JPS599192A - メツキを施した眼鏡枠の耐食性向上法 - Google Patents
メツキを施した眼鏡枠の耐食性向上法Info
- Publication number
- JPS599192A JPS599192A JP11711682A JP11711682A JPS599192A JP S599192 A JPS599192 A JP S599192A JP 11711682 A JP11711682 A JP 11711682A JP 11711682 A JP11711682 A JP 11711682A JP S599192 A JPS599192 A JP S599192A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plated
- corrosion resistance
- plating
- spectacle frame
- alloy
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Eyeglasses (AREA)
- Electroplating Methods And Accessories (AREA)
- Other Surface Treatments For Metallic Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はメッキを施した眼鏡枠を真空または不活性ガス
中で750ないし330°Cの温度に加熱することによ
り、メッキ層の結晶粒径を成長させることを特徴とする
メッキを施した眼鏡枠の耐食性向に法に関するものであ
る。
中で750ないし330°Cの温度に加熱することによ
り、メッキ層の結晶粒径を成長させることを特徴とする
メッキを施した眼鏡枠の耐食性向に法に関するものであ
る。
従来眼鏡枠用素材としては洋白、モネルなどの銅合金あ
るいはステンレスまたはニッケルの*有事の高いハイニ
ッケル合金などが用いられており、これら眼鏡枠用素材
への表面処理としては一般にニッケルメッキ、パラジウ
ム合金メッキあるいはこれらをド地メッキとして、その
1−にロジウムメッキや金合金メッキなどの13を金属
を電着したものが多い。また、メッキの膜厚は一般にド
地メッキのニッケルメッキ、パラジウム合金メッキ共に
1.2〜!;μ程度、仕りげメッキの金合金メッキで0
、/〜2p程度の場合が多い。この様にメッキを施した
眼鏡枠は、耐食性の面で充分とは言い唾く、特に眼鏡枠
のロー付は部やネジ部の耐食性が悪いのが現状である。
るいはステンレスまたはニッケルの*有事の高いハイニ
ッケル合金などが用いられており、これら眼鏡枠用素材
への表面処理としては一般にニッケルメッキ、パラジウ
ム合金メッキあるいはこれらをド地メッキとして、その
1−にロジウムメッキや金合金メッキなどの13を金属
を電着したものが多い。また、メッキの膜厚は一般にド
地メッキのニッケルメッキ、パラジウム合金メッキ共に
1.2〜!;μ程度、仕りげメッキの金合金メッキで0
、/〜2p程度の場合が多い。この様にメッキを施した
眼鏡枠は、耐食性の面で充分とは言い唾く、特に眼鏡枠
のロー付は部やネジ部の耐食性が悪いのが現状である。
その原因としては、ロー例は部やネジ部にはメッキがか
かりに<<、ピンホールを生じやすいために、ピンホー
ル内に汗等水分が浸入し、耐食性を悪くしているものと
思われる。また、電気メッキされたメッキ層の結晶粒径
がはなはだ小さく、非晶質に近い、熱的に不安定な状)
ホにあるために、耐食性が悪いものと思われる。
かりに<<、ピンホールを生じやすいために、ピンホー
ル内に汗等水分が浸入し、耐食性を悪くしているものと
思われる。また、電気メッキされたメッキ層の結晶粒径
がはなはだ小さく、非晶質に近い、熱的に不安定な状)
ホにあるために、耐食性が悪いものと思われる。
そこで、本発明は上記従来の公知方法による欠点および
問題点を解決し、耐食性の良い眼鏡枠を71fんとする
ものである。
問題点を解決し、耐食性の良い眼鏡枠を71fんとする
ものである。
耐食性を向[、させる方法としては、拡散熱処理を行う
方法か知られているか、この方法は熱処理により、素材
とその1.の二層、三層のメッキ層との物質量に分子の
移動奮起こさせて、合金をつくらしめるとともにビンポ
