JPS5994518A - 工作物の循環的なゲ−ジ変動を補償する方法 - Google Patents
工作物の循環的なゲ−ジ変動を補償する方法Info
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- JPS5994518A JPS5994518A JP58191057A JP19105783A JPS5994518A JP S5994518 A JPS5994518 A JP S5994518A JP 58191057 A JP58191057 A JP 58191057A JP 19105783 A JP19105783 A JP 19105783A JP S5994518 A JPS5994518 A JP S5994518A
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- workpiece
- multiplier
- rolls
- force signal
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B37/00—Control devices or methods specially adapted for metal-rolling mills or the work produced thereby
- B21B37/16—Control of thickness, width, diameter or other transverse dimensions
- B21B37/18—Automatic gauge control
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Control Of Metal Rolling (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
発明の背景
この発明は一般的に金属圧延機、更に具体的に云えば、
圧延ロールの不規則性による工作物のゲージ変動を補償
する方法に関する。
圧延ロールの不規則性による工作物のゲージ変動を補償
する方法に関する。
金属圧延の実務では、工作物の厚さに対する1形式の制
御として、自動ゲージ制御(AGO)と呼ばれる方法を
使うのがごく普通のことである。
御として、自動ゲージ制御(AGO)と呼ばれる方法を
使うのがごく普通のことである。
周知の形式のゲージ制御、即ちB工SRA 「ゲージ
メータ」装置(米国特許第2.68G、978号)では
、圧延機の撓みに比例する信号を非荷重時のロールすき
間に比例する信号と組合せて、圧延機から送出される時
の厚さに比例する信号を形成し、これを閉ループ制御装
置で用いて、工作物の所望の厚さを保つ。
メータ」装置(米国特許第2.68G、978号)では
、圧延機の撓みに比例する信号を非荷重時のロールすき
間に比例する信号と組合せて、圧延機から送出される時
の厚さに比例する信号を形成し、これを閉ループ制御装
置で用いて、工作物の所望の厚さを保つ。
この装置は入口厚さ及び硬さの様なストリップの特性の
変動に対しては正しく応答するが、ロールの不規則性が
原因で起るロールのゲージの変動に対する応答は正しく
ない。
変動に対しては正しく応答するが、ロールの不規則性が
原因で起るロールのゲージの変動に対する応答は正しく
ない。
この明細書で云うロールの不規則性社、基本的に2種類
あシ、その何れもロール又はそれを損持するジャーナル
の研削が不完全であることによって起る。1番目の不規
則性は、普通偏心と呼ばれるものである。偏心は、ロー
ルの外面が完全な円であっても、ロールの回転の中心が
正しくないことによって生ずる不規則性である。2番目
の不規則性は普通卵形変形と呼ばれるものであシ、ロー
ルが完全な円形ではなくて、実際に卵形の断面形を持つ
時に起る状態でちる。何れの不規則によっても、工作物
のゲージには、ロールの回転速度に関係する循環的な変
動が生ずる。偏心の場合、この変動はロールの1回転毎
に1回発生する。卵形変形の場合、循環的な変動はロー
ルの1回転毎に2回発生する。
あシ、その何れもロール又はそれを損持するジャーナル
の研削が不完全であることによって起る。1番目の不規
則性は、普通偏心と呼ばれるものである。偏心は、ロー
ルの外面が完全な円であっても、ロールの回転の中心が
正しくないことによって生ずる不規則性である。2番目
の不規則性は普通卵形変形と呼ばれるものであシ、ロー
ルが完全な円形ではなくて、実際に卵形の断面形を持つ
時に起る状態でちる。何れの不規則によっても、工作物
のゲージには、ロールの回転速度に関係する循環的な変
動が生ずる。偏心の場合、この変動はロールの1回転毎
に1回発生する。卵形変形の場合、循環的な変動はロー
ルの1回転毎に2回発生する。
4段圧延機、即ち2つの支持ロールと2つの作業ロール
を持つ圧延機では、卵形変形が問題になることもあるが
、支持ロールにとって最も普通に起る不規則性は、ロー
ル本体を研削する際、ロール・ジャーナルの中心合せが
正しくないことによって起る偏心である。この特定の場
合、作業ロールはその両端で支持しないのが普通であっ
て、実際には「自由に浮く」形であり、この為卵形変形
が主に問題になる。作業ロールしかない2段スタンドで
は、作業ロールが偏心と卵形変形の両方を持つことがあ
る。
を持つ圧延機では、卵形変形が問題になることもあるが
、支持ロールにとって最も普通に起る不規則性は、ロー
ル本体を研削する際、ロール・ジャーナルの中心合せが
正しくないことによって起る偏心である。この特定の場
合、作業ロールはその両端で支持しないのが普通であっ
て、実際には「自由に浮く」形であり、この為卵形変形
が主に問題になる。作業ロールしかない2段スタンドで
は、作業ロールが偏心と卵形変形の両方を持つことがあ
る。
偏心並びに卵形変形と云う問題は、従来から認識され、
取上げられている。例えば、米国特許第4580.02
