JPS599512B2 - 炉材用内張材およびその製造方法 - Google Patents
炉材用内張材およびその製造方法Info
- Publication number
- JPS599512B2 JPS599512B2 JP50028296A JP2829675A JPS599512B2 JP S599512 B2 JPS599512 B2 JP S599512B2 JP 50028296 A JP50028296 A JP 50028296A JP 2829675 A JP2829675 A JP 2829675A JP S599512 B2 JPS599512 B2 JP S599512B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ceramic fiber
- furnace
- ceramic
- lining material
- plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Producing Shaped Articles From Materials (AREA)
- Furnace Housings, Linings, Walls, And Ceilings (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、複数のセラミックファイバー層から一体的
に構成されたセラミックファイバー片を所望数積層させ
、この積層ファイバーブロックを配列してなる炉材用内
張材およびその製造方法に関する。
に構成されたセラミックファイバー片を所望数積層させ
、この積層ファイバーブロックを配列してなる炉材用内
張材およびその製造方法に関する。
従来、炉内の熱損失を防止するために、炉内壁面に断熱
性の優れたセラミックファイバー製ブランケットまたは
フェルトを第1図および第2図に示すように内張りして
いる。
性の優れたセラミックファイバー製ブランケットまたは
フェルトを第1図および第2図に示すように内張りして
いる。
すなわち、その施工法を図により説明すると、まず炉の
鉄皮ケーシング1に予め一端にネジ切りしたスタッドピ
ン2を溶接により20〜30(V7!間隔に立設させ、
このスタッドピン2にロール状に巻かれた長尺の岩綿フ
ェルト3を延ばしながら差し込んで仮固定し、さらにこ
の岩綿フェルト3上にロール状に巻かれた長尺のセラミ
ックファイバー製フェルト4を上記スタッドピン2に差
し込んで重ねる。つづいて炉内側から上記スタッドピン
2にワッシャ5を挿入し、或いは第2図に示すようにワ
ッシャ5とセラミック製止め具1を挿入してボルト6に
より鉄皮ケーシング1に岩綿フェルト3およびセラミッ
クファイバー製フェルト4を内張りする。しかしながら
、上述した内張りの施工にあつては、きわめて長尺のフ
ェルトを用いるため多くの人手を要するとともに、ピン
の溶接、ボルト締め等を行なわなければならず、繁雑な
作業を要する。
鉄皮ケーシング1に予め一端にネジ切りしたスタッドピ
ン2を溶接により20〜30(V7!間隔に立設させ、
このスタッドピン2にロール状に巻かれた長尺の岩綿フ
ェルト3を延ばしながら差し込んで仮固定し、さらにこ
の岩綿フェルト3上にロール状に巻かれた長尺のセラミ
ックファイバー製フェルト4を上記スタッドピン2に差
し込んで重ねる。つづいて炉内側から上記スタッドピン
2にワッシャ5を挿入し、或いは第2図に示すようにワ
ッシャ5とセラミック製止め具1を挿入してボルト6に
より鉄皮ケーシング1に岩綿フェルト3およびセラミッ
クファイバー製フェルト4を内張りする。しかしながら
、上述した内張りの施工にあつては、きわめて長尺のフ
ェルトを用いるため多くの人手を要するとともに、ピン
の溶接、ボルト締め等を行なわなければならず、繁雑な
作業を要する。
したがつて作業能率が低く、構築費が高くなり、その他
炉内の熱量が内張り面に突出したピンを介して鉄皮ケー
シングに伝達されるため、熱損失も無視し得ない欠点が
あつた。この発明は上記事情に鑑みてなされたもので、
内張らの施工を著しく簡略化できる炉材用内張材、およ
び層間剥離のない強固な炉材用内張材を簡単に製造でき
る方法を提供しようとするものである。
炉内の熱量が内張り面に突出したピンを介して鉄皮ケー
シングに伝達されるため、熱損失も無視し得ない欠点が
