JPS5993511A - ボ−ル受け要滑部材の内周面に油溝を有するボ−ルジヨイント及びその製法 - Google Patents

ボ−ル受け要滑部材の内周面に油溝を有するボ−ルジヨイント及びその製法

Info

Publication number
JPS5993511A
JPS5993511A JP20202182A JP20202182A JPS5993511A JP S5993511 A JPS5993511 A JP S5993511A JP 20202182 A JP20202182 A JP 20202182A JP 20202182 A JP20202182 A JP 20202182A JP S5993511 A JPS5993511 A JP S5993511A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ball
holder
oil groove
joint
ball joint
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP20202182A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Teramachi
博 寺町
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP20202182A priority Critical patent/JPS5993511A/ja
Publication of JPS5993511A publication Critical patent/JPS5993511A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C11/00Pivots; Pivotal connections
    • F16C11/04Pivotal connections
    • F16C11/06Ball-joints; Other joints having more than one degree of angular freedom, i.e. universal joints
    • F16C11/0619Ball-joints; Other joints having more than one degree of angular freedom, i.e. universal joints the female part comprising a blind socket receiving the male part

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Pivots And Pivotal Connections (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ボール受は妥滑部材特に溶融材料の充填によ
るボール受は狭滑材料に油溝が形成されるボールジヨイ
ント及びその製法に関する。
従来のボールジヨイントはボール101を抱持する部分
αを第1図に示す如く割シ型にするの炉通例である。
従って、ホール101を抱持するメメA/部分を上下に
2つ割りし、該上側メタル102と下側メタル103 
K ホー ル101 (7)径とは輩同−ノ凹部104
.105を加工し、該下側メタ#103の凹部105に
ボール101を嵌挿し、しかるのち、上側メタル102
を差し込みかしめ、あるいはボルトナンドの如き適切な
手段にてl′11す者を固定するため組立て作業が面倒
である。
又ボールを抱持する凹部をボールの厘径ト同−寸法に削
設し、該凹部にボー〜を挿入した後、別製の隙間リング
を嵌め込み組立てるためボールの外周と隙間リングの内
周との一致が難しく高精度の球接手を得ることかできな
い。
又、機械力n工等を省略すべく ボールとホルダー(ソ
ケット)間に形成されるキャビティ内にプラスチック溶
融材料を射出せしめてスリーブを形成する球接手も知ら
れているが、プラスチック溶融材料の冷却固化により、
形成されるスリーブの内周はボールを強く握持し、外周
はソケント内周面に割着した状態になるため隙間がなく
、球抜手には常にプレロードがか\シ、回転かスムーズ
にいかない欠点を有する。
又該スリーブに油溝を形成することは不可能なため、摩
擦係数、耐摩耗付に欠陥を有す。
本発明者は上記せる欠点を改善すへ〈第1〜2図に示す
如く、まず、先端にボールを有するボール付ボルトlを
一体的に製作し、該ボールの径よりも大きい径のドリル
でもって穿孔することにょムボールの径ニジ大きい凹部
をホルダー20抱すr部3に形成し、さらにホルダー2
のボール抱持部3の1111I壁に注湯孔4とエア抜き
′に5を形成し、しかるのち、これらボール付ボルトl
とホルダー2を金型6内にセントすることによってボー
ルとホルダーと抱持部[8Jにキャビティを形成し、該
キマビテイ同にダイキャスト溶融合金を鋳込んでスリー
ブを形成し、しかるのち、該スリーブ7の冷却同化後ボ
ール付ボルトlとホルダー3を金型6よシ取シ出し、こ
