JPS5987144A - 高強度耐摩耗性部材の製造方法 - Google Patents
高強度耐摩耗性部材の製造方法Info
- Publication number
- JPS5987144A JPS5987144A JP19677582A JP19677582A JPS5987144A JP S5987144 A JPS5987144 A JP S5987144A JP 19677582 A JP19677582 A JP 19677582A JP 19677582 A JP19677582 A JP 19677582A JP S5987144 A JPS5987144 A JP S5987144A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- layer
- density
- wear
- powder
- chill
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
- Other Surface Treatments For Metallic Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はスチール/材の表面にC,Si笠を塗をして溶
用チル化さけることによって前記表面にデル層を形成し
、あるいよチル層形成後、焼鈍することによって鋳鉄層
を形成し、白摩耗性を高めた高強度耐摩耗性部材に関り
るちのである。
用チル化さけることによって前記表面にデル層を形成し
、あるいよチル層形成後、焼鈍することによって鋳鉄層
を形成し、白摩耗性を高めた高強度耐摩耗性部材に関り
るちのである。
ビスヘンリング、タベツ〜、ロッカーアーム笠の内燃機
関用の各種部品、あるいはコンブレソリ部品、ブロッカ
ーリング等は削摩耗性ど機械的強度の要求されるもので
あるが、そのような耐摩耗性ど低域的強度を兼ね備えた
材料の従九のもののひとつどじて、スチール母材の表角
に高硬良の金属、特にMoヲ溶射して表面層に局部重に
耐摩耗性をもたけたしのがあった、しかるにこのMo溶
用法には種々の問題点がある。すなわちMoは原訓費が
高価であり、高硬痕の為に難切削であることを始めとし
て、気孔が存在りるため酸化あるいは腐食の進行を内部
に向けて、溶射粒子の脱落あるいは本体からの剥離が発
生しやづい。
関用の各種部品、あるいはコンブレソリ部品、ブロッカ
ーリング等は削摩耗性ど機械的強度の要求されるもので
あるが、そのような耐摩耗性ど低域的強度を兼ね備えた
材料の従九のもののひとつどじて、スチール母材の表角
に高硬良の金属、特にMoヲ溶射して表面層に局部重に
耐摩耗性をもたけたしのがあった、しかるにこのMo溶
用法には種々の問題点がある。すなわちMoは原訓費が
高価であり、高硬痕の為に難切削であることを始めとし
て、気孔が存在りるため酸化あるいは腐食の進行を内部
に向けて、溶射粒子の脱落あるいは本体からの剥離が発
生しやづい。
特にMoの酸化物は気化渇但が低く、この!向が著しい
。また気孔はエッジ効果によりフラックの発生魚どなり
やすく、発生したクシツクの伝!経路どなり溶則層の強
度を低下させる。さらに溶用の場合、完全な冶金学的結
合ではなく幾域的結合が主体であるため、衝撃によるハ
クリの危険性が高い。
。また気孔はエッジ効果によりフラックの発生魚どなり
やすく、発生したクシツクの伝!経路どなり溶則層の強
度を低下させる。さらに溶用の場合、完全な冶金学的結
合ではなく幾域的結合が主体であるため、衝撃によるハ
クリの危険性が高い。
本発明は斯くの如さ欠点を有するMo溶射を角したスチ
ールに代わって、安価−耐摩耗性と機械的弾痕を!ね備
えた口利を捉供することを目的とづる。
ールに代わって、安価−耐摩耗性と機械的弾痕を!ね備
えた口利を捉供することを目的とづる。
而しく本発明に係る材料について詳述すれば、まづスヂ
ール母祠の表面にC,Si等を塗布シた後、高密度ビー
ムニにり溶+ゾル化させることによって前記表面にデル
層を形成りる。あるいはプル層形成後隅鈍づるか、又は
溶融後徐冷することによってスチ一ル母月表面に黒鉛を
析出ざぜ鋳鉄層を形成りろものであり、デル層ど鋳鉄層
の両省とも高硬麿、耐摩耗性良好てあり、またこれらの
層は表面のみに形成覆るためにスプール用月の有づる強
靭性は損なわれない。さらに、チル層は耐スカツノイン
グ性も優れでおり、鋳釘薯にあっては黒鉛を含むために
切削性が+く、衝撃に対りる減衰能も高い。
ール母祠の表面にC,Si等を塗布シた後、高密度ビー
