JPS59950Y2 - 審判用振旗構造 - Google Patents

審判用振旗構造

Info

Publication number
JPS59950Y2
JPS59950Y2 JP9056479U JP9056479U JPS59950Y2 JP S59950 Y2 JPS59950 Y2 JP S59950Y2 JP 9056479 U JP9056479 U JP 9056479U JP 9056479 U JP9056479 U JP 9056479U JP S59950 Y2 JPS59950 Y2 JP S59950Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
referee
elapsed
flag
predetermined time
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP9056479U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS569470U (ja
Inventor
英雄 橋本
正 小島
美房 上野
宏安 沢井
Original Assignee
日本電波工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 日本電波工業株式会社 filed Critical 日本電波工業株式会社
Priority to JP9056479U priority Critical patent/JPS59950Y2/ja
Publication of JPS569470U publication Critical patent/JPS569470U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS59950Y2 publication Critical patent/JPS59950Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Measurement Of Predetermined Time Intervals (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は審判用振旗構造に係り、計時機構を内蔵する審
判用振旗構造に関する。
剣道、柔道等の競技においては、審判官がある時刻から
所定時間経過したかどうかを認識しなくてはならない場
合が生ずる。
たとえば剣道において、ツバゼリ合いが始まってから2
0秒経過しても、該ツバゼリ合いが解消しない場合には
、競技者双方を分け、しかる後、競技を開始するように
最近ルールが改正されている。
又、柔道においては寝技による押込みが始まってから3
0秒経過しても、該押込みが解消しない場合には技有り
として勝負の決着がつく。
このような場合、従来、競、技の勝負を判定する審判官
のほかに、審判官の指示に基いて時間の経過を監視する
計時者がおり、該計時者からの所定時間経過の報告によ
り審判官は該所定時間が経過したかどうかを認識してい
た。
又、計時者がいない場合には、審判官がストップウォッ
チを持ち、一人で競技の勝負と時間監視の双方を判定し
ていた。
このため、前者の場合には、審判に関与する人が多数必
要になり、又、後者の場合には競技の勝負判定又は時間
監視の判定がおろそかになる欠点があった。
従って、本考案はか・る従来の欠点を除去し、審判官が
一人であっても、競技の勝負判定及び所定時間が経過し
たかどうかの判定を確実に行なえる新規な審判用振旗構
造を提供することを目的とする。
以下、本考案の実施例を図面に従って詳細に説明する。
第1図は本考案に係る審判用振旗の縦断面図、第2図は
同横断面図、第3図は同取付枠にプリント板を取付けた
状態における取付枠斜視図である。
図中、1は旗竿、2は布製の旗、3は円筒状に形成され
た金属性フレーム、4は金属性の底蓋、5は上蓋であり
、該上蓋5には複数の貫通孔5aが形成されている。
6は押釦で、操作部6a(第2図)とスプリング6bと
、ケース6Cとで構成されている。
そしてこの押釦6は旗竿の略中央部に、即ち審判官が振
旗を持った際、親指により容易に操作部6aを押圧でき
る位置に設けられている。
尚、この押釦6は競技において、ツバゼリ合いや押え込
みが始まった際に押圧される。
7はマイクロスイッチであり、前記押釦6の押圧により
その接点がオンし、押圧解除によりオフする。
8はパイロットランプであり、押釦6が押圧された際に
点灯し、押圧解除により消灯する。
尚、このパイロットランプの点灯は金属フレーム3に設
けた窓3aを通して確認される。
9はプリント板であり、マイクロスイッチ7、パイロッ
トランプ8及び後述する時間監視回路等が実装されてい
る。
10.10はそれぞれ直列に接続された乾電池であり、
プリント板9に実装された回路へ電圧を供給する。
11は振動板であり、水晶等の圧電素子を2枚の電極で
挾んだサンドイッチ構造になっている。
12は導電性材料により形成したスプリング、13.1
3’取付枠であり、プリント板9が取付けられている。
第3図は取付枠13.13’にプリント板9を取付けた
状態を示す取付枠斜視図である。
この図から明らかなように取付枠13は略り字形をなし
、2叉状に形成された足部13a、13aと、押釦6が
挿入される貫通穴13Cを有する腕部13bとから戊っ
ており、旗竿1の内径に略等しい円柱状部材の内部を切
り落すことにより形成される。
一方、取付枠13′は略U字形をなし、絶竿1の内径に
略等しい円柱状部材の内部を切り落して形成される。
14は接片であり、乾電池10のプラス電圧は底蓋4、
金属性フレーム3、接片14の経路を介してプリント板
9に供給される。
15.15は旗2を装着するためのフックである。
第4図は、旗竿1内のプリント板9に実装される時間監
視回路の回路ブロック図である。
図中、EVは乾電池、SWはスイッチ接点、VBは振動