れらに物理的おるいは機械的外ツノを力Uえることによ
ってボールの外周面とスリーブ7の内周面「ムjに隙間
を形成せしむることによりρ+17j度の球接手をり1
供することができた。
ところが、該球接手は鋳込まれた上記スリーブとホール
間に隙間が形成されるのみで、グリース条内用の油T路
を核2リープの内周に形成することは不可能であった。
本発明の技術的課題はボールとホルダー間に形成される
キャビティに溶融材料を充填すると同時に油R)を形成
することにより高精度なボールジヨイントを提供するこ
とにある。
又非切削の鋳込み射出あるいは加硫成形によるボール受
は要滑部材の性能向上と、大量生産によるコスト低減を
計ることにある。
上記技術的課題をwj決するだめの本発明の構成すなわ
ち、技術的手段は次のとおりである。
ホルダーのボール抱持部にボール付ボルトの一端ボール
がボール受は景渭部材を介して保持されテナルボールジ
ョイントにおいて、該ボール受F’j費消部材は充填さ
れた溶融材料から形成されると同時に油溝が前記ボール
の赤道近くまで少くとも1つ以上形成さtていることを
特徴とするボール受は景渭部材の内周面に油溝を有する
ボールジヨイント及びボールとホルダー間に形成される
キャビティに溶融材料を充填することによってボール受
は費消部材を形成するボールジヨイントの製法において
、先端にボールを有するボール付ボルトを一体的に製作
し、これとけ別に該ボールの径Lp大きい貫通孔を有す
るホルダーとロンド部を一体的に形成しておき、さらに
ホルダーのボール抱持部の側壁に注湯孔とエア抜き孔を
形成し、これらボール付ボルトとホルダー並ひにボール
抱持部の開口端、、m、p少くとも1つ以上の突出片を
有する中子を金型内にセントすることによって、ボール
ドホルダー抱持部間にキャピテイを形成し、該キャビテ
ィに溶融拐料を充填してボール受は要滑部材を形成し、
該ボール受は要滑部材の冷却同化後、中子を抜きとるこ
とにニジ一端か一方向に開口する軸方向油訪を形成し、
続いてボール付ボルトとホルダーを金型ニジ取p出し、
これらに外力を加えることによりてボールの外周面とボ
ール受は要滑部材の内JM圃面間隙間を形成せしむるこ
とを特徴とするボール受は要滑部材の内周面に油溝を有
するボールジヨイントの製法にある。
上記技術的手段によりa成される効果は次のとおシであ
る。
ボールとボール抱持部間に突出片を有する中子が金型内
にセントされているので、充填されたボール受は要滑部
材はボールの外周面に当接する内周面が形成されると同
時に中子にエフ一端か一方向に開口する軸方向油溝が形
成される。
該油溝はグリース溜p部に位置するので、ボール付きボ
ルト、あるいはロンドの動きに応じてグリースは上昇し
を滑部材の摺動面の淵渭効果を高めることかできる。
るいは加硫成形後ホルダーの外周面に外力(叩きンを均
等に加えたとき、該ボール受は叙情部材の歪は前記割溝
を介して逃けることかでき、隙間形成が容易にできる。
以下、第3図乃至第7図に基いて本発明の一実施例を説
明する。
機械的強度にとむ材料1例えば鋼材から旋削加工、ある
いは圧接等の手段にLpボルトlOにボール11を一体
的に形成するか、あるいは固着してボール付ボルトを作
成する。
ついで、ホルダー12のボール抱持部13に前記ボール
付ボルトの先端ボール11の径エフ幾分大きい貫通孔1
4及びその開口端に段部15を形成する。
16#−i仲峨の突出片17.17・・・を有する中子
で、該突出片17の厚みχはボール受は要滑部材18の
強度に影響を及ぼさない範囲の油溝20に相当し、幅K
J−は抜き勾配並びに強度を考慮して先端ボール11の
赤道部ニジ稍下側に位置する。
前記ホルダー12のボール抱持部13の側壁に注湯孔1
9とガス抜き冗21を形成する。
図面中、22は固定金型、23は可動金型、24・はゲ
ート、25はランナー、26はガス溜シ、27はグリー
スカバー、28はグリースニンプル、29はグリースカ
バー、30はリング、31Fiグリース、32はグリ−
ヌカパー用溝である。
次に、ボールジヨイントの製法について説明する。
まず、IT、l工程として強靭性、耐幇粍性および、機
械的強度のすぐれた材料を用いてボー#11をポル1−
10の先端に摩擦溶接の如き手段で固着するか、あるい
はボー#11とポル) 1011本の鋼材より旋削加工
にて形成する。
次に、第2工程として機械的強度にすぐれた鋼材ニジ、
ホルダー12を一体的に製作し、しかるのち、前記ボー
ルl’lを嵌合する個所に前記ボール11の直径より大
きめの貫通孔14及びその開口端に段部15を形成する
次ニ、ボール付ボルトをホルダー12内に垂直に嵌挿す
るとともに下側より複数の突出片17を有する中子16
にて先端ボール11を支承し、この状態でもって上下金
型22.23間に組込みセントする。
以上のように、ボール11がホルダー12内の中央に位
置すると同時にその頂部は前記複数個の突出片17.1
7・・・の曲面に支持される。
前記ボー#llとホルダー12のp通孔間のキャビティ
33に要滑部材の1つ例えはダイキャスト溶融合金を鋳
込み、冷却同化後、中子を抜き取り、そして金型22.