ムニにり溶+ゾル化させることによって前記表面にデル
層を形成りる。あるいはプル層形成後隅鈍づるか、又は
溶融後徐冷することによってスチ一ル母月表面に黒鉛を
析出ざぜ鋳鉄層を形成りろものであり、デル層ど鋳鉄層
の両省とも高硬麿、耐摩耗性良好てあり、またこれらの
層は表面のみに形成覆るためにスプール用月の有づる強
靭性は損なわれない。さらに、チル層は耐スカツノイン
グ性も優れでおり、鋳釘薯にあっては黒鉛を含むために
切削性が+く、衝撃に対りる減衰能も高い。
ここでプル層の形成過稈を+明する。よりスプール母祠
にC,Si粉を塗布した後、TIGアークぞの他の高密
度エネルギービーノによりスブールどC,Siを同時に
溶かし、スチール中にC、Siを固溶させる。その際、
スチール母材表層およびC,Siは瞬時に溶融し、にた
ビームの熱集中性が良い為に溶融部以夕の母材の温度は
あまり−冒しない。この為に、急速溶した部分は母材の
冷却効果によって急冷され、チル相織が形成されるもの
である。
にC,Si粉を塗布した後、TIGアークぞの他の高密
度エネルギービーノによりスブールどC,Siを同時に
溶かし、スチール中にC、Siを固溶させる。その際、
スチール母材表層およびC,Siは瞬時に溶融し、にた
ビームの熱集中性が良い為に溶融部以夕の母材の温度は
あまり−冒しない。この為に、急速溶した部分は母材の
冷却効果によって急冷され、チル相織が形成されるもの
である。
さらに本発明においては、形成されるチル層および鋳鉄
層中にはCが2.0〜5.5%、Siが0.9〜3.5
%の範囲で含酊まれるように、C、Si粉の塗布吊を調
整し、あるいはまた、ての塗布の際にはCr、W、Nb
、Mo、D、B、V、Cu、Ni分も数量添加づるもの
である。
層中にはCが2.0〜5.5%、Siが0.9〜3.5
%の範囲で含酊まれるように、C、Si粉の塗布吊を調
整し、あるいはまた、ての塗布の際にはCr、W、Nb
、Mo、D、B、V、Cu、Ni分も数量添加づるもの
である。
C、Siの限定理由を延べる。Cは2.0〜5.5%で
あるが、5.5%超となるとチル層および特鉄層の初刊
が劣干し、にたC粉の塗布量を多く−過ぎるどビームの
衝撃による飛散が多くなり、Cの歩留乏りがかえつて悪
くなるので5.5%を限度どづるらのである。また2、
0%未満では炭化勺の析出量、さらには焼戻し黒鉛の析
出量が減少し難切削となる。またC量が低下することに
よって耐摩粍性も劣−づるしのでする。Siは0.9−
4.0%であるが、4.0%超の場合、チル層および鋳
鉄層中のフェライト量が人となり、硬身および耐摩耗性
が成子する。また0.9%未満となるど力鈍〜に黒鉛化
が行なわれにくくなるものである。ての曲の添加元素に
ついては、Cr、W、Nb、V、Bは高硬度の崩化物を
形成し、チル層の耐摩耗性をよりいっそう向上させる。
あるが、5.5%超となるとチル層および特鉄層の初刊
が劣干し、にたC粉の塗布量を多く−過ぎるどビームの
衝撃による飛散が多くなり、Cの歩留乏りがかえつて悪
くなるので5.5%を限度どづるらのである。また2、
0%未満では炭化勺の析出量、さらには焼戻し黒鉛の析
出量が減少し難切削となる。またC量が低下することに
よって耐摩粍性も劣−づるしのでする。Siは0.9−
4.0%であるが、4.0%超の場合、チル層および鋳
鉄層中のフェライト量が人となり、硬身および耐摩耗性
が成子する。また0.9%未満となるど力鈍〜に黒鉛化
が行なわれにくくなるものである。ての曲の添加元素に
ついては、Cr、W、Nb、V、Bは高硬度の崩化物を
形成し、チル層の耐摩耗性をよりいっそう向上させる。
さらにBの添加によって生じたBCは熱分解が容易であ
り、焼戻しの際の黒夕の析出を促進りるものである。ま
たMo、Cu、Niはチル層、鋳鉄層の基地強化に寄り
覆る。
り、焼戻しの際の黒夕の析出を促進りるものである。ま
たMo、Cu、Niはチル層、鋳鉄層の基地強化に寄り
覆る。
第1図は、相手伺およびスプール母材として浸炭焼入鋼
(JIS規格、SC〜4115H)を選び、従来のNo
溶剣祠と木光明に系る材料をスカツノインク試験に供し
た結果の比較である。試料の番弓付けは以下の通りとし
た。
(JIS規格、SC〜4115H)を選び、従来のNo
溶剣祠と木光明に系る材料をスカツノインク試験に供し
た結果の比較である。試料の番弓付けは以下の通りとし
た。
No.1・・・Mo溶剣材
No.2・・・本発明祠(C:3.0、Si:2.5、
Mn:0.4)No.3・・
・ 〃 (C:3.0、Si:2.5、
Mn:0.4、Cr:1.