板、PLはパイロットランプであり、それぞれ、第1図
の乾電池10、マイクロスイッチ7の接点、振動板11
.パイロットランプ8に対応している。
QO5は水晶発振器で、高い安定度でクロックパルスC
LPを発生する。
TIMはタイマで、クロックパルスCLPを計数するカ
ウンタにより構成され、所定時間たとえば20秒に相当
するパルス数を計数すればその出力端子に時間経過信号
TPSを発生する。
DIFは微分回路で、スイッチ接点SWのオン/オフに
応じて、電源ラインPWLに発生する電圧を微分し、立
上り信号BUVを発生する。
AMVは非安定マルチバイブレータであり、スイッチ接
点SWがオン後振動板VBの固有振動周波数たとえば2
300 Hzで発振する。
AGはアントゲ−1・であり、時間経過信号TPSの発
生により開き、非安定マルチバイブレークAMVから発
生するパルス信号を振動板VBに供給し、該振動板から
音を発声せしめる。
次に、本考案の作用について説明する。
剣道試合においてツバゼリ合が開始すると、審判官は押
釦6の操作部6aを押圧する。
押釦6が押圧され・ばマイクロスイッチ7が動作し、そ
の接点SWがオンし、電源ラインPWLに電圧が発生す
る。
これによりパイロットランプPLが点灯すると共に、非
安定マルチバイブレータAMVが発振し始める。
又、電源ラインPWLに電圧が発生すれば、微分回路D
IFは該電圧信号を微分し、立上り信号BUVを発生し
てこれを水晶発振器QO8とタイマTIMのリセット端
子R8に印加する。
立上り信号BUVによりタイマTIMは零にリセットさ
れ、又水晶発振器QO8は直ちに発振を開始し、クロッ
クパルスCLPをタイマTIMに供給し、タイマTIM
をして零からカウントを実行させる。
タイマTIMは20秒に相当する数のクロックパルスC
LPを計数すれば20秒経過信号TPSを発生し、アン
トゲ−)AGを開らく、アントゲ−)AGが開らけば該
ゲートを介して非安定マルチバイブレータAMVから発
生する2300 Hzの発振パルス振動板VBに供給さ
れ、この振動板VBを振動して音を発生せしめる。
この音は上蓋5の貫通孔5a介して審判官に聴き取られ
、審判官は20秒経過を認識する。
これにより、審判官は競技者双方を分けると共に、押釦
6の操作部6aの押圧を解除する。
操作部6aの押圧が解除され・ば非安定マルチバイブレ
ー夕AMVの発振が停止し、振動板VBの振動も止まっ
て音が消える。
尚、20秒経過前にツバゼリ合いが解除された場合には
、その時点で押釦6の操作部6aの押圧を解除すれば、
20秒経過しても音が発生することはない。
そして、以後ツバゼリ合いの開始、終了の都度、審判官
は操作部6aの押圧、押圧解除を行なうことになる。
第5図は本考案に係る時間経過監視回路の別の実施例で
あり、第1図と同一部分には同一符号を付し、その詳細
な説明は省略する。
図中、O5Cは発振回路であり、スイッチ接点SWのオ
ンにより直ちに発振を開始し、クロックパルスCLPを
タイマTIMに供給する。
さて、操作部6aが押圧され・ばスイッチ接点SWがオ
ンする。
これにより、パイロットランプPLが点灯し、又、タイ
マTIMが零にリセットされ、同時に発振器O3Cが発
振を開始し、クロックパルスCLPが発生する。
タイマTIMが20秒に相当するクロックパルス数をカ
ウントすれば時間経過信号TPSが、非安定マルチバイ
ブレータAMVに供給される。
これにより非安定マルチバイブレータは2300 Hz
で発振を開始し、振動板VBを振動させ音を発声せしめ
る。
以後、第4図の場合と同様に操作部6aの押圧を解除す
れば非安定マルチバイブレータAMVの発振は直ちに停
止し、音が消える。
尚、以上の説明では、20秒の経過通報を振動板を用い
た音声発生装置により行なっているが本考案はこれに限
るものではなくランプ等光により20秒経過を審判官に
通報するようにしてもよい。
即ち、20秒経過でランプを点灯させ、操作部6aの押
圧解除により消灯するようにしてもよい。
以上、本考案によれば、振旗に時開監視手段を内蔵せし
め、押釦6の操作部6aを押すだけで所定時間の経過を
音声により又はランプ等の光により認識できるので、剣
道、柔道等の試合において、時間監視の為の計時者を別
に配置する必要はなく、又、審判官が一人で競技の勝負
判定と時間経過の判定を行なう場合であってもこれら判
定がおろそかになることはない。
又、クロックパルス発生手段として、水晶発振器を使用
する場合にはより正確な時間経過の監視ができる。
尚、以上の説明ではスイッチ機構を1つ設けた場合につ
いて説明したが、スイッチ機構を2つ設け、一方のスイ
ッチ機構のオン/オフにより電源のオン/オフを行ない
、他方のスイッチ機構のオン/オフにより時間監視回路
の動作を開始するように構成してもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る振旗の縦断面図、第2図は同横断
面図、第3図は取付枠にプリント板を取付けた状態にお
ける取付枠斜視図、第4図は本考案に係る振旗に内蔵さ
れた時間監視回路の回路ブロック図、第5図は同訓の時
間監視回路の回路ブロック図である。 1・・・・・・旗竿、2・・・・・・旗、3・・・・・
・金属性フレーム、4・・・・・・底蓋、5・・・・・
・上蓋、6・・・・・・押釦、6a・・・・・・操作部
、7・・・・・・マイクロスイッチ、8・・・・・・パ
イロットランプ、9・・・・・・プリント板、10・・
・・・・乾電池、11・・・・・・振動板、12・・・
・・・スプリング、13.13’・・・・・・取付枠、
14・・・・・・接片、15・・・・・・フック、SW
・・・・・・スイッチ接点、VB・・・・・・振動板、
PL・・・・・・パイロットランプ、QO3・・・・・
・水晶発振器、TIM・・・・・・タイマ、DIF・・
・・・・微分回路、PWL・・・・・・電源ライン、A
M■・・・・・・非安定マルチバイブレータ、AG・・
・・・・アンドゲート、O20・・・・・・発振回路。

