JPS599394A - 地下埋設配管用機器の保護装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 弁、異物給排器、接続器具、メータ等の埋設配管用機器
を保護する保′Ｅｆ１．装置に関する，ものである。

都市ガス、上水道、下水道等のだめの導管を地下に埋設
する際には、流体の遮断或いｌ−ｌ１４整のための弁、
管路内の異物給排器例えば水取器、管接続用の器具、メ
ータ類の各種の地下埋設配管用機器が使用される。この
ような配管用機器全地下に埋設する場合には、機器を設
置する場所にビットを設置してその中に機器を配置する
場合と、機器を直接的に地中に埋設する場合がある。ピ
ラトラ使用する場合には、工場で完成されたビット會現
場に運んで設置したり、或いはグレ／’１プ型のビット
を現場に廿いて組立てることによって、ピットトを設置
するが、いずれにしても、ビットの壁に穴をあけ、これ
に地下埋設導管を通して配管接続ケ行なっている。しか
し、このようなビット埋設工法の場合には、ビットの自
重或いはビットの地上に面した部分才たは蓋に加わる自
動車等の荷重によって、ビットを貫通する導管部分に、
導管全体に加わる荷重に比して著しく大きい荷重が加わ
って、そのために、ピット貫通部分で導管や諸機器接続
部分のボルト等が破損する恐れがある。またビットの導
管貫通穴のところに隙間が生じて、ビットの中に水等が
人ってしまう場合がある。更に、保守、管理のためにピ
ッ］・内に人が入るようにする場合にｔま、ビット内に
雨、泥水等が入らないように、蓋部戒いｔま導管貫通穴
のところ等から雨、泥水等がビット内に入らぬように完
全密封状態にしなければ力らｋいが、このように完全密
封すると、逆に酸欠事故の発生という問題が生ずる。更
に、導管に異なった材質の諸機器をとりつけるために発
生する腐蝕全防止するために、現在においては、人手に
よって絶縁ペーストでっつんだり或いは絶縁テープ全巻
きつける等の作業を行なっているが、機器の形状が複雑
であるために極めて大きい手間及び時間が必要である。

寸だ１．昨今のように、諸（得器のこつっけが法律づた
く規則・で＝りて＠務化てれ、ぞ９ため・ｌて、設慣、
さｒ−る機器の数が増加傾向にある場合、特に都市にお
いては１．ビット’ｒ装置する場所がなくなってきてい
る。また維持管理、費用の面からも問題が生ずる。この
ような事情で、最近は、ピッｌ、工法は必要最低数に止
め、出来るだけ諸機器を直接地中に埋設する傾向にある
。しかし、機器を直接地中に埋設する場合には、機器は
士」を介して加わる外部応力或いは腐蝕、例えば薬品に
よる腐蝕、自然腐蝕、市、蝕等の作用にさらされて、比
較的短期間で破損を生ずる。このような腐蝕を防ぐため
に、ビット工法の場合と同様に、現場で人手によって絶
縁ペーストでつつんだり、絶縁テープ等を巻きつけると
いうような作業を行なっているが、機器の形状が複雑で
あるために、極めて大きい手間及び時間が必要である。

また、このような直接埋設型の機器においては、地上よ
りの操作、管理作業、施工作業の簡素化及びコンパクト
化全考慮する必要がある。

本発明は、上記のような地下埋設配管用機器を直接地中
に埋設せしめると共に、機器を直接地中に埋設するこｇ
Ｋ工って生ずる外部応力、腐蝕、施工、操作、管理等を
保護し簡素化することにより、安全かつ経済的に諸機器
を直接土中埋設配管させるための保護装＠、’ｃ提供し
ようとするものでその特徴とするところは、地下埋設配
管用機器の流体出入口に接Ｍ管全接続した上、該接続管
の端部の部分及び該機器の操作成いは表示に必要な部分
を除き、該機器全体音、適宜の形状に形成されたポリマ
ーコンクＩＪ　−トの中に密封固定して、該機器外面全
土壌との直接的接触から隔離したことにある。

