JPS5988206A - パワ−チヤツク - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、チャック本体に半径方向で移動可能に案内さ
れた複数の締付ジョーを備えたパワーｆヤックに関する
ものである。

このような形式のパワーチャックとしては、種種のもの
が知られており、工作物を締め付は又は解除する目的で
締付ジョーを半径方向で調節するための駆動部材を操作
するために、種種異なる形式の動力によって操作される
駆動機構が使用されている。駆動部材は、液圧式又は圧
縮空気式締付シリンダ等の動力装置によって操作される
。この動力装置はその作業位置で絶えず力を加えている
ので、工作物を持続的に締め付は保持しておくことがで
きる。このカの強さは一普通適洛な測定装置によって絶
えず測定され監視されて、これによって動力装置及び駆
動部材からチャックに伝達されるカが確認される。

これに対応して、締付ジョーの締付行程又は締付シリン
ダの絶対位置を検出することもできる。

しかしながら動力装置によって加えられるカの強さを確
認しても、締付はジョーの締付面から工作物に実際に加
えられる締付力の大きさを検出することはできない。通
常、駆動部材から締付ジョーへとカが伝達される途中で
カのロスが生じる。この方のロスは締付ジョーの摩擦力
自体によって及び介在された伝達部材によって形成され
、またこの伝達部材の変形にも関連して形−成される。

前記摩擦力は、すべり面の表面状態及び特に潤滑油の温
度に基づいており、また時間によって変化しかつほとん
ど反復することはない。この力のロスは駆動部材に作用
する力のほぼ６０％に達する。

このために、工作物を複製した形状の測定装置が提案さ
れている。この測定装置は、締付ジョーに接触する面範
囲、で力検出装置を備えているので、機械軸が停止して
いる時に、各締付はジョーから、複製された工作物へ伝
達される締付力を測定することができる。しかしながら
このような測定形式は時間がかかると共に、測定値の反
復性がわずかであるので限定的に使用可能な測定結果し
か提供しな℃・。また、このような測定形式は、機械軸
が回転している時にはこれによって惹き起される遠心力
によって付加的に影響を受けるので、実際に作用する締
付力を確認するには適当ではない。

また、各締付ジョーが駆動部材ＩＣよって個別にではな
く一緒に調節される場合でも、締付シリンダの絶対・位
置によって各締付ジョーの位置を得ることば困難である
。例えば工作物が非円形である場合、締付ジョーには種
種異なる大きさの締付力が生じ、ひいては締付ジョー及
び伝達部材の弾性的な変形度も異なり、さらにこれによ
って締付ジョーの実際の位置も不確実である。また例え
ば壁厚の薄いようなもろい工作物を処理する場合、不都
合ｊ（変形したり、場合によっては破壊したりする危険
性が常に存在する。

本発明の課題は、初めに述べた形式のパワーチャックで
、締付工程時においても、チャックの回転運転時におい
ても、工作物に実際に作用する締付力及び締付ジョーの
そのつどの位置を常に確認しかつチェックすることがで
きるようなものを提供することである。

この課題を解決した本発明は、少なくとも１つの前記締
付ジョーによって負荷される、締付ジョーの締付力及び
（又は）行程距離を測定するための少なくとも１つの測
定値検出装置がチャック本体の外部又は内部に配置され
ており、該チャック本体に配置された信号発信部と、こ
のチャック本体に向かい合う位置に配置された定置の受
信部とから成る伝達装置が設けられており、前記信号発
信部から単数又は複数の測定値検出装置の測定値が、場
合によっては整えられた形状で前記受信部に無接触で伝
達され、この受信部から前記信号発信部を運転するため
に必要な少量の補助エネルギがこの信号発信部に無接触
で伝達されるように構成されている。

本発明によつ−で得られた主な利点は次のようなもので
ある。つまり、測定装置が、機械軸の停止した状態にお
いてだけでなく、特にチャックの回転している状態にお
いても締付ジョーの締付力及び位置を常に測定しかつ監
視することができ、さらにチャックの構成部分を定置の
堅固な構成部分として又は備え付は可能な構成部分とし
て構成することができるという点にある。

これによって、工作物の所定の加工工程に必要な締付力
を精確に調節し、この締付力を、駆動軸回転数が規則的
に変化しひいては締付力に反対に作用する遠心力が変化
しても一定に保つか又は前記形式で駆動運転中に変化さ
せることができる。さらに、例えば初めは厚い壁厚を有
する管状の工作物にまず可削能力の大きし・高い締付力
を加えて、次いで壁厚が薄くなるにつれて実際に作用す
る締付力を次第に小さくするよう：τ副制御ることによ
って、そのつどの加工工程に応じて締付力を適合させる
ことが可能である。

