JPS599197Y2 - 熱交換器 - Google Patents
熱交換器Info
- Publication number
- JPS599197Y2 JPS599197Y2 JP11617282U JP11617282U JPS599197Y2 JP S599197 Y2 JPS599197 Y2 JP S599197Y2 JP 11617282 U JP11617282 U JP 11617282U JP 11617282 U JP11617282 U JP 11617282U JP S599197 Y2 JPS599197 Y2 JP S599197Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat exchanger
- fins
- fin
- evaporation pipe
- evaporation
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は熱交換器の構造に関し、特に多数のフィンをパ
イプが直交貫通しつつ循環して戊り、主に冷凍・冷蔵シ
ョーケースにおける冷却器として多用されている熱交換
器に関する。
イプが直交貫通しつつ循環して戊り、主に冷凍・冷蔵シ
ョーケースにおける冷却器として多用されている熱交換
器に関する。
この種の熱交換器は第１図にその外観が示されており、
間隔をおいて配列されている多数のフイン２に冷媒蒸発
パイプ３を直交貫通させると共に循環させて、見かけ上
複数本の蒸発パイプが直交貫通するよう構或されている
。
間隔をおいて配列されている多数のフイン２に冷媒蒸発
パイプ３を直交貫通させると共に循環させて、見かけ上
複数本の蒸発パイプが直交貫通するよう構或されている
。
蒸発パイプ３には蒸発温度がＯ℃以下の冷媒が供給され
て、強制通風により図中矢印で示す如くフィン２間を通
る空気を冷却する。
て、強制通風により図中矢印で示す如くフィン２間を通
る空気を冷却する。
この種の熱交換器１はフイン２が多いほど熱交換効率も
向上することは明らかであるが、実際にはフィン数を増
やすためにフィン間隔を小さくするとこれらの間に着霜
による目づまり現象を引起こすのでフィン間隔には制限
がある。
向上することは明らかであるが、実際にはフィン数を増
やすためにフィン間隔を小さくするとこれらの間に着霜
による目づまり現象を引起こすのでフィン間隔には制限
がある。
すなわち、この熱交換器は蒸発パイプ３の表面温度がＯ
℃以下になることから、これを通過する空気中に含まれ
る水分が蒸発パイプ３やフイン２にも着霜する。
℃以下になることから、これを通過する空気中に含まれ
る水分が蒸発パイプ３やフイン２にも着霜する。
このためフィン間隔を小さくするとこの着霜は目づまり
現象を引起こして通風を阻害することにより、逆に熱交
換効率を低下させるという欠点が生じてしまうことによ
る。
現象を引起こして通風を阻害することにより、逆に熱交
換効率を低下させるという欠点が生じてしまうことによ
る。
ところで、この着霜の厚さは、第２図に部分的に拡大し
て示したように、最も温度が低い蒸発パイプ３表面が最
も厚く、フイン２については蒸発パイプ３から離れるに
したがって薄くなる。
て示したように、最も温度が低い蒸発パイプ３表面が最
も厚く、フイン２については蒸発パイプ３から離れるに
したがって薄くなる。
本考案はこのような点に着目し、フィンによる熱交換面
積を縮小することなく蒸発パイプ近傍のフィン間隔を大
きくできるようにして、着霜による熱交換効率の低下を
防止しようとするものである。
積を縮小することなく蒸発パイプ近傍のフィン間隔を大
きくできるようにして、着霜による熱交換効率の低下を
防止しようとするものである。
本考案は蒸発パイプ間に位置するフィン部分を波形に戒
形して熱交換面積が大きくなる分だけ蒸発パイプ近傍の
フィン間隔を大きくし、しかも波形部分を蒸発パイプか
ら離れるにしたがってピッチが小さくなるようにしたも
のである。
形して熱交換面積が大きくなる分だけ蒸発パイプ近傍の
フィン間隔を大きくし、しかも波形部分を蒸発パイプか
ら離れるにしたがってピッチが小さくなるようにしたも
のである。
以下に本考案の実施例を説明する。
第３図は本考案による熱交換器の一部を斜視図で示す。
この熱交換器１は、あらかじめ各フイン２における上下
方向の蒸発パイプ３間部分が波形に、しかも蒸発パイプ
３から離れるにしたがって各波形間のピッチが小さくな
るように或形されている。
方向の蒸発パイプ３間部分が波形に、しかも蒸発パイプ
３から離れるにしたがって各波形間のピッチが小さくな
るように或形されている。
このようなフイン２の形状は平板に蒸発パイプ３貫通用
の孔を設けると共に、所望の形状の押型でプレス或形す
ることにより得られる。
の孔を設けると共に、所望の形状の押型でプレス或形す
ることにより得られる。
また、蒸発パイプ３との組立ては従来同様の方法で行な
われる。
われる。
本考案では従来のフィンに比して波形に或形した分だけ
熱交換面積が大きいので、従来の熱交換器の総フィン面
