JPS5993780A - 蓄熱材 - Google Patents
蓄熱材Info
- Publication number
- JPS5993780A JPS5993780A JP20521482A JP20521482A JPS5993780A JP S5993780 A JPS5993780 A JP S5993780A JP 20521482 A JP20521482 A JP 20521482A JP 20521482 A JP20521482 A JP 20521482A JP S5993780 A JPS5993780 A JP S5993780A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat storage
- ice
- eutectic composition
- heat accumulative
- accumulative material
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は凝固又に融解時の潜熱を利用する融点0℃以
下の蓄熱材に関し、その過冷却防止に関するものである
。
下の蓄熱材に関し、その過冷却防止に関するものである
。
H2O(氷)は約80 cal/gの融解潜aをもち一
実用上重要な蓄熱材であることに言うまでもないが、そ
の融点が0℃であることから、0°C以下の冷凍目的用
蓄熱材とじては少々不都合である。一方、H2O(氷)
と無水電解質からなる共晶組成物の多くは0℃以下に融
点全もつことから、冷凍用蓄熱材としてそのM重性が期
待されている。しかしながらI(20が主成分であるこ
とから、上記共晶組成物を繰り返し相変化させ′fc、
l易含、その融点(共晶点)よりlO°C程低く冷却し
ただけではなかなか凝固が開始せず、いわゆる過信却現
象が起こる。そこで実用的な届冷却防止わが要望されて
いるが、現在これら共晶組成物に対する実用的な過冷却
防止材にまだ報告σhていない。
実用上重要な蓄熱材であることに言うまでもないが、そ
の融点が0℃であることから、0°C以下の冷凍目的用
蓄熱材とじては少々不都合である。一方、H2O(氷)
と無水電解質からなる共晶組成物の多くは0℃以下に融
点全もつことから、冷凍用蓄熱材としてそのM重性が期
待されている。しかしながらI(20が主成分であるこ
とから、上記共晶組成物を繰り返し相変化させ′fc、
l易含、その融点(共晶点)よりlO°C程低く冷却し
ただけではなかなか凝固が開始せず、いわゆる過信却現
象が起こる。そこで実用的な届冷却防止わが要望されて
いるが、現在これら共晶組成物に対する実用的な過冷却
防止材にまだ報告σhていない。
この発明は上記に鍋みてなさり、たもので、無水電解質
物質とH2Oよt)なる共晶組成物にハロゲン化銀を加
えたものにすることにより、上記共晶組成物の過冷却全
防止し、(1」変化を11”ii n”Rに絆ジ返しで
きるようにした蓄熱材で提供しようとするものである。
物質とH2Oよt)なる共晶組成物にハロゲン化銀を加
えたものにすることにより、上記共晶組成物の過冷却全
防止し、(1」変化を11”ii n”Rに絆ジ返しで
きるようにした蓄熱材で提供しようとするものである。
第1表はハロゲン化銀の結晶形及び格子定数に示すもの
である。
である。
第1表 ハロゲン化銀の格子定数
桐山良−著「構造無機化学J(I)P、93(共立出版
)による。
)による。
※通常Ag1i4六方晶(a : 4.59A、 C:
7.51A )の物質として扱われ、また議論さ11
でいるか、こhは高温形(137〜146℃)である。
7.51A )の物質として扱われ、また議論さ11
でいるか、こhは高温形(137〜146℃)である。
H’r 1 p K示した冬物fff’を約17 @h
l %roIco3(炭酸水素カリウム)水溶液に少量
ずつ入れてヒートサイクル試験をさせたところ、Ag1
(ヨウ化銀)は−4,0℃で、Ag13r(臭化銀)
n −3,7℃で、AgC1(塩化銀)は−3,8℃で
、及びAgF (弗化銀〕は−5,9℃で凝1i’、1
が開始し、四物質ともほぼ似がよった過冷却防止効果金
持つことが確認された。又、約19.53fjfi%の
Kcl(塩化カリウム〕水溶液を用いて、上記と同様の
実@全行なったところ、AglからAgFの順にそれぞ
れU固が開始し、過冷却防止効果が確認された。それ以
外の電解仙水溶液(NaF、 N)14HCO3、NH
4(J!、xqacl )に対しても、これら4 ff
flの物′Rば向杵に過?、〕却防止効果を酊していた
。又、ハロゲン化銀はニイご1以上を用いても効果をイ
1していた。−(in又は二紳以上のハロゲン化銀の合
計添加付は0.001πj、”、IEC%以上が望まし
く、0.001重量%以下の場合は不安定VC,′fr
、すg茶が発揮しにくい。又、添加iえは木来少ない方