2号では、AGOねじ装置のノ)ンテイングを防止する
為に、偏心による力信号の変動を実質的に締出し又はマ
スクすることによシ、偏心の影響を中和する方式が提案
されている。然し、この方式は偏心によって工作物に生
ずるゲージ誤差を補償するものではない。
取上げられている。例えば、米国特許第4580.02
2号では、AGOねじ装置のノ)ンテイングを防止する
為に、偏心による力信号の変動を実質的に締出し又はマ
スクすることによシ、偏心の影響を中和する方式が提案
されている。然し、この方式は偏心によって工作物に生
ずるゲージ誤差を補償するものではない。
他の方法は、偏心及び卵形変・形の様な不規則性を補償
する為に、ロールの実際の輪郭を倣ったパターンの型板
の様な種々の手段を用いている。
する為に、ロールの実際の輪郭を倣ったパターンの型板
の様な種々の手段を用いている。
周波数解析方法も提案されている。例えば、米国特¥+
第492a994号に記載された方式では、連続的な測
定によシ、出力の厚さの変動の周期的な成分を同定し、
この変動の統計的な解析をゲージ制御装置に用いている
。米国特許第4s a g、。
第492a994号に記載された方式では、連続的な測
定によシ、出力の厚さの変動の周期的な成分を同定し、
この変動の統計的な解析をゲージ制御装置に用いている
。米国特許第4s a g、。
22号の方式と同じく、この方法は、ロールの不規則性
t−補償するのではなく、周期的な力の成分を隠す作用
をするだけである。然し、こういう方式は、主支持ロー
ルに物理的に結合した追加の装置を必要とするのが普通
でらシ、支持ロールを交換する度に、こういう装置を切
離し且つ再び接続しなければならないので、その実施に
費用力(力・\ると共に保守も困難でロシ、成る方法で
はこの他の厚さゲージ手段も必要とする。
t−補償するのではなく、周期的な力の成分を隠す作用
をするだけである。然し、こういう方式は、主支持ロー
ルに物理的に結合した追加の装置を必要とするのが普通
でらシ、支持ロールを交換する度に、こういう装置を切
離し且つ再び接続しなければならないので、その実施に
費用力(力・\ると共に保守も困難でロシ、成る方法で
はこの他の厚さゲージ手段も必要とする。
ロールの不規則性によるゲージ変動が、入口厚さ又は堅
さの変動によるゲージ変動を越えると予想される場合、
異なる方式が使わitている。こういう場合、ロールす
き量制御装置はロール発病W力を一光に保つように設計
すること力!出来る。偏心周波数がロールすき量制御装
置の応答限界よシずっと低い場合、これはロールの不規
貝ij性によるゲージ変動を減少するのに非常に有効な
手段になるが、入口厚さ又は堅さの変動を是正するには
全く効果がない。
さの変動によるゲージ変動を越えると予想される場合、
異なる方式が使わitている。こういう場合、ロールす
き量制御装置はロール発病W力を一光に保つように設計
すること力!出来る。偏心周波数がロールすき量制御装
置の応答限界よシずっと低い場合、これはロールの不規
貝ij性によるゲージ変動を減少するのに非常に有効な
手段になるが、入口厚さ又は堅さの変動を是正するには
全く効果がない。
従って、ストリップに関連した擾乱に対して略一定すき
間又はゲージメータ制御を行なうが、圧延ロールによっ
て生じた擾乱に対しては略一定力制御を行なう装置が理
想的である。
間又はゲージメータ制御を行なうが、圧延ロールによっ
て生じた擾乱に対しては略一定力制御を行なう装置が理
想的である。
発明の概要
従って、この発明の目的は、金門圧延−機に改良された
ゲージ制御装置を設けることでちる。
ゲージ制御装置を設けることでちる。
別の目的は、金属圧延機で、ロールの不規則性によるゲ
ージの変動2補償する改良された方法を提供することで
ある。
ージの変動2補償する改良された方法を提供することで
ある。
別の目的は、金属圧延機で、ロールの回転周波数の選ば
れた倍数の周波数では、力を略一定に保ち、他の周波数
では普通のゲージメータ制御装置として作用するゲージ
制御装置を提供することである。
れた倍数の周波数では、力を略一定に保ち、他の周波数
では普通のゲージメータ制御装置として作用するゲージ
制御装置を提供することである。
別の目的は、普通のゲージ制御装置に通常既に存在する
信号に応答するフィルタ回路を使うことによυ、ロール
の不規則性を補償する金属ロールのゲージ制御方法を提
供することである。
信号に応答するフィルタ回路を使うことによυ、ロール
の不規則性を補償する金属ロールのゲージ制御方法を提
供することである。
仁の発明では、上記並びにその他の目的が、ロールすき
間を制御するAGO装置によって制御される調節手段を
含む金属圧延機に、ロールの不規則性によって生ずる工
作物の循環的なゲージ変動を補償する方法を提供するこ
とによって達成される。この方法は、先づロールの間に
工作物がちることによって生ずるロール分離力に比例す
る力信号、及びロールの回転速度に比例する速度信号を
発生することを含む。これらの2つの信号を用いて、ロ
ールの回転速度の整数倍の周波数を持つ循環的な成分を
力信号から隔離する。循環的な成分に1よシ大きな乗数
(利得)を乗じて積を作シ、この積を力信号から減算し
て、修正力@号を発生する。この修正力信号をAGO装
置に印加して、ロールの間のすき間を制御する。
間を制御するAGO装置によって制御される調節手段を
含む金属圧延機に、ロールの不規則性によって生ずる工
作物の循環的なゲージ変動を補償する方法を提供するこ
とによって達成される。この方法は、先づロールの間に
工作物がちることによって生ずるロール分離力に比例す
る力信号、及びロールの回転速度に比例する速度信号を
発生することを含む。これらの2つの信号を用いて、ロ
ールの回転速度の整数倍の周波数を持つ循環的な成分を
力信号から隔離する。循環的な成分に1よシ大きな乗数
(利得)を乗じて積を作シ、この積を力信号から減算し
て、修正力@号を発生する。この修正力信号をAGO装
