JPS598983B2 - インキヨクセンカンノホゴソウチ - Google Patents

インキヨクセンカンノホゴソウチ

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Publication number
JPS598983B2
JPS598983B2 JP15929175A JP15929175A JPS598983B2 JP S598983 B2 JPS598983 B2 JP S598983B2 JP 15929175 A JP15929175 A JP 15929175A JP 15929175 A JP15929175 A JP 15929175A JP S598983 B2 JPS598983 B2 JP S598983B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
voltage
deflection
circuit
vertical
detection
Prior art date
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Expired
Application number
JP15929175A
Other languages
English (en)
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JPS538019A (en
Inventor
文夫 岩崎
輝久 兼子
暉雄 片岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP15929175A priority Critical patent/JPS598983B2/ja
Publication of JPS538019A publication Critical patent/JPS538019A/ja
Publication of JPS598983B2 publication Critical patent/JPS598983B2/ja
Expired legal-status Critical Current

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  • Details Of Television Scanning (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は例えば3管式投写型カラーテレビ受像機のよう
に3個の偏向ヨークによつてビームを偏向している場合
、どの1つが故障して偏向動作が停止しても、陰極線管
(以下CRTという)の螢光面損焼を防ぐことのできる
陰極線管の保護装置に関するものである。
一般受像機や単管式投写型受像機の場合は偏向ヨークは
1個であり、1つの偏向動作だけを検出すればよいが、
3管式の投写型カラーテレビ受像機などにおいては1つ
の偏向出力回路によつて複数個の偏向ヨークが直列又は
並列接続されて動作している。
したがつて少なくとも1つが偏向動作を停止した場合に
回路系の変化を検出してCRTのビームによる焼失を防
ぐ必要がある。一般の受像機に比べてビーム電流密度が
きわめて大きい投写型の場合は、一般受像機に比べて焼
損の可能性が高いと考えられる。ここで、既に提案され
ている垂直偏向ストップ時の保護回路について説明する
第1図において入力端子1には同期信号が入力され、こ
の信号に同期して垂直発振増幅回路2が働き、ドライブ
トランジスタ3によつて出力回路をドライブしている。
トランジスタ3のコレクタにはダイオード4、5が接続
され、このダイオードの両端はB級SEPP出力回路の
トランジスタ12、13のベースに接続されている。ダ
イオード5のアノード側は負荷抵抗6が直列に結合され
、さらに抵抗Tを介して電源接続端子11に接続されて
いる。出力段のトランジスタ13のエミッタには低抵抗
9が結合コンデンサ14の間に挿入されている。さらに
抵抗10はコンデンサ14から出力トランジスタ12の
エミッタに接続され、トランジスタ12のコレクタは接
地されている。抵抗6、Tの結合点と結合コンデンサ1
4の間には帰還コンデンサ8が挿入されている。負荷と
なるべき偏向ヨークはコンデンサ14の他端と、負帰還
抵抗18の間に接続されている。ここに偏向ヨークは1
5、16、ITの順に直列接続され、偏向ヨークITの
端子は抵抗18を介して接地されている。抵抗18によ
つて発生する電圧は発振回路へ帰還されている。偏向電
流はコンデンサ14、偏向ヨーク15、16、IT)抵
抗18、アース点へ流れ込む。次にこの保護回路の検出
動作について説明する。
まず複数個の偏向ヨークのうち少なくとも1個、即ちこ
こでは、3個のうち少なくとも1個がオープンになつた