同時に締付ジョーの位置を監視することによって、場合
によっては生じる、工作物が破損される原因となる行程
距離変化を確認することができ、締付力を小さくするこ
とによってこの行程距離変化に迅速に有効に適合させ−
ることかできる。さらに、締付ジョーの位置を確認する
ことによって、非円形の工作物及び自動送り作業によっ
て直径の選定ミスの生じた工作物並びに偏心的に締付保
持された工作物を検出してこれを適当に処理することが
可能である。またチャックの力伝達特性、ひいてはチャ
ックの状態に関連して、駆動部材に生じる力と、締付ジ
ョーを介して工作物に実際に作用する力との差を確認す
ることによって、場合によっては必要なチャックの整備
及び注油又は不完全なチャック部分を交換する必要性を
明らかにすることができる。

締付力を測定するだめの測定値検出装置は有利には、駆
動部材と、工作物に接触する締付面との間の力の伝達経
路内に配置されて（・る。これに対して締付ジョーの行
程距離を測定するための測定値検出装置は、本発明の有
利な実施態様によれば、チャック本体と締付ジョーとの
間に設けられている。この場合、測定値検出装置を、締
付力を伝達する複数の部材のうちの１つの、締付力によ
って惹起される長さ変化及び（又は）、チャック本体に
おける締付ジョーの行程距離を検出する行程距離検出装
置として構成すれば特に有利である。このように構成す
れば、測定値検出装置によって、締付ジョーの締付力と
行程距離とを検出することができる。この場合、この行
程距離検出装置を、締付ジョーの絶対位置、又は場合に
よっては第２の行程距離信号発信器と協働して行程距離
、の差を検出するように構成することもできる。特に小
さい行程短距離変化を検出する場合、行程距離検出装置
はひずみ測定条片によって構成される。これに対して検
出しようとする行程距離が大きい場合は、行程距離検出
装置は、抵抗部材とこの抵抗部材に直線的に沿って案内
されたスリップ部材とを備えたケーシングと、前記スリ
ップ部材を調節するためのロッドとから構成される。ま
た行程距離検出装置を、インダクタンスを形成スルコイ
ルとこのコイル内に直線的蹟沿って案内されコイルイン
ダクタンスを変化させる芯とを備えたケーシングと、前
記芯を調節するためのロッドとから構成してもよい。こ
の場合、前記ケーシングを締付ジョーに固定し、前記ロ
ッドをチャック本体に固定するとよし・。また、行程距
離検出装置を、行程距離目盛りと、この行程距離目盛り
を電子光学的に走査する光電検出装置とから構成するこ
ともできる。この場合は、行程距離目盛りを締付ジョー
に配置し、光電検出装置をチャック本体に配置すると有
利である。行程目盛りは、増分式の又は絶対式の目盛り
パタ−ンとして構成される。

締付力を測定するための測定値検出装置を、締付力を直
接検出する締付力検出装置として構成してもよい。この
締付力検出装置は有利には石英ガラスより構成される。

また締付力を測定するための測定値検出装置が圧力検出
装置として構成されていれば有利である。いずれの場合
でも、測定値検出装置の導電率及び（又は）モヤパシタ
ンスが締付力及び（又は）行程距離の影響を受けて変化
するようになっていれば、測に 定値をさらに簡単処理するために有利である。

また別の形式の測定唾検出によれば、測定値検出装置の
電気的及び（又は）機械的な共振特性及び（又は）光学
的な特性が締付力及び（又は）行程距離の影響を受けて
変化するようになっていてもよい。

特に好都合でかつ本発明の範囲内で有利な実施態様によ
れば、締付力を測定するための測定値検出装置が、締付
ジョーに配置されている。

これによって、測定値検出装置は締付ジョーに実際に作
用する締付力だけを検出することができる。測定値結果
は、駆動部材から締付ジョーへの力の伝達経路内でのカ
の伝達ロスの影響を受けることはない。また、締付力を
測定するための測定値検出装置が、締付ジョーの締付面
を有する前部部分に配置されているとよい。

