JPS5987793A - 高周波加熱装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、高周波加熱装置、いわゆる電子レンジのター
ンテーブル機構に関するものである。

従来例の構成とその問題点 従来の例えばターンテーブルの駆動源として専用モータ
ーを調理庫底壁下方に配置した高周波加熱装置の代表的
な例を挙げて説明を行なう。但し、ここで述べるターン
テーブル機構は、食品を載せる食品回転数１へ台を駆動
させる回転軸゛が、調理庫底壁を貫通する形で設置され
た構成のものについて考える。

第１図において、駆動【１仝である電動機１には軸受け
２が出力軸３を軸支する形で設けらノしている・調理庫
底面４の略中央部には突出し穴５が設置してあり、食品
を載ぜる回゛転載置台６及び出力軸３の両方に係合する
回転軸７がこれを貫通する形で設置されている。出力軸
３にはビン８が固定装着されており、回転軸７に２ケ所
設けられた溝９（第２図）と係合し回転力を伝改し、回
転載置台６の中央凹部１０は、回転軸７と係合して回転
力を受ける。回転載置台６は調理庫内底面上に複数個配
設されたローラー１１に支えられ、水」ｉを保持し回転
する。１２は電動機取付体で調理庫４にビス１３により
固定され、電動機１をビス１４にて増刊けている。

この様な構成の場合、次に挙げる様な不具合点がある。

使用者が、回転載置台６を取り外し、回転軸７を上方へ
引き上げれば簡単に取り外すことが出来るので、どうし
ても掃除しなければならない場合などは、回転軸７単品
で扱えるので都合が良いが、外した状態で掃除を続けれ
ば、電動機に多址の水・洗剤等を流す事になり、電動機
の品質・耐久性に悪影響を与えるだけでなく、その絶縁
性能も劣化させるので感電・火災の危険恰も増える。

本例の場合、回転軸７を装着しておいても、この様な現
象−は発生するが、水の電動機への流れる量は少なくな
ると考えられる。又、高周波加熱装置の調理庫内を回転
する回転軸７は、Ｗ内の高周波エネルギーを受け、高温
寸で発熱する（特に庫内に存在する食品の昂が少ないほ
と、一般的にこの傾向は強くなる）ので耐熱性のかなり
良好な材料が選ばれ、陶磁器の様に脆性のある材料の場
合、７１１品による取扱い時、落下等により衝撃力が加
わった時の破損が懸念される事、又、水洗い等の後は乾
燥する必要があるので本体に装着せずに保管する事が多
いので紛失する事も考えられる。又。

この後、回転軸７を取り外した壕ま使用した場合、回転
載置台６が正規の位置からずれてしまい、回転載置台６
を金属で構成する場合は、調理庫内壁との接触によりス
パーク等の発生につながり火災・感電事故にまで進展す
る危険性もある。更には、回転軸７は、前述し７た様に
、調理庫側部分では高い耐熱性を必要とするが、電動機
との係合部側は耐熱性よりもむし７ろ機械的強度が要求
される。大きな回転力を伝達しなければならない上、着
脱時に衝撃力が加わる事も考えられるので、割れ・摩耗
に対する耐久性も必要となる。この様な事がらそれぞれ
の条件を満たす材料となる−とかなり限定され、高価な
月利となる。すなわち、部品全てを高価な１゛」利て構
成する為、回転軸という部品代は高いものであった。

発明の目的 本発明は、上記従来の欠点を解消するもので、回転軸の
紛失・破損を防止し、電動機の故障・面、１久性・安全
性を向上し、価格が安い上に品ｊ１の良い高周波加熱装
置の回転装置を４．ｊｉｊ供することをト１的とする。

発明の構成 以上の様な目的を達するため、本発明の回転装置は、回
転体及びその係止体が調理庫をはさむ形で回転自在に係
合し、調理庫側より回転軸を手で引き上げても抜けない
だけの嵌合力を何し、又、同様に、回転軸を軸方向・径
方向に動かし−〔も、若干のガタッキしかない程度に寸
法設定しである。

係上体は、調理庫の回転軸用貫通穴に対応し７た、上向
きの凹部を有しており、かつ、凹部内面と、電動機の主
軸あるいは、電動機の回転力を伝達す／）べく設けられ
た回転力連絡体との係合部とは気密慴を有する構成であ
り、回転軸（ｄ使用者が勝手に取り外し出来ないので、
破Ｗ１・紛失も、巳きにくい一ヒ、不装着による凛使用
も防ｊ１−出来るので安全ｔ’ｌ−も良い。ｌｉ、ｉ１
転軸は係止体との組み合わせ寸法の設定如１１１Ｓで、
ガタッキをかなり小さく出来るので、商品性が良いばか
りか、調理庫と回転軸とのスキマも小さく管理出来るの
で、水・煮汁等をこぼしても流出しに〈＜、その上、係
１ト１体には調理庫の１゛↓通穴に対Ａｌ’、；　した
凹部が設けであるので、流出した水等はここに滞まり、
この時、凹部内面と電動機側の係合部とは気密性を角す
る構成となっているので、電動機へ水等が流出する事は
防ぐ事が出来る。又、回転軸は耐熱性・剛性等であり係
止体は、大きな回転トルクに対する機械的強度・寸法Ｊ
′ｌ’ｒ度等が主として要、（されるので、それぞれを
その目的に適し、た材料を選択出来るので、品質の良い
物を安価に実現する事が出来る様になった。以上に記す
様な数々の効果を何するものである。