場合の検出を説明する。偏向電流を検出するために抵抗
18の電圧(偏向電流波形に等しい)をダイオード19
とコンデンサ20によつて検出し、保護回路21への制
御信号とする。偏向電流が停止し、抵抗18の電圧が零
になると保護回路21を動作せしめ、偏向ヨークの取り
つけた対象物、即ちこの実施例ではCRT24R,24
G,24Bの第1グリツド22R,22G,22Bを定
常電圧より速断的に低くして、それらのCRTをカツト
オフせしめる。23R,23G,23Bはそれぞれカソ
ード電極を示す。
なおグリツドを低くするには負電源を用いても可能であ
る。またグリツドをコントロールできない場合はカソー
ド電位を定常値より極端に上昇させても同様に実現でき
る。次に、偏向ヨークの両端が短絡した場合の保護につ
いて述べる。
3個の偏向ヨーク15,16,17のうち最終配列した
偏向ヨーク17の電圧をダイオード25とコンデンサ2
6によつて保護回路への制御電圧を発生させる。
シヨート時検出が可能であることを説明するために、第
2図に各部の動作波形を示す。この動作の基本的な考え
方は垂直偏向回路のブランキング期間のパルス波形の変
化を利用するものである。第2図イはコンデンサ14の
正極側の電圧波形である。この波形の交流分はコンデン
サの負側波形即ち、全偏向ヨーク電圧に等しい。口は偏
向電流波形であり、かつ抵抗18の電圧波形に等しい。
ハは検出部分偏向ヨークの電圧波形である。点線部は偏
向ヨーク15または16がシヨートした場合の電圧波形
の変化を示す。一般に偏向ヨークのようなL負荷に鋸歯
状波電流を流すと必ず帰線期間に応じたパルスが発生す
るがB級SEPPで動作させる場合、偏向コイルのイン
ピーダンスをできるだけ大きくし、電源効率を上げて設
計するので第2図イのように必ず帰線パルスのピーク値
は電源電圧+Bにクリツプされてしまい、パルス巾は若
干大きくなる。実用上は問題ない程度におさえてある。
この検出方法はこのプランキングパルスが+B電源にク
リツプされることを功みに利用するものである。偏向ヨ
ーク17の電圧波形は第2図ハに実線で示した様になる
が、それを3倍(偏向ヨークが3個直列の場合)したも
のはコンデンサ14の一(負)側の電圧波形に等しく、
即ち偏向ヨーク全体の波形である。そして偏向ヨーク1
5又は16のどちらか1つがシヨートしている場合第2
図ハの破線の電圧となり、その関係は、V1×2+V3
×3=一定となり、V,+−2となる。ただし2は、通
常値V1は、短絡時の値である。したがつて、異常が発
生し,、偏向ヨークの両端が短絡した時のレベル検出と
して用いることができる。これは、たとえば4個の偏向
ヨークが接続された場合には、となる。故に、検出感度
は少し下がるが同様に考えることができる。保護回路2
1は種々のタイプのものが考えられる。第1図の例では
、G,グリツドを変化させているが、カソードでコント
ロールしてもよいし、安全性を高めるために同時に高圧
を速断的に停止させてもよい。また、検出電圧には半波
整流によつてDC電圧を得ているが、倍電圧整流回路を
用いて、交流信号のPP値で検出してもよい。以上、垂
直偏向回路における偏向停止時におけるCRT保護回路
について述べたが、この回路の欠点として、偏向ヨーク
短絡時における検出レベルの誤動作を考える必要がある
オープン保護の検出の場合は、抵抗18の電圧を用いる
ので、通常はある一定の電圧があり、オープン時は検出
電圧0となりその比は非常に大きいものとなり、制御信
号としては十分である。ところがシヨート保護の検出は
通常検出している電圧よりもいく分かの割合で上昇した
時に制御動作を行わしめるものであり、偏向ヨークの組
合せ数が多くなれば、1つの偏向ヨーク短絡時の検出電
圧上昇率が下がつてくる。それ故、偏向ヨークが短絡し
ていないのに検出レベルが上昇し、保護回路が動作して
しまうおそれがある。というのは、一般的に垂直偏向回
路は垂直振幅調整最大時や垂直同期が低くずれた時には
それらの可変範囲にもよるが、30%位の偏向電流振幅
の変化は十分起つてしまうからである。以上のような動
作が発生してしまうと、通常動作して映像を受けている
時、振幅調整を行つたり垂直同期を調整する時に、画面
がまつ暗になつてしまうことが生ずる可能性があるので
非常に都合が悪い。
本発明は以上のような欠点を改良したものであり、検出
誤動作を廃除することを目的とする。
第3図は本発明の一実施例を示すもので、第1図に示し
た従来例と共用の部分は同一符号で示し、その動作説明
も省略する。本発明の特徴は、従来例の欠点で述べた垂
直振幅、垂直同期に応じて変化する電圧レベルを、保護
回路の検出回路にフイードバツクするものである。第3
図において、ダイオード25で整流された検出電圧は、
抵抗27及び30を介してトランジスタ28のベースに
加えられて負荷抵抗29が接続されているコレクタ電圧