置に印加して、ロールの間のすき間を制御する。
この発明の新規な特徴は特許請求の範囲に具体的に記載
しであるが、この発明の構成、内容並びにその他の目的
及び特徴は、以下図面について詳しく説明する所から明
らかになろう。
しであるが、この発明の構成、内容並びにその他の目的
及び特徴は、以下図面について詳しく説明する所から明
らかになろう。
詳細な記載
第1図には金属圧延機の1個のスタンドの基本的な形が
示されている。図から判る様に、図面を簡単にする為に
、支持体、軸受、枕くさびの様なスタンドの要素は示し
てないが、こういう要素は全て周知である。第1図に示
すスタンドは、タンデム圧延機の1つのスタンドであっ
てもよいし、或いは可逆圧延機の単一スタンドであづて
もよ・い。
示されている。図から判る様に、図面を簡単にする為に
、支持体、軸受、枕くさびの様なスタンドの要素は示し
てないが、こういう要素は全て周知である。第1図に示
すスタンドは、タンデム圧延機の1つのスタンドであっ
てもよいし、或いは可逆圧延機の単一スタンドであづて
もよ・い。
図示の様に、スタンドが上側支持ロール1o及び下側支
持ロール12と、これに対応する上側作業ロール14及
び下側作業a−ル16を持りている。
持ロール12と、これに対応する上側作業ロール14及
び下側作業a−ル16を持りている。
金属工作物18が作業ロールの間に通されて、工作物の
厚さを減らす。スタンドに付設された荷重セル20が、
工作物の作業ロールの間に通すことによって生ずる力に
比例する出力信号Fi発生する。力信号Fがフィルタ回
路22に印加される。
厚さを減らす。スタンドに付設された荷重セル20が、
工作物の作業ロールの間に通すことによって生ずる力に
比例する出力信号Fi発生する。力信号Fがフィルタ回
路22に印加される。
このフィルタ回路はこの発明の要旨をなすものでアシ、
後で詳しく説明する。
後で詳しく説明する。
−各々の作業ロール14.16は普通は個別の駆動モー
タ(図に示してない)ICよって駆動され、一方の作業
ロール(例えばロール16)にはタコメータ24が付設
され、これがこのロールの回転速度に比例する出力信号
を発生する。任意の所定の圧延機で、作業ロールと支持
ロールの直径の関係は判っているから、支持ロールの速
度も1個のタコメータによって容易に決定することが出
来ることが理解されよう。タコメータの出力が適当な増
幅器26に印加され、この増幅器がタコメータの出力信
号に倍率ケ掛ける様に作用する。増幅器26の出力が信
号ωであり、これがフィルタ回路22の第2の入力にな
る。
タ(図に示してない)ICよって駆動され、一方の作業
ロール(例えばロール16)にはタコメータ24が付設
され、これがこのロールの回転速度に比例する出力信号
を発生する。任意の所定の圧延機で、作業ロールと支持
ロールの直径の関係は判っているから、支持ロールの速
度も1個のタコメータによって容易に決定することが出
来ることが理解されよう。タコメータの出力が適当な増
幅器26に印加され、この増幅器がタコメータの出力信
号に倍率ケ掛ける様に作用する。増幅器26の出力が信
号ωであり、これがフィルタ回路22の第2の入力にな
る。
フィルタ回路22の出力が修正力信号Fm であり、
これが線281に介してbaa制御装置50に印加され
る。非荷重時のロールすき間に比例する第2の信号SO
が、流体圧シリンダ3Bに関連した適当な位!感知装置
c図に示してない)から制御装置30に線31を介して
送られる。普通の様に、また周知の様に、制御装置30
け下記の周知のゲージメータの式に従って、工作物のゲ
ージ又は厚さくh)t−制御する。
これが線281に介してbaa制御装置50に印加され
る。非荷重時のロールすき間に比例する第2の信号SO
が、流体圧シリンダ3Bに関連した適当な位!感知装置
c図に示してない)から制御装置30に線31を介して
送られる。普通の様に、また周知の様に、制御装置30
け下記の周知のゲージメータの式に従って、工作物のゲ
ージ又は厚さくh)t−制御する。
h=−+S。
F−ロール分離力
M=圧延機の弾性係数
S0=非荷重時のロールすき間
AGO制御装置30の出力がサーボ弁52の入力になる
。サーボ弁32の入力側が適当なポンプ(図に示してな
い)から加圧流体(例えば油)が供給される貯蔵槽34
に接続される。AGO制御装置30の制御の下に、サー
ボ弁は導管手段36t−介して加圧流体を流体圧シリン
ダ38に供給し、このシリンダが圧延スタンドのロール
すき間を制御する。
。サーボ弁32の入力側が適当なポンプ(図に示してな
い)から加圧流体(例えば油)が供給される貯蔵槽34
に接続される。AGO制御装置30の制御の下に、サー
ボ弁は導管手段36t−介して加圧流体を流体圧シリン
ダ38に供給し、このシリンダが圧延スタンドのロール
すき間を制御する。
金属圧延の実務の当業者であれば、フィルタ回路22が
なく、力信号Fを直接的にAGO制御装W、30に送る
とすれば、第1図に示したのは典型的なAGO制御装置
でらる仁とが理解されよう。
なく、力信号Fを直接的にAGO制御装W、30に送る
とすれば、第1図に示したのは典型的なAGO制御装置
でらる仁とが理解されよう。
更に、米国特許第へ58へ022号を承知していれば、
第1図に示したものは、そういう典型的な装置と実質的
に違いがなく、その違いが云うまでもないことであるが
、フィルタ回路22の選択並びに使い方であることは明
らかであろう。
第1図に示したものは、そういう典型的な装置と実質的
に違いがなく、その違いが云うまでもないことであるが
、フィルタ回路22の選択並びに使い方であることは明
らかであろう。
第2図はこの発明のフィルタ回路22f!:伝達関数の
形で示している。好ましい実施例では、フィルタ回路2
2の能動部分は次の式で定義される出力信号Of を
発生する。
形で示している。好ましい実施例では、フィルタ回路2
2の能動部分は次の式で定義される出力信号Of を
発生する。
但し、K4 =選ばれた乗数
