JPS598840Y2 - シエル中子のバリ取り装置 - Google Patents
シエル中子のバリ取り装置Info
- Publication number
- JPS598840Y2 JPS598840Y2 JP13809078U JP13809078U JPS598840Y2 JP S598840 Y2 JPS598840 Y2 JP S598840Y2 JP 13809078 U JP13809078 U JP 13809078U JP 13809078 U JP13809078 U JP 13809078U JP S598840 Y2 JPS598840 Y2 JP S598840Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shot
- shell
- tank
- shell core
- separation mechanism
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Casting Devices For Molds (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、シエルモールド法あるいはホットボックス法
等におけるレジンを結合材として用いて製造した砂の中
子(以下、シェル中子と称す)の割面に発生するパリを
、ショットによって取り除く装置に関する。
等におけるレジンを結合材として用いて製造した砂の中
子(以下、シェル中子と称す)の割面に発生するパリを
、ショットによって取り除く装置に関する。
従来、鉄等の金属あるいはゴム等の粒子を一定の圧力で
シェル中子に吹き付けパリを取り除くことが知られてい
るが、前者の場合シェル中子か傷つき易く、後者の場合
ゴム自体が静電気を帯びシェル中子表面に付着し作業能
率を低下させる不具合がある。
シェル中子に吹き付けパリを取り除くことが知られてい
るが、前者の場合シェル中子か傷つき易く、後者の場合
ゴム自体が静電気を帯びシェル中子表面に付着し作業能
率を低下させる不具合がある。
そこで、ホツパーの底に設けた孔から金属製のショット
を自然落下させ、シェル中子のパリを取り除くことが提
案されている。
を自然落下させ、シェル中子のパリを取り除くことが提
案されている。
このやり方では、効率良くパリを取り除くことができる
が、一度使用したショットを再使用するために一工夫い
る。
が、一度使用したショットを再使用するために一工夫い
る。
すなわち、ショットでパリを取り除いた後は、シェルか
ら取り除かれたパリとショットとが混在するため、その
まま、ホツパーに回収したので゛は、ショットよりも大
きいパリや小さいパリもいっしょに回収されることとな
り、その場合、大きいパリは、ホツパーの底の孔をふさ
ぎショットの落下を妨げるという不具合を生じ、ショッ
トといっしょに落下する小さいパリは、静電気を帯びシ
ェル表面に付着する傾向にあるため一定量を越えるとシ
ョットによって取り除くことができずシェル表面に付着
したままとなり、パリ除去の妨げとなるだけでなく、付
着したパリを何らかの手段で取り除くことが必要となる
という不具合を生じる。
ら取り除かれたパリとショットとが混在するため、その
まま、ホツパーに回収したので゛は、ショットよりも大
きいパリや小さいパリもいっしょに回収されることとな
り、その場合、大きいパリは、ホツパーの底の孔をふさ
ぎショットの落下を妨げるという不具合を生じ、ショッ
トといっしょに落下する小さいパリは、静電気を帯びシ
ェル表面に付着する傾向にあるため一定量を越えるとシ
ョットによって取り除くことができずシェル表面に付着
したままとなり、パリ除去の妨げとなるだけでなく、付
着したパリを何らかの手段で取り除くことが必要となる
という不具合を生じる。
本発明は、金属製ショットの自然落下によってシェル中
子のパリをきれいに取り除くとともに、パリを取り除い
たシェル、ショットおよび大小のパリをそれぞれ分離し
、ショットを効果的に回収し、再使用するようにしたシ
ェル中子のパリ取り装置を提供するものである。
子のパリをきれいに取り除くとともに、パリを取り除い
たシェル、ショットおよび大小のパリをそれぞれ分離し
、ショットを効果的に回収し、再使用するようにしたシ
ェル中子のパリ取り装置を提供するものである。
すなわち、シェル中子の搬送装置に対して所定間隙をあ
けて第1分離機構を配置してシェル中子を分離し、その
間隙の下方にショットより大きい網目の網を有する第2
分離機構を配置して、ホツパーの底の孔をふさぐような
太き、なバリを分離除去し、エア圧送によって使用した
ショットを回収する通路を設け、かつ、ショット..よ
り小さい網目の網を有する第3分離機構によって、ホツ
パー内のパリの量を一定量以下に押えるようにしたこと
を特徴とするものである。
けて第1分離機構を配置してシェル中子を分離し、その
間隙の下方にショットより大きい網目の網を有する第2