本Ｒ明において使用されるポリマーコア　りｌ）　−ト
というものけ、最近広く使用されるように々ってきた新
しいコンクリートで、これには次の６種類のものが含ま
れる。

（１）　　ポリマーセメントコンクリートまたはポリマ
ーセメントモルタル（略称ＰＣＣまたはＰＣＭ）これは
結合拐にセメントとポリマーを用いたコンクリートまた
はモルタルで、一般の混オ（１剤よりもかなり多量（セ
メント重量に対して５チ以」二）のポリマーが王にラテ
ックスまたはエマルジョンのような水性ディスパージョ
ンの形で混入されたものである。また隼２′１造時に、
モノマーまたはプレポリマー等を用いるものもある。

（２）　　レジンコンクリートまたはレジンモルタル（
略称Ｉ之Ｅ　ＣまたはＩえＥＭ） これは結合拐にポリマー、主にレジンのみｔ用いたコン
クリートマたはモルタルで、結合材に無機質セメントを
全く使用し々いものである。

結合拐にモノマーを用いるものも含せれる。

Ｃ）　ポリマー含浸コンクリートまたはポリマー含浸モ
ルタル（略称ＰＩＧまたはＰＩＭ、）（便化コンクリー
トまたはモルタル中にモノマー、プレポリマー、ポリマ
ー等を含浸≧すた後、重合等の操作１経てコンクリート
またはモルタルとポリマーを一体化さぜたものである。

上記のポリマーコンクリートは、セメントコンクリート
に比べ機械的強度、耐薬品性、電気絶縁性、気密性、接
着性（石材、鋼材、タイル等の各種材料に対する接着性
）、防水性等に秀れていて、本発明は、このポリマーコ
ンクリート？使用することによって１ｌｌｘ下埋設配管
用１幾器を密封保護する。

以下、本発明の種々の実施例に９いて説明する。

なお、以下の説明において、主として弁の保間装置につ
いて説明するが、本発明は全く同様に、弁以外の地下埋
設配管用（幾器、例えば、水取器の如き異物給排器、接
続器具、メータ等にも別層できる。

第１図は本発明の）・１の実施例を示すもので、図中、
１は弁、２．２け該弁のｂｉｔ体流出入ＯＫ接続された
接続管、６けバイパスパイプ、４け弁を開閉するための
操作棒、５け−１−ｉｔ己の接続管の端部の部分及び操
作棒の部分を除いて、該弁の外側全体全包囲密封するポ
リマーコンクリート’を示す。

地表面乙に、蓋７をもつコンクｌ）−ト製のケース６が
設置され、該ポリマーコンクリート５に上方延長部５′
が形成され、これに固定鞘管９が連結され、この鞘管に
深さ調整鞘管１０が調整自在連結されている。核つ；１
ス管１０の上部はケース８に対して摺動可能に嵌合し、
その上節に蓋１１が設けられている。

上１己の接続管２け溶接、機械的な継手等の適宜の手段
によって弁本体に結合できるが、図示の実施例において
は、接続管２は耐蝕性パイプより成り、７ランジ継手に
よって弁本体に連結されている。然して、電蝕作用を防
ぐために、弁のフランジど接続管の７ランジとけ絶縁ス
ペーサ１２を介して連結されている。然して、地下に埋
設される導管１６は、この接続管２の端に溶接その他の
適宜の手段によって連結される。

上記の弁は、図示のように地中に埋設して設置され、弁
操作の際に―、蓋７及び蓋１１を除去した」二、操作棒
４を介して弁の開閉を行なうことができ、甘た、必要の
際には、パイプくスノくイブ３を介してバイパスさせる
ことができる。図示の構造では、地上を通る自動車等の
型開によって、ケース８が沈んでも、この荷重は鞘管１
０．１１に伝達されることはなく、従って機器に応力が
伝達されることはない。然して、本発明によれば、弁等
の機器はポリマーコンクリートの中に小１人された上、
直接地中に埋設されているので、次のような効果が１１
Ｉられる。

（１）　　ビット工法の場合のように、場所をとること
は力く、且つ自動車等の重量によってビットが沈んで、
機器に接続された導剪のビット貫通部に応力が集中する
ことＩ’ｄない。