積と同じ熱交換面積にしてフィンの数を減らし、これに
よって蒸発パイプ近傍のフイン間隔を大きくしている。
熱交換面積が大きいので、従来の熱交換器の総フィン面
積と同じ熱交換面積にしてフィンの数を減らし、これに
よって蒸発パイプ近傍のフイン間隔を大きくしている。
これにより、従来のフィン間隔における着霜による通風
有効面積の単位時間当たりの減少率に比して、本考案で
は着霜が蓄積し易い蒸発パイプ３近傍のフィン間隔を大
きくしているので、着霜現象はピッチの小さい波形部分
まで進行しない。
有効面積の単位時間当たりの減少率に比して、本考案で
は着霜が蓄積し易い蒸発パイプ３近傍のフィン間隔を大
きくしているので、着霜現象はピッチの小さい波形部分
まで進行しない。
蒸発パイプ部分から離れた波形の中央部分におけるフィ
ン面積が大きく、着霜の少ない領域を多くすることがで
きるので通風有効面積の減少率は小さい。
ン面積が大きく、着霜の少ない領域を多くすることがで
きるので通風有効面積の減少率は小さい。
したがって、着霜が生じても通風量の変化は少なく効率
の良い冷却が行なわれる。
の良い冷却が行なわれる。
またピッチの小さい領域を通過する空気は直接フィン表
面と接して冷却されるので熱交換効率を高く維持するこ
とができる。
面と接して冷却されるので熱交換効率を高く維持するこ
とができる。
なお、フイン２に形戊する波形の形状は、各波形のピッ
チが蒸発パイプから離れるにしたがって小さくなるよう
にすれば特に限定されるものではない 本考案による熱交換器は間隔をおいて配列されている多
数のフィンに対して蒸発パイプを直交貫通させつつ循環
させて或る熱交換器の各フィンにおける蒸発パイプ間部
分に波形であって、しかも各波形のピッチが蒸発パイプ
から離れるにしたがって小さくなるような或形を施して
、蒸発パイプ近傍のフィン間隔を従来より大きくしたこ
とにより、着霜による通風損失を最小限におさえて熱交
換効率を高く維持することができる。
チが蒸発パイプから離れるにしたがって小さくなるよう
にすれば特に限定されるものではない 本考案による熱交換器は間隔をおいて配列されている多
数のフィンに対して蒸発パイプを直交貫通させつつ循環
させて或る熱交換器の各フィンにおける蒸発パイプ間部
分に波形であって、しかも各波形のピッチが蒸発パイプ
から離れるにしたがって小さくなるような或形を施して
、蒸発パイプ近傍のフィン間隔を従来より大きくしたこ
とにより、着霜による通風損失を最小限におさえて熱交
換効率を高く維持することができる。
第１図は従来の冷却器としての熱交換器の概略形状を斜
視図で示し、第２図はこの冷却器への着霜状態を部分的
に拡大図で示し、第３図は本考案の一実施例の一部を斜
視図で示す。 図中、１は熱交換器、２はフィン、３は蒸発パイプ。
視図で示し、第２図はこの冷却器への着霜状態を部分的
に拡大図で示し、第３図は本考案の一実施例の一部を斜
視図で示す。 図中、１は熱交換器、２はフィン、３は蒸発パイプ。
Claims (1)
- 間隔をおいて配列されている多数のフィンを蒸発パイプ
が直交貫通しつつ循環して或る熱交換器において、前記
各フィンの蒸発パイプ間部分を波形にしかも蒸発パイプ
から離れるにしたがって、各波形のピッチが小さくなる
ように或形することにより、蒸発パイプ近傍のフィン間
隔を大きくしたことを特徴とする熱交換器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11617282U JPS599197Y2 (ja) | 1982-08-02 | 1982-08-02 | 熱交換器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11617282U JPS599197Y2 (ja) | 1982-08-02 | 1982-08-02 | 熱交換器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5827675U JPS5827675U (ja) | 1983-02-22 |
| JPS599197Y2 true JPS599197Y2 (ja) | 1984-03-22 |
Family
ID=29910407
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11617282U Expired JPS599197Y2 (ja) | 1982-08-02 | 1982-08-02 | 熱交換器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS599197Y2 (ja) |
-
1982
- 1982-08-02 JP JP11617282U patent/JPS599197Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5827675U (ja) | 1983-02-22 |
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