ールを除去し、耐食性を向1−させるものであるか、こ
の方法は約!、−00℃から7.200℃という高い温
度での熱処理を心電とするために経済的ではなく、また
素44の性’It (バネ性とか硬度)を損う恐れかあ
り、また均一な色調を得ることか困鄭である。しかして
、本発明は/30”(−:から330℃という低温での
熱処理(真空または不活性カス中)であり、メッキ層間
の拡散によるものではなく、メッキ層[1身の結晶れ′
り径を成長さぜることによって、ピンホールを除去し、
安定した色調と結晶状態を得、耐食性を向[さぜるもの
である。
方法か知られているか、この方法は熱処理により、素材
とその1.の二層、三層のメッキ層との物質量に分子の
移動奮起こさせて、合金をつくらしめるとともにビンポ
ールを除去し、耐食性を向1−させるものであるか、こ
の方法は約!、−00℃から7.200℃という高い温
度での熱処理を心電とするために経済的ではなく、また
素44の性’It (バネ性とか硬度)を損う恐れかあ
り、また均一な色調を得ることか困鄭である。しかして
、本発明は/30”(−:から330℃という低温での
熱処理(真空または不活性カス中)であり、メッキ層間
の拡散によるものではなく、メッキ層[1身の結晶れ′
り径を成長さぜることによって、ピンホールを除去し、
安定した色調と結晶状態を得、耐食性を向[さぜるもの
である。
次に実施例を挙げて更に本発明の詳細な説明するが、本
発明はこれら実U亀例に制限されるもσ)ではない。
発明はこれら実U亀例に制限されるもσ)ではない。
洋白材で製造した眼鏡枠に公知方法により、ニッケルメ
ッキを3μ、その[−に20カラツトの金合金メッキを
/μ電着し、しかる後に真空中にて温度300°Cに保
ちつつ、30分間熱処理し、徐冷処理した。しかして、
J工5−Z−、,237/の塩水噴霧試験て、1−記熱
処理した眼鏡枠と無処理の眼鏡枠の耐食性の比較を行っ
た結果、無処理の眼鏡枠はざ時間の噴霧でローイ1]け
部およびネジ部′−6眼鏡枠表面に腐食が認められたが
、熱処Jノ11シた眼鏡枠は170時間の噴霧後も、ン
了んら腐食はd、乞められなかった。なお、メッキ層の
X線回折の結果300″Cの真空熱処理によって、ニッ
ケルメッキ層の(/ / /)而の結晶粒径は7.20
スから3gO入に、(,200)而の結晶粒径は7!;
λから330λに+1.長し、金合金メッキ層の(/
/ /)而の結晶粒径は70入から/乙3λに成長して
いた。
ッキを3μ、その[−に20カラツトの金合金メッキを
/μ電着し、しかる後に真空中にて温度300°Cに保
ちつつ、30分間熱処理し、徐冷処理した。しかして、
J工5−Z−、,237/の塩水噴霧試験て、1−記熱
処理した眼鏡枠と無処理の眼鏡枠の耐食性の比較を行っ
た結果、無処理の眼鏡枠はざ時間の噴霧でローイ1]け
部およびネジ部′−6眼鏡枠表面に腐食が認められたが
、熱処Jノ11シた眼鏡枠は170時間の噴霧後も、ン
了んら腐食はd、乞められなかった。なお、メッキ層の
X線回折の結果300″Cの真空熱処理によって、ニッ
ケルメッキ層の(/ / /)而の結晶粒径は7.20
スから3gO入に、(,200)而の結晶粒径は7!;
λから330λに+1.長し、金合金メッキ層の(/
/ /)而の結晶粒径は70入から/乙3λに成長して
いた。
(実施例、2)
ハイニッケル利で製造した眼鏡枠に公知方法により、ニ
ッケルメッキを2μ、その1に、20カラントの金合金
メッキを0 、3−1”rlt着し、しかる後に真空中
にて湿度を、2oo″Cに保ぢつつ、30分間熱処理し
、徐冷処理した。しかして、実施例/と同しく、塩水噴
霧試験を行った結果、無処理の眼鏡枠は8時間の噴霧て
ネジ部に腐食か認められたが、熱処理した眼鏡枠は70
時間の噴霧後も、なんら腐食は認められなかった。なお
、メッキ層のX線回折の結果1,200 ”Cの真空熱
処理によって、ニッケルメッキ層の(///)面の結晶
粒径は/、20スから/乙Oλに、(,200,)而の
結晶’F=’l径は7汐λから/10λに成長し、金合
金メッキ層の(/ / /)面の結晶粒径は70ヌから
/グgλに成長していた。
ッケルメッキを2μ、その1に、20カラントの金合金
メッキを0 、3−1”rlt着し、しかる後に真空中
にて湿度を、2oo″Cに保ぢつつ、30分間熱処理し
