JPS599161B2 - 模様素材を表出させたサンダル等の素材の製造方法 - Google Patents

模様素材を表出させたサンダル等の素材の製造方法

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JPS599161B2
JPS599161B2 JP13385881A JP13385881A JPS599161B2 JP S599161 B2 JPS599161 B2 JP S599161B2 JP 13385881 A JP13385881 A JP 13385881A JP 13385881 A JP13385881 A JP 13385881A JP S599161 B2 JPS599161 B2 JP S599161B2
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Japan
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patterned
sandals
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JP13385881A
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JPS5836501A (ja
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浩洋 森田
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  • Purses, Travelling Bags, Baskets, Or Suitcases (AREA)
  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)
  • Shaping Of Tube Ends By Bending Or Straightening (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はサンダル等の履物、あるいはカバン等の袋物、
あるいは各種のディスプレイ用品等種々のものに応用で
きる模様を施した素材の製造方法に関するものである。
サンダルの素材を例に採ると、このサンダル踏面等に種
々の模様が施されている。
これら模様の形成方法は概ね印刷手法が主であつたから
、永い間履いているうちにその多くは模様等が剥げ落ち
てしまい、ユーザーの趣味性を必ずしも満足させるもの
ではなかつた。特にその模様が重要な意匠的なポイント
となる場合には係る欠点は致命的であり、従つて従来サ
ンダル等を見ても多くはこのような負担のないサンダル
バンド等に模様が設けられているに過ぎなかつた。本発
明はこのような従来型の欠点に鑑みなされたものであつ
て、この種の素材として冷間あるいは熱間(熱間の方が
顕著であるが)において圧縮変形が容易に生ずるEVA
樹脂等が多く用いられていることに着眼し、その性質を
巧みに利用し、模様等の刻設をせんとしたものである。
即ち本発明の模様を表出させたサンダル等の素材の製造
方法は、発泡性を有するベース素材に対し、その上面に
あらかじめ所定の模様を形成した発泡性を有する模様素
材を積層状態に張り付け、更にその上面に模様素材を充
分に覆い、且つ完成時に模様素材の表出部以外のベース
素材の全部又は一部を覆う押付素材を張り付けて中間素
材を構成し、次いでこの中間素材をプレスによつて圧潰
し、しかる後中間素材における模様素材及び押付素材の
形成されている側を、模様素材が表出し且つ押付素材の
一部が残るように削り取り、次いで少なくとも模様素材
の部分を加熱膨張させて前記模様素材を上面に膨出形成
させてなることを特徴とするものである。以下本発明を
図示の実施例に基づいて具体的に説明する。
まず本発明の製造方法の説明に先立ち、本発明によつて
得られたサンダル等の素材1及びそれを適用したサンダ
ル2について、第1図に従つて説明する。このものは、
サンダル台部に本発明を適用し、常法に従い鼻緒2’等
を具えてなるものである。尚、サンダル等の素材1それ
自体は必ずしもその厚みは必要とされないから、実際に
サンダルを構成する場合には更に底板等を下面に張付け
嵩高性を増す。もとよりこの素材1はサンダル素材とし
てのみでなく、前述したように各種の履物、あるいはカ
バン等の袋物、更にはデイスプレイ用品等々種々のもの
に応用できるものである。この素材1は発泡性を有する
ベース素材3に対し、工程途中において、発泡性を有す
る模様素材4が没入したような形状を採るものであつて
、この模様素材4はそれ自体予め、その模様に形成され
ているものである。次にこの素材1の製造手法について
述べる。
まず第3図イに示すように発泡性を有するベース素材3
に対し予め所定の模様を形成した発泡性を有する模様素
材4を積層状態に張り付ける。次いで第3図口に示すよ
うに、模様素材4を充分に覆うとともに、完成時に模様
素材の表出部以外のベース素材の全部又は一部を覆うよ
うに押付素材5を張り付け中間素材を構成する。尚、ベ
ース素材3並びに模様素材4はサンダル素材として用い
る場合、多くはEVA樹脂が用いられているがいわゆる
発泡性の樹脂であつて圧縮変形可能なものであれば差し
支えない。そしてベース素材3に対し、模様素材4、押
付素材5を張設するにあたつては、いわゆるゴム糊等の
接着剤を用いる。このように構成した素材1の中間素材
に対し、その平面方向に押し潰すように圧力を加える。
これは上下から押し潰すプレス等によつてもいいし、あ
るいは圧潰プレス用のローラー等によつて行つてもよい
が、いずれをもプレスと定義する。このように加工する
と、第3図ハに示すように全体として素材1の上面がほ
ぼ平らに変形し、模様素材4は、ベース素材3と押付素
材5とに挟まれて、ベース素材3中に陥没したような形
態となる。もとよりこの作業はEVA樹脂の場合素材を
加熱した状態で行うとより好ましい結果が得られるが、
必ずしも加熱状態下において加工する必要はない。いわ
ゆる常温(冷間加工)においても十分効果は得られるも
のである。このように加工した後、第3図二に示すよう
に中間素材における模様素材4及び押付素材5の形成さ
れている例を、模様素材4が表出し且つ押付素材5の一
部が残るように漉刃Aにより漉き取る。もとよりこの漉
き取る位置は、必ずしも押付素材5の部分ではなく、ベ
