JPS599443B2 - 往復動コンベヤ - Google Patents

往復動コンベヤ

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JPS599443B2
JPS599443B2 JP441279A JP441279A JPS599443B2 JP S599443 B2 JPS599443 B2 JP S599443B2 JP 441279 A JP441279 A JP 441279A JP 441279 A JP441279 A JP 441279A JP S599443 B2 JPS599443 B2 JP S599443B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、往復動コンベヤに関し、特に、それに載置さ
れた材料に連続的な移動運動を与えるように能率的に作
動する往復動コンベヤに関する。
従来のスラント型往復動コンベヤは、=般に、それぞれ
2つのスラント(細長い合板)から成る複数群のスラン
トを使用し、各群の各スラントを相互に垂直および水平
方向に運動させるか、あるいは各群の各スラントを同時
に一方向に運動させ、順次に反対方向に運動させるよう
にしてある。
このような構成によりコンベヤ上の材料に段階的な、即
ち歩進的な前進運動を与える。
多くの場合、材料の段階的な前進運動の後に僅かな後退
運動を伴う。
いずれにしても、そのような構成では、コンベヤの駆動
力を無駄に使用することになり、動作が遅く、非能率で
ある。
上述の欠点は、本出願人の米国特許第3534875号
に記載された往復動コンベヤによって克服されたが、同
特許のコンベヤは、ある種の積荷に関してはそれを移動
すべく始動させることができないという点で作動態様が
限定されること、ある種の材料に対しては完全には無孔
性でないこと(材料を完全に保持できず、多少スラント
間の間隙からこぼしてしまうこと)、組立、保守および
修理に多くの時間および労力を必要とすること等の欠点
がある。
本発明の往復動コンベヤは、基本的構成として、コンヘ
ヤ兼粒状物分離器として機能させるために実質的に無孔
のコンベヤまたはス2ント間c7)M[を変更させるこ
とのできるコンベヤのどちらでも選択的に構成L5るよ
うに並置させた複数の細長いコンベヤスラントを有し、
第1調節位置においては全スラントの半数以上の(過半
数の)スラントを材料搬送方向に移動させ、それと同時
に残りの少数のスラントを反対方向に移動させる働きを
し、第2調節位置においてはすべてのスラントを同時に
搬送方向に移動させ、次いでそれらのスラントを順次に
反対方向に移動させる働きをする駆動機構を具備する。
従来のスラント型往復動コンベヤの上述の欠点を解決し
ようとする本発明の目的は上記の基本的構成によって達
成される。
本発明のもう1つの重要な目的は、産業用コンベヤとし
て使用することができるのみならず、トランクへの材料
(積荷)の積卸し動作の可能なトランク荷台を構成する
のにも使用することのできる上記形式の往復動コンベヤ
を提供することである。
本発明の他の目的は、コンベヤ兼粒状物分離器として使
用することのできる上記形式の往復動コンヘヤを提供す
ることである。
本発明の更に他の目的は、複数の細長いスラソトを最少
限の摩擦抵抗で往復動しうるようにフレーム上に組立て
るための簡略化された手段を有する上記形式の往復動コ
ンベヤを提供することである。
本発明の更に別の重要な目的は、独特の液圧式駆動機構
を備えた上記形式の往復動コンベヤを提供することであ
る。
本発明の更に他の重要な目的は、隣接するスラント間の
間隙を密封するための新規な密封手段を備えた上記形式
の往復動コンベヤを提供することである。
本発明の他の重要な目的は、経済的に製造することので
きる簡略化された構造を有L1最少限の保守および修理
サービスでもって長い有効寿命を可能にする上記形式の
往復動コンベヤを提供することである。
本発明の上記およびその他の目的は、添付図を参照して
記述した以下の詳細な説明から一層明瞭になろう。
本発明の往復動コンベヤはそれ自体でいろいろな産業」
二の用途に使用することができるが、トランクの積荷支
持台を構成する手段として使用するのに特に有用である
従って、第1図には例として動力けん引車10と半取付
