JPS599190Y2 - 混相流体用プレ−トフイン型熱交換器 - Google Patents
混相流体用プレ−トフイン型熱交換器Info
- Publication number
- JPS599190Y2 JPS599190Y2 JP4280179U JP4280179U JPS599190Y2 JP S599190 Y2 JPS599190 Y2 JP S599190Y2 JP 4280179 U JP4280179 U JP 4280179U JP 4280179 U JP4280179 U JP 4280179U JP S599190 Y2 JPS599190 Y2 JP S599190Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fluid
- fin
- multiphase
- fins
- liquid phase
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は混和流体用プレートフィン型熱交換器に関する
もので、特に混相熱交換流体用の通路にマルテイエント
リー型フィンを使用した熱交換器に係るものである。
もので、特に混相熱交換流体用の通路にマルテイエント
リー型フィンを使用した熱交換器に係るものである。
混相流体用プレートフィン型熱交換器において、その混
相熱交換流体用通路のフィンに、該フィンによって形或
される多数の分岐流路の上流側に該フィンを流路に直交
する方向に貫通するように液相流体導管を挿通し、該導
管に各分岐流路に対応する噴出口を配設して該噴出口よ
り液相流体を噴出する型式のものは従来一般に使用され
ている（実用新案出願公告昭５１−３６７７９参照）。
相熱交換流体用通路のフィンに、該フィンによって形或
される多数の分岐流路の上流側に該フィンを流路に直交
する方向に貫通するように液相流体導管を挿通し、該導
管に各分岐流路に対応する噴出口を配設して該噴出口よ
り液相流体を噴出する型式のものは従来一般に使用され
ている（実用新案出願公告昭５１−３６７７９参照）。
本考案は上述の型式の混相流体用プレートフィン型熱交
換器において、混相熱交換流体用のフィンとしてマルテ
イエントリー型フィンを使用して混相流体の気相と液相
との混合効果を向上させ、又マルテイエントリー型フィ
ンは該フィンの波形が液相流体導管の外径より小さいピ
ッチで切断され且つ千鳥状に形戊されているために、液
相流体導管を流路に直交する方向に挿通するための通し
孔を設けることが不可能であり、これに対処するために
マルテイエントリー型フィンを、その分岐流路に直交す
る方向に切離して液相流体導管を挿通するための間隙を
設け、該間隙部に幅の狭いプレーン型フィンを配設し、
該プレーン型フィンの分岐流路に直交する方向に液相流
体導管を挿通することを特徴とし、それによって混相流
体の気相と液相との混合効果を向上させると共に液相流
体導管挿通個所における耐圧性能を保持して高圧に耐え
得ることを目的とするものである。
換器において、混相熱交換流体用のフィンとしてマルテ
イエントリー型フィンを使用して混相流体の気相と液相
との混合効果を向上させ、又マルテイエントリー型フィ
ンは該フィンの波形が液相流体導管の外径より小さいピ
ッチで切断され且つ千鳥状に形戊されているために、液
相流体導管を流路に直交する方向に挿通するための通し
孔を設けることが不可能であり、これに対処するために
マルテイエントリー型フィンを、その分岐流路に直交す
る方向に切離して液相流体導管を挿通するための間隙を
設け、該間隙部に幅の狭いプレーン型フィンを配設し、
該プレーン型フィンの分岐流路に直交する方向に液相流
体導管を挿通することを特徴とし、それによって混相流
体の気相と液相との混合効果を向上させると共に液相流
体導管挿通個所における耐圧性能を保持して高圧に耐え
得ることを目的とするものである。
以下図面に従って本考案の混相流体用プレートフィン型
熱交換器の構造並に作用について詳細に説明する。
熱交換器の構造並に作用について詳細に説明する。
第１図は本考案の混相流体用プレートフィン型熱交換器
の、マルテイエントリー型フィンによって形威される多
数の分岐流路より戒る混相熱交換流体用の通路の一実施
例を示す正面図、第２図及び第３図は第１図の夫々Ａ−
Ａ線及びＢ−Ｂ線断面矢視側面図である。
の、マルテイエントリー型フィンによって形威される多
数の分岐流路より戒る混相熱交換流体用の通路の一実施
例を示す正面図、第２図及び第３図は第１図の夫々Ａ−
Ａ線及びＢ−Ｂ線断面矢視側面図である。
１はマルテイエントリー型フイン３によって形或される
多数の分岐流路４より戒る混相熱交換流体用の通路を示
しており、２（第２及び３図で鎖線によって示す）は該