23ニジボール付ボルトとホルダー12を取り出すと1
八狂のシ由宿λOか”勺A’ Sれう。
しかるのち、ホルダーの抱持部の外周部を軽く叩くこと
にニジボール受はメタル18が軸方向、周方向に伸ひ、
ボールlOとボール受はメタル18が軸方向、周方向に
伸ひ、ボールlOとボール受はメタル18間に僅かな隙
間が形成される。
次いで、ボール抱持部の上部にリング30を介してグリ
ースカバー29を取付け、下部には一端34を内方にカ
シメてグリースカッく−27を固着する。
本発明のボールジヨイントのボール受はメタルは機械的
旋削、研斤あるい1−t#造等の手段に工す成形したボ
ールの外周面と同一の内周面か形成されるので、ボール
との摩擦抵抗は殆んどなく、スムーズに回転すると同時
にボール受はメタルの油溝(割溝)がボール球面に沿っ
て自動的に複数個形成されるので、ボール受はメタルに
油溝を形成するための旋削工程は全く必敬としない。
又従来、餌造ボール受はメタルに油溝を形成することが
不b」能とされていたのが、この方法によシ可能ならし
めた。
上記実施例1−19渭都柑の1つダイ守マスト合金につ
いて説明されているが、該ダイキャスト合金に限らず、
ポリイミド、ポリアセメール、ポリカポネートの如く工
/ジニずす/グリースカッりあるいは合成ゴム等につい
ても射出成形あるいは加硫成形が可能でおる。
該エンジュャリフグ。プラスチックあるいは合成ゴム等
を使用するさいは第8しjに示す如き中子でなく、雄、
雌金型内に中子に相当する凹凸を形成すれViよく、さ
らに金型に離型材を塗布すれは元号′である。
【図面の簡単な説明】
第1図1は従来の割型ボールジヨイントの政断面図、第
2図は従来の球接千の製法を示す龜に;1面図、第3図
は該球接手の平面図、紀4図は金型内に状部を示す縦断
面図、第5図は第4図A−A線で[面図、第6図はボー
ル受はメタルのfar而因面第7図rims図B A面
図、嬉8図は中子の−g酒面側視図、第9図はボールジ
ヨイントの断面図である。 11:ボール 12:ホルダー 13:ボール抱持部  16:中子 j7二突出);   18:些滑部材 19:注湯孔  20:油溝 21:ガス抜き穴  22:固定金型 23 : llr動金型 第7図 第δ図 手続補正書 (自発) 昭和57年12月 プ日 特許庁長官  若杉和ノぐ       殿I リLP
Iの表示 昭和57年%jrt)=+;、・、 202021号2
 発明の名称 ボール受け9!!渭部材の内1.九+間Vζ油溝を有・
ナーるホールジョ、 補■Eをす6名イツト及びそのC
aにlバ件との関係  船1′F    出願人T1 
 所東京都世田谷区東士川2丁目34荀8号代  名 
    寺    町        博4  代  
理   人 すIIイリ二?「;すIC)5 fl’   +91i1!J7!、n: t3 区jr
I’tb 2 丁a J 2番IO号5、  ?ii正
命全命令付 昭和  11  月  11自発補正 +:  補正F> 対”1細書全文訂正お工Ulli面
(第。シ1第、ッ17 補正。内容    第8図il
O餓第11図第11U)別紙記載のIl!llり 全文訂正明細書 1、発明の名称 ボール受は要滑部材の内周面に油溝を有するボールジヨ
イント及びその&法 2、特許請求の範囲 (1)、ホルダーのボール抱持部にボール付ボルトの一
端ボールがボール受は要滑部材を介して保持されてなる
ボールジヨイントにおいて、該ボール受ケ要滑部材は充
填された溶融材料から形成されると同時に油溝が前記ボ
ールの赤道近くまで少くとも1つ以上形成されているこ
とを特徴とするボール受は要滑部材の内周面に油溝を有
するボールジヨイント。 (2)、ボール受は畏渭部材がダイキャヌト合金である
特許請求の範囲第1項記載のボール受は要滑部材の内周
面に油溝を有するボールジヨイント。 (3)、 ホール受ケ景渭部材かエンジニマリングプラ
スチンクである特許請求の範囲第り項記載のボール受は
要滑部材の内周面に油溝を有するボールジヨイント。 (4)、ボール受は要滑部材が合成ゴムである特許請求
の範囲第1項記載のボール受は要滑部材の内周面に油溝