、徐冷処理した。しかして、実施例/と同しく、塩水噴
霧試験を行った結果、無処理の眼鏡枠は8時間の噴霧て
ネジ部に腐食か認められたが、熱処理した眼鏡枠は70
時間の噴霧後も、なんら腐食は認められなかった。なお
、メッキ層のX線回折の結果1,200 ”Cの真空熱
処理によって、ニッケルメッキ層の(///)面の結晶
粒径は/、20スから/乙Oλに、(,200,)而の
結晶’F=’l径は7汐λから/10λに成長し、金合
金メッキ層の(/ / /)面の結晶粒径は70ヌから
/グgλに成長していた。
(実施例3)
ステンレス利て製造した眼鏡枠に公知の方法により、ニ
ッケルメッキを、2/7、/4力ラットのノでラジウム
合金メッキを3μ、史にその1.に2θカラツトの金合
金メッキを0.31’電着し、しかる後に窒素力゛ス中
にて温度を300°Cに保らつつ、30分間熱処理し、
徐冷処理した。しかして、実施例/と同しく塩水噴践試
1.’jQを行った結果、無処理のIll、!鏡枠は/
4時間の噴霧て、ネジ部、=−(NIT1部に腐食が認
めらねだが、熱処理した眼鏡枠は/IO時間の噴霧後も
、なんら腐食はiigぬられ4rかった。なお、メッキ
層のX線回折の結果、300°(jの熱処理によって、
ニッケルメッキ層の(///)而の結晶粒径は/)!O
^から370スに、(、;1oo)而の結晶れン径は7
0スから330スに成長し、パラジウム合金メッキ層の
(/ / /)而の結晶粒径はg 4’ Aから/、2
0^に、金合金メッキ層の(/ / /)而の結晶粒径
は10/IAから、、20g″Aに成jぐしていた。
ッケルメッキを、2/7、/4力ラットのノでラジウム
合金メッキを3μ、史にその1.に2θカラツトの金合
金メッキを0.31’電着し、しかる後に窒素力゛ス中
にて温度を300°Cに保らつつ、30分間熱処理し、
徐冷処理した。しかして、実施例/と同しく塩水噴践試
1.’jQを行った結果、無処理のIll、!鏡枠は/
4時間の噴霧て、ネジ部、=−(NIT1部に腐食が認
めらねだが、熱処理した眼鏡枠は/IO時間の噴霧後も
、なんら腐食はiigぬられ4rかった。なお、メッキ
層のX線回折の結果、300°(jの熱処理によって、
ニッケルメッキ層の(///)而の結晶粒径は/)!O
^から370スに、(、;1oo)而の結晶れン径は7
0スから330スに成長し、パラジウム合金メッキ層の
(/ / /)而の結晶粒径はg 4’ Aから/、2
0^に、金合金メッキ層の(/ / /)而の結晶粒径
は10/IAから、、20g″Aに成jぐしていた。
なお、730℃以Fの熱処理では結晶の成長はそれほど
顕著ではなく、耐食性もあまり向ILLない。また、3
30′C以十の熱処理ではX線回折の結果、メッキ層間
に拡散が起こり始め、色調が不安定となり、メッキ層は
複雑な合金の混合物となり、耐食性はむしろ無処理物に
比べても悪くなる。
顕著ではなく、耐食性もあまり向ILLない。また、3
30′C以十の熱処理ではX線回折の結果、メッキ層間
に拡散が起こり始め、色調が不安定となり、メッキ層は
複雑な合金の混合物となり、耐食性はむしろ無処理物に
比べても悪くなる。
Claims (1)
- 銅合金またはニッケル合金あるいはステンレスの表面に
ニッケルメッキあるいはパラジウム合金メッキを施し、
その−1−に金合金メッキを電着した眼鏡枠を真空また
は不活性ガス中で/30ないし330’Cの温度に加熱
することにより、前記メッキ層の結晶粒径を成長させる
ことを特徴とするメッキを晦した眼鏡枠の耐食性向1−
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11711682A JPS599192A (ja) | 1982-07-06 | 1982-07-06 | メツキを施した眼鏡枠の耐食性向上法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11711682A JPS599192A (ja) | 1982-07-06 | 1982-07-06 | メツキを施した眼鏡枠の耐食性向上法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS599192A true JPS599192A (ja) | 1984-01-18 |