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)運動競技における審判用振旗構造において、旗竿
    の内部に、表示手段と、起動せしめられてがら所定時間
    経過後に前記表示手段に該所定時間経過を表示せしめる
    回路とを設けると共に、旗竿の筒体部に前記回路を動作
    させるスイッチ機構を設けて戊ることを特徴とする審判
    用振旗構造。
  2. (2)前記表示手段をランプにより構成し、前記所定時
    間経過後前記回路により該ランプを点灯せしめることを
    特徴とする実用新案登録請求の範囲第(1)項記載の審
    判用振旗構造。
  3. (3)前記表示手段を音声発生器により構成し、前記所
    定時間経過後、前記回路により該音声発生器をして音声
    を発生せしめることを特徴とする実用新案登録請求の範
    囲第(1)項記載の審判用振旗構造。
  4. (4)前記音声発生器を圧電素子を用いた振動板で構成
    すると共に、前記回路を前記スイッチ機構が動作してか
    らの所定時間を計時するタイマと前記振動板の固有振動
    数で発振する発振器とで構成して戊ることを特徴とする
    実用新案登録請求の範囲第(3)項記載の審判用振旗構
    造。
JP9056479U 1979-06-30 1979-06-30 審判用振旗構造 Expired JPS59950Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9056479U JPS59950Y2 (ja) 1979-06-30 1979-06-30 審判用振旗構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9056479U JPS59950Y2 (ja) 1979-06-30 1979-06-30 審判用振旗構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS569470U JPS569470U (ja) 1981-01-27
JPS59950Y2 true JPS59950Y2 (ja) 1984-01-11

Family

ID=29323673

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9056479U Expired JPS59950Y2 (ja) 1979-06-30 1979-06-30 審判用振旗構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS59950Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63117541U (ja) * 1987-01-26 1988-07-29

Also Published As

Publication number Publication date
JPS569470U (ja) 1981-01-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7885146B2 (en) Adjustable count down timer
US5395116A (en) Golf timer control
KR102131555B1 (ko) 전자적 기능이 연계된 기계적 손목시계 시계줄
JPS6148675B2 (ja)
JP2695685B2 (ja) 目覚まし時計
JPH0718934B2 (ja) ストツプウオツチ
JPS59950Y2 (ja) 審判用振旗構造
US8699306B2 (en) Silent alarm and exam notification timer device
US20070284401A1 (en) Key charm apparatus
JP3295051B2 (ja) リズム練習装置
US3103660A (en) Body supported time interval indicator with collapsible timing means
US6547434B1 (en) Set starter timing device
US20030206496A1 (en) Timer and alarm apparatus for physical exercises
CN105652647A (zh) 一种叫醒闹钟
JPH0143113Y2 (ja)
GB2043966A (en) An interval timer
JP3566061B2 (ja) 時計装置
JP3031161U (ja) 時計玩具
JPH0350559Y2 (ja)
GB2594690A (en) Improvements in sports whistles
RU8621U1 (ru) Игрушка
JP3054219U (ja) 時 計
JPH0731812Y2 (ja) スキー用ストック
JP2002318291A (ja) 時計装置
JP3000291U (ja) しゃべる将棋盤