あつた。この発明は上記事情に鑑みてなされたもので、
内張らの施工を著しく簡略化できる炉材用内張材、およ
び層間剥離のない強固な炉材用内張材を簡単に製造でき
る方法を提供しようとするものである。
以下、この発明の一実施例を第3図および第4図を参照
して説明する。図中、11は3種のセラミツクフアイバ
一13,14,15から構成された一体的なセラミツク
フアイバ一片で、この一体的なセラミツクフアイバ一片
11の炉内側面13はもつとも耐熱性に優れたセラミツ
クフアイバ一、たとえばジルコニア・アルミナ・シリカ
質フアイバ一からなり、この炉内面層13より内側の中
間層14はアルミナ・シリカ質フアイバ一からなり、さ
らに後述する支持板に固着する内側層15は耐熱性が若
干低い岩綿質フアイバ一から形成されている。
して説明する。図中、11は3種のセラミツクフアイバ
一13,14,15から構成された一体的なセラミツク
フアイバ一片で、この一体的なセラミツクフアイバ一片
11の炉内側面13はもつとも耐熱性に優れたセラミツ
クフアイバ一、たとえばジルコニア・アルミナ・シリカ
質フアイバ一からなり、この炉内面層13より内側の中
間層14はアルミナ・シリカ質フアイバ一からなり、さ
らに後述する支持板に固着する内側層15は耐熱性が若
干低い岩綿質フアイバ一から形成されている。
従つて、この一体的なセラミツクフアイバ一片11は、
炉内面層のセラミツクフアイバ一13と中間層のセラミ
ツクフアイバ一14、および中間層のセラミツクフアイ
バ一14と内側層のセラミツクフアイバ一15とから構
成される境界面12および1Zの2つの層の境界面を有
する。
炉内面層のセラミツクフアイバ一13と中間層のセラミ
ツクフアイバ一14、および中間層のセラミツクフアイ
バ一14と内側層のセラミツクフアイバ一15とから構
成される境界面12および1Zの2つの層の境界面を有
する。
なお、この一体的なセラミツクフアイバ一片11内の各
セラミツクフアイバ一の層間は相隣接する層のフ●アイ
バ一が相互に一部入り組んだ状態で境界面12,1Zを
形成している。
セラミツクフアイバ一の層間は相隣接する層のフ●アイ
バ一が相互に一部入り組んだ状態で境界面12,1Zを
形成している。
しかして、上記一体的なセラミツクフアイバ一片11の
所望数をその耐熱性の同じ部分同志が対接されるように
そろえ組にして積層させ、積層フアイバープロツク1V
とする。
所望数をその耐熱性の同じ部分同志が対接されるように
そろえ組にして積層させ、積層フアイバープロツク1V
とする。
たとえば10枚用意し、これらをそろえて第4図に示す
ように太線状の金網、パンチ板などの支持板16の片面
に、コロイダルシリカ、水ガラス、セメント等を介して
固着し、炉材用内張材17を形成する。この支持板16
に対する積層フアイバープロツク1Vの配置状態はその
積層面が支持板16の面に対して略垂直になつており、
かつ炉内側にもつとも耐熱性の優れたセラミツクフアイ
バ一13からなる炉内面層を位置させる。このような構
成によれば、この炉材用内張材を用いて炉に内張りする
際、第5図に示すように、所望数の炉材用内張材17を
支持板16側を鉄皮ケーシング21に当接させて配夕1
ル、内張材17の相隣接する積層フアイバープロツク1
Y間に炉内側からピン22を埋め込むように打ち込んで
支持板16を挿通させ、鉄皮ケーシング21に溶接して
炉材用内張材17を固定する。
ように太線状の金網、パンチ板などの支持板16の片面
に、コロイダルシリカ、水ガラス、セメント等を介して
固着し、炉材用内張材17を形成する。この支持板16
に対する積層フアイバープロツク1Vの配置状態はその
積層面が支持板16の面に対して略垂直になつており、
かつ炉内側にもつとも耐熱性の優れたセラミツクフアイ
バ一13からなる炉内面層を位置させる。このような構
成によれば、この炉材用内張材を用いて炉に内張りする
際、第5図に示すように、所望数の炉材用内張材17を
支持板16側を鉄皮ケーシング21に当接させて配夕1
ル、内張材17の相隣接する積層フアイバープロツク1
Y間に炉内側からピン22を埋め込むように打ち込んで
支持板16を挿通させ、鉄皮ケーシング21に溶接して
炉材用内張材17を固定する。
したがつて従来のようにロール状セラミツクフアイバー
ブランケツトまたはフエルトを引き延ばしたり、そのブ