を有するボールジヨイント。 (5)、ボールとホルダー間に形成されるキャビティに
溶融材料を充填することに工ってボール受は要滑 3゜
部材を形成するボールジヨイントの製法において、先端
にボールを有するボール付ボルトを一体的に製作し、こ
れとは別に該ボールの径ニジ大きい11通孔を有するホ
ルダーとロンド部を一体的に形成しておき、さらにホル
ダーのボール抱持部の側壁に注湯孔とエア抜き孔を形成
し、これらボール付ボルトとホルダー並びにボール抱持
部の開口端工り少くとも1つ以上の突出片を金型に形成
することによりて、ボールとホルダー抱持部間にキャピ
テイを形成し、該キャピテイに溶融材料を充填してボー
ル受は要fv4部材を形成し、該ボール受は費消部材の
冷却固化後、突出片を一体に形成した金型を抜きとるこ
とにより一端が一方向に開口する軸方向油溝を形成し、
続いてボール付ボルトとホルダーを金型Lシ取シ出し、
これらに外力を加えることにLりてボールの外周面とボ
ール受は要滑部材の内周面間に隙間を形成せしむること
を特徴とするボール受は要滑部材の内周面に油溝を有ス
ルボールジヨイントの製法。 発明の詳細な説明 本発E!AFi、ボール受は要滑部材特に溶融材料の充
填によるボール受は費消材料に油溝が形成されるボール
ジヨイント及びその製法に関する。 従来のボールジヨイントはボール101を抱持スる部分
αを第1図に示す如く割シ型にするの炉通例である。 従りて、ボール101を抱持するメタル部分を上下に2
つ割シし、該上側メタル102と下側メタル103にボ
ー# 101の径とはソ同一の凹&15104 、、1
05を加工し、該下側メタル103の凹部105にボー
ルlotを嵌挿し、しかるのち、上側メタル102を差
し込みかしめ、あるいけボルトナンドの如き適切な手段
にて両者を固定するため組立て作業が面倒である。 又ボールを抱持する凹部をボールの直径と同一寸法に削
設し、該凹部にボールを挿入した後、別ス°1の隙間リ
ングを嵌め込み組立てるためボールのめ周と隙間リング
の内周との一致が離しく高精度の球接手を得ることがで
きガい。 又、機械加工等を省略すべく、ボールとホルダー(ソケ
ット9間に形成されるキャビティ内にプラスチック溶融
材料を射出せしめてスリーブを形成する球接手も知られ
ているが、プラスチック溶融材料の冷却固化により、形
成されるスリーブの内周はボールを強く握持し、外周は
ソケント内周面に密着した状態になるため隙間がなく、
球接手には′畠にプレロードがか\す、回転がスムーズ
にいかない欠点を有する。 又該スリーブに油溝を形成することは不可能なため、摩
擦係数、耐摩耗性に欠陥を有す。 本発明者は上配せる欠点を改善すべく第1〜2図に示す
如く、まず、先端にボールを有するボール付ボルトlを
一体的に製作し、該ボールの径工りも大きい径のドリル
でもって穿孔することにより、ボールの径Lす大きい凹
部をホルダ−20抱持部3に形成し、さらにホルダー2
のボール抱持部3の側壁に注湯孔4とエア抜き穴5を形
成し、しかるのち、これらボール付ボルトlとホルダー
2を金型6内にセントすることによってボールとホルダ
ーと抱持部間にキャビティを形成し、該キャビティ間に
ダイキャスト溶融合金を鋳込んでスリーブを形成し、し
かるのち、該スリーブ7の冷却同化後ボール付ボルトl
とホルダー3を金型6より取り出し、これらに物理的あ
るいけ機械的外力を加えることによってボールの外周面
とスリーブ7の内周面間に隙間を形成せしむることによ
り高精度の球接手を提供すること炉できた。 ところが、該球接手は鋳込まれた上記スリーブとボール
間に隙間が形成されるのみで、グリース案内用の油溝を
該スリーブの内周に形成することは不可能であった。 本発明の技術的課題はボールとホルダー間に形成される
キャビティに溶融材料を充填すると同時に油溝を形成す
ることにより高精度なボールジヨイントを提供すること
にある。 又非切削の鋳込み射出あるいは加硫成形によるボール受
は要滑部材の性能向上と、大量生産によるコスト低減を
計ることKある。 上記技術的課顕を解決するための本発明の構成すなわち