混相熱交換流体用の通路１に重層状に隣接する被熱交換
流体用の通路を示している。
多数の分岐流路４より戒る混相熱交換流体用の通路を示
しており、２（第２及び３図で鎖線によって示す）は該
混相熱交換流体用の通路１に重層状に隣接する被熱交換
流体用の通路を示している。
５はスペーサーバー、６は仕切板、７は液相流体導管１
０を挿通するためにマルテイエントリー型フイン３を、
その分岐流路４に直交する方向に切離して設けられた間
隙、８は該間隙７に配設された幅の狭いプレーン型フィ
ンで、上記のマルテイエントリー型フイン３によって形
或される多数の分岐流路４と同様に多数の分岐流路９を
形戊している。
０を挿通するためにマルテイエントリー型フイン３を、
その分岐流路４に直交する方向に切離して設けられた間
隙、８は該間隙７に配設された幅の狭いプレーン型フィ
ンで、上記のマルテイエントリー型フイン３によって形
或される多数の分岐流路４と同様に多数の分岐流路９を
形戊している。
１０は液相流体導管で、上記の幅の狭いプレーン型フイ
ン８に、その分岐流路９に対して直角方向に挿通されて
おり、上記の分岐流路９に対応するよう液相流体の噴出
口１１が設けられている。
ン８に、その分岐流路９に対して直角方向に挿通されて
おり、上記の分岐流路９に対応するよう液相流体の噴出
口１１が設けられている。
本考案の混和熱交換流体用の通路１は以上に説明する構
造を有しており、第１図に示すように、気相流体は左方
端よりａ矢印方向に供給され各分岐流路４に沿って流過
し、液相流体導管１０が挿通するためのフイン３の切離
し間隙７の個所に於ても該個所に配設された幅の狭いプ
レーン型フイン８の形或する分岐流路９に案内されて各
分岐流路４毎の平均した分流状態を保持しながら分岐流
路４の末端方向へ流過する。
造を有しており、第１図に示すように、気相流体は左方
端よりａ矢印方向に供給され各分岐流路４に沿って流過
し、液相流体導管１０が挿通するためのフイン３の切離
し間隙７の個所に於ても該個所に配設された幅の狭いプ
レーン型フイン８の形或する分岐流路９に案内されて各
分岐流路４毎の平均した分流状態を保持しながら分岐流
路４の末端方向へ流過する。
液相流体は、フイン３の上流側に挿通された液相流体導
管１０にｂ矢印方向に供給され、該導管３に設けられた
噴出口１１より、プレーン型フイン８によって形或され
る多数の分岐流路９の各分岐流路９毎に、該流路９を流
過する気相流体中へ噴出して、気相と液相との混相流体
を形或する。
管１０にｂ矢印方向に供給され、該導管３に設けられた
噴出口１１より、プレーン型フイン８によって形或され
る多数の分岐流路９の各分岐流路９毎に、該流路９を流
過する気相流体中へ噴出して、気相と液相との混相流体
を形或する。
此の混相流体はマルテイエントリー型フイン３によって
形戊される千鳥状分岐流路４を、気相と液相との混合効
果を向上させられながら流過して、層状に隣接する被熱
交換流体用の通路２を流過する流体に対し熱交換を行な
うものである。
形戊される千鳥状分岐流路４を、気相と液相との混合効
果を向上させられながら流過して、層状に隣接する被熱
交換流体用の通路２を流過する流体に対し熱交換を行な
うものである。
以上に説明した構造並に作用を有する本考案の混相流体
用プレートフィン型熱交換器は、混相熱交換流体用の通
路１のフィンとしてマルテイエントリー型フィンを使用
して混相流体の気相と液相との混合効果を向上させるも
のであり、又マルテイエントリー型フィンを使用するが
ために直接フィンに液相流体導管１０を挿通することが
不可能であり、従って液相流体導管１０を挿通するため
にフイン３を切離して間隙７を設けることに起因する欠
陥即ち仕切板６として熱交換の効率を向上させるために
一般に薄い金属板が使用され、該間隙７部分に於て対向
する両仕切板６間を連結する部材を欠除することによる
耐圧性能低下の欠陥を該間隙７部分に液相流体導管１０
を挿通することが出来且つ対向する両仕切板６間を連結
する部材として幅の狭いプレート型フイン８を配設する
ことによって排除して高圧に耐え得るよう設けたもので
、当初に記載した、気相と液相との混合効果を向上させ
ると共に液相流体導管１０挿通個所に於ける耐圧性能を
保持して高圧に耐え得るようにする目的を完全に達或す
るものである。
用プレートフィン型熱交換器は、混相熱交換流体用の通
路１のフィンとしてマルテイエントリー型フィンを使用
して混相流体の気相と液相との混合効果を向上させるも
のであり、又マルテイエントリー型フィンを使用するが
ために直接フィンに液相流体導管１０を挿通することが
不可能であり、従って液相流体導管１０を挿通するため
にフイン３を切離して間隙７を設けることに起因する欠
陥即ち仕切板６として熱交換の効率を向上させるために