トレーラ12を有するセミ・タイプのトランクが示され
ており、本発明はその積荷支持台を構成するのに使用さ
れる場合を例にとって説明する。
トレーラ12は、多数の横ビーム16とそれらによって
相互に連結された1対の側部ビーム14とから成るフレ
ームを有する。
このフレームは、直立した両側側壁18と,前壁20と
、積荷支持台を支持する。
積荷支持台即ちトラック台は、以下に述べるように本発
明のスラント型往復動コンベヤによって構成する。
このコンベヤ式トランク台は、トランクの長手方向に即
ち搬送方向に延長させ、トレーラの横断方向に並置させ
た複数群の細長いスラントから成る。
図示(第2図)の実施例Kおいては、各スラント群は、
4つのスラット22,24,26,28から成るものと
して示されているが、各群は2つ以上の任意の数のスラ
ントから成るものとすることができる。
トレーラの長手方向に延びる複数の案内ビーム30を横
方向に間隔を置いて配置し、横断方向のフレームビーム
16によって支持させる。
案内ヒーム30は、図示の実施例では箱形ビームとして
示されており、例えば溶接によって横ビーム16に固定
する。
細長いコンベヤスラントの各々は、案内ビーム30上に
それに対して長手方向に往復動自在VC増付げる(第6
図)。
図示の実施例においては、この増付けは、スラントの往
復動に対する摩擦抵抗を最少限にする手段によって行う
即ち、各案内ビーム30には、各横ビーム16のところ
に1つづつ配設されるように複数の減摩軸受31を装着
する。
各軸受は、低い摩擦係数を有するテフロン、デルリン、
ポリエチレン等の熱可塑性合成樹脂またはその他の適当
な材料で形成する。
各軸受31は、案内ビーム30の頂部および両側部にか
ぶさるように、頂壁32と横方向に弾性の両側壁34と
を有する断面ほぼU字型の形態とする。
軸受の長さは、その下に位置する横ビーム16の幅より
長くし、各軸受の各側壁34にはその下に位置する横ビ
ーム16の幅より僅かに大きい間隔をあげて1対の下向
き、かつ、内方に突出した耳片36(第7図)を設ける
軸受31の両側壁は撓ませることができるから、該軸受
は、その両側壁を拡げて案内ビーム30にかぶせ、耳片
36を横フレームビーム16の両側で該案内ビームの底
面に係合させることにより該案内ビームに装着すること
ができる。
耳片36は、ビーム16の両側においテ案内ヒームの両
側を挾むようにして案内ビームの底面に弾発的に係合し
、軸受を上下にも、長手力向にもずれないように固定す
る。
各スラントは、好ましくは複数の長手方向の減摩性積荷
支持リブ40を備えた頂壁38と、横方向に離隔した両
側壁42と、横方向に離隔した1対の底部案内フランジ
44とから成る断面ほぼC字形状のものである。
スラントの幅は軸受31の幅より広く、高さは軸受の頂
壁32と横フレームビーム16の上面との間の距離より
は低い。
1対の案内フランジ44は、スラントの両側壁42から
内方へ突出させてあり、両フランジ44の内側縁の間に
スラントの全長に亘って長手力向の開口を画定する。
この開口の幅は、軸受31の外のり幅より僅かに大きい
各軸受31の両側壁34には、軸受の両側壁の高さの中
間部位において横方向外方に突出した長手方向のリプ4
6を形成する。
これらのリプは、スラントの頂壁38を軸受の頂壁32
上に座置させた状態において、スラントの底部フランジ
44の内側に突出する。
これらのリブ46と46の間の間隔は、フランジ44と
44の間の開口の幅より太きいが、リブ46は弾性を有
しているので、スラントを軸受31を被って取付ける際
にはスラットを下に押つけてス2ントの7ランジ44を
リブ46を乗越えるようにして押込むことができる。
スラットが完全に嵌め込まれた後、弾性リブ46は、そ
の元の拡張形態を回復し,フランジ44の内側面に座置
し1それによって軸受31に対するスラントの上向き変
位を防止するとともに、軸受に対するス2ントの円滑な
長手方向の往復動を可能にする。
軸受31とスラント22〜28の上述の構成は、コンベ
ヤの組立を太いに容易にL1摩耗した軸受31を交換す
る場合にスラントの取外しを容易にする。
この構成は、また、スラントをアルミニウムまたはその
他の適当な材料の押出成形によって経済的に形成するこ
とを可能にし、軸受を熱可塑性樹脂の押出成形によって
形成することを可能にするので、スラントおよび軸受の