Y =フィルタの帯域幅乗数
ωi =フィルタの同調周波数
θ =ラプラース演算子(jω2.ω2け任意の循環的
な変動) n =段数(第2図に示した2段の実施例では2) 図示の様に、フィルタ回路22け2段のフィルタである
。力信号Fが最初はに4 と記した利得ブロック40
に印加される。これがフィルタの全体的な利得であシ、
その決め方は後で説明する。こ\では、この発明による
補償を行なう為に、K4 が1よシ大きな絶対値を持
っていなければならないことを述べておけば十分である
。利得ブロック40の出力が加算点42の一方の入力と
して印加され、その出力が別の利得ブロック44(Y)
の入力になる。後で説明するが、項Yはフィルタの予め
選ばれた帯域幅乗数である。ブロック44の出力が2人
力加算点46に印加され、その出力が掛算器48の一方
の入力になシ、2番目の入力は増幅器26(941図)
からの速度信号ωである。ブロック48の積が第1の積
分回路5oに印加される。
な変動) n =段数(第2図に示した2段の実施例では2) 図示の様に、フィルタ回路22け2段のフィルタである
。力信号Fが最初はに4 と記した利得ブロック40
に印加される。これがフィルタの全体的な利得であシ、
その決め方は後で説明する。こ\では、この発明による
補償を行なう為に、K4 が1よシ大きな絶対値を持
っていなければならないことを述べておけば十分である
。利得ブロック40の出力が加算点42の一方の入力と
して印加され、その出力が別の利得ブロック44(Y)
の入力になる。後で説明するが、項Yはフィルタの予め
選ばれた帯域幅乗数である。ブロック44の出力が2人
力加算点46に印加され、その出力が掛算器48の一方
の入力になシ、2番目の入力は増幅器26(941図)
からの速度信号ωである。ブロック48の積が第1の積
分回路5oに印加される。
この積分回路は初期条件(工、C1)がゼロに等しい、
。
。
積分回路50の出力が、フィルタの第1段の出力であシ
、節52に現われる。節52の信号が線54を介して印
加され、加算点42に対する2番目の入力になる。この
信号は、速度信号ωが印加された第2の掛算器56に対
する一方の入力にもなる。掛算器56の出力が第2の積
分器58に印加される。この精分器は初期条件(Z、C
,)かに4YFoに設定されている。こ\でF8 けス
トリップが圧延機の作業ロールの間に入る時の予想され
る力の値である。
、節52に現われる。節52の信号が線54を介して印
加され、加算点42に対する2番目の入力になる。この
信号は、速度信号ωが印加された第2の掛算器56に対
する一方の入力にもなる。掛算器56の出力が第2の積
分器58に印加される。この精分器は初期条件(Z、C
,)かに4YFoに設定されている。こ\でF8 けス
トリップが圧延機の作業ロールの間に入る時の予想され
る力の値である。
節52に現われる信号がフィルタの第2段の入力となる
。この第2段は、1つの点が違うが、実質的に第1段と
同一である。図示の様に、節52の信号が加算点60に
印加され、その出力がYプロ、り62の入力となり、こ
のYブロックが加算点64に対する一方の入力を供給す
る。加算点64の出力が、掛算器66に印加され、速度
信号窃がその2番目の入力として印加されている。
。この第2段は、1つの点が違うが、実質的に第1段と
同一である。図示の様に、節52の信号が加算点60に
印加され、その出力がYプロ、り62の入力となり、こ
のYブロックが加算点64に対する一方の入力を供給す
る。加算点64の出力が、掛算器66に印加され、速度
信号窃がその2番目の入力として印加されている。
掛算器66の出力がやはりゼロの初期条件(工、C0)
を持つ積分器68に印加される。節70から見た積分器
6Bの出力が信号Of である。この信号が線72F!
:介して加算点6202番目の入力に帰還されると共に
、信号ωを2番目の入力とする別の掛算器74及び別の
積分器76の直列接続を含む第2の帰還通路に対する入
力にもなる。積分器76は、第1段の積分器58に対応
するが、この場合はその初期条件(工、C0)がゼロで
ある。積分器76の出力が線78を介′して加算点64
02番目の入力として印加される。
を持つ積分器68に印加される。節70から見た積分器
6Bの出力が信号Of である。この信号が線72F!
:介して加算点6202番目の入力に帰還されると共に
、信号ωを2番目の入力とする別の掛算器74及び別の
積分器76の直列接続を含む第2の帰還通路に対する入
力にもなる。積分器76は、第1段の積分器58に対応
するが、この場合はその初期条件(工、C0)がゼロで
ある。積分器76の出力が線78を介′して加算点64
02番目の入力として印加される。
フィルタ22の能動部分は帯域通過形であるから、出力
信号Gfは、速度信号によって設定されたフィルタの同
調周波数ω1 に周波数が近い循環的な成分だけを持っ
ている。然し、こういう成分は増幅されているので、そ
れらが加算点80で力信号Fと組合されると、その合成
として得られる修正力信号FIIl(これが第1図のA
GO制御装置30に線28を介して印加式れる)は、単
に循環的な成分をマスクする以上のことをする様に作用
する。AGO制御装置に印加された信号Frnが、偏心
並びに卵形変形の様な循環的な変動によるゲージ変動分
補正する様にAGOを強制する。図示の場合、この補償
は偏心に対するものであり、これは補償しようとする適
切なロールの1回転らた91回の循環的な変動を持って
いる。特定の圧延機で卵形変形も問題でちる場合、こ\
に示したのと同様であるが、特定のロールの回転速度の
2倍に同調した同様なフィルタを図示のフィルタと並列
に用いることが出来る。
信号Gfは、速度信号によって設定されたフィルタの同
調周波数ω1 に周波数が近い循環的な成分だけを持っ
ている。然し、こういう成分は増幅されているので、そ
れらが加算点80で力信号Fと組合されると、その合成
として得られる修正力信号FIIl(これが第1図のA