が望丑しく、最大0.1重量%含めiLは十分である。
l %roIco3(炭酸水素カリウム)水溶液に少量
ずつ入れてヒートサイクル試験をさせたところ、Ag1
(ヨウ化銀)は−4,0℃で、Ag13r(臭化銀)
n −3,7℃で、AgC1(塩化銀)は−3,8℃で
、及びAgF (弗化銀〕は−5,9℃で凝1i’、1
が開始し、四物質ともほぼ似がよった過冷却防止効果金
持つことが確認された。又、約19.53fjfi%の
Kcl(塩化カリウム〕水溶液を用いて、上記と同様の
実@全行なったところ、AglからAgFの順にそれぞ
れU固が開始し、過冷却防止効果が確認された。それ以
外の電解仙水溶液(NaF、 N)14HCO3、NH
4(J!、xqacl )に対しても、これら4 ff
flの物′Rば向杵に過?、〕却防止効果を酊していた
。又、ハロゲン化銀はニイご1以上を用いても効果をイ
1していた。−(in又は二紳以上のハロゲン化銀の合
計添加付は0.001πj、”、IEC%以上が望まし
く、0.001重量%以下の場合は不安定VC,′fr
、すg茶が発揮しにくい。又、添加iえは木来少ない方
が望丑しく、最大0.1重量%含めiLは十分である。
なお、上記試験を詳しく観察していると、1″1に初に
過冷却が破れ定時に成長をIll t、:′r°!るの
は氷(H2O)の結晶でろり、その後続いて共晶組成物
の成長するのがみられた。この結果からいえば、ハロゲ
ン化銀はまず氷に対する過冷却防止効果音もっていると
考えられる。しかし氷の結晶は六方晶(a:4、52
A、 c : 7.36A)であることがら肖えると、
第1表に示した物質はすべて立方晶でろり一両者同シて
結晶形−格子定数の一致がみられるわけでにない。なお
CdTe及びZnTa (共に立方晶)?ハロゲン化銀
の代わりに無水1z解質物質と!I2oよVなる共晶組
成物に添加し、四@VCヒートザイクル試験金行なった
ところ、一度のみ過?′l)却が破られたがJ!l欣的
な過冷却防止効Jv:に詔めらJlながった。
過冷却が破れ定時に成長をIll t、:′r°!るの
は氷(H2O)の結晶でろり、その後続いて共晶組成物
の成長するのがみられた。この結果からいえば、ハロゲ
ン化銀はまず氷に対する過冷却防止効果音もっていると
考えられる。しかし氷の結晶は六方晶(a:4、52
A、 c : 7.36A)であることがら肖えると、
第1表に示した物質はすべて立方晶でろり一両者同シて
結晶形−格子定数の一致がみられるわけでにない。なお
CdTe及びZnTa (共に立方晶)?ハロゲン化銀
の代わりに無水1z解質物質と!I2oよVなる共晶組
成物に添加し、四@VCヒートザイクル試験金行なった
ところ、一度のみ過?′l)却が破られたがJ!l欣的
な過冷却防止効Jv:に詔めらJlながった。
従って上記ハロゲン化銀がなぜ過冷却防止効果全有して
いるかについて、現時点でに詳細に説明することにでき
ない。
いるかについて、現時点でに詳細に説明することにでき
ない。
また約17重量%のKHCO3水溶液に寒天、ゼラチン
、ポリアクリルアミドなど?それぞれ加えてゲル化した
ところ、これらハロゲン化fi U 水溶液の場合と同
様に過冷却防止効果?有していることが確認された。
、ポリアクリルアミドなど?それぞれ加えてゲル化した
ところ、これらハロゲン化fi U 水溶液の場合と同
様に過冷却防止効果?有していることが確認された。
第2表に代表的な冷凍用蓄熱材の性質全示した。
第2衣 代表的な冷凍用蓄熱材
なお、冷凍用蓄熱材としての他の組成物にはH2Oと各
種塩類の水化物(例えばハイポNa2S2O3,5H2
0など)との共晶組成物が心る。しかし7、これらの固
化時の挙動に個別水化物持イ1の性質に左右されること
が多く、こi7、投でに述べてきたH2O−無水電解質
物質より斤る共晶組成物の挙動より先に4)かに伝雑で
いちがいに111しることはできない。
種塩類の水化物(例えばハイポNa2S2O3,5H2
0など)との共晶組成物が心る。しかし7、これらの固
化時の挙動に個別水化物持イ1の性質に左右されること
が多く、こi7、投でに述べてきたH2O−無水電解質
物質より斤る共晶組成物の挙動より先に4)かに伝雑で
いちがいに111しることはできない。
この発明は以上説明したと′)す、無水m %’d ’
、j’(物質とH2Oよジなる共晶組成11をlにハロ
ゲン化(l1加えたrI熱材にすることによυ、71熱
第2つの過冷却全防止し、相変化が繰り返しI::(I
N’m Vこ行えるという効果がある。
、j’(物質とH2Oよジなる共晶組成11をlにハロ
ゲン化(l1加えたrI熱材にすることによυ、71熱
第2つの過冷却全防止し、相変化が繰り返しI::(I
N’m Vこ行えるという効果がある。
以下、実施例について述ベイ〕。
実施例1
KHCO3全1711彫含翁する水G敵にAgl■0.