製造コストを最少限にする。
本発明の1実施例においては、粒状物質の搬送を可能に
するために実質的に無孔のコンベヤが形成されるように
スラントを配置することが好まL〜・。
この目的のために隣接するスラント間の間隙を密封する
ための新規な手段を設ける。
第6図を参照して説明すると、可撓性の材料で形成した
細長い密封帯片48を各スラントの一側に着脱自在に固
定する。
この取付けは、図示の実施例においては、帯片48に横
方向に突出するばち形突部50を形成し、それに対応す
るスラントの側壁にばち形溝52を形成することによっ
て行われる。
かくして、密封帯片48は、そのばち形突部50をばち
形溝52内へ長手方向に摺動させながら嵌入させること
によってスラントに着脱自在に固定する。
密封帯片48は、隣接するス2ントの側壁の好ましくは
上縁近くに滑り接触するように斜め上向き外方へ突出さ
せた上方部分48′を有する。
上方部分48′が隣接するスラントの側壁に弾性的に係
合することによって隣接するスラット間に効果的なシー
ルを形成し、しかも、両スラントの相対的な往復動を許
容する。
更に、ス2ント上に載置されて搬送される粒状物の重量
が可撓密封帯片の上方部分48′を隣接スラントに確実
に摺動係合させるように押しつけ、シールを維持する作
用をする。
本発明のコンベヤは、また、粒状物分離器としても機能
するように構成することができる。
第11図は、このような二重機能を可能にする構成を示
す。
この構成においては、各スラン}22’,24’, 2
6’,28’にその送出端の方に向って漸次幅が狭くな
るように長手方向にテーパを形成し、上述した密封部材
48は省除する。
従って、隣接するスラント間の間隙54はコンベヤの送
出端の方にいくにつれて漸進的に大きくなる。
これらのスラットを往復動させれば、コンベヤの送入端
に載置されたいろいろなサイズの粒状物がコンベヤの送
出端に向って前進し1隣接するスラント間の漸進的に大
きくなる間隙を通って重力により落下する。
即ち、スラント間の間隙が最も小さいコンベヤの送入端
近くにおいては粒状物のうちの最小サイズのものが分離
され、スラント間の間隙が最も大きいコンベヤの送出端
の近くでは粒状物のうちの最も大きいサイズ(粒度)の
ものが分離される。
このようにして分離された粒状物のいろいろな粒度の分
別画分をそれぞれ別々に受取るためにコンベヤの下方に
複数の搬出コンベヤまたは受取容器を配置することがで
きる。
本発明によれば、各スラントを、好ましくは2つの所定
の作動態様のうちのどちらかの態様で選択的に往復動さ
せるための駆動機構が設けられる。
第1作動態様においては、該駆動機構は、過半数のスラ
ントを同時に搬送方向に移動させ、それと併行して残り
のスラントを反対方向に移動させるように作動する。
第2作動態様においては、駆動機構は、すべてのスラン
トを同時に搬送方向に移動させるように作動する。
この第2作動態様は、ある種の積荷の運動を起動させる
のに望ましいことが認められた。
第2作動態様によって積荷の移動を開始させた後は、駆
動機構を第1作動態様に切換える。
先に述べたように、本発明のコンベヤは、互℃・に並置
させ、それぞれ独立して長手力向に往復動Lうるように
支持した少くとも3つの細長いスラントから成る少くと
も1つのスラント群を有する。
図示の実施例においては、各群は4つのスラントから成
り、トランクの荷台はそのような4つのスラント群で構
成されている(第2および3図)。
各群の各対応する1つのスラントを同時に長手力向に往
復動させるように相互に連結させる。
この目的のために、4つの横断方向の駆動ヒーム56,
58 ,60 ,62を横フレームビーム16のうちの
適当な2つのビームの間でスラントの下に配置する。
それらのビーム16と16の間では長手方向の案内ビー
ム30の一部を切除してある(第4図)。
各駆動ビーム56には、4つのブラケント64を横方向
に間隔を置いて付設し1それらのブラケント64を案内
ビーム30の前記切除部分を通L1それぞれ対応するス
ラントの中央底部開口を通して上向きに突出させ、例え
ばねじによってスラントに固定する。
各駆動ビームは、コンベヤ台を構成する各スラント群の
それぞれ対応する1つのスラントに固定する。
即ち、図示の実施例においては、4群の各々のスラント
22,22,22,22を同時に移動させるようにビー