GO制御装置30に線28を介して印加式れる)は、単
に循環的な成分をマスクする以上のことをする様に作用
する。AGO制御装置に印加された信号Frnが、偏心
並びに卵形変形の様な循環的な変動によるゲージ変動分
補正する様にAGOを強制する。図示の場合、この補償
は偏心に対するものであり、これは補償しようとする適
切なロールの1回転らた91回の循環的な変動を持って
いる。特定の圧延機で卵形変形も問題でちる場合、こ\
に示したのと同様であるが、特定のロールの回転速度の
2倍に同調した同様なフィルタを図示のフィルタと並列
に用いることが出来る。
この発明がAGOに対して持つ影響は、通常予想される
所とは逆であることに注意されたい。
所とは逆であることに注意されたい。
即ち、純粋なAGO装置では、力信号が増加することは
、入力ゲージ又は堅さが増加したことを意味しておシ、
その結果、AGO装置はこの厚さの増加を精工する為に
、ロールを一層接近させることになろう。然し、この発
明の場合、ローA・の不規則性によシ、適正な是正を行
なうには、ロールすき間を増加しなければならないこと
が判る。これこそこの発明で達成される機能である。即
ち、装置は回転周波数の子め選ばれた整数倍に近い周波
数では、力調整器の様に振舞い、他の全ての周波数では
典型的なゲージメータ制御装置の様に振舞う。ロールす
き開位置ぎめ装置がロールの不規則性を少なくとも部分
的に補償する様に動くと云う条件により、制御信号から
循環的な成分を除去することだけを試みる方式には存在
しない点を考慮しなければならない。この発明の方法で
は、ロール位置ぎめ装置の応答時間が臨界的な因子であ
る。これはロールの不規則性の周期に較べて短くなけれ
ばならない。そうでないと装置は効果力fない。この為
、一般的に電気機械的なすき量制御装置はこの発明では
対象外になる。流体圧式ロール位置ぎめ装置も、成る単
一スタンド冷間圧延機で用いられる最高の圧延速度では
、この発明の方法の支えにならないことがある。然し、
大多数の圧延の用途では、広範囲に利用し得る流体圧式
すき量制御装置?備えれば、この発明の方法を有効に用
いることが出来る。
、入力ゲージ又は堅さが増加したことを意味しておシ、
その結果、AGO装置はこの厚さの増加を精工する為に
、ロールを一層接近させることになろう。然し、この発
明の場合、ローA・の不規則性によシ、適正な是正を行
なうには、ロールすき間を増加しなければならないこと
が判る。これこそこの発明で達成される機能である。即
ち、装置は回転周波数の子め選ばれた整数倍に近い周波
数では、力調整器の様に振舞い、他の全ての周波数では
典型的なゲージメータ制御装置の様に振舞う。ロールす
き開位置ぎめ装置がロールの不規則性を少なくとも部分
的に補償する様に動くと云う条件により、制御信号から
循環的な成分を除去することだけを試みる方式には存在
しない点を考慮しなければならない。この発明の方法で
は、ロール位置ぎめ装置の応答時間が臨界的な因子であ
る。これはロールの不規則性の周期に較べて短くなけれ
ばならない。そうでないと装置は効果力fない。この為
、一般的に電気機械的なすき量制御装置はこの発明では
対象外になる。流体圧式ロール位置ぎめ装置も、成る単
一スタンド冷間圧延機で用いられる最高の圧延速度では
、この発明の方法の支えにならないことがある。然し、
大多数の圧延の用途では、広範囲に利用し得る流体圧式
すき量制御装置?備えれば、この発明の方法を有効に用
いることが出来る。
前に式(2)及びフィルタ回路22(第2図)に含まれ
ている項Yについて触れた。この因子Yは、フィルタの
帯域幅に関係する設計定数であるが、偏心周波数と入っ
て来るストリップの擾乱周波数との予想される隔たシに
よって決定される。乗数Yの値を選択する判断は、第3
図及び第4図を参照すれば一番判り易い。第3図には偏
心周波数(22727秒)f!:横軸にとって、圧延機
と工作物のスチフネスの成る比に対し、Yの種々の値に
よって生ずる単位あたカの厚さの変動分示しである。Y
の値は01.α5及び1,0の場合が示しである。この
例では、フィルタの中心周波数は6ラジアン/秒に定め
である。Yの値が増加すると、曲線は一層拡がる傾向を
持つことが判る。従って、問題の特定のスタンドに於け
るロールの不規則性の観点からは、フィルタの同調の不
正確さに対処する為、YVc大きな値を用いることが、
ゲージ変動の減衰に最もよく役立つ。例えば、Y=1の
場合、フィルタの中心周波数から1ラジアン/秒の差で
通過する時の変動の大きさけ、達成される減衰の大きさ
には殆んど変化がないことが判る。逆に、Y=[Llの
値の場合、中心周波数から離れるにつれて達成される減
衰量は非常に急速に減少する。
ている項Yについて触れた。この因子Yは、フィルタの
帯域幅に関係する設計定数であるが、偏心周波数と入っ
て来るストリップの擾乱周波数との予想される隔たシに
よって決定される。乗数Yの値を選択する判断は、第3
図及び第4図を参照すれば一番判り易い。第3図には偏
心周波数(22727秒)f!:横軸にとって、圧延機
と工作物のスチフネスの成る比に対し、Yの種々の値に
よって生ずる単位あたカの厚さの変動分示しである。Y
の値は01.α5及び1,0の場合が示しである。この
例では、フィルタの中心周波数は6ラジアン/秒に定め
である。Yの値が増加すると、曲線は一層拡がる傾向を
持つことが判る。従って、問題の特定のスタンドに於け
るロールの不規則性の観点からは、フィルタの同調の不
正確さに対処する為、YVc大きな値を用いることが、
ゲージ変動の減衰に最もよく役立つ。例えば、Y=1の
場合、フィルタの中心周波数から1ラジアン/秒の差で
通過する時の変動の大きさけ、達成される減衰の大きさ
には殆んど変化がないことが判る。逆に、Y=[Llの
値の場合、中心周波数から離れるにつれて達成される減
衰量は非常に急速に減少する。
坑4図は入って来る時の擾乱の周波数の関数としての出
力の厚さ変動を示すグラフであり、別の場合を例示して