01重1%加えたものtri fl ”C〜−10”C
間でflijt fi’iなホ」変化を綜す返した。1
!−目しに−4“C〜−8℃の間で完了し、融解時には
tilR点−5℃を示【7た。
01重1%加えたものtri fl ”C〜−10”C
間でflijt fi’iなホ」変化を綜す返した。1
!−目しに−4“C〜−8℃の間で完了し、融解時には
tilR点−5℃を示【7た。
実施例2
KCj’ 19.5重世%含有する水溶液にAg(J’
全0.05″M、量%加えたものは−5“C〜−15°
C間で順調な相変化を縁り返した。同化は一8℃〜−1
2℃の間で児了し、融解時に融点−10,5℃金長時間
にわたって示した。
全0.05″M、量%加えたものは−5“C〜−15°
C間で順調な相変化を縁り返した。同化は一8℃〜−1
2℃の間で児了し、融解時に融点−10,5℃金長時間
にわたって示した。
実施例3
Nal’ f 3.9 M 4’(%含有する水溶液K
AgF k 0.1沌祈%加え1ヒものばO℃〜−8
℃間で順調な相変化’kA<、%す返した。同化時の発
熱温度に一35℃でめり一融毎時の温度も同様でめった
。
AgF k 0.1沌祈%加え1ヒものばO℃〜−8
℃間で順調な相変化’kA<、%す返した。同化時の発
熱温度に一35℃でめり一融毎時の温度も同様でめった
。
実施例4
nII4co329.5 M3.1%含有する水?M
av hてAgBr ko、 005 HC訊%加えた
ものに0℃〜−8℃間で10調石;相変化ケ繰ジ返した
。同化時のうら熱N1i’を度は−3,9℃で89、佇
[(毎時の温度も同様であった。
av hてAgBr ko、 005 HC訊%加えた
ものに0℃〜−8℃間で10調石;相変化ケ繰ジ返した
。同化時のうら熱N1i’を度は−3,9℃で89、佇
[(毎時の温度も同様であった。
実施例
NH4CI!f 19.5 重1Iii 91r含M
f ル水FJ 液&CAg I 全0、O1屯胤%加え
たものは−10〜−20“0間で順調な相変化を繰り返
した。
f ル水FJ 液&CAg I 全0、O1屯胤%加え
たものは−10〜−20“0間で順調な相変化を繰り返
した。
実施例
NaC1全22.4重賞%含有する水溶液にAgCjP
を0.001京ぷ%加えたものは−15〜−25℃11
4」で順調な相変化を繰り返した。
を0.001京ぷ%加えたものは−15〜−25℃11
4」で順調な相変化を繰り返した。
代理人 為野イゴー
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 +11 無水電解質物質とH2Oよりなる共晶組成物
にハロゲン化銀を加えたこと全特徴とする蓄熱材。 +21 ハロゲン化銀がAgl 、 AgBr %A
gcl、及びAgFのうちの少くとも一種以上でるるこ
とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の蓄熱材。 (3) 無水電解質がNaF %NH4HCO3、K
IICO3、KCI。 NH4Cl、及びNaC1のうちのいずれか一種である
ことを特徴とする特許請求の範囲第1項又は第2項記載
の蓄熱I0
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20521482A JPS5993780A (ja) | 1982-11-20 | 1982-11-20 | 蓄熱材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20521482A JPS5993780A (ja) | 1982-11-20 | 1982-11-20 | 蓄熱材 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5993780A true JPS5993780A (ja) | 1984-05-30 |
Family
ID=16503289
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20521482A Pending JPS5993780A (ja) | 1982-11-20 | 1982-11-20 | 蓄熱材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5993780A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04277589A (ja) * | 1991-03-05 | 1992-10-02 | Tokyo Electric Power Co Inc:The | 潜熱蓄熱剤 |
US9650554B2 (en) * | 2015-08-06 | 2017-05-16 | Panasonic Corporation | Latent heat storage material |
-
1982
- 1982-11-20 JP JP20521482A patent/JPS5993780A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04277589A (ja) * | 1991-03-05 | 1992-10-02 | Tokyo Electric Power Co Inc:The | 潜熱蓄熱剤 |
US9650554B2 (en) * | 2015-08-06 | 2017-05-16 | Panasonic Corporation | Latent heat storage material |
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