締付ジョーが、締付面を形成する締付部材を備えかつ締
付ジョ一本体に対して可動であるか又は少なくとも独自
に弾性変形可能な締付ピンを有していれば、測定値検出
装置の特（Ｃ簡単な配置形式が得られる。つまり、この
ように構成すれは、力の伝達方向で負荷されるひずみ測
定条片を備えた測定ピンを介して、締付ジョ一本体から
締付ピンへ有利な形式でカが伝達される。

また、前記締付ピンがその外周で前記ひずみ測定条片を
受容するための凹部を有している。締付ジョーをこのよ
うに構成したことによって、工作物と測定値検出装置と
の間に未だに存在する部分、つまり締付部材と締付ピン
との部分をわずかにし、これによってこれらの部分の遠
心力による、測定値検出装置に及ぼす影響を相応にわず
かな維持することができる。いずれにしてもこのように
構成したことによって、測定値に影響を及ぼす遠心力を
精確に測定し制限することができるので、１ｊｔｌｌ定
された締付力に及ぼす遠心力の影響を正確に考慮するこ
とができる。

また、締付ジョ一本体から締付部材への力の伝達を、介
在された測定円板によって行なうこともできる。この測
定円板は、締付力を測定するための測定値検出装置によ
って直接的に形成されているか、又は測定値検出装置と
この測定値検出装置に当接する終端部材との協働によっ
て形成されている。

有利な実施態様によれば、信号発信部はチャック本体に
配置されている。この場合、各測定値検出装置のための
信号発信部が、測定値信号を発信及び受信するための個
有の電子的な構造群を有しているとよい。電気信号とし
ての測定値は、有利にはすべり接触装置を介［２て測定
値検出装置から信号発信部へ伝達され、前記すべり接触
装置は、締付ジョーの運動方向に延びる導電性のガイド
軌道ととのガイド軌道に弾性的に当接する筆触２ンとか
ら成っている。この場合は、ガイド軌道をチャック本体
に配置し、接触ぎンを締付ジョーに配置するとよい。ま
た、電気信号としての仰］定値を、可撓性の接続導管を
介して測定値検出装置から信号発信部へ伝達させること
もできる。この接続導管の両端部は、差込み装置内に解
除可能に保持されているか、又は締付ジョー若しくはチ
ャック本体に堅く保持されている。また測定値を、無接
触で電子光学的に測定；亘検出装置から信号発信部へ伝
達させ、この伝達に必要なエネルギ自体を電子光学的に
供給することもできる。

さらに本発明の有利な実施態様によれば、信号発信部が
、チャック軸線に対して同軸的な少なくとも１つの回転
子コイルを有していて、これに対して受信部が定置の少
なくとも１つの固定子コイルを有しており、この固定子
コイルと前記回転子コイルとが測定値及び（又は）補助
エネルギを伝達するために互いに誘導交互作用を行なう
ようになっている。このように構成したことによって、
回転するチャックと、定置の受信部との間の無接触の情
報伝達及び場合によってはエネルギ伝達が可能である。

回転子コイルは有利な形式でチャック本体の環状溝内に
配置することができるので、チャック本体から半径方向
で突出しない。この場合、環状溝は有利にはチャック本
体の外周に沿って延びている。

また、チャック接続フランジを設けてもよい。

このチャック接続７ランジは１つ又はそれ以上の環状溝
を有していて、端面側で電子的な構造群のための複数の
切欠きを備えていて、前記環状溝と前記切欠きのそれぞ
れ１つとの間で少なくとも１つの接続通路を備えている
。このように構成したことによって、締付力を測定する
ための測定装置を非常に簡単な形式で、あらかじめ存在
するチャックに後から備えることもできる。この場合、
チャックでは主に締付ジョーを交換するだけでよい。前
記複数の切欠きは、端面に設けられた環状溝によって直
接的に形成されているが又はこの環状溝と類似のものを
介して互いに接続されているので、この端面に設けられ
た環状溝又はこれと類似のものを介して各群を電気的に
接続することが可能である。また本発明のさらに別の実
施態様によれば、軸方向でチャック本体を貫通して延び
かつ複数の切欠きのうちの１つに開口する接続通路が、
チャック本体の端面側に配置されかっ夕ｊ定値検出装置
：て通じる接続導管を接続するために用いられる各差込
み装置から出発して延びている。この接続通路を介して
、測定値検出装置と所属の電子的な構造部分との間の電
気的な接続が形成されている。