実施例の説明 以下、本発明の一実施例について、図面に１糸づいて説
明する。

第３図において、駆動源である電動機１には軸受け２が
出力軸３を佃１支する形で設けられＣいる。

調理ｒｔ１（ｌ戊面４の略中央部には突出し穴５が設け
られ、食品を載ぜる回転載置台６と係合する回転軸７が
これを１通する形で位置し、調理庫底面４をはさむ形で
、回転軸７と係止体８は係合され、突出し穴周囲に５に
回転自在に保持される。この状態において、係止体８の
上端面と調理庫外１１℃面とのスキマ１５は０．５７７
１ｍ程度に設定しである。係止体８は調理庫から流出し
た水を受は入れる四部１６を、貫通穴５全体を覆う形で
成しており、凹部の内面に溜まった水は、係止体８には
気密性があるので、あふれ出ない限り、電動機側へ流出
する９１はない。係止体８の下部には、電動機１の回転
力を係１１・体８に伝える為に設けた回転力連絡体１７
との係合用溝１８が複数個設けである１、電動機１は取
付板１９を介してビス２ｏにより調理庫４に固定されて
いる。第４図は第３図を調１１１庫全体として見たもの
であり、２１は回転載置台６及び食品の荷重を受けなか
ら載置台６を末子に保ちながら回転させるローラーで複
数個、ローラー化め輪２２によって配設されている。第
５図及び第６図は、本発明による回転１１１１と係止体
を表わした図である。第６図（！Ｌ）　、　（ｂ）　、
　（０）において、頭部２３は回転載置台６との係合部
で、下先端側には、係止体との回転力連結部２４を有し
、その略中央部には、係止体８の凸部２６と嵌合し、抜
は止めの働きをするｆｉｔＩ２６が設けである。第６図
（ａ）　、　（ｂ）　。

（Ｃ）において、２７は回転軸７との回転力連結部で、
ここに回転軸７の連結部２４が挿入されると、凸部２５
は回転軸の溝２６と嵌合するので、調理庫内よシ回転軸
を手で引き上げても容易にははずれないものに出来る。

係＋Ｊ−，体８には肉ヌスミ２８が突部２５の夕ｉ側に
設けであるので、樹脂材料で構成した場合、非常に入れ
易くて、回転軸７の回転載置台６との係合部は手で引張
り上げにくいこと・も手伝って、簡単にはずし昨いもの
を実現することが出来る。１８は電動機の回転力を係＋
Ｌ体８に伝える為に設けた回転力連絡体との係合用溝で
、複数個配設されている。以下、上記構成にしける作用
を記載する。

３□′１理庫４をはさみ、回転軸７と係１］−休８は回
転自白″に保持されるが、この時係止体８の外周−１一
端面と調理庫外底面との１昨間１６は、例えば０．６ｍ
ｍ程度に精度良く管理出来るので、回転４Ｑｌ＋　７を
手で動かしてもそのガタッキは小さく管理出来るので、
いｈゆる安物感がなく、商品性が向−卜ｒる。又、この
結果、回転軸７と調理庫４との隙間は小さくなるので、
調理庫内で水・煮汁等をこぼしても、貫通穴５を通り抜
けにくくなる。しかしながら、隙間は小さくても、回転
軸７周囲に流れれば、何％かの量は貫通穴６を抜けて流
出する１、係止体８の回転軸７との係合部２７の周囲に
は、調理庫４０貫通穴５を覆う形で上向きの四部１６が
設けであるので、回転軸表面及び貫通穴５内面を伝った
水等は全てこの四部１６内に溜める事が出来るので、凹
部の容量を適当な大きさに設定すれば、実際には、水等
の流出量は極めて少ないと推察出来るので、電動機１側
への水等の流出を未然に防ぐ事が出来る。

又、前述した様に、回転軸７け容易に抜けない構成とな
っているので、耐熱性の良い脆性のある材料等を使用し
た場合、誤１って破損してし１つたり、掃除徒刑の場所
に保管した為に紛失したり、更には、未装着の状態で使
用した為、回転中心を失った回転載置台がずれて、庫内
壁と接触し、スバ・−りを起こし、製品が破損するとい
った心配もない。はずす事が出来なくても、第５図（ａ
）〜（０）より解かる様に、回転軸の調理庫内露出部は
、壁面に対して凸高さの小さい、偏平形状であるし、ガ
タッキも小さいので、掃除もしやすい形となっている。

