JPS5988435A - 8,16−ジフルオロ−アンチ−3,5−ジ−タ−シヤリイブチル〔2,2〕メタシクロフアン−1,9−ジエン - Google Patents

8,16−ジフルオロ−アンチ−3,5−ジ−タ−シヤリイブチル〔2,2〕メタシクロフアン−1,9−ジエン

Info

Publication number
JPS5988435A
JPS5988435A JP19683782A JP19683782A JPS5988435A JP S5988435 A JPS5988435 A JP S5988435A JP 19683782 A JP19683782 A JP 19683782A JP 19683782 A JP19683782 A JP 19683782A JP S5988435 A JPS5988435 A JP S5988435A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tert
butyl
difluoro
metacyclophane
formula
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP19683782A
Other languages
English (en)
Inventor
Masashi Tashiro
田代 昌士
Takehiko Yamato
大和 武彦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tosoh Corp
Original Assignee
Toyo Soda Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyo Soda Manufacturing Co Ltd filed Critical Toyo Soda Manufacturing Co Ltd
Priority to JP19683782A priority Critical patent/JPS5988435A/ja
Publication of JPS5988435A publication Critical patent/JPS5988435A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ホトクロミック材料としても有用な新規化合
物即ち、鈎16−シフルオローアンチー5.5−ジ−タ
ーシャリイブチル〔42〕メタシクロファン−1,q 
−ジエンに関スル。
ホトクロミック化合物とは、光照射された際に一定波長
の下に変色し、暗所にもたらされれば元の状態に復帰す
る傾向(ホトクロミズ・ム)を有する化合物、すなわち
可逆性発色変化を行う化合物に対して使用される。この
ような化合物はいくつか知られている、5例えば、スピ
ロピラン、シッフ塩基、芳香族アゾ化合物、スチルベン
誘導体、トリフェニルメタン誘導体、ニトロベンゼン誘
導体のうち特定の構造を有するものにこの性質を示すも
のがある。
また、15.16−シヒドロビレン類が光化学反応によ
る互変異性化により相当する( 2.2 )メタシクロ
ファン類となり、ホトクロミズムを起すことが知られて
いる。そして、この様な互変異性化は、15及び16位
置に他の置換基、即ちフッソ置換基があるときもまた起
ることが予言されていた。しかし、この様な置換基をも
つ化合物、シンーa16−ジフルオロ(2,2)メタシ
クロファン−1,9−ジエンについての研究では、この
化合物は室温ではこの様な互変異性を起すとする証拠は
ないとされている(ジャーナル オフ オルガニック 
ケミストリー、68巻(22号) 、 392B頁、1
973年)。わずかに、この化合物が120℃に熱せら
れたとき、1−フルオロピレンと性質の一致する化合物
に移行することから、過渡的な中間体としてシス−15
,16−シフルオロジヒドロビレンの存在が推定されて
いるに過ぎない。
本発明者らは、着色、脱色の繰返しに耐え得るホトタロ
ミック化合物の探索を行ってきた結果、a、i6−ジフ
ルオロ−アンチー3.5−ジ−ターシャリイブチル(2
,2)メタシクロファン−1,9−ジエン(以下本発明
の化合物という)を見出し本発明にいたった。
本発明の化合物は、融点172〜174℃の安定な薄黄
色の結晶であって、式 で表わすことのできる物質である。
本発明の化合物は、式 で表わされる5、13−ジ−ターシャリイブチル−a1
6−ジフルオロ−1,9−ビス(ジメチルスルホニウム
テトラフルオロボレイト)(2,2ツメタンクロフアン
及び/又ハs、 1 s−シータ−Vヤ’Jイブチル−
8,16−ジフルオロ−1,10−ビス(ジメチルスル
ホニウムテトラフルオロボレイト)〔乙2〕メタシクロ
ファンをアルカリ金属のアルコラード例えば、ターシャ
リイプトキシカリウムと反応させることによって調製す
ることができる。
この反応を反応式で表わすと次の様である。
+2 (0%)2 S + 2 KBF。
反応はテトラヒドロフラン等の溶媒中で、不活性ガス雰
囲気下、常温で行うことができる。
出発物質として用いる式(II)の化合物はまた、式B
C均 で表わされる5、13−ジ−ターシャリイブチル−8,
16−ジフルオロ−1,9−ビス(メチルチオ)(2,
2)メタシクロファン及び/又は5,13−ジ−ターシ
ャリイブチルー8.16−ジフルオロ−1゜10−ビス
(メチルチオ)(2,2)メタシクロファンを塩化メチ
レンなどの有機溶媒中、ジメトキシカルボニウムフルオ
ロボレイトと反応させることにより調製することができ
る。
なお、式(2)で表わされる5、13−ジ−ターシャ1
ノイブチルー8.16−ジフルオロ−1,9−ビス(メ
チルチオ)(2,2)メタシクロファン及び/又は5.