また、締付ジョーが分割して構成されている場合に、こ
の締付シミーの各締付ジョ一部分を解除町、背かつ摩擦
接続的に互い【接続する歯付きピンによって、測定値検
出装置が操作されるようになっていると有利である。１
ｌｌｌｌ定値検出装置を、歯付きピンの外周に設けられ
た切欠き内に配置してもよい。この場合、測定値検出装
置はひずみ測定条片として構成されていて、締付力によ
って惹起される、歯付きピンの長さ変化を検出する。ま
た、測定値検出装置を、歯付き２ンを軸方向で調節する
調節リングの切欠き内に配−置し、端面側で歯付きピン
に当接するように構成することもできるので、この場合
有利には締付力検出装置として構成された測定値検出装
置は、歯付き一ンの軸方向に作用する、締付力の測定値
である力を検出する。

次に図面に示した実施例について本発明の構成を具体的
に説明する。

図面ではチャックのチャック本体は符号１で示されてい
て、このチャック本体内で半径方向に調節可能に案内さ
れた締付ジョーは符号２で示されている。第１図及び第
７図の軸方向断面図ではそれぞれ１つの締付ジョー２が
図示されているが、第２図に示したように、このような
チャックは通常６つの締付ジョーを有している。

締付ジョー２は半径方向で調節する目的でキー３．４を
介して駆動部材５と摩擦接続的及び形状接続的に係合し
ているので、４駆動部材５を軸方向で調節することによ
って、締付ジョー２は半径方向で調節される。駆動部材
５は図示していない公知の形式でチャックシリンダによ
って操作される。このチャックシリンダのチャックピス
トンは、中空の旋盤主軸を貫通して引張りロッド又は引
張り管を介して駆動部材５に接続されろう図示の実施例
では力の伝達はキー３゜４を介１−て行なわれるが、締
付ジョー２の、駆動形式はその他の公知の形式であって
もよい。

駆動部材５若しくは締付ジョー２の特別な構造とは無関
係に、チャック本体１の外部に又はこのチャック本体１
の内部に、締付ジョー２の締付力及び（又は）締付ジョ
ーの行程距離を測定するための、少なくとも１つの締付
ソヨ−２によって負荷される測定値検出装置７が配置さ
れている。この測定値検出装置７は第１図乃至第７図の
実施例ではそれぞれ締付ジョー２自体に配置されている
。さらに、伝達製置が設けられており、この伝達装置は
、チャック本体に配置された信号発信部８と、チャック
本体に向かい合って配置された定置の受信部９とから成
っている。信号発信部８から受信部９への測定値の伝達
、及び信号発信部８を運転するために少量必要な補助エ
ネルギの、受信部９から信号発信器８への伝達は、図示
の実施例ではギャップ１０を介してそれぞれ無接触で行
なわれる。しかしながら測定値は無線を介して広範囲に
伝達することもできる。

締付力を測定するための検出装置としてのｉｌ？ｌＪ定
値検出装置７は、駆動部材５と、工作物に接触する、締
付ジョー２の締付面６との間の動力伝達経路内に配置さ
れていて、第１図乃至第７図の実施例では、工作物に接
触する、締付ジョー２の締付面６の出来るだけ近くに位
置している。これによって、工作物に実際に作用する締
付力は、駆動部材５と締付ジョー２との間に生じる摩擦
力にまったく影響されずに測定される一方、締付面６と
測定値検出装置７との間に位置する質量体によってチャ
ック駆動時に惹起さ、れて測定値険出装＃７に作用する
遠心力を小さくかつ精確に測定可能に維持することがで
きる。

また、測定値検出装置７は、締付ジョーの、締付面６を
有する前部（（配置されている。この場合、締付ジョー
２は締付面６を形成する締付部材１２を備えている。第
３図及び第４図によれば、チャック本体１から締付部材
へのカの伝達は締付ピア１１を介して行なわれる。この
締付ピン１１は弾性変形可能な′ｆ″−ジピンによって
形成されていて、外周で凹部１３を備えている。

この凹部１３内に、カの伝達方向で負荷される、測定値
検出装置７を形成するひずみ測定条片が配置されている
。このひずみ測定条片は、締付力によって惹起される、
締はピン１１の長さ変化を検出する。この長さ変化によ
って工作物における締付力の大きさの変化が測定される
。

