JPS5995392A - 熱交換器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は空気調和機等に用いられる熱交換器に関する。

従来例の構成とその問題点 従来の熱交換器は、第１図乃至第３図に示す様に、一定
間隔で平行に並べられた多数の板状フィン（１）と、こ
れら板状フィン（１）を垂直に貫通する多数のパイプ■
とから構成されている。Ｃ３）はエンドプレート、＠）
はフィンカラーである。そしてバイブ■内を流通する熱
源流体と矢印（局の向きに流れる空気とがこの熱交換器
を介して熱交換を行っている。ところで、この様な熱交
換器においては、第２図に示す様に、矢印（Ａ）の向き
に空気が流れると、−列目のパイプ（２ａ）の後流部で
流れが乱れ、矢印（勾で示す様な渦流が生じる。その結
果この流れは２列目のパイプ〔２ｂ）に影響し、パイプ
（２ｂ）の周囲の流れを乱してパイプ周りの伝熱性能を
高める。しかし、−列目のパイプ（２ａ）の周囲の流れ
は、風土側に流れを乱す様な物が設けられて込ないため
、パイプ周りの伝熱性能が十分に生かされなかった。即
ち、従来の熱交換器では風上側のパイプ周囲の流れを乱
す様な構成ができていなかったため、熱交換器としての
伝熱性能を十分に発揮できない状態であった。

発明の目的 本発明は上述の従来の問題点に鑑み、−列目のパイプ周
囲の流れを乱して伝熱性能を向上させた熱交換器の提供
を冒的とする。

発明の構成 本発明はこのため、一定間隔で平行に並べられた多数の
板状フィンと、これら板状フィンを貫通する多数のパイ
プと、前記パイプの風上側に前記パイプと平行にかつ風
の流れ方向と交叉する方向に間隔をあけて多数配置され
た円筒状部材とを備え、前記円筒状部材によって一列目
のパイプの周囲の流れを乱す様にした熱交換器を提供す
る。

実施例の説明 以下、本発明の一実施例を第４図及び第５図により説明
すると、（１）は板状フィン、■はパイプ、（４）はフ
ィンカラーである。（５）は板状フィン（１）の風上側
の側縁に沿って風の流れ方向に対して直交方向に間隔を
あけて並列配置された外周面が円筒状の円筒状部材であ
り、この円筒状部材（５）は、−列目のパイプ（２ａ）
に対して千鳥状に配列されてい名。

上記構成において、矢印（勾の方向に空気を流すと、円
筒状部材（うによりその後流部で流れが乱札矢印（Ｂ）
で示す様な渦流が生じる。その結果、−列目のパイプ（
２ａ）周囲の流れを乱してパイプ周りの伝熱性能が高め
られ、熱交換器として性能が大巾に向上する。なお、円
筒状部材５）を設けることにより通風抵抗は若干増える
が、板状フィン（１）とパイプ■からなる熱交換器の通
風抵抗の大部分は板状フィン【１）の摩擦損失が占める
ため、円筒状部材５）の形状による抵抗はそれほど大き
くならない。

発明の効果 本発明の熱交換器によれば、以上の説明から明らかな様
に、風上側に配置された円筒状部材によって最も風上側
に位置するパイプの周囲の流れを乱してパイプ周囲の熱
伝達を増大させることができ、熱交換器の伝熱性能の大
巾な向上が得られ、しかも通風抵抗もあまり大きくなら
ないという利点を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図乃至第３図は従来の熱交換器を示し、第１図は斜
視図、第２図は縦断面図、第３図は第２図の■−■矢視
図、第４図及び第５図は本発明に係る熱交換器の一実施
例を示し、第４図は縦断面図、第５図は第４図の■−■
矢視図である。 （１）は板状フ・ｆン、■はパイプ、（２ａ）は−列目
のパイプ、（５）は円筒状部材。 特許出部人代理人 第７図 昂３２図 昂３図 第４ＵＡ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）一定間隔で平行に並べられた多数の板状フィンと
   、これら板状フィンを貫通する多数のパイプと、前記パ
   イプの風上側に前記パイプと平行にかつ風の流れ方向と
   交叉する方向に間隔をあけて多数配置された円筒状部材
   とを備えた熱交換器。 ■　円筒状部材は降接するパイプに対して千鳥状に配列
   されている特許請求の範囲第１項に記載の熱交換器。