いる。多重バス圧延機では、タンデム圧延機でも可逆圧
延機でも、成るバスと別のバスの循環的な変動はあまシ
変化しないことがるることに注意されたい。可逆圧延機
では、1回のバスによる循環的な擾乱の変動が、2回目
のバスでは、現在のバスで行なわれた厚さ減らしによっ
て生ずる工作物の伸びの大きさしか変位しない。
力の厚さ変動を示すグラフであり、別の場合を例示して
いる。多重バス圧延機では、タンデム圧延機でも可逆圧
延機でも、成るバスと別のバスの循環的な変動はあまシ
変化しないことがるることに注意されたい。可逆圧延機
では、1回のバスによる循環的な擾乱の変動が、2回目
のバスでは、現在のバスで行なわれた厚さ減らしによっ
て生ずる工作物の伸びの大きさしか変位しない。
同様に、同じ寸法のロールを持つタンデム圧延機では、
それが普通の場合であるが、状況は同じである。この為
、現在のスタンドに於ける偏心(又は卵形変形)によっ
て起る力信号の変動と前のバスに於ける循環的な変動に
よって生じたゲージ変動による力信号の変動とを識別し
得る様にする為には、フィルタの通過帯域幅は比較的狭
くすべきである。これが第4図に示されておシ、やはシ
ロラジアン/秒の中心周波数を使うと、Y=α1の値に
すると、これよシ大きなYの値を用いた場合よシ、ずっ
と正確な弁別が得られることが判る。
それが普通の場合であるが、状況は同じである。この為
、現在のスタンドに於ける偏心(又は卵形変形)によっ
て起る力信号の変動と前のバスに於ける循環的な変動に
よって生じたゲージ変動による力信号の変動とを識別し
得る様にする為には、フィルタの通過帯域幅は比較的狭
くすべきである。これが第4図に示されておシ、やはシ
ロラジアン/秒の中心周波数を使うと、Y=α1の値に
すると、これよシ大きなYの値を用いた場合よシ、ずっ
と正確な弁別が得られることが判る。
例えばY=1では、入力周波数の広い帯域全体にわたっ
て実質的に弁別が出来ない。この為、この観点からは、
Yの非常に小さい値が望ましい。工作物をロールに通し
た前のバスのロールの不規則性による循環的なゲージ変
動の問題は、特定のスタンドに関係する不規則性の周波
数0幅の広い偏差よりも、更に普通に起ることであるか
ら、常套手段としては、良好なフィルタ効果を達成する
為、Yの値は大体α1近辺にすることである。
て実質的に弁別が出来ない。この為、この観点からは、
Yの非常に小さい値が望ましい。工作物をロールに通し
た前のバスのロールの不規則性による循環的なゲージ変
動の問題は、特定のスタンドに関係する不規則性の周波
数0幅の広い偏差よりも、更に普通に起ることであるか
ら、常套手段としては、良好なフィルタ効果を達成する
為、Yの値は大体α1近辺にすることである。
装置の乗数(K4)について前に触れたが、第5図はこ
の値の選択に関するノくラメータを示している。第5図
の横軸はΔso/eである。これは偏心(又は卵形変形
)の関数としてのロールすき間の変化を表わしている。
の値の選択に関するノくラメータを示している。第5図
の横軸はΔso/eである。これは偏心(又は卵形変形
)の関数としてのロールすき間の変化を表わしている。
第5図の縦軸は、フィルタ通路の乗数、即ち単位あたシ
の補正ΔSo/eを達成するのに必要なに4 の大体
の値を示している。
の補正ΔSo/eを達成するのに必要なに4 の大体
の値を示している。
項M/Kに対して夫々成る値を持つ4本の線d!示され
ている。この場合、Mは圧延機のスチフネス係数であり
、Kけ工作物のスト1ノツプI−1′ね乗数である。こ
の何れも長さの単位あたりの力の単位で、例えばボンド
/インチで測定される。第5図〃為ら、工作物の材料が
軟らかければ軟ら戸)い程、所定の単位あたりの補正を
行なう為に必要な乗数の値カニ大きくなることは明らか
である。IIlち、項Δ5610を百分率補正係数とみ
なせば、偏心の亥1印を50チ減少するには、乗数に4
は、比較的硬い工作物でM / K := 0.3
の場合は約2.2であり、比較的軟らかい工作物でM/
に===10の場合は、約11になることが判る。第5
図は、完全な補償には無限大の利得を必要とすることを
示している力;、勿論これは不可能である。利得を高く
すると、増幅したくない循環的な成分も増幅する慣れが
増大することが理解されよう。最大限の「安全」なフィ
ルタ利得に4 について合理的な判断を下すことが出
来る。「安全」な利得は、萌の厚さ減らしに二って生じ
た入る時のゲージ変動が、現在のノ(スの偏心と同じ周
波数で桑る時、ゲージ性能を劣化させない様な利得と定
義することが出来る。
ている。この場合、Mは圧延機のスチフネス係数であり
、Kけ工作物のスト1ノツプI−1′ね乗数である。こ
の何れも長さの単位あたりの力の単位で、例えばボンド
/インチで測定される。第5図〃為ら、工作物の材料が
軟らかければ軟ら戸)い程、所定の単位あたりの補正を
行なう為に必要な乗数の値カニ大きくなることは明らか
である。IIlち、項Δ5610を百分率補正係数とみ
なせば、偏心の亥1印を50チ減少するには、乗数に4
は、比較的硬い工作物でM / K := 0.3
の場合は約2.2であり、比較的軟らかい工作物でM/
に===10の場合は、約11になることが判る。第5
図は、完全な補償には無限大の利得を必要とすることを
示している力;、勿論これは不可能である。利得を高く
すると、増幅したくない循環的な成分も増幅する慣れが
増大することが理解されよう。最大限の「安全」なフィ
ルタ利得に4 について合理的な判断を下すことが出
来る。「安全」な利得は、萌の厚さ減らしに二って生じ
た入る時のゲージ変動が、現在のノ(スの偏心と同じ周
波数で桑る時、ゲージ性能を劣化させない様な利得と定
義することが出来る。
各々のパスで、(改h/asO)による少なくとも[−
自然、Jの減衰が達成され\ば、−クスnを終つた時の
ゲージ変動は(e)・(rl h/d So )n
であり、入る時のこのゲージ変動によるノシス(n+1
)の時の力の変動は次の様になる。