ム56に固定し、各群のスラント24,24,24,2
4を同時に移動させるようにビーム58に固定し1スラ
ント26,26,26,26を同時に移動させるように
ビーム60に固定し1スラント28,28,28,28
を同時に移動させるようにビーム62に固定する。
各横断駆動ビーム56 ,58 ,60 ,62は、コ
ンベヤの長手方向に独立して往復動するように駆動源に
連結する。
図示の実施例では、駆動ビーム56 ,58 ,60
,62は、それぞれ流体圧シリンダ70 ,72 ,7
4 ,76から突出させたピストンロンド68の突出端
に、例えばピボントピン66(第4図)に枢着する。
ピストンロンドのある側とは反対側のシリンダの端部は
、例えばピボントピン78によって横断フレーム部材8
0に枢着する。
フレーム部材80の両端はトレーラのフレームの両側部
ヒーム14に固定する。
ピストンロンド68の内端は、流体圧、好ましくは液圧
によってシリンダ内のどちらかの端部へ選択的に移動さ
れるピストンに連結してある。
第10図は、ピストンおよびピストンロンドを選択的に
往復動させるために各シリンダに接続した液圧系統を示
す。
この液圧系統は、第8および9図に示されている液圧制
御弁を備えている。
この制御弁は、弁スプール84をその中心水平軸線の周
りに回転自在に取付げる長手方向の中央内孔を有する固
定弁体82を具備する。
弁体の両端に設けた端部キャンプ86 .88によって
スプール84をそれらの間に保持する。
端部キャンプ88は、内端をスプール84に連結した駆
動軸90を外方へ突出させるための軸方向の孔を穿設す
る。
弁体82には複数の円周方向に間隙を置いて配置した半
径方向の通路92を形成し、各通路を可撓導管94を通
してそれぞれ別々のシリンダ70,72,74,γ6の
ピストンロンド側の端部に連通させる。
図示の実施例では4つのシリンダが使用されているので
、弁体には4つの通路92を形成する。
更に、各スラント群の半数以上のスラントを同時に搬送
方向に移動させ、それと併行して各群の残りのスラント
を反対方向に移動させることが本発明の要件であるから
、図示の実施例ではそれぞれ4つのスラントから成る各
群のスラントのうちの3つを同時に搬送方向に移動させ
ることができるようにしなげればならない。
従って、スプール84の一部分を切除して弁体の4つの
通路92のうちの3つと整合する共通の通路96を形成
する。
この共通の通路96をスプール84内の軸方向の通路9
8に連通させ、通路98を駆動軸90とは反対側の弁体
の端部キャンプ86に接続した可撓導管100の一端に
連通させる。
弁体82には、スプール84の環状通路104に連通ず
る追加の半径方向通路102を設けてある。
環状通路104は、スグール内の長手方向の通路106
を介して弁体82の4つの通路92のうちの残りの1つ
、即ち、共通通路96とは連通していない通路に連通さ
せる。
再び第10図を参照して説明すると、弁体内の通路10
2は、可撓導管108を介して二方弁110に連通させ
、同様にスプール内の軸方向の通路98も導管100を
介して二方弁110に連通させる。
弁110は、手操作、ンレノイド、またはその他の適当
な手段によって作動させることができる。
この弁は、適当なモータ(図示せず)によって駆動され
る液圧ポンプ114の圧力流体排出口に導管112を介
して連通させる。
ポンプ114の入口は流体溜めタンク116に連通させ
る。
導管112には三方弁118を介設するが、この弁の機
能については後述する。
弁110はまた、導管120を介して液圧モータ122
の入口に連通させる。
スプールの駆動軸90は、第10図に破線で示されるよ
うに液圧モータ122の回転出力軸に連結してある。
この連結は、歯車、またはスプロケットとチェーン、ま
たはその他の適当な手段によって行うことができる。
モータ122の排出口はタンク116に連通させる。
導管120には第2の三方弁124を介設する。
この弁の機能については後述するが、この第2弁は、導
管120と、タンク116に連通する導管126との間
の連通を制御する。
逃し弁128は、導管112の弁118より上流の部分
と、導管120の弁124より下流の部分を介してポン
プ114の排出口とモータ122の入口とを相互に連結
する。
この目的については後述する。
モータ122の入口は、また、4つのシリンダ70,7