ランケツト等を何枚も重ねたりせず極めて簡単な施工手
段によつて内張りできる。
ブランケツトまたはフエルトを引き延ばしたり、そのブ
ランケツト等を何枚も重ねたりせず極めて簡単な施工手
段によつて内張りできる。
また炉内側に露出した内張材17の表面はもつとも耐熱
性の優れた材料から形成されているため、内張材の耐用
寿命は著しく向上できる。さらに、内張材を固定するピ
ン22はその積層フアイバープロツク1V間に埋め込ま
れ、炉内側に露出していないため、炉内の熱がピン22
を介して鉄皮ケーシング21に伝達されるのを防止でき
、熱損失を改善できる。なお、炉壁ケーシングを支持体
として使用し、セラミツクフアイバ一片の積層体を直接
炉壁に固着してもよい。ここに用いる一体的なセラミツ
クフアイバ一片11を2種以上のセラミツクフアイバ一
層から形成した理由は、単層構造にすると、高価な材料
のみを使用することから不経済であり、更に必ずしも充
分な断熱性を有する内張材を得ることができず、鉄皮ケ
ーシング21とフアイバープロツク1Vとの間に断熱レ
ンガを施さなければならず、施工が繁雑となり、かつ構
築費も高くなるためであり、゛又耐火度の異なるセラミ
ツクフアイバーブランケツトを2層または3層以上に重
ねて施工するものはそれだけ施工が繁雑になるばかりで
なく層間に剥離が見られるなどの欠点を有するためであ
る。
性の優れた材料から形成されているため、内張材の耐用
寿命は著しく向上できる。さらに、内張材を固定するピ
ン22はその積層フアイバープロツク1V間に埋め込ま
れ、炉内側に露出していないため、炉内の熱がピン22
を介して鉄皮ケーシング21に伝達されるのを防止でき
、熱損失を改善できる。なお、炉壁ケーシングを支持体
として使用し、セラミツクフアイバ一片の積層体を直接
炉壁に固着してもよい。ここに用いる一体的なセラミツ
クフアイバ一片11を2種以上のセラミツクフアイバ一
層から形成した理由は、単層構造にすると、高価な材料
のみを使用することから不経済であり、更に必ずしも充
分な断熱性を有する内張材を得ることができず、鉄皮ケ
ーシング21とフアイバープロツク1Vとの間に断熱レ
ンガを施さなければならず、施工が繁雑となり、かつ構
築費も高くなるためであり、゛又耐火度の異なるセラミ
ツクフアイバーブランケツトを2層または3層以上に重
ねて施工するものはそれだけ施工が繁雑になるばかりで
なく層間に剥離が見られるなどの欠点を有するためであ
る。
次に、本発明の炉材用内張材の製造方法を第6図に示す
装置を参照して説明する。
装置を参照して説明する。
まず、ホツパ一31の底部に連結した吸引管32のバル
ブ33を閉じ、つづいて底面に金網等の網状板34を敷
設し、この網状板34に対し一枚以上の例えば2枚の波
形状仕切板35を垂直かつ着脱自在に立設して3つの抄
上室36を区割形成したホツパ一31に、岩綿、アルミ
ナ・シリカ質フアイバージルコニア・アルミナ・シリカ
質フアイバ一の3種のセラミツクフアイバースラリ一を
各抄上室にそれぞれ流し込む。この場合、仕切板35は
波形状に限定されず、表面が平らなものでもよい。また
、ホツパ一31にセラミツクフアイバースラリーを流し
込む際、予めホツパ−31内に水を満たした後、各セラ
ミツクフアイバーを投入してもよい。次いで、各スラリ
ーの動揺がほマおさまつた後、波形状仕切板35を上方
に引き抜き、つづいて上記バルブ33を開放して真空ポ
ンプ(図示せず)によつてホツパ−31内の水を吸引除
去して第3図に示すような3層構造のセラミツクフアイ
バー片11を造る。この場合、各セラミツクフアイバー
を同一境界面内で相互に一部入り組ませる目的から、波
形状仕切板35を抜く際に、ホツパ−31内のスラリー
に揺動を与えて波形状仕切板35を引き抜いてもよく、
または仕切板35に振動を与えつつ引き抜いてもよい。
しかして、上述して得たセラミツクフアイバー片11を
所望数用意し、これらセラミツクフアイバー片11をそ
の耐熱性が同じ部分同志が対接されるようにそろえ、第
4図に示すように、支持板の片面に、この積層フアイバ
ーブロツクの積層面が支持板面に対して垂直になり、か
つ耐熱性の低いフアイバーが接するように配夕1ル、そ
れにより炉内側にもつとも耐熱性の優れたセラミツクフ
アイバーが位置するようにコロイダルシリカ、水ガラス
、セメント等の接着剤で固着して炉材用内張材を造る。