Ｑ）　応力は、接続管２とポリマーコンクリート５の全
面で受けるので、機器と接ｆ介管の部分に応力がυ１１
わることはなく、特に（☆１脂等でつくられている絶縁
スペーサに応力が加わってこれを破Ｊｆ！するようなこ
とはない。

（３１Ｉｆ＜　ＥｉΦに弱い金属製の部分、ｌｒ￥に、
接新、用のボルトナツト、細いバイパスパイプ等がポリ
マーコンクＩＪ　−）によって包１ノ１］されていて、
腐蝕から保護される。

（４）　　機器が金ｉＡ’ｌＵでなく、強度的に欠点の
あるポリエチレン製であっても、全ｆ）Ｉ・的にポリマ
ーコンクリートによって保６φさ′Ｉ’ｌでいるので、
外部応力に対して充分附えることができる。

６）　従来、地中におけるＩｌｘ　ｉ！ｌ’に面ｊえる
ように、■器の防蝕のために人手によって現場において
絶縁ベークトでつつんだり絶縁テープ等を巻くような作
業が必要であったが、ポリマーコンクリートによって機
器全包囲することによって、このような作業が不要で、
人手かび経費の節減が得られる。

第２図は、本発明による保護装置の第２の実施例を示す
。この実施例は、第１図に示す実施例と大体同様の構造
を有していて、第１図に示すものと同様の部分は同じ参
照番号によって指示する。

第２図に示す実施例においては、牙１図に示す絶縁スペ
ーサ１２を設けないで、接続管２．２１ｆｒ、アース接
続線１４によって相互に接続して、これをポリマーコン
クリート５によって包囲しである。

このようにアース接続線１４によって接続管２．２を接
続することによって、接続管２．２の電位差金なくして
電蝕を防止できる。

第２図に示す保護装置は、第１図に示す実施例に関して
説明したものと全く同様の作用効果を達成できる。

然して、従来、このような機器をとりつけた配管全地中
に埋設する際には地面に溝穴をほって、ここに配管全設
置した上、砂及び土をうめていた。

しかし、地下に埋設される諸機器は複雑な形状をしてい
るため、配管工事の折に設置が不安定のため、機器が傾
いて、例えば弁の操作棒が正しく垂直に設置されない等
、満足な工事奮できない場合があった。し力し、本発明
保設装置においては、機器を包囲するポリマーコンクリ
ートの底を平らにし、且つその上方に延長した部分によ
って、鞘管のガイドボスを形成しだので、工事の作秦性
、出来上りがよくなり、ひいても操作及び管理の点でも
有利である。

刀・６図は、本発明の２・６の実施例看：示す。第６図
に示す実施例け、接続１１管２を弁１に連結するために
、第１図、牙２図に示すようにフランジ継手を用いずに
、接続管２にネジ部２′全形成して、これを弁１にネジ
込むことによって、接続１管２を弁１に結合したもので
あ２）。ネジ接続配管の場合は管のネジ部が薄い為、わ
ずかな応力で伸びてし甘い洩れはもとより破損にいたる
ことが多く　そのため価格的にＶ」−最も安くても地下
埋設には一切使用出来なかった。このような欠点を排除
するために、づ・ろ図に示す実施例においては、接続管
２の外面に、板状、棒状、フランジ状、明彩棒状等の適
宜形状の突起１５をとりつけ、これをポリマーコンクリ
ート５内に封入し、これにより、ネジ部２′に応・力が
加わるのを防止する。この場合、ネジ部２′はポリマー
コンクリート５内流し込むときの接続及びシールの作用
を果たす。なお、このよう力構造は、ネジ接続の外に、
溶接、ソケット接続の場合にも適用できる。

なお、地下埋設導管としてポリエチレンパイプを使用す
る場合には、弁と導管とけメカニカル継手または接着剤
により連結されているが、ポリエチレン自体が軟い等の
ために、弁の操作時に弁に加わる回転力によって弁が水
平面内で回転して、接続部に応力が加わることがあるが
、本発明においては、弁を包囲するポリマーコンクリー
トに１このよう力回転力に抵抗するような形態としてお
（ことにより、弁と導管との接続部に応力が加わるのを
防止できる。