15−ジ−ターシャリイブチル−8,16−ジフルオロ
−1,10−ビス(メチルチオ)(2,,2)メタシク
ロファンは、それぞれ下記の式(II[A)及び<I[
[A勺並びに(IB)及び(Ill B’)で表わされ
る立体異性体を含む。
(■A)(Il’A’) (I[IB)            (I[[B’)
反応は不活性ガス雰囲気下、最初低温で、その後常温で
行うのが好ましい。反応は次式の様に進行する。
SC八 H2C馬 式@)で表わされる化合物は、式 で表わされるへ15−ジ−ターシャリイブチル−9,1
8−ジフルオロ−2,11−ジチア〔瓜3〕メタシクロ
ファンをブチルリチウムと反応させたのちヨウ化メチル
と反応させることによりg製できる。
前段のブチルリチウムとの反応は不活性ガス雰囲気下、
有機溶媒中で行うことができ、最初氷冷下等の低温で行
うのが好瞥しく、続いて常温で行ってよい。ヨウ化メチ
ルとの反応はこうして得た反応液にヨウ化メチルを添加
することによって容易に行うことができる。
その反応式は次式の通シである。
SC馬 嘗 H5CHa 式(ト)で表わされる415−ジ−ターシャリイブチル
−9,18−ジフルオロ−9,11−ジチア(3,5)
メタンクロ7アンは式 で表ワサれる2、6−、ビスメルカプトメチル−4−タ
ーシャリイブチルフルオロベンゼンと式で表わされる2
、6−ピスハロメチルー4−ターシヤリイブチルフルオ
ロベンゼン(式中又は塩素。
臭素等のハロゲン原子を表わす)とを反応させることに
よって調製することができる。反応は有機溶媒中、不活
性ガス雰囲気下で水酸化カリウム等のアルカリの存在下
で行うことができる。反応式は以下の様である。
穴間で表わされる2、6−ビス(メルカプトメチル)−
4−シャリイブチルフルオロベンゼンは式(至)で表わ
されるλ6−ピスハロメチルー4−シャリイブチルフル
オロベンゼンをチオ尿素と反応させることによって調製
することができる。反応はジメチルスルホキシドなどの
有機溶媒中で行ったのち、低温でアルカリ水溶液を加え
て反応を完結させ、酸を加えて2.6−ビス(メルカプ
トメチル)−4−ターシャリイブチルフルオロベンゼン
を遊離させることによって行うことができる。生成した
乳6−ビス(メルカプトメチル)−4−ターンヤリイブ
チルフルオロベンゼンは抽出等によって分離したのち減
圧蒸留等によシ回収することができる。
反応式は以下の通シである。
式(至)で表わされる2、6−ピスノ・ロメチ/I/−
4−ター7ヤリイブチルフルオロベンゼンはバラ−ター
シャリイブチルフルオロベンゼンとハロメチルエーテル
、例えばクロロメチルエーテルとを反応させることによ
シ調製することができる。また、λ6−シメチルー4−
ターシャリイブチルフルオロベンゼンにN−ハロサクシ
ノイミド、例えばN−プロモサクシノイミドを反応させ
ることによっても得ることができる。
本発明の出発物質である式(II)で表わされる化合物
を以上説明した中間物経由で調製するとき、その製造経
路は以下の通シとなる。
− 冒 HSo賜 (n) 本発明の化合物は、太陽光又は螢光灯の光により速やか
に赤橙色に変化しホトクロミズムを示す。
本発明の化合物のホトクロミズムは、 の様にトランス−15,16−ジフルオロ−5,12−
シータシャリイブチルジヒドロピレンが生成することに
よるものであると推定される。
従って、本発明の化合物の互変異性は光によって(2,
2)メタシクロファン−1,9−ジエン体カシヒドロピ
レン体に変化するものであシ、公知の置換基のない場合
及びフッ素の代シにアルキル基がある場合の、光によシ
ジヒドロピレン体が(2,2)メタシクロファン−1,
9−ジエン体に移行するのと比べると、ちょうど光によ
って逆反応が起ることになる。このことは前者では光に
よシ発色が起きるのに、後者では退色が起ることからも
明らかである。
本発明の化合物は前述した様に、室内光のもとでは薄黄
色の結晶であるが、太陽光にあてるが又は、螢光灯に近