一般に薄い金属板が使用され、該間隙７部分に於て対向
する両仕切板６間を連結する部材を欠除することによる
耐圧性能低下の欠陥を該間隙７部分に液相流体導管１０
を挿通することが出来且つ対向する両仕切板６間を連結
する部材として幅の狭いプレート型フイン８を配設する
ことによって排除して高圧に耐え得るよう設けたもので
、当初に記載した、気相と液相との混合効果を向上させ
ると共に液相流体導管１０挿通個所に於ける耐圧性能を
保持して高圧に耐え得るようにする目的を完全に達或す
るものである。
第１図は本考案の混相流体用プレートフィン型熱交換器
の、マルテイエントリー型フィンによって形或される多
数の分岐流路より或る混相熱交換流体用の通路の一実施
例を示す正面図、第２図及び第３図は第１図の夫々Ａ−
Ａ線及びＢ−Ｂ線断面矢視側面図である。 以下図面中の符号の説明 １：混相熱交換流体用の通路
、２：被熱交換流体用の通路、３：マルテイエントリー
型フィン、４：フイン３によって形威される分岐流路、
５：スペーサーバー、６：仕切板、７：切離し間隙、８
：プレーン型フィン、９：プレーン型フイン８によって
形或される分岐流路、１０：液相流体導管、１１：液相
流体の噴出口。
の、マルテイエントリー型フィンによって形或される多
数の分岐流路より或る混相熱交換流体用の通路の一実施
例を示す正面図、第２図及び第３図は第１図の夫々Ａ−
Ａ線及びＢ−Ｂ線断面矢視側面図である。 以下図面中の符号の説明 １：混相熱交換流体用の通路
、２：被熱交換流体用の通路、３：マルテイエントリー
型フィン、４：フイン３によって形威される分岐流路、
５：スペーサーバー、６：仕切板、７：切離し間隙、８
：プレーン型フィン、９：プレーン型フイン８によって
形或される分岐流路、１０：液相流体導管、１１：液相
流体の噴出口。
Claims (1)
- フィンによって形或される多数の分岐流路より或る被熱
交換流体用の通路と、マルテイエン｝ ＩＪ一型フイン
によって形或される多数の分岐流路より戒る混相熱交換
流体用の通路とを仕切板を挾んで層状に形威した混相流
体用プレートフィン型熱交換器において、混相熱交換流
体用の通路の上流側のフィンを、その分岐流路に直交す
る方向に切離して液相流体の導管を挿通するための間隙
を設け、該間隙部に幅の狭いプレーン型フィンを配設し
、該プレーン型フィンに、該フィンの分岐流路に直交す
る方向に液相流体導管を挿通して、該導管に上記のプレ
ーン型フィンによって形或される多数の分岐通路の各々
に対応するよう設けた噴出口より液相流体を噴出するよ
う設けたことを特徴とする混相流体用プレートフィン型
熱交換器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4280179U JPS599190Y2 (ja) | 1979-03-30 | 1979-03-30 | 混相流体用プレ−トフイン型熱交換器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4280179U JPS599190Y2 (ja) | 1979-03-30 | 1979-03-30 | 混相流体用プレ−トフイン型熱交換器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS55141783U JPS55141783U (ja) | 1980-10-09 |
| JPS599190Y2 true JPS599190Y2 (ja) | 1984-03-22 |
Family
ID=28915985
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4280179U Expired JPS599190Y2 (ja) | 1979-03-30 | 1979-03-30 | 混相流体用プレ−トフイン型熱交換器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS599190Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005127650A (ja) * | 2003-10-27 | 2005-05-19 | Hitachi Ltd | プレートフィン式再生熱交換器およびガスタービン発電システム |
-
1979
- 1979-03-30 JP JP4280179U patent/JPS599190Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS55141783U (ja) | 1980-10-09 |
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