその誘導体の他
に、大きな割合で通常は液体の炭化水素燃料通常は、例
えば航空機用もしくは電動機用ガソリン、ASTM仕様
書D396で規定されているデイーゼル燃料もしくは燃
料油のような石油留分を含んでいる。
とくに好ましいものはガソリン、すなわち10%蒸留点
で約60℃ないし90%蒸留点で約205℃のASTM
沸点を有する炭化水素類の混合物である。このようなガ
ソリン類についてはASTM仕様書D439−68Tに
さらに記載されている。この発明の組成物において、マ
ンニツヒ塩基の塩は燃料中に溶解または実質的に安定に
分散している。
この塩は溶解しているのが普通であるが、この発明は、
安定な分散体(例えばゾルや類似のコロイド)である燃
料組成物(ことに残さ燃料を含むもの)をも含むものと
する。使用するマンニツヒ塩基の塩の量は固体を分散さ
せたり、着氷を防止したり、さびの生成を防止したりす
るのに充分な量である。通常この量は最終組成物100
万重量部につき約1ないし10000重量部、好ましく
は4ないし1000重量部である。マンニツヒ塩基の塩
はこれを所望の濃度で燃料と単に混合するだけで燃料中
に含めることができる。
あるいは、それをまず可燃性溶剤好ましくは、ナフサ、
ベンゼン、トルエン、キシレン、ガソリンまたは軽鉱油
のような沸点約250℃以下の炭化水素溶剤に溶解して
マンニツヒ塩基の塩を約80%まで含有する流動性濃縮
物を作り、ついでこの濃縮物を燃料に添加して最終燃料
組成物を得てもよい。マンニツヒ塩基の塩またはその誘
導体以外にこの発明の燃料組成物は当業者によく知られ
ている他の添加剤を含んでいてかまわない。
この添加剤としてはテトラアルキル鉛化合物のようなア
ンチノツク剤、ハロアルカン類のような掃鉛剤、リン酸
トリアリール類のような付着防止剤・改変剤、染料、2
,6−ジ第三アリール−ブチル−4−メチルフエノール
のような酸化防止剤、アルキル化コハク酸類のような補
助さび止め剤、ポリアルキレンポリアミン類とアルキル
化コハク酸類との反応生成物のような補助分散剤、静菌
剤、ガムインヒビター、金属不活性化剤、上部シリンダ
潤滑剤、解乳化剤、曇り除去剤等がある。この発明の典
型的な燃料組成物はガソリン(鉛添加もしくは未添加)
と下記表の添加剤を含んでいる。
表の添加剤の量は最終組成物100万部当りの重量部で
ある。上記組成物Bを「シボレ一・キヤブレタ一・クリ
ーンアツプ・アンド・イグゾースト・エミツシヨン・テ
スト」に供した。
この試験は、1968年型シボレ一307立方インチ−
8エンジンと、1気筒4サイクル・ブリツグス&ストラ
ツトンエンジンを用いるものである。ブリツグス&スト
ラツトンエンジンからの排気ガスをシボレ一のエア・ク
リーナーに供給してこの試験の沈着物形成フエーズのみ
における沈着物の生成を促進させる。シボレーエンジン
は中負荷回転速度条件で操作する。1気筒エンジンは2
000rp1で操作し、沈着物形成期間中は連続負荷を
かけない。
シボレーエンジンへの供給の約20%は1気筒エンジン
からの排気ガスである。このタイプの沈着物形成操作で
は、10時間以内に気化器に強度の沈着物が生成する。
シボレーエンジンのアイドル速度が375rp1以下(
初期速度は700rp1)に低下すると、沈着物形成は
停止する。沈着物形成フエーズが完結した時点で、炭化
水素放出物は、一般に、初期レベルの約6000!)P
lから40000鬼に増加する。沈着物形成フエーズに
続いて、分散剤で処理した燃料を用いた浄化フエーズに
入る。この試験の評価は浄化フエーズ中の放出物(炭化
水素および一酸化炭素)の減少度合にもとずく。炭化水
素および一酸化炭素についての放出物量改善を計算する
。また、アイドル速度についての改善も計算する。上記
燃料組成物Bをこの試験に供した時、各浄化サイクル後
の放出物減少率(へ)は、以下の通りであつた。l ▲
)IP』? 工VV】ω●v 晶VV次に、実施例
1の添加剤について気化器凍結試験をおこなつた。
この試験では、7℃ないし9の温度および相対温度10
0の空気を、1750rp?で動作(負荷なし)する6
気筒シボレーエンジンに接続したベンチユリ・オーペル
気化器に供給する。エンジンは、アイドル速度に戻した
ときに停止してしまうような充分量の氷がスロツトルプ
レート上に形成するまで動作させる。アイドル状態で停
止してしまうのに要する1750rp1状態での時間を
15秒単位で測定し、ある15秒と次の15秒との間の
時間は両者のいずれか近い方に組み込まれる。通常の燃
料油(添加剤なし)をこの試験に供したとき、エンジン
停止に至る時間は平均2.57分であつた。これに対し
て、この燃料油1000バレル当り実施例1の添加剤を
20ポンド加えたものは、平均で3.85分であつた。
この結果からこの発明の添加剤は凍結防止に効果がある
ことがわかる。なお、実施例1の添加剤の代りに実施例
2〜7の添加剤を用いても同様の効果を示した。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 多量の液状炭化水素燃料と、その中に溶解もしくは
    実質的に安定に分散した少量の式▲数式、化学式、表等
    があります▼ (ここで、R^1はモノヒドロキシ置換アルキルフェニ
    ル基であつてそのアルキル基中に全部で7ないし約70
    個の炭素原子を有するもの、R^2は2個または3個の
    炭素原子を有するアルカノール基、R^3は2個もしく
    は3個の炭素原子を有するアルカノール基またはアミノ
    エチル基、R^4は水素原子、Zは、ポリイソブテニル
    コハク酸であつて該ポリイソブテニル基が約1000の
    分子量を持つものからまたはテトラ(プロペン)置換コ
    ハク酸とプロピレングリコールとのエステルから誘導さ
    れた1当量のアニオン、およびxはR^1の原子価数)
    で示される少なくとも一種の化合物を含んでなる液状の
    炭化水素燃料組成物。
JP49127932A 1973-11-07 1974-11-06 液状の炭化水素燃料組成物 Expired JPS599598B2 (ja)

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