付けると、速やかに赤橙色に変色する。この変色は速や
かであシ、光の強さにより変色の程度が異なシ、螢光灯
よシも太陽光の方が変色は強い。この赤橙色に変色した
ものを暗所におくと元の薄黄色にもどシ、この変色を繰
返しても安定であり、化合物の分解等の変化は認められ
ない。また172〜174℃の融点を持ち高温において
も安定である。したがってこの化合物は、自動的に遮光
度の変化するサングラス、記録材料。
装飾用パネル、光変色繊維、光変色包装材料、光変色セ
ンサー等の光変色材料として使用できる。
更に光エネルギー変換材料としても有用である。
以下本発明を実施例によシ更に詳細に説明する。
実施例1 原料調製例5で得だ混合物結晶1.69をターンヤリイ
プトキシカリウム0−74g(6,6ミリモル)を含む
テトラヒドロフラン60ゴに攪拌しながら加えた。窒素
ガス雰囲気下、室温で4時間攪拌し、これにベンゼンを
加えた後、更に希塩酸水溶液を加えて弱酸性にした。有
機層を分離し、水で洗浄し、乾燥後濃縮した。濃縮物を
ヘキサンとベンゼンの等量混合溶媒を用いてシリカゲル
でクロマト精製し、融点172〜174℃の薄黄色の結
晶(1119を得た。このものは赤外分光法及び核磁気
共鳴法により、8.16−シフルオローアンチー3.5
−ジ−ターシャリイブチルC2,2)メタシクロファン
−1,9−ジエンと同定された。
元素分析値(チ)  C;81.61.H;7.47(
計算値 c;5t7a、 H;7.44)N M R’
H(ppm) CD0I3δ=:1.29 (18H,
S)、 6.37 (4H,S)6、87 /4H,c
l、 J−=−6Hz)赤外吸収スペクトル(KBr 
、 cm−’ )3040.2970,1465.15
60.’、2[10゜880.840,760及び68
0 M、 S、     m/e = 552実施例2 原料調製例5で得た5、16−シータージヤリイブテル
ーIll、16−ジフルオロ−1,9−ビス(ジメチル
スルホニウムテトラフルオロポレイト)〔λ2〕メタシ
クロファンを、同調製例で得た混合物結晶に代えて用い
て実施例1をくシ返えた。実施−アンチ−6,5−ジ−
ターシャリイブチル(2,2)メタシクロファン−1,
9−ジエンの結晶が得られた。
原料調製例1 2.6−ビス(シクロメチル)−4−ターシャリイブチ
ル−フルオロベンゼン(式(至)の化合物)の製造。
4−ターシャリイブチル−フルオロベンゼン38GI(
α25モル)トクロロメチルエーテル150wLlとの
混合溶液を攪拌下、おだやかに沸騰させながら発煙硫酸
(30%)60ゴを40分間にわたジ滴下した。更に3
0分間攪拌を続けた。
その後反応混合物を氷水中に注ぎ込んだ。次いで塩化メ
チレンで抽出し、水洗後無水硫酸ナトリウムで乾燥させ
た。塩化メチレンを留出後減圧蒸留ヲ行イ、沸点104
〜105℃/1wHgの留分2a4gを得た。この液体
をノルマルヘキサンヲ用いて再結晶を行い、融点72〜
74℃の無色の磁気共鳴法によシ2.6−ビス(クロロ
メチル)−4−ターシャリイブチル−フルオロベンゼン
と同定された。
元素分析値(チ)  C;57.75.H;&09(計
算値0 : 57.85. H; ls、+17 )N
 M R’H(ppm) CDCl。
δ=j、33 (9H,S)、 4.60 (4H,S
)7、34 (2H,d、 Jニア H2)赤外吸収ス
ペクトル(KBr、crn−1)5040.2960,
2550,1480,1360゜1250.1200,
1100,875,815゜及び750 原料調製例2 2.6−ビス(メルカプトメチル)−4−ターシャリイ
ブチル−フルオロベンゼン(式(V)の化合物)の製造
2.6−ビス(クロロメチル)−4−ターシャリイブチ
ル−フルオロベンゼン1λ459(α05モル)チオ尿
素&37g([111モル)及びジメチルスルホキンド
ア5威の混合溶液を窒素ガス雰囲気下、20℃で14時
間攪拌した。次いで水酸化ナト’7ウム氷水溶液250