又、回転軸は耐熱性・′機械的強度が機能的に必要で、
係止体は、機械的強度・寸法精度・耐摩耗性等が主とし
て要求される。例えば３ｏｏ０Ｃ以上の雰囲気中で使用
可能な成形トオ料となると極端に限定され、寸法精度・
単位重量当りの価格・機械的強度等、一般樹脂拐料と比
較して、使いづらい面も多いが、回転軸と係止体の２部
品を組み合わせて使用する事によって、係止体は、同転
軸はど温度−Ｌ冒もないので、機械的強度・寸法精度・
Ｗ卜ｊ摩耗性等に優れた一般樹脂月料を利用出来るので
、量産性も良く安価に、機能を十分病たす品質・１１久
件の良い装置が実現出来る。叉、第３６〈１から解かる
様に、電動機１の回転を係１Ｆ体８の（糸合部１８を介
して、回転力連絡体１７は伝達しているが、この時、係
合部のみ接触した形となっているので、もし、回転軸が
異常に発熱しても、係止体と回転力連絡体間には、断熱
空間があるので、熱は電動機へは伝わりにくくなるので
、温度士腎による巻線低粒の変化や磁石の磁力減衰によ
る回転トルクの低下も押さえられる。又、同じく第３図
から解かるよ、うに、回転連結体１７は係ＩＩ一体８を
覆う形で連結するので、回転力連絡体の外周部を案内に
しながら、組立てする事が出来るので、組立作業性も良
好な物が実現出来た。以十の様な数々の効果を発揮する
ものである。

発明の効果 以上の様に本発明によれば、次の効果をｆ４Ｊる事が出
来る。

（１）調理市内の回転軸のガタッキを小さく管理出来る
ので、商品性も良く、その結果、調理庫との晴間も小さ
いので、水・煮汁等の流出を少なくする１丁が出来る。

。 （２）回転ｌ１ｂｂ　ｔｄ使用台が容易にはずせない構
造としているのて、破損・紛失さらにｊ・ま、未装着に
よる異常使用をされる心配がないので、故障も少なく１
安全性も向ヒする。

（３）係止体に気密性を持った四部を構成出来るので、
回転軸周囲から流出した水等をそこへ溜められるので、
電動機への流出を防ぐ事が出来る。

溜った水等は、調理庫・回転軸の熱等により自然乾燥す
るので手入れをする必要もない。

１４）係止体と回転力連絡体は［Ｌ較的ラフな形で係合
しており、起動時などはその部分に相当なカが働らくが
、係止体の外周部で係合部を構成出来るので、大きな回
転トルクでも伝達可能になる。

（６）回転軸と係上体をそれぞれ異種の材料で、その機
能に見合一つだ形で選択出来るので、品質・ｌ１１ト１
久性・商品性・ｌ産性等の良いものが１０価に実現出来
る。

（６）係１１体と、電動機の回転を伝達する回％、力連
絡体とは、ある空間を設けながら構成てメ゛、るので、
電動機に対して断熱効果がＩ［Ｊ］　’ｆ！ｉ出来〉′
、ので、電動機に温度の影−響は少ないので、トル″・
の損失も少なく、小さい電動機を使用出来、−５１の結
果、省スペース・省エネ・低コスト化が実現”Ｔ能とな
る。

（７）係１１４体を覆う様な形で、回転力連絡体と連結
するので、組立時１回転力連絡体の外用１；１ｔを案内
にする巾が出来、作業が容易である。

【図面の簡単な説明】

第１図は？ｉＣ来゛の高周波加熱装置の回転装置の要部
断面図、第２図は同要部拡大側面図、第３図は本発明の
一実施例である高周波加熱装置の回転装置の要部断面図
、第４図は同回転載置台部分の断面図、第６図（２Ｌ）
　、　（ｂ）　、　（ｅ）は同回転軸の平面図、正面図
、底面図、第６図（ＩＬ）　、　（ｂ）　、　（Ｃ）は
間係１に体の平面図、正面図、底面図である。 １・・・・・・電動機、４・・・・・・調理匣、６　・
・回転載置ｔ？、７・・・・・・回転軸、８・・・・・
・係止体、１６・・・・・・係止体の四部、１７・・・
回転力連絡体、１８・・・係止体の係合部。 代理人の氏名　弁理１　中　尾　敏　男　ほか１名第１
図 ｄ 第　３　図 第５図　　　　第 ６図 ７ ２δ ６

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）食品に高周波エネルギーを供給する／こめの高周
   波エネルギー発生手段と、加熱する空間である調理庫と
   、前記食品を載せて庫内を回転する回転載置台と、前記
   回転載置台の駆動源である電動機と、調理庫底面のほぼ
   中央部に設けられた穴を貫通する位置に設けられ　前記
   回転載置台との係合部を有する回転軸と、前記回転軸を
   前記調理庫に回転自在に保持する係止体とを備え、前記
   係上体は電動機の出力軸あるいは、前記電動機の回転力
   を伝達するべく設けられた回転力連絡体との係合部を有
   する高周波加熱装置。
2. （２）１回転軸と係上体とは、異種の４′Ａ質に」、り
   構成されたと者套糠激士≠造特許請求の範囲第１項記載
   の高周波加熱装置。
3. （３）係ｄ―体は、調理庫の回転軸貫通穴と対応した位
   置でかつ穴径よりも大きい四部を上向きに設ける構成と
   した特許請求の範囲第１項記載の高周波加熱装置。