2,74,76のピストンヘッド側の端部に接続した共
通導管132に導管130を通して連通させる。
導管130には、後述するような目的のための第3の三
位置弁134を介設する。
この弁は、共通導管132とポンプ114の入口との間
で導管136の連通を制御する。
放出弁140を備えたバイパス導管138により共通導
管132を二方弁110より上流の圧力導管112に連
通させる。
放出弁140は、導管138内の流体の流れをポンプ1
14からの出力流より実質的に低い圧力に制限する。
二方逃し弁142は、共通導管132と、タンク116
に通じる導管126との間で導管144の連通を制御す
る。
この弁は、常態においては、例えばばねによって図示の
閉鎖位置に維持されており、ピストンロンド68がその
関連するシリンダ16から所定の張出位置に達したとき
4つのピストンロンド68のうちの1つに連結されてい
る腕146によって開放位置へ移動される。
導管144に接続した放出弁148は、導管144内の
流体の流れを、ポンプ114からの排出流より実質的に
低い流量に、しかし、放出弁138を通る流れよりは多
少高い流量に制限する。
所望ならば、放出弁148は、弁142の開放口に組入
れてもよい。
3つの弁118,124,134は、それぞれの3つの
位置の各々に同時に調節することができるように第10
図に破線で示されている如く相互に連結する。
図示の左側位置は、操作レバー150を手で操作するこ
とによって得られる。
操作レバー150を反時計方向に回転して3つの相互に
連結されている弁118,124,134を中間位置へ
移動させると、弁134にそれと共に移動するように連
結されているカム従節ローラ152が弁スプール84の
駆動軸90に取付けた回転カム154の表面に係合する
カム154には戻り止め156を設けてあり、この戻り
止めが回転されてカム従節ローラー52と整合すると、
3つの連結弁118,124,134は圧縮ばね158
によって右側位置へと左方へ移動される。
カム154を更に回転させると、カム従節152が戻り
止め156からカム154の表面へ引込められ、3つの
連結弁118,124,134はばね158の力に抗し
て中間位置へ右方に移動される。
これらの弁の左側位置への完全右方移動は、レバー15
0を時計方向に回転させることによっで行われる。
以上に説明した本発明の往復動コンベヤの作動は以下の
通りである。
まず、材刺をトレーラの開放後端を通して第1図でみて
左方(即ち第2図でみて下方へ)へ卸すようにコンベヤ
を作動させたい場合、レバー150を操作して3つの連
結弁118,124,134を第10図に示される左方
位置に設定し、二方弁110をやはり第10図に示され
る位置に設定し1液圧ポンプ114をそのモータによっ
て駆動させる。
液圧流体は、ポンプ114から弁118および導管11
2を通り、次いで弁スグール84の環状通路104およ
び長手方向の通路106を通り、更に導W94を通って
シリンダー2のピストン口ンド側の端部へ圧入される。
このときシリンダ12のピストンロンド68は完全に張
出されている。
従って、このようにしてシリンダ内へ圧太された流体の
圧力によりピストンロンド68は完全後退位置へ引込め
られる。
シリンダー2のピストンロンドが引込められるにつれて
、該シリンダのピストンヘッド側かラ共通導管132を
通して他の3つのシリンダー0,74.76のピストン
ヘッド側へ液圧流体が圧入される。
4つのシリンダはすべて同寸法であるから、3つのシリ
ンダ70 ,74 .76のピストンロンドは、第10
図に示された位置からそれぞれ■ の全行程距離の約丁の距離だけ張出される。
即ち、シリンダー0のピストンは、その全行程の最上端
2 から該行程の約了の位置のところにまで上方へ張出され
、シリンダー4のピストンは、その最大張出位置にまで
張出され、シリンダ76内のピストンは、その最犬張出
位置即ち行程の最上端から該1 行程の約丁の位置のところにまで上方へ張出される。
ピストンロンドがそのシ゛リング72の全長に亘って後
退する動作は、それと併行して他の3つのシリンターγ
0,γ4,γ6からそれぞれのピストンロンドが張出さ
れる速度の3倍の速さで、すすめられる。
従って、本発明によれば、シリンダ70,74.76の
同時張出しによりそれらに連結されたスラント22 .