dに注入し、1時間攪拌後氷冷下に、10チ塩酸を加え
て弱酸性とした。
塩化メチレンで抽出し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した
。塩化メチレンを留去後減圧蒸留を行い、沸点127〜
130℃/ 1 ra agの液体10.01;l!を
得た。これは赤外分光法及び核磁気共鳴法によシ2.6
−ビス(メルカプト)−4−ターシャリイブチル−フル
オロベンゼンと同定された。
元素分析値(%)  C;5a68. H;&98(計
算値0;5&97.I(;7.01)N M R’H(
ppm) C!D、(!1.lδ:1.32 (9H,
S)、 1.90.(2H,t。
J−′IOH2,T)z O交換で消失)176 (4
H,d、 J=10H2)7.26 (2H,a、 J
=ニアHz )赤外吸収スペクトル(KBr、cm−1
)3040.2960,2550,1480゜1560
.1250,1200,1100,875゜及び745 原料調製例3 へ15−ジ−ターシャリイブチル−9¥18−ジフルオ
ロ−2,11−ジチアi3)メタシクロファン(弐動の
化合物)の製造。
2.6−ビス(クロロメチル)−4−ターシャリイブチ
ル−フルオロベンゼンIQ、589(42,5ミリモ/
I/)、2.6−ビス(メルカプトメチル)−4−ター
シャリイブチル−フルオロベンゼンIQ、37(42,
5ミリモル)、ベンゼン700m1の混合溶液をフェル
スベルブロートよシ、水酸化カリウム&49を加えた無
水エタノール41中へ、窒素ガス雰囲気下、攪拌しなが
ら6日間にわたシ滴下した。次いで反応液を濃縮し、塩
化メチレン11!によシ抽出した。塩化メチレンを留去
後、ヘキサンとベンゼンの等量混合溶媒を用いてアルミ
ナでクロマト精製し、12−7′89の粗生成物を得た
。このものをヘキサンを用いて再結晶し、融点108〜
111℃の無色の結晶11.09を得た。これは赤外分
光法及び核磁気共鳴法によシ、415−ジ−ターシャリ
イブチル−9,18−ジフルオロ−λ11−ジチア(S
、 S )メタシクロファンと同定された。
元素分析値(%)  l:!;6a4.6.H;7.0
0(計算値C:6e、55.H;7.19)N M R
’a (ppm) aDCl。
δ=1.j 2 (18H,S)、 3.8.3 (8
H。
ABパターン、 JAB −1:15 Hz )&85
 (IH,l、 J==3Hz)6.92(’IH,d
、 J==3Hz)赤外吸収スペクトル(KBr 、 
z’−” )3040、2950.1475.1405
.1355゜126D、 1200.1170.109
5.900゜870、755及び725 原料調製例4 5.15−ジ−ターシャリイブチル−8,16−ジフル
オロ−1,9−ビス−(メチルチオ)(2,2)メタシ
クロファン及び5.13−ジ−ターシャリイブチル−8
,16−ジフルオロ−1,10−ビス(メチルチオ)(
2,2)メタシクロファン(式@)の化合物)の製造。
へ15−ジ−ターシャリイブチル−9,18−ジフルオ
ロ−2,11−ジチア(3,5)メタシクロファン2.
52L9(6ミリモル)と無水テトラヒドロフラン30
dの混合溶液を、ノルマルブチルリチウム1.35g(
21ミリモル)を含むヘキサン溶液9aへ窒素ガス雰囲
気下に氷冷しながら滴下した。
室温で10分間攪拌した後、ヨウ化メチル1.89m1
 (30ミIJモル)を加えた。次いで水と塩化メチレ
ンを加え、塩化メチレン層を分離後水で洗浄した。無水
硫酸ナトリウムで乾燥し塩化メチレンを留去後、ヘキサ
ンとベンゼンの等量混合溶媒を用いて、シリカゲルによ
りクロマト精製し2.64りの油状物を得た。この油状
物は5,13−ジ−ターシャリイブチル−8,16−ジ
フルオロ−1,9−ビス(メチルチオ)(2,2)メタ
シクロファンと5.13−ジ−ターシャリイブチル−8
,16−ジフルオロ−1,10−ビス(メチルチオ)[
