JPS5987121A - フイルムの処理方法 - Google Patents

フイルムの処理方法

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Publication number
JPS5987121A
JPS5987121A JP19681882A JP19681882A JPS5987121A JP S5987121 A JPS5987121 A JP S5987121A JP 19681882 A JP19681882 A JP 19681882A JP 19681882 A JP19681882 A JP 19681882A JP S5987121 A JPS5987121 A JP S5987121A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
roll
heating roll
width direction
shrinkage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP19681882A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Narumoto
鳴本 博史
Hiroo Mizobata
溝端 弘雄
Hiroshi Tomita
冨田 博史
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Teijin Ltd
Original Assignee
Teijin Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Teijin Ltd filed Critical Teijin Ltd
Priority to JP19681882A priority Critical patent/JPS5987121A/ja
Publication of JPS5987121A publication Critical patent/JPS5987121A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、機械方向或は機械方向・幅方向の両軸方向に
比較的高度に延伸配向されたテンシライズドフィルムの
製造方法に有効な熱処理技術に係わる。高度な配向化を
伴ったフィルムでは機械方向(以下縦方向、長手方向等
という場合もある)に弛緩熱処理を施して、熱的マJ法
安定性を与え、高温下で収縮し易い性質を改善すること
が望ましい。本発明は、このような寸法安定化のための
弛緩熱処理に関する技術である。
縦弛緩熱処理を合成樹脂フィルムに有す方法には、両側
端をクリップ等で把持しkから、フィルムの供給速度よ
りも遅い引取速度でフィルス、を引取υながら速度差に
対応した収縮処理をステンター内において施す熱処理法
と、供給手段と引取手段との間に設けた加熱ロールにフ
ィルムを接するように滑らせて、供給速度と引取速度と
の差に応じた熱収縮を施す加熱ロール収縮処理法とがあ
るが、本発明はこの後者の処理方法の改良技術である。
加熱ロールを使用する熱処理方法は、フィルムの長手方
向に沿った収縮しわが発生し易い問題がある。この[7
わは加熱ロール上で)・イルムが加熱されるに伴って起
きる幅方向の収縮に原因があり、幅方向のフィルム挾持
張力が低い加熱ロール処理方式では回避し稚いものであ
る。
従って、加熱ロール処理に伴うフィルムの縦(長手)方
向のしわは、加熱ロールーヒでフィルムが幅方向に滑り
易い状態にあるか(フィルム表面に微細な突起などがあ
って滑り易い場合)、又はフィルス・が相肖厚く木質的
にしわになシnいものであるか、又はフィルムが幅方向
に大きな収縮を呈するものでないβ[yす、しわ先生を
回避できないものであった。
本発明者は、加熱ロールによるフィルス、の熱処理法に
おいて、収縮しわの生じない8f!1を種々検討した結
果、過熱発見できだか処理斉件を基礎に本発明に到達し
たものである。
従来技術を含めて、一般Cで、フィルムは幅方向に高倍
率に延伸されると、熱処岬時に収縮し易く、加熱ロール
上でフィルス、が幅方向(ロール軸方向)に清らないと
、収縮しわとなる。従って、幅方向に収縮しFt、いフ
ィルムでは縦方向のしわは少なく、高収縮性のフィルム
&:F L ワニなり易い傾向がちる。ところが、加熱
ロールに接する直前のフィルス、に幅方向に僅か緊張を
力えておくと、加熱ロールに接触した際のフィルムの幅
方向の収縮応力が高まり、収縮しわが発生しないという
驚くべき現象を見い出した。
結局、フィルムの幅方向成分の応力がある程度の水準以
上となるようが条件(フィルムの表面の滑り易さ、加熱
温度、幅方向の収縮率、長手方向の所定の収縮処理条件
などにより一義的に幅方向成分の張力を決め得ない)で
あれば、収縮熱処理に際して縦方向の収縮しわを回避で
きるものであるっ 即ち、本発明は、二軸延伸された合成樹脂フィルムに加
熱ロールを用いて収縮熱処理を施す熱安定性を有するフ
ィルムの製造に際し、加熱ロールに接する直前において
フィルムに幅方向の緊張を加え、次いで該フィルムを該
加熱ロールに接触させて機械方向に所定の収縮を施すこ
とを特徴とするフィルムの処理方法である。
次に図面で本発明方法を説明する。
第1図は実施態様を示す斜視図である。加熱ロール(1
)に巻かれるフィルム(2)の両端に2対のフリーロー
ル(3)がフィルム(2)をニップする様装置し、フィ
ルムの進行方向に対し該フリーロールの中心線を傾は両
端のフィルムをそれぞれ外側へ引張する事により加熱ロ
ール」二で幅方向に熱収縮する為に起るしわを防+)−
する事が可能となる。
加熱ロールの前に設けるニップロールは走行フィルムを
把持し、硬質クロムメッキと耐熱性ゴム被覆ロールの組
合せによるものが好オレい。
ニップロールを使用しないと、しわ固着が生じ操業が困
難となる。従って、2軸延伸したフィルムの長手方向の
弛緩熱処理ではフィルムのニップ位置にフィルムが導入
されなければ好ましい結果が得られない。
前述の2ζBのフリーロールにより、フィルムの幅方向
成分の引張・緊張を−jiえるのと同様に、しわの発生
を防止する機構として、第2図に示すような所定の曲率
を有するゴムロール(4)を使用することができる。寸
だ第3図に示すようなフィルムの中央から外向きに蝉旋
状の溝を設けたしわ伸し用ゴムロール(5)を使用する
こともできる。いずれの方式にしても、2軸延伸したフ
イルノ・に幅方向成分をもつ緊張を施し、負荷した緊張
が消失しないうちに加熱ロールに接触せしめて縦弛緩す
ることが不可欠である。
実施例 フリーロールは直径60朋のロールで1組の1方は金属
で1方はゴムロールである。ニップ幅は30〜50問程
度でニップ圧は15〜20に9 、傾き角度はフィルム
幅方向に対して3〜7゜である。該フリーロール(3)
の位置は極力加熱ロール(1)K近い方が効果が発現し
易い。
いずれにしても、緊張したフィルムの応力が緩和しない
うちに加熱ロールに接触させなければならない。緊張の
程度はフィルムが幅方向に0.1〜3%程度伸張する条
件が好ましい。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本発明の実施例を示す斜視図である
。図面においてlは加熱ロール、2けフィルム、3けニ
ップロール、4はペントロール、5は螺旋溝つきロール
である。まだ矢印はフィルムの走行方向を示す。 特許出願人 帝人株式会社