測定値検出装置７は第５図及び第６図の実施例における
ようにパワーレシーバとして構成してもよい。この場合
は、緊張力は締付ピン１１を介してではなく、締付ジョ
一本体と締付部材１２との間に位置する測定円板１４を
介して得られる。この測定円板１４は、石英ガラスより
成る測定値検出装置７自体と、この測定値検出装置７に
当接する終端部材１４．１とから構成されている。測定
値検出装置７は図示していない形式で圧力検出装置とし
て構成することもできる。重要なことは、測定技術的に
検出可能な形式で締付力の影響を受けて、測定値検出装
置７０１つ又はそれ以上の物理的な特性が変化するとい
うことである。これらの物理的な特性とは、導電特性、
受容力、電気的な共振特性、光学的な特性等である。

行程距離を測定するための検出装置としての、第１０図
及び第１１図による測定値検出装置７はチャック本体と
締付ジョー２との間に設けられた行程距離検出装置とし
て構成されている。

この場合、行程距離検出装置はケーシング３０より成っ
ている。このケーシング３０の内部には図示していない
抵抗部材が配置されており、この抵抗部材で同様に図示
していない１つ又はそれ以上のスリップ部材が直線的に
沿って案内される。スリップ部材はロッド３１によって
調節され、このロッド３１は保持部材３２を介してチャ
ック本体に固定されていて、ケーシング３０は締付ジョ
ー２に固定されている。電気的な測定値は導線３３を介
して導き出される。同様の形式で、誘導式−の行程距離
信号発信器としての構造で、ケーシング３０がインダク
タンスを形成するコイルを有し、このコイル内でロッド
３１がコイルのイダクタンスを変える芯を直線的に案内
するように構成することもできる。

信号発信部８はチャック本体内（で配置されていて、測
定値を受信及び発信するための１つ又はそれ以上の電気
的な構造群１５より成っている。この場合、第２図では
各測定値検出装置７にそれぞれ１つの構造群１５が配属
されている。

一般的に締付力及び行程距離を測定するために１つ又は
それ以上の測定値検出装置７が設けられている。また信
号発信部８はチャック軸に対して同軸的な多数の回転子
コイル１６を有している。この回転子コイル１６は測定
値及び補助エネルギを伝達するための、受信部９の、概
略的に図示されている所属の固定子コイル１７と誘導式
の相互作用を行なうようになっている。

回転子コイル１６はチャック本体のそれぞれの環状溝１
６．１に配置されており、この環状溝１６．１はチャッ
ク本体の外周部に沿って延びている。第７図の実施例に
示したように、回転子コイル１６と電気的な構造群１５
とはチャック接続フランジ１８に配置してもよい。この
チャック接続７ランジ１８の後部に、締付力及び（又は
）行程距離を測定するための規定のチャック本体１が備
えつけられる。電子的な構造群１５はチャック本体若し
くはチャック接続７ランジ１８の対応する切欠＠１５．
１に設けられる。チャック接続フランジ１８に切欠き１
５．１を設ける場合は端面に環状溝を直接形成してもよ
い。

いずれの場合でも、切欠き１５．１は環状溝状の接続通
路１’　５．２を介して反対側の電気的な接続部と互い
に接続されている。回転子コイル１６を構造群１５に電
気的に接続させるために各環状溝１６．１と各１つの切
欠き１５．１の間に少なくとも１つの接続通路１９が設
けられている。

締付ジョー２内に設けられた測定値検出装置７からの測
定値信号を信号発信部８に伝達することは、第６図及び
第４図の実施例においては、締付ジョーの行程方向忙沿
って延びろ導電性のガイド軌道２０とこのガイド軌道２
ｏに幽接する接触ピン２１とより成るすべり接触装置を
介して行なわれる。この場合、ガイド軌道２ｏはチャッ
ク本体に絶縁して配置されていて、炭素棒として構成さ
れた接触ピン２１は締付ショー２内に配置されている。

電気信号としての測定値信号は第２図におけるように可
撓性の接続導管２２を介して伝達することもできる。こ
の接続導管２２０両端部はそれぞれひだ付き接続部２３
によって締付ジョー２若しくはチャック本体に固く保持
されている。第７図によれば、接続導管２２は１端部若
しくは両端部で差込み接続部２４を備えているので、締
付ジョー２は差込み接続部２４を解除してチャックから
取りはずすことができるようになっている。さらに図示
していない形式で測定値を電子光学的に伝達することも
可能である。この場合、伝達するのに必要なエネルギは
電子光学的に供給される。

第１図の実施例によれば、測定値検出装置７に通じる接
続導管２２はひだ付き接続部を貫通して、このひだ付き
°接続部の後方に位置する電子的な構造群１５に接続さ
れている。これに対して第７図の実施例においては、チ
ャック本体１の軸方向に延びかつ切欠き１５．１のうち
の１つに開口する接続通路２５が設けられており、この
接続通路２５を介して、チャック端面側（Ｆ−配置され
た差込み接続部２４が電子的な構造群１５に接続されて
いる。