:2.2)メタシクロファンの混合物であった。その赤
外分光法及び核磁気共鳴法の値は次の如くであった。
N )、4 R’H(ppm) CD[a−3δ:1.
04−1.42 (18H,)2.08−2.26 (
6H) 2.43−2−67 (2H) 2.84−五O6(2H) 五60−4.12 (2H) 7、 OO−7,24(2H) 7、54−7.74 (2H) 赤外吸収スペクトル(KBr、 cm力3040、29
60.1475.1460.1435゜1360、12
80.1250.1200.1180゜1090、87
5.8.!15.750及び765この油状物をヘキサ
ンにて再結晶し、融点223−5℃の結晶を得た。その
量は、油状物の約40チに相当した。このものは赤外分
光法及び核磁気共鳴法によfi、5.1′5−ジ−ター
シャリイブチル−a16−ジフルオロ−1,9−ビス(
メチルチオ)(2,2)メタシクロファンと同定された
元素分析値部)  0 71118. H’ 784(
計算値 0 69.60.H764)N M RkH(
ppm) CDCl。
δ=1.36(18H,S)  2.12(6H,E)
)2.55 (2H,ad J=12Hz、 J:12
H2)2.96 (2H,ad J=4Hz、 J−1
:12H2)5.88 (2H,ddJ==4Hz、 
J=12Hz)7、14 (2H,aa J=5Hz、
 J−5,5I(z )7、61 (2H,da J−
JHz、 J=5.5H2)赤外吸収スヘクトk (K
Br 、 c!n−’ )3040、2960.147
5.1460.1435゜1360、1280.125
0.1180.1090゜880、835.750及び
760 原料調製例5 5.13−ジ−ターシャリイブチル−8,16−ジフル
オロ−1,9−ビス(ジメチルスルホニウムテトラフル
オロボレイト)(2,2)メタシクロファン及び5,1
6−ジ−ターシャリイブチル−8,16−ジフルオロ−
1,10−ビス(ジメチルスルホニウムテトラフルオロ
ボレイト)〔λ2〕メクシクロファン(式(II)の化
合物)の製造。
原料調製例4で得た油状物2−039と塩化メチレン2
0m1の混合溶液を、ジメトキシカルボニウムフルオロ
ボレイト6.5 g(40ミリモル)を含ム塩化メチレ
ン10yd中へ、窒素ガス雰囲気下、−30℃にて攪拌
しながら滴下した。その後温度を室温にし更に4時間攪
拌した。次いで反応混合液に酢酸エチル40m1を加え
攪拌後、上澄液を傾斜して除き、更に酢酸エチル20m
IVを加え2時間攪拌した。生成した結晶を乾燥させ融
点225〜。
260℃(分解)を示す無色の結晶1.7りを得た。
このものは赤外吸収スペクトルより、式(It)の化合
物(5,13−ジータ−−7−w IJ−tブチ)b−
8,16−ジフルオロ−1,9−eス(ジメテルスルホ
ニウムテトラフルオロボレイト)[:2.2)メタシク
ロファンと5.13−ジ−ターシャリイブチル−8,1
6−ジフルオロ−1,10−ビス(ジメチルスルホニウ
ムテトラフルオロボレイト)(2,2)メタシクロファ
ンの混合物)と同定された。
赤外吸収スヘクトル([Br、 crn−’)3[40
,2960,14B0.1420.1560゜1290
、1240.1180.1030.950.890゜8
20、810.750及び720 同様にして、原料調製例4で得た5、13−ジ−ターシ
ャリイブチル−8,16−ジフルオロ−1,9−ビス(
メチルチオ)(2,2)メタシクロファンの結晶から5
,13−ジ−ターシャリイブチル−a16−シフルオロ
ー1.9−ヒス(ジメチルスルホニウムテトラフルオロ
ボレイト)(2,2)メタシクロファンの結晶を得た。
実施例3 本実施例は、5.’13−ジーターシャリイブチルー8
.16−ジフルオロ(2,2)メタシクロファン−1,
9−ジエンのオドクロミズムを説明する。
実施例1及び2で得た本発明の化合物は、室内光のもと
では薄黄色であるが、太陽光にあてるとただちに赤橙色