0、Cu:0.5)No.4・・・ 〃
(C:3.0、Si:2.5、
Mn:0.4、Cr:1.
0、Mo:0.4)試料No.1〜4を平向接触辿り摩
耗試験機における固定片とし、−れら固定片を相千伺す
なわら受炭焼入用で製作された円轍払試料に月接し、で
の圧接面に対し出口潤!油を供給しつつ円板状試料を回
転させた。而−25kg/mm2よりスター〜しで5k
g/mm2ずつ伺重を加えてスカッフィング発生+の限
界面圧を測定したちのである。
Mn:0.4)No.3・・
・ 〃 (C:3.0、Si:2.5、
Mn:0.4、Cr:1.
0、Cu:0.5)No.4・・・ 〃
(C:3.0、Si:2.5、
Mn:0.4、Cr:1.
0、Mo:0.4)試料No.1〜4を平向接触辿り摩
耗試験機における固定片とし、−れら固定片を相千伺す
なわら受炭焼入用で製作された円轍払試料に月接し、で
の圧接面に対し出口潤!油を供給しつつ円板状試料を回
転させた。而−25kg/mm2よりスター〜しで5k
g/mm2ずつ伺重を加えてスカッフィング発生+の限
界面圧を測定したちのである。
(試験条件)
潤滑油量:0.5l/min
潤滑油:SAE#30+白幻油(1:1)摩耗由庶:5
m/sec この結末から明らかなように本発明の部材は従来技術の
Mo溶射月に凹敵りる耐摩耗性を示した。
m/sec この結末から明らかなように本発明の部材は従来技術の
Mo溶射月に凹敵りる耐摩耗性を示した。
第1図はMo溶射材ど木光明ニ係る材料との耐スカッフ
rング比較試験の結果を示すグラノである。 特許出願人 口木ビス−シリング株式会社
rング比較試験の結果を示すグラノである。 特許出願人 口木ビス−シリング株式会社
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 (1)スチール用手表面にC粉及びSi粉を塗+シた後
、高密度ビームにより溶用チル化させる−どによって前
記母祠表層にチル層を形成りとごとを特徴どする高強度
耐摩耗性部号。 (2)前記チル層中にC:2.0〜5.5%、Si:0
.9〜3.5%を介右りることを特徴とする前記特許請
求の範囲第1項記載の高強度耐摩耗性部材。 托+部祠。 (3)フプール用材表面にC粉及びSi扮を塗布した後
、高密!ビームこより溶用さけ++記母+人層にプル層
を形成し、さらにての後焼鈍処理をづることによって前
記母材人層に鋳鉱層を形成りるか、又は前記高密瓜ビー
ムによる溶融接、徐冷づることによって前記母材表層に
鋳鉄層を形成することを特徴どりる高密度耐淳耗性部材
。 (1)鋳鉄層中にC:2.0〜5、5%、Si:0.9
〜3.5%を含有づることを特徴とづる前記性許請求の
範囲第3項記載の心強良耐摩耗性部材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19677582A JPS5987144A (ja) | 1982-11-11 | 1982-11-11 | 高強度耐摩耗性部材の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19677582A JPS5987144A (ja) | 1982-11-11 | 1982-11-11 | 高強度耐摩耗性部材の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5987144A true JPS5987144A (ja) | 1984-05-19 |
JPH031384B2 JPH031384B2 (ja) | 1991-01-10 |
Family
ID=16363420
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19677582A Granted JPS5987144A (ja) | 1982-11-11 | 1982-11-11 | 高強度耐摩耗性部材の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5987144A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8231742B2 (en) | 2006-12-27 | 2012-07-31 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Iron-based composite material and method of manufacturing iron-based composite material |
Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS50812A (ja) * | 1972-11-14 | 1975-01-07 | ||
JPS5011931A (ja) * | 1973-06-08 | 1975-02-06 | ||
JPS5165013A (en) * | 1974-11-30 | 1976-06-05 | Goetzewerke | Rootariienjinno mitsupeisaichohen |
JPS5266834A (en) * | 1975-12-02 | 1977-06-02 | Nippon Steel Corp | Surface coating method of iron* steel and their products |
JPS54149012A (en) * | 1978-05-15 | 1979-11-21 | Agency Of Ind Science & Technol | Double centrifugal cast pipe for geothermal power generation use |
JPS55148752A (en) * | 1979-05-11 | 1980-11-19 | Nippon Steel Corp | Formation method of coating on metal surface |