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)  二軸延伸された合成樹脂フィルムに加熱ロー
    ルを用いて収縮熱処理を施す熱安定性を有するフィルム
    の製造に際し、加熱ロールに接する直前においてフィル
    ムに幅方向の緊張を加え、次いで該フィルムを該加熱ロ
    ールに接触させて機械方向に所定の収縮を施すことを特
    徴とするフィルムの処理方法。
  2. (2)  合成樹脂フィルムの各々の側端近傍をそれぞ
    れ把持し得る2対のニップロールを加熱ロールに該フィ
    ルムが接する直前に設け、該ニップロール例より該フィ
    ルムに幅方向外向きに緊張を加えることがら々る特許請
    求の範囲第1項記載のフィルムの処理方法。
  3. (3)  ニップロールの一方の表面は金属でちシ、ま
    た他方のロール表面はゴム被覆されでなる2対のニップ
    ロールを用いることからなる特許請求の範囲第2項記載
    のフィルムの処理方法。
  4. (4)  加熱ロールの直前にベントノζ−またはベン
    トロールを設け、該ベントパーまたけ該ペントロールに
    よってフィルムに幅方向の緊張を加えることからなる特
    許請求の範囲第1項記載のフィルムの処理方法。
  5. (5)  加熱ロールの直前に螺旋状の溝が設けられた
    しわ伸し用ゴムロールを設け、該ゴノ・ロールによって
    フィルムに幅方向の緊張を加えて熱収縮処理を施すこと
    からなる特許請求の範囲第1項記載のフィルムの処理方
    法。
JP19681882A 1982-11-11 1982-11-11 フイルムの処理方法 Pending JPS5987121A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62105716A (ja) * 1985-11-05 1987-05-16 Kasai Kogyo Co Ltd 自動車用内装部品
JPS62268629A (ja) * 1986-05-19 1987-11-21 Teijin Ltd 熱可塑性樹脂フイルムの熱処理方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5748374A (en) * 1980-09-08 1982-03-19 Hidetomo Okamura Selecting mechanism for automatic weighing selecting device for food

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JPH0380620B2 (ja) * 1986-05-19 1991-12-25 Teijin Ltd

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