に変化した。また、10crnの距離で30W螢光灯を
光源として照射すると、薄赤橙色に変わった。次に赤橙
色に変化したものを暗所におくと数分間で薄黄色にもど
った。また室内光のもとでも薄黄色にもどシ、ホトクロ
ミック性を示すことを認めた。更にこの変色を数十回に
わたり繰返したが、異常は全くみられなかった。
特許出願人 東洋曹達工業株式会社

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)a16−ジフルオロ−アンチー3,5−ジ−ター
    シャリイブチル(2,2)ヌクシクロファン−1,9−
    ジエン。
  2. (2)a、16−ジフルオロ−アンチー3,5−ジ−タ
    ーシャリイブチル〔2,2〕メタシクロファン−1,9
    −ジエンからなるホトクロミック材料。 で表わされる5、16−ジ−ターシャリイブチル−a1
    6−ジフルオロ−1,?−ビス(ジメチルテトラフルオ
    ロポレイト)(2,2)#’シクロファン及(j/ 又
    (ds、 13−ジ−ターシャリイブチル−%16−ジ
    フルオロー1.1〇−ビス(ジメテルテトラフルオロボ
    レイト)〔乙2〕メタシクロファンをアルカリ金属アル
    コラードと反応させることを特徴とする8゜16−ジフ
    ルオロ−アンチー3.5−ジ−ターシャリイブチル(2
    ,2)メタシクロファン−1,9−ジエンの製造方法。
JP19683782A 1982-11-11 1982-11-11 8,16−ジフルオロ−アンチ−3,5−ジ−タ−シヤリイブチル〔2,2〕メタシクロフアン−1,9−ジエン Pending JPS5988435A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19683782A JPS5988435A (ja) 1982-11-11 1982-11-11 8,16−ジフルオロ−アンチ−3,5−ジ−タ−シヤリイブチル〔2,2〕メタシクロフアン−1,9−ジエン

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19683782A JPS5988435A (ja) 1982-11-11 1982-11-11 8,16−ジフルオロ−アンチ−3,5−ジ−タ−シヤリイブチル〔2,2〕メタシクロフアン−1,9−ジエン

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS5988435A true JPS5988435A (ja) 1984-05-22

Family

ID=16364485

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19683782A Pending JPS5988435A (ja) 1982-11-11 1982-11-11 8,16−ジフルオロ−アンチ−3,5−ジ−タ−シヤリイブチル〔2,2〕メタシクロフアン−1,9−ジエン

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5988435A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6324245A (ja) * 1986-07-16 1988-02-01 Masahiro Irie 光学記録材料
JP2002317160A (ja) * 2001-04-23 2002-10-31 Nitto Denko Corp ハードディスクドライブ用粘着ラベル

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6324245A (ja) * 1986-07-16 1988-02-01 Masahiro Irie 光学記録材料