JPS57131357A (en) * | 1981-02-04 | 1982-08-14 | Mazda Motor Corp | Local surface hardening method for ferrous parts |
-
1982
- 1982-11-11 JP JP19677582A patent/JPS5987144A/ja active Granted
Patent Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS50812A (ja) * | 1972-11-14 | 1975-01-07 | ||
JPS5011931A (ja) * | 1973-06-08 | 1975-02-06 | ||
JPS5165013A (en) * | 1974-11-30 | 1976-06-05 | Goetzewerke | Rootariienjinno mitsupeisaichohen |
JPS5266834A (en) * | 1975-12-02 | 1977-06-02 | Nippon Steel Corp | Surface coating method of iron* steel and their products |
JPS54149012A (en) * | 1978-05-15 | 1979-11-21 | Agency Of Ind Science & Technol | Double centrifugal cast pipe for geothermal power generation use |
JPS55148752A (en) * | 1979-05-11 | 1980-11-19 | Nippon Steel Corp | Formation method of coating on metal surface |
JPS57131357A (en) * | 1981-02-04 | 1982-08-14 | Mazda Motor Corp | Local surface hardening method for ferrous parts |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8231742B2 (en) | 2006-12-27 | 2012-07-31 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Iron-based composite material and method of manufacturing iron-based composite material |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH031384B2 (ja) | 1991-01-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2008522039A (ja) | 耐クラック性を有する溶着可能なコバルト系合金 | |
JP5861335B2 (ja) | 耐食性に優れた溶接継手 | |
EP0147422A1 (en) | Tough, wear- and abrasion-resistant, high chromium hypereutectic white iron | |
FI103416B (fi) | Austeniittinen ruostumaton teräs, jonka työstettävyys on hyvä ja kylmä muovattavuus parannettu | |
US4177324A (en) | Hard facing of metal substrates using material containing V, W, Mo, C | |
US2507195A (en) | Composite surfacing weld rod | |
CN109434321B (zh) | 一种埋弧焊药芯焊丝及其制备方法 | |
JPS5987144A (ja) | 高強度耐摩耗性部材の製造方法 | |
RU2608011C1 (ru) | Модификатор для сварочных материалов | |
MX2015005436A (es) | Valvula de motor. | |
US2323711A (en) | Welding electrode | |
US4216816A (en) | Aluminothermic welding of austenitic manganese steel | |
KR960000413B1 (ko) | 표면 경화 육성 용접용 플럭스 코어드 와이어(Flux Cored Wire) 및 융착금속 | |
US2026468A (en) | Weldrod | |
US4446196A (en) | Hard facing composition for iron base alloy substrate using VC, W, Mo, Mn, Ni and Cu and product | |
KR100427545B1 (ko) | 서브머지드 아크 용접용 소결형 플럭스 | |
JPH0128826B2 (ja) | ||
JPS62174388A (ja) | デイスクロ−タおよびその製造方法 | |
EP0494977B1 (en) | Method of modifying the surface of a substrate | |
CN104339101B (zh) | 单面埋弧焊用焊剂 | |
JP2839596B2 (ja) | 耐摩耗性摺動部材の製造方法 | |
US2189131A (en) | Ferrous alloys | |
JPS6012296A (ja) | サブマージアーク硬化肉盛溶接用複合ワイヤ | |
JPH0454557B2 (ja) | ||
US2208118A (en) | Ferrous alloy |