分離機構を配置して、ホツパーの底の孔をふさぐような
太き、なバリを分離除去し、エア圧送によって使用した
ショットを回収する通路を設け、かつ、ショット..よ
り小さい網目の網を有する第3分離機構によって、ホツ
パー内のパリの量を一定量以下に押えるようにしたこと
を特徴とするものである。
以下、本発明について詳述するに、本発明のシェル中子
とは、シエルモールド法あるいはホットボックス法のよ
うにレジンを結合材として用いた砂型からなる中子のこ
とであり、ショットとは、鉄あるいはアルミニウムのよ
うな金属からなり、その形状は特定されるものではなく
、その大きさは最も長いところで0.3〜2.0mmの
部材である。
とは、シエルモールド法あるいはホットボックス法のよ
うにレジンを結合材として用いた砂型からなる中子のこ
とであり、ショットとは、鉄あるいはアルミニウムのよ
うな金属からなり、その形状は特定されるものではなく
、その大きさは最も長いところで0.3〜2.0mmの
部材である。
次に、本発明を実施例について図面に基づいて説明する
。
。
第1図は、シリンダブロックの製造に用いるシエルモー
ルド法でつくった中子のパリ取り装置を示し、中子1を
所定速度で搬送するベルトコンベア等の搬送機構2の上
方に、大きさ0.3〜2.0mmのスチールショット3
を収容するホッパ−4が200mm〜600 mmの範
囲の任意の高さで固定できるように配置され、ホッパ−
4の底にショットの4〜10倍の大きさの任意の大きさ
の孔があけてあり、そのすぐ下のスクリーン6を取りは
ずすことによって、ショット3を雨垂状に自然落下させ
、この下方落下範囲内に中子1をベルトコンベア2によ
って搬入し、その位置でベルトコンベア2を数秒間停止
させて中子1のパリを取り除くものである。
ルド法でつくった中子のパリ取り装置を示し、中子1を
所定速度で搬送するベルトコンベア等の搬送機構2の上
方に、大きさ0.3〜2.0mmのスチールショット3
を収容するホッパ−4が200mm〜600 mmの範
囲の任意の高さで固定できるように配置され、ホッパ−
4の底にショットの4〜10倍の大きさの任意の大きさ
の孔があけてあり、そのすぐ下のスクリーン6を取りは
ずすことによって、ショット3を雨垂状に自然落下させ
、この下方落下範囲内に中子1をベルトコンベア2によ
って搬入し、その位置でベルトコンベア2を数秒間停止
させて中子1のパリを取り除くものである。
その場合、ショットの大きさ、落下高さ、孔の大きさ等
はシェルの種類、大きさ、形状によって適切なものを選
択する。
はシェルの種類、大きさ、形状によって適切なものを選
択する。
その後再びベルトコンベア2を駆動させ、パリを取り除
いたシェル、ショット、およびパリを上記落下範囲外に
搬出する。
いたシェル、ショット、およびパリを上記落下範囲外に
搬出する。
そして、傾斜プレート等からなる第1分離機構7をベル
トコンベア2の排出端部2aに対して所定間隔をあけて
配置し、ベルトコンベア2から落下するシエル1だけを
受けとめシェルをケース8に収納する。
トコンベア2の排出端部2aに対して所定間隔をあけて
配置し、ベルトコンベア2から落下するシエル1だけを
受けとめシェルをケース8に収納する。
第2分離機構9は、ベルトコンベア2の排出端部2aの
下方に配置されベルトコンベア2から落下するショット
およびパリを受けとめ、それに設けたショットより大き
い網目の金網9aによってショット1より大きいパリを
残し、それによって、ホツパ4にあけた孔5をふさぐよ
うな大きなパリを取り除いている。
下方に配置されベルトコンベア2から落下するショット
およびパリを受けとめ、それに設けたショットより大き
い網目の金網9aによってショット1より大きいパリを
残し、それによって、ホツパ4にあけた孔5をふさぐよ
うな大きなパリを取り除いている。
そして、その直下に第3分離機構10を配置し、その傾
斜壁10 aに設けたショットより小さい網目の金網1
0bによって、小さいパリを金網10 bの下方に落下
させケース11に収納し、ショットを傾斜壁10 aに
沿って流し、タンク12に収納する。
斜壁10 aに設けたショットより小さい網目の金網1
0bによって、小さいパリを金網10 bの下方に落下
させケース11に収納し、ショットを傾斜壁10 aに
沿って流し、タンク12に収納する。
なお、第2、第3分離機構の網目はショットの大きさに
よって選定するもので、例えばショットが0.5cnm
の大きさの場合、第2、第3分離機構の網目を1.0m
m、0.3mmとするものである。
よって選定するもので、例えばショットが0.5cnm
の大きさの場合、第2、第3分離機構の網目を1.0m
m、0.3mmとするものである。
タンク12はその排出口12 bに接続された回収通路
13を介してホッパ−4と連通している。
13を介してホッパ−4と連通している。
タンク12の取入口12aにはゴム製の開閉弁14が取
りつけてあり、その開閉弁14を閉じる方向に所定圧の