JP2002317160A (ja) * 2001-04-23 2002-10-31 Nitto Denko Corp ハードディスクドライブ用粘着ラベル

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0028870B1 (en) Phenoxypyridine compound
Ramesha et al. Benzyltriethylammon tetrathiomolybdate: an improved sulfur transfer reagent for the synthesis of disulfides
JPH06157513A (ja) 2−アセチルベンゾ[b]チオフェンの製造法
JPS5988435A (ja) 8,16−ジフルオロ−アンチ−3,5−ジ−タ−シヤリイブチル〔2,2〕メタシクロフアン−1,9−ジエン
JP4571374B2 (ja) 7−置換3−アルキル−3h−イソベンゾフラン−1−オン誘導体の製造方法
IT201800000667A1 (it) Procedimento per la preparazione di composti diarilossibenzoeterodiazolici disostituiti
RU2191770C2 (ru) Способ получения галоген-о-гидроксидифениловых соединений и ацильные соединения
JP4596680B2 (ja) ビスチオフェノールフルオレン類及びその製造方法
Sisler et al. Formation of sulfur-selenium and selenium-selenium bonds by chloramination
JP2010202616A (ja) 新規な化合物、その合成中間体及びそれらの製造方法
DECKER et al. Studies in Organosilicon Chemistry. XXXVIII. Further Studies in Sila-Organic Polysulfides
JPS601292B2 (ja) ジハイドロコエンザイムq類化合物の合成法
JP7136466B2 (ja) ジアリールエテン化合物、フォトクロミック材料、及び紫外線センサー
US5101065A (en) Acetophenone intermediates
Bedard et al. Synthesis of 9, 10-dihydrosilaanthracenes with substituents ortho to the silicon and methylene bridges
US5153357A (en) Preparation of trisubstituted benzoic acids and intermediates
JPS6348260A (ja) ベンゼンスルフイン酸アルカリ金属塩の製法
JPS603376B2 (ja) カルコン誘導体及びその製造方法
Alotaibi Synthesis and application of 4, 5-disubstituted carbazoles
WO1989001181A1 (en) Nonlinear optical material
US5659074A (en) Herbicide intermediates
JPS5935380B2 (ja) フエニル酢酸誘導体及びその製造方法
CA2207572C (en) Process for the production of 2-(substituted benzoyl)-1,3 cyclohexanediones
Landis et al. Synthesis and spectral data on some benzo [b] thiophenesulfonic acid derivatives
JPH04230245A (ja) トラン誘導体の製造法