を制御する。トランジスタ28のエミツタにフイードバ
ツクして来たレベルを与えるため、発振増幅回路2の中
で、垂直振幅調整及び垂直同期によつて電圧が変化する
ポイントをトランジスタ32のベースで受けて、エミツ
タフオロア出力にてトランジスタ28に接続する。抵抗
31はトランジスタ31の負荷抵抗である。ところで、
増幅回路2の中で、垂直振幅調整及び垂直同期によつて
電圧が変化するポイントとして、一例として第4図に示
す様な基本回路がある。
端子33には、同期信号でトリガされた垂直パルスが印
加され、コンデンサ37に充電された電圧をトランジス
タ34で放電する。抵抗35,36にて+B電源からの
充電時定数が決まるため、コンデンサ37の波形は右上
りの鋸歯状波電圧が発生し、増幅器40に印加される。
この電圧は振幅調整抵抗36によつても変化する一方、
振幅一定でも同期が低い方へづれた場合にも充電時間が
長くなるため、増加する。フイルタ回路の抵抗38とコ
ンデンサ39によつて出力端子41に,は、上記した様
な垂直振幅および同期に応じた電圧が得られる。この電
圧をトランジスタ32のベースに印加する。なお、増幅
回路2としては種々あるが、上記のポイントは必ず存在
する。以上のように構成することにより、従来エミツタ
をツエナ一等の一定レベルに保つていた場合と異なり、
垂直の発振回路の状態に応じて、検出トランジスタのエ
ミツタ電圧も変化するので、検出レベルを変えることが
できる。
例えば垂直振幅を上げた場合に、電圧力塙くなる信号を
帰還信号にもつてくれば、ダイオード25で発生した制
御信号が、垂直振幅のために少し大きくなつたとしても
、検出トランジスタ28が動作しないので、保護回路が
働いてCRTがカツトオフすることはない。なお、第3
図の実施例ではトランジスタ32のエミツタフオロア一
を用いたが、低インピーダンス源の波形が存在する発振
回路であれば、省略することもできる。
以上の説明から明らかなように本発明によれば垂直振幅
、垂直同期に応じて変化する電圧レベルを用いて検出レ
ベルを可変するようにしているため、正確に偏向動作の
異常を検出し、陰極線管の保護を確実に行なうことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の陰極線管の保護装置の結線図、第2図は
その信号波形図、第3図は本発明の一実施例による陰極
線管の保護装置の結線図、第4図は同実施例の要部結線
図である。 2・・・・・・垂直発振回路、15,16,17・・・
・・・垂直偏向ヨーク、21・・・・・・保護回路、2
8,32・・・・・・トランジスタ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 複数個の垂直偏向ヨークを直列に接続し、この直列
    回路に定電流を供給する垂直偏向回路の低電圧側に接続
    された前記垂直偏向ヨークのパルス電圧を検出する検出
    手段を設け、この検出電圧を保護回路の制御電圧として
    用い、垂直発振段から垂直振幅及び周波数に応じて変化
    する電圧を取出し、この電圧に応じて前記制御電圧の検
    出レベルを変えることにより、陰極線管の動作を制御す
    ることを特徴とする陰極線管の保護装置。
JP15929175A 1975-12-29 1975-12-29 インキヨクセンカンノホゴソウチ Expired JPS598983B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP15929175A JPS598983B2 (ja) 1975-12-29 1975-12-29 インキヨクセンカンノホゴソウチ

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JP15929175A JPS598983B2 (ja) 1975-12-29 1975-12-29 インキヨクセンカンノホゴソウチ

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Publication Number Publication Date
JPS538019A JPS538019A (en) 1978-01-25
JPS598983B2 true JPS598983B2 (ja) 1984-02-28

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ID=15690575

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JPS538019A (en) 1978-01-25

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