、技術的手段は次のとおりである。 ホルダーのボール抱持部にボール付ボルトの一端ボール
がボール受は要滑部材を介して保持されてなるボールジ
ヨイントにおいて、該ボール受は要滑部材は充填された
溶融材料から形成されると同時に油溝が前記ボールの赤
道近くまで少くとも1つ以上形成されていることを特徴
とするボール受はを滑部材の内周面に油溝を有するボー
ルジヨイント及びボールとホルダー間に形成されるキャ
ビティに溶融材料を充填することによってボール受け0
m部材を形成するボールジヨイントの製法において、先
端にボールを有するボール付ボルトを一体的に製作し、
これとは別に該ボールの径より太きい貝通孔を有するホ
ルダーとロンド部を一体的に形成しておき、さらにホル
ダーのボール抱持部の側壁に注湯孔とエア抜き孔を形成
し、これらボール付ボルトとホルダー並ひにボール抱持
部の開口端工り少くとも1つ以上の突出片を金型に形成
するか、おるいは突出片を有する中子を金型内にセント
することに工つて、ボールとホルダー抱持部間に一?丁
ビテイを形成し、該キャビティに溶融材料を充填してボ
ール受は要滑部材を形成し、該ボール受は要滑部材の冷
却固化後、突出片を一体に形成した金型するいは中子を
抜きとることにより一端が一方向に一口する軸方向油溝
を形成’、し、aいてボール付ボルトとホルダーを金型
より取り出し、これらに外力を加えることによってボー
ルの外周面とボール受は畳滑部材の内周面間に隙間を形
成せしむることを特徴とするボール受は要滑部材の内周
面に油溝を有するボールジヨイントの製法にある。 上記技術的手段により達成される効果は次のとおりであ
る。 ボールとボール抱持部間に突出片を形成した金型あるい
け突出片を有する中子が金型内にセントされているのて
、充填されたボール受は要渭部材dボールの外周面に当
接する内周面が形成されると同時に前記突出片により一
端が一方向に開口する軸方内油nか形成される。 該油溝はグリース溜り部に位置するので、ボール付きボ
ルト、あるいFiロンドの動きに応じてグリースは上昇
し要滑部材の摺動面の潤滑効果を高めることかできる。 又ボール受は要滑部材の下側に略十文字の割溝(油溝)
が形成されているのて、鋳造射出成形後あるいは加硫成
形後ホルダーの外周面に外力(叩き)を均等に加えたと
き、該ボール受は要滑部材の歪は前記割溝を介して逃げ
ることができ、隙間形成が芥易にできる。 以下、第4図乃至第7図に基いて本発明の一実施例を説
明する。 機械的強度にとむ材料、例えば鋼材から旋削加工、おる
いは圧接等の手段に工りポル)10にボール11を一体
的に形成するか、あるいは固着してボール付ボルトを作
成する。 ついで、ホルダー12のボール抱持部13に前記ボール
付ボルトの先端ボール11の径よシ幾分大きいy通孔1
4及びその開口端に段部15を形成する。 1tlt複数の突出片17.17・・・を形成した可動
金型で、該突出片17の厚みえはボール受は要滑部材1
8の強度に影響を及ぼさない範囲の油溝20に相当し、
幅りは抜き勾配並びに強度を考慮して先端ボール11の
赤道部より稍下側に位置する。 前記ホルダー12のボール抱持部13の側壁に注湯孔1
9とガス抜き穴21を形成する。 図面中、22は固定金型、24Jdゲート、25はう/
ナー、26はガス溜り、27i′iグリースカバー、2
8#″i、グリース二ンプル、29dグリ−ヌカパー、
30はリング、31はグリース、32はグリ−ヌカバー
用溝である。 次に、ボールジヨイントの製法について説明する。 まず、第1工程として強靭性、耐摩耗性お工び機械的強
度のすぐれた材料を用いてボール11をポル1−10の
先端に摩m溶接の如き手段で固着するか、あるいはボー
ル11とボルト10を1本の鋼iオエシ旋削加工にて形
成する。 次に、第2工程として機械的強度にすぐれた鋼材より、
ホルダー12を一体的に製作し、しかるのち、前記ボー
ル11を嵌合する個所に前記ボール11の口径工り大き
めの貫通孔14及びその開口端に段部15を形成する。 次に、ボール付ボルトをホルダー12内に垂直に嵌1m
1するとともに下側ニジ複数の突出片17を有する可動
金型16にて先端ボール11y<支承し、次いで一ヒ金