第７図の実施例のように締付ジョー２が分割して構成さ
れている場合は、第８図及び第９図による測定値検出装
置７を、２つの締付ジョ一部分を解除可能にかつ摩擦接
続的に互いに連結する歯付きピン２６によって操作する
こともできる。第８図の実施例において、歯付きピン２
６を軸方向で調節する調節リング２７に切欠き２９が設
けられている。この切欠き２９内に測定値検出装置７が
配置されていて、歯付きピン２６に端面側で当接してい
る。これに対して、第９図の実施例においては、歯付き
ピン２６はその外周で切欠き２８を備えており、この切
欠き２８は有利には膨張□率測定条片として構成された
測定値検出装置７を受容している。歯付きピン２６によ
る測定値検出装ｚニアの操作は、一般に測定値検出装置
を締付ジョーで支承することか構造的に又はその他の理
由から不可能である場合に行なうことが望ましく・。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明によるパワーチャックの第１実施例の軸
方向断面図、第２図は第１図の正面図、第３図は第１図
による締付ジョーの１部を拡大した概略的な縦断面図、
第４図は第３図による締付ジョーの横断面図、第５図は
締付ジョ−の第２実施例の横断面図、第６図は第５図の
Ｖｌ−Ｖｌ線に沿った断面図、第７図は本発明によるチ
ャックの第２実施例の軸方向断面図、第８図は第７図に
よる締付ジョーの部分的な断面図、第９図は第８図によ
る締付ジョーの別の実施例の断面図、第１０図は本発明
によるチャックの第３実施例の部分的な正面図、第１１
図は第１０図の矢印Ｍ方向から見た部分図である。 １・・・チャック本体、２・・・締付ジョー、３，４・
・キー、５・・・駆動部材、６・・締付面、７・・・測
定値検出装置、８・・・信号発信部、９・・・受信部、
１０・・・ギャップ、１□１・・・締付ピン、１２・・
締付部材、１３・・・凹部、１４・・・測定円板、１４
．１・・・終端部材、１５・・・構造群、１５．１・・
・切欠き、１５゜２・・・接続通路、１６・・・回転子
コイル、１６．１・・・環状溝、１７・・・固定子コイ
ル、１８・・・チャック接続フランジ、１９　・接続通
路、２０・・・ガイド軌道、２１・・接触ピン、２２・
接続導管、２３・・ひだ付き接続部、２４・・差込み接
続部、２５・接続通路、２６・・歯付きピン、２７・・
・調節リンク、２８．２９・・・切欠き、３ｏ・・・ケ
ーシング、３１・・ロッド、３２・・・保持部材、３３
・・導線５ １６２ １６１ −４９− ＦＩＧ、　５ ２６ Ｆｌ（ｉ、　８ １６９