26 .28を、トレーラから材料を卸す搬送方向にい
っせいに移動させる(第2図)。
それと併行して、シリンダー2のピストンロツドに連結
されている各スラント群のスラント24は上記スラント
22 .26 .28の移動速度の3倍の速度で反対方
向に移動される。
即チ、各群の3つのスラント22,26.28は材料を
送出方向に搬送し、各群の1つのスラン1・24だけが
3倍の速さで後退するので、搬送方向ヘノ材料の移動の
中断は生じない。
従って、トレーラからの材料の送出は、均一な速度で円
滑に進行する。
3つのシリンダ70 ,74 .76内のピストンが上
述のように張出方向へ移動されるにつれて、液圧流体は
、それらのシリンダのピストンロンド側から導管94を
通して弁スプール内の共通通路96内へ押出され、そこ
から弁110および導管120を通り、三位置弁124
を経て液圧モータ122の入口へ流入する。
かくして、モーター22の出力軸が回転され、それによ
って弁スプール84を回転させる。
この回転は第10図でみて時計方向である。
3つのシリンダ70,74.76のピストンの1 丁行程の張出動作中にそれらのシリンダから排出される
液圧流体の量がモーター22を駆動させてスプール84
を90°回転させるのに十分な量であるとする。
従って、スプールの長手力向の通路106が回動さ庇て
、シリンダー4のピストン口ンド側の室に導管94を介
して連通している弁体82の通路92に整合される。
この時点では、このシリンダー4内のピスドンは最大張
出位置へ移動されていることに留意されたい。
第9図から分るように、長手力向通路106がシリンダ
ー2と連通する通路92との整合から完全に外される前
にシリンダー4に連通ずる通路92と部分的に整合され
る。
この構成により両シリンダ72と74との間の流体圧力
の円滑な遷移を可能にする。
ポンプ114からの高圧の液圧流体は、シリンダー4内
のピストンロンド側の室内に圧入され、該ピストンおよ
びロンドを完全に下方へ後退させ、それに伴って該ロン
ドに連結されているコンベヤスラント26を後退させる
シリンダー4から放出された液圧流体は、他のシリンダ
70,72.76のピストンヘッド側の室内へ送給され
、それぞれのピストンロンドを先に設明したように1行
3 程だけ張出させる。
上述し操作は、継続して行われ、1つのシリンダのピス
トンロンドがその完全張出位置に到達し、それと併行し
て他の3つのシリンダのピストン口・1/一 ンドか了何程だけ張出された後、制御弁のスプール84
が回転され、その結果として各ピストンロンドが順次に
後退される。
この作動態様によれば、トレー2内のコンベヤ上の積荷
は、実質的に均一な速度で荷卸し方向に移動される。
シリンダー6内のピストンがそのピストンロンド68の
最犬張出位置に近づくたびに、腕146が弁142に係
合してそれを開放位置へ切換える。
それによってシリンダ系統内の過剰流体をタンク116
へ逃出させる。
シリンダ系統が相当な量の過剰流体を生じる場合には、
弁142および腕146を4つのシリンダのうちの1つ
以上のシリンダに連関させることができる。
放出弁140は、シリンダ系統に常時十分な流体が充填
されていることを保証する。
積荷の移動の開始を容易にするためにすべてのコンベヤ
スラントを一時的に荷卸し方向に一斉に移動させない場
合は、操作レバー150を反時計方向に回転させて3つ
の弁1 1 8 ,1 24,134を中間位置へ移動
させる。
その結果、カム従節ローラー52が、先に説明したよう
に、カム1540表面に係合せしめられる。
上記3つの弁の中間位置においては、すべてのシリンダ
のピストンヘッド側の端部が共通導管132、弁134
および導管130を通してモーター22に接続される。
制御弁のスプール84が回転するにつれて、各シリンダ
のピストンロンド側の端部に流体圧が導入され各ピスト
ンロンドを順次完全引込み位置へ後退させる。
すべてのピストンロンドが完全に引込められると、カム
の戻り止め156がカム従節ローラ152と整合される
その結果、3つの弁118,124,134は、ばね1
58の作用により最左方位置へ移動される。
この位置では、ポンプ114から流体圧が導管136、
弁134および共通導管132を通してすべてのシリン
ダのピストンヘッド側端部へ導入され、すべてのピスト
ンロンドを同時に張出させる。
一方、すべてのシリンダのピストンロント側端部から押
出された流体は制御弁、導管112,120、弁118
,124および導管126を通してタンク116へ戻さ
れる。
上述した各ピストンロンドの順次後退動作と、それに続
く一斉完全張出動作の間に、液圧モータ122は、不作
動にされている。
すべてのピストンロンドが完全に張出されると、ポンプ
114からの流体圧が増大して逃し弁128を開放させ
、流体を液圧モータヘ転向させる。
モータの回転は、同時にカム154を回転させ、その結
果、カム従節ローラ152がカム154の回り止めから
外されてカムの表面に係合される。
かくして、3つの弁118,124,134はそれぞれ