ース素材3の部分においてされても、例えば後述する第
4図の実施例の如く、押付素材5の一部が残る限り差し
支えない。又、漉取手法に限らず、いわゆるハブによつ
て押付素材5を削り取つてももとより差し支えない。因
に加熱下においてプレス工程までをとつた時にはこの漉
取作業又はハブによる研削作業は冷却後に行うこととな
るが、この場合に更に後の工程で少くとも模様素材4の
部分を加熱し、模様素材4並びにベース素材3内部の気
泡の発泡を促して模様部分を幾らか浮き出させるように
し、いわゆるレリーフ状の凸模様を得るものである。更
に本発明を展開することによつて次のような新規な製品
を得られる。即ち第4図に示すものが本発明によつて得
られた製品であつて、サンダルの表面に人の足型を模し
た凹陥部4′を形成したものである。その製造方法は第
5図に示すものであつて、模様素材4は第1図乃至第3
図に示したものに比較して比較的大きな面積を有するも
のである。もとより現実には模様となる足型の部分が打
ち抜かれており、それ以外の地模様の部分が模様素材4
として形成されているけれども、いずれを模様素材4と
するも本質的には異ならないので、足型以外の地模様に
相当する部分がいわゆる模様素材4として使用される。
まず模様素材4は比較的厚手のものであつて、例えば足
型等に対応した部分を打ち抜いて形成している。この打
抜部は、前記凹陥部と実質的に同じ部分であり同じ符号
4′で示す。しかしてこの上から押付素材5を張り付け
るものであつて、この押付素材5は模様素材4に比較し
て十分に薄い厚みの素材を用いるものである。しかして
この押付素材5を上方より押し付けるものであり、しか
る時は打抜部lの部分においてのみ、押付素材5はベー
ス素材3と直接張り付くように落ちくぼんだ形状となつ
た中間素材を得る(第5図口参照)。このようにした後
、例えば漉刃Aによ“つて中間素材における押付素材5
の張設されている側を漉き取るように加工する(第5図
ハ参照)。,しかる時は模様素材4いわゆるサンダル素
材の地となり更にそれより落ちくぼんだ押付素材5がい
わゆる足型を形成するようになり、模様素材4の部分を
加熱すれば、その部分が上方(こ膨出し表面に凹凸でし
かも模様が形成されたサンダル素材をも製造することが
できるのである。本発明は以上述べたように模様付けを
する素材を十分にベース素材中にくい込ませてなるから
、あらゆる過酷な使用にもこれが剥げ落ちたりすること
なく、十分な耐用性を発揮するものである。特に本発明
では、模様素材を圧潰してベース素材と一体化し、しか
る後これを加熱して膨張を促すから、レリーフ状に発泡
した模様付けが行い得、デザイン的に面白味のある加工
ができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明により製造された模様素材を表出させた
サンダル等の素材の使用状態を示す斜視図、第2図は同
上素材の一部破断斜視図、第3図イ〜二は本発明の方法
を順を追つて示す縦断側面図、第4図は本発明の方法に
より製造された他の素材の一例を示す斜視図、第5図は
同上素材の製造方法を順を追つて示す縦断側面図である
。 1;素材、3;ベース素材、4;模様素材、5;押付素
材。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 発泡性を有するベース素材に対し、その上面にあら
    かじめ所定の模様を形成した発泡性を有する模様素材を
    積層状態に張り付け、更にその上面に模様素材を充分に
    覆い、且つ完成時に模様素材の表出部以外のベース素材
    の全部又は一部を覆う押付素材を張り付けて中間素材を
    構成し、次いでこの中間素材をプレスによつて圧潰し、
    しかる後中間素材における模様素材及び押付素材の形成
    されている側を、模様素材が表出し且つ押付素材の一部
    が残るように削り取り、次いで少くとも模様素材の部分
    を加熱膨張させて前記模様素材を上面に膨出形成させて
    なる、模様素材を表出させたサンダル等の素材の製造方
    法。
JP13385881A 1981-08-25 1981-08-25 模様素材を表出させたサンダル等の素材の製造方法 Expired JPS599161B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP13385881A JPS599161B2 (ja) 1981-08-25 1981-08-25 模様素材を表出させたサンダル等の素材の製造方法

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JP13385881A JPS599161B2 (ja) 1981-08-25 1981-08-25 模様素材を表出させたサンダル等の素材の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5836501A JPS5836501A (ja) 1983-03-03
JPS599161B2 true JPS599161B2 (ja) 1984-02-29

Family

ID=15114681

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JP13385881A Expired JPS599161B2 (ja) 1981-08-25 1981-08-25 模様素材を表出させたサンダル等の素材の製造方法

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4629481A (en) * 1985-01-18 1986-12-16 Westinghouse Electric Corp. Low pressure drop modular centrifugal moisture separator
US5728872A (en) * 1994-06-27 1998-03-17 Lutz Riemenschneider Stabilized acrylic acid compositions

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Publication number Publication date
JPS5836501A (ja) 1983-03-03

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