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、　チャック本体に半径方向で移動可能に案内された
   複数の締付ジョーを備えたパワーチャックであって、該
   複数の締付ジョーがチャック本体内に配置された駆動部
   材によって別個に又は−緒に調節可能である形式のもの
   において、少なくとも１つの前記締付ジョー（２）によ
   って負荷される、該締付ジョー（２）の締付力及び（又
   は）行程距離を測定するための少なくとも１つの測定値
   検出装＠（７）がチャック本体（１）の外部又は内部に
   配置されており、該チャック本体（１）に配置された信
   号発信部（８）と、このチャック本体（１）に向かい合
   う位置に配置された定置の受信部（９）とから成る伝達
   装置が設けられており、前記信号発信部（８）から里数
   又は複数の前記測定値検出装置（７）の測定値が前記受
   信部（９）に無接触で伝達され、この受信部（９）から
   前記信号発信部（８）を運転するために必要な少量の補
   助エネルギがこの信号発信部（８）に無接触で伝達され
   ることを特徴とする、パワーチャック。 ２、締付力を測定するための前記測定値検出装置（７）
   が、駆動部材（５）と、工作物に接触する締付面（６）
   との間の動力伝達経路内に配置されている、特許請求の
   範囲第１項記載のパワーチャック。 ３、締付ジョー（２）の行程距離を測定するための測定
   値検出装置（７）がチャック本体と前記締付ジョー（２
   ）との間に設けられている、特許請求の範囲第１項記載
   のパワーチャック。 ４、　前記測定値検出装置（７）が、締付力を伝達する
   複数の部材のうちの１つの、締付力によって惹起される
   長さ変化及び（又は）、チャック本体における締付ジョ
   ー（２）の行程距離を検出する行程距離検出装置として
   構成されている、特許請求の範囲第１項記載のパワーチ
   ャック。 ５、　前記行程距離検出装置がひずみ測定条片１てよっ
   て構成されている、特許請求の範囲第４項記載のパワー
   チャック。 ６、　前記行程距離検出装置が、抵抗部材とこの抵抗部
   材に直線的に沿って案内されたスリップ部材−とを備え
   たケーシング（３ｏ）と、前記スリップ部材を調節する
   ためのロッド（３１）とから成っている、特許請求の範
   囲第４項記載のパワーチャック。 Ｚ　前記行程距離検出装置が、インダクタンスを形成す
   るコイルと該コイル内に直勝的に沿って案内されコイル
   インダクタンスを変化させる芯とを備えたケーシングと
   、前記芯を調節するためのロッド（３１）とから成って
   いる、特許請求の範囲第４項記載のパワーチャック。 ８、　前記ケーシング（３ｏ）が締付ジョー（２）に固
   定されていて、前記ロッド（３１）がチャック本体に固
   定されている、特許請求の範囲第６項記載のパワーチャ
   ック。 ９　前記行程距離検出装置が、行程距離目盛りと、該行
   程距離目盛りを電子光学的に走査する光電検出装置とか
   ら成っている、特許請求の範囲第６項記載のパワーチャ
   ック。 １０、前記行程距離目盛りが締付ジョーに配置されてい
   て、前記光電検出装置がチャック本体に配置されている
   、特許請求の範囲第９項記載のパワーチャック。 １１、締付力を測定するための前記測定値検出装置（７
   ）が、締付力を直接検出する締付力検出装置として構成
   されている、特許請求の範囲筒１項記載のパワーチャッ
   ク。 １２、前記締付力検出装置が石英ガラスによって構成さ
   れている、特許請求の範囲第１１項記載のパワーチャッ
   ク。 １３、締付力を測定するための前記測定値検出装置（７
   ）が圧力検出装置として構成されている、゛特許請求の
   範囲第１項記載のパワーチャック。 １４、前記測定値検出装置（７）の導電率及び（又は）
   キャパシタンスが締付力及び（又は）行程距離の影響を
   受けて変化するように構成されている、特許請求の範囲
   第１項記載のパワーチャック。 １５、前記測定値検出装置（７）の電気的及び（又は）
   〜機械的な共振特性及び（又は）光学的な特性が締付力
   及び（又は）行程距離の影響を受けて変化するように構
   成されている、特許請求の範囲第１項記載のパワーチャ
   ック。 １６、締付力を測定するための測定値検出装置（７）が
   締付ジョー（２）に配置されている、特許請求の範囲第
   １項記載のパワーチャック。 １Ｚ　締付力を測定するための測定値検出装置（７）が
   、締付ジョー（２）の、締付面（６）を有する前部部分
   に配置されている、特許請求の範囲第１６項記載のパワ
   ーチャック。 １８、締付ジョー（２）が、締付面（６）を形成する締
   付部材（１２）を備えかつ締付ジョ一本体に対して可動
   であるか−又は少なくとも独自に弾性変形可能な締付ピ
   ン（１）を有している、特許請求の範囲第１６項記載の
   パワーチャック。 １９　締付ジョ一本体から締付部材（１２）への力の伝
   達が前記締付ピン（１１）を介して行なわれるようにな