の中間位置へと右方へ移動され、上述の作動順序が繰返
される。
この作動順序は、積荷の移動を開始させるのに必要なだ
け何度でも繰返すことができる。
その後、操作レバー150を時計方向に回転させれば、
上記3つの弁を第10図に示される通常位置へ戻すこと
ができる。
上記各弁が通常位置に戻された状態では、制御弁のスプ
ール84の回転により各シリンダの状態が正常に戻され
、通常の作動順序が設定される。
即ち、4つのピストンロンドのうちの3つのピストンロ
ンドが一斉に荷卸し方向に移動し、一方、第4のピスト
ンロンドは速い速度で反対方向に移動する。
放出弁140は、常時、ポンプ114からすべてのシリ
ンダのピストンヘッド側端部へ流体を調量供給する。
ピストンヘッドの表面の面積は、ピストンロンド側のピ
ストンヘッドの表面積より大きいから、ピストンは、ピ
ストンロンドを張出させる方向へゆっくりと移動しよう
とする。
更に、シリンダ系内の余剰流体は、シリンダ76のピス
トンロンドが完全に張出され、その結果弁142が開放
位置へ移動されると、タンク116へ戻される。
これらの構成により適正な通常作動順序の設定操作が助
成される。
コンベヤの移動速度はポンプ1140回転速度を変える
ことによって調節することができる。
これは、可変速モータを使用するか、あるいはモータを
ポンプに連結するための歯車、スプロケットまたはその
他の連結器を適当に変更することによって行うことがで
きる。
材料をトレーラ内へ積込む場合は、二方弁110を第1
0図に示された位置から別の選択位置へ左方に移動させ
、相互に連結されている3つの三位置弁を図示の位置に
保持する。
かくして、ポンプ114からの液圧流体は、導管112
および上記切換えられた弁110を通して制御弁のスプ
ール84内の軸方向通路98に連通する導管100へ導
かれ、次いで共通通路96およびそれと整合した弁体8
2内の3つの通路92およびそれらに連結した導管94
を通して3つのシリンダのピストンロンド側の端部へ導
かれる。
弁スプール84が第10図に示される位置にある場合は
、シリンダ72内のピストンはすでに完全に張出されて
おり、他の3つのシリンダ10,74,76のピストン
ヘッド側の端部の流体はタンク116へ戻らないからシ
リンダ70,74,T6へ流体圧がかけられてもそれら
のピストンロンドを後退させることができない。
従って、ポンプ114からの流体圧が増大し、逃し弁1
28を開放して流体圧をモータ122を通して他へ転向
させる。
それによってモータ122が作動され、スプール84を
回転させる。
スプールの回転により各シリンダの状態が調整され、上
述したような、但し反対方向の作動順序が設定される。
即ち、4つのピストンロンドのうちの3つが常時一緒に
後退方向に移動し、トレーラへの材料の積込みを行う。
上述した各構成部品の寸法、形状、個数および配置等は
、本発明の精神から逸脱することなく、いろいろに変更
することができることを理解されたい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の特徴を組入れた往復動コンベヤ型トラ
ンク荷台を備えたトランクの側面図、第2図は第1図に
示されたトランクの荷台の前部を短縮して示す平面図で
あり、荷台構造の詳細を示すために一部切除してある。 第3図は第2図の線3−3に沿ってみた部分断面図、第
4図は第3図の線4−4に沿ってみた部分断面図、第5
図はトランク荷台の部分拡断乎面図、第6図は第5図の
線6−6に沿ってみた部分断面図、第7図は第6図の線
7−1に沿ってみた部分断面図、第8図は本発明の特徴
を組入れた液圧制御弁の縦断面図、第9図は第8図の線
9−9に沿ってみた部分断面図である。 第10図は本発明の特徴を組入れた液圧駆動系統の概略
図、第11図は粒状物分離器としても機能するように構
成したコンベヤスラント組立体を示す部分平面図である
。 図中、14は側部ビーム、16は横ビーム、22 ,2
4 ,26 ,28はスラント、30は案内ビーム、3
2は頂壁、34は側壁、36は耳片、38は頂壁、40
は積荷支持リブ、42は側壁、44は底部フランジ、4
8は密封帯片56 ,58,60 ,62は駆動用横ビ
ーム、68はピストンロンド、70 ,72 ,74
,76はシリンダ、82は制御弁の弁体、84は弁スプ
ール、90は駆動軸、110は二方弁、114はポンプ
、116はタンク、118,124,126は三位置弁
、150は操作レバー、152はカム従節ローラ、15
4はカム、156は回り止め。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 フレームを設け、該フレーム上に複数の細長いスラ
    ント部材を並置させて配置し1該各スラント部材は、上
    方積荷支持壁と、横方向に離隔した両側側壁と、該両側
    壁からそれぞれ内方へ突出し、互いに横方向に離隔した
    1対の底部フランジを有する実質的にC字形の断面形状
    であり、各スラント部材に対して、該部材の前記上方積