ブ33を閉じ、つづいて底面に金網等の網状板34を敷
設し、この網状板34に対し一枚以上の例えば2枚の波
形状仕切板35を垂直かつ着脱自在に立設して3つの抄
上室36を区割形成したホツパ一31に、岩綿、アルミ
ナ・シリカ質フアイバージルコニア・アルミナ・シリカ
質フアイバ一の3種のセラミツクフアイバースラリ一を
各抄上室にそれぞれ流し込む。この場合、仕切板35は
波形状に限定されず、表面が平らなものでもよい。また
、ホツパ一31にセラミツクフアイバースラリーを流し
込む際、予めホツパ−31内に水を満たした後、各セラ
ミツクフアイバーを投入してもよい。次いで、各スラリ
ーの動揺がほマおさまつた後、波形状仕切板35を上方
に引き抜き、つづいて上記バルブ33を開放して真空ポ
ンプ(図示せず)によつてホツパ−31内の水を吸引除
去して第3図に示すような3層構造のセラミツクフアイ
バー片11を造る。この場合、各セラミツクフアイバー
を同一境界面内で相互に一部入り組ませる目的から、波
形状仕切板35を抜く際に、ホツパ−31内のスラリー
に揺動を与えて波形状仕切板35を引き抜いてもよく、
または仕切板35に振動を与えつつ引き抜いてもよい。
しかして、上述して得たセラミツクフアイバー片11を
所望数用意し、これらセラミツクフアイバー片11をそ
の耐熱性が同じ部分同志が対接されるようにそろえ、第
4図に示すように、支持板の片面に、この積層フアイバ
ーブロツクの積層面が支持板面に対して垂直になり、か
つ耐熱性の低いフアイバーが接するように配夕1ル、そ
れにより炉内側にもつとも耐熱性の優れたセラミツクフ
アイバーが位置するようにコロイダルシリカ、水ガラス
、セメント等の接着剤で固着して炉材用内張材を造る。
なお、各積層フアイバーブロツク1Vの相隣接する側面
同志も接着剤で固着する。このような方法によれば、仕
切板スラリーから引き抜いた際、抄上室36内のフアイ
バーがそれぞれ他種のフアイバーへ局部的に侵入しあつ
た状態で一体的に形成され、しかもこのセラミツクフア
イバー片11における各セラミツクフアイバー層13,
14,15の境界面12,1Zに対して直角の方向から
圧縮されるのではなく、各層の境界面12,12′に平
行して圧縮されるため、各セラミツクフアイバーの層1
3,14,15のフアイバーが他のフアイバーに入り込
み易くなり、層間剥離のない強固なフアイバーブロツク
1Vを得ることができる。したがつてきわめて機械的強
度の優れた炉材用内張材を簡単に製造できる。以上詳述
したように、この発明は支持板の片面に複数のセラミツ
クフアイバー層から一体的に構成されたセラミツクフア
イバー片を所望数積層させ、この積層フアイバーブロツ
クの積層面を支持板面に対して垂直になるように位置せ
しめ、かつ炉内面層にもつとも耐熱性の優れたセラミツ
クフアイバーが位置するように配列して固着してなるも
の、並びに底面に網状板を有し、その網状板に対して一
枚以上の仕切板を垂直かつ着脱自在に立設し、該仕切板
で区割された抄上室を有するホツパーに、2種以上のセ
ラミツクフアイバースラリーを各抄上室にそれぞれ流し
込んだ後上記仕切板を抜き取り、前記網状板を解して吸
引することによつて一体的なセラミツクフアイバー片を
形成し、得られた所望数のセラミツクフアイバー片をそ
の耐熱性の同じ部分同志が対接されるように各セラミツ
クフアイバー片の吸引面あるいはその対向面で積層させ
て積層フアイバーブロツクを造り、支持板の片面に、こ
の積層フアイバーブロツクの積層面が支持板面に対して
垂直になるように位置せしめ、かつ炉内面側にもつとも
耐熱性の優れたセラミツクフアイバーが位置するように
配夕Iルて固着し、もつて内張の施工を著しく簡略化し
て安価に構築できるとともに耐用度の高い炉材用内張材
を提供でき、並びに層間剥離のない極めて強固な炉材用
内張材を簡単に製造できる方法を提供できるものである
。
同志も接着剤で固着する。このような方法によれば、仕
切板スラリーから引き抜いた際、抄上室36内のフアイ
バーがそれぞれ他種のフアイバーへ局部的に侵入しあつ
た状態で一体的に形成され、しかもこのセラミツクフア
イバー片11における各セラミツクフアイバー層13,
14,15の境界面12,1Zに対して直角の方向から
圧縮されるのではなく、各層の境界面12,12′に平
行して圧縮されるため、各セラミツクフアイバーの層1