型22を辻込む。 以上のように、ボール11がホルダー12内の中央に位
置すると同時にその頂部は前記複数個の突出片17.1
7・・・の曲面に支持される。 前記ボール11とホルダー12の貫通孔間のキャビティ
33に要滑部材の1つ例えばダイキャスト溶融合金を鋳
込み、冷却固化後、突出片を一本に形成した可動金型を
抜き取り、そして上金型22工υボール付ボルトとホル
ダー12を取り出すと、幅Cの油溝20が形成される。 しかるのち、ホルダーの抱持部の外周部を軽く叩くこと
に1リボール受はメタル18が軸方向、周方向に伸び、
ボール10とボール受はメタル18が軸方向、周方向に
伸び、ボールlOとボール受はメタル18間に僅かガ隙
間が形成される。 次いで、ボール抱持部の上部にり/グ30を介してグリ
ースカバー29を取付け、下部には一端34を内方にカ
シメてグリースカッく−27を固着する0 ゛本発明のボールジヨイントのボール受はメタルFi機
械的旋削、研摩あるいは鍛造等の手段により成形したボ
ールの外周面と同一の内周面が形成されるので、ボール
との摩擦抵抗は殆んどなく、スムーズに回転すると同時
にボール受はメタルの油溝(割溝)がボール球面に沿り
て自動的に複数個形成されるので、ボール受はメタルに
油溝を形成するための旋削工程は全く8教としない。 又従来、鋳造ボール受はメタルに油溝を形成することが
不可能とされていたのが、この方法にLり可能ならしめ
たう 上記実施例Fi9渭部材部材つダイ=?ヤスト合金につ
いて説明されているが、該ダイキー1′♂ト合金に限ら
ず、ポリイミド、ポリアセタール、ポリカポネートの如
くエンジニャリング、プラスチックあるいは合成ゴム等
についても射出成形あるいは加硫成形が可能である。 納10〜第12図は本発明の他の実施例を示すもので、
第8図に示す如き突出片を可動金型と一本に形成するの
に代えて、第10図に示すように突出片17を有する中
子23を形成する。 次に、該中子23を該下金型16にセント(第11図参
照)シ、シかるのちキャピテイに溶融材料を充填してボ
ール受は要滑部材を成形する。 次に、該ボール受は要滑部材の冷却固化後、中子23を
抜きとることにより一端が一方向に開口する軸方向油溝
20を形成する。 なお、同一物については第4〜9図と同一符号をもって
宍わし、その説明を省略する。 4、図面の簡単な説明 81図は従来の割型ボールジヨイントの縦断面図、第2
図は従来の球接手の製法を示す縦断面図、第3図は該球
接手の平面図、第4図は金型内にセントされたボール付
ボルトとボール抱持部間に突出片に上9ボール受はメタ
ル用−?ヤビテイが形成された状態を示す縦断面図、第
5図は第4図A−に1fA断面図、第6図はボール受は
メタルの断面図、87図は第5図B−B線断面図、第8
図fi複数の突出片を一本的に形成した下金型の一部断
面斜視図、第9図はボールジヨイントの断面図、第1O
図は本発明の他の実施例すなわち突出片を有する中子の
一部断面斜視図、第11図ri第10図の中子を金型に
組込んだ状態を示す断面図、第12図は第11図A−A
線断面、因てあ己。 ll:ボール   12:ホルダー 13:ボール抱持部 16:可動金型 17:突出片 18:要滑部材 19:注湯孔20:油
溝 21:ガス抜き大 22:固定金型 23:中子 特許出願人   寺  町    博

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)、ホルダーのボール抱持部にボール付ボルトの一
    端ボールがボール受は要滑部材を介して保持されてなる
    ボールジヨイントにおいて、該ボール受は黴渭部材は充
    填された溶融材料から形成されると同時に油Wjが前記
    ボールの赤過近くまで少くとも1つ以上形成されている
    ことを特徴とするボール受け・訣渭部材の内周面に油溝
    を有するボールジヨイント。 に)、ボール受は太渭部材がダイキャスト合金である%
    許肋求の範囲第1項記載のボール受は要滑部材の内周面
    に油溝を有するボールジヨイント。 (3)、ボール受けJAL清部材かエンジニャリングプ