    荷支持壁の下に位置し該壁を支持する頂面と、互いに横
    方向に離隔した両側側面を有する案内手段を設け、該両
    側側面の少くとも一部分は、前記2つの底部フランジの
    間隔より大きく離隔させ、前記頂面と該両側側面の該一
    部分との間の垂直距離は、該スラント部材の上方壁の上
    面と該スラント部材の底部フランジの内面との間の垂直
    距離より短くなるように定めて該スラント部材が該案内
    手段に対して長手方向に自由に移動しうるように構成し
    、前記各スラント部材の案内手段から該スラット部材の
    1対の底部フランジの間を通り該フランジの下方にまで
    延在させて前記フレームに取付けた取付手段を該各案内
    手段に固定し、前記各スラント部材に係合し、それらを
    長手力向に往復動させるための駆動手段を前記フレーム
    上に設けて成る往復動コンベヤ。 2 フレームを設け、該フレーム上に複数の細長いスラ
    ント部材を並置させて配置し、該各スラント部材慎、上
    方積荷支持壁と、横方向に離隔した両側側壁と、該両側
    壁からそれぞれ内方へ突出し、互いに横方向に離隔した
    1対の底部7ランジを有する実質的にC字形の断面形状
    であり、各スラント部材に対して、該部材の前記上方積
    荷支持壁の下に位置し該壁を支持する頂面と、互いに横
    方向に離隔した両側側面を有する案内手段を設け、該両
    側側而の少くとも一部分は、前記2つの底部7ランジの
    間隔より大きく離隔させ、前記頂面と該両側側面の該一
    部分との間の垂直距離は、該スラント部材の上方壁の上
    面と該スラント部材の底部フランジの内面との間の垂直
    距離より短くなるように定めて該スラント部材が該案内
    手段に対して長手方向に自由に移動しうるように構成し
    、前記各スラント部材の案内手段から該スラント部材の
    1対の底部フランジの間を通り該7ランジの下方にまで
    延在させ前記フレームに取付けた取付手段を該各案内手
    段に固定し、細長い可撓密封帯片を前記各隣接する1対
    のスラント部材のうちの一方のスラント部材の前記長手
    方向の側壁に固定し、該密封帯片は、該l対のスラント
    部材のうちの隣接する他方の長手力向の側壁に対面して
    該側壁に弾性的に滑り係合するように斜め上向きに延長
    させた弾性部分を含み、前記各スラント部材に係合L1
    それらを長手力向に往復動させるための駆動手段を前記
    フレーム上に設けて成る往復動コンベヤ。 3 フレームを設け、該フレーム上に少くとも3つの互
    いに近接させて配置した細長いスラント部材から成る少
    くとも1群のスラント部材を設け、該各スラント部材は
    、上方積荷支持壁と、横方向に離隔した両側側壁と、該
    両側壁からそれぞれ内方へ突出し1互いに横方向に離隔
    した1対の底部フランジを有する実質的にC字形の断面
    形状であり、各スラント部材に対して、該部材の前記上
    方積荷支持壁の下に位置し該壁を支持する頂面と、互い
    に横方向に離隔した両側側面を有する案内手段を設け、
    該両側側面の少くとも二部分は、前記2つの底部フラン
    ジの間隔より大きく離隔させ、前記頂面と該両側側面の
    該一部分との間の垂直距離は、該スラント部材の上方壁
    の上面と該スラント部材の底部7ランジの内面との間の
    垂直距離より短くなるように定めて該スラント部材が該
    案内手段に対して長手方向に自由に移動しうるように構
    成し1前記各スラント部材の案内手段から該スラント部
    材の1対の底部7ランジの間を通り該フランジの下方ま
    で延在させ前記フレームに取付げけた取付手段を該各案
    内手段に固定し1前記各スラント部材に係合し、第1調
    節位置においては前記各群のスラント部材の半数以上の
    スラント部材を同時に材料搬送方向に移動させ、各群の
    残りのスラント部材を該半数以上のスラント部材よりは
    速い速度で反対方向に移動させる働きをし、第2調節位
    置においては各群のすべてのスラント部材を同時に材料
    搬送方向に移動させ、各群の各スラント部材を順次に反
    対方向に移動させる働きをする調節自在の駆動手段を前
    記フレームに設けて成る往復動コンベヤ。
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JPS5789309A (en) * 1980-11-22 1982-06-03 Nec Corp Microwave band oscillator for control of double coupling type dielectric resonator
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