3,14,15のフアイバーが他のフアイバーに入り込
み易くなり、層間剥離のない強固なフアイバーブロツク
1Vを得ることができる。したがつてきわめて機械的強
度の優れた炉材用内張材を簡単に製造できる。以上詳述
したように、この発明は支持板の片面に複数のセラミツ
クフアイバー層から一体的に構成されたセラミツクフア
イバー片を所望数積層させ、この積層フアイバーブロツ
クの積層面を支持板面に対して垂直になるように位置せ
しめ、かつ炉内面層にもつとも耐熱性の優れたセラミツ
クフアイバーが位置するように配列して固着してなるも
の、並びに底面に網状板を有し、その網状板に対して一
枚以上の仕切板を垂直かつ着脱自在に立設し、該仕切板
で区割された抄上室を有するホツパーに、2種以上のセ
ラミツクフアイバースラリーを各抄上室にそれぞれ流し
込んだ後上記仕切板を抜き取り、前記網状板を解して吸
引することによつて一体的なセラミツクフアイバー片を
形成し、得られた所望数のセラミツクフアイバー片をそ
の耐熱性の同じ部分同志が対接されるように各セラミツ
クフアイバー片の吸引面あるいはその対向面で積層させ
て積層フアイバーブロツクを造り、支持板の片面に、こ
の積層フアイバーブロツクの積層面が支持板面に対して
垂直になるように位置せしめ、かつ炉内面側にもつとも
耐熱性の優れたセラミツクフアイバーが位置するように
配夕Iルて固着し、もつて内張の施工を著しく簡略化し
て安価に構築できるとともに耐用度の高い炉材用内張材
を提供でき、並びに層間剥離のない極めて強固な炉材用
内張材を簡単に製造できる方法を提供できるものである
。
第1図および第2図は、従来のセラミツクフアイバーブ
ランケツトまたはフエルトで内張りした炉の断面図、第
3図は、この発明の一実施例を示すフアイバーブロツク
の斜視図、第4図は、第3図のフアイバーブロツクから
造つた炉材用内張材の部分切欠した斜視図、第5図は、
この発明の炉材用内張材を炉の鉄皮ケーシングに内張り
した状態を示す部分切欠した斜視図、第6図は、この発
明の炉材用内張材におけるフアイバーブロツクの製造装
置を示す斜視図である。 11・・・・・・セラミツクフアイバー片、1V・・・
・・・積層フアイバーブロツク、12,12′・・・・
・・境界面、16・・・・・・支持板、17・・・・・
・炉材用内張材、21・・・・・・鉄皮ケーシング、2
2・・・・・・ピン、31・・・・・・ホツパ− 34
・・・・・・網状板、35・・・・・・波形状仕切板、
36・・・・・・抄上室。
ランケツトまたはフエルトで内張りした炉の断面図、第
3図は、この発明の一実施例を示すフアイバーブロツク
の斜視図、第4図は、第3図のフアイバーブロツクから
造つた炉材用内張材の部分切欠した斜視図、第5図は、
この発明の炉材用内張材を炉の鉄皮ケーシングに内張り
した状態を示す部分切欠した斜視図、第6図は、この発
明の炉材用内張材におけるフアイバーブロツクの製造装
置を示す斜視図である。 11・・・・・・セラミツクフアイバー片、1V・・・
・・・積層フアイバーブロツク、12,12′・・・・
・・境界面、16・・・・・・支持板、17・・・・・
・炉材用内張材、21・・・・・・鉄皮ケーシング、2
2・・・・・・ピン、31・・・・・・ホツパ− 34
・・・・・・網状板、35・・・・・・波形状仕切板、
36・・・・・・抄上室。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 炉壁に内張されるセラミックファイバーブロックに
おいて、該ブロックはセラミックファイバー片の集合積
層体からなり、かつその積層面は炉壁に対してほゞ垂直
になるように配置されており、各セラミックファイバー
片は耐熱性の異なる複数のセラミックファイバー層から
一体的に構成され、炉内側にもつとも耐熱性の優れたセ
ラミックファイバー層が設けられていることを特徴とす
る炉材用内張材。 2 底面に網状板を有し、その網状板に対し一枚以上の
仕切板を垂直かつ着脱自在に立設し、該仕切板で区割形
成された抄上室を有するホッパーに、耐熱性の異なる2
種以上のセラミックファイバースラリーを各抄上室にそ
れぞれ流し込んだ後、上記仕切板を抜き取り、前記網状
板を介して吸引することによつて一体的なセラミックフ
ァイバー片を形成し、得られた所望数のセラミックファ
イバー片をその耐熱性の同じ部分同志が対接するように