    ラスチンタである特許nf4求の範囲第1項記載のボー
    ル受は値渭部材の内周面に油溝を有するボールジヨイン
    ト。 (4)、−ボール受は袈渭部材が合成ゴムである特許請
    求の範囲第1項記載のボール受は要滑部材の内周面に油
    溝を有するボールジヨイント。 (5)、ボールとホルダー間に形成されるキマビテイに
    溶融材料を充填することにlりてボール受は要滑部材を
    形成するボールジヨイントの製法におい又、先端にボー
    ルを有するボール付ボルトを一体的に製作し、これとは
    別に該ボールの径工り大きい51通孔を有するホルダー
    とロンド部を一体Bつに形成しておき、さらにホルダー
    のボール抱持部の側壁に注湯孔とエア抜き孔を形成し、
    これらボール付ボルトと小ルダー並ひにボール抱持部の
    Ifri40端工9少くとも1つ以上の突出片を有する
    中子を金型内にセントすることに工って、ボールとホル
    ダー抱持部間にキマビティを形成し、該キ1′ビティに
    溶融材料を充填してボール受は公渭部材を形成し、該ボ
    ール受叶誓渭部材の冷却固化後、中子を抜きとることに
    ニジ一端が一方向に開口する軸方向油溝を形成し、続い
    てボールt」ボルトとホルダーを金型ニジ取シ出し、こ
    れらに外力を力aえることによってボールの外周面とボ
    ール受は要滑部材の内周面間に隙間を形成せしむること
    を%徴とするボール受は要滑部材の内周面に油溝を有す
    るボールジヨイントの製法。
JP20202182A 1982-11-19 1982-11-19 ボ−ル受け要滑部材の内周面に油溝を有するボ−ルジヨイント及びその製法 Pending JPS5993511A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20202182A JPS5993511A (ja) 1982-11-19 1982-11-19 ボ−ル受け要滑部材の内周面に油溝を有するボ−ルジヨイント及びその製法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20202182A JPS5993511A (ja) 1982-11-19 1982-11-19 ボ−ル受け要滑部材の内周面に油溝を有するボ−ルジヨイント及びその製法

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1322697A Division JPH0754125B2 (ja) 1989-12-14 1989-12-14 ボール受け要滑部材の内周面に油溝を有するボールジョイントの製法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS5993511A true JPS5993511A (ja) 1984-05-30

Family

ID=16450603

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20202182A Pending JPS5993511A (ja) 1982-11-19 1982-11-19 ボ−ル受け要滑部材の内周面に油溝を有するボ−ルジヨイント及びその製法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5993511A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63214517A (ja) * 1987-03-03 1988-09-07 Tokai Rubber Ind Ltd ボ−ルジヨイント装置
JP2001500598A (ja) * 1996-09-19 2001-01-16 ザクセンリング アウトモービルテヒニク アクチエンゲゼルシャフト 玉継手並びに玉継手の製法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS538861A (en) * 1976-07-14 1978-01-26 Toshiba Corp Temperature annunciator in ice box