圧縮空気を送り込む空気導入口15がタンク12の壁に
掛けてあり、定期的に所定圧の圧縮空気をタンク12内
に送ることによって、開閉弁14を閉じるとともにタン
ク12内のショットを回収通路13を介してホッパ−1
4に回収するようにしている。
りつけてあり、その開閉弁14を閉じる方向に所定圧の
圧縮空気を送り込む空気導入口15がタンク12の壁に
掛けてあり、定期的に所定圧の圧縮空気をタンク12内
に送ることによって、開閉弁14を閉じるとともにタン
ク12内のショットを回収通路13を介してホッパ−1
4に回収するようにしている。
以上のように、この考案においては、シェル、ショット
より大きいパリおよび小さいパリをショットと分離し、
タンク12にはほぼショットのみを収納するからこれを
再使用しても、ホッパ−4の715の目づまりがなく、
かつ、パリがシェルに付着する不具合も解消でき、効率
よくショットを再使用でき、パリ取りの作業能率を向上
できる。
より大きいパリおよび小さいパリをショットと分離し、
タンク12にはほぼショットのみを収納するからこれを
再使用しても、ホッパ−4の715の目づまりがなく、
かつ、パリがシェルに付着する不具合も解消でき、効率
よくショットを再使用でき、パリ取りの作業能率を向上
できる。
第1図は本考案の実施例を示す側面図である。
1・・・シェル、3・・・ショット、4・・・ホツパー
、7,9,10・・・第1. 2. 3分離機構、
12・・・タンク。
、7,9,10・・・第1. 2. 3分離機構、
12・・・タンク。
Claims (2)
- (1)ホツパーの底に設けた孔から金属ショットをほぼ
平行に雨垂状に自然落下させ、その下方落下範囲内に搬
送機構によってシェル中子を搬入して、シェル中子の割
面に発生したパリを取り除きパリを取り除いたシェル中
子、ショット、パリを搬送装置によって該落下範囲から
搬出するものにおいて、 パリを取り除いたシェル中子を受けとめるプレートを搬
送装置に対して所定間隙をあけて配置し該シエル中子を
分離する第1分離機構、第1分離機構と搬送装置との間
隙の下方に配置され、ショットの大きさより大きい網目
の網を有し、ショットより大きいパリを分離する第2分
離機構、 第2分離機構の下方に配置され、受入口、排出口および
空気導入口を有するタンク、 タンクの受入口にタンク内方から取りつけられた開閉弁
、 タンクの排出口とホッパとを連結し、ショットを回収す
る回収通路、 空気導入口から所定圧の圧縮空気をタンク内に供給し、
開閉弁を閉じるとともにタンク内のショットを回収通路
を介してホッパに送る空気供給手段、 ショットの大きさより小さい網目の網を有し、ショット
より小さいパリとショットを分離する第3分離機構 からなるシェル中子のパリ取り装置。 - (2)第3分離機構を第2分離機構とタンクとの間に配
置したことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項
記載のシェル中子のパリ取り装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13809078U JPS598840Y2 (ja) | 1978-10-06 | 1978-10-06 | シエル中子のバリ取り装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13809078U JPS598840Y2 (ja) | 1978-10-06 | 1978-10-06 | シエル中子のバリ取り装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5555245U JPS5555245U (ja) | 1980-04-14 |
JPS598840Y2 true JPS598840Y2 (ja) | 1984-03-19 |
Family
ID=29110918
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13809078U Expired JPS598840Y2 (ja) | 1978-10-06 | 1978-10-06 | シエル中子のバリ取り装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS598840Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6334781Y2 (ja) * | 1980-09-10 | 1988-09-14 |
-
1978
- 1978-10-06 JP JP13809078U patent/JPS598840Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5555245U (ja) | 1980-04-14 |
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