   っており、該締付ピン（１１）が、力の伝達方向で負荷
   されるひずみ測定条片を備えた測定ピンとして構成され
   ている、特許請求の範囲第１８項記載のパワーチャック
   。 ２０　　前記締付ピン（１１）がその外周で前記ひずみ
   測定条片を受容するための凹部（１３）を有している、
   特許請求の範囲第１９項記載のパワーチャック。 ２１、締付ジョ一本体から締付部材（１２）への力の伝
   達が、介在された測定円板（１４）によって行なわれ、
   該測定円板（１４）が締付力を測定するための測定値検
   出装置（７）によって直接的に形成されているか、又は
   該測定値検出装置（７）とこの測定値検出装置に当接す
   る終端部材（１４，１）との協働によって形成されてい
   る、特許請求の範囲第１８項記載のパワーチャック。 ２２、信号発信部（８）がチャック本体に配置されてい
   る、特許請求の範囲第２１項記載のパワーチャ（ツク。 ２３、各測定値検出装置（７）のための信号発信部（８
   ）が、測定値信号を発信及び受信するための個有の電子
   的な構造群（１５）を有している、特許請求の範囲第２
   ２項記載のパワーチャック。 ２４、電気信号としての測定値が、すべり接触装置を介
   して測定値検出装置（７）から信号発信部（８）へ伝達
   され、前記すべり接触装置が、締付ジョー（２）の運動
   方向に延びる導電性のガイド軌道（２０）とこのガイド
   軌道（２０）に弾性的に当接する接触ピン（２１）とか
   ら成っている、特許請求の範囲第２３項記載のパワーチ
   ャック。 ２５、ガイド軌道（２ｏ）がチャック本体に配置されて
   いて、接触ピン（２１）が締付ジョーに配置されている
   、特許請求の範囲第２４項記載のパワーチャック。 ２６、電気信号としての測定値が、可撓性の接続導管（
   ２２）を介して画定値検出装置（７）から信号発信部（
   ８）へ伝達され、前記接続導管（２２）の両端部が、差
   込み装置（１４）内に解除可能に保持されているが、又
   は締付ジョー若しくはチャック本体に堅く保持されてい
   る、特許請求の範囲第２６項記載のパワーチャック。 ２７　測定値が、無接触で電子光学的に！ｌｉ′］定値
   検出装置（７）から信号発信部（８）へ伝達され、この
   伝達に必要なエネルギ自体が電子光学的に供給される、
   特許請求の範囲第２３項記載のパワーチャック。 ２８　　信号発信部（８）が、チャック軸線に対して同
   軸的な少なくとも−１つの回転子コイル（１６）を有し
   ていて、これに対して受信部（９）が定置の少なくとも
   １つの固定子コイル（１７）を有しており、該固定子コ
   イル（１７）と前記回転子コイル（１６）＝とが測定値
   及び（又は）補助エネルギを伝達するために互いに誘導
   交換作用を行なうようになっている、特許請求の範囲第
   ７項記載のパワーチャック。 ２９　　前記回転子コイル（１６）がチャック本体の環
   状溝（１６，１）に配置されている、特許請求の範囲第
   ２８項記載のパワーチャック。 ろＯ０前記環状溝（１６，１’）がチャック本体の外周
   に沿って延びている、特許請求の範囲第２９項記載のパ
   ワーチャック。 ３１、チャック接続フランジ（１８）が設けられており
   、該チャック接続フランジ（１８）が１つ又はそれ以上
   の環状溝（１’６．１　）を有していて、端面側で電子
   的な構造群（１５）のための複数の切欠き（１５，１）
   を備え、前記環状溝（１６，１）と前記切欠き（１５，
   １）のそれぞれ１つとの間で少なくとも１つの接続通路
   （１９）を備えている、特許請求の範囲第２８項記載の
   パワーチャック。 ３２、前記複数の切欠き（１５，１）が端面に設けられ
   た環状溝によって直接的に形成されているか又はこの環
   状溝と類似のものを介して互いに接続されている、特許
   請求の範囲第６１項記載のパワーチャック。 ３６、軸方向でチャック本体を貫通して延びかつ複数の
   切欠き（１５，１）のうちの１つに開口する接続通路（
   ２５）が、チャック本体の端面側に配置されかつ測定値
   検出装置（７）に通じる接続導管（２２）を接続するた
   め（（用いられる各差込み接続部（２４）から出発して
   延びている、特許請求の範囲第３２項記載のパワーチャ
   ック。 ３４、締付ジョー（２）が分割されており、この分割さ
   れた締付ジョー（２）の各締付ジョ一部分を解除可能か
   つ摩擦接続的に互いに接続する歯付きピン（２６）によ
   って、画定値検出装置（７）が操作されるように構成さ
   れている、特許請求の範囲第２６項記載のパワーチャッ
   ク。 ３５　　測定値検出装置（７）が、前記歯付きピン（２
   ６）の外周に設けられた切欠き（２８）内に配置されて
   いる、特許請求の範囲第６４項記載のパワーチャック。 ３６　　測定値検出装置（７）が、歯付きピン（２６）
   を軸方向で調節する調節リング（２７）の切欠き（２９
   ）内に配置されていて、端面側で歯付きピン（２６）に
   当接している、特許請求の範囲第３４項記載のパワーチ
   ャック。