各セラミックファイバー片の吸引面あるいはその対向面
で積層させて積層フアイバーブロツクを造り、支持板の
片面に、この積層ファイバーブロックの積層面が支持板
面に対して垂直になり、かつ耐熱性の低いファイバーが
接するように固着せしめ、それにより炉内側にもつとも
耐熱性の優れたセラミックファイバーが位置するように
したことを特徴とする炉材用内張材の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP50028296A JPS599512B2 (ja) | 1975-03-08 | 1975-03-08 | 炉材用内張材およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP50028296A JPS599512B2 (ja) | 1975-03-08 | 1975-03-08 | 炉材用内張材およびその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS51103108A JPS51103108A (ja) | 1976-09-11 |
JPS599512B2 true JPS599512B2 (ja) | 1984-03-02 |
Family
ID=12244644
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP50028296A Expired JPS599512B2 (ja) | 1975-03-08 | 1975-03-08 | 炉材用内張材およびその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS599512B2 (ja) |
Families Citing this family (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4120641A (en) * | 1977-03-02 | 1978-10-17 | The Carborundum Company | Ceramic fiber module attachment system |
JPS5482050U (ja) * | 1977-11-21 | 1979-06-11 | ||
JPS5787298U (ja) * | 1980-11-19 | 1982-05-29 | ||
US4435468A (en) * | 1982-02-12 | 1984-03-06 | Kennecott Corp. | Seamless ceramic fiber composite articles and method and apparatus for their production |
JPS59193833U (ja) * | 1983-06-09 | 1984-12-22 | 品川白煉瓦株式会社 | 複合耐火断熱材モジユ−ル |
JPS6096595U (ja) * | 1983-12-06 | 1985-07-01 | 東芝セラミツクス株式会社 | 昇降炉 |
JPS60204660A (ja) * | 1984-03-28 | 1985-10-16 | 東海カ−ボン株式会社 | 複合材用ウイスカ−プリフオ−ムの形成方法 |
JP2015057577A (ja) * | 2013-08-12 | 2015-03-26 | 三菱樹脂株式会社 | ラジアントチューブ根元支持受け部分用ライニング |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5013935A (ja) * | 1973-05-01 | 1975-02-13 |
-
1975
- 1975-03-08 JP JP50028296A patent/JPS599512B2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5013935A (ja) * | 1973-05-01 | 1975-02-13 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS51103108A (ja) | 1976-09-11 |
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