JPS6136598B2 JPS6136598B2 (ja) | 1986-08-19 |
Family
ID=14703814
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11711682A Granted JPS599192A (ja) | 1982-07-06 | 1982-07-06 | メツキを施した眼鏡枠の耐食性向上法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS599192A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0862543A (ja) * | 1994-08-25 | 1996-03-08 | Rimu Seiko:Kk | メガネフレームのハーフリム及びその成形方法 |
-
1982
- 1982-07-06 JP JP11711682A patent/JPS599192A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0862543A (ja) * | 1994-08-25 | 1996-03-08 | Rimu Seiko:Kk | メガネフレームのハーフリム及びその成形方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6136598B2 (ja) | 1986-08-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6346181B1 (en) | Electroplating process for preparing a Ni layer of biaxial texture | |
US4343684A (en) | Method of electroforming and product | |
JPS599192A (ja) | メツキを施した眼鏡枠の耐食性向上法 | |
CA2472185A1 (en) | Metal strip for epitaxial coating and method for producing such a strip | |
US2463039A (en) | Electroplating copper containing coating | |
CN111663175B (zh) | 一种通过嫁接制备单晶金属的方法 | |
JP4570315B2 (ja) | チタン系金属製品の製造方法及びチタン系金属製品 | |
JPS623239B2 (ja) | ||
US3077442A (en) | Preparation of hard magnetic coatings of nickel-phosphorus alloys | |
JP3672374B2 (ja) | リードフレーム製造方法 | |
WO2019136769A1 (zh) | 类金刚石膜的制备方法 | |
JPH0154438B2 (ja) | ||
JPH0247287A (ja) | 銀めっき方法 | |
JPH02104647A (ja) | Ni−P合金皮膜の熱処理方法 | |
JPS6152389A (ja) | チタン又はチタン合金の直付け光沢貴金属メツキ方法 | |
JPS5945638B2 (ja) | 炭化チタンウイスカ−の製造方法 | |
JPS6041015A (ja) | 眼鏡枠用素材の製造法 | |
JPS59162296A (ja) | チタンを用いた素材の貴金属メツキ方法 | |
JPS5916992A (ja) | 錫・ニツケル被膜を形成する方法及び錫被膜の耐蝕加工方法 | |
JPS6191337A (ja) | 装飾品用白金合金 | |
JPH02149652A (ja) | 疵が付き難く、光沢寿命の長いチタンの表面仕上方法 | |
JPS6314893A (ja) | チタン及びチタン合金のめつき方法 | |
JPS59232266A (ja) | 耐食性銀合金装飾部品の製造方法 | |
JPS6057503B2 (ja) | 溶融Zn−Al−Sn系合金めつき方法 | |
JPH01104781A (ja) | チタン材上への表面処理方法 |