第４図（イ）は地下埋設配管用の従来の絶縁継手を示す
断面図、第４図（０）は第４図０）に示す継手に本発明
全適用した実施例を示す断面図である。牙４図げ）に示
す従来の絶縁継手においては、導管１３．１６に溶接に
よってとりつけられたフランジ１６．１６０間に絶縁ス
ペーサ１７を介在させて、ボルト１８及びナツト１９に
よって両フランジを連結している。然して、この継手に
おいては、配管、工法応力、外部応力等でボルトの変形
（伸、縮、よじれ等）に依る絶縁スペーサ１７とフラン
ジ１６０面圧減、ズレ等に依る外部洩れを防止する為に
、絶縁スペーサ１７のシール両ｍｊに”０°゛リング２
０をはさみ込んでシールしている。しかし、このような
従来の継手においては、スペーサ１７け７Ｋｔ２縁性、
機械的強度、”０″リング溝の形状等全考慮し７千利質
を選定し々ければならないため、材質が限定され、加工
に時間及び費用がが＼っでコストも高くなり、才だ、”
Ｏ″リング溝切る為に一般に使用する差込フランジを使
用できず、凹側な突き合せフランジを使用しなければな
らない等、種りの欠点がある。しかし、本発明によれば
第４図呻）に示すように、継手の夕（面全体全ポリマー
コンクリート２１によって包囲したので、上記の第４図
（イ）に示す継手における欠点は排除され、フランジ１
６としては、図示のように鋼管差込み浴接゛式フランジ
ｙ、　（９４用し、フランジの間にＩＹ、なる絶縁ガス
ケット２２を使用することによって、外部応力によるボ
ルトの変形、フランジ間の面圧減、ズレ等に上りで外部
洩れを完全に防止できる。なお、図中、２３．２４は管
の回りまたはよじれ等を防止するｆこめに管の表面に設
けられた突起物を示す。

上述のように、本発明によれば、地下埋設配管用隈器ヲ
ポリマーコ／クリ−）・の中にｊ′１人することによっ
て、従来地下埋設の際に、大きな設置Ｉ易所ケ必要とｒ
るビットｖ使用Ｊ−ることな１〜に、ｉ幾器のｊ１柘ｔ
ｆ！ｆｌを防止（−２、寸た、機織的応力によ、乙機器
及び配管の破損を防止し、目４つ地下配管の施工を簡累
化及びコンパクト化全達成できる。。

【図面の簡単な説明】

第１図、２・２図、第６図はそれぞれ本発明の実施例金
示す断面図、第４図（イ〕は従来の絶縁継手を示す部分
的断面図、第４図（ロ）は牙４図ビ）に示す型式の絶縁
用１手に本発明全適用した実施例を示す同様の断面図で
ある。 １・・・弁　　　　　　　　２・・・接続管乙・・・バ
イパスパイフ゛　　４・・・操１乍棒５・・・ポリマー
コンクリート　６・・・地表面７・・・甑　　　　　　
　　　　８　・クー７？、１０・・・鞘管　　　１１・
・・蓋１２・・・絶縁スペーサ　１６・・・導管１４・
・・接続線　　　　１５・・・突起１６・・・フランジ
　　　１７・・・絶縁スペーサ１Ｂ・・・ボルト　　　
　１９・・・ナツト２０・・・０リング ２１・・・ポリマーコンクリート ２２・・・絶縁ノＪスケノド ２３．２４・・・突起物 Ｊ１回 オ′２図 才３面 第４面（メ） ７４Ｙ（ν）

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 地下に埋設される管路に使用さ７する弁、異物給排器、
   接続器具、メータ等の地下埋設配管用機器全保護する装
   置において、地下埋設配管用機器の流体出入口に接続管
   を接続した上、該接続管の端部の部分および該機器の操
   作管理、あるいは表示に必要々部分を除き、該機器全体
   を、適宜の形状に形成されたポリマーコンクリートの中
   に密封固定して、該（幾器外面全土ＩＩ仁の接触から隔
   離したことを特許とする地下埋設配管用機器の保護装置
   。