自然、Jの減衰が達成され\ば、−クスnを終つた時の
ゲージ変動は(e)・(rl h/d So )n
であり、入る時のこのゲージ変動によるノシス(n+1
)の時の力の変動は次の様になる。
(NH)n+1=(θ)・(ah/aso)n・(dF
/dH)n+。
/dH)n+。
偏心によるパス(n−N)の時の力の変動は次の通シで
ある。
ある。
(Δ’e)n+1 = (θ) ・(dF/dso)n
+1但し、H=入口厚さ h=送出し厚さ ΔvH=入って来る時のゲージ変動による力の変化 No=偏心による力の変化 ay’aso=ロールすき間の変化によるゲージ変化 e=偏心 n;バスの番号 従って、これらの2つの原因による力の変動の比は次の
通りである。
+1但し、H=入口厚さ h=送出し厚さ ΔvH=入って来る時のゲージ変動による力の変化 No=偏心による力の変化 ay’aso=ロールすき間の変化によるゲージ変化 e=偏心 n;バスの番号 従って、これらの2つの原因による力の変動の比は次の
通りである。
こ\で(ay/ass)。+1ン(dF/6H)ユ+1
であるから従って、フィルタ利得に4が(d8o/d
h)n に等しいか又はそれより小さければ、パス(
n+1 )で何の劣化も起シ得ず、この比は常に1.0
よシ大きい。実際には、小さな圧下でも周波数の隔たシ
があるから、幾ら゛か大きめの乗数を使うのが安全であ
ろう。
であるから従って、フィルタ利得に4が(d8o/d
h)n に等しいか又はそれより小さければ、パス(
n+1 )で何の劣化も起シ得ず、この比は常に1.0
よシ大きい。実際には、小さな圧下でも周波数の隔たシ
があるから、幾ら゛か大きめの乗数を使うのが安全であ
ろう。
周波数の隔た)の影響が第4図に見られる。
周波数の隔たυけ、前の方のスタンドでは前向きの滑シ
、後の方のスタンドでは逆方向の滑シとして相次ぐスタ
ンドに於ける圧下に関係する。前向きの滑りが逆向きの
滑シに較べて小爆いと仮定すれば、即ち、中性点が出口
平面に近いとすれば、入口ゲージの循環周波数は、rを
単位あたシの減少として、スタンドの偏心周波数の(1
−r )倍と想定することが出来る。この時、入口ゲー
ジの循環的な変動の(自然の減衰を越える)付加的な減
衰を第4図から読取ることが出来るし、或いはフィルタ
及びゲージ制御装置の方程式から計算することが出来る
。
、後の方のスタンドでは逆方向の滑シとして相次ぐスタ
ンドに於ける圧下に関係する。前向きの滑りが逆向きの
滑シに較べて小爆いと仮定すれば、即ち、中性点が出口
平面に近いとすれば、入口ゲージの循環周波数は、rを
単位あたシの減少として、スタンドの偏心周波数の(1
−r )倍と想定することが出来る。この時、入口ゲー
ジの循環的な変動の(自然の減衰を越える)付加的な減
衰を第4図から読取ることが出来るし、或いはフィルタ
及びゲージ制御装置の方程式から計算することが出来る
。
例えば単位あたりα33の圧下では、入力周波数はスタ
ンド周波数の約0.66でアシ、入口ゲージ変動は、第
3図及び第4図の状態では、単位あたり′α45から単
位あたJ)Q、Oq減少する。即ち更に5:1の減衰で
おる。適当なYに対する第4図の減衰曲線の簡単な直線
近似を従来の論理装置に用いて、K4 の評価をする
ことが出来る。例えば 少 k ?2(Y251al乃至0.1)範囲P’3 O
R)Ka ”E 6 ((Is(1/dh = 2でr
n41=[133の時) フィルタ及びゲージ制御装置の方程式からに4ヲ選択す
るこの他の方法を導き出すことが出来る。
ンド周波数の約0.66でアシ、入口ゲージ変動は、第
3図及び第4図の状態では、単位あたり′α45から単
位あたJ)Q、Oq減少する。即ち更に5:1の減衰で
おる。適当なYに対する第4図の減衰曲線の簡単な直線
近似を従来の論理装置に用いて、K4 の評価をする
ことが出来る。例えば 少 k ?2(Y251al乃至0.1)範囲P’3 O
R)Ka ”E 6 ((Is(1/dh = 2でr
n41=[133の時) フィルタ及びゲージ制御装置の方程式からに4ヲ選択す
るこの他の方法を導き出すことが出来る。
この様な簡単な利得選択方法は、すき量制御装置の位相
遅れの影Wt−考慮に入れていないので、最大の利得を
実験的に決定した安全ノベルに制限することが必要であ
る。6の最大利得が実際的な限界であり、2.0乃至4
.0の範囲内の利得が7ミユV−7,ンの研究で最良の
結果を生ずる。
遅れの影Wt−考慮に入れていないので、最大の利得を
実験的に決定した安全ノベルに制限することが必要であ
る。6の最大利得が実際的な限界であり、2.0乃至4
.0の範囲内の利得が7ミユV−7,ンの研究で最良の
結果を生ずる。
以上説明した所から、偏心及び卵形変形の様なロールの
不規則を補償する非常に簡単で経済的な方式を提供した
ことが理解されよう。この方式は、装置内にこれまでに
ある信号を使っていて、追加としてはフィルタ回路しか
必要としないので、追加の装置を殆んど必要としない。
不規則を補償する非常に簡単で経済的な方式を提供した
ことが理解されよう。この方式は、装置内にこれまでに
ある信号を使っていて、追加としてはフィルタ回路しか
必要としないので、追加の装置を殆んど必要としない。
フィルタの形式はこの発明にとってそれ程重要ではなく
、これは抵抗、コンデンサ及びインダクタンスを含む受
動形で6つでもよいが、公知の形で演算増幅器を用いる
形式にする方が更に普通である。この方式は、ディジタ
ル形式で実施しても同様な結果が得られ、そうしても仁
の発明を逸脱しない。
、これは抵抗、コンデンサ及びインダクタンスを含む受
動形で6つでもよいが、公知の形で演算増幅器を用いる
形式にする方が更に普通である。この方式は、ディジタ
ル形式で実施しても同様な結果が得られ、そうしても仁
の発明を逸脱しない。
もう1つ述べておくべき点は、この発明を4段スタンド
について説明したが、ロールの数をこれよシ少なくして
も多くしても同じことであることは明らかである。ロー