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS538861A (en) * 1976-07-14 1978-01-26 Toshiba Corp Temperature annunciator in ice box

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63214517A (ja) * 1987-03-03 1988-09-07 Tokai Rubber Ind Ltd ボ−ルジヨイント装置
JP2001500598A (ja) * 1996-09-19 2001-01-16 ザクセンリング アウトモービルテヒニク アクチエンゲゼルシャフト 玉継手並びに玉継手の製法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6058803A (en) Hollow bicycle crank and method for manufacturing same
US4916788A (en) Method of manufacturing ball joint
JPS6412118A (en) Spherical bearing and manufacture thereof
EP0705990B1 (en) Spherical joint and process for manufacturing the same
JPS5815561B2 (ja) 傾動式スライド・ベアリング
JP2013506585A (ja) ゴルフボールの製造のための断熱金型キャビティアセンブリ及び方法
US3570090A (en) Method for the manufacture of ball joints
JPS5817212A (ja) 玉継手およびその製造方法
GB921170A (en) Improvements in or relating to ball bearings
JP2986585B2 (ja) アルミニウム又はアルミニウム合金から作られ且つ一体化チャネルを有する鋳造部品の製造方法
US3786543A (en) Method of producing rotating joint member by casting
US3428379A (en) Bearing assembly and method of manufacture of same
JPH0221445B2 (ja)
JPS56120857A (en) Mechanical seal
US20090188399A1 (en) Marking device
JPS5993511A (ja) ボ−ル受け要滑部材の内周面に油溝を有するボ−ルジヨイント及びその製法
CN207018378U (zh) 用于新能源汽车的内球笼式超长连接杆等速驱动轴
JPH0514009Y2 (ja)
US3733668A (en) Method for producing a sliding bearing for a universal joint
US5137074A (en) Spherical bearing overlay casting process
JPH0389014A (ja) ボール受け要滑部材の内周面に油溝を有するボールジョイントの製法
GB1426950A (en) Method of manufacturing a spherical bearing assembly
CN205889711U (zh) 一种医用压缩机芯用端盖
US7275456B2 (en) Method of production rack guide base body in rack-and-pinion type steering device and rack guide
JPS596262Y2 (ja) 樹脂製冠形保持器