ルの回転の基本周波数の高調波を補償したい場合、適当
に同調した追加の並列接続のフィルタの出力を組合せて
、信号F。
について説明したが、ロールの数をこれよシ少なくして
も多くしても同じことであることは明らかである。ロー
ルの回転の基本周波数の高調波を補償したい場合、適当
に同調した追加の並列接続のフィルタの出力を組合せて
、信号F。
を発生してもよい。
現在この発明の好ましい実施例と考えられるものを図示
し且つ説明したが、上に述べた様な変更は当栗者に容易
に考えられよう。従って、この発明がこ\に具体的に説
明した構成に制約されるものではなく、特許請求の範囲
に含まれる限シ全ての変更を包括するものであることを
承知式れたい。
し且つ説明したが、上に述べた様な変更は当栗者に容易
に考えられよう。従って、この発明がこ\に具体的に説
明した構成に制約されるものではなく、特許請求の範囲
に含まれる限シ全ての変更を包括するものであることを
承知式れたい。
第1図はこの発明の好ましい実施例の制御装置を用いた
金屑圧延機のスタンドの略図、第2図はこの発明の好ま
しい実施例で使われるフィルタ回路の伝達関数の形で表
わした回路図、竿3図。 第4図及び第5図はこの発明を説明する為の種々のパラ
メータの関係を表わすグラフである。 主な符号の説明 14.16:作業ロール 18:工作物 20:荷重セル 22:フィルタ 24:タコメータ 60:自動ゲージ制御装置 38:流体圧シリンダ
金屑圧延機のスタンドの略図、第2図はこの発明の好ま
しい実施例で使われるフィルタ回路の伝達関数の形で表
わした回路図、竿3図。 第4図及び第5図はこの発明を説明する為の種々のパラ
メータの関係を表わすグラフである。 主な符号の説明 14.16:作業ロール 18:工作物 20:荷重セル 22:フィルタ 24:タコメータ 60:自動ゲージ制御装置 38:流体圧シリンダ
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)金属工作物の厚さを減らすロール、ロールすき量調
節手段、及び感知されたロール分離力の関数としてロー
ルすき量調節手段を制御する自動ゲージ制御手段を含む
金属圧延機で、ロールの不規則性によって生ずる工作物
の循環的なゲージ変動を補償する方法に於て、工作物が
ロールの間にあることによって生じたロール分離力に比
例する力信号を発生し、該ロールの回転速度に比例する
速度信号を発生し、前記力信号からロールの回転速度の
整数倍の周波数を持つ循環的な成分を隔離し、前記循環
的な成分に1よシ大きな乗数を乗じて積を作シ、前記力
信号から前記積を減算して修正力信号を発生し、該修正
力信号を前記自動ゲージ制御手段に印加して、ロールの
間のすき間を制御する工程から成る方法。 2、特許請求の範囲1)に記載した方法に於て、前記ロ
ールの不規則性が偏心であり、循環的な成分の整数倍が
1である方法。 3)特許請求の範囲1)に記載した方法に於て、ロール
の不規則性が卵形変形であり、循環的な成分の整数倍が
2である方法。 4)特許請求の範囲1)に記載した方法に於て、前記乗
数が圧延機のスチフネス、工作物のばね定数及び工作物
の厚さの減少の関数として決定される方法。 5)特許請求の範囲4)に記載した方法に於て、aを乗
数、(t186 / (lh )n をパスnに於け
るロールすき間の変化と送出し厚さの変化との比、rn
+1 を(n+1)回目のパスに於ける単位あたシの減
少、kをフィルタの帯域幅に関係する利得係数に典型的
なフィルタでけzO)として、前記乗数と圧延機のスチ
フネス及び工作物のばね定数に対する関係が次の式 %式%) 1、0 < G < & 0 によって定められる方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US06/436,973 US4521859A (en) | 1982-10-27 | 1982-10-27 | Method of improved gage control in metal rolling mills |
US436973 | 1999-11-09 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5994518A true JPS5994518A (ja) | 1984-05-31 |
JPH0470085B2 JPH0470085B2 (ja) | 1992-11-10 |
Family
ID=23734557
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58191057A Granted JPS5994518A (ja) | 1982-10-27 | 1983-10-14 | 工作物の循環的なゲ−ジ変動を補償する方法 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4521859A (ja) |
JP (1) | JPS5994518A (ja) |
CA (1) | CA1198496A (ja) |
GB (1) | GB2130748B (ja) |
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CN1040073C (zh) * | 1989-12-25 | 1998-10-07 | 石川岛播磨重工业株式会社 | 轧机的板厚控制系统 |
EP0684090B1 (de) * | 1994-03-29 | 1998-02-04 | Siemens Aktiengesellschaft | Verfahren zur Unterdrückung des Einflusses von Walzenexzentrizitäten auf die Regelung der Walzgutdicke in einem Walzgerüst |
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